JP3711498B2 - 配送品収納袋 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は配送品収納袋、更に詳しくは、車両、航空機、船舶等により配送すべき配送品、とりわけ寝具類、衣類、書類、書籍等の破損する恐れの少ない配送品を従来の梱包又は包装容器、例えば、開口部が自由に開閉可能な袋(例えば、紙袋、プラスチックフィルム袋、布袋など)、段ボール箱、木箱等に代わって収納して配送するための配送品収納袋であって、配送品出し入れ口を一旦封緘すると該出し入れ口を再び開けることが困難であり、それ故、第三者(配送元及び配送先の関係者以外の人間)の関与によって発生し得る配送品の変形、変質、汚染、損傷、盗難等を防止することができ、また配送先に到着して配送品を取り出した後は、配送先にて種々の物品の収納袋として活用することができる配送品収納袋に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
国内における物の流通又は国外との物の流通において、配送品は一般的に、特定の容器、代表的には、開口部が自由に開閉可能な袋(例えば、紙袋、プラスチックフィルム袋、布袋など)、段ボール箱、木箱(木枠箱を含む)等の配送用容器に収納された後、必要に応じて更にコンテナなどに収納され、適する配送手段、例えば車両、航空機、船舶等により配送先まで配送される。
しかしながら、配送中に配送品の状態を常に完全に把握又は監視することは困難である。それ故、配送品を一旦配送用容器に収納した後は、配送中に配送品の状態を常に完全に把握又は監視しなくても、配送の途中における第三者(配送元及び配送先の関係者以外の人間)の関与によって発生し得る恐れのある収納された配送品の変形、変質、汚染、損傷、盗難等を防止可能とせしめることは非常に重要である。
【0003】
配送品の盗難等の前述の不具合を防止するための具体的な手段として、従来、例えば、配送品を紙袋、プラスチックフィルム袋又は布袋に収納して配送する場合は、配送品をこれらの袋に収納後、該袋の配送品出し入れ口を封印紙、粘着テープ(ガムテープやプラスチックテープ)、ホッチキス針等を使用して封緘するか、又は該袋の配送品出し入れ口に取り付けられたファスナー、ホックなどで前記配送品出し入れ口を閉鎖していた。
また、例えば、配送品を段ボール箱に収納して配送する場合は、配送品を段ボール箱に収納後、封印紙、粘着テープ(ガムテープやプラスチックテープ)、ホッチキス針、接着剤等を使用して前記段ボール箱を封緘していた。前記段ボール箱の代わりに木箱を使用する場合は、配送品を収納後、釘、木ねじ、接着剤等を使用して封緘していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、配送品の収納容器としての従来の紙袋、プラスチックフィルム袋、布袋、段ボール箱、木箱には、以下に例示するような問題がある。
1)紙袋、プラスチックフィルム袋又は布袋の場合
これらの袋の配送品出し入れ口を封印紙、粘着テープ(ガムテープやプラスチックテープ)、ホッチキス針等を使用して封緘しても、これらの封緘手段は、容易に開封及び再封止可能であり、しかも、前記第三者にて開封及び再封止されても、その事を、例えば目視にて判別することは困難である。また、これらの袋の配送品出し入れ口にファスナー、ホックなどの開閉手段を取り付け、該開閉手段にて前記配送品出し入れ口を閉鎖しても、該開閉手段は容易に開封及び再封止可能であり、前記第三者による開封及び再封止を阻止することができない。
2)段ボール箱又は木箱の場合
段ボール箱又は木箱は、配送先にて、内部に収納された配送品を取り出す際に分解又は解体される。分解又は解体された段ボール箱及び木箱は、その後、収納容器として有効に利用することは困難である。分解又は解体された段ボール箱及び木箱を廃棄する場合は資源(セルロース資源又は木材資源)の無駄使いとなる。
