JP3705680B2 - 油圧ユニット - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、油圧ポンプを含む油圧ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】
ポンプと電動モータとを一体化した電動ポンプユニットは、コンパクトで省エネ性の高い油圧源として、自動車、建設機械等で広く普及している。
例えば、自動車において、舵輪(ステアリングホイール)の操作力を軽減するための動力舵取装置(パワーステアリング装置)に、上記の電動ポンプユニットを用いたものがある。この場合、油圧ポンプを回転駆動する電動モータの駆動電流を制御することによって、油圧ポンプから油圧アクチュエータとしてのパワーシリンダへの供給油圧を制御し、これにより、舵輪の操作力を軽減させる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記の油圧ポンプが高出力を要求される場合がある。この場合、油圧ポンプを駆動する電動モータの容量を大きくすることが必要となって、製造コストが高くなる。
また、上記のような容量の大きな電動モータを、車両に搭載されるような低電位のバッテリによって駆動した場合、電流が過大となって耐久性や信頼性が低下するおそれがある。このため、電動モータの容量をあまり大きくすることができず、その結果、油圧ポンプの高出力化が困難であった。
【0004】
そこで、本発明の目的は、コンパクトでありながら高出力が得られる油圧ユニットを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための課題解決手段として、
請求項1記載の発明の油圧ユニットは、一の回転方向に回転される油圧ポンプと、この油圧ポンプの回転軸を第1および第2の駆動源に連結する伝達機構とを備え、この伝達機構は、第1の駆動源に第1の一方向クラッチを介して連結される第1の連結体と、この第1の連結体に駆動伝達可能に連結されると共に第2の駆動源に第2の一方向クラッチを介して連結される第2の連結体とを含み、何れか一方の連結体が油圧ポンプの回転軸の同軸上に一体回転可能に連結されていることを特徴とするものである。
【0006】
この場合、互いに駆動連結されている両連結体が、回転数の高い側の駆動源と駆動連結されるので、油圧ポンプは、少なくとも一方の連結体を介して回転数の高い側の駆動源と駆動連結されることになる。一対の一方向クラッチと一対の連結体を用いる簡単な構造にて、駆動源を択一的に切り換えることができ、省エネを達成することができる。特に、駆動源が電動モータである場合には、電動モータの駆動、停止によって、駆動源の切り換え操作が行える。また、連結体同士間の伝達比を変更することにより、各駆動源の仕様を変更することなく、油圧ポンプの仕様を変更することができ、設計の自由度が高い。
【0007】
請求項2記載の発明の油圧ユニットは、一の回転方向に回転される油圧ポンプと、この油圧ポンプの回転軸を第1および第2の駆動源に連結する伝達機構とを備え、この伝達機構は、第1の駆動源に第1の一方向クラッチを介して連結される第1の連結体と、この第1の連結体に中間部材を介して駆動伝達可能に連結されると共に第2の駆動源に第2の一方向クラッチを介して連結される第2の連結体とを含み、上記中間部材が油圧ポンプの回転軸の同軸上に一体回転可能に連結されていることを特徴とするものである。
【0008】
この場合、中間部材を介して互いに駆動連結されている両連結体が、回転数の高い側の駆動源と駆動連結されるので、油圧ポンプは、一方の連結体を介して、又は両連結体および中間体を介して、回転数の高い側の駆動源と駆動連結されることになる。一対の一方向クラッチ、一対の連結体および中間体を用いる簡単な構造にて、駆動源を択一的に切り換えることができ、省エネを達成することができる。特に、駆動源が電動モータである場合には、電動モータの駆動、停止によって、駆動源の切り換え操作が行える。また、連結体同士間の伝達比を変更することにより、各駆動源の仕様を変更することなく、油圧ポンプの仕様を変更することができ、設計の自由度が高い。
【0009】
請求項3記載の油圧ユニットは、請求項1又は2において、第2の駆動源として電動モータを備え、第1の一方向クラッチが第1の駆動源としての車両の駆動源に連なる出力軸に連結され、第2の一方向クラッチが上記電動モータの出力軸に連結されていることを特徴とするものである。
この場合、低速走行時で車両の駆動源に連なる出力軸の回転数が低いときに、電動モータを駆動源として用いることができるので、低速走行時にも、油圧ポンプによって安定した動力を発生することができる。また、特に車両側のレイアウトを変更することなく、油圧ポンプ、伝達機構および電動モータを車両に組み込んで、容易に本油圧ユニットを構成することができる。さらに、連結体同士間の伝達比を変更することにより、電動モータの仕様を変更することなく、油圧ポンプの仕様を変更することができ、設計の自由度が高い。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の好ましい実施の形態について添付図面を参照しつつ説明する。
