JP3700257B2 - フレキシブル配線体の加工装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はフレキシブル配線体の加工装置に関し、特に、OA機器、家電製品、自動車等の内部配線に使用されるフレキシブル配線体の中間成形物の加工装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図11は一般的なフレキシブル配線体Fの略図である。同図に示すように、一般的なフレキシブル配線体Fは、フレキシブルフラットケーブルやフレキシブルプリント回路を総称したものであり、ベースフィルム1の上に略線状の導体2を布線することによって、複数条の導体パターンPを形成した後、この導体パターンPの上にカバーレイフィルム3を貼り合わせて形成されたものである。なお、図において、2Aは図示しないコネクタ側と接続される導体露出部、5は導体露出部2Aを補強する補強板である。
【0003】
フレキシブル配線体Fを製造する際には、ベースフィルム1を連続的に複数枚構成可能なフィルム上に、XYプロッタを用いて導体パターンPを連続的に形成し、これにカバーレイフィルム3を構成するフィルムで覆ってラミネートした後、所望の最終形態に裁断する方法が採用されている。図11に示すように、最終的なラミネート配線体Fの形状は、平面視がS字形状になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述のようなフレキシブル配線体Fを量産するためには、連続的に形成された導体パターンPから最終製品となる形状を効率よく裁断する必要がある。
しかるに、一般的なフレキシブル配線体Fは、図11に示すようにS字形状を呈しているものであるから、これを精緻且つ迅速に裁断することが困難であった。すなわち、カッターやはさみ等の手工具を用いて裁断する場合には、作業者が熟練している必要があり、好ましくない。逆にプレス等を用いた場合には、金型のコストが高くなるため、多品種少量生産には向かないという不具合があった。
【0005】
そこで、導体パターンPを布線するためのXYプロッタを利用して、切り抜き加工を施すことも考えられるが、フレキシブル配線体Fを製造する際には、布線工程を終了した後、一旦、中間成形物をXYプロッタから外してラミネート処理や補強板5の貼着等を行う必要がある。このため、処理後の中間成形物に熱収縮が生じていたり、補強板が貼着されることによって、その分、厚みが厚くなったりしている。そのような中間成形物を再度XYプロッタに載置して裁断しても、位置ずれを来したり、厚さの異なる部分を精度よく裁断できず、精緻な裁断作業を行うことができなくなるという不具合があった。
【0006】
本発明は上記不具合に鑑みてなされたものであり、フレキシブル配線体の裁断作業を迅速且つ精緻に行うことのできる加工装置を提供することを課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
【0009】
請求項1記載の発明は、複数個の最終製品が取れるように形成され、補強板が貼着された部位が補強板およびフィルムによってつながっているフレキシブル配線体の中間形成物の、上記つながっている部位を裁断するための加工装置であって、中間成形物を載置可能な片持ち状の弾性板と、弾性板の自由端側に形成され、中間成形物の裁断すべき部位に対応して並設された複数のスリットと、各スリット毎に設けられ、対応するスリットを介して中間成形物の裁断すべき部位に対向するカッターと、カッターに対し、スリットを介して中間成形物の裁断すべき部位を対向させるために、上記中間成形物を弾性板の上に位置決めする位置決め部材と、位置決めされた上記中間成形物を加圧する加圧位置と中間成形物を解放する解放位置とに操作可能に構成され、上記加圧位置にて上記中間成形物を弾性板とともにカッターに押し込む押込みユニットとを備えていることを特徴とするフレキシブル配線体の加工装置である。
【0010】
この特定事項を含む発明では、押込みユニットを解放位置から加圧位置に操作することにより、中間成形物は弾性板とともにカッターに押し込まれる結果、弾性板が弾性的に湾曲した状態で中間成形物の裁断すべき部位がカッターで裁断される。その後、押込みユニットを解放位置に戻すことにより、弾性板が自由状態になる結果、その復元力によって、カッターに裁断された中間成形物が自動的にカッターから引き離される。
