JP3713898B2 - 薄膜付着強度評価装置及び方法 - Google Patents

薄膜付着強度評価装置及び方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、基材上に作成された任意の厚みの薄膜の付着強度を精度よく且つ安定的に評価する薄膜付着強度評価装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年の成膜技術の急速な進歩により、各産業界において、高分子等からなる延性の基材(フィルム)上にセラミックスなどからなる脆性の薄膜を形成した複合材料が多く使われる。この複合材料に共通して要求される基本的性能として、前記薄膜が、使用中の変形や外力により、又は使用されている環境条件の影響により基材から剥離しないことである。このため、前記複合材料は、その薄膜の付着強度の測定や評価を行うことが不可欠となっている。
【0003】
薄膜の付着強度を評価するための従来技術としては、剥離試験による方法やスクラッチ法が挙げられる。剥離試験による評価方法は、薄膜上にテープを接着したり、又は別のフィルムをラミネートして前記テープ又はフィルムを薄膜から剥離させてその際に生ずる剥離力により薄膜の付着強度を測定,評価するものである。一方、スクラッチ法は、薄膜を微細な針で引っ掻き、薄膜を剥がし、その表面状態から付着強度を求めるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前記の剥離試験による薄膜の付着強度の評価方法は、テープを薄膜に接着する場合の接着力やフィルムのラミネートの条件を常に一定にする必要があるが、実際上これ等は困難である。また、この方法では試料のサイズがある程度大きいものが必要である。量産段階では巻き取りロール状の複合材料を造ることができるが、試作段階では小型の製膜装置で複合材料が試作されるため大きな(100×100mm以上)サンプルを造ることは難しい。また、スクラッチ法では、針の押しつけ方や引っ掻き方により複合材料が変形し易く、定量的な付着強度の評価が難しい。特に脆性薄膜を形成した複合材料では変形が大きく、解析が複雑となる問題点がある。
【0005】
本発明は、以上の事情に鑑みて創案されたものであり、従来技術のようにテープやラミネートフィルムおよび針による引っ掻き等の不安定要素となるものを使用せず、小さなサンプルによって付着強度の評価が可能であり、任意の薄膜製品に適用でき、且つ付着強度を正確に評価し得る薄膜付着強度評価装置及び方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、以上の目的を達成するために、片面に薄膜を形成した基材に引っ張り荷重を加える試験機と、薄膜に表れる破壊を観察しその画像を出力する顕微像観察手段と、前記画像を解析して基材に対する薄膜の付着強度を求める処理系とを備えた薄膜付着強度評価装置であって、前記試験機は、引っ張り荷重を除々に加えて引っ張り方向と垂直な縦筋状のクラック破壊を生じしめ、次いで引っ張り方向に平行な横筋状のバックリング破壊を生ぜしめ、前記顕微像観察手段は、引っ張り荷重の印加中に生じた前記バックリング破壊を含む画像を出力し、前記処理系は、前記画像に含まれる前記バックリング破壊を解析してその引っ張り荷重に対する依存性から薄膜の付着強度を求める薄膜付着強度評価装置を構成するものである。更に具体的に、前記処理系は、画像中に含まれる前記バックリング破壊の個数を計測してその多少により付着強度の相対評価を行うことを特徴とする。或いは、前記処理系は、画像中に含まれる前記バックリング破壊の長さを計測してその大小により付着強度の相対評価を行うことを特徴とする。
【0007】
また、片面に薄膜を形成した基材に引っ張り荷重を加える試験機と、薄膜に表れる破壊を観察しその画像を出力する顕微像観察手段と、前記画像を解析して基材に対する薄膜の付着強度を求める処理系とを備えた薄膜付着強度評価装置により薄膜の付着強度を評価する方法であって、前記試験機により前記薄膜に引っ張り荷重を徐々に加えて該薄膜に引っ張り方向と垂直な縦筋状のクラック破壊及び引っ張り方向と平行な横筋状のバックリング破壊を生じしめる第1の手順と、引っ張り荷重の印加中に生じた前記バックリング破壊の画像を前記顕微像観察手段を用いて出力する第2の手順と、前記処理系により顕微鏡観察手段から出力された前記画像に含まれる前記バックリング破壊を解析して引っ張り荷重に対する依存性から薄膜の付着強度を求める第3の手順とを行う薄膜付着強度評価方法を特徴とするものである。更に具体的に、前記第3の手順が、前記画像中に含まれる前記バックリング破壊の個数を計測してその多少によって前記薄膜の付着強度を求めることを特徴とする。或いは、前記第3の手順が、前記画像中に含まれる前記バックリング破壊の長さを計測してその大小によって前記薄膜の付着強度を求めることを特徴とするものである。
