JP3702694B2 - Digital signal processing circuit - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ディジタルデータ処理回路に関し、特にディジタルデータを一旦メモリに蓄えた後、誤り訂正処理が行なわれるディジタルデータ処理回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
記録媒体から読み取られたデータのディジタルデータ処理回路に関わる例として、
林謙二著「CD−オーディオからパソコンへ−」コロナ社、pp.56−71(1990)に記載のものがある。これにはCD再生装置、およびその装置に含まれるディジタルデータ処理部の処理内容とその回路構成についての記載がされている。
【0003】
また特開平10−107648号公報には、CIRCの誤り訂正処理に必要なメモリへのアクセス回数を、読み出したデータを含むC1符号、C2符号のシンドローム演算を並列処理することで平準化し、誤り訂正処理の高速化を実現する方法および回路についての記載がある。さらに特開平8−167857号公報には、RS符号のシンドローム演算を複数ワード同時に処理することで、シンドローム演算に必要となる時間を短縮させる方法およびそれを実現するための回路についての記載がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の方法は、1符号ごとにデータの読み出し方向を変えて誤り訂正を行うシステムにおいて、誤り訂正回路からメモリへのアクセス回数を減らす方法やRS符号のシンドローム演算を複数ワード同時処理することでシンドローム演算に必要な処理時間を短縮する方法についての記載はあるが、積符号のように複数方向に誤り訂正符号が形成され、一方向にまとめて複数の誤り訂正処理を行うことが可能な場合に誤り訂正回路からメモリへのアクセス回数を減らす方法や、一度に処理が必要なワード数が誤り訂正符号の方向に応じて変化する場合にもシンドローム演算を高速化することが可能な方法や回路についての記載はない。
【0005】
本発明の目的は、同時にシンドローム演算の処理が必要とされるワード数が変化する場合においても、誤り訂正回路のメモリアクセス回数を減らし、誤り訂正処理を高速化、またこの回路を有するディジタルデータ処理回路のデータ処理を高速化することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記した課題を達成するための本発明は、次の(1)〜(3)である。(1)RS符号を形成する第1のデータ列及び第1のデータ列とは異なる第2のデータ列を入力する入力手段と、前記入力手段により入力された第1のデータ列及び第2のデータ列に対して誤り訂正処理を行う誤り訂正回路と、前記誤り訂正処理がなされた第1のデータ列及び第2のデータ列を出力する出力手段とを有するディジタル信号処理回路において、前記誤り訂正回路は、前記誤り訂正処理のシンドローム演算処理については第1のデータ列に対する処理及び第2のデータ列に対する処理を並行して行い、前記誤り訂正処理のシンドローム演算処理を除く演算処理については前記第1のデータ列に対する処理を行った後に前記第2のデータ列に対する処理を行い、前記出力手段は、前記誤り訂正処理がなされた第1のデータ列を出力した後に、前記処理がなされた第2のデータ列を出力する出力手段とを有することを特徴とするディジタル信号処理回路。(2)前記(1)記載のディジタル信号処理回路において、前記誤り訂正処理のシンドローム演算処理を除く演算処理として、前記データ列のシンドロームに基いてデータ列の位置多項式及び誤り評価多項式を生成する回路と、前記データ列の位置多項式及び誤り評価多項式に基いてそれぞれのデータ列の誤りの位置及び誤りの値を求める回路とを含み、前記第1のデータ列を出力した後に、前記処理がなされた第2のデータ列を出力する出力手段は、データ列の誤りの位置及び誤りの値を出力することを特徴とするディジタル信号処理回路。(3)記録媒体から読み出されたデータを復調する復調回路と、前記復調回路により復調されたデータを一時的に記憶する記憶回路と、前記記憶回路に記憶されたデータを入力し、該入力されたデータに対して誤り訂正処理を行う前記(1)又は(2)の何れか記載のディジタル信号処理回路とを有し、前記誤り訂正処理がなされたデータを再生することを特徴とするディスク再生装置。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。
【0008】
図1は本発明の第1の実施形態に関するディジタルデータ処理回路の構成を示すブロック図である。
【0009】
この図において、101は2系列同時処理シンドローム演算回路、102はシンドローム演算回路、103はSn演算回路、104はSn−1演算回路、105はS0演算回路、106は8ビットデータ入力端子、107はGF(2^8)上の足し算回路、108はリセット、イネーブル付き8ビットレジスタ、109はα^nの掛け算回路、110はα^n−1の掛け算回路、111はα^0の掛け算回路、112はイネーブル付き8ビットレジスタ、113はイネーブル信号入力端子、114はリセット信号入力端子、115はセレクト信号入力端子、116はAND回路、117はセレクト回路、118は8×(n+1)ビット出力端子である。
【0010】
ただし、8ビットデータ入力端子106から入力される8ビットのディジタルデータは、生成多項式:G(x)=(x−α^n)(x−α^n−1)…(x−α^0)(ここで、α^nはαのn乗を表わし、α^n,α^n−1,…,α^0は、それぞれGF(2^8)の元である)からなるRS符号(符号長l、n+1)である。
【0011】
