JP3709404B2 - ツール抜出工具 - Google Patents
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Description
本発明は、工作機械においてツールポット式等のツールマガジンからツールホルダを取り出すためのツール抜出工具に関するものである。
マシニングセンタ等の工作機械には多数のツールが備えられ、ワークや加工形状等に合わせてツールを自動的に交換できるようにしている。このツールはツールホルダにチャックにより固定され、該ツールホルダはホルダ嵌合体(以下ツールポットと称する)に嵌合され、該ツールポットはマガジンに配設されている。このようなツールポット式ツールマガジンを備える工作機械において、従来、ツールポットからツールホルダを取り出す方法としては、手で引っ張って抜き出すか、もしくはツールポット端面とツールホルダ端面との間の隙間にフォーク状のツール抜き取り工具を差し込み、てこの原理を利用して抜き出す方法が用いられている。
しかしながら、手で引っ張ってツールホルダを抜き出す場合には、抜き出し作業中にツールホルダに保持されたドリル等のツールによって怪我をするおそれがあった。また、ツールポット端面とツールホルダ端面との隙間にツール抜き取り工具を差し込み、てこの原理によりツールホルダを抜き出す場合には、ツールポット端面とツールホルダ端面を傷つけてしまい、ツールの結合剛性や回転精度を損なう恐れがあったのである。そして、ツールポット端面とツールホルダ端面とが密着している場合には、前記のツール抜出工具を使用することができなかったのである。
そこで、ツールホルダのフランジ部のV溝にフォーク状のツール抜き取り工具を差し込み、てこの原理を利用してツールを抜き取る方法が公開されており、ツールポット端面とツールホルダ端面とを傷つけることなく、また、密着している場合においてもツールポットからツールホルダを抜き取ることができるようになっている。(特許文献1等参照)
しかしながら、手で引っ張ってツールホルダを抜き出す場合には、抜き出し作業中にツールホルダに保持されたドリル等のツールによって怪我をするおそれがあった。また、ツールポット端面とツールホルダ端面との隙間にツール抜き取り工具を差し込み、てこの原理によりツールホルダを抜き出す場合には、ツールポット端面とツールホルダ端面を傷つけてしまい、ツールの結合剛性や回転精度を損なう恐れがあったのである。そして、ツールポット端面とツールホルダ端面とが密着している場合には、前記のツール抜出工具を使用することができなかったのである。
そこで、ツールホルダのフランジ部のV溝にフォーク状のツール抜き取り工具を差し込み、てこの原理を利用してツールを抜き取る方法が公開されており、ツールポット端面とツールホルダ端面とを傷つけることなく、また、密着している場合においてもツールポットからツールホルダを抜き取ることができるようになっている。(特許文献1等参照)
しかしながら、上記技術の如く、ツールホルダのフランジ部のV溝を作用点、ツールポット端面を移動する支点、把手の基部を力点として、てこの作用を利用してツールホルダを抜き出す方法を用いた場合、てこの作用によりツールポットから抜き出したツールホルダが、抜き出した方向に勢いよく飛び出す懸念があり、落下して破損したり、作業者の手に落下したりする等、安全上に問題があったのである。
また、てこの原理を利用する場合、把手部分を回動する必要があり、ツールホルダに手を近づけて作業を行わなければならないため、ツールホルダに保持したツールが抜き取り作業の邪魔になっていたのである。
以上のような問題点を鑑み、本発明のツール抜出工具においては、抜き取り作業の安全性の向上を図るとともに、ツールホルダをより容易に抜き出すことを目的とするものである。
また、てこの原理を利用する場合、把手部分を回動する必要があり、ツールホルダに手を近づけて作業を行わなければならないため、ツールホルダに保持したツールが抜き取り作業の邪魔になっていたのである。
