JP3701327B2 - 磁気ディスク装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は磁気ディスク装置に関し、磁気ディスクに記録されたサーボ信号を検証する磁気ディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
磁気ディスク装置の記録媒体である磁気ディスクにはトラッキング用のサーボ信号が製造時に予め記録され、通常の記録再生時にはこのサーボ信号を再生して磁気ヘッドのトラッキングを行う。
【0003】
従来においては、製造時にサーボトラックライタを用いて磁気ディスクにサーボ信号を書き込み、その後、このサーボトラックライタで磁気ディスクからサーボ信号を再生して規格通りにサーボ信号が書き込まれているかどうかを検証(ベリファイ)している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来、磁気ディスクにサーボ信号を書き込んでいるサーボトラックライタはレーザ測長器等の高価な機器を有しているため非常に高価であり、サーボトラックライタの台数は限られている。
【0005】
この台数に制限があるサーボトラックライタで記録したサーボ信号の検証を行うため、検証時間が必要とされ、磁気ディスクの生産性を上げることができないという問題があった。また、サーボトラックライタには検証を行う回路が必要であるため、サーボトラックライタのコストが高くなるという問題があった。
【0006】
本発明は上記の点に鑑みなされたもので、サーボトラックライタのサーボ信号検証を不要として磁気ディスクの生産性を向上させ、かつサーボトラックライタのコストを低下させる磁気ディスク装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、予めサーボ信号が記録されている磁気ディスクに記録再生を行う磁気ディスク装置において、
上記磁気ディスクからサーボ信号を再生して規格を満たすかどうかを判定する検証手段を有し、
前記検証手段は、オントラック状態で再生されたサーボ信号のうちのトラッキング用の信号から得たポジショニング信号を低周波成分と高周波成分とに分離するフィルタ手段と、
上記低周波成分から前記磁気ディスクの偏心によるランナウトが規格を満たすかどうかを判定するランナウト判定手段と、
上記高周波成分から前記磁気ディスクの傷によるスパイクが規格を満たすかどうかを判定するスパイク判定手段と
オントラック状態で再生されたサーボ信号のうちのトラッキング用の信号のレベルから、上記サーボ信号のうちの自動利得制御用信号が規格を満たすかどうかを判定するAGC判定手段と、
再生されたサーボ信号のうちサーボ信号を識別するためのサーボマーク信号及びアドレス情報信号をパルス化するための基準レベルを可変する基準レベル可変手段と、
オフセットを付けたトラッキング状態で再生されたサーボ信号のうちのトラッキング用の信号レベルから隣接トラック間距離であるトラックピッチを換算し、上記トラックピッチが規格を満たすかどうかを判定するトラックピッチ判定手段とを有する。
【0012】
【作用】
請求項1に記載の発明においては、磁気ディスクからサーボ信号を再生して規格を満たすかどうかを判定する検証手段を有しているため、磁気ディスクにサーボ信号を記録するサーボトラックライタで、磁気ディスクに記録されたサーボ信号を検証する必要がなくなり、サーボトラックライタによる磁気ディスクの生産性が向上し、サーボトラックライタに検証回路を設ける必要がなくなり、そのコストを低減でき、オントラック状態で再生されたサーボ信号のうちのトラッキング用の信号から得たポジショニング信号を低周波成分と高周波成分とに分離するフィルタ手段と、上記低周波成分から前記磁気ディスクの偏心によるランナウトが規格を満たすかどうかを判定するランナウト判定手段と、上記高周波成分から前記磁気ディスクの傷によるスパイクが規格を満たすかどうかを判定するスパイク判定手段とを有しているため、ポジショニング信号がランナウト及びスパイク夫々の規格を満たしているかどうかを判定でき、オントラックで状態で再生されたサーボ信号のうちのトラッキング用の信号