JP2003121722A - カメラシステム及びカメラ - Google Patents

カメラシステム及びカメラ

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JP2003121722A
JP2003121722A JP2001321268A JP2001321268A JP2003121722A JP 2003121722 A JP2003121722 A JP 2003121722A JP 2001321268 A JP2001321268 A JP 2001321268A JP 2001321268 A JP2001321268 A JP 2001321268A JP 2003121722 A JP2003121722 A JP 2003121722A
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lens
focus
data
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JP2001321268A
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Shinji Imada
今田  信司
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 焦点調節レンズの駆動のための通信量を削減
し、焦点調節駆動制御の高速化を達成する。 【解決手段】 焦点調節レンズ及び該焦点調節レンズを
目標位置まで駆動する駆動手段を具備する交換レンズ
と、焦点検出手段及び該焦点検出手段による焦点検出結
果に基づいて、前記交換レンズへ送信する為の前記焦点
調節レンズを駆動させるべき目標位置データを算出する
演算手段を具備するカメラ本体とから成り、前記カメラ
本体の通信手段と前記交換レンズの通信手段とで相互に
通信可能なカメラシステムにおいて、前記カメラ本体か
ら前記交換レンズへ前記目標位置データを送信する際、
前記演算手段にて算出される前記目標位置データの値に
応じて、データ送信コマンド及び前記目標位置データの
データ長を変更する(#103〜#108)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、相互に通信可能な
カメラ本体と該カメラ本体に着脱可能な交換レンズとか
ら成るカメラシステムや交換レンズを装着可能なカメラ
の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】カメラ本体とこれに着脱自在に装着され
る交換レンズとの間の通信はシリアル転送方式で行われ
ており、カメラ本体から交換レンズに制御命令を通信
し、交換レンズは制御命令を認識してそれに応じた処理
演算及び動作を行っている。
【0003】例えば、交換レンズ内の焦点調節用レンズ
を駆動して焦点調節を行う場合、カメラ本体内で焦点検
出された結果に基づいて焦点調節レンズを駆動させる目
標駆動量(例えば焦点調節用レンズの移動量を示すパル
ス数)が算出され、焦点調節レンズ駆動制御命令ととも
に算出された目標駆動量を交換レンズへ送信する。交換
レンズは受信した目標駆動量分だけ焦点調節レンズを駆
動させるように駆動用モータなどの制御を行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】最近のカメラ本体や交
換レンズは、それぞれ高機能化、高性能化しており、こ
れに伴って、カメラ本体や交換レンズが有するデータは
多様化、増大化している。そして、これらのデータをカ
メラ本体と交換レンズ間で必要に応じて送受信している
のであるが、データ量の増大化に伴って通信量も増大し
ている。
【0005】例えば、焦点調節機能も多点化、エリア
化、高速化してきており、カメラ本体と交換レンズ間で
通信する焦点調節のためのデータ量も増大しており、さ
らには焦点調節レンズ駆動制御命令が頻繁に送信される
場合もあり、通信量及び通信時間が増大している。
【0006】そうすると、通信処理にも時間がかかり、
焦点調節の高速化を達成できなくなることも考えられ
る。
【0007】(発明の目的)本発明の目的は、焦点調節
レンズの駆動のための通信量を削減し、焦点調節駆動制
御の高速化を達成することのできるカメラシステム及び
カメラを提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、焦点調節レンズ及び該焦