また、段ボール箱又は木箱は一般に嵩張り、使用前の箱材料の置き場所を広く確保する必要があり、更に、その組み立てや封緘に手間や時間がかかる。それ故、配送品の収納容器として段ボール箱又は木箱を使用する場合、多量の配送品、とりわけ寝具類、衣類、書類、書籍等の破損する恐れの少ない配送品を短時間で効率良く取り扱うことは困難である。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は前記従来技術の問題点を解決するためのものであり、その目的とするところは、配送品出し入れ口を一旦封緘した後に該配送品出し入れ口を開封することを困難にせしめ、配送途中における第三者の関与によって発生し得る配送品の変形、変質、汚染、損傷、盗難等を未然に防止することができ、配送先に到着して配送品を取り出した後は、配送先にて種々の物品の収納袋として活用することができる配送品収納袋を提供することにある。
【0006】
すなわち本発明の配送品収納袋は、配送品を封緘後、容易には再開封できないように収納することができる配送品収納袋であって、
少なくとも一辺又は一面に配送品出し入れ口を有する袋体と、該配送品出し入れ口に取り付けられたファスナーと、該ファスナーを開閉するためのスライダと、該スライダに取り付けられた引手と、前記ファスナーの一端に固定された前記引手の孔に挿通し得る留め枠を上面に備える留め具と、前記配送品収納袋を封緘するための封緘部材とを備えてなることを特徴とする(以下、iと称する)。
【0007】
本発明の配送品収納袋は以下の態様が好ましい。
ii) 前記封緘部材は、
前記引手に前記封緘部材を重なってスライド係着するための係着部と、
前記引手の前記孔に対応する位置に設けられた前記留め具の留め枠で挿通し得る開口部と、
前記開口部に突出して延設された係止片であって、
前記留め具の前記留め枠を前記引手の前記孔及びこれに位置合せされた前記封緘部材の前記開口部に挿通したとき該係止片が前記留め枠に当接係止されて、前記配送品収納袋を封緘し得る係止片とを有してなるiの配送品収納袋。
iii)前記留め枠の前記係止片との当接面は前記引手の回動とともに該留め枠と該係止片が線接触し続けるように傾斜しているiiの配送品収納袋。
iv)前記引手は前記孔と前記封緘部材の開口部が位置合せされて保持されるように、前記封緘部材の両方向のスライドを制限する第一及び第二係止部を設けているiiの配送品収納袋。
v)前記封緘部材に破断を容易にするための切り込み若しくは凹条が少なくとも一カ所に設けられているiiの配送品収納袋。
vi)前記封緘部材は、
一端に凹部、他端に凸部を形成する線状部を少なくとも有し、閉じられたファスナーの引手の孔に留め枠を挿通した状態で前記線状部を留め枠の孔に挿通し、前記凹部を前記凸部に嵌めることにより環状に閉じて封緘することができる部材からなり、
前記封緘部材を閉じた後は切断せずには開封することができないように、前記凸部に戻り防止用の反りを設けてなるiの配送品収納袋。
vii)前記封緘部材が識別表示部を有するviの配送品収納袋。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の配送品収納袋の袋体の大きさ、形状及び材質は、配送品の大きさ、形状及び種類に応じて適宜選択する。配送品の種類は特に限定されないが、破損する恐れの少ない配送品、とりわけ寝具類、衣類、書類、書籍等が好ましい。
【0009】
袋体の大きさや形状に応じて、該袋体の少なくとも一辺又は一面に配送品出し入れ口を形成する。袋体の形状は、例えば一般的な紙袋やプラスチック袋と同じ形状(例えば、筒状体の一端を閉鎖した形状)、直方体状、円柱状等であってよい。配送品出し入れ口の数は一つでもよいし、又は二つ以上でもよい。また、配送品出し入れ口は直線状に形成してもよいし、又は折れ曲がり線状や曲線状に形成してもよいし、又はこれらを組み合わせた形状に形成してもよい。
具体的には例えば、袋体の一辺又は一面にファスナーを形成するか、或いは袋体の二辺,三辺又は四辺に該辺に跨がるファスナーを形成するか、或いは袋体の二面,三面又は四面に該面に跨がるファスナーを形成する。
【0010】
袋体の材質は、例えば天然ポリマー、半合成ポリマー、合成ポリマー又はこれらを組み合わせた材料から形成された織布、不織布、フィルム又はこれらの組み合わせであってよい。袋体は全体が不透明、半透明又は透明な材料で形成されていてよく、又は、所望により、これらを組み合わせて、例えば、不透明又は半透明な材料の一部を透明な材料で形成したものであってよい。
