JP3706682B2 - 水道凍結防止帯用分岐コネクタ - Google Patents

水道凍結防止帯用分岐コネクタ Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電熱により水道管の凍結を防止する発熱帯を備えた水道凍結防止帯に関し、特に、発熱帯をT字状などに集中分岐させて相互接続するための水道凍結防止帯用分岐コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
電熱で水道管の凍結を防止する水道凍結防止帯は、例えば図7(a)に示すように、水道管に巻付け又は添接して接触固定される発熱帯(ヒータ)1と、挿し込みプラグ2aを持ち発熱帯1に給電するための電源コード2と、電源コード2の途中の防水接続プラグ2bに接続された過熱防止及び節電のためのサーモスタット(温度検出部)3とを有している。発熱帯1はその端部にコード接続部1aと端末封止部1bを有しており、端末封止部1bの貫通孔には、発熱帯固定用の可撓性芯線入り樹脂被覆カラー帯(ビニタイ)1cが挿入掛止されている。
【0003】
発熱帯1は一般に図7(b)に示す断面構造を有しており、等間隔で並行した電熱線(電気抵抗線)L1,2 を軟質塩化ビニール等の電気絶縁性樹脂Sで押出成形法により連結被覆したものであり、電気絶縁性樹脂Sは電熱線L1,2 の周囲の山形被覆部(突条被覆部)S1,2 とそれらを連結する肉薄連結部(ウェブ)S0 とからなり、山形被覆部S1,2 の間には溝部Vが形成されている。
【0004】
発熱帯は上記の電気抵抗線タイプのものに限らず、最近では自己温度制御式のタイプのものが使用されるようになって来ており、このタイプはL1,2 がリード線で、その被覆Sが周囲温度に応じて発熱量を変化させるポリマー発熱体(コア)となっており、ポリマー発熱体の周囲はポリマー絶縁体で被覆されている。
【0005】
2本のリード線L1,2 に沿って無数の並列抵抗回路が分布しており、コアの温度が下がると微小収縮して電気抵抗が下がりヒータ出力が上がり、逆にコアの温度が上がると微小膨張して電気抵抗が上がりヒータ出力が下がるようになっている。自己温度制御式のタイプでは温度検出部が不要である。
【0006】
このような水道凍結防止帯の水道管への取付態様は、例えば図8に示すように行われている。即ち、発熱帯1を水道管5に沿って巻付け又は添接で接触させながら接着テープ(固定テープ)6で固定して取付けた後、保温材7で覆って固定する。水道配管等の給水管ではエルボ接手5aばかりではなく、基本的な分岐部としてのT形接手5bが多用されている。このため、発熱帯1もT形接手5bではT字状に分岐させて配線する必要があることから、T形接手5bでは発熱帯1をT形に分岐させて相互接続するための水道凍結防止帯用T形コネクタ8が用いられている。
【0007】
従来の水道凍結防止帯用T形コネクタ8は、三方向に発熱帯1のリード線挿し込み口8a〜8cを一体的に持つ硬質樹脂製の箱形ケースと硬質樹脂製の深嵌め合わせ蓋とから成る。箱形ケース内にはリード線挿し込み8a〜8cに臨む位置にネジ止め式リード線挟み込み端子台が3対設けられており、箱形ケースに嵌合した深嵌め合わせ蓋は爪係合で一体化されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の水道凍結防止帯用T形コネクタ8にあっては、次のような問題点があった。
【0009】
▲1▼ 発熱帯のリード線をリード線挿し込み口8a〜8cに挿し込んだ後、その挿し込み口8a〜8cの隙間を端末封止チューブで密封するようになっているが、箱形ケースと深嵌め合わせ蓋は爪係合で一体化されているだけであるので、ケースと蓋は隙間嵌め状態であり、端子台が隙間を介して外気に晒され易く、湿気や排気ガス等の侵入を招くので、耐候性に乏しいものであった。屋内使用と略同様のこのような端子台付きT形コネクタでは信頼性が問題となる。
【0010】
