JP3702255B2 - ボタン電話システムとその主装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ボタン電話システムとその主装置に関する。本発明は、特に、ボイスメールサービスを提供するサーバ装置を備えたボタン電話システムの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
ボタン電話システムに設けられるサービスの一つに、ボイスメールサービスがある。このサービスによれば、ボイスメールサーバに蓄積された音声メッセージを、電話回線を介してユーザが任意の時間に聴取できる。
【0003】
ところで、この種のシステムでは、メッセージの聴取や削除などのためボイスメールサーバを操作するとき、電話機のキー操作内容を音声ガイダンスによりユーザに知らせるようにしている。このため聞き間違えによる誤操作の虞があることが指摘されている。また、操作項目が多岐に渡るとオペレーションツリーが複雑になり、音声ガイダンスの聞き取りにかかる時間も長くなるので、却って不便になる場合がある。
【0004】
さらに、ボイスメールサーバの機能がアップグレードされた場合、接続される交換機や電話機をも含めたアップグレードを実施する必要がある。このためシステム変更にかかる手間が大きく、拡張性に乏しいという不具合が有る。
【0005】
なお、この種のシステムに関わる従来技術として、特開平7−193633号公報に記載の方式がある。この文献記載の方式では、音声メール装置(VM)からLANを介して表示器付き電話機に表示データを送り、文字情報を表示させるようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
以上述べたように従来のボタン電話システムは、音声ガイダンスによってキー操作を指示していたため、聞き間違えなどの虞があり、ユーザにとって必ずしも便利な点だけを備えているとは言い難い。また従来のボタン電話システムは、機能拡張に際して大掛かりなアップグレードを実施しなくてはならず、拡張性に乏しい。
【0007】
本発明は上記事情によりなされたもので、その目的は、操作案内の聞き間違えによる誤操作を防止できるとともに、拡張性の向上を図ったボタン電話システムとその主装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために本発明は、複数の操作キー(例えばソフトキーや数字キー)を備える端末装置(例えばボタン電話機)と、この端末装置に内線(例えば通話回線)を介して接続される主装置と、この主装置にデータ通信回線(例えばシリアル回線またはLAN)を介して接続され、前記操作キーの操作により要求されるサービスを前記端末装置に提供するサーバ装置(例えばボイスメールサーバ)とを具備するボタン電話システムにおいて、前記サーバ装置は、前記サービスに係わる複数のメッセージ情報をそれぞれ所定のコード情報に対応付けたデータテーブル(例えばソフトキーテンプレートSTまたはデータテンプレートDT)を記憶する第1記憶手段(例えば記憶部35)と、前記端末装置から要求されるサービスに応じたメッセージ情報を選択して前記端末装置にサービスを提供するサービス提供手段(例えばサービス提供処理部)と、このサービス提供手段で選択されたメッセージ情報を、前記第1記憶手段に記憶されるデータテーブルを参照して、対応するコード情報に変換する第1変換手段(例えば変換処理部34b)と、この第1変換手段で得られるコード情報を前記データ通信回線を介して前記主装置に通知する第1通知手段(例えばコード送出処理部34c)とを備え、前記主装置は、前記データテーブルを記憶する第2記憶手段(例えば記憶部26)と、前記サーバ装置から通知されるコード情報を、前記第2記憶手段に記憶されるデータテーブルを参照して、対応するメッセージ情報に変換する第2変換手段(例えば変換処理部25a)と、この第2変換手段で得られるメッセージ情報を前記内線を介して前記端末装置に通知する第2通知手段(例えば中継処理部25b)とを備える。
【0009】
また本発明において、前記端末装置は、表示器(例えばLCD(Liquid Crystal Display))と、前記主装置から通知されるメッセージ情報を前記表示器に表示する出力制御手段(例えば表示制御部)を備える。
