JP2004357138A - 通信方法、通信アプリケーション、及び移動体端末装置 - Google Patents
通信方法、通信アプリケーション、及び移動体端末装置 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】通信アプリケーション33が携帯電話の利用者の指令に従って、携帯電話の表示部に通信アプリケーション33が有する識別番号帳を表示する等により、利用者が発信先識別番号を選択できるようにする。この後、利用者が発信先識別番号を選択すると、通信アプリケーション33が、利用者によって選択された発信先識別番号に関する情報をパラメータとして基本処理部に対して発信要求を行う。この発信要求を受けとった基本処理部31が、発信要求に応答して、通信処理資源に発信を実行させる。そして、基本処理部31が、発信実行の結果を通信アプリケーション33へ通知する。
【選択図】 図6
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、通信方法、通信アプリケーション、及び移動体端末装置に係り、より詳しくは、移動体端末装置において利用される通信方法、通信処理資源を管理する基本処理部を備える移動体端末装置に搭載される通信アプリケーション、及びその通信アプリケーションが搭載された移動体端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、携帯電話等の移動体端末装置が広く普及している。こうした移動体端末装置においては、電話番号を移動体端末装置内の電話番号帳にあらかじめ登録しておき、通話のための発信を行う際に、その電話番号帳を開いて登録された電話番号を指定するという利用方法が一般に行われている。また、メールアドレスについても、移動体端末装置内のメールアドレス帳にあらかじめ登録しておき、メール送信(発信)時、そのメールアドレス帳を開いて登録されたメールアドレスを指定して送信を行うという利用方法が一般に行われている。ここで、移動体端末装置内の電話番号帳やメールアドレス帳(以下、総称する場合には、「識別番号帳」と呼ぶ)は一種の通信処理資源であることから、移動体端末装置の必須機能である通信処理を管理するソフトウエアである基本処理部によって管理されている。
【0003】
電話番号又はメールアドレス(以下、総称する場合には、「識別番号」と呼ぶ)の識別番号帳への登録の方法としては、次の2通りの方法が用いられている。第1の方法は、利用者が移動体端末装置の入力キーを操作して、手動で識別番号とその識別番号に関連する情報(所有者名等)を入力する方法である。また、第2の方法は、パーソナルコンピュータ等を用いて入力して作成した識別番号帳ファイルを、シリアル通信等で移動体端末装置にダウンロードする方法である。
【0004】
また、携帯電話等の移動体端末装置においては、オブジェクト指向言語(例えば、JAVA(登録商標))等を用いて作成されたゲーム、音楽等のアプリケーションを利用者が、基地局を介してサーバ等からダウンロードして、楽しむということが行われている。こうしたアプリケーションも移動体端末装置において実行されるソフトウエアであるが、利用者がそのアプリケーションを介して、通話をしたり、メールを作成、送受信及び表示させたりすることは行われていない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述した識別番号の識別番号帳への登録の方法の内、第1の方法では、多数の識別番号を登録する場合、移動体端末装置の入力キーを操作する登録用入力に多くの労力を要し、利用者にとって負担となっていた。また、第2の方法でも、操作するキーがパーソナルコンピュータの入力キーとなるだけで、登録用入力に多くの労力を要し、利用者にとって負担となっていた。
【0006】
また、従来の識別番号帳では、それを表示する表示手法等が、大多数の一般的な利用者を対象としたものであるため、特定の用途に最適化するということができなかった。すなわち、識別番号帳の識別番号が、例えば特定の組織(例えば会社組織)に属する場合等において、最適化した表示手法を提供するものではなかった。このため、通話先の電話番号や送信先のメールアドレスの検索が、利用者にとって面倒に感じる事態がしばしば発生していた。
【0007】
