JP3714887B2 - トリミング装置およびトリミング方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、トリミング装置およびトリミング方法に関し、特に、樹脂成形シートに成形された成形品のトリミングずれを防止するトリミング装置およびトリミング方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のトリミング装置は、本体の上方に設置されるテーブルに樹脂成形シートに形成された成形品をトリミング可能な押し切り刃型を配設するとともに、下方にこの押し切り刃型と相対面させて押し切り刃受型を配設していた。そして、樹脂成形シートに成形された成形品の成形品寸法に対応した正確なトリミングを行なうために、テーブルに対する押し切り刃型の配設位置の調整が行なわれていた。このとき、押し切り刃型をテーブルの当該押し切り刃型形状より若干大きく形成されている型固定穴に装着し、その型固定穴と押し切り刃型との隙間に適宜所定厚みの調整部材を埋めることによって押し切り刃型のテーブルに対する位置を決めるとともに同型固定穴に押し切り刃型を固定して調整を行なっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来のトリミング装置においては、適宜調整部材を取捨選択して隙間を埋めつつ押し切り刃型の位置を調整しなければならないため作業が煩雑であった。また、一旦押し切り刃型の位置調整を行なった後に、調整誤差が判明した場合、テーブルから押し切り刃型を取り外して、再度、調整部材を使用して調整を行なわなければならないとともに、位置調整が完了するまではこの作業を繰り返さなければならないため、作業効率が悪くなるといった課題があった。
【0004】
本発明は、上記課題にかんがみてなされたもので、本体自体の設置位置を調整可能とすることによって、簡易に押し切り刃型の位置調整を行なうことが可能なトリミング装置およびトリミング方法の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1にかかる発明は、所定の搬送機構にて連続的に搬送されてくる樹脂成形シートに形成された成形品をトリミング可能な押し切り刃型と、上記押し切り刃型に相対面して配設されトリミングに際して同押し切り刃型の当接を受ける押し切り受型と、上記押し切り刃型および押し切り受型を支持する本体と、上記本体を移動調整することにより、同本体の設置位置を調整する位置調整機構とを具備し、上記位置調整機構は、上記本体の上記樹脂成形シートの幅方向および水平回転方向に対する設置位置を調整可能である構成としてある。
より具体的には、上記位置調整機構は、上記本体が載置される本体載置部における上記樹脂成形シートの片側側方に配置され、同樹脂成形シートの幅方向にレール溝が形成された2つのガイドレールと、上記ガイドレール上を上記樹脂成形シートの幅方向に移動可能であり、上記本体と旋回用固定リングを介して固定される2つのガイド部材と、上記2つのガイド部材とそれぞれ連結固定され、回転動作により上記幅方向に伸縮可能な2つの調整軸とを具備し、上記本体の上記樹脂成形シートの幅方向に対する設置位置を調整するときには、上記2つの調整軸を同じ調整量だけ伸縮させる一方、上記本体の上記樹脂成形シートの水平回転方向に対する設置位置を調整するときには、上記2つの調整軸のうちの一方を伸縮させることにより、上記旋回用固定リングを中心にして上記本体を旋回移動させる。
上記のように構成した請求項1にかかる発明においては、所定の搬送機構にて連続的に搬送されてくる樹脂成形シートに形成された成形品をトリミングするに際して成形品の成形位置にトリミング位置を調整する場合、上記本体の上記樹脂成形シートの幅方向および水平回転方向に対する設置位置を調整することによってこの位置調整を可能にしている。かかる場合、成形品をトリミングする押し切り刃型と押し切り受型とを相対面させて本体に配設する。そして、樹脂成形シートに形成された成形品と押し切り刃型および押し切り受型とのトリミング位置を調整するに際しては、押し切り刃型および押し切り受型を調整するのではなく、位置調整機構にて本体の設置位置を調整する。これによって、本体の設置位置の調整を介して押し切り刃型および押し切り受型のトリミング位置に対する位置調整を行なうことが可能になる。