▲2▼ 箱形ケースや深嵌め合わせ蓋の樹脂厚とT形分岐板,端子台等の内蔵により、箱型コネクタ自体の厚みが1.5 cm以上と厚形であるため、T形接手5b上では保温材を被覆し難く、どうしても大きな脹らみができてしまう。特に、T形接手上には殆ど発熱帯が接触していない状態であるので、保温材8を厚く被覆しておく必要性があるものの、屋外壁面との隙間では必要厚まで被覆できない場合もある。また、硬質樹脂の箱形ケースであるため、T形接手5bに接触させた場合、浮き部分ができ、密着性が悪く、コネクタ自体の固定に不具合ができて、保温材8が被覆し難くなる。
【0011】
▲3▼ 更に、発熱帯の分岐接続作業においては、リード線挿し込み口8a〜8cに発熱帯の2本のリード線を挿し込んで一対の端子板間に首尾良く挟まったのを確認してから、2本の止めネジを締め付ける操作を都合3回繰り返す必要があるため、分岐接続操作は極めて煩雑なものであった。
【0012】
そこで、上記問題点に鑑み、本発明の第1の課題は、高耐候性のある水道凍結防止帯用分岐コネクタを提供することにある。
【0013】
本発明の第2の課題は、薄形で水道管との密着性の良い水道凍結防止帯用分岐コネクタを提供することにある。
【0014】
本発明の第3の課題は、発熱帯の分岐接続作業の容易化を実現できる水道凍結防止帯用分岐コネクタを提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記第1乃至第3の課題を解決するため、本発明の講じた手段は、リード線の集中分岐部分を樹脂で封止し、リード線の先端に端子を接続したものである。
【0016】
即ち、本発明の第1の手段は、水道凍結防止帯の2線式発熱帯を分岐させて相互接続するための水道凍結防止帯用分岐コネクタにおいて、3本以上のリード線の剥き出し部を集中結線した集中分岐状の第1及び第2のリード線分岐連結体と、第1及び第2のリード線分岐連結体を集中結線部同士を相離間させた配置で、少なくとも両集中結線部を覆う範囲に封止した絶縁性の樹脂外囲体と、前記リード線の先端に接続された端子と、を有して成ることを特徴とする。集中結線はリード線の相互結束や圧着端子又は分岐金具を用いて行うことができる。
【0017】
集中分岐部分が恒久的に樹脂封止されているため、高耐候性を得ることができる。第1及び第2のリード線分岐連結体の集中結線部同士が重ならないように相離間させて樹脂封止してあるので、樹脂外囲体の厚みはリード線径の2倍と樹脂厚との和の程度であり、1cm以下の薄形にできる。しかも、水道管の分岐接手上で密着良く接触する。
【0020】
更に、樹脂外囲体が両集中結線部の間に内側樹脂連結部を持つ場合には、リード線の封止性及び固定性がより一層強固になる。
【0021】
そしてまた、樹脂外囲体がリード線の外側輪郭縁より張り出た外延鍔部を有して成る場合、封止領域が広いので気密封止力が高まり、高耐候性が実現する。そして、物が当たっても、リード線の集中分岐部分へのストレスを緩和でき、断線不良等を低減できる。また、接触面積が広く、安定的に固定し易い。
【0022】
特に、樹脂外囲体が、第1及び第2のリード線分岐連結体をサンドウィッチ状に挟み込んで型押し融着封止した表裏2枚の軟質樹脂封着板である場合、射出成形等の溶解樹脂を用いずに、熱融着法で容易に製造できる。
【0023】
加えて、第1及び第2のリード線分岐連結体の分岐した2本1対のリード線を連結被覆した被覆層がポリマー発熱層である場合、分岐コネクタ自身が発熱するため、分岐接手部分での凍結を効果的に防止できる。
【0024】
より具体的な本発明の第2の手段は、水道凍結防止帯の2線式発熱帯をT形に分岐させて相互接続するための水道凍結防止帯用T形コネクタにおいて、一方の端部に圧着端子を備え他方の端部を剥き出し部とする可撓性樹脂被覆リード線を2本一対で可撓性樹脂外皮で束ねた第1,第2及び第3の短線コードを用い、第1と第3の短線コードのそれぞれ片方のリード線の剥き出し部同士をリード線延び方向の同向き揃えで、第2の短線コードの片方のリード線の剥き出し部をリード線延び方向の逆向き揃えで相互に重ね合わせて第1の結束金具で加締めると共に、第1と第3の短線コードのそれぞれ他方のリード線の剥き出し部同士をリード線延び方向の同向き揃えで、第2の短線コードの他方のリード線の剥き出し部をリード線延び方向の逆向き揃えで相互に重ね合わせて第2の結束金具で加締め、第3の短線コードを第1の短線コードに対して直交配置し第1の結束金具と第2の結束金具とを相離間させて第1及び第2の短線コードのリード線を股開き状態としたリード線T形連結体と、第1及び第2の結束金具と第1乃至第3の短線コードの前記外皮の口出し部迄を覆う範囲で前記リード線T形連結体をサンドウィッチ状に挟み込んで型押し融着封止した表裏2枚の絶縁可撓性の軟質樹脂封着板と、を有して成ることを特徴とする。
