JP2010124894A - 封止具及び封止具を用いた封鎖方法 - Google Patents

封止具及び封止具を用いた封鎖方法 Download PDF

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Abstract

【課題】簡単な機構により、スライドファスナのスライダの摺動を阻止するとともに、封鎖状態を維持することができる封止具及び封止具を用いた封鎖方法を提供する。
【解決手段】郵袋10の上蓋部11の外縁部、各側面部(12a,12c)、底面部13には、務歯が配置されたスライドファスナが設けられている。また、上蓋部11、底面部13には、スライドファスナに対して線対称の位置に、ハトメ(21,22)が設けられている。スライドファスナに用いられるスライダ(41,42)は結合子を備える。封緘具のバンド部をハトメ22に差し込み、スライドファスナの郵袋10内側を介して、ハトメ21から排出し、このバンド部をスライダ(41,42)の結合子の貫通孔を通して、封緘具のバンド挿入部の係合孔に挿入し、締め付ける。これにより、上蓋部11、底面部13、スライダ(41,42)を強固に結合する。
【選択図】図1

Description

本発明は、スライドファスナにより閉鎖した郵便物収納袋等の収納袋において、封緘した場合、開口を抑制するための封止具及び封止具を用いた封鎖方法に関する。
スライドファスナで開閉される収納袋を用いる場合に、無断で開放されないように閉鎖状態を保持しておく場合がある。この場合に、スライドファスナを開閉するスライダの摺動を阻止するための手段が必要であり、スライダ同士またはスライダと上止具とを対向させ、胴体上に施錠機構を備えた施錠用スライダが検討されている(例えば、特許文献1を参照。)。この文献記載のスライドファスナ施錠用スライダでは、2個のスライダを対向させ、またはスライダと上止具とを対向させたファスナーチェンにおいて、施錠孔部を有する施錠杆をスライダの胴体の上翼板に対し、回動自在に軸支されている。
また、対向する両スライダを互いに封鎖しても、両スライダ間のエレメントが未噛合のままに残る。未噛合部分に強い横引力を与えると、両スライダは互いに結合した状態を保っているが、スライドファスナの既噛合部分が両スライダ内を通じて引き込まれて、U字状に垂れ下がりつつ開口してしまうことがある。従って、単に両スライダを結合しても完全な封鎖ができないという問題があった。
そこで、封鎖状態が外部に露出されず、故意に解除されることがなく、スライドファスナのスライダの摺動を阻止するとともに、封鎖状態を維持するためのスライドファスナの封鎖装置も検討されている(例えば、特許文献2を参照。)。この文献記載の技術では、鍔部の下部にスライダの外側面を覆うガード部が設けられている。
一方、包装袋や書類袋等の封緘をするために封緘具を用いる場合もある(例えば、特許文献3を参照。)。この文献記載の技術では、留め具を通し得る孔を有する引手がスライドに取り付けられたファスナと、少なくとも一部が線状であり、一端と他端との楔着により閉じた環状とすることができる挿通具と、挿通具の線状部を通すことができる孔を有するファスナの上止め近傍に取り付けられた留め具とからなる。閉じた後のファスナの引手の孔に留め具を通した状態で挿通具の線状部を留め具の孔に通した後、挿通具の一端と他端とを楔着により環状に閉じることにより封緘する。
特開2003−210211号公報(第1頁、図1) 実開平3−11813号公報(第1頁、図1) 特開2001−72088号公報(第1頁、図1)
特許文献1に記載の技術では、未噛合部分に強い横引力による開放を抑制できない。特に、布のように柔軟性がある材料に、スライドファスナを取り付けた場合には、封鎖状態の維持が困難になる。
一方、特許文献2に記載の技術では、外側面を覆うガード部を設けた特殊なスライダを用いる必要がある。更に、このガード部が、収納袋の材料を傷つけたり、スライダが引っ掛かりすることにより、円滑な摺動の妨げとなる可能性がある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、簡単な機構により、スライドファスナのスライダの摺動を阻止するとともに、封鎖状態を維持すること