【0007】
本体の設置位置を調整する場合における調整方向の他の一例として、請求項2にかかる発明は、上記請求項1に記載のトリミング装置において、上記位置調整機構は、上記本体の上記樹脂成形シートの長尺方向に対する設置位置を調整可能な構成としてある。
上記のように構成した請求項2にかかる発明においては、位置調整機構にて本体の設置位置を調整するに際して、樹脂成形シートに形成された成形品の形成位置と、押し切り刃型および押し切り受型との位置関係が適切になるように樹脂成形シートの長尺方向に当該本体を移設しつつ設置位置を調整する。
【0008】
本体の設置位置を調整する場合における調整方向のさらに他の一例として、トリミング装置において、上記位置調整機構は、上記本体の上記樹脂成形シートの水平回転方向に対する設置位置を調整可能な構成としてある。
上記のように構成した発明において、位置調整機構にて本体の設置位置を調整するに際して、樹脂成形シートに形成された成形品の形成位置と、押し切り刃型および押し切り受型との位置関係が適切になるように樹脂成形シートの水平回転方向に当該本体を移設しつつ設置位置を調整する。
【0009】
位置調整機構にて本体の設置位置の調整を行なう際の手法の一例として、請求項3にかかる発明は、上記請求項1または請求項2のいずれかに記載のトリミング装置において、上記位置調整機構は、上記本体の設置位置の調整を行うに際して、作業者が手動にて調整可能な手動位置調整手段を備える構成としてある。
上記のように構成した請求項3にかかる発明においては、位置調整機構にて本体の設置位置の調整を行うにあたり、手動位置調整手段を使用する。従って、作業者は手動にてこの手動位置調整手段を操作して、本体の設置位置の調整を実施する。
【0010】
上述した方法によれば作業者が設置位置を確認しつつ調整作業を進めることが可能になる。一方、本体の設置位置に対する調整基準が決まっていれば、手動にて作業者が設置位置を確認しつつ作業を進行させる必要はなく、この基準に対して自動的に調整を行なうようにすることができる。そこで、請求項4にかかる発明は、上記請求項1または請求項2のいずれかに記載のトリミング装置において、上記位置調整機構は、所定の基準に基づいて上記本体の設置位置を自動調整する自動位置調整手段を備える構成としてある。
上記のように構成した請求項4にかかる発明においては、位置調整機構に自動位置調整手段を備えさせ、この自動位置調整手段にて所定の基準に対応した設置位置に本体を自動調整する。
【0011】
自動調整を行なう基準の一例として、請求項5にかかる発明は、上記請求項4に記載のトリミング装置において、上記自動位置調整手段は、上記自動調整する調整量を設定可能な位置調整量設定手段を備え、同自動位置調整手段は、同位置調整量設置手段にて設定された設定量を上記基準として上記本体の設置位置を自動調整する構成としてある。
上記のように構成した請求項5にかかる発明においては、自動位置調整手段に自動調整する調整量を設定可能な位置調整量設定手段を備えさせる。このとき、調整をするにあたり、この位置調整量設定手段にて調整量を設定する。そして、自動位置調整手段はこの設定された設定量を基準にして本体の設置位置を自動調整する。
【0012】
自動調整を行なう基準の他の一例として、請求項6にかかる発明は、上記請求項4に記載のトリミング装置において、上記自動位置調整手段は、上記樹脂成形シートに成形された成形品の形成位置を検出可能な成形品検出手段を備え、同自動位置調整手段は、同成形品検出手段にて検出された成形品の形成位置を上記基準として上記本体の設置位置を自動調整する構成としてある。
上記のように構成した請求項6にかかる発明においては、自動位置調整手段に樹脂成形シートに成形された成形品の形成位置を検出可能な成形品検出手段を備えさせる。このとき、調整するにあたり、成形品検出手段は成形品の形成位置を検出し、自動位置調整手段はこの成形品検出手段にて検出された成形品の形成位置を基準にして本体の設置位置を自動調整する。
【0013】
調整に際して、本体の設置位置が確認できると好適である。そこで、請求項7にかかる発明は、上記請求項1〜請求項6のいずれかに記載のトリミング装置において、上記位置調整機構は、上記本体の設置位置を表示する設置位置表示手段を備える構成としてある。