【0011】
配送品出し入れ口に取り付けるファスナーは一般的なもの、例えば、務歯(ティース)、スライダ(すべり金具)、ジッパーテープから構成され、務歯の一端(下端)にある下止め(ボトムストップ,ボトムエンドピース)と、他端(上端)にある上止め(トップストップ,トップエンドピース)との間をスライダが上下することにより開閉するものであってよい。
【0012】
引手及び留め具は、封緘部材の種類に応じて適するものを適宜選択する。封緘部材の種類は、本発明の配送品収納袋の目的を達成し得る範囲内のものであればよいが、特に、前記ii又はviの封緘部材を使用することが好ましい。以下、前記iiの封緘部材を使用する場合、及び前記viの封緘部材を使用する場合に分けて、適する引手及び留め具について説明する。
【0013】
A.前記 ii の封緘部材を使用する場合について
スライダには引手(プルタブ)が取り付けられ、該引手には留め具の留め枠で挿通するための孔が少なくとも一つ設けられている。孔の大きさや形状は適宜選択する。引手には、前記孔と前記iiの封緘部材の開口部が位置合せされて保持されるように、前記iiの封緘部材の両方向のスライドを制限する第一及び第二係止部を設けるとよい。
係止部の形状は、前記iiの封緘部材の係着部を係止し得る形状であればよく、例えば、引手の幅を広げることにより形成された凸所であってもよく、又は、所定形状の突起により形成された凸部であってもよい。
【0014】
留め具は、前記引手の前記孔を挿通し得る留め枠(具体的には、例えば矩形枠、例えば長方形枠又は台形枠)を上面に備える形状とする。留め具はファスナーの上止めとは別部材として形成してもよいし、又は、前記上止めを兼ねて留め具を形成してもよい。留め枠の係止片との当接面はスライダの回動とともに留め枠と係止片が線接触し続けるように傾斜していることが好ましい。
【0015】
配送品収納袋を封緘するための前記iiの封緘部材は、引手にスライド係着して使用される。前記iiの封緘部材は、後に封緘を解除する際、少なくとも部分的に破断することが必要となるので、適度な強さと破壊し易さとを併有することが重要である。それ故、前記iiの封緘部材は、弾性と強度とを兼ね備え且つ破断させることが可能な材料、例えばポリカーボネート樹脂、ABS樹脂、ポリアセタール樹脂等のプラスチックを用いて製造することが好ましい。
【0016】
前記iiの封緘部材は、引手に該封緘部材を重なってスライド係着するための係着部を有する。前記iiの封緘部材の係着部の構造は引手の形状などにより適宜変化し得る。係着部は前記iiの封緘部材と別体であってもよいが、該封緘部材と一体に成形されていることが好ましい。例えば、筒状の係着部を前記iiの封緘部材と一体に成形すれば、該係着部を該封緘部材に嵌着することにより、前記iiの封緘部材を引手に容易且つ強固にスライド係着することができる。
【0017】
前記iiの封緘部材には、スライダの孔に対応する位置に留め具の留め枠で挿通し得る開口部を設ける。この開口部の大きさや形状は適宜選択する。引手に前記iiの封緘部材をスライド係着したとき、引手の孔及び封緘部材の開口部は互いに位置合せされて設けられているので(少なくとも一部重複している)、留め具の留め枠により引手の孔及び封緘部材の開口部を共に挿通し得る。
【0018】
開口部には、その中に突出して少なくとも一つの係止片を延設する。係止片は、前記iiの封緘部材と一体に成形することにより設けると形成し易い。係止片は、留め具の留め枠、引手及び前記iiの封緘部材と共に配送品収納袋を封緘するためのものであり、封緘を解除しようとして引手を回動させる場合、大きな力が加わる。それ故、その力に抗して封緘を保持する必要がある。
すなわち係止片は、引手を回動させるとき、留め具の留め枠に線接触(可能であれば面接触)にて当接係止し得る構造とすることが好ましい。係止片の数は奇数でも偶数でもよい。
