JP3706960B2 - ディジタル制御装置の信号検出回路 - Google Patents

ディジタル制御装置の信号検出回路 Download PDF

Info

Publication number
JP3706960B2
JP3706960B2 JP30618194A JP30618194A JP3706960B2 JP 3706960 B2 JP3706960 B2 JP 3706960B2 JP 30618194 A JP30618194 A JP 30618194A JP 30618194 A JP30618194 A JP 30618194A JP 3706960 B2 JP3706960 B2 JP 3706960B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frequency
signal
analog filter
detection circuit
transfer function
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP30618194A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07218557A (ja
Inventor
穣 小泉
実 萬城
剛 湧川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP30618194A priority Critical patent/JP3706960B2/ja
Publication of JPH07218557A publication Critical patent/JPH07218557A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3706960B2 publication Critical patent/JP3706960B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Measuring Instrument Details And Bridges, And Automatic Balancing Devices (AREA)
  • Measurement Of Current Or Voltage (AREA)
  • Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
  • Control Of Eletrric Generators (AREA)

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、同期機用励磁装置とか自動電圧調整器等のディジタル制御装置の信号検出回路、特に交流瞬時値信号から直接制御に必要な状態量を検出するディジタル制御装置の信号検出回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ディジタル制御装置は、計器用変成器PT,計器用変流器CTから交流瞬時値を取り込み直接制御に必要な状態量を検出しそれによる制御を行う。
【0003】
その状態量の検出に際しては、例えば特開昭63−305715号公報に示されているように、従来は、系統事故発生時における直流分の除去及びサージ信号の吸収は全てディジタル処理にて行われていたが、これによる場合、直流分除去及びサージ吸収を十分に行うことができなかった。また、特開平4−213号公報に示されているように、アナログフィルターを設け、これにより直流分除去及びサージ吸収を行うことが知られたものとなっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このように、従来の方法では、系統事故時等により直流分信号及びサージ信号分が乗っていても、通常時と同様に信号検出が行われているため、制御が不安定になってしまう不具合があり、この解決手段として直流分除去及びサージ吸収用にアナログフィルターが採用され、これにより改善が図られていたものである。
【0005】
しかしながら、アナログフィルターによる場合には、検出されるべき信号が減衰される等の不具合が発生することが新たに判った次第である。
【0006】
本発明の目的は、前記アナログフィルターによる不具合を解決された、ディジタル制御装置の信号検出回路を供するにある。
【0007】
本発明の基本的な特徴は、アナログフィルターからの信号に対し、周波数によるたゲイン補正及び位相遅れ補正を行うことによって前記不具合を解決することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、計器用変成器PTまたは計器用変流器CTから得られる交流瞬時値信号から直接制御に必要な状態量を検出すべく、前記交流瞬時値信号に対し直流分除去及びサージ吸収を行うアナログフィルターと、該アナログフィルターを通過した信号に対して、該信号の周波数を検出し前記アナログフィルターの周波数伝達関数のゲインを用い、前記アナログフィルターを通過した信号の検出周波数によるゲイン補正を行う手段とを設けることで達成される。