のレベルから、上記サーボ信号のうちの自動利得制御用信号が規格を満たすかどうかを判定するAGC判定手段を有するため、自動利得制御用信号が規格を満たしているかどうかを判定でき、再生されたサーボ信号のうちサーボ信号を識別するためのサーボマーク信号及びアドレス情報信号をパルス化するための基準レベルを可変する基準レベル可変手段を有するため、基準レベルを可変してサーボマーク信号及びアドレス情報が読み取れるかどうかによって、サーボマーク信号及びアドレス情報が規格を満たしているかどうかを判定でき、オフセットを付けたトラッキング状態で再生されたサーボ信号のうちのトラッキング用の信号レベルから隣接トラック間距離であるトラックピッチを換算し、上記トラックピッチが規格を満たすかどうかを判定するトラックピッチ判定手段を有するため、トラックピッチが規格を満たすかどうかを判定できる。
【0017】
【実施例】
まず、磁気ディスクについて説明するに、磁気ディスクには予めサーボトラックライタでサーボ信号が書き込まれている。この磁気ディスクはデータ面サーボ方式であり、各シリンダにはディスク1回転当り例えば72箇所にサーボ信号を記録したサーボ信号領域が設けられ、このサーボ信号領域に続いてデータを記録再生するデータ領域が設けられている。サーボ信号は図2に示す如く、リード/ライトの差を吸収するためのギャップであるリード/ライトリカバリー10aと、サーボ信号であることを識別するための所定ビットパターンのサーボマーク10bと、シリンダ番号及びセクタ番号等のアドレス情報を記録したグレイコード10cと、自動利得制御(AGC)のためのAGCフィールド10dと、トラッキング用のA,B,C,D信号10eと、タルデータを記録したパッド10fとよりなる。
【0018】
図1は本発明の磁気ディスク装置の一実施例のブロック図を示す。同図中、11は磁気ディスクであり、磁気ヘッド12によって磁気ディスク11から既記録信号が読み取り再生される。製造工程のサーボ信号検証時にはサーボ信号だけが読み取られるが、出荷後の通常使用時にはサーボ信号及びデータがこの磁気ヘッド12で読み採られ、また図示しない記録回路から書き込みデータが供給され、磁気ヘッド12により磁気ディスク11に書き込まれる。
【0019】
磁気ヘッド12で読み取られた再生信号はプリアンプ13で増幅されてAGCアンプ14に供給され、ここで利得調整されて増幅される。AGCアンプ14の出力する再生信号は低域フィルタ15で不要高周波成分を除去された後、パルス整形回路16に供給され、ここで基準レベルと比較されることによりパルス波形に整形される。パルス整形回路16から出力される再生パルス信号は端子17から図示しない復調回路に供給されると共に、サーボマーク及びグレーコード検出回路18に供給される。
【0020】
サーボマーク及びグレーコード検出回路18は再生パルス信号をサーボマーク10bの所定ビットパターンと比較して、両者が一致したときサーボマーク10bを検出する。そしてこのサーボマーク10bの検出タイミングを基準として、グレーコード10cと、A,B,C,D信号10eとの位置再生タイミングでAGCアンプ14の利得を保持させ、AGCフィールド10dでAGCアンプ14の利得を更新させる利得保持制御信号をAGCアンプ14に供給する。また、グレーコード10cの再生タイミングでグレーコード10cを取り込んでCPU20に供給する。
【0021】
また、低域フィルタ15の出力する再生信号は自動利得制御のためにAGCアンプ14にフィードバックされており、更にピークホールド回路21に供給されている。ピークホールド回路21は再生信号のA,B,C,D信号夫々のピークホールドを行い、ホールドレベルをA/Dコンバータ22に供給する。A/Dコンバータ22は上記A,B,C,D信号夫々のホールドレベルをディジタル化してCPU20に供給する。一方D/Aコンバータ23はCPU20から供給されるディジタルデータをアナログ化して基準レベルを生成し、これをパルス整形回路16に供給する。
【0022】
CPU20は磁気ディスク11を回転させるスピンドルモータの回転サーボ制御及び磁気ヘッド12を移動させるボイスコイルモータのサーボ制御を行うと共に、上位装置から供給されるコマンドに応じて磁気ディスク装置全体の動作制御を行う。