【0008】
本発明では複合材料に引っ張り荷重を加え、ポアッソン効果により生ずる引っ張り方向と直交する圧縮力を利用して付着強度を評価するものである。図6に示すように、薄膜3が極めて薄肉で脆性を有する場合には、図6(a)のように薄膜3の単体に圧縮力が印加されると、図6(b)のように簡単に折れ曲がり、座屈破壊が生じる。然し乍ら、本発明の対象となる複合材料1は、図5に示すように基材2上に薄膜3を形成したある程度の肉厚を有するものからなり、図5(a)の矢印に示す圧縮力に対し、図5(b)のように座屈することなく、薄膜3に圧縮荷重を加えることができ、付着強度の評価が可能になる。この圧縮力は紙面と垂直な方向に加えられる引っ張り荷重の反作用として生じるものである。薄膜3の付着強度が弱い場合には、容易に脆性破壊が生じ所謂バックリング破壊となって現われる。本発明は、このバックリング破壊を作為的に生ぜしめて、薄膜3の付着強度を相対評価する。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の薄膜強度評価装置及び方法の実施の形態を図面を参照して詳述する。まず、図2に示すように、本発明の対象となる複合材料1は、基材2と、下塗り層4を介して基材2上に接着された薄膜3とからなる。なお、基材2は例えばポリエチレン等の樹脂フィルムからなり、下塗り層4は、例えば有機塗膜からなり、薄膜は例えばセラミックスやガラス等の脆性からなる。但し、本発明は金属やプラスチック等の弾塑性体からなる薄膜の付着強度評価にも適用できる。
【0010】
図3は、本発明の薄膜付着強度評価装置5の全体構成を示す。まず、複合材料1を引っ張る試験機の構造を説明する。試料である複合材料1はその両端を把持具6,7により把持される。把持具6は、例えば、複合材料の長手方向に沿って移動するパルスモータ駆動のステージ8上に固定され、把持具7は、ロードセル9に連結される。ロードセル9およびステージ8はベッド10上に支持される。ステージ8にはステージコントローラ11が連結され、ステージ8を往復動させる。また、ロードセル9には電圧計12が連結され、ロードセル9で計測した引っ張り力をそれに相当する電圧に変換する。ステージコントローラ11および電圧計12はコンピュータ13に連結される。
【0011】
顕微像観察手段は、例えば、対物レンズ14とCCDカメラ15等からなる光学顕微鏡16が使用される。なお、光学顕微鏡16の替わりに、例えば電子顕微鏡,走査プローブ顕微鏡を用いてもよい。
【0012】
処理系は、光学顕微鏡16に連結するCRT17やコンピュータ13等からなり、CRT17にはビデオカセットレコーダ(VCR)18が付設され、VCR18にはビデオのコントロールを行うビデオタイマ19が付設される。
【0013】
以上の構成により、ステージコントローラ11によりステージ8を駆動すると複合材料1に引っ張り力が作用し、その引っ張り力はロードセル9で検出され、電圧計12を介してコンピュータ13に入力される。また、ステージコントローラ11の移動量は複合試料1の歪み量に相当し、コンピュータ13に入力される。
【0014】
複合材料1に引っ張り力が作用すると、ポアッソン効果により図5に示したように、複合材料1の引っ張り方向(紙面に垂直な方向)と直交する幅方向(矢印で示す)に圧縮力が作用する。この圧縮力により複合材料1には、まず引っ張り方向に垂直なクラック破壊が生じ、次いで引っ張り方向と平行にバックリング破壊が生ずる。なお、前記バックリング破壊は基材2と薄膜3とのポアッソン比が異なるために生ずる圧縮破壊である。
【0015】