本発明は、上記の事情を鑑みてなされたものであり、移動体端末装置の利用者にとって、簡単にかつ迅速に通話やメール送信の際における発信操作を行うことを可能にする通信方法を提供することを目的とする。
【0008】
また、本発明は、移動体端末装置の利用者にとって、簡単にかつ迅速に通話やメール送信の際における発信操作を行うことができる通信アプリケーションを提供することを目的とする。
【0009】
また、本発明は、利用者にとって、簡単にかつ迅速に通話やメール送信の際における発信操作を行うことができる移動体端末装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の通信方法は、通信処理資源を管理する基本処理部を備えた移動体端末装置において使用される通信方法であって、前記移動体端末装置に搭載されたアプリケーションが、前記アプリケーションが有する識別番号帳から前記移動体端末装置の利用者によって選択された発信先識別番号に関する情報をパラメータとして、前記基本処理部に対して発信要求を行う発信要求工程と;前記基本処理部が、前記発信要求に応答して、前記通信処理資源に発信を実行させる発信実行工程と;前記発信実行工程における発信結果を前記アプリケーションへ通知する結果通知工程と;を備える通信方法である。
【0011】
この通信方法では、発信要求工程に先立って、例えば、アプリケーションが移動体端末装置の利用者の指令に従って、移動体端末装置の表示部にアプリケーションが有する識別番号帳を表示する等により、利用者が発信先識別番号を選択できるようにする。この後、利用者が発信先識別番号を選択した後に発信指令を行うと、発信要求工程において、アプリケーションが、利用者によって選択された発信先識別番号に関する情報をパラメータとして基本処理部に対して発信要求を行う。この発信要求を受けとった基本処理部が、発信実行工程において、発信要求に応答して、通信処理資源に発信を実行させる。そして、結果通知工程において、基本処理部が、発信実行の結果をアプリケーションへ通知する。
【0012】
ここで、アプリケーションが有する識別番号帳は、基本処理部が管理する識別番号帳とは別のものであり、基本処理部に関連する制約を考慮せず、任意に作成できるものである。すなわち、アプリケーションの作成者が、アプリケーションの利用者と想定される者にとって使用しやすい形式や構造で作成することができるものである。
【0013】
また、アプリケーションが有する識別番号帳には、アプリケーションの作成の際に、アプリケーションの利用者と想定される者にとって提供したい識別番号及びその関連情報を登録しておくことができる。そして、アプリケーションが有する識別番号帳の形式や構造に合わせた表示を行うように、アプリケーションを作成することができる。
【0014】
こうしたアプリケーションは、移動体端末装置にプレインストールしたり、ダウンロード可能としたりすることができる。かかるプレインストールやダウンロードにより当該アプリケーションが利用者に提供されると、利用者による識別番号及びその関連情報の登録作業を大幅に削減させることができるようになる。
【0015】
すなわち、本発明の通信方法では、移動体端末装置の利用者にとって必要であると想定される電話番号やメールアドレスといった識別番号が既に登録され、かつ、利用者にとって利用しやすい形式や構造を有する識別番号帳を有するアプリケーションを使用して、通話のための発信やメール送信を行うことができる。したがって、本発明の通信方法によれば、簡単にかつ迅速に通話やメール送信の際における発信操作を行うことができるようになる。
【0016】
本発明の通信方法では、前記基本処理部が管理する着信履歴の情報に基づいて、前記識別番号帳の情報を更新する更新工程を更に備えることとすることができる。ここで、「情報を更新する」とは情報の追加及び変更を意味として含む語句であり、本明細書ではこのような意味でこの語句を用いる。この場合には、更新工程において、基本処理部が管理する通話着信及びメール着信の発信元の情報を含む着信履歴に基づいて、識別番号帳の情報を、利用者の指示に従って更新する。このため、アプリケーションの提供後の各時点における最新の情報に基づいて、識別番号帳の内容を変更して充実させることができる。
【0017】