【0009】
また、上記構成に加え、前記アナログフィルターを通過した信号の位相遅れを進み伝進達関数を以って補正する手段を設けるようにしたものである。アナログフィルターは遅れ伝達関数を用いてサージ吸収を行っており、その際に生じる位相遅れを補正すべく、進み伝達関数を以って位相遅れ補正を行う手段が設けられているものである。
【0010】
更に、電圧確立前に前記アナログフィルターを通過した信号が一定振幅値以下のときは、電圧確立前の発電機周波数が系統基準周波数にほぼ等しいことに着目して、該信号の該系統基準周波数によるゲイン補正を行い、前記信号が一定振幅値以上のときは、該信号の検出周波数によるゲイン補正を行うようにした。電圧確立前にはPT又はCTからの交流瞬時値信号の振幅レベルが小さく、したがって、周波数を正しく検出することが困難である。そこで、電圧確立前発電機がほぼ系統基準周波数に等しいことに着目の上、アナログフィルターからの信号の振幅レベルが一定値以下の時は、アナログフィルターを通過した信号に対し、基準系統周波数(50Hz又は60Hz)によるゲイン補正を行うこととし、また、その信号の振幅レベルが一定以上では、アナログフィルターを通過した信号に対し、検出周波数によるゲイン補正を行うようにしたものである。
【0011】
更にまた、発電機が電力系統と接続されている条件下で機能する周波数リミッタを周波数検出手段の後段に設け、系統事故時であっても、前記周波数検出手段からの検出周波数を、系統基準周波数を中心とする許容範囲内に抑制することで、アナログフィルターを通過した信号に対し、過大な周波数変動によるゲイン補正を制限するようにしたものである。
この背景について詳しく説明すれば、PT又はCTからの交流瞬時値信号を用いて周波数が検出される場合、電力系統事故時には電圧・電流波形が歪むとともに、直流分が重畳されるため、周波数自体の検出が困難となり、検出周波数の誤差が非常に大きくなる。したがって、系統事故時に検出された周波数によりアナログフィルターを通過した信号に対しゲイン補正が行われる場合は、過大な周波数変動によるゲイン補正が行われることとなり、電圧制御の不安定さは否めないものとなる。しかしながら、発電機と電力系統が接続されている場合、周波数(商用周波数:50Hz,60Hz)の変動は殆ど起こらないことから、発電機と電力系統を接続する交流遮断器(通称circuit breaker 52G)が閉状態におかれる条件下で機能する周波数リミッタ(検出周波数を、例えば50Hz±2Hz内に抑制)が設けられる場合は、過大な周波数変動によるゲイン補正が制限されるものである。これにより不平衝系統事故や検出回路での異常周波数検出、1相断などに対しては、過大な周波数変動によるゲイン補正が制限され得るものである。
【0012】
【作用】
PT,CTから直接に交流瞬時値を用いて信号検出を行うとき、アナログフィルターでは、直流分及びサージ信号が除去される。しかしながら、アナログフィルターを介された信号には、信号波形の減衰、位相遅れが生じることになる。
【0013】
そのうち、信号波形の減衰は、その信号から検出された周波数によるゲイン補正により補正され得るというものである。
【0014】
また、位相遅れは、進みの伝達関数を追加することで、周波数による位相補正により補正され得るというものである。
【0015】
更に、発電機と電力系統が接続されている条件下では、周波数(f)検出手段により検出されるべき周波数の範囲として、系統基準周波数とその近傍に制限される場合は、不平衝系統事故や異常周波数検出、1相断などに対しては、過大な周波数変動によるゲイン補正や位相補正が防止されているものである。
【0016】
【実施例】
本発明に関する一実施例として、以下にディジタル自動電圧調整装置を例に説明する。
【0017】
このディジタル自動電圧調整装置は、図1に示す様に、発電機G8の端子電圧及び電流を計器用変成器(PT)10及び計器用変流器(CT)9により取り込み、アナログフィルター21,22、実効値検出手段102,112、f検出手段103、f補正手段104,114を介しディジタル自動電圧調整器120に制御信号として入力させる。入力された信号は、ディジタル自動電圧調整器120で予め設定されている設定値と比較され、その偏差に応じた信号を出力し、サイリスタ(THY)6の点弧角を変え、発電機(G)8の界磁電流を変化させることにより発電機(G)8の端子電圧を一定に制御する。
【0018】
界磁変圧器(EX−TR)11は発電機8の出力とサイリスタ6の間に接続され、Field circuit breaker (通称41:Field discharge circuit breaker)7はサイリスタ6と界磁の間に接続される。