前記のクラック破壊やバックリング破壊は、光学顕微鏡16により撮像され、その画像は電気的に変換され、コンピュータ13に入力されると共にCRT17に表示される。また、コンピュータ13にはロードセル9に連結する電圧計12を介して複合材料1に加えられた引っ張り荷重が入力されると共に、ステージコントローラ11を介し複合材料1の歪み量に相当する移動量が入力される。更に、コンピュータ13には前記クラック破壊やバックリング破壊の拡大画像が光学顕微鏡16を介して入力される。
【0016】
以上により、コンピュータ13は複合材料1のある歪み量における引っ張り力の値や、その引っ張り力によって生じた前記クラック破壊やバックリング破壊の状態がすべて入力され、次の規準による付着強度の評価が行われる。即ち、複合材料1の基材2に対する薄膜3の付着強度が比較的小さいとバックリング破壊によるバックリング破壊数が多くなる。また、異なるサンプル間でバックリング破壊数が近接している場合、破壊強度をエネルギー的見地から考慮し、バックリング破壊の全破壊長を計測し破壊長が長い方が付着強度が低いと判断する。
【0017】
図1は、一定の面積の複合材料1に矢印方向に沿って引っ張り力を加えた場合に薄膜3の表面に生じたクラック破壊20とバックリング破壊21の具体例を示すものである。前記したように、付着強度は顕微鏡視野面積内におけるバックリング破壊21のバックリング破壊数(密度)と、この面積内におけるバックリング破壊21の全破壊長を計測することにより求められる。この演算は画像処理に基づきコンピュータ13により行われる。
【0018】
次に、本発明の薄膜付着強度評価方法による複合材料1の付着強度を評価する具体例を説明する。まず、基材2は12〔μm〕の厚みのPET(ポリエチレンテレフタレート)フィルムが用いられ、下塗り層4としては有機塗膜がそれぞれ採用される。なお下塗り層4としては0.05,0.2,0.6〔μm〕の厚みの3種類のものを用いた。下塗り層4の上には約50nmのSiOxの薄膜3を蒸着した。説明の都合上、下塗り層4の厚みが0.05〔μm〕のものを試料aとし、0.2〔μm〕および0.6〔μm〕のものを夫々試料bおよび試料cとする。
【0019】
図4は、試料a,b,cにおけるバックリング破壊の状態を比較表示した線図である。横軸は歪み量〔%〕を示し、縦軸は63〔μm〕角の範囲に生じたバックリング破壊本数(バックリング密度)を表示するものである。また、図において○印は試料c,△印は試料b,□印は試料aを夫々示す。図示されてないが、引っ張り荷重が加えられると、まず、クラック破壊が2〔%〕歪みの付近から発生し4〜5〔%〕歪みのあたりで飽和し、飽和後においてはいずれの試料もクラック破壊数は大差がない状態であった。クラック破壊が飽和した6.5〔%〕歪みのあたりから各試料にバックリング破壊が発生した。図示のように○印の試料cおよび△印の試料bは歪みが増加してもバックリング破壊数は余り変化がなく、僅かに試料cの方が少ない状態にあることが観察された。一方、□印の試料aは6.5〔%〕歪みの位置から歪みが増加するにつれてバックリング破壊数が急激に増加することが観察された。以上により前記したようにバックリング破壊数が多い程付着強度の低いことから、試料c,b,aの順に付着強度が高いことがわかった。即ち、下塗り層4の厚みが厚い程、付着強度は高くなるが、ある程度以上下塗り層4の厚みを厚くしても付着強度への影響が殆どないことがわかった。
【0020】
表1は、前記の試料a,b,cの薄膜3側に50〔μm〕のPETフィルムをラミネートして従来法により180度剥離試験を行った結果を示すものである。
【0021】
【表1】
Figure 0003713898
【0022】
表1に示すように、15〔mm〕幅あたりの剥離に強度が試料a,b,cについて荷重値で430,1020,1100〔gf〕と測定された。以上の測定結果からみて試料c,b,aの順に付着強度が高いことが実証された。
【0023】
図4に示した本発明の評価方法と、表1に示した従来のラミネート剥離テストの双方の結果はいずれも試料c,b,aの順で付着強度が高いことが証明された。従って、本発明による付着強度評価装置及び方法を用いた複合材料1の付着強度の評価は信頼し得るものである。また、以上の説明では、バックリング破壊の長さについては具体的に説明してないが、図1の画像からバックリング破壊21の全破壊長を求めることは現在の画像処理技術により容易に実施できる。
【0024】
【発明の効果】