また、本発明の通信方法では、前記識別番号帳は識別番号として電話番号とメールアドレスの少なくとも一方を含むこととすることができる。すなわち、識別番号は電話番号であってもメールアドレスであってもよく、また、電話番号とメールアドレスが混在あるいは電話番号とメールアドレスが対になっていてもよい。
【0018】
本発明の通信方法では、前記識別番号帳は特定の組織に属する複数の識別番号を含むこととすることができる。この場合には、特定の会社等といった特定の組織に属する様々な人にしばしば電話をしたり、メールを送ったりすることが必要な移動体端末装置の利用者が、簡単にかつ迅速に通話やメール送信の際における発信操作を行うことができるようになる。
【0019】
本発明の通信アプリケーションは、制御用コンピュータと、通信処理資源を管理する基本処理部とを備える移動体端末装置において利用される通信アプリケーションであって、所定のフォーマットで複数の識別番号を含む情報が記述された識別番号部と;前記識別番号部の情報から前記移動体端末装置の利用者によって選択された発信先識別番号に関する情報をパラメータとして前記基本処理部への発信要求を、前記制御用コンピュータに実行させるための第1コードを含むコード部と;を備える通信アプリケーションである。
【0020】
この通信アプリケーションでは、利用者が、識別番号部に記述された情報の中から発信先識別番号を選択すると、コード部に含まれる第1コードで表された1組のインストラクションが制御用コンピュータによって実行される。この結果、通信アプリケーションから、識別番号部の情報から前記移動体端末装置の利用者によって選択された発信先識別番号に関する情報をパラメータとして、基本処理部に対する発信要求が発行される。
【0021】
すわわち、本発明の通信アプリケーションによれば、上述した本発明の通信方法における発信要求工程を実現することができる。このため、本発明の通信アプリケーションと基本処理部とが連携をとることにより、本発明の通信方法を実施することができる。したがって、本発明の通信アプリケーションを用いることにより、簡単にかつ迅速に通話やメール送信の際における発信操作を行うことが可能となる。
【0022】
本発明の通信アプリケーションでは、前記識別番号部が、識別番号と当該識別番号に関連する情報により構成される複数の識別番号情報を保持するとともに、前記コード部が、利用者の指示に基づいて前記識別番号部の識別番号情報の更新を、前記制御用コンピュータに実行させるための第2コードを更に含むこととすることができる。この場合には、第2コードで表される1組のインストラクションが制御用コンピュータにより実行されることにより、基本処理部が管理する通話着信及びメール着信の発信元の情報を含む着信履歴に基づいて、識別番号帳の情報を、利用者の指示に従って更新することができる。
【0023】
本発明の移動体端末装置は、通信処理資源の管理を行う基本処理部と;本発明の通信アプリケーションと;を備える移動体端末装置である。この移動体端末装置では、基本処理部と本発明の通信アプリケーションとが連携をとって本発明の通信方法を実施することができる。したがって、本発明の移動体端末装置によれば、簡単にかつ迅速に通話やメール送信の際における発信操作を行うことができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を、図1〜図11を参照しつつ説明する。
【0025】
図1及び図2には、一実施形態に係る通信方法及び通信アプリケーションが使用される移動体端末装置(以下、携帯電話とも呼ぶ)10の構成が概略的に示されている。ここで、図1(A)には、携帯電話10の外観の正面図が示され、図1(B)には、携帯電話10の外観の裏面図が示されている。また、図2には、携帯電話10の機能ブロック構成が示されている。
【0026】
図1及び図2において総合的に示されるように、携帯電話10は、(a)制御部21、送受信部22及び記憶装置23を備える携帯電話本体11と、(b)電話番号を制御部21へ入力するためのテンキー、及び、動作モードの切替等の各種指令を制御部21へ入力するためのファンクションキーを有する操作部12と、(c)制御部21による指令に応じて、操作案内、動作状況、受信メッセージ等を表示する液晶表示装置を有する表示部13とを備えている。また、携帯電話10は、(d)通話時に通信相手から送られてきた音声信号を再生する通話用スピーカ14と、通話時に音声を入力するためのマイクロフォン15と、(e)制御部21による指令に応じて、着信音や案内音を発生するための案内用スピーカ16とを備えている。更に、携帯電話10は、(f)送受信部22と接続され、基地局との間で無線信号を授受するためのアンテナ17とを備えている。