具体的には、例えば、留め具の留め枠を台形枠となし、且つ前記iiの封緘部材に偶数の係止片、例えば二つの係止片を互いに対向する方向に開口部に突出して延設すると、封緘を解除しようとして引手を回動させる場合に、留め具の留め枠と二つの係止片とが線接触し、力が一つの係止片の一点に集中することなく(一つの係止片と留め具の留め枠とが点接触することなく)力を二つの係止片に分散させることができるので好ましい。
係止片の大きさ、形状、厚さ等の性状は、該係止片を開口部に好適に設けることができ、且つ前述の留め具の留め枠との接触を線接触にて好適に行うことができる性状とすることが好ましい。
【0019】
前記iiの封緘部材の少なくとも一カ所に、封緘を解除する際に該封緘部材の少なくとも一部を破断し易くするための切り込み若しくは凹条を設けることが好ましい。切り込み若しくは凹条を設けることにより、前記iiの封緘部材のこの部分の肉厚が薄くなるので、該封緘部材が破断され易くなる。切り込み若しくは凹条の数、大きさ、形状及び設ける箇所は前記iiの封緘部材の強度と破断し易さとを考慮して適宜選択する。例えば切り込み若しくは凹条は、前記iiの封緘部材の所定箇所を所定の厚さで切り込むか又は、該封緘部材の所定箇所にV字溝、U字溝等の溝を形成することにより設けることができる。
【0020】
B.前記 vii の封緘部材を使用する場合について
引手には、留め具の留め枠を挿通するための孔を少なくとも一つ設ける。正確な封緘のために、引手の孔をスライダの近傍に設けることが好ましい。
留め具の留め枠には、前記vii の封緘部材の線状部を挿通し得る大きさの孔が設けられている必要があるが、該孔の大きさが前記線状部の太さとほぼ同じであると、封緘後、ファスナーの動きを確実に防止することができ、好ましい。留め具の留め枠は、引手の孔に挿通された状態で、封緘部材の線状部を挿通するための孔部分が、引手から突出するような形状であることが必要である。
【0021】
前記vii の封緘部材は前述のように、少なくとも一部が線状であり、一端と他端との嵌着により閉じた環状とすることができるものであり、この条件を満たすものであれば、その具体的な形状は何ら制限されない。前記嵌着は、例えば凸部を設けた前記一端及び凹部を設けた前記他端(該凸部と該凹部は、それらを一旦結合したら容易に外れない構造とする)を結合することにより、行われ得る。
【0022】
前記vii の封緘部材には識別表示部、例えば板状の部材を更に設けると、配送品の委託者の氏名や配送品の配送先の住所、配送品の内容や取扱に関する事項の表示等を行うことができ、使用上好ましい。前記vii の封緘部材は封緘中に切断せず、封緘する必要がなくなった後に容易に鋏や手等で切断できる部材、例えばプラスチックから製造することが好ましい。プラスチックから製造する場合、前記vii の封緘部材は線状部と嵌着して環状とすることができる部材、及び必要に応じて識別表示部を一体に容易に製造することができる。また、プラスチックに適当な顔料を混合することにより、種々の色を有する前記vii の封緘部材を得ることもできる。
【0023】
【実施例】
以下の実施例により、本発明を更に詳しく説明する。
図1に、実施例1の本発明の配送品収納袋1を示す。配送品収納袋1は、袋体2の配送品出し入れ口にファスナー3が取り付けられている。本例では、ファスナー3は、袋体2の上端に取り付けられている。袋体2の内部に寝具類、衣類、書類、書籍等の配送品を収納した後、ファスナー3を閉め、封緘部材4にて配送品収納袋1を封緘する。
図2に、実施例2の本発明の配送品収納袋5を示す。配送品収納袋5は、袋体6の配送品出し入れ口にファスナー7が取り付けられている。本例では、ファスナー7は、袋体6の上面の中央部に該上面を二分して取り付けられている。袋体6の内部Aに後述する各種の配送品を収納した後、ファスナー7を閉め、封緘部材4にて配送品収納袋5を封緘する。
図3に、実施例3の本発明の配送品収納袋8を示す。配送品収納袋8は、袋体9の配送品出し入れ口にファスナー10が取り付けられている。本例では、ファスナー10は、袋体6の上面に該上面の三辺に跨がって取り付けられている。