【0025】
リード線のT形分岐接続部分が重ね合う2枚の軟質樹脂封着板で恒久的に融着封止されているため、封止性が高く、高耐候性を実現できる。また、発熱帯のリード線は圧着端子に挿し込んで加締めた後、従前通り、端末封止チューブで密封すれば良いので、端子台を用いるコネクタの場合に比して接続作業の迅速化・効率化を図れる。更に、T形コネクタの最大厚みはリード線径の2倍と軟質樹脂封着板の板厚の2倍との和の程度に過ぎないため、薄形化が実現できる。また軟質樹脂封着板が水道管に柔軟に接触するため密着性が向上する。このため、T形コネクタの取付けや保温材の被覆作業が行い易くなる。加えて、コネクタの薄形化の分だけ厚めに保温材を被覆でき、水道管のT形接手部の凍結を従前に比し防止できる。
【0026】
軟質樹脂封着板同士が、リード線の外側輪郭縁に沿う外側張り合わせ融着領域と、第2の短線コードのリード線の股開き間に第1の内側張り合わせ融着領域とを有する場合には、封着性が更に高くなり、高耐候性を発揮する。
【0027】
更に、軟質樹脂封着板同士が、第1の短線コードのリード線の股開き間に第2の内側張り合わせ融着領域を有する場合には、より一層の高耐候性を発揮する。
【0028】
また、第3の短線コードの他方のリード線の剥き出し部近傍に形成された急屈曲部の屈曲側に第3の短線コードの片方のリード線が当接されて成る場合、その急屈曲部が第3の短線コードの片方のリード線の戻りを止めるストッパ機能を有し、それ故、第1及び第2の短線コードのリード線の股開き状態を維持し易く、製造段階の融着工程が行い易くなる。
【0029】
そして、第1の短線コードの片方のリード線のリード線交差部に挟まれた絶縁可撓性の耐融性樹脂材を有して成る場合、製造段階の融着工程においてリード線交差部の樹脂被覆が融解しても、介在された耐融性樹脂材が絶縁を保証するため、リード線短絡の不良が防止される。
【0030】
上記軟質樹脂封着板が略矩形状であって、上記外側輪郭縁より各コーナー部へ張り出た融着外延鍔部を有して成る場合、融着面積が広いので気密封止力が高まり、高耐候性が実現する。そして、コーナー部に物が当たった場合、弾力性の融着外延鍔部がその衝撃を緩衝するので、内部の結束金具の変形が減少し、断線不良が低減する。それに加えて、水道管上にT形コネクタを接触状態で固定する際、柔軟弾力性のある外延鍔部が水道管周面に添ってしっくりと撓曲するため、接触面積が広く、安定的に固定し易い。
【0031】
上記の第1,第2及び第3の短線コードは電源コードであるが、これに代え、第1,第2及び第3の短線コード自体を自己温度制御式発熱帯とすることができる。かかる場合には、T形接手上も充分に加熱できるようになるので、凍結防止の効果が一層顕著となる。
【0032】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
【0033】
図1は本発明の実施形態に係る水道凍結防止帯用T形コネクタを示す斜視図、図2(a)はその平面図で、図2(b)はその背面図、図3はその分解斜視図(組立斜視図)である。
【0034】
本例の水道凍結防止帯用T形コネクタ10は、リード線2本を持つ2線式発熱帯をT形に分岐させて相互接続するためのコネクタである。このコネクタ10は、図3に示すように、基本的には、リード線T形連結体11と、2枚の絶縁可撓性の軟質樹脂封着板18,19とから成る。本例の軟質樹脂封着板18,19は黒色軟質の塩化ビニール材で隅部アール付きの矩形板であり、縦40mm, 横20mm, 板厚2mmである。
【0035】