特に第2変換手段は、前記サーバ装置から通知されるコード情報を前記第2記憶手段に記憶されるデータテーブルを参照して対応するメッセージ情報に変換し、前記端末装置に通知されたメッセージ情報に基づいて当該端末装置においてなされたキー操作内容を、前記第2記憶手段に記憶されるデータテーブルを参照して対応するコード情報に変換する。また第2通知手段は、前記第2変換手段で得られるメッセージ情報を前記内線を介して前記端末装置に通知し、前記第2変換手段で得られるコード情報を前記データ通信回線を介して前記サーバ装置に通知する。またサービス提供手段は、前記第1記憶手段に記憶されるデータテーブルを参照して前記第2通知手段から通知されたコード情報に対応するサービス内容を解釈し、その内容に応じたサービスを前記端末装置に提供する。
【0010】
このような手段を講じることにより、サーバ装置から送出されるコード情報は主装置においてガイダンスメッセージなどのメッセージ情報に変換される。このガイダンスメッセージは、端末装置の表示器に表示される。すなわち、サーバ装置を操作するためのキー操作内容が表示器に表示される。このため、ユーザはサーバ装置を誤り無く、確実に操作することが可能になる。
【0011】
また本発明においては、前記サーバ装置は、前記第1記憶手段に記憶されるデータテーブルを、例えば主装置の起動時に主装置に送信して前記第2記憶手段に記憶させる送信制御手段(例えばダウンロード処理部)を備える。
【0012】
すなわち、サーバ装置の機能がアップグレードされた場合、それに応じて操作内容が追加または変更されるため、データテーブルが更新される。更新されたデータテーブルはサーバ装置からダウンロードされるかたちで主装置に記憶される。このためサーバ装置をアップグレードするにあたり、操作キーの操作手順を端末装置ごとに再設定したりするなどの、大掛かりなシステム変更を行わずに済む。従って拡張性の高いボタン電話システムを提供できる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係わるボイスメールシステムの構成を示すシステム図である。このシステムは、表示器とソフトキーとを有する複数のボタン電話機11〜1nを、内線としての通話回線60を介して収容する主装置20と、この主装置20に接続されるボイスメールサーバ30とを備える。主装置20とボイスメールサーバ30とは、通話回線60と、双方向のデータ通信回線とを介して互いに接続される。データ通信回線は、RS232Cなどのシリアル回線やLAN(Local Area Network)などを含む。
【0014】
図2は、図1に示される主装置20およびボイスメールサーバ30の構成を示すブロック図である。図2において主装置20は、各ボタン電話機を収容するボタン電話機インタフェース(I/F)部21と、通話回線60に接続される標準電話機インタフェース(I/F)部22と、シリアル回線70に接続されるシリアルインタフェース(I/F)部23と、LAN80に接続されるLANインタフェース(I/F)部24と、制御部25と、記憶部26とを備える。このうち記憶部26の所定の記憶領域には、ソフトキーテンプレートSTと、データテンプレートDTとが記憶されている。
【0015】
ボイスメールサーバ30は、通話回線60に接続される標準電話機I/F部31と、シリアル回線70に接続されるシリアルI/F部32と、LAN80に接続されるLANI/F部33と、制御部34と、記憶部35とを備える。このうち記憶部35には、主装置20の記憶部26に記憶されているのと同様のソフトキーテンプレートSTと、データテンプレートDTとが、所定の記憶領域に記憶されている。
【0016】
図3は、ソフトキーテンプレートSTを示す模式図である。ソフトキーテンプレートSTは、ボタン電話機のソフトキー(Key1,Key2,Key3)に表示されるプロンプト(PLAY,SEND,MOREなど)を、各テンプレートを区別するための番号#21,#22,〜ごとに対応付けたテーブルである。
【0017】
図4は、データテンプレートDTを示す模式図である。データテンプレートDTは、ボタン電話機の表示器に表示される表示メッセージ(ENTER YOUR CODE?など)を、各テンプレートを区別するための番号#01,#02,〜ごとに対応付けたテーブルである。本明細書では、上記プロンプトおよび表示メッセージを総称して、ガイダンスメッセージと称する。
【0018】
なお、本実施形態においては、ソフトキーテンプレートSTおよびデータテンプレートDTに、キャラクタベース(すなわち文字で表示される形式)のデータが格納されるとする。これは、本実施形態におけるボタン電話機11〜1nに、表示器が備えられていることによる。仮に表示器を備えていないボタン電話機がシステム内に混在する場合には、各テンプレートに、音声ベース(すなわちユーザが音声として聴取可能な形式)のデータを格納するようにしても良い。
【0019】