以上のような問題点を鑑み、本発明のツール抜出工具においては、抜き取り作業の安全性の向上を図るとともに、ツールホルダをより容易に抜き出すことを目的とするものである。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、工具を取り付けるツールホルダをホルダ嵌合体より取り出すツール抜出工具であって、ツールホルダの外周を保持してホルダ嵌合体に当接するツール保持部と、該ツールホルダのフランジ部の外周に形成した溝に係合するツール係合部とを備えるとともに、前記ツール係合部をツール抜き出し方向に摺動可能に構成したツール抜出工具ものである。
請求項2においては、工具を取り付けるツールホルダをホルダ嵌合体より取り出すツール抜出工具であって、ツールホルダの外周を保持してホルダ嵌合体に当接する保持部を先端部に設け、後部に把手を有する本体と、ツールホルダのフランジ部の外周に形成した溝に係合する係合部を先端部に有し、前記本体上に摺動可能に支持される摺動体と、該摺動体に連結され、前記本体に枢支されるレバー体と、から構成したものである。
請求項3においては、前記摺動体にツール抜き出し方向と逆方向に付勢する付勢手段を設けたものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1においては、工具を取り付けるツールホルダをホルダ嵌合体より取り出すツール抜出工具であって、ツールホルダの外周を保持してホルダ嵌合体に当接するツール保持部と、該ツールホルダのフランジ部の外周に形成した溝に係合するツール係合部とを備えるとともに、前記ツール係合部をツール抜き出し方向に摺動可能に構成したので、
容易にツールホルダを抜き出すことが可能となり、抜き出したツールホルダは落下することがないため、ツールホルダを破損する恐れがないものである。また、ツールホルダに手を近づけることなく作業が行えるため、怪我の防止を図ることができ、安全性が向上されるのである。
容易にツールホルダを抜き出すことが可能となり、抜き出したツールホルダは落下することがないため、ツールホルダを破損する恐れがないものである。また、ツールホルダに手を近づけることなく作業が行えるため、怪我の防止を図ることができ、安全性が向上されるのである。
請求項2においては、工具を取り付けるツールホルダをホルダ嵌合体より取り出すツール抜出工具であって、ツールホルダの外周を保持してホルダ嵌合体に当接する保持部を先端部に設け、後部に把手を有する本体と、ツールホルダのフランジ部の外周に形成した溝に係合する係合部を先端部に有し、前記本体上に摺動可能に支持される摺動体と、該摺動体に連結され、前記本体に枢支されるレバー体と、から構成したので、
容易にツールホルダを抜き出すことが可能となり、抜き出したツールホルダは落下することがないため、ツールホルダを破損する恐れがないものである。また、ツールホルダに手を近づけることなく作業が行えるため、怪我の防止を図ることができ、安全性が向上されるのである。
容易にツールホルダを抜き出すことが可能となり、抜き出したツールホルダは落下することがないため、ツールホルダを破損する恐れがないものである。また、ツールホルダに手を近づけることなく作業が行えるため、怪我の防止を図ることができ、安全性が向上されるのである。
請求項3においては、前記摺動体にツール抜き出し方向と逆方向に付勢する付勢手段を設けたので、
摺動体はツール抜き出し作業後に自動的に所定位置に戻るため、ツール抜出工具をツールホルダに対して容易にセットすることが可能である。
摺動体はツール抜き出し作業後に自動的に所定位置に戻るため、ツール抜出工具をツールホルダに対して容易にセットすることが可能である。
安全且つ容易にツールポットからツールホルダを抜き出すという目的を、簡単な構成で実現した。
次に、発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明のツール抜出工具の全体的な構成を示す斜視図、図2は保持部と係合部の構成を示すツール抜出工具の正面図、図3はツール抜出工具の内部構成を示す側面断面図、図4は使用状態を示すツール抜出工具の側面図であり、(a)はレバー体未操作時を示す図、(b)はレバー体操作時を示す図である。図5は使用状態を示すツール抜出工具の平面図であり、(a)はレバー体未操作時を示す図、(b)はレバー体操作時を示す図である。図6はV字溝の構成を示すツールホルダの拡大平面図である。