【0019】
この装置の中の信号検出回路のPT10,CT9,アナログフィルター21,22、実効値検出手段102,112、f検出手段103、f補正手段104,114について次に説明する。
【0020】
PT10及びCT9は発電機8の端子電圧及び電流を交流瞬時値で取り込み、アナログフィルター21,22は直流分の除去及びサージ吸収を行ない、ディジタル信号に変換した後、次に、f検出手段103及び実効値検出手段102,112による検出を実施する。この検出された実効値に対しては、f検出手段103で検出された周波数を用いf補正手段104,114でゲイン補正を行い、ゲイン補正されたその実効値がディジタル自動電圧調整装置120に入力されることによって、ディジタル自動電圧調整装置120では、安定な自動電圧調整制御を行い得るものである。
【0021】
図2の実施例は、図1の実施例の構成に加え、f補正回路104,114の後段に、アナログフィルターに21,22より生じる位相遅れを補正する為に、位相遅れ補正手段105,115を追加したものである。これによりアナログフィルター21,22による位相遅れを補正して、位相遅れのない信号がディジタル自動電圧調整器120に入力されることで、安定した自動電圧調整制御が実現されたものとなっている。
【0022】
図3は、図2に示した実施例の処理機能を具体的に示したものである。
【0023】
この実施例においては、端子電圧及び電流がPT10及びCT9により取り込まれた後、アナログフィルター21,22を介し制御用計算機100に入力される。制御用計算機100は、処理プログラムによって、ディジタルフィルター101,111、実効値検出手段102,112、周波数(f)検出手段103、周波数(f)補正手段104,114及び位相遅れ補正手段105,115の他、ディジタル自動電圧調整器120の一部分を構成する。そして、入力された信号を処理することにより検出信号としてディジタル自動電圧調整器120に与える。
【0024】
次に前述したアナログフィルター21,22,f補正手段104,114,位相遅れ補正手段105,115の伝達関数の例を図4に示す。尚、以下の式において、Gは伝達関数、jは虚数、ωは周波数、Tは時定数である。
【0025】
1)アナログフィルター21,22の伝達関数は数9で表される。
【0026】
【数9】
Figure 0003706960
【0027】
2)f補正手段104,114の伝達関数は数10及び数11で表される。
【0028】
【数10】
Figure 0003706960
【0029】
【数11】
Figure 0003706960
【0030】
3)位相遅れ補正手段105,115の伝達関数は数12で表される。
【0031】
【数12】
Figure 0003706960
【0032】
なお、f補正手段104,114にはリミッタ104a,114aが付加されている。このリミッタ104a,114aは、発電機8と電力系統が接続されている場合は、周波数の変動が殆ど起こらないことから、交流遮断器(通称52G)13を閉状態とする条件下でリミッタ104a,114aが動作状態におかれることで、周波数検出手段103で如何なる周波数が検出されようとも、リミッタ104a,114a各々からは、例えば50Hz±2Hzの範囲内の周波数が得られた上、周波数(f)補正手段104,114に与えられているものである。
【0033】
これにより不平衝系統事故や検出回路での異常周波数検出、1相断などに対しては、過大な周波数変動によるゲイン補正が防止されているものである。
【0034】
図5は図4に示した実施例の処理機能をより具体的に示したものである。
【0035】
この実施例においては、端子電圧及び電流をPT10及びCT9により取り込み、アナログフィルター21,22を介して、前述の図3に示した制御用計算機100に入力させる。制御用計算機100は制御プログラムを変えることによって、アナログフィルター21,22からの信号はディジタルフィルター101,111を介し整えられた後、実効値検出手段102,112に入力される。そして、f補正手段104,114にはリミッタ104a,114aが付加されており、図4で説明したように、交流遮断器13を閉状態とする条件下でリミッタ104a,114aを動作状態におくことで、実効値検出手段102,112各々からの信号は、不平衝系統事故や検出回路での異常周波数検出、1相断などによる過大な周波数変動に対しても、その周波数変動によるゲイン補正が防止された状態としてf補正手段104,114各々から得られた上、位相遅れ相正が行われた後、ディジタル自動電圧調整器120に与えられているものである。
【0036】