点調節レンズを目標位置まで駆動する駆動手段を具備す
る交換レンズと、焦点検出手段及び該焦点検出手段によ
る焦点検出結果に基づいて、前記交換レンズへ送信する
為の前記焦点調節レンズを駆動させるべき目標位置デー
タを算出する演算手段を具備するカメラ本体とから成
り、前記カメラ本体の通信手段と前記交換レンズの通信
手段とで相互に通信可能なカメラシステムにおいて、前
記カメラ本体から前記交換レンズへ前記目標位置データ
を送信する際、前記演算手段にて算出される前記目標位
置データの値に応じて、データ送信コマンド及び前記目
標位置データのデータ長を変更するカメラシステムとす
るものである。
【0009】同じく上記目的を達成するために、請求項
2、4〜6に記載の発明は、焦点調節レンズ及び該焦点
調節レンズを目標位置まで駆動する駆動手段を具備する
交換レンズと、焦点検出手段及び該焦点検出手段による
焦点検出結果に基づいて、前記交換レンズへ送信する為
の前記焦点調節レンズを駆動させるべき目標位置データ
を算出する演算手段を具備するカメラ本体とから成り、
前記カメラ本体の通信手段と前記交換レンズの通信手段
とで相互に通信可能なカメラシステムにおいて、前記カ
メラ本体から前記交換レンズへ前記目標位置データを送
信する際、前記演算手段にて算出される前記目標位置デ
ータの値が所定の範囲内の場合と前記所定の範囲外の場
合とで、データ送信コマンド及び前記目標位置データの
データ長を変更するカメラシステムとするものである。
【0010】同じく上記目的を達成するために、請求項
7に記載の発明は、焦点検出手段及び該焦点検出手段に
よる焦点検出結果に基づいて焦点調節レンズを駆動させ
るべき目標位置データを算出する演算手段を具備してお
り、前記焦点調節レンズ及び送信されて来る前記目標位
置データに基づいて該焦点調節レンズを駆動する駆動手
段を具備する交換レンズとの間で相互に通信可能なカメ
ラにおいて、前記交換レンズへ前記目標位置データを送
信する際、前記演算手段にて算出される前記目標位置デ
ータの値に応じて、データ送信コマンド及び前記目標位
置データのデータ量を変更するカメラとするものであ
る。
【0011】同じく上記目的を達成するために、請求項
8及び9に記載の発明は、焦点検出手段及び該焦点検出
手段による焦点検出結果に基づいて焦点調節レンズを駆
動させるべき目標位置データを算出する演算手段を具備
しており、前記焦点調節レンズ及び送信されて来る前記
目標位置データに基づいて該焦点調節レンズを駆動する
駆動手段を具備する交換レンズとの間で相互に通信可能
なカメラにおいて、前記交換レンズへ前記目標位置デー
タを送信する際、前記演算手段にて算出される前記目標
位置データの値が所定の範囲内の場合と前記所定の範囲
外の場合とで、データ送信コマンド及び前記目標位置デ
ータのデータ長を変更するカメラとするものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施の形態
に基づいて詳細に説明する。
【0013】図1は本発明の実施の一形態に係る、相互
に通信可能なカメラ本体1と交換レンズ2とから成るカ
メラシステムの電気的構成を示すブロック図である。
【0014】カメラ本体1内には、カメラ電気回路部3
が具備されており、該カメラ電気回路部3にはカメラ内
の制御を行うカメラMPU4を有し、内部に、CPU
5、RAM6、ROM7、EEPROM8及び入出力ポ
ート(不図示)などが配置されている。前記ROM7並
びにEEPROM8には、自動焦点調節(AF)制御を
含む一連のカメラの制御ファームウェア及びパラメータ
が格納されている。また、前記カメラ電気回路部3に
は、交換レンズ2の光学系を通って来た光の量を測定す
るための測光部9と、フィルム面から被写体までの距離
を測定してAFを行うための測距部10と、フィルムを
適当な時間露光するためのシャッター部11、交換レン
ズ2とのシリアル通信を行うための通信手段12とを有
している。また、13は電源である。
【0015】交換レンズ2内には、以下の部材が具備さ
れている。
【0016】14は焦点調節用フォーカスレンズ、15
はズームレンズ、16は絞り、17はズームレンズ15
の位置を検出するズーム位置検出用ブラシ、18はフォ
ーカスレンズ14のゾーン位置を検出するフォーカスゾ
ーン位置検出用ブラシ、19はフォーカスレンズの移動
に応じたパルス信号を出力するフォーカスエンコーダ、
20はオートフォーカスとマニュアルフォーカスを切換
