JPS6026959Y2 - 押出物のトリムカツト装置 - Google Patents

押出物のトリムカツト装置

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JPS6026959Y2
JPS6026959Y2 JP18451080U JP18451080U JPS6026959Y2 JP S6026959 Y2 JPS6026959 Y2 JP S6026959Y2 JP 18451080 U JP18451080 U JP 18451080U JP 18451080 U JP18451080 U JP 18451080U JP S6026959 Y2 JPS6026959 Y2 JP S6026959Y2
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JP
Japan
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trim
extrudate
jig
tread
cuts
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JP18451080U
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JPS57105717U (ja
Inventor
勝英 川口
巌 滝口
Original Assignee
横浜ゴム株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、押出機から押出される押出物、例えばタイ
ヤのトレッド等をトリムカットして所定の左右対称な幅
にする押出物のトリムカット装置に関する。
タイヤのトレッドは、例えば第1図に示すような形状に
なっていて、押出機で成型する際、中央部から左右側端
部までの距離を互いに等しくすること、すなわち左右対
称にすることが非常に困難である。
このため、トレッドの押出時に、トレッド1の中央部に
中央位置確認部、例えばケガキ突起1aを一体に形成す
ると共に、トレッド1の左右端縁1b、lcを若干長目
に形成しておいて、押出後に、ケガキ突起1aより左右
寸法1をノギス等により正確に測定してトレッド1の左
右端縁lb、lcをカットしている。
第2図は従来のトリムカット装置を示しており、トレッ
ドの左右端縁をカットするカッタ2av2bは、一端に
バンドル3a、3bを備えた軸杆4a、4bのネジ部5
a、5bに螺合されていて、バンドル3at3bを操作
して軸杆4a。
4bを回転させることにより軸杆4a、4bに沿って移
動するようになされている。
しかしながら、上記構成のトリムカット装置によれば、
ネジ機構によりカッタ2a、2bを移動させるため、ノ
ギス等によりケガキ突起1aから左右寸法1を正確に測
定しても、その位置にカッタ2a、2bを精度よく移動
させることができず、若干の誤差が生じる問題があった
また、段替の際にあっては、押出機のトレッド押出ダイ
は常に一定位置にセットされているとは限らず、また、
グイそのものにもセンター加工のバラツキがあり、この
ため、段替後は必ずカッタ2a、2bの位置調整を必要
とする。
しかし、カッタ2a、2bの位置調整には、まず、ケガ
キ突起1aより左右寸法1をノギス等により測定して、
この後、バンドル3at3bを操作してカッタ2a、2
bを所定の位置に移動させるが、通常この操作は2〜3
回繰り返して始めて正確な位置設定がなされるため、段
替時間がかかるばかりか、所定寸法がでるまで連続して
多くの不良品を発生させる等の問題があった。
この考案は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的
とするとろは、正確でかつ迅速な幅出しができる上に、
段替時間の短縮および不良品の減少が図れる押出物のト
リムカット装置を提供することであ。
すなわち、この考案は上記目的を達成するために、トリ
ムカット間に、その間隔を押出物のサイズ毎に設定され
た幅寸法に固定する幅出し治具を設け、かつ押出物の中
央位置確認部を検出する検出器を備えて幅出し治具で間
隔が固定されたトリムカットを移動操作する機構を装備
してなることを特徴としている。
以下、この考案の一実施例を図面を参照して説明する。
第3図はこの考案のトリムカット装置Aの正面を示して
おり、このトリムカット装置Aは第5図に示すように、
押出機の押出しダイ10とトレッド引取コンベア11と
の間に設置されている。
上記トリムカット装置Aの装置フレーム12の左右垂直
片12a、12b間には、2本の互いに平行なガイドシ
ャフト13.13が設けられていて、これらガイドシャ
フト13.13には一対のカッタ取付座14a、14b
が軸線方向に移動可能に取り付けられている。
一対のカッタ取付座14a、14bの前面上部には、円
盤状のトリムカット15a、15bがそれぞれ回転可能
に取り付けられている。
これらトリムカット15a、15bは、ガイドシャフト
13.13の軸線方向に沿って移動可能でかつ互いに接
離可能であり、第4図に示すような幅出し治具16によ
りそれらの間隔が規制される。
幅出し治具16は、トレッド1のサイズ毎に用意される
もので、その中間部に設けたセンター位置決め部16a
が上記装置フレーム12の底板12 cに上記ガイドシ
ャフト13゜13と平行に移動可能に装備された治具セ
ンター受座17に着脱可能に嵌合されている。
また、幅出し治具16の両端部には左右位置決め部16