ところで、図2に示される主装置20の制御部25は、各ボタン電話機との通信制御およびボイスメールサーバ30との通信制御に関わる諸機能に加え、変換処理部25aと、中継処理部25bとを備える。変換処理部25aは、ボイスメールサーバ30から送出されたコード情報を、テンプレート番号に対応するプロンプトまたは表示メッセージに変換する。すなわち変換処理部25aは、テンプレート番号を、表示器に表示すべきガイダンスメッセージに変換する。その際、変換処理部25aは、ソフトキーテンプレートSTおよびデータテンプレートDTを参照する。
【0020】
また変換処理部25aは、ボタン電話機においてなされたキー操作の内容を、テンプレート番号に対応するコード情報に変換する。ここでも、ソフトキーテンプレートSTおよびデータテンプレートDTが参照される。
【0021】
ここで、コード情報とは、シリアル回線70やLAN80を介して主装置20とボイスメールサーバ30との間で授受されるデータの形式を意味する。両装置間の通信プロトコルには、例えばSMDI(Simplified Message Desk Interface)やその高機能バージョンなどが使用される。
【0022】
中継処理部25bは、変換処理部25aにより生成されたプロンプトまたは表示メッセージを、その宛先となるボタン電話機に通知する。また中継処理部25bは、変換処理部25aにより生成されたコード情報を、ボイスメールサーバ30に通知する。
【0023】
一方、ボイスメールサーバ30の制御部34は、種々の制御機能に加えてサービス提供処理部34aと、変換処理部34bと、コード送出処理部34cと、ダウンロード処理部34dとを備える。サービス提供処理部34aは、主装置20から通知されたコード情報に対応するキー操作内容を、ソフトキーテンプレートSTおよびデータテンプレートDTを参照して解釈し、当該キー操作内容に対応するサービスをボタン電話機のユーザに提供する。ここでいうサービスとは、例えばボイスメールの聴取や消去など、ボイスメールサービスに付随する種々の機能群を意味する。またサービス提供処理部34aは、ボタン電話機にサービスを提供するにあたり、状況に応じて必要となるプロンプトやガイダンスメッセージを選択する。
【0024】
変換処理部34bは、サービス提供処理部34aが選択したプロンプトやガイダンスメッセージを、データテンプレートDTを参照してコード情報に変換する。コード送出処理部34cは、変換処理部34bで生成されたコード情報を、シリアル回線70またはLAN80を介して主装置20に通知する。ダウンロード処理部34dは、主装置20が起動された場合に、記憶部35に記憶されるソフトキーテンプレートSTおよびデータテンプレートDTを主装置20にダウンロードし、記憶部26に記憶させる。
【0025】
図5は、図1に示されるボタン電話機11の構成を示すブロック図である。ボタン電話機12〜1nも同様の構成である。ボタン電話機11は、ボタン電話機インタフェース(I/F)部41と、表示器40と、制御部42と、キーパッド部43とを備える。ボタン電話機I/F部41は、通話回線60を介して主装置に接続され、ボタン電話機11と主装置20との間の情報通信のインタフェース処理を実施する。
【0026】
表示器40はLCD(Liquid Crystal Display)であり、種々のメッセージを視覚的に表示する。キーパッド部43は、ソフトキーや数字キーなどを備え、ユーザの入力操作を受け付ける。制御部42は表示制御部42aを備える。表示制御部42aは、主装置20から通知される種々の情報を表示器40に表示する。
【0027】
図6および図7は、上記構成におけるシステムの動作を説明するためのシーケンス図である。図6において、主装置20が起動されると(ステップS1)、その旨がボイスメールサーバ30に通知される。そうするとボイスメールサーバ30は、ソフトキーテンプレートSTおよびデータテンプレートDTをLAN80を介して主装置20にダウンロードし、記憶部26に記憶させる(ステップS2)。なおLAN上のプロトコルには、例えばSNMP(Simple Network Management Protocol)が使用される。
【0028】
例えば、ボタン電話機11のユーザが、ボイスメールサーバ30を操作するためにボイスメールサーバ30を呼び出したとする(ステップS3)。すると、ボタン電話機11とボイスメールサーバ30との間で呼び出し応答処理が実施されたのち、所定のコマンドまたは制御情報により、ボタン電話機11のLCD情報がボイスメールサーバ30に通知される。
【0029】
次にボイスメールサーバ30は、主装置20に向けデータ画面出力要求コマンドを送信する。このコマンドには、テンプレート番号#01がコード情報として含まれる。すなわちボイスメールサーバ30は、テンプレート#01に対応する内容をボタン電話機11の表示器40に表示する旨を要求する。
