JP3701247B2 - 映像伝送ケーブル - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、映像伝送ケーブルに関するものであって、特にコードリール化することのできる映像伝送ケーブルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、映像伝送用のケーブルは、複数本のRGB信号用同軸ケーブルと水平・垂直同期信号用ケーブルや予備信号用ケーブルの対撚り線心を束ねて形成されている。
【0003】
図2には、従来の映像伝送ケーブルが示されている。
図において、映像伝送ケーブル1は、同軸ケーブル2と、対撚り線心3とで構成されている。この映像伝送ケーブル1の同軸ケーブル2は、RGB信号用75Ω同軸ケーブルが3本設けられていて、対撚り線心3は、水平・垂直同期信号用対撚り線心と予備信号用対撚り線心とが二対ずつ設けられて構成されている。そして、これらの同軸ケーブル2と対撚り線心3とが束ねられてシース押出しによって断面円形状に形成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような映像伝送ケーブルには次のような問題があった。
すなわち、従来の映像伝送ケーブル1の対撚り線心3の水平・垂直同期信号用ケーブルは二対設けられているが、この二対の対撚り線心3は、お互いの緩衝を避けるためにピッチを変更させていることが多かった。このため、この映像伝送ケーブル1を長距離にわたって使用すると、対の長さの違いによる同期信号のずれが生じる場合があった。
【0005】
また、この映像伝送ケーブル1は丸型に形成されていたので、最小曲げ半径が大きかった。このため、この映像伝送ケーブル1を円筒形状のコードリールに渦巻き状に巻取りをしようとする場合、デッドスペースが大きくなってしまい、コードリールに収納することが困難となっていた。
【0006】
本発明の目的は、長距離にわたって使用することができ、かつコードリール収納することができる映像伝送ケーブルを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の映像伝送ケーブルは、複数の対撚り線心と同軸ケーブルとを備える映像伝送ケーブルにおいて、前記対撚り線心と前記同軸ケーブルとが交互に並列配置され、平型に形成されていることを特徴としている。
このように請求項1に記載の発明によると、長距離にわたって使用することが可能で、最小曲げ半径が小さく、コードリール収納可能な映像伝送ケーブルを提供することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る映像伝送ケーブルの一実施の形態について説明する。
図1には、本発明に係る映像伝送ケーブルの端面図が示されている。
図において、映像伝送ケーブル10は、平型に形成されていて、複数本の同軸ケーブル11と、対撚り線心12と、これらを一括して被覆するシース13からなっている。本実施の形態において、この同軸ケーブル11は3本設けられていて、対撚り線心12は4本設けられている。
【0009】
この同軸ケーブル11は、内部導体14と、該内部導体14の上に形成された内部絶縁体15とを有していて、該内部絶縁体15の外側には外部導体16が設けられている。そして、この外部導体16は外部被覆17に覆われている。本実施の形態における映像伝送ケーブル10は、このような同軸ケーブル11が3本並列に配置されていて、4本の前記対撚り線心12が同軸ケーブル11と交互に並列配置されている。
【0010】
ここで、本発明に係る映像伝送ケーブル10の同軸ケーブル11と対撚り線心12とをこのように交互に配置するのは、同軸ケーブル11に設けられた外部導体16が遮蔽効果を有しているからである。対撚り線心12同士の間に見通しで同軸ケーブル11の外部導体16を設けることによって、導電体である外部導体16の遮蔽効果で対撚り線心12同士が緩衝(クロストーク)するのを抑制することができる。
【0011】
すなわち、対撚り線心12は、外部導体16の遮蔽効果によって緩衝することがなくなるため、対撚り線心12同士のピッチを変える必要がなくなるので、映像伝送ケーブル10を長距離において使用する場合でも、同期信号ずれが起こるのをなくすことができる。
【0012】
また、前記対撚り線心12は緩衝することがなくなり、ピッチを変更させる必要がないので、4本の各対撚り線心12のピッチを同一とすることができる。すなわち、4本の対撚り線心12のうち、どの対撚り線心12をどの信号に使用してもよいことになる。また、この場合、一般的に映像伝送ケーブル10の終端にはD−sub15コネクタが接続されるので、このコネクタのピン配列に合わせて、作業者がどの対撚り線心をどの信号に使用するか選択することができる。すなわち、本実施の形態においては、4本の対撚り線心12のうち、いずれか2本を水平・垂直同期信号用対撚り線心として、他の2本を予備信号用対撚り線心に使用させる。
【0013】
ところで、このようにして形成された映像伝送ケーブル10は、平型ケーブルの形状となっているので、映像伝送ケーブル10の長手方向における可とう性を良好とすることができ、丸型のケーブルに対して最小曲げ半径も小さくすることが可能となる。すなわち、本発明の映像伝送ケーブル10は、円筒形状のリールに渦巻き状に容易にかつ省スペースにて巻取り収納することができる。
【0014】
本発明に係る映像伝送ケーブル10の製造方法は、同軸ケーブル11と対撚り線心12とを交互に並列配置してシース押出しをすることで形成させることができる。すなわち、従来の丸型のケーブルのように、同軸ケーブル11を3本、対撚り線心12を4本集合させて、大型の撚り機等を用いて適当なピッチで撚り合わせシース押出しをする方法よりも、容易でかつ低コストの映像伝送ケーブルを形成させることができるようになる。
【0015】
なお、本発明に係る映像伝送ケーブル10は、同軸ケーブル11の特性が75ΩであるRGB信号用ケーブルについて説明したが、75Ωのアプリケーションであれば映像伝送以外に使用することもできるものとする。また、本発明の映像伝送ケーブルは、内線の構成を変更させることによって、USBケーブルやCAT.7ケーブル、IEEE1394ケーブル等に応用して使用することができる。
【0016】
また、本発明の映像伝送ケーブルは、必要に応じて映像伝送ケーブル全体をシールドして編組やアルミテープ等を施すことも可能である。
【0017】
なお、本実施の形態における映像伝送ケーブルは、3本の同軸ケーブルと4本の対撚り線心で構成されていたが、これに限るものではなく、対撚り線心と同軸ケーブルとを交互に並列配置して、平型状に形成された映像伝送ケーブルであれば、同軸ケーブル及び対撚り線心が他の本数であっても、同様の効果を得ることができるものとする。
【0018】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したように構成されているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0019】
請求項1に記載の発明によれば、同軸ケーブルと対撚り線心とを交互にかつ並列に配置したので、同軸ケーブルの外部導体の遮蔽効果によって、対撚り線心同士の緩衝(クロストーク)を抑制することができるので、対撚り線心同士のピッチの変更が不要となり、長距離にわたって映像伝送ケーブルを使用することができるようになる。
【0020】
また、映像伝送ケーブルを平型ケーブルとしたので、長手方向の可とう性に優れ、コードリール化が容易となると共に、最小曲げ半径も小さく、省スペースにて巻取り収納することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る映像伝送ケーブルの一実施の形態を示す端面図である。
【図2】従来の映像伝送ケーブルを示す端面図である。
【符号の説明】
10…………………………映像伝送ケーブル
11…………………………同軸ケーブル
12…………………………対撚り線心
13…………………………シース
14…………………………内部導体
15…………………………内部絶縁体
16…………………………外部導体
17…………………………外部被覆

Claims (1)

  1. 複数の対撚り線心と同軸ケーブルとを備える映像伝送ケーブルにおいて、前記対撚り線心と前記同軸ケーブルとが交互に並列配置され、平型に形成されていることを特徴とする映像伝送ケーブル。
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