図1は本発明のツール抜出工具の全体的な構成を示す斜視図、図2は保持部と係合部の構成を示すツール抜出工具の正面図、図3はツール抜出工具の内部構成を示す側面断面図、図4は使用状態を示すツール抜出工具の側面図であり、(a)はレバー体未操作時を示す図、(b)はレバー体操作時を示す図である。図5は使用状態を示すツール抜出工具の平面図であり、(a)はレバー体未操作時を示す図、(b)はレバー体操作時を示す図である。図6はV字溝の構成を示すツールホルダの拡大平面図である。
図1、図2に示すように、本実施例のツール抜出工具1は、先端部に保持部3aを有する本体3と、該本体3上に載置された摺動体4と、前記本体3と前記摺動体4後端部に枢支されたレバー体5とで構成されている。該ツール抜出工具1は全体の軽量化を図り、ある程度の剛性を有するように、ツールホルダ2と当接する部分を除き、アルミやアルミ合金等の金属材料で形成されている。
前記本体3は先端部に垂直上方に板状部3cを突設して側面視L状に形成して、板状部3cの上部には半円状に切欠が設けられており、この切欠を保持部3aとしてツールポット20を保持または端面に当接するようにしている。該保持部3aはツールホルダ2のフランジ部2bの外周径と略合致する形状としている。また、板状部3cは鉄板等の剛性を有する金属板等で形成されており、ツール抜き出し等に曲がったり破損したりしない材質で構成し、着脱可能に構成して交換可能としている。また、先端部の両側には後方へ突出する補強用のリブ3d・3dを形成して強度アップを図っており、摺動体4前部のガイドともなっている。
また、前記本体3の後部は平面視クランク状に形成して把手3bが形成されている。該把手3bは後述するレバー体5を握って回動する際の支持部となるものである。
また、前記本体3の後部は平面視クランク状に形成して把手3bが形成されている。該把手3bは後述するレバー体5を握って回動する際の支持部となるものである。
前記摺動体4は板状体に構成して前記本体3の先端部から中途部の折れ曲がり部までの長さで、本体3の上面に前後摺動自在に載置されている。該本体3の前部のリブ3d・3dは摺動ガイドを構成し、該本体3の上面と摺動体4の下面の間には摺動ガイド手段を備えている。前記摺動体4の先端部には、本体3と同様に半円状の切欠が設けられた板状部材8が着脱可能に固着されており、該板状部材8の切欠をツールホルダ2のフランジ部2bの外周に形成されたV字状の溝2aに係合する係合部8aとしている。該係合部8エンジンの両側も後方に突出するリブを形成して補強及びガイドとなっている。
また、前記摺動体4の後端側にはレバー体5の前部がピン9にて枢支されており、該レバー体5が摺動体4上を摺動できる構成としているのである。
また、前記摺動体4の後端側にはレバー体5の前部がピン9にて枢支されており、該レバー体5が摺動体4上を摺動できる構成としているのである。
前記レバー体5は前部を平面視略L字状に形成されており、該レバー体5前部の屈曲部(L字の頂点部)からピン9が下方に突設され、該ピン9は摺動体4の後端部を枢支している。該レバー体5前端部は、本体3中途部上であって把手3b基部側から上方に立設した回動支点6により枢支され、該レバー体5の後部の外側面部は平面視波状に形成されており、握り易くなっている。
前記摺動体4後端部には長孔(不図示)が穿孔されており、該長孔内に前記レバー体5の屈曲部に固設したピン9が挿嵌されている。このように、摺動体4に設けた長孔により、レバー体5を回動支点6を中心に回動したときに、摺動体4の後部が左右振れない(捩じれない)ように、円滑に摺動できる構成としている。
このように前記レバー体5を、本体3上に設けた回動支点6に枢支して、摺動体4に連結したので、前記回動支点6を支点としてレバー体5を回動すると摺動体4が連動して手前側(ツール抜出方向)に摺動するのである。
また、図3に示すように、ツール抜出工具1の前後略中央部における前記本体3の上面と前記摺動体4の下面には対向して凹部4a・3eが形成され、該凹部内に付勢手段としてバネ10が収納されており、該バネ10を圧縮バネとして前後方向に配置して前記摺動体4をツール抜き出し方向逆側に付勢するように、つまり、把手5が開く方向に付勢している。