【0011】
また、請求項2記載の発明は、請求項1記載のフレキシブル配線体の加工装置において、上記押込みユニットに設けられ、押込みユニットが加圧位置に変位した際に押し込まれた弾性板の自由端に係止するとともに、加圧位置から解放位置に押込みユニットが変位する際に弾性板の自由端をカッターから引き離す係止部材をさらに備えているものである。
【0012】
この特定事項を含む発明では、係止部材によって撓んだ弾性板が強制的に元の姿勢に復帰させられることになる。
また、請求項3記載の発明は、請求項1記載のフレキシブル配線体の加工装置において、中間成形物の種類に応じて弾性板を変更可能な取付け部材と、変更された弾性板に対応してカッターの対向間隔を変更可能な対向間隔調整手段とをさらに備えているものである。
【0013】
この特定事項を含む発明では、裁断されるべき中間成形部に対応して、弾性板およびカッターの対向間隔を変更することが可能になる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好ましい実施の形態について詳述する。
図1および図2は、本発明の実施の一形態におけるフレキシブル配線体の製造工程を示す工程図であり、図3ないし図6R>6は、本発明の実施の一形態によって製造される中間成形物の平面部分略図である。
【0016】
先ず、図1に示すように、図示の具体例では、周知のXYプロッタ11のステージ12の上に、ベースフィルム1を構成する粘着フィルム13を、その粘着面13Aを上にして載置する。粘着フィルム13としては、例えば厚さ25μm(粘着層を含むと75μm)のポリエステルフィルムが好適であり、耐熱性を必要としない場合には、ポリ塩化フィルムを採用することが可能である。上記粘着フィルム13の粘着面13Aには、離型紙13Bが貼着されている。そして、粘着フィルム13をステージ12に載置する際には、上記離型紙13Bが上向きになるように載置する。上記ステージ12には、多数の孔12Aが形成されており、図示しない吸引装置によって孔12Aから空気を吸引することで、ステージ12に載置された粘着フィルム13を吸着し、止定できるようになっている。
【0017】
上記XYプロッタ11には、XY方向に変位可能なヘッドユニット11Aが設けられており、このヘッドユニット11Aのヘッド部11Bにカッター(図示せず)を取り付けることにより、ステージ12に載置された粘着フィルム13には、例えば図2に示すように、予め導体露出部を構成する部位13Cに切れ目13Dが入れられる。
【0018】
図2に示すように、粘着フィルム13に切れ目13Dが入れられると、この切れ目13Dに囲われている部分の離型紙13Bを剥離して、布線工程が行われる。布線工程は、上記XYプロッタ11によって図示しない渦巻き状の折り返し部を有する布線パターンを描くことにより、いわゆる一筆書きで一本の線状導体2を連続的に布線している。
【0019】
図3を参照して、各線状導体2は、それぞれ図示のような波形パターンを繰り返すことにより、所定の導体パターンAを形成している。図では省略されているが、一つの導体パターンAは、複数状の線状導体2によって多極の電気回路が形成されている。
この布線作業の後、カバーレイフィルム3を構成するフィルム14を載置し、導体2をラミネートした積層体fを形成する。次いで、図3の上側に示すように、上述したXYプロッタのヘッドユニット11A(図1参照)にカッター11Cを取付けて、最終製品となる平面視がS字形状の形状にスリットSを形成する。ここで、スリットSは、積層体fのうち、補強板5が貼着される部位Bには形成されない。そのため、積層体fは、スリットSが形成されるにも拘らず、部位Bによって一体的に連続することになる。
【0020】
図4を参照して、スリットSが形成された積層体fは、導体パターンAの長手方向に平行な切取りラインL1に沿って、帯状に裁断される。ここで積層体fは、上述したXYプロッタ11から取り外される。帯状に裁断された積層体fには、ラミネート加工が常法により施される。