図4に、図1の配送品収納袋1の内部、或いは図2の配送品収納袋5又は図3の配送品収納袋8の内部Aに収納し得る配送品の例を示す。配送品はそのまま又は必要であればプラスチック袋などに入れた状態で収納する。図4(a)は布団、シーツ、枕等の寝具類の例、図4(b)はブレザー、ズボン、スカート、シャツ等の衣類の例であり、図1の配送品収納袋1の内部にこれらを収納し得る。
本発明の配送品収納袋は、例えば、図1の配送品収納袋1においては、寝具類、衣類、書類、書籍等の配送品を収納するための袋として適するが、例えば、図2の配送品収納袋5又は図3の配送品収納袋8においては、必要であれば、以下に例示する他の種々の配送品を収納することができる。例えば、図4(c)は缶詰、小箱、アルミニウムボトル又はペットボトル入り飲料、プラスチック容器入りの各種液体製品、日用品等の例、図4(d)は発泡スチロールなどの緩衝材の容器の例である。図4(d)の緩衝材の容器内には、例えば、冷凍食品、壊れ易いもの(ガラス製品、陶磁器製品、電化製品など)、貴重品等を収納することができる。
【0024】
<前記iiの封緘部材を使用した場合の、本発明の配送品収納袋の封緘機構の説明>
図5に、図1の配送品収納袋1(実施例1)のI部分の拡大図を示す。実施例1〜3では、封緘部材として前記iiのタイプの封緘部材を使用した。以下、図5及び図6に基づいて、本発明の配送品収納袋の封緘機構を説明する。
図5に示すように、引手11に封緘部材4を固定する。この際、引手11の孔12と封緘部材4の開口部13とが位置合せされる(共通の貫通孔部分を有する位置)ようにする。封緘部材4の一面側(係着部14の反対側)には、開口部13に突出して二つの係止片15が延設されている。引手11を指で摘まみ、スライダ16によりファスナー17を閉じながら封緘部材4をスライド係着した引手11を矢印の如く図中右端の留め具18(上部は、貫通孔19を有する枠形状をしている)の留め枠18’のところまで引き封緘部材4及び引手11を時計方向に回転させて、図6のように、孔12と開口部13を留め枠18’で挿通する。この時、二つの係止片15は、留め枠18’により下方から押圧されて上方に曲がるように変形し、留め枠18’が通過した後下方向に曲がるように変形して、図6のように、留め具18の貫通孔19内に先端部及びその近傍が入り込み、封緘が一操作にて完了する。
【0025】
<前記iiの封緘部材を使用した場合の、本発明の配送品収納袋を構成する主な部材の説明>
I.引手
図7に、図5及び図6の引手11を示す。図7(a)は引手11の平面図、図7(b)は引手11を図中矢印方向から見た側面図である。引手11には、孔12以外に、引手11をスライダ16に取り付けるための貫通孔20が設けられている。また引手11には、孔12と開口部13が位置合せされて保持されるように封緘部材4の両方向のスライドを制限するため、封緘部材4の係着部14の一端(留め具18側)に凸所21(幅が拡張された部分;第一係止部)が、封緘部材4の係着部14の他端(スライダ16側)に凸部22(突き出た部分;第二係止部)が各々設けられている。なお、係着部14の他端(スライダ16側)はスライダ16により係止されるので、凸部22はなくてもよいが、凸所21及び凸部22を共に設ける方が、係着部14の両端が保持されるのでより好ましい。
【0026】
II.封緘部材
図8に、図5及び図6の封緘部材4を示す。図8(a)は封緘部材4の裏面図、図8(b)は図8(a)を矢印II方向から見た側面図、図8(c)は封緘部材4の正面図である。本例では封緘部材4はプラスチック製(ポリカーボネート製)であり、二つの係止片15が互いに対向する方向に開口部13に突出して延設されている。また本例では封緘部材4の正面側に凹条23,24が設けられ、封緘部材4の係着部14に凹条25が設けられている。凹条23,24及び25の代わりに切り込みを設けてもよい。
図9に、図8の封緘部材4の端面図及び凹条の説明図を示す。図9(a)は図8(c)を矢印III 方向から見た端面図、図9(b)は図8(c)を矢印IV方向から見た端面図、図9(c)は凹条23,24及び25の説明図である。本例では、図9(c)のように、所定深さのV字形状の溝を形成することにより凹条23,24及び25を設けた。図9(c)の角度θは適宜選択してよい(本例ではθ=45度)。
