JP2015085783A - 作業車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】エンジンからの動力により駆動される後輪と、電動モータにより駆動可能な前輪と、電力を供給するバッテリと、を備える作業車両において、バッテリの電力消費を抑えられるようにする作業車両を提供する。
【解決手段】前輪9・9を駆動する電動モータ15はモータジェネレータで構成し、前輪9・9を駆動せず、後輪10・10のみにより駆動する2WD走行時は、モータジェネレータにより発電した電力をバッテリに充電する。
【選択図】図2

Description

本発明は、後輪をエンジンからの駆動力により走行駆動し、操向輪となる前輪を電動モータにより走行駆動する作業車両に関する。
従来、作業車両の車体フレーム上に搭載されるエンジンからの動力をミッションケースに伝達して変速し、変速後の動力を後輪に伝えて駆動するとともに、フロントアクスルケースの中央部に電動モータを配置してデフ装置に動力を入力し、後輪の走行負荷状態や車両の旋回状態に基づいて電動モータの駆動を制御し、この電動モータは車両が所定の速度以下で駆動するようにした技術が公知となっている(例えば、特許文献1参照)。
特開2012−56542号公報
前記従来の技術では、電動モータは所定速度以下の速度でしか作動されず、しかも、負荷が大きい時に作動されるため、バッテリからの電力消費が多く、バッテリの寿命を短くしていた。これを解消するには、大きな容量のバッテリが必要となり、コストアップの要因となっていた。
本発明は以上の如き状況に鑑みてなされたものであり、電動モータをモータジェネレータで構成して、電動モータを作動させていない走行時では発電してバッテリに充電し、バッテリの容量を抑えられる作業車両を提供する。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、エンジンからの動力により駆動される後輪と、電動モータにより駆動可能な前輪と、電力を供給するバッテリと、を備える作業車両であって、前記電動モータはモータジェネレータで構成され、前輪を駆動せず、後輪のみにより駆動する2WD走行時は、モータジェネレータにより発電した電力をバッテリに充電するものである。
請求項2においては、前記作業車両は、機体の走行速度を検知する走行速度検知手段と、ステアリングハンドルの回転角度を検知する舵角センサと、制御装置をさらに備え、走行速度が設定速度未満の場合、直進時は前輪を電動モータにより後輪の周速と同じ速度で駆動し、ステアリングハンドルが旋回操作されると、前輪を電動モータにより旋回角度に合わせて後輪の周速より増速して駆動するものである。
請求項3においては、前記作業車両は、エンジン負荷を検知する負荷検知手段と、前輪と後輪の走行駆動モードを切り換える走行モード切換手段をさらに備え、自動走行モードに切り換えた状態では、走行速度が設定速度以上、かつ、負荷が設定負荷未満の場合、2WD走行として後輪をエンジンからの動力により駆動し、モータジェネレータにより充電し、走行速度が設定速度以上、かつ、負荷が設定負荷以上の場合、4WD走行として後輪をエンジンからの動力により駆動し、前輪を電動モータにより後輪と同速で駆動し、走行速度が設定速度未満の場合、負荷に関係なく4WD走行として、後輪をエンジンからの動力により駆動し、前輪は電動モータにより直進時においては後輪の周速と同じ速度で駆動し、ステアリングハンドルが旋回操作されると旋回角度に合わせて後輪の周速より増速して駆動するものである。
以上のような手段を用いることにより、電動モータを有効に作動させることができて、エネルギーを無駄に消費することなく回生でき、また、電動モータを作動させて旋回するときには、効率良く電動モータを作動させて圃場を荒らすことなく旋回できる。
トラクタの概略側面図。 駆動系の概略を示す図。 フロントアクスル部の平面図。 制御ブロック図。
まず、図1より作業車両の一例としてトラクタ1の全体構成について説明する。