2つの8ビットデータ入力端子106から入力されるディジタルデータは別のRS符号であり、各々のシンドローム演算回路102内でSn演算回路103、Sn−1演算回路104、…、S0演算回路105のn+1個の回路に入力される。このデータは、各Si演算回路103,104,105において、回路内に含まれるリセット、イネーブル付き8ビットレジスタ108の出力にα^iを掛け合わせたデータと足し合わされた後、イネーブル信号入力端子113から入力されるイネーブル信号がHの時、クロックの立ち上がりタイミングでリセット、イネーブル付き8ビットレジスタ108に取り込こまれる。
【0012】
また、8ビットレジスタ108から出力されるデータは他のSj演算回路の出力と共にセレクト回路117の入力となるか、イネーブル付き8ビットレジスタ112への入力となる。8ビットレジスタ112に入力されたリセット、イネーブル付き8ビットレジスタ108からの出力データは、リセット信号入力端子114から入力されたリセット信号とセレクト信号入力端子115から入力されたセレクト信号が共にHのときのクロックの立ち上がり時にイネーブル付き8ビットレジスタ108に取り込まれ、セレクト回路117へ入力される。
【0013】
このセレクト回路117に入力された2種類のデータは、セレクト信号入力端子115から入力されたセレクト信号のH、Lの値により、どちらか一方が選択され、8×(n+1)ビット出力端子118より、2系列同時処理シンドローム演算回路101の出力データ(シンドローム(Sn,Sn−1,…,S0))として出力される。
【0014】
図2は、図1の2系列同時処理シンドローム演算回路101を含む誤り訂正回路の構成を示すブロック図の一例である。
【0015】
この図において、201は誤り訂正回路、101は2系列同時処理シンドローム演算回路、113はイネーブル信号入力端子、106は8ビットデータ入力端子、202は第2演算回路、203は第3演算回路、204は誤り修正回路、206は誤り修正受付信号入力端子、207は誤りの位置出力端子、208は誤りの値出力端子、114はリセット信号入力端子、115はセレクト信号入力端子である。
【0016】
先に記したセレクト信号を用いて2系列同時処理シンドローム演算回路101は、リセット信号入力端子114から全てのブロックに入力されるリセット信号の2回に1回の割合でリセットがかけられた後、8ビットデータ入力端子106から入力される2つのディジタルデータをその各々に同期した2つのイネーブル信号で取り込み、次のリセットが発生する前にそれぞれのデータ列に対するシンドロームを演算する。また、このように求められたシンドロームの値はセレクト信号入力端子115から入力されるセレクト信号の値に応じて、2系列同時シンドローム演算回路101から出力される。
【0017】
第2演算回路は、リセット信号入力端子114から入力されるリセット信号のタイミングで、2系列同時シンドローム演算回路101から出力されたシンドロームを取り込み、この値を基に誤り位置多項式、誤り評価多項式を生成する。第2演算回路202で生成された誤り位置多項式、誤り評価多項式は、次の処理開始信号のタイミングで第3演算回路203に入力され、この回路内において、誤り位置多項式、誤り評価多項式を基に誤りの位置、誤りの値が求められた後、次のリセット信号で誤り修正回路204に取り込まれる。
【0018】
最後に誤り修正回路204に入力されたいくつかの誤りの位置および誤りの値は、誤り修正受付信号入力端子206から入力される誤り修正受付信号で制御されながら、誤りの位置出力端子207、誤りの値出力端子208から次々と誤り訂正回路201の外部へと出力される。
【0019】
次に図3、図4を用いて、本発明が誤り訂正処理時間を短縮することに有効であることを説明する。
【0020】
図3は同時間に1系列のシンドロームのみを演算するシンドローム演算回路を有する誤り訂正回路の各回路における、時間と演算が行われているフレーム番号の関係を表わした図である。
【0021】
図3において、縦軸はフレーム番号、横軸は時間、301はシンドローム演算が行われていること、302は第2演算(誤り位置多項式、誤り評価多項式生成)が行われていること、303は第3演算(誤りの位置、誤りの値演算)が行われていること、304は誤りの修正が行われていることを表わしている。
【0022】
また、この図は、時間T+i・Δtにおいて各フレームに対する誤り訂正処理演算が次のフレームへとシフトして行われることを表わしている。つまり、同時間に1系列のシンドロームのみを演算するシンドローム演算回路を有する誤り訂正回路内での処理は、1パイプラインの処理時間を固定時間のΔtとした4段のパイプライン処理で行なわれている。さらに図3より、誤り訂正回路の1パイプラインの処理時間Δtはシンドローム演算処理時間から決定していることがわかる。
【0023】
従って、入力される誤り訂正符号の符号長lが長い場合など、誤り訂正回路へのディジタルデータの入力に要する時間が長く必要となるシステムにおいて、誤り訂正処理の高速化を実現するときに、この現象が問題となる。
【0024】
すなわち、このようなシステムにおいてはシンドローム演算を高速化、データ入力の高速化が、誤り訂正処理時間を短縮するためには必須となる。
【0025】
図4は図2の誤り訂正回路201の各回路における、時間と演算が行われているフレーム番号の関係を表わした図である。
【0026】
図4において、図3と同様に縦軸は誤り訂正処理の対象となるフレーム番号、横軸は時間、301はシンドローム演算が行われていること、302は第2演算(誤り位置多項式、誤り評価多項式生成)が行われていること、303は第3演算(誤りの位置、誤りの値演算)が行われていること、304は誤りの修正が行われていることを表わしている。
【0027】
この図は、図3で説明した誤り訂正回路と同様に誤り訂正を4段のパイプライン処理で行ない、シンドローム演算のみは時間T+i・Δtでその他の演算は時間T+1/2・i・Δtで行うが、図2の誤り訂正回路201では、シンドローム演算は2系列同時に行うことが可能なため、求められたシンドロームを時間1/2・i・Δtで切り替えながら出力することで、1パイプラインの処理時間を1/2・Δtとすることが可能であることを表わしている。