図1は本発明の一実施の形態の油圧ユニットを含む動力舵取装置の概略構成を示す模式図である。図1を参照して、本動力舵取装置Aには、油圧ポンプ7およびこの油圧ポンプ7に例えば内燃機関からなるエンジンやハイブリッド電気自動車の電動モータなどの所要の駆動源からの回転を伝達するための一対の一方向クラッチ15,16を含む油圧ユニットUと、この油圧ユニットUによって油圧供給を受けるパワーシリンダ1が備えられている。
【0011】
このパワーシリンダ1は、例えばステアリング機構2に含まれるラック軸3のと連結されている。そして、ステアリングホイール4によってステアリング軸5に回転力が加えられ、ピニオンギア6によってラック軸3が左右に移動されて操舵が実行される際に、パワーシリンダ1がラック軸3の移動を助けるように働く。すなわち、パワーシリンダ1は、ステアリングホイール4に連動して、操舵を行う際の操舵補助力を発生させる。図1において、31はラック軸3の端部に連結されたタイロッドであり、32は車輪である。
【0012】
パワーシリンダ1は、油圧ポンプ7から供給される作動油により駆動される。具体的には、パワーシリンダ1は、電磁式のコントロールバルブ8および何れか一方の油路29(又は30)を介して何れか一方の油室1a(又は1b)に作動油を供給されて作動する。このとき、他方の油室1b(又は1a)から排出される作動油は、対応する油路30(又は29)、コントロールバルブ8および戻し路28(又は27)を介して油圧ポンプ7側に戻される。
【0013】
油圧ポンプ7を駆動するために与えられる入力は、後に詳述する一方向クラッチ15,16の働きによって、低速走行時には、電動モータ14からのものとされ、高速走行時には、車両の駆動源としての例えばエンジン13側からのものとされるようになっている。この車両の駆動源としては、上記のエンジンの他、ハイブリッド電気自動車の電動モータなどを例示することができる。
【0014】
油圧ポンプ7は、ギアポンプ、ベーンポンプその他の公知の回転形のポンプからなり、ポンプ本体9の両側に突出する回転軸10を備えており、この回転軸10の一端11が、伝達機構12を介してエンジン13側および電動モータ14側に択一的に駆動連結されるようになっている。
伝達機構12は、油圧ポンプ7の回転軸10の一端11に一体回転可能に設けられた第1の連結体としての第1のギア部材36と、この第1のギア部材36に噛み合わされる第2の連結体としての第2のギア部材37を備えている。
【0015】
第1のギア部材36は、第1の一方向クラッチ15を介して、回転軸10と同軸上に配置された出力軸23に連結されており、この出力軸23は、変速機構としての増速機構18を介してエンジン13の出力軸20に連結されている。すなわち、第1のギア部材36は、第1の一方向クラッチ15を介してエンジン13に連なる出力軸23に連結されている。19は上記エンジンに連なる出力軸23を回転自在に支持する軸受である。第1のギア部材36は油圧ポンプ9の回転軸10の一端11と一体に形成されていても良いし、別部材として回転軸10の一端11に、例えばスプライン結合やねじ結合により一体回転可能に取り付けられるものであっても良い。
【0016】
一方、第2のギア部材37は第2の一方向クラッチ16を介して、電動モータ14の出力軸としての回転軸17に連結されている。第1のギア部材36は出力軸23側へ、第2のギア部材37は電動モータ14の回転軸17側へそれぞれ延設される筒状部38,39を備えており、これら筒状部38,39内にそれぞれ対応する一方向クラッチ15,16が収容保持されている。
【0017】
各一方向クラッチ15,16は、駆動源としてのエンジン13および電動モータ14の回転を、上記回転軸10の回転方向にのみ伝達するものであり、エンジンに連なる出力軸23および電動モータ14の回転軸17のうち、回転数が高い側のものが油圧ポンプ7の回転軸10と駆動連結されることになり、回転数が低い側のものは回転軸10に対する駆動連結を解かれることになる。具体的には、電動モータ14の回転軸17の回転数が相対的に高いときには、電動モータ14の回転軸17の回転が、第2の一方向クラッチ16、第2のギア部材37および第1のギア部材36を介して油圧ポンプ7の回転軸10に伝達される。一方、エンジンに連なる出力軸23の回転数が相対的に高いときには、出力軸23の回転が、第1の一方向クラッチ15および第1のギア部材36を介して油圧ポンプ7の回転軸10に伝達される。
【0018】