上記のように構成した請求項7にかかる発明においては、位置調整機構に設置位置表示手段を備えさせ、調整に際して、本体の設置位置を表示する。かかる場合の設置位置は所定の座標値からの絶対座標を示すものであっても良いし、調整による移動量であっても良い。
【0014】
高速に正確な設置位置の調整を行なうことが可能な手法の一例として、請求項8にかかる発明は、上記請求項1〜請求項7のいずれかに記載のトリミング装置において、上記位置調整機構は、調整する設置位置に対して概略調整を行う第一調整手段と、同第一調整手段にて調整された設置位置から微調整を行う第二調整手段とを具備する構成としてある。
上記のように構成した請求項8にかかる発明においては、位置調整機構に調整する設置位置に対して概略調整を行う第一調整手段と、同第一調整手段にて調整された設置位置から微調整を行う第二調整手段とを備えさせる。そして、位置調整するに際して、先ず第一調整手段にて大まかな設置位置までの調整を行ない、第二調整手段にて最終的な微調整を行なう。
【0015】
また、所定の搬送機構にて連続的に搬送されてくる樹脂成形シートに形成された成形品をトリミングに際して位置調整を行う手法は必ずしも実体のある装置に限られる必要はなく、その方法としても機能することは容易に理解できる。このため、請求項9にかかる発明は、所定の搬送機構にて連続的に搬送されてくる樹脂成形シートに形成された成形品をトリミングするトリミング方法であって、上記樹脂成形シートに形成される成形品をトリミング可能な押し切り刃型を相対面して配設される押し切り受型に当接させてトリミングを行うトリミング工程と、上記トリミングする成形品と上記押し切り刃型および押し切り受型との位置調整を行うに際して、同押し切り刃型および押し切り受型を支持する本体を移動調整することにより、同本体の位置を調整する位置調整工程とを具備し、上記位置調整工程は、上記本体が載置される本体載置部における上記樹脂成形シートの片側側方に配置され同樹脂成形シートの幅方向にレール溝が形成された2つのガイドレールと、上記ガイドレール上を上記樹脂成形シートの幅方向に移動可能であり、上記本体と旋回用固定リングを介して固定される2つのガイド部材と、上記2つのガイド部材とそれぞれ連結固定され、回転動作により上記幅方向に伸縮可能な2つの調整軸とを利用して、上記本体の上記樹脂成形シートの幅方向に対する設置位置を調整するときには、上記2つの調整軸を同じ調整量だけ伸縮させる一方、上記本体の上記樹脂成形シートの水平回転方向に対する設置位置を調整するときには、上記2つの調整軸のうちの一方を伸縮させることにより、上記旋回用固定リングを中心にして上記本体を旋回移動させる構成としてある。
すなわち、必ずしも実体のある装置に限らず、その方法としても有効であることに相違はない。
【0016】
以上説明したように本発明は、トリミング装置の本体の設置位置を位置調整機構にて調整可能とすることによって、簡易に押し切り刃型のトリミング位置を調整することが可能なトリミング装置を提供することができる。また、2つの調整軸の両方を同じ調整量で伸縮させることにより樹脂成形シートの幅方向に対して本体の設置位置を調整することが可能となる一方、2つの調整軸の一方のみを伸縮させることにより、樹脂成形シートの水平回転方向に対して本体の設置位置を調整することが可能となる。
さらに、請求項2にかかる発明によれば、樹脂成形シートの搬送方向に対して本体の設置位置を調整することが可能になる。
さらに、請求項3にかかる発明によれば、手動にて本体の設置位置の調整が可能になる。
さらに、請求項4にかかる発明によれば、自動で本体の設置位置の調整が可能になる。
【0017】
さらに、請求項5にかかる発明によれば、所定の設定値に基づいて自動調整を行なうことが可能になる。
さらに、請求項6にかかる発明によれば、成形品の成形状態に基づいて自動調整を行なうことが可能になる。
さらに、請求項7にかかる発明によれば、設置位置を確認しながら調整を行なうことが可能になる。
さらに、請求項8にかかる発明によれば、第一調整手段にて概略調整を行ない、第二調整手段にて微調整を行なうことにより高速に精度の良い調整を行なうことが可能になる。
さらに、請求項9にかかる発明によれば、トリミング装置の本体の設置位置を位置調整機構にて調整可能とすることによって、簡易に押し切り刃型のトリミング位置を調整することが可能なトリミング方法を提供することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