【0028】
これより、このシステムでは、図3のシステムと比較して、入力されるRS符号の符号長や、誤り訂正回路へのディジタルデータの入力が要する時間を変えることなく、実質的にシンドローム演算を2倍に高速化したことと同じ効果を得ることができ、2系列に対する誤り訂正処理時間を2・Δt短縮できることがわかる。
【0029】
またこの処理は、図2の誤り訂正回路201において、2種類の制御信号(リセット信号、およびセレクト信号)を図4のタイミングで入力し、シンドローム演算回路101から第2演算回路202へ出力される8×(n+1)ビットのシンドロームの値を、(T+i・Δt)のリセット信号=H時には、図1におけるリセット、イネーブル付き8ビットレジスタ108からの出力とし、(T+(1/2+i)・Δt)のリセット信号=H時には、一度、リセット、イネーブル付き8ビットレジスタ108で(1/2・Δt)の間、保持されたシンドロームの値を出力することで実現される。
【0030】
さらに、図2の誤り訂正回路201において、図1のシンドローム演算回路101で、セレクト信号入力端子115から入力されるセレクト信号をHに固定し、8ビットデータ入力端子106からのみ、8ビットデータの入力を行うことで図3で示した従来通りの1系列のみのシンドローム演算を行う誤り訂正回路と同様の動作をさせることも当然ながら可能である。
【0031】
以上、2系列同時シンドローム演算回路について述べてきたが、3系列、4系列、…と複数系列のシンドローム演算を同時に行うことが可能な回路を用いることでも、これと同じ効果は得ることができる。
【0032】
図5は本発明の第2の実施形態に関するディジタル信号処理回路の構成を示すブロック図である。
【0033】
この図において、501は1系列2バイト同時処理または2系列同時処理シンドローム演算回路、508は×α^i出力付きシンドローム演算回路、509はシンドローム演算回路、103はSn演算回路、502は×α^mまたは×α^2mセレクタ付きSm演算回路、105はS0演算回路、506は上位バイトデータ用8ビットデータ入力端子、507は下位バイトデータ用8ビットデータ入力端子、107はGF(2^8)上の足し算回路、108はリセット、イネーブル付き8ビットレジスタ、109はα^nの掛け算回路、503はα^mの掛け算回路、111はα^0の掛け算回路、112はイネーブル付き8ビットレジスタ、113はイネーブル信号入力端子、114はリセット信号入力端子、115はセレクト信号入力端子、505はモード信号入力端子、116はAND回路、504はOR回路、117はセレクト回路、118は8×(n+1)ビット出力端子である。
【0034】
ただし、ここで扱う上位バイト用8ビットデータ入力端子506、下位バイト用8ビットデー入力端子507から入力される8ビットのデータは、
生成多項式:G1(x)=(x−α^n)(x−α^n−1)…(x−α^0)からなる2組のRS符号(l,n+1)であるか、
生成多項式:G2(x)=(x−α^m)(x−α^m−1)…(x−α^0)からなるRS符号(k,m+1)の2バイトの組データ(D2i+1,D2i)である。(RS(k,m+1)符号のデータ列を(Dk−1,Dk−2,…,Dm+1,Dm,…,D0)とする。)
この1系列2バイト同時処理または2系列同時処理シンドローム演算回路501は、モード信入力端子505から入力されるモード信号の値がLで、同じタイミングで同じ符号長を持つ2つのRS符号がそれぞれ上位バイト用8ビットデータ入力端子506と下位バイト用8ビットデータ入力端子507から入力された場合には、図1の2系列同時シンドローム演算回路101と同じ動作をする。また、モード信号の値がHの時に上位バイト用8ビットデータ入力端子506と下位バイト用8ビットデータ入力端子507から(Dk−1,Dk−2,…,Dm+1,Dm,…,D0)で表わされるRS符号の2バイトの組データを(Dk−1,Dk−2),(Dk−3,Dk−4),…,(D1,D0)の順で入力すると、×α^i出力付きシンドローム演算回路508とシンドローム演算回路509にはそれぞれ異なるデータ列、それぞれ(Dk−1,Dk−3,…,D1),(Dk−2,Dk−4,…,D0)が入力される。
【0035】
×α^i出力付きシンドローム演算回路508内のSn演算回路103、…、Sm演算回路502、…、S0演算回路105のn+1個の回路にはD2i+1が同時に入力され、Si(i=n,…,m+1)演算回路では、回路内に含まれるリセット、イネーブル付き8ビットレジスタ108から出力されるデータにα^iを掛け合わせたデータと足し合わせ、Sj(j=m,…,0)演算回路においては、回路内に含まれるリセット、イネーブル付き8ビットレジスタ108から出力されるデータにα^jを2回掛け合わせたデータと足し合わせた後、イネーブル信号入力端子113から入力されるイネーブル信号がHの時、クロックの立ち上がりタイミングでリセット、イネーブル付き8ビットレジスタ108に取り込こまれる。
【0036】
また同様にシンドローム演算回路509内のSn演算回路103、…、Sm演算回路502、…、S0演算回路105のn+1個の回路にはD2iが同時に入力され、Si(i=n,…,m+1)演算回路においては、回路内に含まれるリセット、イネーブル付き8ビットレジスタ108から出力されるデータにα^iを掛け合わせたデータと足し合わせ、Sj(j=m,…,0)演算回路においては、回路内に含まれるリセット、イネーブル付き8ビットレジスタ108から出力されるデータにα^jを2回掛け合わせたデータと足し合わせた後、イネーブル信号入力端子113から入力されるイネーブル信号がHの時、クロックの立ち上がりタイミングでリセット、イネーブル付き8ビットレジスタ108に取り込こまれる。
【0037】
リセット、イネーブル付き8ビットレジスタ108に取り込こまれた信号は、Si(i=n,…,0)演算回路からの出力となり、×α^i出力付きシンドローム演算回路508からは、j(≦m)に対してはさらにリセット、イネーブル付き8ビットレジスタ108の値を×α^jした値も出力される。