【0030】
そうすると、主装置20は、受信したコードをLCD表示データに変換し(ステップS4)、ボタン電話機11の表示器40に表示させる。テンプレート#01は“ENTER YOUR CODE?”に対応しており、従って図8(a)に示されるように、表示器40に“ENTER YOUR CODE?”メッセージが表示される(ステップS5)。このメッセージは、“あなたの暗証番号を入力して下さい”を意味する。
【0031】
ボタン電話機11のユーザはこのメッセージを読み取り、その内容に従ってボタン電話機11のダイヤルパッドからセキュリティコード(自己の暗証番号など)を入力する(ステップS6)入力された内容は、標準電話機I/F部22を介してDTMF(Dual Tone Multiple Frequency)信号によりボイスメールサーバ30に送信される。
【0032】
セキュリティコードを受信したボイスメールサーバ30は、セキュリティコードを認証し、その妥当性を判断する(ステップS7)。次にボイスメールサーバ30は、主装置20に、ソフトキー表示要求コマンドを送信する。このコマンドにはテンプレート番号#21が含まれる。
【0033】
当該コマンドを受信した主装置20は、テンプレート#21に対応するプロンプトをボタン電話機11の表示器40に表示させる(ステップS8)。ここでは、図8(b)に示される内容が表示される(ステップS9)。図8(b)においては図3のテンプレートにおける#21の(1)に対応する内容が表示されている。ここからMORE(ソフトキーKey3に対応)が押下されると、#21の(2)が表示される。このように、MOREが押下されることにより、同じテンプレート内で(1)〜(3)の表示内容がサイクリックに入れ替わる。
【0034】
図7において、PLAY(ソフトキーKey1に対応)が押下されたとする(ステップS10)。すると、主装置20はその旨を検知し、ソフトキーテンプレートSTにおける“PLAY”に対応付けられたコード番号<001>をアクション要求コマンドに変換し、このコードをボイスメールサーバ30に送出する(ステップS11)。
【0035】
このコマンドを受信したボイスメールサーバ30は、コマンド内の情報を分析し、分析結果にともなった制御を実施する。図7においてはボイスメールが記憶されていないものとする(ステップS12)。すると、ボイスメールサーバ30は、メッセージが無い旨を示すテンプレート番号#07を表示する要求を、主装置20に向け送出する。この要求を受けた主装置20は、テンプレート#07に対応するメッセージ“NO MESSAGE”(「メッセージがありません」を意味する)をボタン電話機11の表示器40に表示させる(ステップS13)。ここでは、図8(c)に示される表示内容となる。以上のようにして、以下同様の処理が継続される。
【0036】
このように本実施形態では、ボタン電話機の表示器40に表示すべきガイダンスメッセージにそれぞれ番号を付してテンプレート化した、ソフトキーテンプレートST及びデータテンプレートDTを、主装置20の記憶部26と、ボイスメールサーバ30の記憶部35とに記憶させる。そして、シリアル回線70を介して授受されるコード情報にテンプレート番号を記述し、変換処理部25aによりテンプレート番号を表示メッセージに変換して表示器40に表示させ、ボイスメールサーバ30の操作内容をボタン電話機のユーザに視覚的に通知するようにしている。
【0037】
このようにしたので、音声ガイダンスにより操作内容を通知する方式に比べ、操作内容が誤って通知される可能性を格段に低くすることができ、従って誤操作の虞の無い便利なシステムを提供できる。
【0038】
また本実施形態においては、ソフトキーテンプレートST及びデータテンプレートDTをボイスメールサーバ30から主装置20にダウンロードすることにより、両装置で同じテンプレートデータを保持できるようにしている。このためボイスメールサーバ30の機能がアップグレードされた場合でも、更新されたソフトキーテンプレートST及びデータテンプレートDTを再度主装置20にダウンロードすることで、対応可能となる。
【0039】
これらのことから、操作案内の聞き間違えによる誤操作を防止できるとともに、拡張性の向上を図ったボタン電話システムを提供することが可能となる。
【0040】
なお、本実施形態のシステムは、先に述べた特開平7−193633号に記載の方式と比較して下記の点で異なる。すなわち上記文献に記載の方式においては、データを記憶する記憶手段が音声メール装置だけに備えられているに留まり、さらに、コード情報をデータに変換する変換手段を備えていない。よって上記文献に記載の方式では、LANを介して表示データそのものが転送される。これに対し本実施形態ではコード情報を転送するようにしており、これにより本実施形態ではシリアル回線70やLAN80のトラフィックを抑圧できるなどのメリットを得られる。