ここでは、下記の順序に従って本発明の実施形態について説明する。
(1)発明の概要について:
(2)熱成形装置の構成について:
(3)トリミング装置について:
(4)第一実施形態について:
(5)第二実施形態について:
(6)その他:
(7)まとめ:
以下、図面にもとづいて本発明の実施形態を説明する。
【0019】
(1)発明の概要について:
図1は本発明にかかるトリミング装置の技術概要を示した概要図である。
同図においては、トリミング装置Cに本体C1と押し切り刃型C2と押し切り受型C3と位置調整機構C4とを備えさせる。そして、トリミングに際してはトリミング装置Cに搬送されてきた成形品S1が成形された樹脂成形シートSに対して押し切り刃型C2と押し切り受型C3とを相互に上下動させて当該樹脂成形シートSに押し切り刃型C2を作用させる。ここで、成形品S1と押し切り刃型C2との位置関係がずれているとトリミングずれが発生し成形品S1の品質が低下する。このため、位置調整機構C4にて本体C1の設置位置を調整する。押し切り刃型C2および押し切り受型C3は本体1に支持されているので、本体C1をトリミング位置を勘案して所定の調整方向AあるいはBに移動調整することによって、押し切り刃型C2および押し切り受型C3も移動するため、適宜所望のトリミング位置に同押し切り刃型C2および押し切り受型C3を調整することが可能になる。
【0020】
(2)熱成形装置の構成について:
図2は、本発明にかかるトリミング装置が配置される熱成形装置の全体構成を示した構成図である。
同図において、熱成形装置10には工程順にシート供給装置20、ヒータ装置30、成形装置40、トリミング装置50およびスクラップ回収装置60が備えられている。かかる構成により、シート供給装置20から樹脂成形シートSを順次繰り出し、ヒータ装置30を介して成形装置40に供給すると、この成形装置40は樹脂成形シートSに対して所定の成形型をプレスすることによって当該樹脂成形シートSのシート面に成形品S1を所定間隔で形成していく。そして、型成形が終了した樹脂成形シートSはトリミング装置50に繰り出されるため、このトリミング装置50は樹脂成形シートSから成形品S1をトリミングして成形品S1を回収する。そして、スクラップ回収装置60は成形品S1がトリミングされたスクラップシートS2を巻き取って回収する。
【0021】
ここで、シート供給装置20は樹脂成形シートSを巻き回して形成されたシートロール20aを回転可能に支持しており、樹脂成形シートSを繰り出して供給することが可能になっている。また、ヒータ装置30は相対面して配設された上下ヒータ30a,30bを備えており、シート供給装置20から供給される樹脂成形シートSはこの上下ヒータ30a,30b間を通過する。このとき、樹脂成形シートSは上下テーブル30a,30bから出力される輻射熱によって加熱軟化される。成形装置40は上下型40a,40bから構成される型成形機構を備えており、ヒータ装置30にて加熱軟化された樹脂成形シートSに対してこの上下型40a,40bをプレスさせることによって型成形を実行する。また、トリミング装置50は上方に押し切り刃が備えられた押し切り刃型50aが配置されるとともに、下方にこの押し切り刃の当接を受ける押し切り受型50bが配設されている。
【0022】
そして、トリミングに際して、押し切り刃型駆動部50a1にて押し切り刃型50aを下降駆動させるとともに、押し切り受型駆動部50b1にて押し切り受型50bを上昇駆動させることによって、押し切り刃型50aと押し切り受型50bとを樹脂成形シートSを介して相互に当接させる。そして、この当接によって、同樹脂成形シートSに成形された成形品S1をトリミング可能になっている。トリミングされた成形品S1はトリミング装置50内に設置されている成形品回収装置51にて回収され、スクラップシートS2が排出される。ここで、スクラップ回収装置60は所定の巻取機構を備えており、トリミング装置50から排出されるスクラップシートS2を順次巻き取り可能になっている。本実施形態の熱成形装置10にはシート供給装置20に回転可能に支持されたロールシートから樹脂成形シートSを繰り出して、ヒータ装置30、成形装置40、トリミング装置50に連続的に樹脂成形シートSを搬送するための樹脂成形シート搬送装置70が配設されている。