ボンネット2内にエンジン3が内設され、該ボンネット2の後部にステアリングハンドル4が設けられ、該ステアリングハンドル4の回動基部近傍には舵角センサ27が配置され、ステアリングハンドル4の操作量、つまり、旋回角度を検出できるようにしている。ただし、ナックルアーム近傍等に舵角センサを配置して前輪9の舵角を直接検出する構成とすることもでき、舵角(旋回角)を検知できるものであれば舵角センサ27の配置位置は限定するものではない。ステアリングハンドル4の後方には運転席5が配設されている。
前記エンジン3の後部にはクラッチハウジング19を介してミッションケース6が連設され、該ミッションケース6の両側にリアアクスルケース8・8が連設される。該リアアクスルケース8・8には車軸を介して後輪10・10が支承され、前記エンジン3を支持する車体フレーム11にはフロントアクスルケース7が支持され、該フロントアクスルケース7の両側に前輪9・9が支承される。
エンジン3からの動力は、ミッションケース6内の変速装置20を介して後輪10・10に伝えられ走行可能としている。また、エンジン3からミッションケース6内のPTO変速装置を介してPTO軸17に動力を伝達し、図示しない作業機を駆動可能としている。
次に、前記ミッションケース6内に収納される変速装置20について説明する。
変速装置20は、図2に示すように、主変速装置41や副変速装置42等からなり、エンジン3の出力軸(クランク軸)からダンパー40を介して入力軸44に伝達された動力を変速してリヤデフ装置45を介して後輪10・10を駆動可能とている。
また、入力軸44の後端からPTOクラッチ47を介してPTO変速装置48に動力を伝達して変速し、ミッションケース6の後面より後方に突出したPTO軸17に動力を伝達可能としている。
前記主変速装置41は、HST51と遊星歯車機構52と高速クラッチ53と低速クラッチ54と後進クラッチ55からなる。HST51は可変容量型の油圧ポンプ56と固定容量型の油圧モータ57からなり、入力軸44に伝えられた動力により油圧ポンプ56を駆動し、油圧ポンプ56からの圧油により油圧モータ57が作動され、油圧ポンプ56の斜板角を変更することにより吐出量及び吐出方向を変更して、油圧モータ57の回転数および回転方向を変更可能としている。
前記遊星歯車機構52は、サンギヤ、インターナルギヤ、プラネタリギヤを備え、サンギヤにはエンジン3からの動力が伝達され、インターナルギヤにはHST51で変速した後の動力が伝達されて、合成した動力がプラネタリギヤより出力される。プラネタリギヤからは高速クラッチ53または低速クラッチ54または後進クラッチ55を介して副変速装置42に動力が伝達され、変速後にリヤデフ装置45から後輪10に動力が伝達される。
但し、主変速装置41の構成は前記油圧・機械式変速装置(HMT)に限定するものではなく、油圧ポンプと油圧モータを直列に配置した油圧・機械式変速装置(I−HMT)としたり、有段変速を油圧クラッチ(パワークラッチ)で切り換える方式であってもよく限定するものではない。また、前後進切換装置を設ける構成とすることもできる。
前記前輪9はエンジン3からの動力では駆動されず、電動モータにより駆動される。本実施形態では、電動モータはモータジェネレータ15により構成される。即ち、図2、図3に示すように、フロントアクスルケース7の左右中央後面にモータジェネレータ15が固設され、モータジェネレータ15の出力軸がフロントアクスルケース7の入力軸31と連結されている。フロントアクスルケース7内の入力軸31上にはベベルギヤが固設されフロントデフ装置32のリングギヤと歯合されている。フロントデフ装置32の出力軸からは伝動歯車や伝動軸や前車軸を介して前輪9・9に動力が伝達される。
