JP3705304B2 - 巻取式印刷装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば紙、布、金属箔、樹脂フィルムまたはシート等の巻取状の被印刷体の表面に連続的に、一色または多色の絵柄や文字等の印刷を施すための巻取式印刷装置に関するものである。さらに詳しくは、簡便な操作で安全且つ確実に良好な印刷見本を取得でき、色合せ等の印刷品質確認・調整作業を短時間で簡便に行うことができる巻取式印刷装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
印刷とは一般に、ある所定の原稿の工業的複製を目的とするものであるから、印刷工程においては必然的に、得られた印刷物から抽出した印刷見本を、原稿または色見本等と比較して、印刷品質を確認する作業が必要である。特に印刷作業の開始時には、両者の差異に基づいてインキの調合や印刷条件等を適宜変更して最適な条件を見出す、所謂色合せの作業があり、印刷物の品質が十分原稿等に近くなるまで繰り返し印刷見本を取得する必要がある。
【0003】
上記印刷見本の取得は、枚葉式印刷装置にあっては、排紙部に堆積された印刷済みの枚葉紙を一枚抜き取ることで容易に得られるが、巻取式印刷装置にあっては、被印刷体は長尺の連続状であるから、印刷中に容易にその一部分を抜き取ることはできない。仮に連続状の被印刷体の一部を切断して印刷見本を取得後切断部を継ぎ合わせても、正確に方向を合わせて継ぎ合わせないと印刷再開時に被印刷体の蛇行を生じ、回復までに時間と被印刷体の損失を生ずる。また被印刷体の切断時にその張力が解除され、従って見当合わせローラの設定がずれるので、特に多色印刷にあっては印刷再開時に再度見当合わせをやり直さねばならなくなってしまう。
【0004】
また、上記印刷見本の取得を目的とした印刷作業にあっても、印刷見本一枚分のみの印刷は当然不可能であって、印刷装置の加速、見当合わせ、及び減速の間にも被印刷体が消費されてしまう。これに製品用の被印刷体(本紙)を充てては無駄になるので、印刷不良品や不要原反等をこれに充てる(通し紙)ことがよく行われている。しかしながら、枚葉式印刷装置にあっては通し紙中に印刷見本用の本紙を一枚だけ挿入することは比較的容易であるが、被印刷体が連続状である巻取式印刷装置にあっては、印刷工程において巻取状の被印刷体の一部に異なる被印刷体を任意の位置に自由に挿入することは事実上不可能である。
【0005】
上記の様な事情により、巻取式印刷装置による印刷作業においては、被印刷体の蛇行等を発生することなく、被印刷体の張力を解除せずに見当合わせの設定を維持し、しかも本紙を無駄にすることなく印刷見本を取得することのできる方法として、印刷装置を所定速度まで加速後、巻取状の被印刷体の巻き出しから第一色の印刷までの間で、被印刷体となる連続状の通し紙の表面に、少なくとも印刷見本用の枚葉状の本紙(印刷見本用紙)を粘着テープ等で貼付し、印刷後これを剥がして印刷見本を得る方法が、切貼法の通称で広く採用されている。前記印刷見本用紙は通常少なくとも有効印刷面積以上の面積のものが使用され、輪転式印刷装置にあっては少なくとも版胴の周長以上の長さとするのが一般的である。
【0006】
しかしながら上記切貼法は、高速で走行中の被印刷体に対して直接印刷見本用紙を貼付するのであるから、特に大面積になると皺等を発生することなく正しく貼付することは至難の技であり、高度の熟練が必要である他、印刷装置の内部では多数のロールが密に配置され回転しているので、手を挟まれでもすれば重傷を負いかねない危険作業でもある。また印刷機の操作盤は通常排紙部近傍に配置されているので、速度調整や乾燥温度調整、見当合わせ等が完了したら、作業者は印刷見本用紙を持って給紙部近傍まで移動して切貼を行い、再度排紙部まで急ぎ移動するか、或いは切貼のための要員を一人確保する必要がある。かかる如く、従来の巻取式印刷装置は、効果的な印刷見本の取得には高度の熟練を要し危険で煩雑な作業を要するという問題点を有するものであった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、従来の巻取式印刷装置における上記した問題点に鑑みてなされたものであって、簡便な操作で安全且つ確実に良好な印刷見本を取得でき、色合せ等の印刷品質確認・調整作業を短時間で簡便に行うことができる巻取式印刷装置を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の巻取式印刷装置は、巻取状の被印刷体に一色または多色の印刷を連続的に施すための巻取式印刷装置において、巻取状の被印刷体の巻き出しから第一色の印刷までの間に、枚葉状の印刷見本用紙を連続長尺の被印刷体の表面に貼付するための印刷見本用紙貼付装置を具備することを特徴とするものである。
【0009】
また特に、前記印刷見本用紙貼付装置が、巻き出された被印刷体に裏面から接して支持しつつ回転する被印刷体支持ロールと、該被印刷体支持ロールに離接可能に設けられ、印刷見本用紙を吸着支持する回転自在な印刷見本用紙支持ロールと、該印刷見本用紙支持ロールを前記被印刷体支持ロールに対して離接駆動する印刷見本用紙支持ロール駆動手段とから構成されてなることを特徴とするものである。
【0010】
また特に、前記印刷見本用紙支持ロールが、真空圧により印刷見本用紙を支持する機構を具備することを特徴とするものである。
【0011】
また特に、前記印刷見本用紙支持ロール駆動手段が、前記印刷見本用紙支持ロールをその回転軸に平行な軸の周りで回転駆動することを特徴とするものである。
【0012】
また特に、前記印刷見本用紙支持ロール駆動手段が、エアシリンダであることを特徴とするものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の巻取式印刷装置の実施の形態につき、図面を参照しつつ詳細に説明する。図1は本発明に係る巻取式印刷装置の実施の形態を示す概略構成図であり、図2は本発明に係る巻取式印刷装置の実施の形態における印刷見本用紙貼付装置の拡大図であり、図3は本発明に係る巻取式印刷装置の実施の形態における印刷見本用紙支持ロールの拡大断面図である。
【0014】
図1に示す例は巻取式グラビア4色輪転印刷装置であり、被印刷体2がロール状に巻き取られた原反ロール41が巻き出しユニット4に装着され、これから巻き出された被印刷体2は、矯正ロール群7を通過して巻き癖を矯正された後、4台の印刷ユニット5に順次導かれ、その各々において、表面のインキセルにインキが充填された版胴51と、これに対向して配置された圧胴52との間にニップされつつ通過することにより、版胴51の表面のインキが被印刷体2の表面に転移され、これが熱風等による乾燥機53を通過する間にインキ中の溶剤分が蒸発して乾燥したインキ被膜を形成し、こうして4色のフルカラー印刷が施された後、巻き取りユニット6にてロール状に巻き取って印刷済製品ロール61を得るというものである。
【0015】
前記印刷装置には、原反ロール41から巻き出された被印刷体2の表面、すなわち被印刷面に、枚葉状の印刷見本用紙3を貼付する為に、巻き出しユニット4と第一色の印刷ユニット5との間に、印刷見本用紙貼付装置1が設けられている。印刷開始時の色合せの際には、通し紙を被印刷体2として使用して見当を合わせ、所定の印刷速度まで加速した後、印刷見本用紙貼付装置1を作動させて被印刷体2の表面に印刷見本用紙3を貼付し、被印刷体2の経路に従って4色の印刷ユニット5を順次通過して所定の印刷がなされた後、検反部8または巻き取り部6に到達した所で印刷を停止し、印刷済の印刷見本用紙3を被印刷体2の表面から剥離、回収して印刷見本を取得する。
【0016】
前記印刷見本用紙貼付装置1は図2に示す様に、原反ロール41から巻き出されて走行する被印刷体2に裏面から接して支持しつつ回転する被印刷体支持ロール11と、該被印刷体支持ロール11に離接可能に設けられ、印刷見本用紙3を容易に剥離可能に吸着支持する回転自在な印刷見本用紙支持ロール12と、該印刷見本用紙支持ロール12を前記被印刷体支持ロール11に対して可逆的に離接駆動する印刷見本用紙支持ロール駆動手段13とから構成される。
【0017】
係る如き構成としたことにより、印刷見本用紙3はその一端で被印刷体2の表面に曲がったり斜めになったりすることなく正しく貼着され、その後被印刷体2の走行と共に印刷見本用紙3の残部は両ロールにニップされつつ被印刷体2に貼着されるので、印刷見本用紙3が被印刷体2上で皺や折れ目等を生ずることなく正しく貼着された状態で印刷装置内を走行することが出来、従って失敗なく印刷見本を取得することができる。
【0018】
そして、印刷見本用紙貼付装置1を起動、ニップさせる為の起動スイッチは、速度制御や見当合わせの為のスイッチ類と同一の操作盤に設けられているので、印刷装置の起動に先立って予め印刷見本用紙3を印刷見本用紙支持ロール12にセットしておけば、速度調整や乾燥温度調整、見当合わせ等の印刷条件設定が終了したら、作業者が移動したり他の作業者の手を煩わせたりすることなく、容易且つ速やかに印刷見本用紙貼付装置1を起動して印刷見本用紙3を挿入し、印刷見本の取得を行うことができる。しかも作業者の手が走行中の被印刷体2や回転中のローラ等に直接触れることがないので、巻き込まれ等の事故を発生することもない。
【0019】
図2に示す例では印刷見本用紙支持ロール駆動手段13はエアシリンダであり、該エアシリンダの一端が、印刷見本用紙支持ロール12の回転軸と平行なクランク軸15の周りに回転可能なクランク腕14の一端のクランクピン16に結合され、前記クランク腕14の他端に印刷見本用紙支持ロール12が架設されており、前記エアシリンダの伸縮によって印刷見本用紙支持ロール12がクランク軸15の周りで被印刷体支持ロール11と離接可能に回転駆動される構成となっている。
【0020】
前記印刷見本用紙支持ロール駆動手段13としては、上記したエアシリンダの他、例えば電動モータや油圧シリンダ等を使用することも可能である。しかしながら、エアシリンダを使用すれば複雑な電源装置や油圧発生装置等の特別な装置を必要とせずに、係る印刷装置の各部の駆動に使用されている圧縮空気を動力源として、空気弁の開閉だけの簡便な操作で駆動可能であり、しかも印刷見本用紙支持ロール12と被印刷体支持ロール11とのニップ圧の調整も、エアシリンダへの圧縮空気の入路に設けたレギュレータの調整だけで簡便に行うことができるので、エアシリンダを使用することが最も好ましい。
【0021】
また、上記印刷見本用紙支持ロール12を、その回転軸に垂直な方向、例えば水平方向、鉛直方向または斜め方向等の直線方向に、被印刷体支持ロール11と離接可能に往復駆動する構成とすることも可能である。しかしながら、係る駆動機構を採用すると、印刷見本用紙支持ロール12は一般にその直径と比較して幅方向に著しく長いので、これをその回転軸と垂直な方向へ平行移動させようとしても、その左右両端間で進行度に差が生じて斜めになり易く、従って左右間で接触に時間差を生ずることなく印刷見本用紙支持ロール12を被印刷体支持ロール11に正しくニップさせることは困難である。
【0022】
この様にして、印刷見本用紙支持ロール12を被印刷体支持ロール11にニップさせる際に、両ロールの平行が崩れて左右間で接触に時間差を生ずると、先に接触した側から印刷見本用紙3が被印刷体2表面に貼付され、印刷見本用紙支持ロール12から剥離して被印刷体2と共に走行し始める一方、遅れて接触する側の印刷見本用紙3の被印刷体2への接触及び印刷見本用紙支持ロール12からの剥離が遅れる結果、印刷見本用紙3は被印刷体2の表面に正常に貼付されず、従って良好な印刷見本は取得できなくなってしまう。
【0023】
上記の理由により、印刷見本用紙支持ロール12の駆動機構としては、印刷見本用紙支持ロール12をその回転軸に垂直な方向へ平行移動する機構よりも、構造的に剛性が高く左右間の接触の時間差を生じにくい、印刷見本用紙支持ロール12をその回転軸に平行な軸の周りで回転駆動する機構を採用した方が、印刷見本用紙3を被印刷体2の表面に安定して正常に貼付し、良好な印刷見本を失敗なく取得することができるので、より好ましい。
【0024】
前記印刷見本用紙支持ロール12は、図3に示す様に、内部が中空の円筒状のロール本体121の表面の一部に、通気路123を介して外部の真空ポンプに接続された吸気孔122が設けられており、表面を印刷見本用紙3の端部で被覆した吸気孔122の内部を、真空ポンプの作用により常に陰圧に保つことにより、印刷見本用紙3を吸着保持する機構となっている。斯くして印刷見本用紙支持ロール12に吸着された印刷見本用紙3の端部の近傍には粘着テープ31が貼付されており、印刷見本用紙支持ロール12が被印刷体支持ロール11にニップされると、粘着テープ31の粘着力により印刷見本用紙3が被印刷体2に貼付され、印刷見本用紙支持ロール12から剥離する。なお、上記粘着テープ31は必要に応じて、印刷見本用紙3の印刷見本用紙支持ロール12に吸着された端部以外の部分にも貼付しておいても良い。
【0025】
従って、陰圧に保たれた吸気孔122の内部と外部大気との圧力差(真空圧)は、印刷見本用紙3にかかる重力に十分耐える一方、粘着テープ31の粘着力により容易に剥離可能な吸着力を発生する程度でよく、通常10〜50cmHg程度で十分である。これに使用する真空ポンプとしてはダイヤフラムポンプ等が好適である。また、印刷見本用紙3が剥離したら速やかに自動的に真空ポンプが停止する機構とすることが好ましい。なお、印刷見本用紙支持ロール12と被印刷体支持ロール11とのニップと同時に真空を解除する機構としても良いが、真空の解除が僅かでも早すぎると印刷見本用紙3が印刷見本用紙支持ロール12から落下して印刷見本の取得に失敗する危険があり、これを精密に制御することは一般に困難である。
【0026】
上記印刷見本用紙支持ロール12は、被印刷体支持ロール11にニップすることにより摩擦力で駆動されて、これと同一の周速度で抵抗なく回転する必要があるが、ニップさせていない状態でこれを独自に回転させるための駆動装置は特に必要としない。但し、印刷見本用紙支持ロール12が両方向に自由回転可能であると、印刷見本用紙3を吸着させた時にその重量を受けて印刷見本用紙3の吸着部が下になる角度まで自然に回転し、印刷見本用紙3に折れ目を発生したり落下させたりする危険がある他、印刷見本用紙3を吸着させる作業上も不便であるので、印刷見本用紙支持ロール12にはラチェット等による逆転防止機構を備えておくことが好ましい。
【0027】
また、印刷見本用紙3を印刷見本用紙支持ロール12に支持する手段としては、上記した真空圧を使用する方法以外にも、例えば繋止爪を使用する方法や、静電気力により吸着させる方法、再剥離性粘着剤を使用する方法等によることも可能である。しかしながら、繋止爪を使用する方法では、特に印刷有効面積が大面積である場合や印刷見本用紙3が厚手である場合等に、印刷見本用紙3の重量に耐える支持力と、被印刷体2の表面への貼付時の剥離性とを、十分に兼ね備えることは困難であり、また繋止爪から離れる際に印刷見本用紙3の端部に反り返り等を発生すると、印刷に支障を来す場合がある等の短所がある。
【0028】
一方、静電気力による方法では、特殊な電源装置が必要となる他、特に引火性の溶剤を大量に使用するグラビア印刷にあっては、剥離時の静電火花によって火災を発生する危険性もある。また、再剥離性粘着剤を使用する方法では、繰り返し使用するに従って表面が汚染し粘着力が低下するので頻繁に粘着剤を交換する必要がある他、万一粘着剤が印刷見本用紙3の表面に転着すると、これが版胴や各部のロールに転着して印刷不良を発生するという問題点がある。従って、印刷見本用紙3は真空圧により支持する機構とすることが最も好ましい。
【0029】
なお、本発明の巻取式印刷装置は、上記した巻取式グラビア4色輪転印刷装置に限定されるものではなく、例えばオフセット印刷装置や凹版印刷装置、凸版印刷装置、フレキソ印刷装置、ロータリースクリーン印刷装置等の各種印刷装置を始め、例えばロールコーター等の各種コーティング装置やそれらを組合せた複合型印刷装置、またさらに折り機や打ち抜き機、エンボス機、製袋機等の後加工装置を組合せた装置等、要するに巻き取り状の被加工物に表面加工を施す装置であれば、あらゆる用途に適用可能なものである。
【0030】
【発明の効果】
以上詳細に説明した様に、本発明の巻取式印刷装置は、巻取状の被印刷体の巻き出しから第一色の印刷までの間に、枚葉状の印刷見本用紙を連続長尺の被印刷体の表面に貼付するための印刷見本用紙貼付装置を具備することにより、印刷装置の起動前に印刷見本用紙貼付装置に印刷見本用紙を予めセットしておき、印刷装置の速度や乾燥温度、見当等の条件設定が終了したら速やかに印刷見本用紙貼付装置を作動させて印刷見本用紙を被印刷体の表面に貼付して印刷を行わせ、最終色の印刷終了後にこれを剥離回収することにより、簡便な操作で安全且つ確実に良好な印刷見本を取得でき、色合せ等の印刷品質確認・調整作業を短時間で簡便に行うことができるという優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の巻取式印刷装置の概略説明図。
【図2】本発明の巻取式印刷装置の印刷見本用紙貼付装置の拡大図。
【図3】本発明の巻取式印刷装置の印刷見本用紙支持ロールの拡大断面図。
【符号の説明】
1‥‥印刷見本用紙貼付装置
11‥‥被印刷体支持ロール
12‥‥印刷見本用紙支持ロール
121‥‥ロール本体
122‥‥吸気孔
123‥‥通気路
13‥‥印刷見本用紙支持ロール駆動手段(エアシリンダ)
14‥‥クランク腕
15‥‥クランク軸
16‥‥クランクピン
2‥‥被印刷体
3‥‥印刷見本用紙
31‥‥粘着テープ
4‥‥巻き出しユニット
41‥‥原反ロール
5‥‥印刷ユニット
51‥‥版胴
52‥‥圧胴
53‥‥乾燥機
6‥‥巻き取りユニット
61‥‥印刷済製品ロール
7‥‥矯正ロール群
8‥‥検反部

Claims (5)

  1. 巻取状の被印刷体に一色または多色の印刷を連続的に施すための巻取式印刷装置において、巻取状の被印刷体の巻き出しから第一色の印刷までの間に、枚葉状の印刷見本用紙を連続長尺の被印刷体の表面に貼付するための印刷見本用紙貼付装置を具備することを特徴とする巻取式印刷装置。
  2. 前記印刷見本用紙貼付装置が、巻き出された被印刷体に裏面から接して支持しつつ回転する被印刷体支持ロールと、該被印刷体支持ロールに離接可能に設けられ、印刷見本用紙を吸着支持する回転自在な印刷見本用紙支持ロールと、該印刷見本用紙支持ロールを前記被印刷体支持ロールに対して離接駆動する印刷見本用紙支持ロール駆動手段とから構成されてなることを特徴とする請求項1に記載の巻取式印刷装置。
  3. 前記印刷見本用紙支持ロールが、真空圧により印刷見本用紙を支持する機構を具備することを特徴とする請求項2に記載の巻取式印刷装置。
  4. 前記印刷見本用紙支持ロール駆動手段が、前記印刷見本用紙支持ロールをその回転軸に平行な軸の周りで回転駆動することを特徴とする請求項2または3に記載の巻取式印刷装置。
  5. 前記印刷見本用紙支持ロール駆動手段が、エアシリンダであることを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載の巻取式印刷装置。
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