ができる封止具及び封止具を用いた封鎖方法を提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、第1開口縁と第2開口縁とからなる開口部を有し、前記第1、第2開口縁に歯合部を備えたスライドファスナを設けた封止具であって、前記スライドファスナは、前記歯合部を摺動し開口部を開閉自在とするとともに、摺動を停止させるための貫通孔を有する接合子を突設させたスライダを備え、前記第1開口縁近傍に第1固定手段を設け、前記第2開口縁において、前記第1固定手段に対して、前記スライダの停止位置に対称に第2固定手段を設け、前記接合子、前記第1、第2固定手段を結合させることにより前記開口部を封鎖可能にしたことを要旨とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の封止具において、前記第1、第2固定手段として、第1、第2貫通孔を設け、ループ形状の結合材を、前記第1、第2貫通孔、スライダの接合子の貫通孔を貫通させることにより前記開口部を封鎖可能にしたことを要旨とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の封止具において、前記スライドファスナに対して、複数対の前記第1及び第2固定手段を設けたことを要旨とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか一つに記載の封止具において、前記スライダの接合子を、スライドファスナに対して垂直方向に設けたことを要旨とする。
請求項5に記載の発明は、請求項2又は3に記載の封止具において、前記スライダの接合子を、スライドファスナに対して水平方向に設け、前記接合子の貫通孔を、前記第1貫通孔又は第2貫通孔と重畳する位置に延在させたことを要旨とする。
請求項6に記載の発明は、第1開口縁と第2開口縁とからなる開口部を有し、前記第1、第2開口縁に歯合部を備えたスライドファスナを設け、前記スライドファスナは、前記歯合部を摺動し開口部を開閉自在とするとともに、摺動を停止させるための貫通孔を有する接合子を突設させたスライダを備え、前記第1開口縁近傍に第1固定手段を設け、前記第2開口縁において、前記第1固定手段に対して、前記スライダの停止位置に対称に第2固定手段を設けた封止具を用いた封鎖方法であって、前記接合子、前記第1、第2固定手段を結合させることにより前記開口部を封鎖することを要旨とする。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の封止具を用いた封鎖方法において、前記第1、第2固定手段として、第1、第2貫通孔を設け、ループ形状の結合材を、前記第1、第2貫通孔、スライダの接合子の貫通孔を貫通させることを要旨とする。
(作用)
請求項1又は6に記載の発明によれば、封止具に、第1開口縁と第2開口縁とからなる開口部を有し、第1、第2開口縁に歯合部を備えたスライドファスナを設ける。そして、スライドファスナは、歯合部を摺動し開口部を開閉自在とするとともに、摺動を停止させるための貫通孔を有する接合子を突設させたスライダを備える。更に、第1開口縁近傍に第1固定手段を設け、第2開口縁において、第1固定手段に対して、スライダの停止位置に対称に第2固定手段を設ける。これにより、接合子、第1、第2固定手段を結合させることにより開口部を封鎖することができる。
請求項2又は7に記載の発明によれば、第1、第2固定手段として、第1、第2貫通孔を設ける。これにより、ループ形状の結合材を、第1、第2貫通孔、スライダの接合子の貫通孔を貫通させることにより開口部を封鎖することができる。
請求項3に記載の発明によれば、スライドファスナに対して、複数対の第1及び第2固定手段を設ける。これにより、停止位置に自由度を確保することができる。
請求項4に記載の発明によれば、スライダの接合子を、スライドファスナに対して垂直方向に設ける。これにより、既存の接合子を備えたスライダを用いることができる。
請求項5に記載の発明によれば、スライダの接合子を、スライドファスナに対して水平方向に設け、接合子の貫通孔を、第1貫通孔又は第2貫通孔と重畳する位置に延在させる。これにより、ループ形状の結合材を、容易に貫通させることができる。
本発明によれば、簡単な機構により、スライドファスナの封緘を行なうことができる。そして、封鎖した際、両スライダ間の未噛合部分の開口を抑制し、確実な封鎖状態を維持することができる。
以下、本発明を具体化した一実施形態を、図1〜図6に従って説明する。本実施形態では、郵便物の配送に用いる収納袋(郵袋)に封止具を適用する場合を想定する。小包等の大きな郵便物は、図1に示すコンテナ70に格納されて、輸送が行なわれる。このコンテナ70は、各側面が格子から構成されており、前面の扉が観音開きとなっている。ここで、書留等の封筒は、柔軟な材料(例えば、布)を用いて構成された郵袋に封入されて、コンテナ70に格納される。