また、これまで説明した実施例において、PT10又はCT9の信号振幅レベルが小さい時は、正しい周波数検出が困難となる虞がある。これに対する対策としては、PT10又はCT9の入力信号振幅レベルが一定値以下の時は、固定値として基準系統周波数(50Hz又は60Hz)によるゲイン補正をf補正手段104,114で行うこととし、PT10又はCT9の入力信号振幅レベルが一定値以上の時には、f検出手段103により検出された周波数によるゲイン補正をf補正手段104,114にて実施する構成が考えられる。図6にその構成の実施例を示す。
【0037】
図6において、f検出手段103の他にfo固定周波数(基準系統周波数)発生手段103aを設け、このf検出手段103及びfo固定周波数発生手段103aの出力を検出周波数補正手段103bに入力する。検出周波数補正手段103bは、検出信号の判別切替器103eと切替接点103c,103dよりなる。判別切替器103eは検出信号の実効値Vrmsを設定値Vεと比較し、一定値以下(Vrms<Vε)のときに常閉接点103cを開き、常開接点103dを閉じるよう切替る。このときは、実効値検出手段102からの信号に対しては、fo固定周波数発生手段103aからの基準系統周波数によるゲイン補正をf補正手段104により行う。また、一定値以上(Vrms>Vε)では、常閉接点103cを閉じて実効値検出手段102からの信号に対しては、f検出手段103からの検出周波数によるゲイン補正がf補正手段104で行われた上、ディジタル自動電圧調整器120に与えられているものである。
【0038】
また、図6に示した実施例の構成において、位相遅れを併せて補正するには、図7に示すように、f補正手段104からの信号を周波数による位相遅れ補正手段105を介し、ディジタル自動電圧調整器120に供給するように構成すればよいものである。
【0039】
なお、図6では信号検出回路の1系統についてのみ図示したが、PT及びCTによる2系統の信号検出回路についても同様の回路が利用できる。
【0040】
また、周波数の検出に代えて、発電機の回転数を検出してもよい。定常時には、検出周波数と検出回転数とは一致しているが、系統事故時での周波数検出に際しては、信号波形歪や直流分重畳等により周波数自体の検出が困難であり、周波数が検出されたとしても大きな誤差を含むことになる。しかしながら、発電機の回転数検出は、周波数検出とは異なり、系統事故に伴う電圧波形歪みや直流分重畳による影響を受けることなく,確実に検出可とされているから、この点では優れているといえる。換言すれば、系統事故時での影響までを考慮すれば、周波数検出と回転数検出とは同一ではなく、周波数検出に代わって、回転数検出を採用することにはそれなりに意味があるものとなっている。
【0041】
【発明の効果】
以上、本発明によれば、PT,CT信号検出にアナログフィルターを用いたことにより、直流分除去及びサージ吸収が行われ、安定した制御入力が得られる。
【0042】
また、アナログフィルターを通過した信号の周波数(f)検出を行い、交流瞬時値の実効値に対しては、検出周波数によるゲイン補正を行うようにしたので、アナログフィルターを通過することによる減衰を補正できる。更に、アナログフィルターによる位相遅れに対しても、検出周波数による位相補正が行われるようにしたので、これによりPT,CTからの交流瞬時値信号からは、直接制御に必要な状態量が状態良好にして安定に検出されるものとなっている。
【0043】
更にまた、PT又はCTからの交流瞬時値信号が0の時、周波数(f)補正に用いるωがω=0となり、0デバイドが発生して装置故障となることから、検出周波数による自動ゲイン補正を行う条件を設定し、その条件不成立時には固定周波数、即ち、系統基準周波数によるゲイン補正が行われるようにしたので、0デバイドの発生を防止できる。
【0044】
以上に加え、発電機が電力系統に接続されている場合には、f補正手段に付加されているリミッタが動作状態におかれることで、過大な周波数変動が防止されるようにしたので、発電機がトリップするのを防ぐことができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例回路構成図である。
【図2】本発明の他の実施例回路構成図である。
【図3】本発明の他の実施例回路構成図である。
【図4】本発明の他の実施例回路ブロック図である。
【図5】本発明の他の実施例回路ブロック図である。
【図6】本発明の他の実施例回路構成図である。
【図7】本発明の他の実施例回路構成図である。
【符号の説明】
21,22…アナログフィルター、100…制御用計算機、101,111…ディジタルフィルター、102,112…実効値検出手段、103…f検出手段、104,114…f補正手段、104a,114a…リミッタ、105,115…位相遅れ補正手段、120…ディジタル自動電圧調整器、6…サイリスタ、7…界磁遮断器41、8…発電機G、9…計器用変流器CT、10…計器用変成器PT、11…界磁変圧器、13…交流遮断器52G、103a…fo固定周波数発生手段、103b…検出周波数補正手段、103c…常閉接点、103d…常開接点、103e…判別切替器