【0041】
また、本発明は上記実施の形態に限定されるものではない。例えば本実施形態では、主装置20およびボイスメールサーバ30のそれぞれにソフトキーテンプレートST及びデータテンプレートDTを記憶させるようにした。また主装置20に記憶されるソフトキーテンプレートST及びデータテンプレートDTは、ボイスメールサーバ30からダウンロードされたものであるとした。これに代えて、専用のストレージ装置をシステム内に別に設け、この装置に各テンプレートを記憶させておき、このデータを主装置20およびボイスメールサーバ30にダウンロードするようにしてもよい。
また、主装置20がソフトキーテンプレートST及びデータテンプレートDTをダウンロードする契機は、起動時に限らない。
また本実施形態においては、ソフトキーテンプレートSTおよびデータテンプレートDTに、キャラクタベースのデータに加え、音声ベースのデータを格納するようにしても良い。そして、表示制御部42aの機能に、音声を出力する機能を付加するようにしてもよい。このようにすると、変換処理部25aにおいてコード情報を音声データに変換することにより、表示器を備えていないボタン電話機からは、音声による操作ガイダンスが出力されるようにできる。このようにすると、表示器を備えていないボタン電話機と、表示器を備えるボタン電話機とをシステム内に混在させることができる。このため、表示器を備えるボタン電話機を既存のシステムに付加するかたちで本実施形態にかかるシステムを構築できるため、システム導入にあたってのコストを最小限に抑えることができる。
【0042】
もちろん、表示器を備えていないボタン電話機において操作案内を表示することはできないため、聞き間違いの虞は残る。しかしながら、両テンプレートがボイスメールサーバ30から主装置20にダウンロードされるという仕組みを有する限り、本発明の別の目的である「拡張性の向上を図れる」というメリットは得ることができる。
このほか、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形実施を行うことができる。
【0043】
【発明の効果】
以上詳述したように本発明によれば、操作案内の聞き間違えによる誤操作を防止でき、拡張性の向上を図ったボタン電話システムとその主装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係わるボタン電話システムの構成を示すシステム図。
【図2】 図1に示される主装置20およびボイスメールサーバ30の構成を示すブロック図。
【図3】 図2に示されるソフトキーテンプレートSTを示す模式図。
【図4】 図2に示されるデータテンプレートDTを示す模式図。
【図5】 図1に示されるボタン電話機11〜1nの構成を示すブロック図。
【図6】 図2に示されるボタン電話システムの動作を説明するためのシーケンス図。
【図7】 図6に示されるシーケンス図の続きを示す図。
【図8】 ボタン電話機11の表示器40における表示例を示す図。
【符号の説明】
ST…ソフトキーテンプレート
DT…データテンプレート
11〜1n…ボタン電話機
20…主装置
21,41…ボタン電話機インタフェース部
22,31…標準電話機インタフェース(I/F)部
23,32…シリアルI/F部
24,33…LANI/F部
25…制御部
25a…変換処理部
25b…中継処理部
26…記憶部
30…ボイスメールサーバ
34…制御部
34a…サービス提供処理部
34b…変換処理部
34c…コード送出処理部
34d…ダウンロード処理部
35…記憶部
40…表示器
42…制御部
42a…表示制御部
43…キーパッド部
60…通話回線
70…シリアル回線
80…LAN

Claims (9)

  1. 複数の操作キーを備える端末装置と、この端末装置に内線を介して接続される主装置と、この主装置にデータ通信回線を介して接続され、前記操作キーの操作により要求されるサービスを前記端末装置に提供するサーバ装置とを具備するボタン電話システムにおいて、
    前記サーバ装置は、
    前記サービスに係わる複数のメッセージ情報をそれぞれ所定のコード情報に対応付けたデータテーブルを記憶する第1記憶手段と、
    前記端末装置から要求されるサービスに応じたメッセージ情報を選択して前記端末装置にサービスを提供するサービス提供手段と、
    このサービス提供手段で選択されたメッセージ情報を、前記第1記憶手段に記憶されるデータテーブルを参照して、対応するコード情報に変換する第1変換手段と、