【0027】
上記の制御部21は、中央処理装置(CPU)、デジタル信号処理装置(DSP)等を備えており、一般的な携帯電話機能を実現するために、様々なデータ処理を行うとともに、上述した他の構成要素の動作制御を行うようになっている。この制御部21において実行されるプログラム等のソフトウエアの構成は、図3に示されるようになっている。
【0028】
すなわち、制御部21におけるソフトウエアは、(i)携帯電話としての基本機能である通話機能及びメール機能を実現するとともに、上述した各種のハードウエア資源の制御を行う基本処理部31と、(ii)ゲーム等の様々なコンテンツを利用者に提供するためのアプリケーション33と、(iii)基本処理部31とアプリケーション33との間に位置し、アプリケーション33の実行環境を提供する実行環境部32とから構成されている。なお、基本処理部31及び実行環境部32は、携帯電話10の出荷時から携帯電話に実装されている。一方、アプリケーション33は、出荷前にプレインストールされることもあるが、一般には、利用者による操作部12の操作によって、この移動体端末装置が係わるネットワークにおいて各種の管理及びサービスを行うサーバから送受信部22等を介してダウンロードされた後に実装される。
【0029】
基本処理部31と実行環境部32との間では、アプリケーション33に関連して、要求、応答、イベント発生等の情報が適宜やり取りされるようになっている。また、実行環境部32とアプリケーション33との間では、アプリケーション33からの各種の要求が実行環境部32に通知されるとともに、実行環境部32から応答やイベント発生が通知されるようになっている。すなわち、実行環境部32は、アプリケーション33と基本処理部31間のコマンド変換、アプリケーション33の管理等のアプリケーション実行のためのソフトウエア資源を提供する一組のプログラムである。
【0030】
なお、以下の説明においては、アプリケーション33は本発明の通信アプリケーションであるものとする。通信アプリケーション33もゲーム等のアプリケーション同様、利用者による操作部12の操作によって、この移動体端末装置が係わるネットワークにおいて各種の管理及びサービスを行うサーバから送受信部22等を介してダウンロードされ実装される。ここで、通信アプリケーション33が保持する識別番号帳(電話番号帳及びメールアドレス帳)情報は機密情報である。このため、機密情報の流出を防ぐ観点から、ダウンロード時、例えば利用者のアカウント名とパスワードを用いた認証が行われるようになっている。この時、サーバに登録されたこの通信アプリケーションに対するアクセスが許された一群のアカウント名とパスワードの中に、利用者が入力したアカウント名とパスワードと一致するものがなければ、アクセスが拒否され、この通信アプリケーションをダウンロードできないこととなる。
【0031】
この通信アプリケーション33におけるファイル構造は、図4に示されるようになっている。すなわち、通信アプリケーション33は、(i)アプリケーション名(アプリケーションファイルの名前)、サイズ、及び後述するコード部の開始アドレス等のファイルに関連する情報が記述されたヘッダー部40と、(ii)携帯電話10が備える制御用コンピュータによって実行されるインストラクションコードが記述されたコード部41と、(iii)所定のフォーマットで複数の識別番号が記述された識別番号部42から構成されている。
【0032】
次に、以上のように構成された携帯電話10における、通信アプリケーション33と基本処理部31とが連携をとって行う識別番号指定発信処理としての通話処理及びメール送信処理、並びに識別番号部42の更新処理について説明する。
【0033】