第1の一方向クラッチ15としては、例えば図2に示すように、第1のギア部材36の筒状部38の内周面の円周等配に複数の凹部を形成して、各凹部と回転軸10の端部11の外周面との間に楔状空間33を設け、各楔状空間33内に回転軸10の端部11の外周面に摺接される円筒ころ34を収容すると共に、各円筒ころ34を弾性部材35によって楔状空間33の狭い側に弾性付勢したものを示すことができる。第2の一方向クラッチ16についても同様の構成のものを例示することができる。
【0019】
上記の増速機構18は、エンジン13の出力軸20に一体回転可能に取り付けられた第1ギア21と、この第1ギア21と噛み合い、且つエンジンに連なる出力軸23の途中部に一体回転可能に取り付けられた第2ギア22とを備えている。
上記の電動モータ14はコントローラ24によって制御されるようになっている。このコントローラ24には、車両の走行速度を検出する車速センサ25が接続されており、また、ステアリングホイール4の回転方向および回転量を検出するステアリングセンサ26が接続されている。このステアリングセンサ26は、例えば直流発電機によって構成され、ステアリングホイール4の回転方向に従って正又は負極性の符号を有し、回転速度および回転量に比例した電気信号を出力する。
【0020】
コントローラ24は、ステアリングセンサ26からの出力信号に応じてコントロールバルブ8の図示しないソレノイドを制御し、また、車速センサ25からの車速信号に応じて、電動モータ14の駆動、停止を含めて電動モータ14の駆動電流を制御する。具体的には、車速が予め定められた閾値を超えると、電動モータ14の駆動を停止するようにしている。上記の閾値としては、20〜30km/hの範囲の所定速度に設定することが好ましい。実際には、できるだけ低い速度で電動モータ14を停止させるようにすることが省エネ上、また、電動モータの耐久性向上のために好ましい。
【0021】
上記の実施の形態によれば、一対の一方向クラッチ15,16と一対の連結体としてのギア部材36,37を用いる簡単な構造を採用することにより、コンパクトな油圧ユニットUを達成でき、しかも一対の駆動源13,14を択一的にスムーズに切り換えて省エネを達成しつつ高出力を得ることができる。また、ギア部材36,37同士間の伝達ギア比を変更することにより、各駆動源13,14の仕様を変更することなく、油圧ポンプ7の仕様を変更することができ、設計の自由度が高い。
【0022】
また、低速走行時に電動モータ14を駆動源として用いることにより、安定した油圧を発生することができるので、低速走行時の据え切り等のステアリング操作において、動力舵取装置Aとして安定した操舵補助力を発生することができる。
一方、車速が増大して車両の駆動源であるエンジン13によって油圧ポンプの十分な発生油圧が得られる状態になると、電動モータ14を停止させる。これにより省エネを達成できると共に、電動モータ14としては小型で安価なものを採用でき、しかも電動モータ14の耐久性を向上できる。
【0023】
また、本油圧ユニットUを、油圧ポンプ7および伝達機構12の他、電動モータ14を含めたユニットとした場合、特に車両側のレイアウトを変更することなく、油圧ポンプ7、伝達機構12および電動モータ14を車両に組み込んで、容易に本油圧ユニットUを構成することができる。この場合にも、連結体としてのギア部材36,37同士間の伝達ギア比を変更することにより、電動モータ14の仕様を変更することなく、油圧ポンプ7の仕様を変更することができ、設計の自由度が高い。
【0024】
さらに、エンジン13側の回転を増速機構18を介して増速して油圧ポンプ7の回転軸10に伝達するようにしたので、小型の油圧ポンプ7であっても、単位時間当たりの吐出量を高くして高出力を得られる。このような小型の油圧ポンプ7を駆動するための電動モータ14としては、容量を小さくでき、したがって、安価で耐久性に優れたものとすることができる。
【0025】
次いで、図3は本発明の他の実施の形態を示している。同図を参照して、本実施の形態では、第1のギア部材36と第2のギア部材37の間に中間部材としての中間ギア部材40を介在させ、この中間ギア部材40を介して第1および第2のギア部材36,37間に駆動力が伝達されるようにした。また、中間ギア部材40は油圧ポンプ7の回転軸10の同軸上に一体回転可能に連結されている。他の構成については図1の実施の形態と同様であるので、図に同一符号を付してその説明を省略する。
【0026】
本実施の形態によれば、中間ギア部材40の構成が追加されて、図1の実施の形態に比較して若干構造が複雑になるものの、図1の実施の形態と同様の作用効果を奏することができる。また、第1および第2のギア部材36,37および中間ギア部材40の三者間の伝達ギア比を変更することにより、電動モータ14の仕様を変更することなく、油圧ポンプ7の仕様を変更することができ、設計の自由度が高い。
【0027】