【0023】
図3はCPU20が実行するサーボ信号検証処理のフローチャートを示す。この処理は磁気ディスク11のシリンダ単位で行われる。まずステップS10でパルス整形回路16の基準レベルを50%とするディジタルデータをD/Aコンバータ23に供給する。ここで基準レベルが50%とは低域フィルタ15の出力する再生信号の最低値を0%とし、最大値を100%としたときの中央値である。
【0024】
次のステップS20ではオントラック状態でA/Dコンバータ22から供給されるA,B,C,D信号夫々のピークレベルを取り込んでCPU20内のワーク領域に書き込む。このA,B,C,D信号夫々のレベル取得は1トラック分つまり磁気ディスクの1回転分だけ行われる。
【0025】
ここで、A,B,C,D信号は、図4に示す如く、例えばトラックn,n+1,n+2夫々にオントラックしている状態ではA信号レベルとB信号レベルとのさであるポジショニング信号A−Bが零となり、またトラックn,n+1,n+2夫々のトラック境界位置でC信号レベルとD信号レベルとの差C−Dが零となるように記録されている。
【0026】
次にステップS30,S40夫々でディジタルフィルタリング処理を行い、A信号レベルからB信号レベルを減算して得たポジションニング信号A−Bがランナウト規格、スパイク規格夫々を満たしているかどうかをチェックする。ここで、オントラック状態ではポジショニング信号A−Bは零となるはずであるが、ランナウト又はスパイクが含まれることによってポジショニング信号A−Bは零から外れる。ランナウトは磁気ディスク11の偏心により生じ、磁気ディスク11の回転数が例えば4500rpmのとき周波数が100Hz以下の低周波成分である。スパイクは磁気ディスク11の傷等により生じ、周波数が100Hz以上の高周波成分である。このため、例えば遮断周波数180Hzの低域フィルタによってランナウトを取り出し、遮断周波数180Hzの高域フィルタによってスパイクを取り出すことができる。
【0027】
図5はステップS30,S40夫々で実行されるディジタルフィルタリング処理のフローチャートを示す。ここでは次式で表わされる差分方程式を用いてフィルタリングを行っている。
【0028】
n =Xn −b1・Wn-1 −b2・Wn-2 ・・・(1)
n =a0・Wn +a1・Wn-1 +a2・Wn-2 ・・・(2)
この(1),(2)式の係数b1,b2,a0,a1,a2を変更することにより、フィルタ特性つまり高域フィルタか低域フィルタか、及び遮断周波数を可変できる。
【0029】
図4のステップS41ではYn の最大値に対応するYMAX、Wn-1 に対応するW1、Wn-2 に対応するW2夫々をゼロリセットする。次にステップS42でディスク1回転分のサーボ信号領域数である72回以下のステップをルーピングする。ステップS43ではA信号のレベルであるPOSA、B信号のレベルであるPOSBをワーク領域から読み取り、ポジショニング信号A−Bのレベルに対応するXを算出する。
【0030】
ステップS44では(1),(2)式の演算を行って次のステップS45でYn に対応するYの絶対値がYMAXの絶対値以上かどうかを判別し、|Y|>|YMAX|のときにのみステップS46でYの値でYMAXを更新してステップS42に戻る。
【0031】
これによって図4の処理を終了したときYMAXにランナウト又はスパイクの最大値が格納される。ここで、オントラック位置から例えば±1.2μmトラックずれを起したとき隣接トラックに移ってオフトラックするとした場合には、サーボ系の追従特性も考慮して、図3のステップS30ではYMAXに格納されたランナウトの最大値がトラックずれ±3.6μmの範囲内に相当すればランナウト規格を満たしていると判定し、この範囲外に相当すれば規格外と判定する。また、ステップS40ではトラックずれ±0.66μmの範囲内に相当すればスパイク規格を満たしていると判定し、この範囲外に相当すれば規格外と判定する。
【0032】
