JP3714127B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体装置及び製造方法及び電子装置に関し、TAB等の基板に直接半導体チップをフリップボンディング(FC接合)する半導体装置及び製造方法及び電子装置に適用して有効な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図8は、従来の半導体装置の構成を説明するための図であり、図8(a)は上方から見た平面図、図8(b)は図8(a)に示すA−A線で切った断面図である。
【0003】
従来の半導体装置は、図8(a)及び図8(b)に示すように、中心の一列にバンプ15を有する半導体チップ10を基板(TABテープ)30のランド20上にFC接合して、樹脂44で封止し、外部接続端子用ランド25上に外部接続端子であるはんだボール端子50を設けた構成をとる。
【0004】
次に、上記従来の半導体装置の製造方法について説明する。図9は、従来の半導体装置の製造方法を説明するための断面図である。
【0005】
従来の半導体装置は、まず、図9(a)に示すように、ランド20と外部接続端子用ランド25を含む配線を形成したTABテープ30上に液状の樹脂(B−ステージ樹脂)44を塗布またはポッティングしたものと、バンプ15を形成した半導体チップ10とを用意し、図9(b)に示すように、半導体チップ10を裏返してTABテープ30の樹脂44に加熱押圧し、半導体チップ10のバンプ15とTABテープ30のランド20とを電気的に接合し、樹脂44で封止し、外部接続端子用ランド25上に外部接続端子であるはんだボール端子50を形成する。また、上述の液状の樹脂の代わりにフィルム状樹脂を貼り付ける場合がある。
【0006】
このとき、半導体チップ10のバンプ15がTABテープ30上樹脂44の層を突き破り、ランド20上の樹脂44を押し除けることによってバンプ15とランド20は電気的に接合される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来技術では、TABテープ30上に設けられる樹脂44は液状のものを用いているが、TABテープ30の外に流れ出さないようにある程度の粘性があるものが必要になる。
【0008】
このため、樹脂44上から押圧して半導体チップ10のTABテープ30へ接合する従来の方法では、樹脂44を突き破れずに接合できないということが生じ、接合の信頼性が低くなるという問題点があった。
【0009】
特に、センタランドの半導体チップ10のように、中心の一列のバンプ15で半導体チップ10を支持するようになるものでは、不安定であるために接合時及び接合後の平坦性を保つことが困難であり、接合の信頼性がより低いものとなり、なかなか実現できないの現状である。
【0010】
また、フリップチップ接合後にアンダフィル封止する方法においても、同様に半導体チップの平坦度を保つことができないという問題点があった。
【0011】
本発明の目的は、上記問題点を解決するために成されたものであり、半導体チップの平坦度を保ちつつ、半導体チップと基板との電気的接続の信頼性を向上することが可能な技術を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、下記のとおりである。
【0019】
ランドを含む配線が形成された配線基板を形成する工程と、 前記配線基板の前記ランドが形成された箇所以外の位置に、バンプを有する半導体チップを支持するための支持用封止樹脂を形成する工程と、前記半導体チップと前記配線基板とを前記支持用封止樹脂を介して加熱押圧することにより、前記バンプと前記ランドとを金属接合した金属接合部を形成する金属接合部形成工程とからなる半導体装置の製造方法において、前記金属接合部形成工程は、前記半導体チップと前記配線基板とを前記支持用封止樹脂を介して加熱押圧することにより、前記バンプと前記ランドとを金属接合した金属接合部を形成した後に、前記支持用封止樹脂が前記金属接合部の周辺に流れ込み、前記金属接合部を封止すると同時に、前記半導体チップの側面の一部を封止する。
【0023】
上述した手段によれば、半導体チップのバンプと配線基板のランドの接合部分周辺以外に樹脂を設けて、その樹脂で半導体チップを支持固着してバンプとランドを接合することにより、接合時及び接合後の平坦性を保つことが可能になり、且つ接合部分の電気的接続の信頼性が向上する。
【0024】
また、バンプとランドの接合後に樹脂を流し込んで接合部分周辺を封止することにより、半導体チップと基板との電気的接続の信頼性を向上することが可能となる。
【0025】
【発明の実施の形態】
本発明にかかる一実施形態の参考例である半導体装置を図面を用いて詳細に説明する。図1は、本実施形態の参考例である半導体装置の構成を説明するための図であり、図1(a)は上から見た平面図、図1(b)は半導体チップを取り除いた図、図1(c)は図1(a)に示すA−A線で切った断面図である。
【0026】