    この第1変換手段で得られるコード情報を前記データ通信回線を介して前記主装置に通知する第1通知手段とを備え、
    前記主装置は、
    前記データテーブルを記憶する第2記憶手段と、
    第2変換手段と、
    第2通知手段とを備え、
    前記第2変換手段は、
    前記サーバ装置から通知されるコード情報を前記第2記憶手段に記憶されるデータテーブルを参照して対応するメッセージ情報に変換し、
    前記端末装置に通知されたメッセージ情報に基づいて当該端末装置においてなされたキー操作内容を、前記第2記憶手段に記憶されるデータテーブルを参照して対応するコード情報に変換し、
    前記第2通知手段は、
    前記第2変換手段で得られるメッセージ情報を前記内線を介して前記端末装置に通知し、
    前記第2変換手段で得られるコード情報を前記データ通信回線を介して前記サーバ装置に通知し、
    前記サービス提供手段は、
    前記第1記憶手段に記憶されるデータテーブルを参照して前記第2通知手段から通知されたコード情報に対応するサービス内容を解釈し、その内容に応じたサービスを前記端末装置に提供することを特徴とするボタン電話システム。
  2. 前記端末装置は、
    表示器と、
    前記主装置から通知されるメッセージ情報を前記表示器に表示する出力制御手段を備えることを特徴とする請求項1に記載のボタン電話システム。
  3. 前記出力制御手段は、
    前記主装置から通知されるメッセージ情報を音声情報として出力することを特徴とする請求項2に記載のボタン電話システム。
  4. 前記サーバ装置は、前記第1記憶手段に記憶されるデータテーブルを前記主装置に送信して前記第2記憶手段に記憶させる送信制御手段を備えることを特徴とする請求項1に記載のボタン電話システム。
  5. 前記送信制御手段は、前記第1記憶手段に記憶されるデータテーブルを前記主装置の起動時に当該主装置に送信することを特徴とする請求項4に記載のボタン電話システム。
  6. 前記複数のメッセージ情報のうち少なくとも一つは、前記操作キーの操作ガイダンス情報を含むことを特徴とする請求項1に記載のボタン電話システム。
  7. 前記複数の操作キーのうち少なくとも一つは、当該キーに対応付けて前記表示器に表示されるメッセージによりその操作内容が可変設定されるソフトキーであ り、
    前記データテーブルは、前記ソフトキーに設定される複数の操作内容をそれぞれ所定のコード情報に対応付けたソフトキーテンプレートデータを含むことを特徴とする請求項1に記載のボタン電話システム。
  8. 前記サーバ装置は、前記端末装置に対してボイスメールサービスを提供するボイスメールサーバであることを特徴とする請求項1に記載のボタン電話システム。
  9. 複数の操作キーを備える端末装置と、この端末装置に内線を介して接続される主装置と、この主装置にデータ通信回線を介して接続され、前記操作キーの操作により要求されるサービスを前記端末装置に提供するサーバ装置とを具備するボタン電話システムで、前記サーバ装置は、前記サービスに係わる複数のメッセージ情報をそれぞれ所定のコード情報に対応付けたデータテーブルを記憶する第1記憶手段と、前記端末装置から要求されるサービスに応じたメッセージ情報を選択して前記端末装置にサービスを提供するサービス提供手段と、このサービス提供手段で選択されたメッセージ情報を、前記第1記憶手段に記憶されるデータテーブルを参照して、対応するコード情報に変換する第1変換手段と、この第1変換手段で得られるコード情報を前記データ通信回線を介して前記主装置に通知する第1通知手段とを備えるボタン電話システムに備えられる前記主装置であって、
    前記データテーブルを記憶する第2記憶手段と、
    第2変換手段と、
    第2通知手段とを備え、
    前記第2変換手段は、
    前記サーバ装置から通知されるコード情報を前記第2記憶手段に記憶されるデータテーブルを参照して対応するメッセージ情報に変換し、
    前記端末装置に通知されたメッセージ情報に基づいて当該端末装置においてなされたキー操作内容を、前記第2記憶手段に記憶されるデータテーブルを参照して対応するコード情報に変換し、
    前記第2通知手段は、
    前記第2変換手段で得られるメッセージ情報を前記内線を介して前記端末装置に通知し、
    前記第2変換手段で得られるコード情報を前記データ通信回線を介して前記サーバ装置に通知することを特徴とする主装置。
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