リード線T形連結体11は、一方の端部に圧着端子Tを備え他方の端部を剥き出し部Mとする可撓性絶縁樹脂(塩化ビニール)被覆リード線12a,13a,14a(12b,13b,14b)を2本一対で可撓性絶縁樹脂(塩化ビニール)外皮12c,13c,14cで束ねた第1,第2及び第3の短線コード12,13,14と、第1と第3の短線コード12,14のそれぞれ片方のリード線12a,14aの剥き出し部M,M同士をリード線延び方向の同向き揃えで、第2の短線コード13の片方のリード線13aの剥き出し部Mをリード線延び方向の逆向き揃えで相互に重ね合わせて加締めた第1の結束金具(圧着端子)Aと、第1と第3の短線コード12,14のそれぞれ他方のリード線12b,14bの剥き出し部M,M同士をリード線延び方向の同向き揃えで、第2の短線コード13の他方のリード線13bの剥き出し部Mをリード線延び方向の逆向き揃えで相互に重ね合わせて加締めた第2の結束金具(圧着端子)Bとを有しており、第3の短線コード14を第1の短線コード12に対して直交するように折り返し第1の結束金具Aと第2の結束金具Bとを相離間させて第1及び第2の短線コード12(13)のリード線12a,12b(13a,13b)が股開き状態となっている。
【0036】
ここで、本例のリード線12a,12b,13a,13b,14a,14bの長さは10cm程度としてあり、剥き出し部Mの長さは10mm程度である。圧着端子Tは絶縁被覆付き圧着端子で、金属端子筒Ta とその半透明絶縁被覆筒Tb とから成る。
【0037】
T形コネクタ10は、第1及び第2の結束金具A,Bと第1乃至第3の短線コード12,13,14の外皮12c,13c,14cの口出し部F迄を覆う範囲にリード線T形連結体11を軟質樹脂封着板18,19でサンドウィッチ状に挟み込んで型押し融着封止したものである。
【0038】
重ね合わせて融着した2枚の軟質樹脂封着板18,19は、図1に示す如く、被封止体のリード線T形連結体11の輪郭形状に倣う盛り上がり部を呈しており、リード線12a,12b,13a,13b,14a,14bの外側輪郭縁に沿う外側張り合わせ融着領域W1,2,3 と、第2の短線コード13のリード線13a,13bの股開き間Xに相当する部分に第1の内側張り合わせ融着領域Q1 と、第1の短線コード12のリード線12a,12bの股開き間Yに相当する部分に第2の内側張り合わせ融着領域Q2 とを有している。第1の短線コード12と第3の短線コード14の外側輪郭縁よりコーナー部C1 にかけては張り出し融着鍔X1 となっており、また第2の短線コード13と第3の短線コード14の外側輪郭縁よりコーナー部C2 にかけては張り出し融着鍔X2 となっている。そして、第1の短線コード12と第2の短線コード13の外側輪郭縁よりコーナー部C3,4 にかけては張り出し融着鍔X3 となっている。
【0039】
本例の水道凍結防止帯用T形コネクタ10は次のように製造される。
【0040】
まず、2線式コードの10cm長さを3本準備し、両端部の外皮を剥きリード線を出す。リード線の一方の端部を剥き出し部Mとする。そして、図3に示す如く、第1と第3の短線コード12,14のそれぞれ片方のリード線12a,14aの剥き出し部M,M同士をリード線延び方向の同向き揃えで、第2の短線コード3の片方のリード線13aの剥き出し部Mをリード線延び方向の逆向き揃えで相互に重ね合わせて第1の結束金具Aで加締めると共に、第1と第3の短線コード12,14のそれぞれ他方のリード線12b,14bの剥き出し部M,M同士をリード線延び方向の同向き揃えで、第2の短線コード13の他方のリード線13bの剥き出し部Mをリード線延び方向の逆向き揃えで相互に重ね合わせて第2の結束金具Bで加締め、そして、第3の短線コード14を第1の短線コード12に対して直交するように折り返し反転し、第1の短線コード12の他方のリード線12bの上に第3の短線コード14のリード線14a,14bを交差させる。
【0041】
この際、第2の結束金具Bに連結したリード線14bの剥き出し部M近傍の急屈曲部Jにおける屈曲側に第1の結束金具Aに連結したリード線14aを当接させると、第1及び第2の短線コード12(13)のリード線12a,12b(13a,13b)が股開き状態になって第1の結束金具Aと第2の結束金具Bとを相離間させたままのリード線T形連結体11が得られる。リード線14bの剥き出し部Mの急屈曲部Jがストッパ機能を有している。