図3に戻って説明するに、ステップS50ではAGCフィールド10dが規格を満たしているかどうかをチェックする。ここでは各サーボ信号のA信号レベル及びB信号レベル夫々が所定レベル(例えば2V程度)以下であるかどうかを判定する。AGCフィールド10dが正常に記録されていればこのAGCフィールドで更新された利得により、A信号、B信号夫々のレベルは例えば1V程度である。しかしAGCフィールド10dにミッシング等異常があり、その再生レベルが60%程度に低下すると、AGCアンプ14の利得が増大してA信号、B信号夫々のレベルが所定レベルを越えてしまう。これを利用してA信号、B信号レベルが所定値を越えるとAGCフィールド10dにミッシングがあり、規格外と判定する。
【0033】
次にステップS60ではC信号、D信号が規格を満たしているかどうかをチェックする。オントラック状態の偶数トラック(図4のトラックn,n+2)ではC信号レベルが小さく、D信号レベルが大きいので、A信号レベルとB信号レベルとの和を基準レベルとして、C信号レベルが基準レベルの例えば0.35倍以上では湧き出し等の以上があるとし、D信号レベルが基準レベルの例えば0.65倍以下ではミッシング等の異常があるとして規格外と判定する。
【0034】
オントラック状態の奇数トラック(図4のトラックn+1)ではC信号レベルが大きく、D信号レベルが小さいので、C信号レベルが上記基準レベルの0.65倍以下ではミッシング等の異常があるとし、D信号レベルが基準レベルの0.35倍以上では湧き出し等の異常があるとして規格外と判定する。
【0035】
次にステップS70〜S90でスペーシング規格を満たしているかどうかをチェックする。ステップS70ではC信号、D信号を用いて+1/4トラックオフセットしてトラッキングを行い、各サーボ信号のA信号レベル、B信号レベル夫々を取り込み、ポジショニング信号A−Bの絶対値を算出してワーク領域に格納する。更にステップS80でC信号、D信号を用いて−1/4トラックオフセットしてトラッキングを行い、各サーボ信号のA信号レベル、B信号レベル夫々を取り込み、ポジショニング信号A−Bの絶対値を算出してワーク領域に格納する。
【0036】
この後、ステップS90では各サーボ信号のステップS70,S80で夫々で求めたポジショニング信号A−Bの絶対値の加算値を距離に換算する。この換算は所定の係数を乗算することによって行い、この換算距離が1/2トラック幅の基準範囲にあるかどうか比較し、上記加算値が基準範囲外のとき規格外と判定する。
【0037】
ステップS100〜S130ではサーボマーク10b及びグレーコード10cが規格を満たしているかどうかをチェックする。ステップS100ではオントラック状態でパルス整形回路16の基準レベルを(50+X)%(Xは例えば10)とするディジタルデータをD/Aコンバータ23に供給する。ステップS110ではこの状態でサーボマーク10b又はグレーコード10cをサーボマーク及びグレーコード検出回路16で検出できなけれは規格外と判定する。
【0038】
ステップS120ではオントラック状態でパルス整形回路16の基準レベルを(50−X)%(Xは例えば10)とするディジタルデータをD/Aコンバータ23に供給する。ステップS130ではこの状態でサーボマーク10b又はグレーコード10cをサーボマーク及びグレーコード検出回路16で検出できなけれは規格外と判定する。
【0039】
このようにして、磁気ディスク装置においてサーボ信号の検証を行うため、サーボトラックライタではサーボ信号の検証を行う必要がなくなる。このため、サーボトラックライタにおけるサーボ信号の検証時間が不要となり、磁気ディスクの生産性が大幅に向上する。またサーボトラックライタに検証を行なう回路を設ける必要がないため、そのコストが低減される。
【0040】
一方、磁気ディスク装置ではサーボ信号の検証をCPU20内のソフトウェアで行っており、ピークホールド回路、A/Dコンバータ、D/Aコンバータは本来のサーボ制御(速度制御、位置制御)に使用しているものを流用するため、磁気ディスク装置のコストアップは全くない。
【0041】
なお、上記実施例ではデータ面サーボ方式の磁気ディスクを例にとって説明したが、複数面の磁気ディスクのうちの1面をサーボ面とするサーボ面サーボ方式の磁気ディスクにおいても適用でき、上記実施例に限定されない。