b、16bがそれぞれ設けられていて、これら左右幅位
置決め部16b、16bが上記カッタ取付座14a、、
14bの前面下部に設けた治具左右受座18a、18b
に着脱可能に嵌合されている。
したがって、段替に際し、幅出し治具16のセンター位
置決め部16aおよび左右幅位置決め部16b、16b
を治具センター受座17と治具左右受座18a、18b
に嵌合させることにより、トリムカット15a、15b
の間隔が調整される。
この考案では、上述のように、トレッド毎に用意されれ
た幅出し治具16によりトリムカット15a、15b間
の間隔を調整するように構成した点に第一の特徴がある
また、上記治具センター受座17上にはボールスプライ
ンシャフト20が立設されていて、このボールスプライ
ンシャフト20にはスライドブロック21が軸線方向、
すなわち上下方向に移動可能に取り付けられている。
スライドブロック21には同じ長さのパワタグラフリン
ク22a、22bの一端が同一のピン23を介して枢着
されている。
これらパンタグラフリンク22a、22bの他端はそれ
ぞれ上記カッタ取付座14a、14bの前面中間部にピ
ン24a、24bを介して枢着されている。
したがって、スライドブロック21を上下移動させるこ
とにより、上記カッタ取付座14a、14bが同じ距離
だけ左右方向に移動することになる。
換言すれば、一方のカッタ取付座14aを左右方向に移
動させると、他方のカッタ取付座14bがこれに追従し
て同一の距離左右方向に移動することになる。
このように上記カッタ取付座14a、14bをパンタグ
ラフリンク22at22bからなるパンタグラフ機構で
互いに連結しておけば、上記幅出し治具16の着脱が容
易に行なえる。
なお、上述のパンタグラフ機構で上記カッタ取付座14
a、14bを互いに連結しなくても、カッタ取付座14
a、14bをそれぞれ独立に移動操作させて上記幅出し
治具16を着脱ることは可能である。
さらに、上記治具センター受座17の下面には、第6図
に示すように、コ字状に構成された移動フレーム25の
下端水平片25aの先端部が連結されていて、この移動
フレーム25が治具センター受座17と共に上記ガイド
シャフト13,13と平行に移動するようになされてい
る。
移動フレーム25の上端水平片25bの先端部下面には
、上記治具センター受座17の略真上に位置してケガキ
突起光学読取器26が装備されている。
このケガキ突起光学読取器26は1、光源にレーザを用
い、また反射光量の検出にイメージセンサ−を用いて、
これらを組み合せて構成され1、ケガキ突起1aを光量
変化で検出するものである。
また、移動フレーム25の中間垂直片25cにはネジ孔
27が貫通して形成され、このネジ孔27にはサーボモ
ータ28の駆動軸の先端部に設けた移動用ネジ部29が
螺合されている。
したがって、サーボモータ28が駆動して移動用ネジ部
29が正逆回転すると、移動フレーム25が左右方向に
移動することになる。
サーボモータ28は、トレッドセンターのズレをカバー
する量だけ(大体左右方向に20ミリ程度)移動フレー
ム25を移動させ、ケガキ突起光学読取器26がケガキ
突起1aを検出したときその検出信号を受けて停止する
ようにシーケンス制御されている。
この考案では、上述のように、1対のトリムカッタ15
a、15bの中間点上に位置させたたケガキ突起光学読
取器26をケガキ突起1aに自動的に追従させてトリム
カット15a*15bをケガキ突起1aから左右に等し
い距離に位置させるように威した点に第二の特徴がある
なお、図中31は、上記トレッド引取コンベア11のコ
ンベアフレームで、上記装置フレーム12の左右垂直片
12a、12bの外側に固定されている。
また、図中321. 32 bは、上記トリムカット1
5a、15bの近傍に設けたトリムエッヂコム返しロー
ラである。
また、図中33は、上記トレッド引取コンベア11と反
対側に設置されたエッヂゴム返しベルトコンベアである
次に上記装置の作用を説明する。
まず、押出しダイ10よりこれから押し出されるトレッ
ド1に合わせて幅出し治具16を交換する。
この場合、一方のカッタ取付座14aをガイドシャフト
13.13に沿って左右方向に移動させれば、パンタグ
ラフリンク22a、22bにより他力のカッタ取付座1
4bがこれに追従して同一距離左右方向に移動する。
したがって、カッタ取付座14a、14bに設けられた
治具左右受座。
18a、18b間の間隔を幅出し治具16の左右位置決
め部16b、16b間の間隔に容易に合わすことできる
これにより、1対のトリムカット15a、15b間の間
隔が、トレッド1の左右幅(これはトリムカット後の幅
である。
)に調整され・る。
以上のように準備した後、押出しダイ10よりトレッド
1を押し出す。
このトレッド1の吐出先端がトレッド引取コンベア11
に乗ると、図示しないマイクロスイッチ等によりサーボ
モータ28が駆動を開始し、移動用ネジ部29が正逆回
転して移動フレーム25を左右方向に移動させる。
移動フレーム25の移動に伴ない、ケガキ突起光学読取
器26と、治具センター受座17と、幅出し治具16と
、トリムカット15a、15bも移動する。
ケガキ突起光学読取器26がケガキ突起1aを検出する
と、サーボモータ28が駆動を停止する。
これにより、段替後のケガキ突起1aのズレが自動的に
検出され、同時に、1対のトリムカット15a、15b
がケガキ突起1aから左右方向に等しい距離に位置する
さなわち、左右対称のトリムカット幅出しができる。
これに要する時間は段替後数秒ですむ。
そして、この状態で1対のトリムカット15a、15b