前提として、通信アプリケーション33は、既にダウンロードされているものとする。また、ダウンロード時の通信アプリケーション33内における識別番号部42には、ある特定の会社(以下、「A社」と呼ぶ)組織に属する人に対応する識別番号(電話番号及びメールアドレス)がその組織内の部署毎にまとめられた形式で登録されているものとする。より詳しくは、識別番号部42内では、A社における組織構成に応じて、例えばA社にどのような部があるかという部リスト、各部にどのような課(グループ)があるかという課(グループ)リスト、及び課(グループ)にどのような人がいるかという人員リストがツリー状の階層的データ構成で、A社に所属する人それぞれに対応する識別番号(電話番号及びメールアドレス)がまとめられているものとする。
【0034】
まず、通話処理について説明する。この通話処理に先立って、利用者の指令に従って、通信アプリケーション33が、識別番号部42の情報に基づいて識別番号帳を表示部13に表示する。図5には、識別番号帳の内容の本実施形態における表示例が示されている。この表示例では、図5(A)にはA社における部リスト、図5(B)には図5(A)における開発部内の課(グループ)リスト、図5(C)には図5(B)における開発Aグループ内の人員リストが示されている。
【0035】
そして、図5(A)の表示がされた状態における部の選択に始まって、図5(B)の表示がされた状態における課(グループ)の選択、及び図5(C)の表示がされた状態における人の選択を経て、図5(D)に示されるような、選択された人と通話するのか、その人にメールを送信するのかを選択する画面が、表示部13に表示される。そして、図5(D)の表示がされた状態で、電話番号を選択すると、通信アプリケーション33は、図6に示されるシーケンスに従って行われる通話処理が開始される。なお、図6は、縦軸を時間軸とするシーケンス(時系列)図である。また、図5(A)〜(D)において「戻る」を選択すると、それぞれ1つ前の画面に戻ることができ、「選択」をやり直すことが可能である。
【0036】
この通話処理では、図6に示されるように、まず、通信アプリケーション33が、実行環境部32に対して、発信先電話番号をパラメータとして発信要求を行う。次に、この発信要求を受けとった実行環境部32は、前記電話番号をパラメータとして、基本処理部31に対応するコマンド形式に変換された、発信要求を基本処理部31に対して行う。
【0037】
この発信要求を受けとった基本処理部31は電話番号データのフォーマットチェックを行い、発信画面を表示し、利用者により通話ボタンが押されるのを待つとともに、通信アプリケーション33からの要求をブロックするブロック状態となる。この発信画面の表示例が図7に示されている。図7に示されるような発信画面が表示されている状態で、利用者により通話ボタンが押されると、携帯電話10が通信圏内にあるか等の通信可能性をチェックする。通信が可能である場合は、発信先の呼び出しが行われた後、通話が開始される。
【0038】
そして、利用者が通信圏外に移動するか、図7に示されるような発信画面が表示されている状態で、利用者によって終話ボタンが押されると、基本処理部31は通話を終了するとともに、通話終了を実行環境部32に通知する。この通話終了通知を受けとった実行環境部32は、その旨を通信アプリケーション33へ通知する。なお、上記電話番号データのフォーマットチェックでフォーマットエラーが発生したり、上記通信可能性のチェックで通信圏外等のエラーが発生したりした場合等は、それぞれ対応するエラー通知が基本処理部31から実行環境部32を介して通信アプリケーション33に通知され、通話処理を終了する。
【0039】
次に、メール送信処理について説明する。このメール送信処理に先立って、図8に示されるような、送信先アドレス、件名、メール本文及び添付ファイル指定等から構成されるメールデータが作成される。かかるメールデータにおける送信先アドレスは、上記通話処理の場合と同様にして、図5(A)、図5(B)及び図5(C)の表示がされた状態における選択を順次行って、図5(D)の表示がされた状態で、メールアドレスを選択することにより設定する。また、件名、本文等は、操作者(利用者)が操作部12を操作して設定する。
【0040】
こうして送信すべきメールデータが作成された後、操作者によりメール送信指令がなされると、図9に示されるシーケンスに従って、メール送信が行われる。なお、図9は、図6と同様に、縦軸を時間軸とするシーケンス(時系列)図である。
【0041】