Claims (6)

  1. 計器用変成器PTまたは計器用変流器CTから得られる交流瞬時値信号から直接制御に必要な状態量を検出するために、前記交流瞬時値信号に対し直流分除去及びサージ吸収を行うアナログフィルターに対し、該アナログフィルターを通過した信号の周波数を検出し該検出周波数によるアナログフィルターゲイン補正を行う信号検出回路において、
    上記アナログフィルター下記数式(Gは伝達関数、jは虚数、ωは周波数、Tは時定数である)の周波数伝達関数のゲインを用いて、該信号の周波数によるゲイン補正を行う手段を設けたことを特徴とするディジタル制御装置の信号検出回路。
    Figure 0003706960
    Figure 0003706960
  2. 計器用変成器PTまたは計器用変流器CTから得られる交流瞬時値信号から直接制御に必要な状態量を検出するために、前記交流瞬時値信号に対し直流分除去及びサージ吸収を行うアナログフィルターに対し、該アナログフィルターを通過した信号の周波数を検出し該検出周波数によるアナログフィルター下記数式(Gは伝達関数、jは虚数、ωは周波数、Tは時定数である)の伝達関数を用いてゲイン補正を行う信号検出回路であって、
    前記アナログフィルターを通過した該信号の位相遅れを進み伝達関数を以って補正する手段を設けたことを特徴とするディジタル制御装置の信号検出回路。
    Figure 0003706960
    Figure 0003706960
  3. 前記周波数によるゲイン補正を行う手段として、電圧確立前に前記アナログフィルターを通過した信号が一定振幅値以下のときは、電圧確立前の発電機周波数が系統基準周波数にほぼ等しいことに着目して、該系統基準周波数を用い該信号の周波数によるゲイン補正を行い、前記信号が一定振幅値以上のときは、検出周波数変化に応じた該信号の周波数によるゲイン補正を行うものを設けたことを特徴とする請求項1または請求項2記載のディジタル制御装置の信号検出回路。
  4. 前記周波数によるゲイン補正を行う手段として、発電機が電力系統との並列運転条件下で機能する周波数リミッタを周波数検出手段の後段に設け、系統事故時であっても、前記周波数検出手段からの検出周波数を系統基準周波数を中心とする許容範囲内に抑制することで、信号ゲインの過大な周波数補正を制限するものを設けたことを特徴とする請求項1または請求項2記載のディジタル制御装置の信号検出回路。
  5. 計器用変成器PTまたは計器用変流器CTから得られる交流瞬時値信号から、系統事故時における電圧波形歪み、3相交流信号間位相ずれ、直流成分重畳による影響を受けることなく、直接制御に必要な状態量を検出するディジタル制御装置の信号検出回路において、前記交流瞬時値信号に対し直流分除去及びサージ吸収を行うアナログフィルターと、該アナログフィルターを通過した信号に対して、発電機の回転数を検出し該回転数の変化に応じて、上記アナログフィルター下記数式(Gは伝達関数、jは虚数、ωは周波数、Tは時定数である)による周波数伝達関数のゲインを用いて該信号の周波数によるゲイン補正を行う手段を設けたことを特徴とするディジタル制御装置の信号検出回路。
    Figure 0003706960
    Figure 0003706960
  6. 計器用変成器PTまたは計器用変流器CTから得られる交流瞬時値信号から、系統事故時における電圧波形歪み、3相交流信号間位相ずれ、直流成分重畳による影響を受けることなく、直接制御に必要な状態量を検出するディジタル制御装置の信号検出回路において、前記交流瞬時値信号に対し直流分除去及びサージ吸収を行うアナログフィルターと、該アナログフィルターを通過した信号に対して、発電機の回転数を検出し該回転数の変化に応じて、上記アナログフィルターの下記数式(Gは伝達関数、jは虚数、ωは周波数、Tは時定数である)による周波数伝達関数のゲインを用いて該信号の周波数によるゲイン補正を行う手段と、前記アナログフィルターを通過した信号の位相遅れを進み伝達関数を以って補正する手段とを設けたことを特徴とするディジタル制御装置の信号検出回路。
    Figure 0003706960
    Figure 0003706960
JP30618194A 1993-12-09 1994-12-09 ディジタル制御装置の信号検出回路 Expired - Lifetime JP3706960B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30618194A JP3706960B2 (ja) 1993-12-09 1994-12-09 ディジタル制御装置の信号検出回路