【0042】
【発明の効果】
上述の如く、請求項1に記載の発明によれば、磁気ディスクからサーボ信号を再生して規格を満たすかどうかを判定する検証手段を有しているため、磁気ディスクにサーボ信号を記録するサーボトラックライタで、磁気ディスクに記録されたサーボ信号を検証する必要がなくなり、サーボトラックライタによる磁気ディスクの生産性が向上し、サーボトラックライタに検証回路を設ける必要がなくなり、そのコストを低減でき、オントラック状態で再生されたサーボ信号のうちのトラッキング用の信号から得たポジショニング信号を低周波成分と高周波成分とに分離するフィルタ手段と、上記低周波成分から前記磁気ディスクの偏心によるランナウトが規格を満たすかどうかを判定するランナウト判定手段と、上記高周波成分から前記磁気ディスクの傷によるスパイクが規格を満たすかどうかを判定するスパイク判定手段とを有しているため、ポジショニング信号がランナウト及びスパイク夫々の規格を満たしているかどうかを判定でき、オントラックで状態で再生されたサーボ信号のうちのトラッキング用の信号のレベルから、上記サーボ信号のうちの自動利得制御用信号が規格を満たすかどうかを判定するAGC判定手段を有するため、自動利得制御用信号が規格を満たしているかどうかを判定でき、再生されたサーボ信号のうちサーボ信号を識別するためのサーボマーク信号及びアドレス情報信号をパルス化するための基準レベルを可変する基準レベル可変手段を有するため、基準レベルを可変してサーボマーク信号及びアドレス情報が読み取れるかどうかによって、サーボマーク信号及びアドレス情報が規格を満たしているかどうかを判定でき、オフセットを付けたトラッキング状態で再生されたサーボ信号のうちのトラッキング用の信号レベルから隣接トラック間距離であるトラックピッチを換算し、上記トラックピッチが規格を満たすかどうかを判定するトラックピッチ判定手段を有するため、トラックピッチが規格を満たすかどうかを判定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置のブロック図である。
【図2】サーボ信号を説明するための図である。
【図3】サーボ信号検証処理のフローチャートである。
【図4】ポジショニング信号を説明するための図である。
【図5】ディジタルフィルタリング処理のフローチャートである。
【符号の説明】
11 磁気ディスク
12 磁気ヘッド
13 プリアンプ
14 AGCアンプ
15 低域フィルタ
16 パルス整形回路
18 サーボマーク及びグレーコード検出回路
20 CPU
21 ピークホールド回路
22 A/Dコンバータ
23 D/Aコンバータ

Claims (1)

  1. 予めサーボ信号が記録されている磁気ディスクに記録再生を行う磁気ディスク装置において、
    上記磁気ディスクからサーボ信号を再生して規格を満たすかどうかを判定する検証手段を有し、
    前記検証手段は、オントラック状態で再生されたサーボ信号のうちのトラッキング用の信号から得たポジショニング信号を低周波成分と高周波成分とに分離するフィルタ手段と、
    上記低周波成分から前記磁気ディスクの偏心によるランナウトが規格を満たすかどうかを判定するランナウト判定手段と、
    上記高周波成分から前記磁気ディスクの傷によるスパイクが規格を満たすかどうかを判定するスパイク判定手段と
    オントラック状態で再生されたサーボ信号のうちのトラッキング用の信号のレベルから、上記サーボ信号のうちの自動利得制御用信号が規格を満たすかどうかを判定するAGC判定手段と、
    再生されたサーボ信号のうちサーボ信号を識別するためのサーボマーク信号及びアドレス情報信号をパルス化するための基準レベルを可変する基準レベル可変手段と、
    オフセットを付けたトラッキング状態で再生されたサーボ信号のうちのトラッキング用の信号レベルから隣接トラック間距離であるトラックピッチを換算し、上記トラックピッチが規格を満たすかどうかを判定するトラックピッチ判定手段とを有することを特徴とする磁気ディスク装置。
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