えるためのA/M切換えスイッチ、21は交換レンズ2
内のレンズ電気回路部である。
【0017】前記レンズ電気回路部21内には、フォー
カスエンコーダ19と、カメラ本体1との間でシリアル
通信を行うための通信手段22と、交換レンズ2内の制
御を行うレンズMPU23と、フォーカスレンズ14の
駆動制御を行うためのフォーカスレンズ駆動制御部24
と、フォーカスレンズ14を駆動するためのフォーカス
レンズ駆動用モータ25と、絞り16の駆動制御を行う
絞り駆動制御部26と、絞り16を駆動するための絞り
駆動用モータ27とを有する。また、前記レンズMPU
23の内部には、CPU28、ROM29、RAM3
0、EEPROM31及び入出力ポート(不図示)など
が配置されている。
【0018】次に、図2を用いて、カメラ本体1と交換
レンズ2によって行われているシリアル通信について説
明する。
【0019】図2中、LCLKはカメラ本体1から出力
されるシリアルクロックを送信する信号線であり、該信
号線からは1回の通信では、8発のシリアルクロックが
送信され、8bitつまり1byteのデータ送信が行
われる。図2中のDCLはカメラ本体1から交換レンズ
2へデータを送信する信号線であり、DO0,DO1は
該信号線DCLで送信される1つのデータであり、1b
yteで構成され、前記信号線LCLKにて送信される
シリアルクロックに同期して交換レンズ2側へ送信され
る。これら、DO0,DO1はレンズへの制御命令とな
っている。
【0020】また、図2中のDLCは交換レンズ2から
カメラ本体1にデータを送信する信号線であり、DI
0,DI1は該信号線DLCで送信される1つのデータ
であり、1byteで構成され、前記信号線LCLKに
て送信されて来るシリアルクロックに同期してカメラ本
体1側へ送信される。
【0021】交換レンズ2側は、カメラ本体1側から信
号線DCLを通して送信されて来る制御命令を受信し、
各命令に応じて、データの送信や各アクチュエータの駆
動などを行う。
【0022】なお、DI0は制御命令DO0以前に送信
されて来た不図示の制御命令に対する返信データであ
り、DI1はDO0またはそれ以前の制御命令に対する
返信データである。
【0023】次に、図3に示したフローチャートに従っ
てカメラ本体1側の動作から説明する。
【0024】カメラ本体1側で撮影準備動作開始(測光
測距開始)に相当するスイッチSW1(不図示)がON
されると、カメラMPU4はステップ#100から動作
を開始する。
【0025】まず、ステップ#100では、IDコード
通信を行う。これは、交換レンズ2に対して取り付けら
れているカメラ本体1の種類を送信したり、交換レンズ
2側からは該交換レンズ2の種類や焦点距離などの情報
が送信されて来る。
【0026】次のステップ#101では、測距部10に
ある測距素子(不図示)へ投影された被写体像をもとに
公知の測距演算を行う。測距素子は像信号蓄積型センサ
が使用され、そのセンサ蓄積信号が所定レベルとなるよ
うに蓄積時間制御がなされるものとする。この際に、被
写体像のコントラストが低過ぎる、あるいは被写体像が
ボケすぎていた場合などで、測距出来ない場合はフォー
カスレンズ14を駆動させサーチ動作を行い、測距出来
るポイントを探すのであるが、ここでの説明は省略す
る。測距できたらステップ#102へ進む。
【0027】ステップ#102へ進むと、測距した結果
をもとに、現在のフォーカスレンズ位置からフォーカス
エンコーダ19の何パルス分フォーカスレンズ14を駆
動すれば合焦するかを演算する(駆動パルス数P)。つ
まり、駆動パルス数は相対駆動量を示す。ここでの演算
は符号付きで行われ、結果は16bitデータ(上位8
bitPH、下位8bitPL)で表される。値が正の
場合はフォーカスレンズ14を無限端方向へ駆動、負の
場合は至近端方向へ駆動することを表すものとする。次
のステップ#103では、駆動パルス数Pが所定範囲内
(ここでは、8bit(1byte)で表せる数値であ
る「−128≦P≦127」を想定している)であるか
どうかの判定を行う。所定範囲内であればステップ#1
04へ進み、所定範囲外であればステップ#106へ進
む。
【0028】ステップ#104へ進むと、駆動パルス数
Pが所定範囲内であるので、交換レンズ2へ「4A」と
いうコマンドを送信する。この「4A」コマンドは、次
のステップ#105にて送信する1byteのデータ
(パルス数)分だけフォーカスレンズ14を駆動しなさ