その後、図5に示すように、上記部位Bに補強板5を構成するテープ15が例えばプレス加工によって貼着される。次いで積層体fは、適当な裁断装置(図示せず)により、テープ15を縦断する切取りラインL2に沿って裁断され、図6に示すような中間成形物Mが形成される。
【0021】
図示の具体例では、一つの中間成形物Mから6個の最終製品が取れるようになっている。そして、中間成形物Mの各導体パターン(電気回路)Aは、上述したスリットSによって、補強板5が貼着された部位Bのみを余した状態で個別に分断されている。そして、この中間成形物Mの上記部位Bを次に説明する加工装置20によって、切取りラインL3沿いに裁断することにより、最終製品となるフレキシブル配線体Fが製造される。
【0022】
図7は図6の中間成形物Mを最終製品に裁断するための加工装置を示す斜視図であり、図8は図7の加工装置の要部を拡大して示す拡大部分略図である。
これらの図を参照して、中間成形物Mの加工装置20は、ベース21と、ベース21の上に固定されたカッティングユニット22と、カッティングユニット22にフレキシブル配線体Fを加圧する押込みユニット24とを含んでいる。
【0023】
ベース21は、矩形の板金部材であり、その上面に各ユニット22〜24を担持している卓上型のものである。
図8を参照して、上記カッティングユニット22は、樹脂製の弾性板22Aを備えている。弾性板22Aは、ベース21にボルト22Bで固定された略角材状の取付け部材22Cによって、一端部が固定され、他端部が自由状態の片持ち状に支持されている。これにより弾性板22Aは、その自由端を湾曲可能にベース21の上方に浮揚させている。
【0024】
弾性板22Aの自由端には、多数のスリット22Dが形成されている。スリット22Dは、裁断されるべき中間成形物Mの裁断されるべき部位に対応して形成されている。そして、図示の具体例では、上記取付け部材22Cを交換することにより、裁断されるべき中間成形物Mに応じて弾性板22Aを変更し、汎用性を持たせることができるようになっている。
【0025】
図9は、カッティングユニットに含まれるカッターおよびカッターホルダの構成を示す分解斜視図である。同図および図8に示すように、カッティングユニット22は、上記スリット22D毎に配設された複数のカッター22Eと、カッター22E、22E間に介装されるスペーサ22Fと、カッター22Eおよびスペーサ22Fを保持するためのカッターホルダ23とを備えている。カッターホルダ23はベース21にボルト23Aによって固定されており、カッター22Eおよびスペーサ22Fは、カッターホルダ23によって着脱可能に保持されている。
【0026】
カッターホルダ23は、平面視略長方形の枠状に形成された枠部23Aを有している。この枠部23Aに区画される収容部C内に上記カッター22Eとスペーサ22Fとが、収容されることにより、各カッター22Eが弾性板22Aのスリット22Dに対向するようになっている。カッター22Eおよびスペーサ22Fを止定するために、枠部23Aの一端部には、ブロック23Bが一体に形成されており、このブロック23Bに螺設されたねじ孔23Cにボルト23Dを螺合させて枠部23Aの他端部との間で締めつけることにより、カッター22Eおよびスペーサ22Fが止定されるようになっている。また、ボルト23Dと一端側のスペーサ22Fとの間には、押圧部材23Eが介装されており、この押圧部材23Eを介してカッター22Eおよびスペーサ22Fが止定されている。図示の例において、押圧部材23Eは、下端部のみが収容部Cに摺動可能に嵌まるT字形に形成されている。
【0027】
さらに、枠部23Aの他端部上面には、弾性板22Aの側部に突出する固定側の位置決め部材23Fが固定されているとともに、上記押圧部材23Eには、固定側の位置決め部材23Fと協働して中間成形物Mを位置決めするための可動側の位置決め部材23Gが取り付けられている。これら位置決め部材23F、23Gにより、カッター22Eに対し、スリット22Dを介して中間成形物Mの裁断すべき部位が対向するように上記中間成形物Mを弾性板22Aの上に位置決めできるようにしている。
【0028】