【0023】
(3)トリミング装置の構成について:
ここで、トリミング装置50においては押し切り刃型50aと成形品S1との位置関係にずれがあるとトリミングずれが発生する。一方、上述したように樹脂成形シートSを樹脂成形シート搬送装置70にて連続的に熱成形装置10の上流工程から下流工程に搬送する場合、同樹脂成形シートSの周縁部分は上流工程から下流工程にかけてクランプ装置71にて連続的にクランプされた状態になっている。従って、トリミング装置50において、樹脂成形シートSの位置を調整することによって、押し切り刃型50aと成形品S1との位置関係を調整することは困難である。そこで、本実施形態ではトリミング装置50に位置調整機構を配設し、この位置調整機構にて当該トリミング装置50本体の設置位置を調整することによって、同本体に支持されている押し切り刃型50aの位置を成形品S1の形成位置に対応させるように調整してトリミングずれを防止することを可能にする。
【0024】
(4)第一実施形態について:
次に、トリミング装置50に配設される位置調整機構の第一実施形態について説明する。図3はトリミング装置50を上方から観た上面図であるとともに、図4は位置調整機構が配設されるトリミング装置50の下方側面図である。また、図5は位置調整機構の要部を上面から観た要部上面図であり、図6はこの要部を前面から観た要部前面図である。図において、トリミング装置50は、概略、本体部52とこの本体部52を載置する本体載置部53とから構成されており、本体部52はこの本体載置部53に載置されることによって設置地面から隔離され、本体載置部53上で移動調整可能になっている。ここで、本体部52は各四方隅にシリンダ支軸52aが配設されるととともに、略中央に緩衝機能を備えるエアシリンダ52bと、図3手前側および奥側の側部にクランク機構にて駆動する押し切り受型駆動部50b1が配設されている。
【0025】
そして、この押し切り受型駆動部50b1がクランク動作すると、シリンダ支軸52aにて支持されつつ、押し切り受型50bが上下動する。このとき、押し切り刃型駆動部50a1にて上下動する押し切り刃型50aと押し切り受型50bとが略当接しトリミングが実施される。一方、本体載置部53は本体部52の略シリンダ支軸52a間の長さを有するベース部53aを樹脂成形シートSの搬送方向に両側に備えており、ベース部53aの両端部上面には樹脂成形シートSの搬送方向に対して略垂直方向に形成されたレール溝53b1を有するガイドレール53bが配設されている。
【0026】
また、このガイドレール53bの上部には当該ガイドレール53bのレール溝53b1と係合し同レール溝53b1に沿って樹脂成形シートSの搬送方向略垂直方向に移動可能なガイド部材53cが載置される。ここで、図3手前側のガイド部材53cの上部には略Z形状に形成された連結部材53dの一方の端部53d1が固定されるとともに、同連結部材53dの端部53d1の上部には、一方端がこの端部53d1と固定され、他方端が本体部52のシリンダ支軸52aに溶接接続される本体接続部材53eを配設する。この本体接続部材53eは旋回用固定リング53e1を介して連結部材53dに固定されている。
【0027】
また、図3手前側には調整操作を行なうハンドル53fが配設されているとともに、このハンドル53fには当該ハンドル53fを回転動作させることによってトリミング装置50の内側方向に対して伸縮する調整軸53f1が接続されている。この調整軸53f1には連結部材53dの他方の端部53d2が固定されている。従って、ハンドル53fを調整軸53f1がトリミング装置50の内側に伸長する方向へ回転動作させると、調整軸53f1はトリミング装置50の内側方向に対して伸長する。このように調整軸53f1がトリミング装置50の内側方向へ伸長すると、この伸長によって当該調整軸53f1に固定されている連結部材53dの一方の端部53d2がトリミング装置50の内側方向に押し込まれる。
【0028】