【0038】
1つのRS符号が全て入力された後、すなわち各シンドローム演算回路にk/2個のデータが入力された後の×α^i出力付きシンドローム演算回路508の×α^jされた後の出力とシンドローム演算回路509のj(≦m)に対する出力の値は、それぞれ、
Sj_508=Dk−1・α^(j(k−1))+Dk−3・α^(j(k−3))+…+D1・α^j、
Sj_509=Dk−2・α^(j(k−2))+Dk−4・α^(j(k−4))+…+D0となる。
【0039】
これより、モード信号入力端子505から入力されるモード信号がHのときには、8×(n+1)ビット出力端子118からは、(Sm_1,Sm−1_1,…,S0_1)と(Sm_2,Sm−1_2,…,S0_2)の各々を足し合わせて求められるシンドローム(Sm,Sm−1,…,S0)が出力される。
【0040】
以上より、1系列2バイト同時処理または2系列同時処理シンドローム演算回路501は、モード信号入力端子505から入力されるモード信号がHのとき1系列のRS符号を同時に2バイト処理し、モード信号がLのとき2系列のRS符号を同時に処理することがわかる。
【0041】
図10は図5の1系列2バイト同時処理または2系列同時処理シンドローム演算回路501を含む誤り訂正回路1005を有するディジタルディスク再生装置の構成を示すブロック図である。
【0042】
始めに、この図10のディスク1001に書き込まれるディジタルデータのフォーマットについて説明する。ディスク1001に記録された信号は、メインデータから“データセクタ601”,“ECCブロック701”,“記録セクタ802”,“物理セクタ901”を順に構成しながら作られていく。
【0043】
図6は、1データセクタ601の構成を表わした図である。
【0044】
この図を用いて、メインデータから1データセクタ601が作られるまでの流れを説明する。
【0045】
まず始めに時系列で分割された2048バイトのメインデータ602に、4バイトの識別データ(ID)603、2バイトのID誤り検出符号(IED)604、6バイトの著作権管理情報(CPR_MAI)605をメインデータの先頭に付加する。さらにこの2060バイトのデータに対する4バイトの誤り検出符号(EDC)606をデータ203末尾に付加することで1データセクタ601は生成される。
【0046】
図7は、1ECCブロック701の構成を表わした図である。
【0047】
この図を用いて、16個のデータセクタ601から1ECCブロック701が作られるまでの流れを説明する。
【0048】
まず始めに16データセクタ601の172バイトの各列に16バイトの外符号(PO702)を付加する。次に生成された208行の各行に10バイトの内符号(PI703)を付加する。このようにして生成された208行×182バイトからなるデータフィールドを1ECCブロック701という。
【0049】
ただし、PI符号は
生成多項式GPI(x)=(x−α^9)(x−α^8)…(x−α^0)
からなるRS(182,172,11)符号であり、
PO符号は、
生成多項式GPO(x)=(x−α^15)(x−α^14)…(x−α^0)、
からなるRS(208,192,17)符号である。
【0050】
図8は、記録セクタ802の構成を表わした図である。
【0051】
1記録セクタ801は、1ECCブロック701生成時に付加されたPO702の1行をPI703を含む12行の1データセクタの下に合わせた182バイト×13行のデータフィールドである。
【0052】
図9は、1物理セクタ901の構成を表わした図である。
【0053】
1記録セクタ801から1物理セクタが作られるまでの流れをこの図を用いて説明する。
【0054】
1記録セクタ801は、始めに縦に2分割(分割された1ブロックは91バイト×13行である)され、図9が表わすように各行の先頭に32ビットのSYNCコード902(SY0〜SY7)が付加される。そして、2分割したデータを再度合成し、SYNCコード902を除く182×13バイトのデータに対し、直流成分を抑制するための8/16変調(8ビットで構成されるデータをあるデータテーブルを基に16チャネルビットへと変換するシステム)を行う。このようにして作られた2976×13ビットのデータが1物理セクタ901であり、この信号がディスク記録信号となり、図10のディスク1001に書き込まれている。
【0055】
図10が示す1系列2バイト同時処理または2系列同時処理シンドローム演算回路501を含む誤り訂正回路1005を有するディジタルディスク再生装置について説明する。
【0056】
図10の1001はディスク、1002はピック、1003は復調回路、1004はRAM、105は1系列2バイト同時処理または2系列同時処理シンドローム演算回路を有する誤り訂正回路、1006は出力回路、1007は制御回路、1008はデータ要求信号入力端子、1009はメインデータ出力端子である。
【0057】
尚、このディジタルディスク再生装置に含まれるRAM1004は2バイト単位で読み出し、書き込みが行われる。
【0058】
この図においてピック1002がディスク1001から読み出したディジタル信号は、まず復調回路1003へ入力される。復調回路1003ではSYNCコード902を検出、8/16復調を行った後、制御回路1007にRAM1004へのデータ書き込み請求信号、SYNCコード902を送信した後に、制御回路1007からRAM1004に送られるアドレスにPI方向の2バイトデータを一度に書き込む。制御回路1007は、1ECCブロック701のデータを復調回路1003がRAM1004にを書き込むと、誤り訂正回路1005に208系列に対するPI訂正、172系列に対するPO訂正の順で誤り訂正処理を行わせる。
【0059】