また、前記本体3の左右中央部に前後方向に長孔が開口され、本実施例ではバネ10の前後両側に長孔3f・3gを開口し、該長孔3f・3g内に長孔よりも前後長が短いガイド体18・19を収納し、該ガイド体18・19を前記摺動体4の裏面に固定している。このガイド体18・19の固定方法は限定するものではなく、本実施例では、摺動体4に貫通孔を開口し、螺子15・16を上方より貫通させて、該螺子15・16により前記ガイド体18・19を螺装固定する。こうして摺動体4を本体3に対して前後方向(ツールポットの軸方向)のみに摺動できるように構成している。つまり、ガイド体18・19と長孔3f・3gにより係合部8aが保持部3aに対して平行に移動できるようにして、ツールホルダ2及びツールポットが傷ついたり歪んだりしないようにしている。
また、前記本体3の左右中央部に前後方向に長孔が開口され、本実施例ではバネ10の前後両側に長孔3f・3gを開口し、該長孔3f・3g内に長孔よりも前後長が短いガイド体18・19を収納し、該ガイド体18・19を前記摺動体4の裏面に固定している。このガイド体18・19の固定方法は限定するものではなく、本実施例では、摺動体4に貫通孔を開口し、螺子15・16を上方より貫通させて、該螺子15・16により前記ガイド体18・19を螺装固定する。こうして摺動体4を本体3に対して前後方向(ツールポットの軸方向)のみに摺動できるように構成している。つまり、ガイド体18・19と長孔3f・3gにより係合部8aが保持部3aに対して平行に移動できるようにして、ツールホルダ2及びツールポットが傷ついたり歪んだりしないようにしている。
このような構成から、前記レバー体5を握ると前記摺動体4が後方に引っ張られて本体3上を後方に摺動して本体3先端部の保持部3aと、摺動体4の先端部の係合部8aとが離間されて、ツールホルダ2をツールポットから抜き出すことができるのである。また、前記レバー体5を引いた状態を解除すると、バネ10の付勢力によって前記摺動体4が元の位置に戻るのである。
本実施例のツール抜出工具1の使用状態を図4、図5にて説明する。
図4、図5に示すように、本体3の先端部に設けた保持部3aにてツールホルダ外周を保持し、摺動体4先端部に設けた係合部8aをツールホルダ2のフランジ部2bに設けたV字溝2aに係合した状態からレバー体5を引くと、摺動体4がツール抜き出し方向に摺動して、前記係合部8aによって係合されたツールホルダ2が連動してツール抜き出し方向へ引き出されるのである。
図4、図5に示すように、本体3の先端部に設けた保持部3aにてツールホルダ外周を保持し、摺動体4先端部に設けた係合部8aをツールホルダ2のフランジ部2bに設けたV字溝2aに係合した状態からレバー体5を引くと、摺動体4がツール抜き出し方向に摺動して、前記係合部8aによって係合されたツールホルダ2が連動してツール抜き出し方向へ引き出されるのである。
つまり、図6に示すように、ツールポット20に保持されたツールホルダ2へツール抜出工具1をセットした状態においては、本体3の先端面がツールポット20の端面に当接して、ツールホルダのフランジ部2bの外周が保持部3aにて保持される。そして、前記フランジ部2bのV字溝2aに摺動体4の係合部8aが係合される。
このため、レバー体5を操作しない状態においては、保持部3aから係合部8aまでの距離と、ツールホルダ2のフランジ部2b端面からV字溝2aまでの距離とが一致するようにツール抜出工具1を構成するものである。つまり、所定の型番のツールホルダに合わせて保持部3aから係合部8aまでの距離が決定されるため、異なる型番のツールホルダを抜き出す場合においては、保持部3aから係合部8aまでの距離を変更してツール抜出工具を構成するものである。
このため、レバー体5を操作しない状態においては、保持部3aから係合部8aまでの距離と、ツールホルダ2のフランジ部2b端面からV字溝2aまでの距離とが一致するようにツール抜出工具1を構成するものである。つまり、所定の型番のツールホルダに合わせて保持部3aから係合部8aまでの距離が決定されるため、異なる型番のツールホルダを抜き出す場合においては、保持部3aから係合部8aまでの距離を変更してツール抜出工具を構成するものである。