ここで、連結部材53dの端部53d1は、ガイド部材53cに固定されているため、端部53d2がトリミング装置50の内側方向に押し込まれると、この押し込み力が端部53d1を介してガイド部材53cに伝達され、ガイド部材53cがガイドレール53bのレール溝53b1に沿ってトリミング装置50の内側方向へ移動しようとする。このとき、この移動しようとする力が旋回用固定リング53e1を介してガイド部材53cに固定されている本体接続部材53eに働き、この本体接続部材53eが本体部52を押し込むことによって、本体部52を動かす。
【0029】
このように、ハンドル53fを回転動作させつつ、連結部材53dと本体接続部材53eとを介して本体部52を動かすことにより、当該本体部52の設置位置の調整を行なう。本実施形態においては図3手前側を操作側としており、ハンドル53fを配置するとともに、図3奥側にはガイドレール53bとガイド部材53cとを配置し、操作側でのハンドル53fの操作に応じて進退動作可能になっている。
【0030】
本第一実施形態においては上述した位置調整機構を構成にて、図3右側のハンドル53fの操作と、図3左側のハンドル53fとの操作において同じ調整量に基づいて本体部52の設置位置を調整すると、同本体部52を樹脂成形シートSの搬送方向に略垂直方向に移動させることができる。また、いずれか一方のハンドル53fを操作すると、旋回用固定リング53e1を中心にして本体部52を旋回移動させることができる。従って、これらの調整を単独あるいは組み合わせることにより、本体部52に配設された押し切り刃型50aと樹脂成形シートSに成形された成形品S1との位置関係を適宜調整することが可能となり、トリミングずれを防止することが可能になる。
【0031】
上述した第一実施形態では、本体部52の配置位置を調整する手法として、ハンドル53fに配設した調整軸53f1を回転動作させることにより、この調整軸53f1の伸縮に基づいて本体部52の設置位置の調整を行なう態様を採用した。むろん、このように1つのハンドル53fおよび調整軸53f1により本体部52の設置位置の調整を行なう構成に限定されるものではなく、伸縮度合いが異なる2つの調整軸を配設しこの2つの調整軸を個々にハンドルにて伸縮動作させ本体部52の設置位置の調整を行なうようにしても良い。このとき、一方の調整軸の伸縮度合いを大きく取り、他方の調整軸の伸縮度合いを小さく取ることにより、伸縮度合いの大きい調整軸を利用して概略調整を行なうとともに、伸縮度合いの小さい調整軸を利用して微調整を行なうことによって、本体部52の設置位置への調整を高速かつ精度良く行なうことを可能にする。
【0032】
(5)第二実施形態について:
上述してきた第一実施形態においては作業者の手動によるハンドル53fの回転操作によって調整軸53f1を伸縮させることにより連結部材53dおよび本体接続部53eを介して本体部52を適宜所望の設置位置に対して調整する態様を採用した。むろん、調整軸53f1を回転動作させて適宜伸縮させる態様は手動による操作に限定されるものではなく、所定の駆動源を利用して自動的に調整を行なうようにしても良い。
【0033】
図7は自動調整を可能にする位置調整機構の概略構成を示した構成図である。また、図8は自動調整を行なう制御システムの構成を示した構成図である。図においては、位置調整機構の調整軸53f1に所定の減速機構53f2を介してサーボモータ53f3を接続する。また、制御システム100をCPU101、サーボユニット102、パルスユニット103、入力ユニット104、サーボアンプ105およびエンコーダ106を備える構成とする。そして、サーボモータ53f3にはサーボアンプ105を接続し、エンコーダ106をサーボモータ53f3の回転軸に配設することにより、サーボモータ53f3の回転量をパルスにて把握しつつ当該サーボモータ53f3の駆動制御を実行する。
【0034】
また、入力ユニット104は調整を行なうに際して、本体部52の調整量を設定値として入力することが可能になっており、作業者は図示しない操作パネル等を利用してこの設定値を入力する。設定値が入力されると、CPU101は設定値を取得するとともに、パルス入力ユニット103およびエンコーダ106を介して本体部52の現在位置を取得する。そして、取得した設定値と本体部52の現在位置とを比較して、適宜サーボユニット102に制御指令を出力する。サーボユニット102はこの制御指令に基づいてサーボアンプ105に制御電圧を出力しサーボモータ53f3を回転駆動させる。
【0035】