前記モータジェネレータ15は電動機にも発電機にもなるものであり、図4に示すように、制御装置30と接続されて、回転制御及び充電制御が行われる。後輪10・10がエンジン3の動力により駆動され、前輪9・9を駆動しない状態のとき(2WD走行時)、発電機として作動され、発電電力は充電器23を介してバッテリ24に供給して充電する。後輪10・10及び前輪9・9を駆動する4WD走行のときには、後述する走行モードに合わせてモータジェネレータ15を電動モータとして作動させる。この制御は後述する。モータジェネレータ15が電動モータとして作動するときは、バッテリ24からの電力を図示しないインバータにより所望の回転数となる電圧の周波数に変換してモータジェネレータ15に供給される。
図4に示すように、前記制御装置30には、充電器23、バッテリ24、走行速度検知手段25、走行モード切換手段26、舵角センサ27、負荷検知手段28と接続されている。
バッテリ24は、リチュウム二次電池やニッケル二次電池や鉛蓄電池等の二次電池で構成され限定するものではない。該バッテリ24には図示しない過充電防止装置が付設されている。
走行速度検知手段25は、トラクタ1の走行速度を検知するものであり、ミッションケース6内に配置して後輪10の回転数を検知して走行速度を得る構成としている。但し、走行速度検知手段25は後輪10の車軸の回転数を検知する構成であってもよく、また、GPS速度計やドップラー速度計等を用いることも可能であり限定するものではない。
負荷検知手段28は、エンジン3の負荷をエンジン3の実回転数と設定回転数から演算して得るようにしているが、燃料噴射量等から演算してもよく限定するものではない。また、トルクセンサを後輪10・10の車軸に配置して軸トルクを検出して、車軸にかかる負荷を検出する構成とすることも可能である。
走行モード切換手段26は、ロータリスイッチやタッチパネル等で構成され、制御装置30と接続されている。走行モード切換手段26は「2WD走行モード」と「4DW走行モード」と「自動走行モード」とを切り換える。
「2WD走行モード」は、路上走行時や軽作業車の牽引時等、比較的高速で走行するときに使用する走行モードである。「2WD走行モード」では、後輪10・10のみがエンジン3からの動力により駆動され、前輪9・9は回転自在となっており、走行時に前輪9・9が従動回転されるとモータジェネレータ15は発電機として作用し、走行時に発生する発電電力がバッテリ24に充電される(2WD走行)。
「4DW走行モード」は、前輪9・9と後輪10・10を同時に同周速で駆動する走行モードである。「4DW走行モード」では、後輪10・10はエンジン3からの動力により駆動され、前輪9・9はモータジェネレータ15が電動モータとして作用して駆動される。なお、「4WD走行モード」では、副変速が低速であっても後述する旋回前輪増速制御は行われず、高速であっても前輪9・9と後輪10・10は同時に同周速で駆動され、高速走行で旋回した時に急旋回はしないようにしている(4WD走行)。
「自動走行モード」は、走行速度Vと設定速度V1とを比較するとともに、負荷Tと設定負荷T1を比較し、(1)走行速度Vが設定速度V1未満の場合、旋回前輪増速制御を行い、(2)走行速度Vが設定速度V1以上、かつ、負荷Tが設定負荷T1未満の場合、2WD走行とし、(3)走行速度Vが設定速度V1以上、かつ、負荷Tが設定負荷T1以上の場合、4WD走行とする走行モードである。
「自動走行モード」を具体的に説明する。
(1)制御装置30は、走行速度検知手段25により検出した走行速度Vが、図示しない設定手段で設定した設定速度V1と比較し、走行速度Vが設定速度V1未満(V<V1)の場合、負荷Tの大小にかかわらず、前輪9・9及び後輪10・10を駆動して旋回前輪増速制御を行う。
前記旋回前輪増速制御は、ステアリングハンドル4の操舵角に応じて前輪9・9の周速を後輪10・10の周速よりも増加するようにモータジェネレータ15により駆動するものである。つまり、直進時は、後輪10・10による走行速度と同じ速度となるように、走行速度検知手段25により検知した速度から前輪9・9の回転数を同じ走行速度なるように演算して制御装置30によりモータジェネレータ15を駆動する。