制御回路1007は208系列のPI符号に対する誤り訂正が行われている期間、誤り訂正回路1005のモード信号をHとし、復調回路1003からRAM1004へのデータ書き込みが行われないときに、RAM1004から誤り訂正回路1005に2バイトのデータを出力させると同時に誤り訂正回路1005に入力されるイネーブル信号をHにすることでシンドローム演算回路にPI符号に含まれる2バイトのデータを一度に取り込ませながら、PI符号に対するシンドローム演算処理を行わせる。
【0060】
またPO訂正を行う間は、制御回路1007は誤り訂正回路1005のモード信号の値をLとし、RAM1004から誤り訂正回路1005にPI訂正時と同じようにPI方向に2バイトのデータを入力させると同時にイネーブル信号をHにすることで、シンドローム演算回路に同時に2系列のPO訂正を行わせる。またこの図における制御回路1007は誤り訂正回路1005にパイプライン処理の切り替えタイミングを教えるリセット信号や誤り訂正回路1005で求められた誤りの位置を基に、誤り訂正回路1005がRAM1004上の誤りの修正をさせる制御信号、RAM1004の制御信号を生成したり、誤り訂正処理が行われた1ECCブロックのデータをデータ要求信号入力端子1008から入力される外部からのデータ要求に備え、復調回路1003誤り訂正回路1005からRAM1004へのアクセスが行われないときに出力回路1006に出力させるなどの制御を行っている。
【0061】
この図のようにRAM1004などのデータ一時記憶回路に複数の回路からのアクセスが行われる装置でも、図5の1系列2バイト同時処理または2系列同時処理シンドローム演算回路501を使用すると、誤り訂正回路1005がRAM1004からのデータ読み出しに必要となるアクセス回数を半分にすることができるため、図3および図4を用いて示したように誤り訂正処理時間を短縮することができる。
【0062】
また、ディスク1001からのデータ読み出しを高速化し、装置内のデータ処理速度をあげるときに、各処理回路の高速化方法、各処理回路からのRAMアクセス数の増大などが問題となるが、本発明の回路を利用することで誤り訂正回路1005からRAM1004へのアクセス回数も低減させることができるため、図4を用いて説明したように誤り訂正処理の高速化が可能となり、また他の処理回路からのRAMアクセス数の増大に対応できるため、本発明は図10のような回路構成のシステムの高速化に対して大変有効であることがわかる。
【0063】
尚、本実施例では主に2系列同時演算、1系列2バイト同時演算が可能なシンドローム演算回路を有するディジタル信号回路について取り上げてきたが、3、4、5、…など全ての複数系列同時演算、複数系列複数バイト同時演算が可能なシンドローム演算回路を有することによりこれと同じ効果を得ることができる。
【0064】
また、説明したシンドローム回路の効果は、図10のディジタルデータ再生装置の以外の回路構成でも得ることが可能である。
【0065】
【発明の効果】
以上、本発明によれば、複数方向に誤り訂正が行なわれるデータを入力とするデータ再生処理装置で、誤り訂正回路に含まれるシンドローム演算回路の入力を複数のデータ列または同じデータ列上の複数データに切り替え、求められた複数のシンドロームから次の演算で用いるシンドロームを選択し、シンドローム演算回路から出力することにより、同時に処理が必要なデータ数が変化する場合においても、誤り訂正回路のメモリアクセス回数を減らし、誤り訂正処理を高速化、またこの回路を有するディジタル信号処理回路の処理を高速化させることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】2系列同時シンドローム演算回路の図。
【図2】2系列同時シンドローム演算回路を有する誤り訂正回路の図。
【図3】既存のシンドローム演算回路を有する誤り訂正回路での系列番号と時間の関係を示した図。
【図4】2系列同時シンドローム演算回路を有する誤り訂正回路での系列番号と時間の関係を示した図。
【図5】1系列2バイト同時処理または2系列同時処理シンドローム演算回路の図。
【図6】1データセクタの図。
【図7】1ECCブロックの図。
【図8】記録セクタの図。
【図9】1物理セクタの図。
【図10】ディスク再生装置の図。
【符号の説明】
101…2系列同時シンドローム演算回路、102…シンドローム演算回路、103…Sn演算回路、104…Sn−1演算回路、105…S0演算回路、106…8ビットデータ入力端子、107…GF(2^8)上の足し算回路、108…リセット、イネーブル付き8ビットレジスタ、109…α^nの掛け算回路、110…α^n−1の掛け算回路、111…α^0の掛け算回路、112…イネーブル付き8ビットレジスタ、113…イネーブル信号入力端子、114…リセット信号入力端子、115…セレクト信号入力端子、116…AND回路、117…セレクト回路、118…8×(n+1)ビット出力端子、201…誤り訂正回路、202…第2演算回路、203…第3演算回路、204…誤り修正回路、206…誤り修正受付信号入力端子、207…誤りの位置出力端子、208…誤りの値出力端子、501…1系列2バイト同時処理または2系列同時処理シンドローム演算回路、502…×α^mまたは×α^2mセレクタ付きSm演算回路、503…α^mの掛け算回路、504…OR回路、505…モード信号入力端子、506…上位バイトデータ用8ビットデータ入力端子、507…下位バイトデータ用8ビットデータ入力端子、508…×α^i出力付きシンドローム演算回路、509…シンドローム演算回路。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a digital data processing circuit, and more particularly to a digital data processing circuit in which error correction processing is performed after digital data is temporarily stored in a memory.