かかるメール送信処理では、まず、通信アプリケーション33が、実行環境部32に対して、作成したメールデータの位置(メールデータのアドレス又はメールデータを収めたファイルへのパス)を指定したメール送信要求を通知する。このメール送信要求を受けとった実行環境部32は、基本処理部31に対して、送信確認画面の表示要求を行うとともに、通信アプリケーション33からの要求をブロックするブロック状態となる。
【0042】
送信確認画面の表示要求を受けとった基本処理部31は、表示部13に送信確認画面を表示する。この送信確認画面の表示例が図10に示されている。この送信確認画面におけるガイダンスに従って、操作者がメール送信を行うか否かの指定入力を行う。なお、図10の例では、メール送信を許可する場合には、「YES」入力が行われ、メール送信を不許可とする場合には、「NO」入力が行われるようになっている。そして、基本処理部31は、入力結果を実行環境部32へ通知する。
【0043】
この通知を受けた実行環境部32は、上述したブロック状態を解除する。そして、図10の例において「NO」入力がされたとき、すなわち、メール送信がキャンセルされたときは、実行環境部32は、その旨を通信アプリケーションに通知する。
【0044】
図10の例において「YES」入力がされたとき、すなわちメール送信が許可されたときは、図9に戻り、実行環境部32は、基本処理部31に対して、メールデータの位置を指定したメール送信要求を行う。このメール送信要求を受けとった基本処理部31は、指定されたメールデータ位置からメールデータを読み出し、メールデータのデータサイズ等の形式的な正当性、及び、携帯電話10が通信圏内にあるか等の通信可能性をチェックする。そして、メールデータが形式的に正当性であり、かつ、通信可能であった場合には、メールの送信処理を開始し、その旨を実行環境部32へ通知する。このメールの送信処理開始の旨を受けとった実行環境部は、その旨を通信アプリケーション33へ通知する。
【0045】
メールの送信処理を開始した基本処理部31は、送受信部21を制御して、送信処理を行う。そして、メールの送信が終了というイベントが発生すると、その旨を実行環境部32へ通知するとともに、送信済メールの情報を不図示のメールボックスに格納する。メール送信の終了通知を受けとった実行環境部32は、その旨を通信アプリケーション33へ通知する。なお、送信処理中に送信に関するエラーや操作者による送信中断指令がなされたというイベントが発生した場合には、基本処理部31は、送信処理を中断してメール送信が失敗した旨を実行環境部32へ通知し、この通知を受けた実行環境部32は、その旨を通信アプリケーション33へ通知する。
【0046】
次に、識別番号部42の情報としての識別番号帳における識別番号情報の、基本処理部31によって管理されている着信履歴情報に基づく更新処理について説明する。この更新処理は、図11に示されるシーケンスに従って行われる。なお、図11は、図6及び図9と同様に、縦軸を時間軸とするシーケンス図である。
【0047】
着信履歴の取得処理では、利用者による操作部12の操作によって、通信アプリケーション33に着信履歴取得指令がなされると、図11に示されるように、まず、通信アプリケーション33が、実行環境部32へ着信履歴取得要求を通知する。この着信履歴取得要求を受けとった実行環境部32は、基本処理部31に対して着信履歴取得要求を行う。
【0048】
着信履歴取得要求を受けとった基本処理部31は、要求された着信履歴データのメモリ上の位置(着信履歴データの存在するアドレス又は着信履歴データが収められているファイルへのパス)を実行環境部32へ通知する。実行環境部32は、この通知されたメモリ上の位置から着信履歴データを取得し、取得した着信履歴データを通信アプリケーション33に渡す。そして、通信アプリケーション33は、取得した着信履歴データを表示部13に表示する。
【0049】
そして、識別番号情報を識別番号帳に追加する場合は、利用者は表示された着信履歴の中から、所望の識別番号情報を操作部12の操作によって、選択し識別番号帳への追加登録を指令する。また、識別番号帳の識別番号情報を着信履歴の情報に基づいて変更する場合は、利用者は操作部12の操作によって、変更を指令する。
【0050】
この後、通信アプリケーション33は識別番号部41内の前記複数の識別番号情報と、着信履歴内の識別番号と当該識別番号に関連する情報により構成される複数の識別番号情報とを照合し、識別番号部41内の識別番号関連情報が同一で、識別番号が異なる識別番号情報の変更を行う。