図1(a)〜図1(c)に示すように、本実施形態の参考例である半導体装置100は、センターランド型半導体装置であり、バンプ(例えば、金バンプ)15が形成された半導体チップ10と、半導体チップ10と接続するためのランド20と外部接続端子(ボール端子)50を接続するための外部接続端子用ランド25とを含む配線が形成された配線基板(リジットまたはフレキシブル)30と、その配線基板30上のランド20部分を除く箇所に設けられ、接続時に半導体チップを平坦に保つように支持する支持用封止樹脂40と、その支持用封止樹脂間のバンプ15とランド20との接合部分を封止する接合部分用封止樹脂41と、外部接続端子用ランド25上に設けられたはんだボール端子50とから構成される。
【0027】
本実施形態の参考例である半導体装置100では、樹脂封止のために支持用封止樹脂40と接合部分用封止樹脂41の2種類(異なる粘度)の封止樹脂を用いる。これらの封止樹脂は、例えば、硬化剤配合の熱硬化性液状エポキシ樹脂、アクリルニトリル配合の変成エポキシ樹脂など、あるいはメチルピロリドン溶剤希釈のポリイミドワニス(ポリアミック酸無水物)などの液状樹脂を用いる。
【0028】
支持用封止樹脂40は、基板30と半導体チップ10との接続時に、半導体チップ10を平坦に保持するためのものであり、樹脂が流れでないように粘度が高い樹脂を用いる。例えば、基準値となる10Pa・S以上の粘度の樹脂を用いる。
【0029】
本実施形態の参考例では、この支持用封止樹脂40は、ランド20の列に対して対称な位置に、所定の厚さ(少なくともバンプ15の高さより大きい値)と幅(少なくともランド20部分まで達しない値)で設ける。なお、支持用封止樹脂40の代わりに接着性シートやエラストマ等を用いても構わない。
【0030】
このように、バンプ15の接続部分には封止樹脂を設けていないので、バンプ15とランド20との接続の信頼性は向上する。また、バンプ15の高さのばらつきや、突き破れないときに生じていた従来の問題点(平坦性の損失)も防止できる。これにより、センターランド型などの押圧接着時にチップの平坦を保てにくい半導体チップでも平坦に支持できる。
【0031】
なお、この支持用封止樹脂40の形状は、これに限るものではないが、後述する接合部分用封止樹脂41が流れ込みやすくなる形状であることが望ましい。例えば、図2に示すように、半導体チップ10の4角に設け、残りを接合部分用封止樹脂で封止するようにしてもよい。
【0032】
接合部分用封止樹脂41は、それぞれのバンプ15とランド20との接合部分の間に樹脂が回折しやすいように粘度が低い樹脂を用いる。例えば、基準値となる10Pa・S以下の粘度の樹脂を用いる。これによって、接合部分のボイドの発生を防止可能である。
【0033】
なお、本実施形態の参考例では、支持用封止樹脂と接合部分用封止樹脂に粘度が異なる封止樹脂を用いた場合を示したが、互いの粘度の中間粘度を有する封止樹脂を用いることにより、支持用封止樹脂及び接合部分用封止樹脂に同一の封止樹脂を用いても構わない。また、粘度も上述した値に限定されるものではない。
【0034】
次に、本実施形態の参考例である半導体装置100の製造方法について説明する。図3は、本実施形態の参考例である半導体装置100の製造方法を説明するための図であり、説明し易いように断面図で示してある。
【0035】
本実施形態の参考例である半導体装置100の製造方法は、図3(a)に示すように、まず、リジットまたはフレキシブル基材にランド20と外部接続端子用ランド25とを含む配線が形成された配線基板30を形成する。なお、ランド20は半導体チップとの接合のために、金または錫めっき等が施される場合がある。
【0036】
次に、図3(b)に示すように、ランド20の周辺以外の配線基板上にランド20の両サイドを囲むように支持用封止樹脂40を塗布する。塗布する各支持用封止樹脂40の厚さは少なくともバンプ15の高さより厚くし、幅は少なくともランド20部分まで達しない幅にする。
【0037】
次に、図3(c)に示すように、バンプ(金バンプ、半田バンプ等)15を形成した半導体チップ10を用意し、バンプ15とランド20を位置合わせして半導体チップ10と配線基板30を加熱押圧してバンプ15とランド20を金属接合(例えば、金金接合、金錫接合、はんだ接合)する。
【0038】
半導体チップ10と配線基板30が加熱押圧されるときに、支持用封止樹脂40により半導体チップ10の平坦性を保ったまま押圧されるので、バンプ15とランド20の接続の信頼性が向上する。そして、押圧されることにより支持用封止樹脂40の一部分は半導体チップ10の側面の一部を封止するように流れ出し、半導体チップ10と配線基板30を固着する。
【0039】
次に、図3(d)に示すように、半導体チップ10、配線基板30、支持用封止樹脂によって形成された2つの開口のいずれか一方または両方から、バンプ15とランド20との接続部分周辺に接合部分用封止樹脂41を流し込み、接合部分を封止する。このとき、一方の開口から接合部分用封止樹脂40を流し込み、他の開口部で空気を吸い込ませることで各接合部分間の樹脂の回折をスムーズにさせるため、ボイドの発生も抑えることが可能であり、同時に樹脂封止する時間を短縮可能である。
【0040】