郵袋10は、図1(a)に示すように、上蓋部11、側面部(12a,12b,12c)、底面部13、コーナー部14から構成されている。そして、上蓋部11の外縁領域からなる第1開口縁と、側面部(12a,12c)の上端領域、底面部13の前面領域、コーナー部14からなる第2開口縁によって囲まれる開口部が形成される。側面部(12a,12c)には、2本の面テープ15が設けられている。この面テープ15の一端は各側面部(12a,12c)に固着されている。そして、面テープ15には、一端と他端とを結合させるための面ファスナが設けられている。そして、面ファスナを用いてリング形状を形成することにより、この面テープ15は、コンテナ70の格子に結びつけて郵袋10を固定する郵袋固定手段として機能する。
上蓋部11は、側面部12bに接続されている。そして、上蓋部11の外縁部(第1開口縁)には、スライドファスナを構成する、務歯(エレメント)が配置された第1テープ31が設けられている。そして、図1(b)に示すように、この上蓋部11を用いて郵袋10の上面から前面を覆った場合、上蓋部11の各辺が到達する位置(第2開口縁)に、務歯が配置された第2テープ32が設けられている。そして、第1,第2テープ(31,32)の務歯が歯合部として機能する。具体的には、側面部12aの上端、側面部12aの前面側の辺部の一部、コーナー部14、底面部13の前面側の辺部の一部、側面部12cの前面側の辺部の一部、側面部12cの上端を介して、上蓋部11の接合部に達する位置に第2テープが設けられている。そして、第1テープ31の務歯と第2テープ32の務歯とが結合して、郵袋10を閉鎖することになる。
このスライドファスナには、図1(b)に示すように、歯合部を摺動し開口部を開閉自在とする2個のスライダ(41,42)が設けられており、これらのスライダ(41,42)を摺動させて突き合わせることにより、郵袋10を閉鎖する。スライダ(41,42)は、図2(a)に示すように、本体(41a,42a)、引手(41b,42b)、結合子(41c,42c)を含んで構成される。この本体(41a,42a)は、二つの務歯を結合する機能を有する。引手(41b,42b)は、スライダを摺動させる場合に用いられる。
結合子(41c,42c)は、本体(41a,42b)から、スライドファスナに対して鉛直方向に延在されている。そして、結合子(41c,42c)は、図2(b)に示すように、スライダ(41,42)を突き合わした際に互いに左右に重合可能な位置にずらして突設してある。各結合子(41c,42c)には、それぞれ同じ孔径の貫通孔が設けられている。そして、この結合子(41c,42c)の貫通孔に封緘具を通すことにより、二つのスライダを結合させることができる。
郵袋10を封緘する場合には、結合材として、図2(c)に示す封緘具50を用いる。この封緘具50は、係止爪を内包する係合孔51aを備えたバンド挿入部51と、複数の係合突起を備えたバンド部52とから構成されており、バンド部52をバンド挿入部51の係合孔51aに挿入して係合することにより、ループ形状を形成する封緘バンドとなる。
更に、図1(a)に示すように、上蓋部11、底面部13には、それぞれ第1固定手段、第2固定手段としての貫通孔(ハトメ21、22)が設けられている。本実施形態においては、スライダ(41,42)の停止位置を前面部の中央位置として、この位置にハトメ(21、22)が配置されている。そして、図3(a)に示すように、上蓋部11を閉じた場合、上蓋部11のハトメ21に近接する位置に底面部13のハトメ22が設けられており、スライドファスナに対して線対称の位置に配置されている。この結果、ハトメ(21、22)は、スライダ(41,42)の停止位置に対称に設けられていることになる。このハトメ(21、22)は、上蓋部11、底面部13の端部から20mm〜30mmの位置に配置されており、その内径は6〜7mmである。
(封緘方法)
次に、収納物を封緘する場合の方法について説明する。
ここでは、まず郵袋10の底面部13に、封筒等の収納物を配置する。そして、スライドファスナのスライダ(41,42)を、上蓋部11の第1,第2テープ(31,32)に沿って摺動させる。この場合、第1、第2テープ(31,32)の務歯が結合して、郵袋10が閉鎖されていく。