なお、本発明は上記各実施の形態に限定されるものではなく、例えば、上記各実施の形態では、伝達機構が一対のギア部材を有するギア機構を含むものとして構成したが、プーリ・ベルト機構やトラクションドライブ方式の遊星ローラ機構等を含むものとして構成することができる。プーリ・ベルト機構を採用する場合、一対の連結体は一対のプーリ部材により構成され、ローラ機構を採用する場合には、一対の連結体は一対のローラ部材により構成されることになる。
【0028】
また、上記各実施の形態では、車速の増加に伴って、駆動源がエンジン側に切り換えられた後に、電動モータ14を停止させるようにしたが、電動モータ14の駆動、停止によって、駆動源の切り換え操作を行うことも可能である。
また、上記各実施の形態では、本発明を、油圧アクチュエータをパワーシリンダとした動力舵取装置に適用したが、車両に搭載される他の油圧式動力装置に適用することが可能である。すなわち、油圧アクチュエータを、AT用クラッチを動作させるための油圧シリンダにより構成した動力装置や、油圧アクチュエータを、四輪駆動車において前後輪の駆動配分切換え用クラッチを動作させるための油圧シリンダにより構成した動力装置に適用することができる。これらの動力装置においても、電動モータの耐久性を確保しつつコンパクトで且つ低速走行時にも十分な動力を得ることができる。
【0029】
その他、本発明の範囲で種々の変更を施すことができる。
【0030】
【発明の効果】
請求項1記載の発明では、一対の一方向クラッチと一対の連結体を用いる簡単な構造にてコンパクトであり、しかも駆動源を択一的に切り換えて省エネを達成しつつ高出力を得ることができる。また、連結体同士間の伝達比を変更することにより、各駆動源の仕様を変更することなく、油圧ポンプの仕様を変更することができ、設計の自由度が高い。
【0031】
請求項2記載の発明では、一対の一方向クラッチ、一対の連結体および中間体を用いる簡単な構造にてコンパクトであり、しかも駆動源を択一的に切り換えて省エネを達成しつつ高出力を得ることができる。また、連結体同士間の伝達比を変更することにより、各駆動源の仕様を変更することなく、油圧ポンプの仕様を変更することができ、設計の自由度が高い。
【0032】
請求項3記載の発明では、低速走行時に電動モータを駆動源として用いることにより、安定した油圧を発生することができる。また、車両の駆動源によって油圧ポンプの十分な発生油圧が得られる状態になると、電動モータを停止させる。これにより省エネを達成できると共に、電動モータとしては小型で安価なものを採用でき、しかも電動モータの耐久性を向上できる。また、特に車両側のレイアウトを変更することなく、油圧ポンプ、伝達機構および電動モータを車両に組み込んで、容易に本油圧ユニットを構成することができる。さらに、連結体同士間の伝達比を変更することにより、電動モータの仕様を変更することなく、油圧ポンプの仕様を変更することができ、設計の自由度が高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態としての油圧ユニットが適用された動力舵取装置の概略構成図である。
【図2】一方向クラッチの要部の縦断面図である。
【図3】本発明の他の実施の形態としての油圧ユニットの要部の概略図である。
【符号の説明】
1 パワーシリンダ(油圧アクチュエータ)
7 油圧ポンプ
10 回転軸
12 伝達機構
13 エンジン(駆動源)
14 電動モータ(駆動源)
15 第1の一方向クラッチ
16 第2の一方向クラッチ
17 回転軸(出力軸)
23 エンジンに連なる出力軸
36 第1のギア部材(第1の連結体)
37 第2のギア部材(第2の連結体)
40 中間ギア部材
U 油圧ユニット
A 動力舵取装置(動力装置)
Claims (3)
- 一の回転方向に回転される油圧ポンプと、この油圧ポンプの回転軸を第1および第2の駆動源に連結する伝達機構とを備え、
この伝達機構は、第1の駆動源に第1の一方向クラッチを介して連結される第1の連結体と、この第1の連結体に駆動伝達可能に連結されると共に第2の駆動源に第2の一方向クラッチを介して連結される第2の連結体とを含み、
何れか一方の連結体が油圧ポンプの回転軸の同軸上に一体回転可能に連結されていることを特徴とする油圧ユニット。 - 一の回転方向に回転される油圧ポンプと、この油圧ポンプの回転軸を第1および第2の駆動源に連結する伝達機構とを備え、
この伝達機構は、第1の駆動源に第1の一方向クラッチを介して連結される第1の連結体と、この第1の連結体に中間部材を介して駆動伝達可能に連結されると共に第2の駆動源に第2の一方向クラッチを介して連結される第2の連結体とを含み、
上記中間部材が油圧ポンプの回転軸の同軸上に一体回転可能に連結されていることを特徴とする油圧ユニット。 - 第2の駆動源として電動モータを備え、
第1の一方向クラッチが第1の駆動源としての車両の駆動源に連なる出力軸に連結され、第2の一方向クラッチが上記電動モータの出力軸に連結されていることを特徴とする請求項1又は2記載の油圧ユニット。
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