【0051】
以上説明したように、本実施形態では、通信アプリケーション33が携帯電話10の利用者の指令に従って、携帯電話10の表示部13に通信アプリケーション33が有する識別番号帳を表示する等により、利用者が発信先識別番号を選択できるようにする。この後、利用者が発信先識別番号を選択すると、通信アプリケーション33が、利用者によって選択された発信先識別番号に関する情報をパラメータとして基本処理部に対して発信要求を行う。この発信要求を受けとった基本処理部31が、発信要求に応答して、通信処理資源に発信を実行させる。そして、基本処理部31が、発信実行の結果を通信アプリケーション33へ通知する。
【0052】
すなわち、本実施形態では、携帯電話10の利用者とって必要であると想定される電話番号やメールアドレスといった識別番号が利用者にとって利用しやすい形式及びデータ構成で登録・記述された識別番号帳を有する通信アプリケーション33を使用して、通話やメール送信を行うことができる。したがって、本実施形態によれば、簡単にかつ迅速に通話やメール送信の際における発信操作を行うことができる。
【0053】
また、本実施形態では、基本処理部が管理する通話着信及びメール着信の発信元の情報を含む着信履歴に基づいて、識別番号帳の情報を、利用者の指示に従って更新する。このため、アプリケーションの提供後の各時点における最新の情報に基づいて、識別番号帳の内容を変更して充実させることができる。
【0054】
また、本実施形態では、識別番号帳が特定の組織(A社)に属する複数の識別番号を含むこととしている。この場合には、A社に属する様々な人にしばしば電話をしたり、メールを送ったりすることが必要な携帯電話10の利用者が、簡単にかつ迅速に通話やメール送信の際における発信操作を行うことができるようになる。
【0055】
なお、上記の実施形態では、通信アプリケーション33内のファイル構成を、図4に示される構成としたが、他の構成であってもよい、例えば、コード部41と識別番号部42が、それぞれ分割され、相互に混在するアドレス配置となっていてもよい。
【0056】
また、上記の実施形態の通信アプリケーション33では、識別番号部42は1つの組織についての識別番号帳情報を保持する場合について説明したが、識別番号部が複数の異なる組織のそれぞれの識別番号帳情報を保持していても勿論よい。この場合、利用者の指示に従って、複数の異なる組織の中から、所望の組織についての識別番号帳が選択されることとなる。
【0057】
また、上記の実施形態の通信アプリケーション33では、識別番号をプログラムコード部と一体のファイルとしているため、基本処理部が管理する電話番号帳(メールアドレス帳)のように電話番号帳(メールアドレス帳)が別ファイルとなっている場合に比べて、識別番号情報が流出しにくいという効果もある。これは、アプリケーションは制御用コンピュータのメモリ上等ではプリントアウト、表示等に用いられ文字コードとは異なるバイナリーコードで表現されているため、プリントアウト、表示等した場合、意味のある出力が得られず、その中から識別番号を探し出すことは困難であるためである。
【0058】
また、上記の実施形態では、着信履歴情報に基づく識別番号帳の更新処理において、実行環境部32は、基本処理部31から通知されたメモリ上の位置から着信履歴データを取得し、通信アプリケーション33に渡すこととした。これに対して、着信履歴取得要求を受けとった基本処理部31は、着信履歴データそのものを実行環境部32に渡すこととし、実行環境部32は、渡された着信履歴データを通信アプリケーション33に渡すようしてもよい。または、実行環境部32は、基本処理部31から通知されたメモリ上の位置を通信アプリケーション33に通知し、通信アプリケーション33が、実行環境部32から通知されたメモリ上の位置を用いて着信履歴データを取得するようにしてもよい。
【0059】
また、上記の実施形態では、本発明を携帯電話に適用したが、携帯電話以外の移動体端末装置に本発明を適用することができるのは勿論である。
【0060】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明の通信方法によれば、移動体端末装置の利用者にとって、簡単にかつ迅速に通話やメール送信の際における発信操作を行うことを可能にすることができるという効果を奏する。