[0002]
[Prior art]
As an example of a digital data processing circuit for data read from a recording medium,
Kenji Hayashi “CD-Audio to PC-”, Corona, pp. 56-71 (1990). This describes the contents of processing and the circuit configuration of the CD playback device and the digital data processing unit included in the device.
[0003]
In Japanese Patent Laid-Open No. 10-107648, the number of accesses to the memory required for CIRC error correction processing is equalized by parallel processing of C1 code and C2 code syndrome operations including read data, and error correction is performed. There is a description of a method and a circuit for realizing high-speed processing. Further, JP-A-8-167857 describes a method for reducing the time required for the syndrome calculation by simultaneously processing a plurality of words of the RS code syndrome calculation and a circuit for realizing the method.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the conventional method, error correction is performed by changing the data reading direction for each code, a method of reducing the number of accesses from the error correction circuit to the memory, and a syndrome calculation of RS codes are simultaneously processed by a plurality of words. Although there is a description of a method for reducing the processing time required for the syndrome calculation, error correction codes are formed in a plurality of directions like product codes, and a plurality of error correction processes can be performed in one direction. A method that can reduce the number of times the error correction circuit accesses the memory, a method that can speed up the syndrome operation even when the number of words that need to be processed at one time changes according to the direction of the error correction code, There is no description about the circuit.
[0005]
It is an object of the present invention to reduce the number of memory accesses of an error correction circuit, increase the speed of error correction processing, and to perform digital data processing having this circuit even when the number of words that require simultaneous syndrome calculation processing changes. It is to speed up the data processing of the circuit.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
The present invention for attaining the above-described problems includes the following (1) to ( 3 ). (1) An input unit that inputs a first data sequence that forms an RS code and a second data sequence that is different from the first data sequence, and a first data sequence and a second data that are input by the input unit An error correction circuit comprising: an error correction circuit that performs an error correction process on a data string; and an output unit that outputs the first data string and the second data string subjected to the error correction process. The circuit performs a process on the first data string and a process on the second data string in parallel for the syndrome calculation process of the error correction process, and the calculation process except for the syndrome calculation process of the error correction process After processing the first data string, the second data string is processed, and the output means outputs the first data string subjected to the error correction processing. After the digital signal processing circuit, characterized in that an output means for outputting the second data string in which the processing has been performed . (2 ) In the digital signal processing circuit according to (1), as a calculation process excluding the syndrome calculation process of the error correction process, a circuit that generates a position polynomial and an error evaluation polynomial of the data string based on the syndrome of the data string; And a circuit for obtaining an error position and an error value of each data string based on the position polynomial and error evaluation polynomial of the data string, and outputting the first data string, and then performing the processing. The digital signal processing circuit characterized in that the output means for outputting the data string outputs the error position and error value of the data string. ( 3 ) A demodulating circuit for demodulating data read from a recording medium, a memory circuit for temporarily storing data demodulated by the demodulating circuit, and data stored in the memory circuit are inputted and inputted (1) performing error correction processing on data Or ( 2 And a digital signal processing circuit according to any one of
[0007]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0008]
FIG. 1 is a block diagram showing the configuration of a digital data processing circuit according to the first embodiment of the present invention.
[0009]
In this figure, 101 is a 2-series simultaneous processing syndrome arithmetic circuit, 102 is a syndrome arithmetic circuit, 103 is a Sn arithmetic circuit, 104 is a Sn-1 arithmetic circuit, 105 is a S0 arithmetic circuit, 106 is an 8-bit data input terminal, and 107 is Addition circuit on GF (2 ^ 8), 108 is reset, 8-bit register with enable, 109 is a multiplication circuit of α ^ n, 110 is a multiplication circuit of α ^ n−1, 111 is a multiplication circuit of α ^ 0, 112 is an enable 8-bit register, 113 is an enable signal input terminal, 114 is a reset signal input terminal, 115 is a select signal input terminal, 116 is an AND circuit, 117 is a select circuit, and 118 is an 8 × (n + 1) bit output terminal. is there.
[0010]
However, 8-bit digital data input from the 8-bit
[0011]
The digital data input from the two 8-bit
[0012]
The data output from the 8-
[0013]
One of the two types of data input to the
[0014]
FIG. 2 is an example of a block diagram showing a configuration of an error correction circuit including the two-sequence simultaneous processing syndrome
[0015]
In this figure, 201 is an error correction circuit, 101 is a two-sequence simultaneous processing syndrome arithmetic circuit, 113 is an enable signal input terminal, 106 is an 8-bit data input terminal, 202 is a second arithmetic circuit, 203 is a third arithmetic circuit, 204 Is an error correction circuit, 206 is an error correction acceptance signal input terminal, 207 is an error position output terminal, 208 is an error value output terminal, 114 is a reset signal input terminal, and 115 is a select signal input terminal.
[0016]
The two-series simultaneous processing
[0017]
The second arithmetic circuit takes in the syndrome output from the two-series simultaneous syndrome
[0018]
Finally, several error positions and error values input to the
[0019]
Next, it will be described with reference to FIGS. 3 and 4 that the present invention is effective in reducing the error correction processing time.
