JP3716658B2 - 集塵ダストの空気輸送前処理方法 - Google Patents

集塵ダストの空気輸送前処理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP3716658B2
JP3716658B2 JP07060599A JP7060599A JP3716658B2 JP 3716658 B2 JP3716658 B2 JP 3716658B2 JP 07060599 A JP07060599 A JP 07060599A JP 7060599 A JP7060599 A JP 7060599A JP 3716658 B2 JP3716658 B2 JP 3716658B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dust
dust collection
pretreatment method
air transport
sludge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP07060599A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000266474A (ja
Inventor
完二 相沢
政人 水藤
俊生 藤村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
JFE Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JFE Steel Corp filed Critical JFE Steel Corp
Priority to JP07060599A priority Critical patent/JP3716658B2/ja
Publication of JP2000266474A publication Critical patent/JP2000266474A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3716658B2 publication Critical patent/JP3716658B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P10/00Technologies related to metal processing
    • Y02P10/20Recycling
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P10/00Technologies related to metal processing
    • Y02P10/25Process efficiency

Landscapes

  • Refinement Of Pig-Iron, Manufacture Of Cast Iron, And Steel Manufacture Other Than In Revolving Furnaces (AREA)
  • Waste-Gas Treatment And Other Accessory Devices For Furnaces (AREA)
  • Air Transport Of Granular Materials (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電気炉をはじめとする金属精錬炉で発生する集塵ダストを空気輸送するにあたり、それを空気輸送に適した大きさの粒体とする集塵ダストの空気輸送前処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
電気炉などの金属精錬炉のダストを空気輸送する従来技術としては、例えば本出願人が先に提案した特開平2−30709号公報に記載されるものがある。この従来技術では、空気輸送しにくい集塵ダストと、空気輸送し易い他の精錬剤とを、乾燥状態でミキサーにより混合し、全体として空気輸送できるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来技術では、輸送しにくい集塵ダストの混合比率を増やすと、所謂インジェクションタンクや輸送配管内で圧密、棚吊り、詰まり等が発生して空気輸送ができなくなることがある。また、必ず他の粒体と混合する必要があるが、混合したくない場合には適用できない。
【0004】
本発明は前記諸問題を解決すべく開発されたものであり、金属精錬炉の集塵ダストだけでも空気輸送できるようにすると共に、必要に応じて他のダストも同時に空気輸送したり、水処理工程のスラッジまで空気輸送したりすることができる集塵ダストの空気輸送前処理方法を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記諸問題を解決するため、本発明のうち請求項1に係る集塵ダストの空気輸送前処理方法は、金属精錬炉で発生する集塵ダストに水分及び/又はバインダーを添加して塊成化し、それを乾燥させて破砕することにより、空気輸送に適した粒度分布の粒体とすることを特徴とするものである。
【0006】
また、本発明のうち請求項2に係る集塵ダストの空気輸送前処理方法は、前記請求項1の発明において、前記金属精錬炉の集塵ダストに、他のダストを混合することを特徴とするものである。