【0061】
また、本発明の通信アプリケーションによれば、移動体端末装置の基本処理部と連携をとることにより、本発明の通信方法を実施することができるので、移動体端末装置の利用者にとって、簡単にかつ迅速に通話やメール送信の際における発信操作を行うことができるという効果を奏する。
【0062】
また、本発明の移動体端末装置によれば、搭載した基本処理部と通信アプリケーションとが連携をとって本発明の通信方法を実施するので、利用者にとって、簡単にかつ迅速に通話やメール送信の際における発信操作を行うことができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る携帯電話の外観構成を概略的に示す図である。
【図2】図1の携帯電話の機能ブロック図である。
【図3】図2の制御部において実行されるプログラム等のソフトウエアの構成を説明するための図である。
【図4】図3の通信アプリケーションのファイル構造を説明するための図である。
【図5】識別番号帳の表示例を示す図面である。
【図6】通話処理における通信アプリケーションと基本処理部との連携動作を説明するためのシーケンス図である。
【図7】発信画面の表示例を示す図面である。
【図8】メールデータの構成を説明するための図面である。
【図9】メール送信処理における通信アプリケーションと基本処理部との連携動作を説明するためのシーケンス図である。
【図10】送信確認画面の表示例を示す図面である。
【図11】着信履歴取得処理における通信アプリケーションと基本処理部との連携動作を説明するためのシーケンス図である。
【符号の説明】
10…携帯電話(移動体端末装置)、11…携帯電話本体、12…操作部、13…表示部、14…通話用スピーカ、15…マイクロフォン、16…案内用スピーカ、17…アンテナ、21…制御部、22…送受信部、23…記憶装置、31…基本処理部、32…実行環境部、33…通信アプリケーション、40…ヘッダ部、41…コード部、42…識別番号部。
Claims (7)
- 通信処理資源を管理する基本処理部を備えた移動体端末装置において使用される通信方法であって、
前記移動体端末装置に搭載されたアプリケーションが、前記アプリケーションが有する識別番号帳から前記移動体端末装置の利用者によって選択された発信先識別番号に関する情報をパラメータとして、前記基本処理部に対して発信要求を行う発信要求工程と;
前記基本処理部が、前記発信要求に応答して、前記通信処理資源に発信を実行させる発信実行工程と;
前記発信実行工程における発信結果を前記アプリケーションへ通知する結果通知工程と;を備える通信方法。 - 前記基本処理部が管理する着信履歴の情報に基づいて、前記識別番号帳の情報を更新する更新工程を更に備える、ことを特徴とする請求項1に記載の通信方法。
- 前記識別番号帳は識別番号として電話番号とメールアドレスの少なくとも一方を含む、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の通信方法。
- 前記識別番号帳は特定の組織に属する複数の識別番号を含む、ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の通信方法。
- 制御用コンピュータと、通信処理資源を管理する基本処理部とを備える移動体端末装置において利用される通信アプリケーションであって、
所定のフォーマットで複数の識別番号を含む情報が記述された識別番号部と;
前記識別番号部の情報から前記移動体端末装置の利用者によって選択された発信先識別番号に関する情報をパラメータとして前記基本処理部への発信要求を、前記制御用コンピュータに実行させるための第1コードを含むコード部と;を備える通信アプリケーション。 - 前記識別番号部は識別番号と当該識別番号に関連する情報により構成される複数の識別番号情報を保持し、
前記コード部は利用者の指示に基づいて前記識別番号部の識別番号情報の更新を、前記制御用コンピュータに実行させるための第2コードを更に含む、ことを特徴とする請求項5に記載の通信アプリケーション。 - 通信処理資源の管理を行う基本処理部と;
請求項5又は6のいずれか一項に記載の通信アプリケーションと;を備える移動体端末装置。
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