い、という命令を意味する。そして、次のステップ#1
05にて、交換レンズ2へ駆動パルスデータ「PL」を
送信する。駆動パルス数Pが上記所定範囲内であれば、
上位8bit「PH」は省略することができるので、下
位8bit「PL」のみ送信する。その後はステップ#
109へ進む。
【0029】また、駆動パルス数Pが所定範囲外である
としてステップ#103からステップ#106へ進む
と、交換レンズ2へ「4B」というコマンドを送信す
る。この「4B」コマンドは、次のステップ#107,
#108にて送信する2byteのデータ(パルス数)
分だけフォーカスレンズ14を駆動しなさい、という命
令を意味する。次のステップ#107では、交換レンズ
2へ駆動パルスデータ「PH」を送信する。続くステッ
プ#108では、交換レンズ2へ駆動パルスデータ「P
L」を送信する。その後はステップ#109へ進む。
【0030】ステップ#109では、フォーカスレンズ
駆動用モータ25の駆動状態をモニターし、駆動が終了
するまでこのステップ#109をループする。具体的に
は、交換レンズ2に対し、レンズ駆動状態送信命令を送
信し、交換レンズ2から送られて来るデータをモニター
する。このモニターにて駆動終了データが検知されるこ
とでステップ#110へ進む。
【0031】ステップ#110へ進むと、レンズの駆動
が終了したので再測距を行う。そして、次のステップ#
111にて、測距結果がレンズの合焦深度内であれば、
ステップ#114へ進み、深度外であれば、ステップ#
112へ進む。
【0032】ステップ#112では、測距結果がレンズ
の深度外であるので、無限端あるいは至近端突き当たり
であるかをチェックし、端突き当たりでなければステッ
プ#102へ戻り、フォーカス駆動を繰り返す。一方、
端突き当たりであればステップ#113へ進み、合焦す
ることが不可能なので、測距不能表示を行う。これはカ
メラ本体1のファインダー(不図示)内にLEDを点滅
させることで行う。
【0033】また、測距結果がレンズの合焦深度内であ
るとしてステップ#111からステップ#114へ進む
と、合焦表示を行う。これはカメラ本体1のファインダ
ー(不図示)内にLEDを点灯させることで行う。そし
て、次のステップ#115にて、カメラ本体1のレリー
ズスイッチSW2(不図示)が押されていればステップ
#116へ進み、測光部9の測光結果より露光量を演算
する。ここで、絞り値やシャッター速度が決定される。
続くステップ#117では、上記ステップ#116で求
めた絞り駆動量を交換レンズ2へ送信し、絞り16の駆
動を行わせる。そして、次のステップ#118にて、上
記ステップ#116で求めたシャッター速度に応じて、
所定の時間シャッターを開き、被写体像をフィルムやC
CDに露光し、撮影は終了する。
【0034】以上が、カメラ本体1側のスイッチSW1
のONから撮影終了までの一連の動作である。
【0035】次に、図4に示したフローチャートに従っ
て、交換レンズ2の動作を説明する。
【0036】カメラ本体1からの通信を受信すると、レ
ンズMPU23はステップ#200から動作を開始す
る。
【0037】まず、ステップ#200では、カメラから
の命令(コマンド)解析を行い、この解析の結果、4A
コマンドを受信したことを判定するとステップ#201
へ進み、4Bコマンドを受信したことを判定するとステ
ップ#206へ進み、絞り駆動命令を受信したことを判
定するとステップ#210へ進み、その他の命令を受信
したことを判定するとステップ#213へ進む。
【0038】4Aコマンドを受信したとしてステップ#
201へ進むと、送信されて来たフォーカスレンズ駆動
データPL(1byte)を駆動目標パルス量とする。
そして、次のステップ#202にて、フォーカスレンズ
駆動用モータ25に通電してフォーカスレンズ14の駆
動を開始する。続くステップ#203では、フォーカス
エンコーダ19から得られるパルス信号を検出して、フ
ォーカスレンズ14の駆動量を測定する。そして、次の
ステップ#204にて、検出したパルス値が駆動目標パ
ルスPLに達したかどうかを判定する。達していればス
テップ#205へ進み、達していなければステップ#2
03へ戻って駆動を継続する。
【0039】次のステップ#205では、駆動目標パル
ス値に達したので、フォーカスレンズ14の駆動を停止
し、フォーカス駆動の動作を終了する。
【0040】また、4Bコマンドを受信したとしてステ
ップ#206へ進むと、送信されて来たフォーカスレン