そして、サーボモータ53f3の回転駆動に伴い、調整軸53f1が伸縮し、本体部52の設置位置の調整が行なわれる。このとき、CPU101はエンコーダ106からのパルス出力をパルス入力ユニット103を介して入力し、サーボモータ53f3の回転駆動を介して本体部52の現在位置を取得し、この現在位置が設定値と一致した時点で制御指令を停止させ当該本体部52の設置位置の位置決めを行なう。
【0036】
上述した第二実施形態においては、作業者が操作パネル等から設定値を入力すると、制御システム100によりこの設定値に基づいて自動的に本体部52の位置調整を行なう態様を採用した。ここで、この位置調整は樹脂成形シートSに成形された成形品S1に対する本体部52の位置調整であることから、基準となるのは成形品S1の形成位置である。従って、成形品S1の形成位置が分かれば、本体部52の調整量が定まることになる。すなわち、位置調整機構にて成形品S1の位置を検出可能とすることにより、この検出した成形品S1の位置に対応して自動的に位置調整を行なうことが可能になる。
【0037】
かかる場合、例えば、トリミング装置50に本体部52とは異なる枠体に所定の基準位置を設け、この基準位置から当該トリミング装置50に搬送されてきた樹脂成形シートSに成形された成形品S1までの距離を測定可能な成形品検出センサーを配設する。そして、この成形品検出センサーによって、基準位置から同成形品S1までの距離を測定するとともに、この測定値を上述した制御システム100の入力ユニット104に入力する。そして、CPU101によって適宜サーボモータ53f3の制御を実行することによって、本体部52の設置位置の自動調整を行なうようにしても良い。
【0038】
(6)その他:
上述してきた各実施形態においては、ガイドレールを幅方向に配設し、幅方向に対する位置調整と、回転方向に対する位置調整を可能にした。むろん、調整方向はこれらに限定されるものではなく、搬送方向にガイドレールを設ければ、当該搬送方向に対する位置調整も可能であることは言うまでもない。また、調整軸53f1の伸縮量を表示可能な表示器を配設することにより本体部52の設置位置を認識できるようにしても良い。
【0039】
(7)まとめ:
このように、トリミング装置50の下方に本体部52を載置して設置地面と隔離することが可能な本体載置部53を配置するとともに、この本体載置部53に本体部52を載置しつつ同本体部52を移動可能な位置調整機構を配設することによって、本体部52の設置位置を調整可能とすることにより、樹脂成形シートSに成形された成形品S1と押し切り刃型50aとの位置関係を本体部52の設置位置の調整を介して調整することができるため、簡易に押し切り刃型50aのトリミング位置を調整することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるトリミング装置の技術概要を示した概要図である。
【図2】本発明にかかるトリミング装置が配置される熱成形装置の全体構成を示した構成図である。
【図3】トリミング装置を上方から観た上面図である。
【図4】位置調整機構が配設されるトリミング装置の下方側面図である。
【図5】位置調整機構の要部を上面から観た要部上面図である。
【図6】位置調整機構の要部を前面から観た要部前面図である。
【図7】自動調整を可能にする位置調整機構の概略構成を示した構成図である。
【図8】自動調整を行なう制御システムの構成を示した構成図である。
【符号の説明】
52…本体部
52a…シリンダ支軸
52b…エアシリンダ
52b1…押し切り受型駆動部
53…本体載置部
53a…ベース部
53b…ガイドレール
53c…ガイド部材
53d…連結部材
53d1…端部
53d2…端部
53e…本体接続部材
53f…ハンドル
53f1…調整軸
S…樹脂成形シート

Claims (9)

  1. 所定の搬送機構にて連続的に搬送されてくる樹脂成形シートに形成された成形品をトリミング可能な押し切り刃型と、
    上記押し切り刃型に相対面して配設されトリミングに際して同押し切り刃型の当接を受ける押し切り受型と、
    上記押し切り刃型および押し切り受型を支持する本体と、
    上記本体を移動調整することにより、同本体の設置位置を調整する位置調整機構とを具備し、
    上記位置調整機構は、