そして、図3(b)に示すように、スライダ(41,42)を、ハトメ(21.22)の最寄りの位置まで移動させる。更に、各スライダ(41,42)が突き合うところまで移動させると、図4(a)に示すように、各スライダ(41,42)の結合子(41c,42c)同士が重なり合って、一つの貫通孔を形成する。
そこで、図4(b)及び図5に示すように、封緘具50のバンド部52をハトメ22に差し込み、スライドファスナの郵袋10の内側を介して、ハトメ21から排出させる。そして、このバンド部52を、スライダ(41,42)の結合子(41c,42c)の貫通孔を通して、封緘具50のバンド挿入部51の係合孔51aに挿入し、締め付ける。これにより、封緘具50は、上蓋部11、底面部13及び結合子(41c,42c)を強固に結合する。
本実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
・ 本実施形態においては、上蓋部11、底面部13の端部近傍において、スライドファスナに対して線対称の位置に、ハトメ(21,22)が形成されている。そして、ハトメ(21、22)及びスライダ(41,42)の結合子(41c,42c)を、リング状の封緘具50により結合することにより、上蓋部11、底面部13及び各スライダ(41,42)を固着する。これにより、スライダ(41,42)から、周囲の郵袋10を引き離すことができない。従って、封鎖した際、両スライダ間の未噛合部分からの開口が阻止
され、強い横引力を加えても未噛合部分からチェーン割れすることがなく、密閉状態を維持することができる。特に、郵袋10のように柔軟な材料により構成されている場合、コンテナ70の中で、図6に示すように、しわが寄った状態で保管される場合がある。このような場合、しわから未噛合部分が生じやすいが、上述の構成により、開口を抑制することができる。
・ 本実施形態においては、スライドファスナに対して線対称の位置に、ハトメ(21,22)を設けるだけで、スライダ(41,42)や封緘具50として公知のものを利用することができる。従って、簡易かつ効率的に収納袋の封緘を行なうことができる。
なお、上記各実施形態は以下のように変更してもよい。
○ 上記実施形態では、収納袋としての郵袋10に封止具を適用したが、本発明の適用対象はこれに限定されるものではない。ハンドバッグやリュックサック等の収納袋だけではなく、スライドファスナが用いられている開閉部に適用することが可能である。
○ 上記実施形態では、封緘具50を用いて封鎖したが、封鎖の方法はこれに限定されるものではなく、南京錠等を用いることも可能である。
○ 上記実施形態では、スライダ(41,42)において、結合子(41c,42c)は、本体(41a,42a)から、スライドファスナに対して鉛直方向に延在されている。この場合、結合子を設ける方向は、鉛直方向に限定されるものではない。例えば、図7(a)に示すスライダ(43、44)のように、本体(43a,44a)から結合子(43c、44c)をスライドファスナに対して水平方向に延在させてもよい。この場合、結合子(43c,44c)は、スライダ(43,44)を突き合わした際に互いに上下に重合可能な位置にずらして突設してある。各結合子(43c,44c)には、それぞれ同じ孔径の貫通孔が設けられている。そして、図7(b)に示すように、結合子(43c、44c)の貫通孔が、ハトメ21又はハトメ22の上方に位置するように延在させる。これにより、封緘具50を容易に貫通させて結合することができる。
○ 上記実施形態では、第1固定手段、第2固定手段としてのハトメ(21,22)を、郵袋10の上蓋部11、底面部13に設けた。これに代えて、第1固定手段、第2固定手段をスライドファスナの第1,第2テープ(31,32)に設けるようにしてもよい。この場合、第1固定手段、第2固定手段を備えたスライドファスナを封止具として、独立して取引対象とすることができる。
また、郵袋10の前面の中央付近に設けたが、場所はこれに限定されるものではない。各ハトメ(21,22)がスライドファスナを挟んで対称的な位置に近接して設けられる場所であれば、側面部(12a,12c)等に設けることも可能である。
又、ハトメ(21,22)は一対に限定されるものではなく、スライドファスナに沿って複数個を設けることも可能である。これにより、多様な位置で封緘することができる。