ズ駆動データPH,PL(2byte)を駆動目標パル
ス量とする。そして、次のステップ#207にて、フォ
ーカスレンズ駆動用モータ25に通電してフォーカスレ
ンズ14の駆動を開始する。続くステップ#208で
は、フォーカスエンコーダ19から得られるパルス信号
を検出して、フォーカスレンズ14の駆動量を測定す
る。そして、次のステップ#209にて、検出したパル
ス値が駆動目標パルス(PH、PL)に達したかどうか
を判定する。達していればステップ#205へ進み、フ
ォーカスレンズ14の駆動を停止し、フォーカス駆動の
動作を終了する。達していなければステップ#208へ
戻って駆動を継続する。
【0041】また、絞り駆動命令を受信したとしてステ
ップ#210へ進むと、送信されて来た絞り駆動データ
をもとに絞りを駆動するため、絞り駆動用モータ(ステ
ッピングモータ)27の駆動パターンを設定する。続く
ステップ#211では、設定した駆動パターンをステッ
ピングモータに出力し、絞りを駆動する。以上で絞り駆
動の動作を終了する。
【0042】また、その他の命令、例えば、図3のステ
ップ#100のIDコード通信や、交換レンズ2の各機
能の動作状態を示すステータス通信などの命令を受信し
たとしてステップ#212を介してステップ#213に
て、それらの処理を行う。
【0043】以上が交換レンズ2側の主要な動作であ
る。
【0044】上記の実施の形態によれば、カメラ本体1
は、図3のステップ#103〜#108で説明したよう
に、駆動データの値によって、つまりフォーカスレンズ
駆動データが所定の範囲内か否かによってコマンド(4
Aコマンドと4Bコマンド)を変更するとともに、送信
するデータ量(8bit と16bit )も変更するようにし
ているので、通信量を削減することが可能となり、交換
レンズ2側でのフォーカスレンズの駆動制御を高速化す
ることができる。特に、フォーカスレンズを頻繁に小駆
動させる場合に効果を発揮する。
【0045】なお、上記実施の形態において、フォーカ
スレンズ駆動データが所定の範囲内か否かという2つに
場合分けした例を示したが、場合分けを増やし、三つ以
上でもよい。又データ長として8bit のシリアル通信の
例を示したが、これに限るものではなく、16bit でも
4bit でもよい。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
焦点調節レンズの駆動のための通信量を削減し、焦点調
節駆動制御の高速化を達成することができるカメラシス
テム又はカメラを提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係るカメラシステムの
電気的構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の一形態におけるシリアル通信の
タイミングチャートである。
【図3】本発明の実施の一形態に係るカメラ本体側の動
作を示すフローチャートである。
【図4】本発明の実施の一形態に係る交換レンズでの動
作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 カメラ本体 2 交換レンズ 4 カメラMPU 14 フォーカスレンズ 15 ズームレンズ 16 絞り 19 フォーカスエンコーダ 23 レンズMPU 24 フォーカスレンズ制御部 25 フォーカスレンズ駆動用モータ
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03B 13/36 G02B 7/11 N 17/14 G03B 3/00 A H04N 5/232 G02B 7/04 E Fターム(参考) 2H011 AA01 BB04 CA14 CA19 CA24 2H044 AE06 AE07 BE18 DA01 DC02 DE06 2H051 AA06 EC02 EC10 FA76 FA78 GB11 2H101 EE08 EE22 5C022 AB26 AC52 AC54 AC69

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 焦点調節レンズ及び該焦点調節レンズを
    目標位置まで駆動する駆動手段を具備する交換レンズ
    と、焦点検出手段及び該焦点検出手段による焦点検出結
    果に基づいて、前記交換レンズへ送信する為の前記焦点
    調節レンズを駆動させるべき目標位置データを算出する