【0042】
次に、ウェルダーによる融着封止工程では、図4に示す如く、下金型(下アイロン)20の上隙間20bに裏側の軟質樹脂封着板19を置き、その上にリード線T形連結体11を載せ、耐熱樹脂材(商品名テフロン)型枠21のコード収納溝21aに短線コード12,13,14の下半分が嵌まるように位置決めする。
【0043】
この際、図3に示す如く、第2の結束金具Bを割り溝付き絶縁耐融性樹脂チューブ(透明シリコンチューブ)15で被覆する。次に、リード線T形連結体11の上に表側の軟質樹脂封着板18を載せ、それに下隙間22bが嵌まるように上金型(上アイロン)22を被せ、その耐熱樹脂材(商品名テフロン)型枠23のコード収納溝23aに短線コード12,13,14の上半分が嵌まるように位置決めする。金型20,22はリード線T形連結体11の外形輪郭(隆起部分)に倣ったキャビティ20a,22bが象りされている。金型20,22の型締め後、高周波誘電加熱により加圧下で軟質樹脂封着板18,19の重なり部分とリード線の樹脂被覆を融着してリード線T形連結体11を高密に封止する。
【0044】
そして、型開き後、軟質樹脂封着板18,19で封着されたリード線T形連結体11を取り出し、リード線の他方の端部を剥き取り、導通検査機で導通検査を行い、良品の場合、図3に示す如く、それらの剥き出し部に圧着端子Tを挿し込んで圧着して取り付ける。
【0045】
このようにして得られた本例の水道凍結防止帯用T形コネクタ10は、次のようにして使用される。
【0046】
図5(a)に示す如く、例えば2線式自己制御ヒータの発熱帯1の被覆をワイヤーストリッパ工具で剥き取り、15mmの剥き出し部Mを作る。次に、図5(b)に示す如く、発熱帯1にエンドシール(市販品の端末封止チューブ)9を先に通してから、リード線L1,2 をT形コネクタ10の絶縁被覆付き圧着端子T,Tに挿し込んで圧着工具で圧着する。次に、図5(c)に示す如く、T形コネクタ10にエンドシール9が当たるように被せてガスバーナー等の炎を動かしながら熱を加え、エンドシール9を完全に収縮させる。図5(d)に示す如く、エンドシール9が完全に収縮すると、その端部から糊9aが出て、継目が封止される。
【0047】
このように、本例の水道凍結防止帯用T形コネクタ10はT形分岐部分が小サイズ(40mm×20mm) で、樹脂封着板18,19の最大隆起部分の厚さが7mmと非常に薄形となっている。従って、図6に示す如く、2.5 cm外径の一般家庭用の水道管5のT形接手5b上ではみ出すことがなく接触させることができる。そのため、各圧着端子Tに接続された発熱帯1はそのT形接手5b上に若干重なるようになるので、T形接手5bの部分の凍結防止に役立つ。
【0048】
また、小サイズで薄形であることにより、保温材7でT形接手5bの部分を被覆しても太くなり過ぎず、家屋壁面との隙間が少ない場合でも保温材7を被覆し易い。換言すれば、T形接手5bの部分を保温材7で厚く被覆できるので、上記の電熱効果と相まって凍結防止に役立つ。
【0049】
本例のT形コネクタ10においては、張り出し融着鍔X1 ,X2 ,X3 をカットせずに敢えて残してある。融着面積が広いので気密封止力が高まり、高耐候性が実現する。そして、コーナー部C1 〜C4 に物が当たった場合、弾力性のある張り出し融着鍔X1 ,X2 ,X3 がその衝撃を緩衝するので、内部の結束金具A,Bの変形が減少し、断線不良を低減できる。更に、水道管上にT形コネクタ10を接触状態で固定する際、柔軟弾力性のある張り出し融着鍔X1 ,X2 ,X3 が水道管周面に添って撓曲するため、接触面積が広く、固定し易い。なお、本例のT形コネクタ10は表裏略同じ平坦さを持っているので、いずれの面を水道管に接触させて固定しても良い。
【0050】
軟質樹脂封着板18,19の張り合わせ融着工程前に、第2の結束金具Bに割り溝付き絶縁耐融性樹脂チューブ(シリコンチューブ)15を被覆している。第3の短線コード14のリード線14aが第2の結束金具Bに直接接触した状態で誘電熱処理が施されると、リード線14aの結束金具Bに当たる被覆樹脂(塩化ビニール)が溶融し過ぎてそのリード線が露出し結束金具Bに短絡する虞れがあるが、熱溶融性のないシリコンチューブ15が結束金具Bに嵌まっているため、短絡不良が防止できる。