○ 上記実施形態では、第1、第2固定手段としてハトメ(21,22)を用いたが、これに限定されるものではない。スライドファスナの両側の袋部材と、スライダの接合子と結合するものであればよい。例えば、ハトメ(21,22)の代わりに、上蓋部11、底面部13に、それぞれ第1、第2突起部を設ける。そして、第1、第2突起部と結合子(41c、42c)とを、紐等の固定具により固着させてもよい。
○ 上記実施形態では、ハトメ(21、22)は、スライドファスナに対して線対称の位置に配置されている。第1、第2固定手段の配置位置はこれに限定されるものではなく、スライダ(41,42)の停止位置に対して対称に設けられていればよい。例えば、ハトメ(21、22)を、スライドファスナのスライダの摺動方向において左右にずらした
位置に配置することも可能である。
本発明の実施形態の封止具を用いた収納袋の説明図であって、(a)は開放状態の郵袋、(b)は閉鎖状態の説明図。 本発明の実施形態の封緘に用いる部材の説明図であって、(a)はスライドファスナのスライダ、(b)はスライダを突き合わせた状態、(c)は封緘具の説明図。 郵袋の封緘方法の説明図であって、(a)はスライドファスナを閉じる前の状態、(b)はスライダを近接させた状態の説明図。 郵袋の封緘方法の説明図であって、(a)はスライダを突き合せた状態、(b)は封緘した状態の説明図。 本実施形態の封緘状態の断面図。 本実施形態の郵袋をコンテナに格納した状態の説明図。 他の実施形態の封緘方法の説明図であって、(a)はスライドファスナに用いるスライダ、(b)は封緘状態の断面図。
符号の説明
10…郵袋、11…上蓋部、12a,12b,12c…側面部、13…底面部、21,22…ハトメ、41,42,43,44…スライダ、41a,42a,43a,44a…本体、41b,42b…引手、41c,42c,43c、44c…結合子、50…封緘具、51…バンド挿入部、52…バンド部。

Claims (7)

  1. 第1開口縁と第2開口縁とからなる開口部を有し、前記第1、第2開口縁に歯合部を備えたスライドファスナを設けた封止具であって、
    前記スライドファスナは、前記歯合部を摺動し開口部を開閉自在とするとともに、摺動を停止させるための貫通孔を有する接合子を突設させたスライダを備え、
    前記第1開口縁近傍に第1固定手段を設け、
    前記第2開口縁において、前記第1固定手段に対して、前記スライダの停止位置に対称に第2固定手段を設け、
    前記接合子、前記第1、第2固定手段を結合させることにより前記開口部を封鎖可能にしたことを特徴とする封止具。
  2. 前記第1、第2固定手段として、第1、第2貫通孔を設け、
    ループ形状の結合材を、前記第1、第2貫通孔、スライダの接合子の貫通孔を貫通させることにより前記開口部を封鎖可能にしたことを特徴とする請求項1に記載の封止具。
  3. 前記スライドファスナに対して、複数対の前記第1及び第2固定手段を設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の封止具。
  4. 前記スライダの接合子を、スライドファスナに対して垂直方向に設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の封止具。
  5. 前記スライダの接合子を、スライドファスナに対して水平方向に設け、
    前記接合子の貫通孔を、前記第1貫通孔又は第2貫通孔と重畳する位置に延在させたことを特徴とする請求項2又は3に記載の封止具。
  6. 第1開口縁と第2開口縁とからなる開口部を有し、前記第1、第2開口縁に歯合部を備えたスライドファスナを設け、
    前記スライドファスナは、前記歯合部を摺動し開口部を開閉自在とするとともに、摺動を停止させるための貫通孔を有する接合子を突設させたスライダを備え、
    前記第1開口縁近傍に第1固定手段を設け、
    前記第2開口縁において、前記第1固定手段に対して、前記スライダの停止位置に対称に第2固定手段を設けた封止具を用いた封鎖方法であって、
    前記接合子、前記第1、第2固定手段を結合させることにより前記開口部を封鎖することを特徴とする封止具を用いた封鎖方法。
  7. 前記第1、第2固定手段として、第1、第2貫通孔を設け、
    ループ形状の結合材を、前記第1、第2貫通孔、スライダの接合子の貫通孔を貫通させることを特徴とする請求項6に記載の封止具を用いた封鎖方法。
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