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5-308968 1993-12-09
JP30896893 1993-12-09
JP30618194A JP3706960B2 (ja) 1993-12-09 1994-12-09 ディジタル制御装置の信号検出回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07218557A JPH07218557A (ja) 1995-08-18
JP3706960B2 true JP3706960B2 (ja) 2005-10-19

Family

ID=26564599

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30618194A Expired - Lifetime JP3706960B2 (ja) 1993-12-09 1994-12-09 ディジタル制御装置の信号検出回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3706960B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100664741B1 (ko) * 2005-06-22 2007-01-04 민영인버터(주) 써지차단기능을 구비한 전원공급기
WO2008129623A1 (ja) * 2007-04-10 2008-10-30 Mitsubishi Electric Corporation 電源回生コンバータ

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07218557A (ja) 1995-08-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20090009005A1 (en) Control method for parallel redundant power system
US5594350A (en) Signal detecting circuit for digital controller
KR950034958A (ko) 지락전류 억제장치 및 지락전류 억제방법
KR830000301B1 (ko) 보호 계전 장치
JP3811510B2 (ja) 母線保護方法および装置
JP3706960B2 (ja) ディジタル制御装置の信号検出回路
JPH09312930A (ja) 電力系統の故障検出保護方式
JP3353658B2 (ja) 静止形無効電力補償装置
JPH0479798A (ja) 同期機の励磁制御装置
GB2025169A (en) Determining the position of fault on an electric line
JP2002027757A (ja) 電源位相検出回路
JP3263763B2 (ja) ディジタル形保護制御装置
JPH07322489A (ja) 直流送電線の保護継電装置および直流変圧器の不良検出回路
JP3926980B2 (ja) サイリスタで制御される直列コンデンサの制御保護装置
JPS5931309B2 (ja) インバ−タ装置の並列運転保護方式
JPH027831A (ja) インバータ装置の保護回路
JPH07212979A (ja) フリッカ対策装置の制御装置
JPH0833199A (ja) コンデンサ保護装置
JPH09140148A (ja) インバータの並列運転装置
JPH0438118A (ja) 変化幅検出装置
JP2925292B2 (ja) 交直変換器の制御装置
JP2994022B2 (ja) 交直変換器の制御装置
JPH10164757A (ja) 電力変換装置
JP2000125569A (ja) 電圧型自励式変換器の制御装置
JPS61288800A (ja) タ−ビン出力制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050401

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050527

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050719

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080812

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090812

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100812

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100812

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110812

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120812

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130812

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130812

Year of fee payment: 8

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130812

Year of fee payment: 8

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

EXPY Cancellation because of completion of term