そして、ステアリングハンドル4が操作されると、その旋回角度が舵角センサ27により検知され、その舵角に応じた走行速度となるようにモータジェネレータ15が駆動される。つまり、機体の旋回中心から前輪9までの距離(旋回半径)と、機体の旋回中心から後輪10までの距離(旋回半径)は、前輪9の旋回半径が後輪10の旋回半径よりも長く、旋回半径が小さくなるほど前輪9の旋回半径と後輪10の旋回半径との比は大きくなるため、舵角が小さい時(緩旋回)は前輪9による走行速度(周速)は後輪10による走行速度(周速)よりも少し速く、舵角が大きくなる(急旋回)ほど前輪9による走行速度は後輪10の走行速度よりも大きく速くなり、舵角が最大のとき前輪9の走行速度は後輪10による走行速度の約二倍程度となるように制御するのである。このように制御することによって、ステアリングハンドル4を旋回操作すると前輪9が増速されて、圃場を荒らすことを防止し、牽引力も増加する。また、小回りが容易にできるようになり旋回性能も向上できるのである。
(2)制御装置30は、走行速度検知手段25により検出した走行速度Vを設定速度V1と比較し、負荷検知手段28により得られた負荷Tを設定負荷T1と比較し、走行速度Vが設定速度V1以上(V≧V1)、かつ、負荷Tが設定負荷T1未満(T<T1)の場合、2WD走行とし回生する。つまり、低負荷、高速走行の場合、路上走行時や作業走行時(副変速レバーの変速位置)に関係なく、2WD走行となり、モータジェネレータ15は発電機として作用し、充電され、エネルギーを有効に活用できるようにする。
(3)制御装置30は、走行速度検知手段25により検出した走行速度Vを設定速度V1と比較し、負荷検知手段28より得られた負荷Tを設定負荷T1と比較し、走行速度Vが設定速度V1以上(V≧V1)、かつ、負荷Tが設定負荷T1以上(T≧T1)の場合、モータジェネレータ15により前輪9の走行速度(周速)を後輪10の走行速度(周速)と同じ速度で駆動する。つまり、高負荷、高速の場合、4WD走行となり、モータジェネレータ15により発電は行われず、旋回前輪増速制御は行われず、前輪9は後輪10と同じ周速度で駆動され、旋回操作されても前輪9の速度は後輪10と同じ周速度で駆動される。こうして、高負荷、高速走行の場合、モータジェネレータ15が電動モータとして駆動され、牽引力が増加され、旋回前輪増速制御は行わないため旋回操作しても急旋回とならずバランスを崩すこともない。
また、前記走行モード切換手段26により自動走行モードとした場合、副変速装置の高低切換により走行モードを自動的に切り換えるように構成することもできる。例えば、副変速装置を高速に切り換えると、2WD走行として回生を行う「路上走行モード」となり、副変速装置を低速に切り換えると、4WD走行し旋回前輪増速制御を行う「作業走行モード」とするのである。この場合、「路上走行モード」では設定速度V1よりも走行速度が遅い場合でも回生が可能となるが、旋回前輪増速制御が行われないため旋回性能は劣る。また、高速(設定速度V1以上)では4WD走行ができないため、高速での牽引性能は劣る。以上を考慮すると、この二つを切り換える走行モードと、前述した前記三つの走行モードとを変更できるモード変更手段を、別に設ける構成とし、作業に合わせて所望のモードに変更することも可能である。ただし、前記走行モード切り換えは前記2つまたは3つに限定するものではなく、4つ以上設けることも可能である。
以上のように、エンジン3からの動力により駆動される後輪10・10と、電動モータ15により駆動可能な前輪9・9と、電力を供給するバッテリ24と、を備える作業車両であって、前記電動モータ15はモータジェネレータで構成され、前輪9・9を駆動せず、後輪10・10のみにより駆動する2WD走行時は、モータジェネレータにより発電した電力をバッテリ24に充電するので、モータジェネレータ15により回生が行われてエネルギーを有効に活用でき、燃費を向上できる。
また、前記作業車両は、機体の走行速度を検知する走行速度検知手段25と、ステアリングハンドル4の回転角度を検知する舵角センサ27と、制御装置30をさらに備え、走行速度が設定速度未満の場合、直進時は前輪9・9を電動モータ15により後輪10・10の走行速度と同じ周速で駆動し、ステアリングハンドル4が旋回操作されると、前輪9・9を電動モータ15により旋回角度に合わせて後輪10・10の周速より増速して駆動するので、緩旋回から急旋回まで旋回角度に合わせて前輪9・9が増速されて、圃場を荒らすことなく4輪駆動によるグリップ力を高めて確実に旋回することができる。