また、本発明のうち請求項3に係る集塵ダストの空気輸送前処理方法は、前記請求項1又は2の発明において、前記金属精錬炉の集塵ダストに、水処理工程で発生するスラッジを混合し、必要に応じて水分量を調整することを特徴とするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について説明する。図1は、本発明の集塵ダストの空気輸送前処理方法の一実施形態を示すフローチャートである。本実施形態では、まず第1段階として、電気炉をはじめとする金属精錬炉の集塵ダストに、水分及び/又はバインダーを添加し、それを十分に混合して、ダスト及びバインダーの粒子群を一旦結合させる。このときの形状は、所謂ペレット、ブリケット、ケーキ等の成形体であっても、或いは混練したままの不定形のままでもよい。何れにしても、粒子群を一旦結合させ、最終的に得たい空気輸送に適した粒度より大きければよいのである。また、バインダーには、水ガラスやセメントなどを用いることができる。
【0008】
更に、金属精錬炉から得られるダスト或いはダストを湿式処理して得られたスラッジ中にはCaOが含有されているが、このCaOもバインダーの役割を果たすため、CaO含有量が多いときは水分のみを添加し、混合することで、ダスト或いはスラッジ同士を結合させ、塊成化することができる。また、前記CaO量は1%以上必要であり、好ましくは2%以上の含有量をダスト或いはスラッジが有するときには、水のみの添加で粒子群が結合視、塊成化が達成される。なお、通常、ダストやスラッジ部分は、そのままであると1μm以下の微粒子が多く存在する。この微粒子の多いダストやスラッジ類を空気輸送するときには、微粒子部分のホッパ等への棚吊りが多発して空気輸送の障害となる。本発明では、前述のように微粒子を一旦結合させ、破砕する工程を経ることにより、これら微粒子を一旦粗大化し、その後、破砕することにより空気輸送にて記する粗粒子を得て、空気輸送上の問題を解消したものである。
【0009】
次に、本実施形態の第2段階として、前記粒子群の結合体を乾燥、破砕して所望の粒度分布の粒体にする。この工程では、乾燥と破砕とを別工程としてもよいが、両工程を同時に行ってもよい。また、前記第1段階で不定形にした結合体が大きすぎると乾燥に時間がかかったり、乾燥機や破砕機に適さない場合もあるので、必要に応じて事前に解砕や粗砕を行う。なお、乾燥は、表面の付着水分がなくなる程度でよい。破砕された結合体の粒体は、空気輸送に適した粒度分布となるようにする。従って、このようにして得られた粒体は、集塵ダストのみでも空気輸送しやすいことになる。
【0010】
この前処理方法により、下記表1に示す組成で、粒径の80%以上が5μm以下の微細な電気炉ダストを水ガラス及び水分と混合して水分6%のペレットとし、500℃の熱風を用いてロータリーキルンで乾燥し、ボールミルで破砕して、水分0.2%以下で、90重量%以上が粒度10〜200μmの粒体を作り、それを空気輸送した結果、加圧タンク内で棚吊りも発生しないで、安定した空気輸送を行うことができた。
【0011】
【表1】
Figure 0003716658
【0012】
また、図2は、本発明の集塵ダストの空気輸送前処理方法の他の実施形態を示すフローチャートである。この実施形態では、前記集塵ダストに加えて、他の金属精錬炉のスラッジや水処理工程のスラッジを混合している点が異なる。ここでは、他のダストとして、他の高炉、製鋼の金属精錬炉の集塵ダストを用いた。第1段階並びに第2段階で行うことは前述と同じであるが、最終的に得られる粒体には、他のダストやスラッジが混合されているので、それらを同時に空気輸送することができる。また、特に異種のダストを混合すると、石灰などのバインダー効果を持つ成分の影響や、粒度分布の違いから、微粉同士の結合が強まる効果を期待できる場合がある。また、水処理工程で発生するスラッジも、集塵ダスト同様に、微粒子からなるので集合合体させて大きな粒にすれば、それを空気輸送することが可能となる。更に、ダスト及びスラッジの混合物にCaO量1%以上、好ましくは2%以上の含有量があるとき、水の添加のみで粒子群を結合、粗粒化が達成できることは図1の場合と同様である。また、水処理工程で発生するスラッジは一般に水分を含んでいるので、全体に添加する水分の量を少なくしたり、全く不要としたりすることができる。つまり、水処理工程のスラッジを混合するときには、必要なときだけ水分調整を行うことになる。
【0013】
この前処理方法により、従来は空気輸送が困難であった微粒の水処理工程のスラッジ(表1参照)と電気炉集塵ダストとを、バインダーにポルトランドセメントを用いて混練した後、不定形のまま天日で粗乾燥し、その後、約40mm以下に粗破砕し、更にロッシュミルで乾燥、破砕して、水分0.3%、90%以上が粒径15〜150μmの粒体を得、これを安定して空気輸送することができた。
【0014】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のうち請求項1に係る集塵ダストの空気輸送前処理方法によれば、金属精錬炉で発生する集塵ダストに水分及び/又はバインダーを添加して塊成化し、それを乾燥させて破砕することにより、空気輸送に適した粒度分布の粒体としたため、金属精錬炉の集塵ダストだけを空気輸送することが可能となる。
【0015】
また、本発明のうち請求項2に係る集塵ダストの空気輸送前処理方法によれば、金属精錬炉の集塵ダストに他のダストを混合することとしたため、それらを同時に空気輸送することができると共に、場合によっては微粉同士の結合を強めることも可能となる。
また、本発明のうち請求項3に係る集塵ダストの空気輸送前処理方法によれば、金属精錬炉の集塵ダストに、水処理工程で発生するスラッジを混合し、必要に応じて水分量を調整することとしたため、水処理工程のスラッジを同時に空気輸送することができると共に、水分の添加量を少なくすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の集塵ダストの空気輸送前処理方法の一実施形態を示すフローチャートである。
【図2】本発明の集塵ダストの空気輸送前処理方法の他の実施形態を示すフローチャートである。