【0027】
III .留め具
図10に留め具の機能の説明図を示す。前記iiの封緘部材を使用した場合、留め具の形状は封緘部材の封緘力に大きく影響するので、留め具の形状を最適形状とすることは重要である。
以下、留め具の形状の相違による封緘部材の封緘力の相違について説明する。
図10(a)のように、ファスナーの長手方向に沿って形成された長方形の留め枠26’を有する留め具26を使用した場合、引手11を回動させることにより封緘部材4が回動されるとき、図中右側の係止片15の右上端部のみが留め枠26’と接触する(点接触)ので、応力がこの一点に集中し、図中右側の係止片15は破壊され易くなる。図中右側の係止片15が破壊されると、次いで、図中左側の係止片15でも同様のことが起こり、図中左側の係止片15も破壊され易くなる。
ところが、図10(b)のように、ファスナーの長手方向に沿って形成された台形(スライダに近い方の矩形の一辺の高さがスライダに遠い方の矩形の一辺の高さよりも低くなるように傾斜している形)の留め枠27’を有する留め具27を使用した場合、引手11を回動させることにより封緘部材4が回動されるとき、図中右側の係止片15の表面の引手11の長さ方向に沿った線状部分及び図中左側の係止片15の引手11の長さ方向に沿った線状部分が留め枠27’と接触するので(線接触)、応力が二つの係止片15に作用し、それ故、二つの係止片15は容易には破壊されない。
【0028】
<前記viの封緘部材を使用した場合の、本発明の配送品収納袋の封緘機構の説明>
前記iiの封緘部材の代わりに前記viの封緘部材を使用してもよい。以下、図11に基づいて、前記viの封緘部材を使用した場合の、本発明の配送品収納袋の封緘機構を説明する。まず、図11(a)に示すように、スライダ28を図中左上側に引き上げることによりファスナーを閉じる(図中、29aは閉じた務歯を、そして29bは開いた務歯をそれぞれ示す)。スライダ28を充分に引き上げたら、図11(b)に示すように、引手30を留め具31の留め枠32側に回し、引手30の孔33に留め枠32を通す。その後、図11(c)に示すように、封緘部材34の凸部35側を留め枠32の孔36に通した後、該凸部35を凹部37に嵌着することにより封緘部材34を環状に閉じる。
【0029】
凸部35と凹部37とは嵌着され、反り38により外す方向の動きが封じられるので、切断することなしに容易に外れることはない。また、ファスナーのスライダ28は留め具31、封緘部材34及び引手30により動きが封じられており、ファスナーも開くことはない。これらのことから、封緘が十分に行われる。
この封緘を解くには封緘部材34を切断する必要があり、該封緘部材34が未切断のままであることにより、配送品収納袋が未開封であることが判る。なお、識別表示部39には、必要に応じて、所定の情報(例えば、配送品に関する情報など)を記入することができる。
図12は、図11(c)の封緘部材34の一部を破断して示す平面図である。
【0030】
図12の封緘部材34では、凸部35に1ヵ所の反り38が設けられているが、反りを2カ所以上設けてもよい。図13に、図12のタイプの封緘部材34の線状部の先端の凸部に三カ所の反り40を設けた場合の例を示す。このような複数の反りを設けた封緘部材を使用することにより、封緘した際の封緘力の大きさ及び封緘部材により形成される環状部の大きさを適宜変更することができる。
図12に示した封緘部材には識別表示部39を設けたが、この識別表示部を設けない例を図14に示す。図14の封緘部材41は全体が線状であり、一端には反り42を有する凸部43、他端には反り42と係合する部分を有する凹部44を設けてある。図14の封緘部材41は形状が単純でよい。
【0031】
【発明の効果】
本発明の配送品収納袋は、従来配送品を収納していた紙袋、プラスチックフィルム袋又は布袋と異なり、ファスナーで配送品出し入れ口を簡単に開閉し得、且つ配送品出し入れ口を一旦封緘すると、中に収納した配送品を容易に出し入れすることができないようにせしめることができ、配送途中における第三者の関与によって発生し得る配送品の変形、変質、汚染、損傷、盗難等を防止することができる。