最後に、図3(e)に示すように、外部接続端子用ランド25上にはんだを塗布し、リフローしてはんだボール端子50を形成する。
【0041】
このように、半導体チップのバンプと配線基板のランドの接合部分周辺以外に樹脂を設けて、その樹脂で半導体チップを支持固着してバンプとランドを接合し、その接合後に樹脂を流し込んで接合部分周辺を封止することにより、従来のセンタランド型半導体装置では困難だったバンプとランドの接合時及び接合後の平坦性を保つことが可能になり、接合部分の電気的接続の信頼性が向上する。
【0042】
また、バンプとランドの接合時には、接合部分付近に樹脂を設けないため、従来のように樹脂封止と同時に行われることはないので、突き破れずに接合できないということもなくなる。
【0043】
したがって、これらのことから半導体チップと基板との電気的接続の信頼性を向上することが可能となる。
【0044】
なお、支持用封止樹脂40に粘度が低いものを用い、図3(b)に示す支持用封止樹脂40の厚さをさらに厚くすることで、図4(a)に示すように、支持用封止樹脂40がバンプとランドの接合部分にも回り込むようになり、図4(b)に示すように、接合部分をも封止する。このようにすると、接合部分用封止樹脂を用いなくても半導体チップと配線基板を封止できる。
【0045】
この場合も、接続時には接合部分に樹脂がなく、パンプとランドの接合がなされてから封止されるので、従来のようにバンプとランドの接合が同時になされることはないので、半導体チップと基板との電気的接続の信頼性を向上することが可能となる。
【0046】
(実施例1):複数列のパットを有する半導体装置
図5は、実施例1の半導体装置100aの構成を説明するための図であり、図5(a)は上から見た平面図、図5(b)は半導体チップを取り除いた図、図5(c)は図5(a)に示すB−B線で切った断面図である。
【0047】
本実施例1の半導体装置100aは、図5(a)〜図5(c)に示すように、2列のランドを有する半導体装置であり、バンプ15が形成された半導体チップ10と接続するための2列のランド20と5列の外部接続端子用ランド25とを含む配線が形成された配線基板(リジットまたはフレキシブル)30と、その配線基板30上のランド20部分を除く箇所に設けられ、接続時に半導体チップを平坦に保つように支持する3枚の接着性シート45と、3枚の各接着性シート45間のバンプ15とランド20との接続部分を封止する接合部分用封止樹脂41と、外部接続端子用ランド25上に設けられたはんだボール端子50とから構成される。
【0048】
なお、本実施形態と同様に、接着性シート45の代わりに支持用封止樹脂40を用いても構わない。
【0049】
図5に示す本実施例1の半導体装置100aでは、3枚の接着性シート45は例えば、エポキシ樹脂系、シリコン樹脂系等のシートであり、ランド20部分周辺を空けるように設けられる。例えば、ランド20の列に対して等間隔に平行に設ける。また、接着性シート45の代わりにエラストマシートを用いても構わない。
【0050】
接合部分用封止樹脂41は、実施形態と同様に、それぞれのバンプ15とランド20との接合部分の間に樹脂が回り込みやすいように粘度が低い樹脂を用いる。
【0051】
次に、本実施例1の半導体装置100aの製造方法について説明する。図6は、本実施例1の半導体装置100aの製造方法を説明するための図であり、説明し易いように断面図で示してある。
【0052】
本実施例1の半導体装置100aの製造方法は、図6(a)に示すように、まず、リジットまたはフレキシブル基材に2列のランド20を含む配線が形成された配線基板30を形成する。なお、ランド20は半導体チップとの接合のために、金または錫めっき等が施される場合がある。
【0053】
次に、図6(b)に示すように、各ランド20の周辺以外の配線基板上にランド20の両サイドを囲むように支持用封止樹脂40を塗布またはポッティングする。接着性シート45を貼り付ける。各接着性シート45の厚さは少なくともバンプ15の高さより厚くし、幅は少なくともランド20部分まで達しない幅にする。
【0054】
次に、図6(c)に示すように、バンプ(金バンプ、半田バンプ等)15を形成した半導体チップ10を用意し、バンプ15とランド20を位置合わせして半導体チップ10と配線基板30を加熱押圧してバンプ15とランド20を金属接合(例えば、金金接合、金錫接合、はんだ接合)する。
【0055】
半導体チップ10と配線基板30が加熱押圧されるときに、接着性シート45により半導体チップ10の平坦性を保ったまま押圧されるので、バンプ15とランド20の接続の信頼性が向上する。そして、押圧されることにより接着性シート45の一部分は半導体チップ10の側面の一部を埋め込むように封止し、半導体チップ10と配線基板30を固着する。
【0056】
次に、図6(d)に示すように、バンプ15とランド20との接続部分周辺に接合部分用封止樹脂41を流し込み、接合部分を封止する。
【0057】
最後に、図6(e)に示すように、外部接続端子用ランド25上にはんだを塗布し、リフローしてはんだボール端子50を形成する。
【0058】