[0020]
FIG. 3 is a diagram showing the relationship between the time and the frame number on which the calculation is performed in each circuit of the error correction circuit having a syndrome calculation circuit that calculates only one series of syndromes at the same time.
[0021]
In FIG. 3, the vertical axis is the frame number, the horizontal axis is time, 301 is the syndrome calculation, 302 is the second calculation (error location polynomial, error evaluation polynomial generation), 303 is The third calculation (error position, error value calculation) is being performed, and 304 represents that the error is being corrected.
[0022]
This figure also shows that the error correction processing operation for each frame is shifted to the next frame at time T + i · Δt. In other words, the processing in the error correction circuit having the syndrome calculation circuit that calculates only one series of syndromes at the same time is performed by four-stage pipeline processing in which the processing time of one pipeline is Δt of a fixed time. Yes. Further, FIG. 3 shows that the processing time Δt of one pipeline of the error correction circuit is determined from the syndrome calculation processing time.
[0023]
Therefore, in a system that requires a long time to input digital data to the error correction circuit, such as when the code length l of the error correction code to be input is long, this error correction process can be performed at high speed. The phenomenon becomes a problem.
[0024]
That is, in such a system, speeding up the syndrome calculation and speeding up of data input are indispensable for shortening the error correction processing time.
[0025]
FIG. 4 is a diagram showing the relationship between the time and the frame number on which the calculation is performed in each circuit of the
[0026]
In FIG. 4, as in FIG. 3, the vertical axis indicates the frame number to be subjected to error correction processing, the horizontal axis indicates time, 301 indicates that the syndrome calculation is being performed, and 302 indicates the second calculation (error position polynomial, error evaluation). (Polynomial generation) is being performed, 303 is a third calculation (error position, error value calculation) is being performed, and 304 is an error correction being being performed.
[0027]
In this figure, error correction is performed by four-stage pipeline processing as in the error correction circuit described in FIG. 3, and only the syndrome operation is performed at time T + i · Δt and the other operations are performed at time T + 1/2 · i · Δt. However, in the
[0028]
Thus, in this system, as compared with the system of FIG. 3, the syndrome calculation is substantially performed without changing the code length of the input RS code and the time required to input the digital data to the error correction circuit. It can be seen that the same effect as the speed increase can be obtained, and that the error correction processing time for the two sequences can be shortened by 2 · Δt.
[0029]
Further, in this process, two types of control signals (reset signal and select signal) are input at the timing shown in FIG. 4 in the
[0030]
Further, in the
[0031]
Although the two-series simultaneous syndrome calculation circuit has been described above, the same effect can be obtained by using a circuit that can simultaneously perform three-series, four-series,...
[0032]
FIG. 5 is a block diagram showing a configuration of a digital signal processing circuit according to the second embodiment of the present invention.
[0033]
In this figure, 501 is a 1-series 2-byte simultaneous processing or 2-series simultaneous processing syndrome arithmetic circuit, 508 is a syndrome arithmetic circuit with xα ^ i output, 509 is a syndrome arithmetic circuit, 103 is a Sn arithmetic circuit, and 502 is × α ^. m or × α ^ 2m Sm arithmetic circuit with a selector, 105 is an S0 arithmetic circuit, 506 is an 8-bit data input terminal for upper byte data, 507 is an 8-bit data input terminal for lower byte data, and 107 is GF (2 ^ 8) Upper addition circuit, 108 is an 8-bit register with reset, enable, 109 is a multiplication circuit of α ^ n, 503 is a multiplication circuit of α ^ m, 111 is a multiplication circuit of α ^ 0, 112 is an 8-bit register with enable, 113 is an enable signal input terminal, 114 is a reset signal input terminal, 115 is a select signal input terminal, 5 5 the mode signal input terminal, 116 is an AND circuit, OR circuit 504, the
[0034]
However, the 8-bit data input from the upper byte 8-bit
Generator polynomial: G1 (x) = (x−α ^ n) (x−α ^ n−1)... (X−α ^ 0), or two sets of RS codes (l, n + 1)
Generator polynomial: G2 (x) = (x−α ^ m) (x−α ^ m−1)... (X−α ^ 0) 2-byte set data (D2i + 1, D2i). (The data string of the RS (k, m + 1) code is (Dk-1, Dk-2, ..., Dm + 1, Dm, ..., D0).)
In this one-sequence two-byte simultaneous processing or two-sequence simultaneous processing syndrome
[0035]
..., Sm
[0036]
Similarly, D2i is simultaneously input to n + 1 circuits of the
[0037]
The signal taken into the 8-
[0038]
After all RS codes have been input, that is, after k / 2 pieces of data have been input to each syndrome calculation circuit, the output after xα ^ j of the
Sj — 508 = Dk−1 · α ^ (j (k−1)) + Dk−3 · α ^ (j (k−3)) +... + D1 · α ^ j,
Sj — 509 = Dk−2 · α ^ (j (k−2)) + Dk−4 · α ^ (j (k−4)) +.