以上の実施例の如くツール抜出工具1を構成したので、ツールホルダをツールポットからレバー体5の操作で容易に抜き出すことができるのである。また、抜き出したツールホルダはツール抜出工具1上に受けられて落下することがないため、破損の恐れを解消することができる。さらに、ツール抜き出し作業において、レバー体5と把手3bは保持部3aから離れた位置に位置するためツールホルダに手を近づけて作業を行う必要がなく、ツールホルダに保持されたドリル等で怪我をすることもないのである。
なお、以上に説明したツール抜出工具において、レバー体5の操作による摺動体4の移動範囲、レバー体5を操作しない状態における保持部から係合部までの距離、並びに、保持部と係合部を形成する半円形状の切欠の曲率半径等は限定されるものではなく、抜き出すツールホルダの型番に合わせて構成すればよいものである。また、前記板状部3cと板状部材8をそれぞれ本体3及び摺動体4に対して交換可能に構成することで、板状部3cと板状部材8の保持部3aと係合部8aの形状をツールホルダに合わせたものと交換して、様々な種類のツールを抜き出すことが可能となる。
1 ツール抜出工具
2 ツールホルダ
2a V字溝
2b フランジ部
3 本体
3a 保持部
4 摺動体
5 レバー体
6 回動支点
8a 係合部
2 ツールホルダ
2a V字溝
2b フランジ部
3 本体
3a 保持部
4 摺動体
5 レバー体
6 回動支点
8a 係合部
Claims (3)
- 工具を取り付けるツールホルダをホルダ嵌合体より取り出すツール抜出工具であって、
ツールホルダの外周を保持してホルダ嵌合体に当接するツール保持部と、該ツールホルダのフランジ部の外周に形成した溝に係合するツール係合部とを備えるとともに、前記ツール係合部をツール抜き出し方向に摺動可能に構成したツール抜出工具。 - 工具を取り付けるツールホルダをホルダ嵌合体より取り出すツール抜出工具であって、
ツールホルダの外周を保持してホルダ嵌合体に当接する保持部を先端部に設け、後部に把手を有する本体と、ツールホルダのフランジ部の外周に形成した溝に係合する係合部を先端部に有し、前記本体上に摺動可能に支持される摺動体と、該摺動体に連結され、前記本体に枢支されるレバー体と、から構成したことを特徴とする請求項1に記載のツール抜出工具。 - 前記摺動体にツール抜き出し方向と逆方向に付勢する付勢手段を設けたことを特徴とする請求項1又は、請求項2に記載のツール抜出工具。
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JP2003291557A JP3709404B2 (ja) | 2003-08-11 | 2003-08-11 | ツール抜出工具 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003291557A JP3709404B2 (ja) | 2003-08-11 | 2003-08-11 | ツール抜出工具 |
Publications (2)
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Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003291557A Expired - Fee Related JP3709404B2 (ja) | 2003-08-11 | 2003-08-11 | ツール抜出工具 |
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JP2002028835A (ja) * | 2000-07-14 | 2002-01-29 | Sugino Mach Ltd | 工作機械のツール抜き取り工具 |
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2003
- 2003-08-11 JP JP2003291557A patent/JP3709404B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2005059136A (ja) | 2005-03-10 |
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