また、前記作業車両は、エンジン負荷を検知する負荷検知手段28と、前輪9・9と後輪10・10の走行駆動モードを切り換える走行モード切換手段26をさらに備え、自動走行モードに切り換えた状態では、走行速度が設定速度以上、かつ、負荷が設定負荷未満の場合、2WD走行として後輪10・10をエンジン3からの動力により駆動し、モータジェネレータ15により充電し、走行速度が設定速度以上、かつ、負荷が設定負荷以上の場合、4WD走行として後輪10・10をエンジン3からの動力により駆動し、前輪9・9を電動モータ15により後輪10・10と同速で駆動し、走行速度が設定速度未満の場合、負荷に関係なく4WD走行として、後輪10・10をエンジン3からの動力により駆動し、前輪9・9は電動モータ15により直進時においては後輪10・10の周速と同じ速度で駆動し、ステアリングハンドル4が旋回操作されると旋回角度に合わせて後輪10・10の周速より増速して駆動するので、走行速度および負荷に応じて自動的に2WD走行と4WD走行に切り換えられ、2WD走行時には回生されてエネルギーを有効に活用でき、4WD走行時には、負荷に応じて旋回前輪増速制御が行われ、スムーズな旋回が可能となる。
3 エンジン
4 ステアリングハンドル
9 前輪
10 後輪
15 電動モータ(モータジェネレータ)
24 バッテリ
25 走行速度検知手段
26 走行モード切換手段
27 舵角センサ
28 負荷検知手段
30 制御装置

Claims (3)

  1. エンジンからの動力により駆動される後輪と、電動モータにより駆動可能な前輪と、電力を供給するバッテリと、を備える作業車両であって、前記電動モータはモータジェネレータで構成され、前輪を駆動せず、後輪のみにより駆動する2WD走行時は、モータジェネレータにより発電した電力をバッテリに充電することを特徴とする作業車両。
  2. 前記作業車両は、機体の走行速度を検知する走行速度検知手段と、ステアリングハンドルの回転角度を検知する舵角センサと、制御装置をさらに備え、走行速度が設定速度未満の場合、直進時は前輪を電動モータにより後輪の周速と同じ速度で駆動し、ステアリングハンドルが旋回操作されると、前輪を電動モータにより旋回角度に合わせて後輪の周速より増速して駆動することを特徴とする請求項1に記載の作業車両。
  3. 前記作業車両は、エンジン負荷を検知する負荷検知手段と、前輪と後輪の走行駆動モードを切り換える走行モード切換手段をさらに備え、自動走行モードに切り換えた状態では、走行速度が設定速度以上、かつ、負荷が設定負荷未満の場合、2WD走行として後輪をエンジンからの動力により駆動し、モータジェネレータにより充電し、走行速度が設定速度以上、かつ、負荷が設定負荷以上の場合、4WD走行として後輪をエンジンからの動力により駆動し、前輪を電動モータにより後輪と同速で駆動し、走行速度が設定速度未満の場合、負荷に関係なく4WD走行として、後輪をエンジンからの動力により駆動し、前輪は電動モータにより直進時においては後輪の周速と同じ速度で駆動し、ステアリングハンドルが旋回操作されると旋回角度に合わせて後輪の周速より増速して駆動することを特徴とする請求項2に記載の作業車両。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017007608A (ja) * 2015-06-22 2017-01-12 井関農機株式会社 車両
WO2019180851A1 (ja) * 2018-03-20 2019-09-26 本田技研工業株式会社 作業機
WO2019180850A1 (ja) * 2018-03-20 2019-09-26 本田技研工業株式会社 作業機

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