Claims (3)

  1. 金属精錬炉で発生する集塵ダストに水分及び/又はバインダーを添加して塊成化し、それを乾燥させて破砕することにより、空気輸送に適した粒度分布の粒体とすることを特徴とする集塵ダストの空気輸送前処理方法。
  2. 前記金属精錬炉の集塵ダストに、他のダストを混合することを特徴とする請求項1に記載の集塵ダストの空気輸送前処理方法。
  3. 前記金属精錬炉の集塵ダストに、水処理工程で発生するスラッジを混合し、必要に応じて水分量を調整することを特徴とする請求項1又は2に記載の集塵ダストの空気輸送前処理方法。
JP07060599A 1999-03-16 1999-03-16 集塵ダストの空気輸送前処理方法 Expired - Fee Related JP3716658B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP07060599A JP3716658B2 (ja) 1999-03-16 1999-03-16 集塵ダストの空気輸送前処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP07060599A JP3716658B2 (ja) 1999-03-16 1999-03-16 集塵ダストの空気輸送前処理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000266474A JP2000266474A (ja) 2000-09-29
JP3716658B2 true JP3716658B2 (ja) 2005-11-16

Family

ID=13436390

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP07060599A Expired - Fee Related JP3716658B2 (ja) 1999-03-16 1999-03-16 集塵ダストの空気輸送前処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3716658B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000266474A (ja) 2000-09-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101644785B1 (ko) 미세한 미립자 철 캐리어의 괴상체 제조 방법
US4116679A (en) Metallized iron briquet
RU2093592C1 (ru) Способ производства холоднопрессованных брикетов из железосодержащих отходов металлургического производства
JP2003535972A (ja) 金属化されたブリケットの製造方法
JP5042586B2 (ja) 脱硫スラグを用いた粉体の造粒方法
JP4627236B2 (ja) 炭材内装塊成化物の製造方法
CN104364399B (zh) 用于由含铁颗粒制备硬化粒料的方法
JP2007284744A (ja) 焼結鉱の製造方法
US6921427B2 (en) Process for cold briquetting and pelletization of ferrous or non-ferrous ores or mineral fines by iron bearing hydraulic mineral binder
CN101466853A (zh) 用于钢铁工业的含铁副产品的工艺,以及由该工艺获得的球团及其应用
JP4022941B2 (ja) 還元鉄製造原料の成形方法
JP3716658B2 (ja) 集塵ダストの空気輸送前処理方法
JPH0525556A (ja) 焼結鉱の製造方法
JPH01162729A (ja) 燒結用ブリケットの製造方法
CN1871363B (zh) 来自硫酸盐法的TiO2残渣的用途
JP2000239752A (ja) 鉄鉱石ペレット製造法における原料処理方法
JP2002241853A (ja) 高炉用非焼成塊成鉱
JPH0971824A (ja) 非焼成塊成鉱の製造方法
JP2009030116A (ja) 高炉用鉱石原料の製造方法
JP2006265355A (ja) コークスブリケットの製造方法および該方法によって製造されるコークスブリケット
JP7207153B2 (ja) 塊成物
JP4339945B2 (ja) 強度が維持された粒状生石灰の製造方法
JPH0415278B2 (ja)
JPS629653B2 (ja)
CN116103492A (zh) 团块自发热晾干的直接还原铁生产方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040701

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050809

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050822

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees