JP3703319B2 - 電子機器および交換レンズ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、マイクロコンピュータ等の制御手段を有する本体機器と、制御手段の無い付属機器との接続に係る付属機器の検出方法およびレンズに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、マイクロコンピュータ等の制御手段を有する本体機器と、制御手段の無い付属機器に於いて、特にその付属機器の検出方法に於いては入出力を固定した接点により検出していた。また特願平6−88490号公報に開示されているように、撮影用レンズとカメラボディーとの間に、撮影倍率を上げるためのテレコンバータや、または接写撮影のための中間リングなどのエクステンダーを挿入した場合に、装着されたテレコンバータやエクステンダーの種類を判別して撮影レンズの動作を変更していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、マイクロコンピュータ等の制御手段を有する本体機器と制御手段の無い付属機器に於いて、特にその付属機器の検出方法に於いては入出力を固定した接点により検出していた為、検出可能な付属機器の種類が限られていた。
本出願に係る第1の発明の目的は、検出可能な付属機器の種類を増すことである。
【0004】
本出願に係る第2の発明の目的は、従来の付属機器を速く検出可能とすることである。
【0005】
本出願に係る第3の発明の目的は、付属機器の判別を確実にすることである。
本出願に係る第4の発明の目的は、検出可能な付属機器の種類を増すことのできるレンズを提供することにある。
【0006】
本出願に係る第5の発明の目的は、従来の付属機器を速く検出可能とするレンズを提供することである。
【0007】
本出願に係る第6の発明の目的は、付属機器の判別を確実にするレンズを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る発明の目的を実現する構成は、複数の付属機器検出端子と、各付属機器検出端子における入出力の設定を変更可能な制御手段とを備えた本体機器と、前記本体機器の付属機器検出端子と接続される端子を備え、前記本体機器と交換可能に接続される付属機器とを有する電子機器において、前記制御手段は、前記複数の付属機器検出端子の入出力の設定を少なくとも一部変更し、この変更前後の各設定状態における、出力端子としての前記付属機器検出端子と、前記付属機器との接続によって信号入力された入力端子としての前記付属機器検出端子との組み合わせ情報に基づいて、前記本体機器に接続された前記付属機器を特定することを特徴とする電子機器にある。
【0009】
前記付属機器検出端子は、3端子以上からなることを特徴とする。
【0012】
前記制御手段は、3つの前記付属機器検出端子のうち2つを入力端子に設定するとともに1つを出力端子に設定して得られた前記組み合わせ情報と、前記2つの入力端子のうち一方の入力端子を出力端子に変更して得られた前記組み合わせ情報とに基づいて、前記本体機器に接続された付属機器を特定することを特徴とする。
【0014】
前記制御手段は、前記本体機器の付属機器検出端子の入出力の設定を複数回変更して複数の前記組み合わせ情報を得た後、これらの組み合わせ情報に基づいて、前記本体機器に接続された前記付属機器を特定することを特徴とする。
【0015】
上記構成によれば、本体機器へ複数の付属機器を互換的に装着する時に、検出端子の入力と出力を任意に変更することにより検出可能な付属機器の種類を増すことができ、また、検出を複数回行うことにより正確な検出が可能となった。
【0016】
一方、本発明に係る発明の目的を実現する他の構成は、カメラ本体に着脱可能な交換レンズで、そのカメラ本体とレンズ本体との間に付属機器が交換可能に接続される交換レンズにおいて、前記付属機器の端子と接続される複数の付属機器検出端子と、各付属機器検出端子における入出力の設定を変更可能な制御手段とを有し、前記制御手段は、前記複数の付属機器検出端子の入出力の設定を少なくとも一部変更し、この変更前後の各設定状態における、出力端子としての前記付属機器検出端子と、前記付属機器との接続によって信号入力された入力端子としての前記付属機器検出端子との組み合わせ情報に基づいて、前記レンズ本体に接続された前記付属機器を特定することを特徴とする交換レンズにある。
【0017】
前記付属機器検出端子は、3端子以上からなることを特徴とする。
【0020】
前記制御手段は、3つの前記付属機器検出端子のうち2つを入力端子に設定するとともに1つをと出力端子に設定して得られた前記組み合わせ情報と、前記2つの入力端子のうち一方の入力端子を出力端子に変更して得られた前記組み合わせ情報とに基づいて、前記レンズ本体に接続された前記付属機器を特定することを特徴とする。
【0022】
前記制御手段は、前記本体機器の付属機器検出端子の入出力の設定を複数回変更して複数の前記組み合わせ情報を得た後、これらの組み合わせ情報に基づいて、前記本体機器に接続された前記付属機器を特定することを特徴とする。
【0023】
前記付属機器は、交換レンズに接続介装されるエクステンダーまたは中間チューブであることを特徴とする。
【0024】
上記構成によれば、カメラ本体に着脱可能な交換レンズで、その交換レンズに複数の付属機器を互換的に接続しその付属機器の接続を検出して交換レンズの動作を変更するレンズに於いて、カメラ本体と交換レンズとの間に付属機器を装着する時に、検出端子の入力と出力を任意に変更することにより検出可能な付属機器の種類を増すことができ、また、検出を複数回行うことにより正確な検出が可能となるレンズを提供することができた。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、マイクロコンピュータ等の制御手段を有する本体機器とその本体機器に接続する付属機器を例にして説明する。
【0026】
(第1の実施の形態)
図1乃至図3は第1の実施の形態を示すもので、図1は本実施の形態の電気回路のブロック図を示し、1はマイクロコンピュータ等の制御手段2を有する本体機器、3は制御手段2により制御される被制御回路、4は電池、5は本体機器1に接続する付属機器であり、制御手段2と付属機器5はEXT0、EXT1、COMの3端子で接続している。
【0027】
また、図2は図1のブロック図の制御手段2と付属機器5の接続状況を説明する電気回路図であり、同図において、6は制御手段2の制御部、7、8、13、14、19、20は各端子の保護用ダイオード、9、15、21はPチャンネルFETで各端子をそれぞれ抵抗10、16、22で電源VDDに接続しプルアップする。11、 17、23は入力回路、12、18、24はNチャンネルFETで各端子をGNDに接続する。25は制御部6の他の回路への接続を示す。
【0028】
5aから5dは付属機器5の種類を示す。
【0029】
Figure 0003703319
図3は制御部6の制御ピンの設定とそれにより設定されるモードの一覧表である。
【0030】
−EXT0RON(0でEXT0端子のプルアップ抵抗接続)
EXT0IN(EXT0端子の状態を示す)
EXT0GND(1でEXT0端子をGND(論理0)に設定)
EXT0の状態はGND(論理0)(:出力)かプルアップ抵抗接続(:入力)を示す。
【0031】
モード0ではGND(論理0)(:出力)となっている。
【0032】
モード1ではプルアップ抵抗接続(:入力)となっているので、EXT0端子がGND端子に未接続であれば論理1、GND端子に接続されると論理0となる。以下、他の端子も同様である。
【0033】
図4は、図3の各モードで、付属機器、なし、5a、5b、5c、5dでの各端子の論理を示す。
【0034】
モード1では付属機器なしと付属機器5dでの(EXT0,EXT1)の論理が(1、1)となり判別不能であり、付属機器5a、5b、5cは判別可能である。
【0035】
モード2では付属機器なしと付属機器5cでの( EXT1)の論理が(1)となり判別不能であり、付属機器5a、5b、5dでの( EXT1)の論理が(0)となり判別不能である。
【0036】
モード3では付属機器なしと付属機器5bでの(EXT1,COM)の論理が(1、1)となり判別不能であり、付属機器5a、5c、5dは判別可能である。
【0037】
図5は制御回路2の動作を説明するフローチャートである。
【0038】
#101 スタート
#102 電源ON時の初期化動作を行う。
【0039】
#103 電源ON時の初期化動作の内、本実施の形態に関係する部分として各端子EXT0、EXT1、COMをモード0に設定する。
【0040】
#104 次に、モード1に設定する。
【0041】
#105 各端子EXT0、EXT1の論理を検出する。詳細は図6のフローチャートで説明する。
【0042】
#106 (EXT0, EXT1)の論理が(1、1)か否かを判断する。もし、そうであれば#107へ進み、違うと#110へ進む。
【0043】
#107 モード1では付属機器なしと付属機器5dの判別が出来ないので、モード2に設定する。
【0044】
#108 端子EXT1の論理を検出する。詳細は図7のフローチャートで説明する。
【0045】
#109 (EXT1)の論理が(1)か否かを判断する。もし、そうであれば付属機器なしなので#112へ進み、違うと、付属機器5dなので#113へ進む。
【0046】
#110 (EXT0, EXT1) の論理が(0、0)か否かを判断する。もし、そうであれば付属機器5aなので#114へ進み、違うと#111へ進む。
【0047】
#111(EXT0, EXT1)の論理が(1、0)か否かを判断し、もし、そうであれば付属機器5bなので#115へ進み、違うと付属機器5cなので#116へ進む。
【0048】
#112 付属機器なしに対応した処理を行う。
【0049】
#113 付属機器5dに対応した処理を行う。
【0050】
#114 付属機器5aに対応した処理を行う。
【0051】
#115 付属機器5bに対応した処理を行う。
【0052】
#116 付属機器5cに対応した処理を行う。
【0053】
#117 付属機器に係らない処理を行う。
【0054】
#118 時間、外部からの通信等により処理を終了するかしないかを判断し、もし終了ならば、#119へ進み終了し、違うならば、#104へ進み処理を続ける。
【0055】
図6は図5のフローチャートの#104を説明するフローチャートである。
【0056】
#201 スタート。
【0057】
#202 付属機器5の接触不良等による検出の誤りをなくす為、K回検出値が同じ場合その検出結果を用いる。そのため、Nの値を1加算する。なお、Nは図5のフローチャートの#102で0に初期化されている。
【0058】
#203 端子EXT0=1か否かを判断する。もし端子EXT0=1であれば#204に、端子EXT0=0であれば#205に進み、次に端子EXT1の値を判断する。
【0059】
#204 端子EXT1=1か否かを判断する。もし端子EXT1=1であれば(EXT0,EXT1)=(1、1)なので、N回目の検出結果A(N)=付属機器なしか付属機器5dなので#206に進む。もし端子EXT1=0であれば(EXT0,EXT1)=(1、0)なので、N回目の検出結果A(N)=付属機器5bなので#207に進む。
【0060】
#205 端子EXT1=1か否かを判断する。もし端子EXT1=1であれば(EXT0,EXT1)=(0、1)なので、N回目の検出結果A(N)=付属機器5cなので#208に進む。もし端子EXT1=0であれば(EXT0,EXT1)=(0、0)なので、N回目の検出結果A(N)=付属機器5なので#209に進む。
【0061】
#210 N回目の検出結果A(N)がN−1回目のの検出結果A(N−1)とK回同じかを検出するために#210から#218までで判別する。N=1ならば#211に進み、検出1回目は比較するデータが存在しないのでその値を用いる。A=A(1)
#212 検出2回目以降なので、さらにK回目か否かを判断する。もしK回目であれば、K回同じデータであるので#213へ進み、A=A(N)とする。
また、次にK回同じデータが続くことを検出するためA(1)=A(N)とし#214、N=1とする#215。
【0062】
#216 では前回の検出結果A(N−1)と今回の検出結果A(N)と同じか否かを判断する。もし同じならば#218へ進みA=A(1)とする。違う場合は検出を最初から始めるのでN=0とし#217、#218に進む。
【0063】
#219 戻る。
【0064】
図7は図5のフローチャートの#107を説明するフローチャートである。
【0065】
#301 スタート。
【0066】
#302 付属機器5の接触不良等による検出の誤りをなくす為、L回検出値が同じ場合その検出結果を用いる。そのため、Mの値を1加算する。なお、Mは図5のフローチャートの#102で0に初期化されている。
【0067】
#303 端子EXT1=1か否かを判断する。もし端子EXT1=1であれば、B(M)=付属機器なしかまたは付属機器5cであるので#304に進み、もし端子EXT1=0であればB(M)=5a、5b、5dであるので#305に進む。
【0068】
#306 M回目の検出結果B(M)がM−1回目の検出結果B(M−1)とL回同じか否かを検出するために#307から#314までを判別する。もしM=1ならば#307に進み、検出1回目は比較するデータが存在しないのでその値を用いる。B=B(1)
#308 検出2回目以降なので、さらにL回目か否かを判断する。もしL回目では、L回同じデータであるので#309へ進みB=B(M)とする。また、次にL回同じデータが続くことを検出するためB(1)=B(M)とし#310、M=1とする(#311)。
【0069】
#312 前回の検出結果B(M−1)と今回の検出結果B(M)と同じか否かを判断する。もし同じならば#314へ進みB=B(1)とする。違う場合は検出を最初から始めるのでM=0とし#313、#314に進む。
【0070】
#315 戻る。
【0071】
(第2の実施の形態)
図8乃至図11は第2の実施の形態を示す。
【0072】
本実施の形態は相互に通信可能なカメラ本体(本体機器)と交換レンズ(付属機器)からなるカメラシステムにおいて示す。
【0073】
本実施の形態におけるブロック図を図8に示す。
【0074】
図8中31は本実施の形態のカメラシステムにおけるカメラ本体、32はアクセサリ(交換レンズ)である。
【0075】
カメラ本体31内には、電気回路部33があり、電気回路部33はアクセサリ(交換レンズ)を通ってきた光の量を測定するための測光部34、フィルム面上から被写体までの距離を測定するための測距部35、フィルムを適当な時間露光するためのシャッター36、フィルムの巻き上げ巻き戻しを行うための給送チャージ系37、これらのカメラ本体31内の制御を行うカメラ本体31内CPU38、レンズとのシリアル通信を行うための通信手段39を含む。
【0076】
また、アクセサリ(交換レンズ)32内における、41はアクセサリ(交換レンズ)32中のフォーカスレンズ、42は絞り、44はアクセサリ(交換レンズ)32内の電気回路部で、電気回路部44内にはカメラ本体31との間でシリアル通信を行うための通信手段46、アクセサリ(交換レンズ)32内の制御を行うレンズ内CPU47、フォーカスレンズ41の駆動制御を行うためのレンズ駆動制御部48、フォーカスレンズ41を駆動するためのレンズ駆動用モータ49、さらに絞りの駆動制御を行うための絞り制御部0、絞り42を駆動するための絞り駆動用モータ51が含まれる。
【0077】
52は、測光部34、測距部35、カメラ本体31内CPU38、アクセサリ(交換レンズ)32内CPU47等の電力消費量が比較的少なく安定した出力電圧を必要とする制御系回路に電力をカメラ本体31内CPU38の出力により供給するための制御系電源である。
【0078】
3は、制御系電源2の電圧、電力を検出するための制御系電源検出部である。
【0079】
54は、シャッター36、給送チャージ系37、レンズ駆動制御部48、絞り制御部0等の電力消費量が比較的多く必要とする駆動系回路に電力をカメラ本体31内CPU38の出力により供給するための駆動系電源である。
【0080】
55は、駆動系電源54の電圧、電力を検出するための駆動系電源検出部である。
【0081】
56は測光部34の動作を開始するスイッチSW1、57は測距部35の動作とシャッター36の開閉動作を開始するスイッチSW2である。
【0082】
60はエクステンダー又は中間チューブ等の付属機器、61はアクセサリ(交換レンズ)32内CPU47の付属機器検出端子EXT0、62はアクセサリ(交換レンズ)32内CPU47の付属機器検出端子EXT1、63はアクセサリ(交換レンズ)32内CPU47の付属機器検出端子COMである。
【0083】
図9は付属機器60の種類60aから60dの電気的接続を示す図である。
【0084】
付属機器60の種類はaからdまで図2の5aから5dと同じ接続である。
【0085】
60aに相当する付属機器を×1.4倍エクステンダー、60bに相当する付属機器を×2.0倍エクステンダー、60cに相当する付属機器を中間チューブ、60dに相当する付属機器を新しい種類の付属機器とする。
【0086】
以下に本実施の形態を図10と図11のフローチャートに基づいて説明する。
図10はカメラ本体31のフローチャートを示し、図11はアクセサリ(交換レンズ)32のフローチャートを示す。
【0087】
「ステップ101」
不図示の電源スイッチがONになり、制御をスタートする。
【0088】
「ステップ102」
カメラ本体1とアクセサリ(交換レンズ)32が、通信手段39及び通信手段46を介して8bit のシリアル通信を開始する。シリアルクロックはカメラ本体31側から供給され、そのシリアルクロックに同期して、カメラ本体31側からアクセサリ(交換レンズ)32側へは通信命令が、アクセサリ(交換レンズ)32側からカメラ本体31側へは前回の通信時に受信した通信命令に対するデータが通信される。ここで、付属機器60の有無によりアクセサリ(交換レンズ)32側から通信するデータを変更する。
【0089】
「ステップ103」
SW1:56がONしたか検出する。
【0090】
「ステップ104」
測光部34の出力と装着したアクセサリ(交換レンズ)32のfナンバーから、シャッター速度、絞り値を決定する。なお、アクセサリ(交換レンズ)32のfナンバーは付属機器60の種類により変わる。
【0091】
「ステップ105」
SW2:57がONしたか検出する。
【0092】
「ステップ106」
測距部35の出力と装着したアクセサリ(交換レンズ)32の光学情報から、装着したアクセサリ(交換レンズ)32のフォーカスレンズ41の移動量を決定し、アクセサリ(交換レンズ)32に伝える。なお、アクセサリ(交換レンズ)32の光学情報は付属機器60の種類により変わる。
【0093】
「ステップ107」
測距部35の出力と装着したアクセサリ(交換レンズ)32の光学情報から、フォーカスレンズ41の最高移動速度を決定し、アクセサリ(交換レンズ)32に伝える。
【0094】
「ステップ108」
「ステップ106」で設定したフォーカスレンズ41の移動量と「ステップ10」で設定したフォーカスレンズ41の最高移動速度以内でフォーカスレンズ41の移動を開始する命令をアクセサリ(交換レンズ)32に伝える。
【0095】
「ステップ10
測距部35の出力と装着したアクセサリ(交換レンズ)32の光学情報から、装着したアクセサリ(交換レンズ)32のフォーカスレンズ41が合焦位置にあるか否かを確認する。もし合焦位置にあれば、「ステップ110」へ進む。合焦位置になければ、「ステップ102」へ戻り、再度、測光と測距動作を行う。
【0096】
「ステップ110
「ステップ104」で決定した絞り値まで絞りを駆動する命令をアクセサリ(交換レンズ)32に伝える。
【0097】
「ステップ11
「ステップ104」で決定したシャッター速度でシャッター制御部36によりシャッターを開閉する。
【0098】
「ステップ11
絞りを開放まで駆動する命令をアクセサリ(交換レンズ)32に伝える。
【0099】
「ステップ11
給送制御部37により不図示のフィルムを一駒分給送する。
【0100】
「ステップ11
「ステップ11」で給送制御部37により不図示のフィルムを給送出来ない場合、撮影可能駒が無いとして「ステップ11」でフィルムを巻戻し「ステップ11」で終了する。撮影可能駒が有る場合は「ステップ102」へ戻る。
【0101】
次に、アクセサリ(交換レンズ)32のフローチャートを説明する。
【0102】
「ステップ201」
カメラ本体31への取り付けに伴う動作を開始し、または通信によるカメラ本体31の命令で動作を開始する。
【0103】
「ステップ202」
取り付けられた付属機器60の種類を判別する。その方法は、第1の実施の形態の図2乃至図7までと同様である。例えば、付属機器60の種類を図2の5aから5dと同じ接続60aに相当する付属機器を×1.4倍エクステンダー、60bに相当する付属機器を×2.0倍エクステンダー、60cに相当する付属機器を中間チューブ、60dに相当する付属機器を新しい種類の付属機器とする。
60aに相当する付属機器をアクセサリ(交換レンズ)32に接続すると×1.4倍エクステンダーに対応した動作を行い、60bに相当する付属機器をアクセサリ(交換レンズ)32に接続すると×2.0倍エクステンダーに対応した動作を行い、60cに相当する付属機器をアクセサリ(交換レンズ)32に接続すると中間チューブに対応した動作を行い、60dに相当する付属機器をアクセサリ(交換レンズ)32に接続すると新しい種類の付属機器に対応した動作を行う。
【0104】
「ステップ203」
カメラ本体31からの命令を解析する。例えば、フォーカスレンズ41の駆動命令であれば、「ステップ206」へ進む。絞り42の駆動命令であれば、「ステップ208」へ進む。命令が光学情報要求命令であれば、「ステップ204」へ進む。
【0105】
「ステップ204」
光学情報要求命令を受信。
【0106】
「ステップ205」
光学情報要求命令を受信し、接続された付属機器60に対応する光学情報をカメラ本体31に送信する。
【0107】
「ステップ206」
フォーカスレンズ41駆動命令。
【0108】
「ステップ207」
カメラ本体1からフォーカスレンズ41の移動量と移動方向の指示命令によりフォーカスレンズ41を駆動する。
【0109】
「ステップ208」
絞り42駆動命令。
【0110】
「ステップ209」
カメラ本体1から絞り42の絞り量と絞り方向の指示命令により絞り42を駆動する。
【0111】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1乃至7記載の発明によれば、本体機器へ複数の付属機器を互換的に装着する時に、検出端子の入力と出力を任意に変更することにより検出可能な付属機器の種類を増すことができた。また、検出を複数回行うことにより正確な検出が可能となった。
【0112】
請求項8乃至15記載の発明によれば、カメラ本体に着脱可能な交換レンズで、その交換レンズに複数の付属機器を互換的に接続しその付属機器の接続を検出してレンズの動作を変更するレンズに於いて、交換レンズに付属機器を装着する時に、検出端子の入力と出力を任意に変更することにより検出可能な付属機器の種類を増すことができ、また、検出を複数回行うことにより正確な検出が可能となるレンズを提供することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1の実施の形態の電気回路のブロック図
【図2】図1の接続状態を説明する電気回路図
【図3】本発明に係る第1の実施の形態の設定モードの一覧表を示す図
【図4】図3の設定モードの各端子の論理を示す図
【図5】本発明に係る第1の実施の形態のフローチャート
【図6】図5の#104を説明するフローチャート
【図7】図5の#107を説明するフローチャート
【図8】本発明に係る第2の実施の形態の電気回路のブロック図
【図9】本発明に係る第2の実施の形態の電気的接続を示す図
【図10】本発明に係る第2の実施の形態のカメラ本体のフローチャート
【図11】本発明に係る第2の実施の形態のアクセサリ(交換レンズ)のフローチャート
【符号の説明】
1…本体機器
2…制御手段
3…被制御回路
4…電池
5(5a,5b,5c,5d)…付属機器
6…制御部
7,8,13,14,19,20…保護用ダイオード
9,15,21…PチャンネルFET
10,16,22…抵抗
11,17,23…入力回路
12,18,24…NチャンネルFET
25…制御部の他回路への接続
31…カメラ本体
32…アクセサリ
33…電気回路部
34…測光部
35…測距部
36…シャッター
37…給送チャージ系
47…アクセサリ(交換レンズ)内CPU
48…レンズ駆動制御部
0…絞り制御部
38…カメラ本体内CPU
54…駆動系電源
55…駆動系電源検出部
56…スイッチSW1
57…スイッチSW2
60(60a,60b,60c,60d)…付属機器
61…付属機器検出端子EXT0
62…付属機器検出端子EXT1
63…付属機器検出端子COM

Claims (9)

  1. 複数の付属機器検出端子と、各付属機器検出端子における入出力の設定を変更可能な制御手段とを備えた本体機器と、前記本体機器の付属機器検出端子と接続される端子を備え、前記本体機器と交換可能に接続される付属機器とを有する電子機器にいて、
    前記制御手段は、前記複数の付属機器検出端子の入出力の設定を少なくとも一部変更し、この変更前後の各設定状態における、出力端子としての前記付属機器検出端子と、前記付属機器との接続によって信号入力された入力端子としての前記付属機器検出端子との組み合わせ情報に基づいて、前記本体機器に接続された前記付属機器を特定することを特徴とする電子機器。
  2. 前記付属機器検出端子は、3端子以上からなることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記制御手段は、3つの前記付属機器検出端子のうち2つを入力端子に設定するとともに1つを出力端子に設定して得られた前記組み合わせ情報と、前記2つの入力端子のうち一方の入力端子を出力端子に変更して得られた前記組み合わせ情報とに基づいて、前記本体機器に接続された付属機器を特定することを特徴とする請求項1又は2に記載の電子機器。
  4. 前記制御手段は、前記本体機器の付属機器検出端子の入出力の設定を複数回変更して複数の前記組み合わせ情報を得た後、これらの組み合わせ情報に基づいて、前記本体機器に接続された前記付属機器を特定することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つに記載の電子機器。
  5. カメラ本体に着脱可能な交換レンズで、そのカメラ本体とレンズ本体との間に付属機器が交換可能に接続される交換レンズにいて、
    前記付属機器の端子と接続される複数の付属機器検出端子と、
    各付属機器検出端子における入出力の設定を変更可能な制御手段とを有し、
    前記制御手段は、前記複数の付属機器検出端子の入出力の設定を少なくとも一部変更し、この変更前後の各設定状態における、出力端子としての前記付属機器検出端子と、前記付属機器との接続によって信号入力された入力端子としての前記付属機器検出端子との組み合わせ情報に基づいて、前記レンズ本体に接続された前記付属機器を特定することを特徴とする交換レンズ。
  6. 前記付属機器検出端子は、3端子以上からなることを特徴とする請求項に記載の交換レンズ。
  7. 前記制御手段は、3つの前記付属機器検出端子のうち2つを入力端子に設定するとともに1つを出力端子に設定して得られた前記組み合わせ情報と、前記2つの入力端子のうち一方の入力端子を出力端子に変更して得られた前記組み合わせ情報とに基づいて、前記レンズ本体に接続された前記付属機器を特定することを特徴とする請求項5又は6に記載の交換レンズ。
  8. 前記制御手段は、前記付属機器検出端子の入出力の設定を複数回変更して複数の前記組み合わせ情報を得た後、これらの組み合わせ情報に基づいて、前記レンズ本体に接続された付属機器を特定することを特徴とする請求項5又は6に記載の交換レンズ。
  9. 前記付属機器はエクステンダーまたは中間チューブであることを特徴とする請求項乃至のいずれか1つに記載の交換レンズ。
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