【0051】
また、第1及び第2の短線コード12(13)のリード線12a,12b(13a,13b)が股開き状態でそのまま樹脂封着板18,19で張り合わせ融着されているため、第1の結束金具Aと第2の結束金具Bとの間に第1の内側張り合わせ融着領域Q1 が形成されており、リード線連結体11の封止と絶縁が達成されている。
【0052】
上記の実施形態では第1,第2及び第3の短線コード12,13,14は電源コードとなっているが、リード線被覆部がポリマー発熱体(コア)とし、外皮管12c,13c,14cを絶縁外皮とした場合は、第1,第2及び第3の短線コード自体を自己温度制御式発熱帯とすることができる。このような構造とすることにより、コネクタ自体も発熱するため、T形接手上も充分に加熱できるようになり、凍結防止の効果が一層顕著となる。
【0053】
なお、第3の短線コード14とは対称的に第4の短線コードを第3の結束金具を以て接続したリード線十字形連結体を用いると、薄形の十字形コネクタを得ることができ、T形コネクタと同様の効果が発揮される。
【0054】
上記実施形態では、圧着端子Tとして金属端子筒Ta を用いてあるが、各種の圧着又は加締め金具を用いることができる。
【0055】
【発明の効果】
第1に、本発明に係る水道凍結防止帯用分岐は、リード線の集中分岐部分を樹脂で封止し、リード線の先端に端子を接続したことを特徴としているため、次の効果を奏する。
【0056】
(1) リード線分岐部分が恒久的に樹脂封止されているため、高耐候性を得ることができる。また、第1及び第2のリード線分岐連結体の集中結線部同士が重ならないように相離間させて樹脂封止してあるので、薄形に構成きる。しかも、水道管の分岐接手上で密着良く接触する。
【0058】
) 樹脂外囲体が両集中結線部の間に内側樹脂連結部を持場合には、リード線の封止性及び固定性がより一層強固になる。
【0059】
) 樹脂外囲体が外延鍔部を有して成る場合、封止領域が広いので気密封止力が高まり、高耐候性が実現する。そして、物が当たっても、リード線の分岐部分へのストレスを緩和でき、断線不良等を低減できる。また、接触面積が広く、安定的に固定し易い。
【0060】
) 樹脂外囲体が表裏2枚の軟質樹脂封着板である場合、射出成形等の溶解樹脂を用いずに、熱融着法で容易に製造できる。
【0061】
) 第1及び第2のリード線分岐連結体の分岐した2本1対のリード線を連結被覆した被覆層がポリマー発熱層である場合、分岐コネクタ自身が発熱するため、分岐接手部分での凍結を効果的に防止できる。
【0062】
第2に、本発明に係る水道凍結防止帯用T形コネクタは、リード線のT形分岐接続部分と発熱帯の接続部分とを空間的に分離し、リード線のT形分岐接続部分を表裏2枚の絶縁可撓性の軟質樹脂封着板で挟み込んで型押し融着封止し、且つリード線の先端に圧着端子を接続したものである。従って、次のような効果を奏する。
【0063】
(1) リード線のT形分岐接続部分が重ね合う2枚の軟質樹脂封着板で恒久的に封止されているため、封止性が高く、高耐候性を実現できる。また、発熱帯は圧着端子で加締め接続した後、従前通り、端末封止チューブで密封すれば良いので、端子台を用いるコネクタの場合に比して接続作業の迅速化・効率化を図れる。更に、T形コネクタの最大厚みはリード線径の2倍と軟質樹脂封着板の板厚の2倍との和の程度に過ぎないため、薄形化が実現できる。また軟質樹脂封着板が水道管に柔軟に接触するため密着性が向上する。このため、T形コネクタの取付けや保温材の被覆作業が行い易くなる。コネクタの薄形化の分だけ厚めに保温材を被覆でき、水道管のT形接手部の凍結を従前に比し防止できる。
【0064】
(2) 軟質樹脂封着板同士が外側張り合わせ融着領域と第1の内側張り合わせ融着領域とを有する場合、封着性が更に高くなり、高耐候性を発揮する。
【0065】
(3) 更に、軟質樹脂封着板同士が第2の内側張り合わせ融着領域を有する場合、より一層の高耐候性を発揮する。
【0066】