図10は押込みユニットの要部を示す断面略図であり、(A)は解放位置、(B)は加圧位置にある場合をそれぞれ示している。図10並びに図7および図8に示すように、押込みユニット24は、ベース21に立設された一対のピラー24Aを含んでいる。各ピラー24Aの上端部は、直角に屈曲して弾性板22Aに形成されたスリット22Dの概ね真上に臨んでいるとともに、その両側部には、自由端が把手24Bで連結された一対のハンドル24Cの基端部が軸24Dで連結されている。他方、各ピラー24Aの上端部には、取付け部材24Eが挟み込まれて固定されており、この取付け部材24Eには、昇降ロッド24Fが上下に昇降可能に取り付けられている。昇降ロッド24Fとハンドル24Cとは、リンク部材24Gを介して連結されている。リンク部材24Gとハンドル24Cとは、図示のように連結されることにより、ハンドル24Cが図8の矢印A1で示すように回動すると、あるストロークまではリンク部材24Gが下方に降下して昇降ロッド24Fを押し下げ、その後のストロークで矢印A2回りに回動して昇降ロッド24Fを押し下げるようになっている。他方、昇降ロッド24Fの下端部には、装着部材24Hを介して押圧板24Jが着脱可能に固定されており、この押圧板24Jによって、カッティングユニット22に位置決めされた中間成形物Mを押圧可能になっている。これにより、押込みユニット24は、中間成形物を解放する解放位置(図10(A)参照)と位置決めされた上記中間成形物Mを加圧する加圧位置(図10(B)参照)とに操作可能に構成されている。なお、上述した昇降ロッド24Fの上端部には、大径の頭部24Kが形成されており、この頭部24Kと上記取付け部材24Eとの間には、圧縮コイルばね24Lが介装されている。従って、この圧縮コイルばね24Lにより、上記押込みユニット24は、自由状態において、図1に示す姿勢に維持され、上記押圧板24Jをカッティングユニット22の真上に浮揚させている。
【0029】
さらに、上記押圧板24Jには板金製の係止部材25が取り付けられている。係止部材25は、押圧板24Jの上面に沿う取付け部25Aと、取付け部25Aの自由端から垂下する垂下部25Bと、垂下部25Bの下端に延設された鉤部25Cとを一体に有しており、押圧板24Jが加圧位置に変位した際に、上記鉤部25Cを押し込まれた弾性板22Aの自由端に係止するとともに、加圧位置から解放位置に押圧板24Jが変位する際に弾性板22Aの自由端をカッター22Eから引き離すようになっている。
【0030】
次に、図6の中間成形物Mを裁断する工程について説明する。
図8に示すように、中間成形物Mは、ベース21の上に設けられた位置決め部材23F、23Gにより、弾性板22Aの上に位置決めされる。その状態で押込みユニット24のハンドル24Cを操作すると、図10(A)に示す解放位置から図10(B)に示す加圧位置に押圧板24Jが降下する結果、中間成形物Mは弾性板22Aとともにカッター22Eに押し込まれる結果、弾性板22Aが弾性的に湾曲した状態で中間成形物Mの裁断すべき部位がカッター22Eで裁断される。その後、押込みユニット24を解放位置に戻すことにより、弾性板22Aが自由状態になる結果、その復元力によって、カッター22Eに裁断された中間成形物Mが自動的にカッター22Eから引き離される。この動作を中間成形物Mの両縁部分に順次行うことにより、最終製品としてのフレキシブル配線体Fに分断される。
【0031】
以上説明したように、図示の具体例では、最終製品の外郭を構成するスリットSを絶縁性樹脂フィルムの積層体fに形成してから補強板5の貼着工程やラミネート工程を施すことが可能になるので、多品種少量生産を行う場合でもXYプロッタ11等の加工装置を流用することが容易になり、形状が複雑なフレキシブル配線体Fに仕上げる際にも精度の高い切抜き作業を容易且つ迅速に行うことができるという顕著な効果を奏する。また、補強板5が貼着される部位Bを上述のような加工装置20で切り離すだけで最終製品を構成することが可能になるので、積層体fから比較的容易に最終製品を得ることが可能になるという利点もある。
【0032】
特に、図6に例示しているような中間成形物Mを形成している場合には、中間成形物Mを最終製品に分断する際に、位置決めや加工が容易になるので、加工精度や作業性が向上するという利点がある。
また、図8の加工装置20を用いることにより、中間成形物Mから最終製品を加工する際に、一度の裁断作業で容易に最終製品に裁断することが可能になるので、一層作業性が向上するという利点がある。