[0039]
Thus, when the mode signal input from the mode signal input terminal 505 is H, the (Sm_1, Sm-1_1,..., S0_1) and (Sm_2, Sm-1_2) are output from the 8 × (n + 1) -
[0040]
As described above, the one-sequence two-byte simultaneous processing or the two-sequence simultaneous processing
[0041]
FIG. 10 is a block diagram showing the configuration of a digital disk reproducing apparatus having an
[0042]
First, the format of digital data written on the
[0043]
FIG. 6 is a diagram showing the configuration of one
[0044]
The flow from the main data until one
[0045]
First, 2048-byte
[0046]
FIG. 7 is a diagram showing the configuration of one
[0047]
The flow from the 16
[0048]
First, a 16-byte outer code (PO 702) is added to each 172-byte column of the 16
[0049]
However, the PI code is
Generator polynomial GPI (x) = (x−α ^ 9) (x−α ^ 8) (x−α ^ 0)
RS (182, 172, 11) code consisting of
The PO code is
Generator polynomial GPO (x) = (x−α ^ 15) (x−α ^ 14)... (X−α ^ 0),
RS (208, 192, 17) code consisting of
[0050]
FIG. 8 is a diagram showing the configuration of the recording sector 802.
[0051]
One recording sector 801 is a data field of 182 bytes × 13 rows in which one row of
[0052]
FIG. 9 is a diagram showing the configuration of one
[0053]
A flow from one recording sector 801 to one physical sector being created will be described with reference to FIG.
[0054]
One recording sector 801 is first divided vertically into two (one divided block is 91 bytes × 13 rows), and as shown in FIG. 9, a 32-bit SYNC code 902 (SY0 to SY7) is placed at the head of each row. Is added. Then, the data divided into two is recombined, and the 8/16 modulation (8-bit data is stored on the basis of a data table) for suppressing the DC component of the 182 × 13-byte data excluding the
[0055]
A digital disk reproducing apparatus having an
[0056]
In FIG. 10, 1001 is a disk, 1002 is a pick, 1003 is a demodulation circuit, 1004 is a RAM, 105 is an error correction circuit having 1-series 2-byte simultaneous processing or 2-series simultaneous processing syndrome arithmetic circuit, 1006 is an output circuit, and 1007 is control. A circuit, 1008 is a data request signal input terminal, and 1009 is a main data output terminal.
[0057]
Note that the
[0058]
In this figure, the digital signal read from the
[0059]
The
[0060]
During the PO correction, the
[0061]
Even in a device in which a data temporary storage circuit such as the
[0062]
Further, when the data reading from the
[0063]
In this embodiment, a digital signal circuit having a syndrome arithmetic circuit capable of performing two-sequence simultaneous calculation and one-sequence two-byte simultaneous calculation has been mainly described. However, all multiple-sequence simultaneous calculations such as 3, 4, 5,. The same effect can be obtained by having a syndrome calculation circuit capable of simultaneous calculation of multiple series and multiple bytes.
[0064]
The effect of the syndrome circuit described can also be obtained with a circuit configuration other than the digital data reproducing apparatus of FIG.
[0065]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, in a data reproduction processing apparatus that receives data that is subjected to error correction in a plurality of directions, a syndrome arithmetic circuit included in the error correction circuit can receive a plurality of data strings or a plurality of data on the same data string. Even when the number of data that needs to be processed changes by selecting the syndrome to be used in the next calculation from the obtained multiple syndromes and outputting it from the syndrome calculation circuit, the memory access of the error correction circuit It is possible to reduce the number of times, speed up the error correction processing, and speed up the processing of the digital signal processing circuit having this circuit.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram of a two-sequence simultaneous syndrome calculation circuit.
FIG. 2 is a diagram of an error correction circuit having a two-series simultaneous syndrome calculation circuit.
FIG. 3 is a diagram showing a relationship between a sequence number and time in an error correction circuit having an existing syndrome arithmetic circuit.
FIG. 4 is a diagram showing a relationship between a sequence number and time in an error correction circuit having a two-sequence simultaneous syndrome calculation circuit.
FIG. 5 is a diagram of a 1-series 2-byte simultaneous processing or 2-series simultaneous processing syndrome arithmetic circuit.
FIG. 6 is a diagram of one data sector.
FIG. 7 is a diagram of one ECC block.
FIG. 8 is a diagram of a recording sector.
FIG. 9 is a diagram of one physical sector.
FIG. 10 is a diagram of a disk playback device.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (3)
前記入力手段により入力された第1のデータ列及び第2のデータ列に対して誤り訂正処理を行う誤り訂正回路と、
前記誤り訂正処理がなされた第1のデータ列及び第2のデータ列を出力する出力手段とを有するディジタル信号処理回路において、
前記誤り訂正回路は、前記誤り訂正処理のシンドローム演算処理については第1のデータ列に対する処理及び第2のデータ列に対する処理を並行して行い、前記誤り訂正処理のシンドローム演算処理を除く演算処理については前記第1のデータ列に対する処理を行った後に前記第2のデータ列に対する処理を行い、
前記出力手段は、前記誤り訂正処理がなされた第1のデータ列を出力した後に、前記処理がなされた第2のデータ列を出力する出力手段とを有することを特徴とするディジタル信号処理回路。An input means for inputting a first data string forming an RS code and a second data string different from the first data string;
An error correction circuit for performing an error correction process on the first data string and the second data string input by the input means;
In a digital signal processing circuit having output means for outputting the first data string and the second data string subjected to the error correction processing,
The error correction circuit performs a process for the first data string and a process for the second data string in parallel for the syndrome calculation process of the error correction process, and the calculation process excluding the syndrome calculation process of the error correction process Performs processing on the second data string after processing on the first data string,
The digital signal processing circuit, wherein the output means includes an output means for outputting the second data string subjected to the processing after outputting the first data string subjected to the error correction processing.
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