1)本発明の請求項1及び4に記載の薄膜付着強度評価装置及び方法によれば、従来技術のようにテープやフィルムラミネートなどの不安定要因となるものを一切用いないで、且つ従来の試験で必要とされている試料の大きさよりもはるかに小さな試料により薄膜の付着強度を正確に求めることができる。また、バックリング破壊を基本とする評価方法のため、あらゆる薄膜製品に適用することができる。
2)本発明の請求項2及び5に記載の薄膜付着強度評価装置及び方法によれば、バックリング破壊数の多少によって付着強度を評価するため、定量的な評価が行える。
3)本発明の請求項3および6に記載の薄膜付着強度評価装置及び方法によれば、バックリング破壊の長さを基にして付着強度の評価が行われるため、比較的近似する付着強度の複合材料の付着強度の差を正確に求めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】引っ張り荷重を加えることにより薄膜の表面に生じたクラック破壊およびバックリング破壊を示す平面図。
【図2】本発明の対象となる複合材料の拡大横断図。
【図3】本発明に係る薄膜付着強度評価装置の全体構成図。
【図4】本発明の薄膜付着強度評価方法による下塗り層の相異する試料a,b,cのバックリング破壊数と歪みとの関係を示す線図。
【図5】複合材料の圧縮状態を示す模式図。
【図6】薄肉材料の座屈破壊を説明するための模式図。
【符号の説明】
1 複合材料
2 基材
3 薄膜
4 下塗り層
5 薄膜付着強度評価装置
6 把持具
7 把持具
8 ステージ
9 ロードセル
10 ベッド
11 ステージコントローラ
12 電圧計
13 コンピュータ
14 対物レンズ
15 CCDカメラ
16 光学顕微鏡
17 CRT
18 ビデオセットレコーダ(VCR)
19 ビデオタイマ
20 クラック破壊
21 バックリング破壊

Claims (6)

  1. 片面に薄膜を形成した基材に引っ張り荷重を加える試験機と、薄膜に表れる破壊を観察しその画像を出力する顕微像観察手段と、前記画像を解析して基材に対する薄膜の付着強度を求める処理系とを備えた薄膜付着強度評価装置であって、前記試験機は、引っ張り荷重を除々に加えて引っ張り方向と垂直な縦筋状のクラック破壊を生ぜしめ、次いで引っ張り方向に平行な横筋状のバックリング破壊を生じしめ、前記顕微像観察手段は、引っ張り荷重の印加中に生じた前記バックリング破壊を含む画像を出力し、前記処理系は、前記画像に含まれる前記バックリング破壊を解析してその引っ張り荷重に対する依存性から薄膜の付着強度を求めることを特徴とする薄膜付着強度評価装置。
  2. 前記処理系は、画像中に含まれる前記バックリング破壊の個数を計測してその多少により付着強度の相対評価を行うことを特徴とする請求項1に記載の薄膜付着強度評価装置。
  3. 前記処理系は、画像中に含まれる前記バックリング破壊の長さを計測してその大小により付着強度の相対評価を行うことを特徴とする請求項1に記載の薄膜付着強度評価装置。
  4. 片面に薄膜を形成した基材に引っ張り荷重を加える試験機と、薄膜に表れる破壊を観察しその画像を出力する顕微像観察手段と、前記画像を解析して基材に対する薄膜の付着強度を求める処理系とを備えた薄膜付着強度評価装置により薄膜の付着強度を評価する方法であって、前記試験機により前記薄膜に引っ張り荷重を徐々に加えて該薄膜に引っ張り方向と垂直な縦筋状のクラック破壊及び引っ張り方向と平行な横筋状のバックリング破壊を生ぜしめる第1の手順と、引っ張り荷重の印加中に生じた前記バックリング破壊の画像を前記顕微像観察手段を用いて出力する第2の手順と、前記処理系により該顕微鏡観察手段から出力された前記画像に含まれる前記バックリング破壊を解析して引っ張り荷重に対する依存性から薄膜の付着強度を求める第3の手順とを行うことを特徴とする薄膜付着強度評価方法。
  5. 前記第3の手順が、前記画像中に含まれる前記バックリング破壊の個数を計測してその多少によって前記薄膜の付着強度を求めるものであることを特徴とする請求項4に記載の薄膜付着強度評価方法。
  6. 前記第3の手順が、前記画像中に含まれる前記バックリング破壊の長さを計測してその大小によって前記薄膜の付着強度を求めるものであることを特徴とする請求項4に記載の薄膜付着強度評価方法。
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