(4) また、第3の短線コードの他方のリード線の剥き出し部に形成された急屈曲部の屈曲側に第3の短線コードの片方のリード線が当接されて成る場合、その急屈曲部が第3の短線コードの片方のリード線の戻りを止めるストッパ機能を有し、それ故、第1及び第2の短線コードのリード線の股開き状態を維持し易く、製造過程の融着工程が行い易くなる。
【0067】
(5) そして、第1の短線コードの片方のリード線のリード線交差部に介在する絶縁可撓性の耐融性樹脂材を有して成る場合、製造過程の融着工程においてリード線交差部の被覆が融解しても、介在された耐融性樹脂材が電気絶縁を確保するため、リード線短絡の不良が防止される。
【0068】
(6) 軟質樹脂封着板が略矩形状であって、外側輪郭縁より各コーナー部に到る張り出し融着鍔を有して成る場合、融着面積が広いので気密封止力が高まり、高耐候性が実現する。そして、コーナー部に物が当たった場合、弾力性のある張り出し融着鍔がその衝撃を緩衝するので、内部の結束金具の変形が減少し、断線不良が低減する。それに加えて、水道管上にT形コネクタを接触状態で固定する際、柔軟弾力性のある張り出し融着鍔が水道管周面に添ってしっくりと撓曲するため、接触面積が広く、安定的に固定し易い。
【0069】
(7) 上記の第1,第2及び第3の短線コードは電源コードであるが、これに代え、第1,第2及び第3の短線コード自体を自己温度制御式発熱帯とする場合T形接手上もコネクタ自身により充分に加熱できるようになるので、凍結防止の効果が一層顕著となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る水道凍結防止帯用T形コネクタを示す斜視図である。
【図2】(a)は同水道凍結防止帯用T形コネクタを示す平面図、(b)はその背面図である。
【図3】同水道凍結防止帯用T形コネクタを示す分解斜視図である。
【図4】同水道凍結防止帯用T形コネクタの製造段階の型押し融着工程を示す工程断面図である。
【図5】(a)〜(d)は同水道凍結防止帯用T形コネクタと発熱帯との接続方法を示す工程説明図である。
【図6】同水道凍結防止帯用T形コネクタの水道管への施工例を示す概略図である。
【図7】(a)は従来の水道凍結防止帯を示す平面図、(b)は(a)のA−A′線に沿って切断した状態を示す切断矢視図である。
【図8】従来の水道凍結防止帯用T形コネクタの水道管への施工例を示す概略図である。
【符号の説明】
1…発熱帯(ヒータ)
1a…コード接続部
1b…端末封止部
1c…芯線入り樹脂被覆帯
2…電源コード
2a…挿し込みプラグ
2b…防水接続プラグ
3…サーモスタット(温度検出部)
1,2 …電熱線(電気抵抗線)
S…電気絶縁性樹脂
1,2 …山形被覆部
0 …肉薄連結部
V…溝部
5…水道管
5b…T形接手
6…接着テープ
7…保温材
8,10…水道凍結防止帯用T形コネクタ
9…エンドシール(端末封止チューブ)
9a…糊
11…リード線T形連結体
12…第1の短線コード
13…第2の短線コード
14…第3の短線コード
12a,13a,14a…片方の可撓性絶縁樹脂被覆リード線
12b,13b,14b…他方の可撓性絶縁樹脂被覆リード線
12c,13c,14c…可撓性絶縁樹脂外皮
15…可撓性絶縁の耐融性樹脂チューブ
18,19…絶縁可撓性の軟質樹脂封着板
20…下金型
20a,22a…キャビティ
20b…上隙間
21,22…耐熱樹脂材型枠
22…上金型
22a…下隙間
A…第1の結束金具
B…第2の結束金具
T…圧着端子
Ta …金属端子筒
Tb …半透明絶縁被覆筒
1,2,3 …外側張り合わせ融着領域
X…第2の短線コードのリード線の股開き間
Y…第1の短線コードのリード線の股開き間
1 …第1の内側張り合わせ融着領域
2 …第2の内側張り合わせ融着領域
1 〜C4 …コーナー部
F…外皮のリード線口出し部
1 〜X3 …張り出し融着鍔
J…急屈曲部。

Claims (14)

  1. 水道凍結防止帯の2線式発熱帯を分岐させて相互接続するための水道凍結防止帯用分岐コネクタにおいて、
    3本以上のリード線の剥き出し部を集中結線した集中分岐状の第1及び第2のリード線分岐連結体と、第1及び第2のリード線分岐連結体を集中結線部同士を相離間させた配置で、少なくとも両集中結線部を覆う範囲に封止した絶縁性の樹脂外囲体と、前記リード線の先端に接続された端子と、を有して成ることを特徴とする水道凍結防止帯用分岐コネクタ。