によにトレッド1の左右端縁1b、lcがカットされる
カットされたトレッド1は、トレッド引取コンベア11
で所定の場所に移送される。
また、カットされたトレッド1の左右端縁1b、lcは
、トリムエッヂゴム返しローラ32 a、 32 b
によりエッヂゴム返しベルトコンベア33に送られる。
なお、押出しダイ10により押し出されるトレッド1は
、連続吐出状態下ではケガキ突起1aの蛇行はほとんど
ない。
したがって、段替直後にケガキ突起1aを検出してl対
のトリムカット15a、15bの位置を調整するだけで
、その後の位置の補正はほとんどなくしてもすむ。
仮りに、ズレが生じたとしても、ケガキ突起光学読取器
26がこれを検出してサーボモータ28が駆動し、トリ
ムカット15a、15bの位置の補正が直ちになされる
なお、上記実施例では、ケガキ突起1aを検出するのに
、ケガキ突起光学読取器26を用いた場合を示したが、
これに限定されるものはない。
また、トレッド1の中央部にケガキ突起1aを形成した
場合を示したが、これに限定されず、例えば凹部でもよ
く、要はトレッド1の中央位置が確認できるものであれ
ばよい。
また、この考案のトリムカット装置は、上記実施例のよ
うにタイヤのトレッドに限定されず、トリムカットして
幅出しする全ての押出物に適用される。
以上説明したように、この考案に係る押出物のトリムカ
ット装置によれば、複数のトリムカット間に、その間隔
を押出物のサイズ毎に設定された幅寸法に固定する幅出
し治具を備えているので、従来の装置のように、ハンド
ルを操作してトリムカッタの位置の調整をするような手
間のかかることをしなくてもすみ、かつネジ機構を用い
る構成でないので、ネジ機構のガタ付から起因する誤差
が生じることがなく、このため幅出しを正確かつ迅速に
行なえる。
また、中央位置確認部を検出する検出器を備えて幅出し
治具で間隔が固定されたトリムカットを移動操作する機
構を備えているので、トリムカットを、中央位置確認部
から左右に距離に正確に位置させることができる上に、
従来の装置のように中央位置確認部から左右寸法をノギ
ス等で測定してトリムカッタを移動させるようなことを
しなくてもすむ。
したがって、この考案に係る押出物のトリムカット装置
によれば、押出機の生産量増大に寄与することができる
また、段替が完了するまでの不良トレッドの発生を極力
少なくおさえることができる。
さらに、段替処理に要する人員設備、動力等のロスの削
減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】 第1図はタイヤのトレッドの横断面図、第2図は従来の
トリムカット装置の正面図、第3図はこの考案に係るト
リムカット装置の一実例を示す正面図、第4図は第3図
に示された幅出し治具の拡大正面図、第5図は一部省略
して示した側面図、第6図は第4図のVI−VI線矢視
断面図である。 1・・・・・・押出物(トレッド)、1a・・・・・・
中央位置確認部(ケガキ突起)、12・・・・・・装置
フレーム、13・・・・・・ガイドシャフト、15a、
15b・・・・・・・・・トリムカット、16・・・・
・・幅出し治具、17・・・・・・治具センター受座、
25・・・・・・移動フレーム、26・・・・・・検出
器(ケガキ突起光学読取器)、27・・・・・・ネジ孔
、28・・・・・・サーボモータ、29・・・・・・移
動用ネジ部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 予め中央位置確認部が形成された押出物を、該中央位置
    確認部から左右側端部までの距離が互いに等しくなるよ
    うにトリムカットする装置において、上記押出物の左右
    巾方向に設けられたガイドシャフトに複数のトリムカッ
    トが移動可能に設けられ、これらトリムカット間には、
    それらの間隔を上記押出物のサイズ毎に設定された幅寸
    法に固定する幅出し治具が設けられ、かつ上記中央位置
    確認部を検出する検出器を備えて、上記幅出し治具で間
    隔が固定された上記トリムカットを上記ガイドシャフト
    に沿って移動操作する機構が上記トリムカットに連結さ
    れてなることを特徴とする押出物のトリムカット装置。
JP18451080U 1980-12-22 1980-12-22 押出物のトリムカツト装置 Expired JPS6026959Y2 (ja)

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JPS57105717U JPS57105717U (ja) 1982-06-29
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US4615672A (en) * 1983-12-19 1986-10-07 The Goodyear Tire & Rubber Company Apparatus for trimming extruded strip components
JP6176909B2 (ja) * 2012-09-20 2017-08-09 住友ゴム工業株式会社 トレッド部材、トレッド部材用押出金型およびタイヤの製造方法

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JPS57105717U (ja) 1982-06-29

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