    演算手段を具備するカメラ本体とから成り、前記カメラ
    本体の通信手段と前記交換レンズの通信手段とで相互に
    通信可能なカメラシステムにおいて、 前記カメラ本体から前記交換レンズへ前記目標位置デー
    タを送信する際、前記演算手段にて算出される前記目標
    位置データの値に応じて、データ送信コマンド及び前記
    目標位置データのデータ長を変更することを特徴とする
    カメラシステム。
  2. 【請求項2】 焦点調節レンズ及び該焦点調節レンズを
    目標位置まで駆動する駆動手段を具備する交換レンズ
    と、焦点検出手段及び該焦点検出手段による焦点検出結
    果に基づいて、前記交換レンズへ送信する為の前記焦点
    調節レンズを駆動させるべき目標位置データを算出する
    演算手段を具備するカメラ本体とから成り、前記カメラ
    本体の通信手段と前記交換レンズの通信手段とで相互に
    通信可能なカメラシステムにおいて、 前記カメラ本体から前記交換レンズへ前記目標位置デー
    タを送信する際、前記演算手段にて算出される前記目標
    位置データの値が所定の範囲内の場合と前記所定の範囲
    外の場合とで、データ送信コマンド及び前記目標位置デ
    ータのデータ長を変更することを特徴とするカメラシス
    テム。
  3. 【請求項3】 前記目標位置データの値が所定の範囲内
    の場合は、前記目標位置データのデータ長は1バイトで
    あり、前記目標位置データの値が所定の範囲外の場合
    は、前記目標位置データのデータ長が2バイトであるこ
    とを特徴とする請求項2に記載のカメラシステム。
  4. 【請求項4】 前記交換レンズ内には、前記焦点調節レ
    ンズの駆動に応じてパルス信号を出力するパルスエンコ
    ーダを有し、 前記カメラ本体から前記交換レンズに送信される前記目
    標位置データは、前記パルスエンコーダより出力される
    パルス信号の数に相当するデータであることを特徴とす
    る請求項1〜3に記載のカメラシステム。
  5. 【請求項5】 前記焦点調節レンズを駆動させるべき前
    記目標位置データは、相対位置データであることを特徴
    とする請求項1〜3に記載のカメラシステム。
  6. 【請求項6】 前記通信手段での通信は、シリアル通信
    により行われることを特徴とする請求項1〜3に記載の
    カメラシステム。
  7. 【請求項7】 焦点検出手段及び該焦点検出手段による
    焦点検出結果に基づいて焦点調節レンズを駆動させるべ
    き目標位置データを算出する演算手段を具備しており、
    前記焦点調節レンズ及び送信されて来る前記目標位置デ
    ータに基づいて該焦点調節レンズを駆動する駆動手段を
    具備する交換レンズとの間で相互に通信可能なカメラに
    おいて、 前記交換レンズへ前記目標位置データを送信する際、前
    記演算手段にて算出される前記目標位置データの値に応
    じて、データ送信コマンド及び前記目標位置データのデ
    ータ量を変更することを特徴とするカメラ。
  8. 【請求項8】 焦点検出手段及び該焦点検出手段による
    焦点検出結果に基づいて焦点調節レンズを駆動させるべ
    き目標位置データを算出する演算手段を具備しており、
    前記焦点調節レンズ及び送信されて来る前記目標位置デ
    ータに基づいて該焦点調節レンズを駆動する駆動手段を
    具備する交換レンズとの間で相互に通信可能なカメラに
    おいて、 前記交換レンズへ前記目標位置データを送信する際、前
    記演算手段にて算出される前記目標位置データの値が所
    定の範囲内の場合と前記所定の範囲外の場合とで、デー
    タ送信コマンド及び前記目標位置データのデータ長を変
    更することを特徴とするカメラ。
  9. 【請求項9】 前記目標位置データの値が所定の範囲内
    の場合は、前記目標位置データのデータ長を1バイトと
    し、前記目標位置データの値が所定の範囲外の場合は、
    前記目標位置データのデータ長を2バイトとすることを
    特徴とする請求項8に記載のカメラ。
JP2001321268A 2001-10-19 2001-10-19 カメラシステム及びカメラ Pending JP2003121722A (ja)

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