  2. 請求項1において、前記樹脂外囲体は、前記両集中結線部の間に内側樹脂連結部を持つことを特徴とする水道凍結防止帯用分岐コネクタ。
  3. 請求項1又は請求項2において、前記樹脂外囲体は、前記リード線の外側輪郭縁より張り出た外延鍔部を有して成ることを特徴とする水道凍結防止帯用分岐コネクタ。
  4. 請求項1乃至請求項のいずれか一項において、前記樹脂外囲体は、第1及び第2のリード線分岐連結体をサンドウィッチ状に挟み込んで型押し融着封止した表裏2枚の軟質樹脂封着板であることを特徴とする水道凍結防止帯用分岐コネクタ。
  5. 請求項1乃至請求項のいずれか一項において、第1及び第2のリード線分岐連結体の分岐した2本1対のリード線を連結被覆した被覆層がポリマー発熱層であることを特徴とする水道凍結防止帯用分岐コネクタ。
  6. 水道凍結防止帯の2線式発熱帯をT形に分岐させて相互接続するための水道凍結防止帯用T形コネクタにおいて、
    一方の端部に圧着端子を備え他方の端部を剥き出し部とする可撓性樹脂被覆リード線を2本一対で可撓性樹脂外皮で束ねた第1,第2及び第3の短線コードを用い、第1と第3の短線コードのそれぞれ片方のリード線の剥き出し部同士をリード線延び方向の同向き揃えで、第2の短線コードの片方のリード線の剥き出し部をリード線延び方向の逆向き揃えで相互に重ね合わせて第1の結束金具で加締めると共に、第1と第3の短線コードのそれぞれ他方のリード線の剥き出し部同士をリード線延び方向の同向き揃えで、第2の短線コードの他方のリード線の剥き出し部をリード線延び方向の逆向き揃えで相互に重ね合わせて第2の結束金具で加締め、第3の短線コードを第1の短線コードに対して直交配置し第1の結束金具と第2の結束金具とを相離間させて第1及び第2の短線コードのリード線を股開き状態としたリード線T形連結体と、第1及び第2の結束金具と第1乃至第3の短線コードの前記外皮の口出し部迄を覆う範囲で前記リード線T形連結体をサンドウィッチ状に挟み込んで型押し融着封止した表裏2枚の絶縁可撓性の軟質樹脂封着板と、を有して成ることを特徴とする水道凍結防止帯用分岐コネクタ。
  7. 請求項において、前記軟質樹脂封着板同士は、前記リード線の外側輪郭縁に沿う外側張り合わせ融着領域と、第2の短線コードのリード線の股開き間に第1の内側張り合わせ融着領域と、を有して成ることを特徴とする水道凍結防止帯用分岐コネクタ。
  8. 請求項において、前記軟質樹脂封着板同士は、第1の短線コードのリード線の股開き間に第2の内側張り合わせ融着領域を有して成ることを特徴とする水道凍結防止帯用分岐コネクタ。
  9. 請求項乃至請求項のいずれか一項において、第3の短線コードの他方のリード線の剥き出し部近傍に形成された急屈曲部の屈曲側に第3の短線コードの片方のリード線が当接されて成ることを特徴とする水道凍結防止帯用分岐コネクタ。
  10. 請求項乃至請求項のいずれか一項において、第3の短線コードの片方のリード線のリード線交差部に挟まれた絶縁可撓性の耐融性樹脂材を有して成ることを特徴とする水道凍結防止帯用分岐コネクタ。
  11. 請求項10において、前記耐融性樹脂材は、前記リード線交差部のいずれかに嵌めた割り溝付きシリコンチューブであることを特徴とする水道凍結防止帯用分岐コネクタ。
  12. 請求項乃至請求項11のいずれか一項において、前記軟質樹脂封着板は略矩形状であって、前記外側輪郭縁より各コーナー部へ張り出た融着外延鍔部を有して成ることを特徴とする水道凍結防止帯用分岐コネクタ。
  13. 請求項乃至請求項12のいずれか一項において、前記軟質樹脂封着板は軟質塩化ビニール材であることを特徴とする水道凍結防止帯用分岐コネクタ。
  14. 請求項乃至請求項13のいずれか一項において、第1,第2及び第3の短線コード自体が自己温度制御式発熱帯であることを特徴とする水道凍結防止帯用分岐コネクタ。
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