このように、半導体チップのバンプと配線基板のランドの接合部分周辺以外に接着性シートを設けて、その接着性シートで半導体チップを支持固着してバンプとランドを接合することにより、接合時及び接合後の平坦性を保つことが可能になり、接合部分の電気的接続の信頼性が向上する。
【0059】
また、バンプとランドの接合後に樹脂を流し込んで接合部分周辺を封止することにより、半導体チップと基板との電気的接続の信頼性を向上することが可能となる。
【0060】
(実施例2):電子装置
上述した実施形態または実施例1の半導体装置100,100aを搭載した電子装置について説明する。本実施例2では、電子装置としてメモリモジュールを取り挙げて説明する。
【0061】
図7は、本実施例2のメモリモジュールの構成を説明するための図であり、図7(a)は上から見た平面図、図7(b)は図7(a)に示すX−X線で切った断面図である。
【0062】
図7(a)、図7(b)に示すように、本実施例2のメモリモジュール200は、配線220が形成されたマザーボード210上に、実施形態または実施例1の半導体装置100,100aが搭載された構成をとる。
【0063】
このように、電気的接続において信頼性のある実施形態または実施例1の半導体装置100,100aを搭載することによってメモリモジュール(電子装置)の動作の信頼性を向上できる。
【0064】
なお、本実施例2では、電子装置としてメモリモジュールを取り挙げたが、これに限定されるものではなく、例えば、携帯電話、ページャ、GPS端末、電子手帳、電子辞書、または電子翻訳機等の各種電子装置にも適応可能である。
【0065】
以上、本発明者によってなされた発明を、前記実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であることは勿論である。
【0066】
【発明の効果】
本発明において開示される発明のうち代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下記のとおりである。
【0067】
本発明は、金属接合部形成工程が、半導体チップと配線基板とを支持用封止樹脂を介して加熱押圧することにより、バンプとランドとを金属接合した金属接合部を形成した後に、支持用封止樹脂が金属接合部の周辺に流れ込み、金属接合部を封止すると同時に、半導体チップの側面の一部を封止する工程を含むことから、支持用封止樹脂を用いることによりバンプとランドとの接続信頼性を確保することができるとともに、金属接合部形成工程において樹脂封止を行うことができる。
【0068】
また、バンプとランドの接合時には、接合部分付近に樹脂を設けないので、従来のように突き破れずに接合できないということもなくなり、半導体チップと基板との電気的接続の信頼性を向上することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態の参考例にかかる半導体装置の構成を説明するための図である。
【図2】 本実施形態の参考例である支持用封止樹脂の他の形状例を説明するための図である。
【図3】 本実施形態の参考例である半導体装置の製造方法を説明するための図である。
【図4】 本実施形態の半導体装置の製造方法を説明するための図である。
【図5】 本実施形態の参考例である半導体装置の構成を説明するための図である。
【図6】 本実施形態の参考例である半導体装置の製造方法を説明するための図である。
【図7】 本実施形態の参考例であるメモリモジュールの構成を説明するための図である。
【図8】 従来の半導体装置の構成を説明するための図である。
【図9】 従来の半導体装置の製造方法を説明するための図である。
【符号の説明】
10 半導体チップ
15 バンプ
20 ランド
25 外部接続端子用ランド
30 配線基板
40 支持用封止樹脂
41 接合部分用封止樹脂
45 封止樹脂
50 はんだボール端子
100,100a 半導体装置
200 メモリモジュール
210 マザーボード
220 配線
Claims (2)
- ランドを含む配線が形成された配線基板を形成する工程と、
前記配線基板の前記ランドが形成された箇所以外の位置に、バンプを有する半導体チップを支持するための支持用封止樹脂を形成する工程と、
前記半導体チップと前記配線基板とを前記支持用封止樹脂を介して加熱押圧することにより、前記バンプと前記ランドとを金属接合した金属接合部を形成する金属接合部形成工程とからなる半導体装置の製造方法において、
前記金属接合部形成工程は、前記半導体チップと前記配線基板とを前記支持用封止樹脂を介して加熱押圧することにより、前記バンプと前記ランドとを金属接合した金属接合部を形成した後に、前記支持用封止樹脂が前記金属接合部の周辺に流れ込み、前記金属接合部を封止すると同時に、前記半導体チップの側面の一部を封止する工程を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 前記請求項1に記載の半導体装置の製造方法において、前記封止樹脂の代わりに接着性シートを用いたことを特徴とする半導体装置の製造方法。
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