    上記本体が載置される本体載置部における上記樹脂成形シートの片側側方に配置され、同樹脂成形シートの幅方向にレール溝が形成された2つのガイドレールと、
    上記ガイドレール上を上記樹脂成形シートの幅方向に移動可能であり、上記本体と旋回用固定リングを介して固定される2つのガイド部材と、
    上記2つのガイド部材とそれぞれ連結固定され、回転動作により上記幅方向に伸縮可能な2つの調整軸とを具備し、
    上記本体の上記樹脂成形シートの幅方向に対する設置位置を調整するときには、上記2つの調整軸を同じ調整量だけ伸縮させる一方、
    上記本体の上記樹脂成形シートの水平回転方向に対する設置位置を調整するときには、上記2つの調整軸のうちの一方を伸縮させることにより、上記旋回用固定リングを中心にして上記本体を旋回移動させることを特徴とするトリミング装置。
  2. 上記請求項1に記載のトリミング装置において、
    上記位置調整機構は、上記本体の上記樹脂成形シートの長尺方向に対する設置位置を調整可能なことを特徴とするトリミング装置。
  3. 上記請求項1または請求項2のいずれかに記載のトリミング装置において、
    上記位置調整機構は、上記本体の設置位置の調整を行うに際して、作業者が手動にて調整可能な手動位置調整手段を備えることを特徴とするトリミング装置。
  4. 上記請求項1または請求項2のいずれかに記載のトリミング装置において、
    上記位置調整機構は、所定の基準に基づいて上記本体の設置位置を自動調整する自動位置調整手段を備えることを特徴とするトリミング装置。
  5. 上記請求項4に記載のトリミング装置において、
    上記自動位置調整手段は、上記自動調整する調整量を設定可能な位置調整量設定手段を備え、同自動位置調整手段は、同位置調整量設置手段にて設定された設定量を上記基準として上記本体の設置位置を自動調整することを特徴とするトリミング装置。
  6. 上記請求項4に記載のトリミング装置において、
    上記自動位置調整手段は、上記樹脂成形シートに成形された成形品の形成位置を検出可能な成形品検出手段を備え、同自動位置調整手段は、同成形品検出手段にて検出された成形品の形成位置を上記基準として上記本体の設置位置を自動調整することを特徴とするトリミング装置。
  7. 上記請求項1〜請求項6のいずれかに記載のトリミング装置において、
    上記位置調整機構は、上記本体の設置位置を表示する設置位置表示手段を備えることを特徴とするトリミング装置。
  8. 上記請求項1〜請求項7のいずれかに記載のトリミング装置において、
    上記位置調整機構は、調整する設置位置に対して概略調整を行う第一調整手段と、同第一調整手段にて調整された設置位置から微調整を行う第二調整手段とを具備することを特徴とするトリミング装置。
  9. 所定の搬送機構にて連続的に搬送されてくる樹脂成形シートに形成された成形品をトリミングするトリミング方法であって、
    上記樹脂成形シートに形成される成形品をトリミング可能な押し切り刃型を相対面して配設される押し切り受型に当接させてトリミングを行うトリミング工程と、
    上記トリミングする成形品と上記押し切り刃型および押し切り受型との位置調整を行うに際して、同押し切り刃型および押し切り受型を支持する本体を移動調整することにより、同本体の位置を調整する位置調整工程とを具備し、
    上記位置調整工程は、
    上記本体が載置される本体載置部における上記樹脂成形シートの片側側方に配置され同樹脂成形シートの幅方向にレール溝が形成された2つのガイドレールと、上記ガイドレール上を上記樹脂成形シートの幅方向に移動可能であり、上記本体と旋回用固定リングを介して固定される2つのガイド部材と、上記2つのガイド部材とそれぞれ連結固定され、回転動作により上記幅方向に伸縮可能な2つの調整軸とを利用して、
    上記本体の上記樹脂成形シートの幅方向に対する設置位置を調整するときには、上記2つの調整軸を同じ調整量だけ伸縮させる一方、
    上記本体の上記樹脂成形シートの水平回転方向に対する設置位置を調整するときには、上記2つの調整軸のうちの一方を伸縮させることにより、上記旋回用固定リングを中心にして上記本体を旋回移動させることを特徴とするトリミング方法。
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