また本発明の配送品収納袋は、従来の段ボール箱や木箱と異なり、配送先に到着して配送品を取り出した後は、配送先にて種々の物品の収納袋として活用することができ、また材質を好適に選択すれば、洗濯すら可能となり、長期間にわたり収納袋として使用することができる。
更に本発明の配送品収納袋は、封緘を従来の段ボール箱や木箱の封緘に比べて容易に行うことができ、且つ未使用の配送品収納袋の保管場所も狭くて済むため、配送品を収納する際の作業効率を高めることができ、とりわけ寝具類、衣類、書類、書籍等の破損する恐れの少ない配送品を配送する際の収納袋として有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の配送品収納袋の斜視図である。
【図2】本発明の実施例2の配送品収納袋の斜視図である。
【図3】本発明の実施例3の配送品収納袋の斜視図である。
【図4】実施例1ないし実施例3の配送品収納袋の内部に収納し得る配送品の例を示す図である。
【図5】図1の配送品収納袋のI部分の拡大図である。
【図6】図1の配送品収納袋の封緘部材の封緘機構を説明するための図である。
【図7】本発明の配送品収納袋の引手の一例を示す図である。
【図8】本発明の配送品収納袋の封緘部材の一例を示す図である。
【図9】図8の封緘部材の端面図及び凹条の説明図である。
【図10】本発明の配送品収納袋の留め具の一例の機能を説明するための図である。
【図11】本発明の配送品収納袋において、他の例の封緘部材を使用した場合の封緘機構を説明するための図である。
【図12】図11の封緘部材の一部を破断して示す平面図である。
【図13】図12のタイプの封緘部材において、線状部の先端の凸部に三カ所の反りを設けた場合の例を示す図である。
【図14】図12のタイプの封緘部材の他の例を示す図である。
【符号の説明】
1,5,8:配送品収納袋 2,6,9:袋体
3,7,10,17:ファスナー 4,34,41:封緘部材
11,30:引手 12,33:孔
13:開口部 14:係着部
15:係止片 16,28:スライダ
18,26,27,31:留め具 19,20:貫通孔
21:凸所 22,35,43:凸部
23,24,25:凹条 26’,27’,32:留め枠
29a,29b:務歯 37,44:凹部
38,40,42:反り 39:識別表示部

Claims (4)

  1. 配送品(但し、買上げた商品を除く)を封緘後、容易には再開封できないように収納することができる配送品収納袋であって、
    少なくとも一辺又は一面に配送品出し入れ口を有する袋体と、該配送品出し入れ口に取り付けられたファスナーと、該ファスナーを開閉するためのスライダと、該スライダに取り付けられた引手と、前記ファスナーの一端に固定された前記引手の孔に挿通し得る留め枠を上面に備える留め具と、前記配送品収納袋を封緘するための封緘部材とを備えてなり、前記封緘部材は、
    前記引手に前記封緘部材を重なってスライド係着するための係着部と、
    前記引手の前記孔に対応する位置に設けられた前記留め具の留め枠で挿通し得る開口部と、
    前記開口部に突出して延設された係止片であって、前記留め具の前記留め枠を前記引手の前記孔及びこれに位置合せされた前記封緘部材の前記開口部に挿通したとき該係止片が前記留め枠に当接係止されて、前記配送品収納袋を封緘し得る係止片とを有してなることを特徴とする配送品収納袋。
  2. 前記留め枠の前記係止片との当接面は前記引手の回動とともに該留め枠と該係止片が線接触し続けるように傾斜していることを特徴とする請求項記載の配送品収納袋。
  3. 前記引手は前記孔と前記封緘部材の開口部が位置合せされて保持されるように、前記封緘部材の両方向のスライドを制限する第一及び第二係止部を設けていることを特徴とする請求項記載の配送品収納袋。
  4. 前記封緘部材に破断を容易にするための切り込み若しくは凹条が少なくとも一カ所に設けられていることを特徴とする請求項記載の配送品収納袋。
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