【0033】
さらに、図示の具体例では、弾性板22Aが係止部材25によって強制的に戻されるので、中間成形物Mの粘着層によってカッター22Eに中間成形物Mが付着しようとしても、これを強制的に阻止することが可能になるという利点がある。
加えて、図示の例では、弾性板22Aやカッター22Eの汎用性を持たせることが可能になり、複数種類の中間成形物Mに対応することができるという利点がある。
【0034】
また、図示の加工例では、同一のXYプロッタ11を用いて布線作業と裁断作業を行うことができるので、一層容易にフレキシブル配線体Fを製造することができるという利点がある。
上述した実施の形態は本発明の好ましい具体例に過ぎず、本発明は上述した実施の形態に限定されない。本発明の特許請求の範囲内で種々の変更が可能であることは云うまでもない。
【0035】
【発明の効果】
【0036】
請求項1記載の発明では、中間成形物から最終製品を加工する際に、一度の裁断作業で容易に最終製品に裁断することが可能になるので、作業性が向上するという利点がある。
【0037】
また、請求項2記載の発明では、弾性板が係止部材によって強制的に戻されるので、中間成形物の粘着層によってカッターに中間成形物が付着しようとしても、これを強制的に阻止することが可能になるという利点がある。
また、請求項3記載の発明では、弾性板やカッターの汎用性を持たせることができるので、複数種類の中間成形物を裁断することが可能になるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態におけるフレキシブル配線体の製造工程を示す工程図である。
【図2】本発明の実施の一形態におけるフレキシブル配線体の製造工程を示す工程図である。
【図3】本発明の実施の一形態によって製造される中間成形物の平面部分略図である。
【図4】本発明の実施の一形態によって製造される中間成形物の平面部分略図である。
【図5】本発明の実施の一形態によって製造される中間成形物の平面部分略図である。
【図6】本発明の実施の一形態によって製造される中間成形物の平面部分略図である。
【図7】図6の中間成形物Mを最終製品に裁断するための加工装置を示す斜視図である。
【図8】図7の加工装置の要部を拡大して示す拡大部分略図である。
【図9】カッティングユニットに含まれるカッターおよびカッターホルダの構成を示す分解斜視図である。
【図10】押込みユニットの要部を示す断面略図であり、(A)は解放位置、(B)は加圧位置にある場合をそれぞれ示している。
【図11】一般的なフレキシブル配線体の略図である。
【符号の説明】
f 積層体(中間形成物)
F フレキシブル配線体
M 中間成形物
20 加工装置
22A 弾性板
22E カッター
22F スペーサ
23F 位置決め部材
23G 位置決め部材
24 押込みユニット
25 係止部材
Claims (3)
- 複数個の最終製品が取れるように形成され、補強板が貼着された部位が補強板およびフィルムによってつながっているフレキシブル配線体の中間形成物の、上記つながっている部位を裁断するための加工装置であって、
中間成形物を載置可能な片持ち状の弾性板と、
弾性板の自由端側に形成され、中間成形物の裁断すべき部位に対応して並設された複数のスリットと、
各スリット毎に設けられ、対応するスリットを介して中間成形物の裁断すべき部位に対向するカッターと、
カッターに対し、スリットを介して中間成形物の裁断すべき部位を対向させるために、上記中間成形物を弾性板の上に位置決めする位置決め部材と、
位置決めされた上記中間成形物を加圧する加圧位置と中間成形物を解放する解放位置とに操作可能に構成され、上記加圧位置にて上記中間成形物を弾性板とともにカッターに押し込む押込みユニットと
を備えていることを特徴とするフレキシブル配線体の加工装置。 - 上記押込みユニットに設けられ、押込みユニットが加圧位置に変位した際に押し込まれた弾性板の自由端に係止するとともに、加圧位置から解放位置に押込みユニットが変位する際に弾性板の自由端をカッターから引き離す係止部材をさらに備えている請求項1記載のフレキシブル配線体の加工装置。
- 中間成形物の種類に応じて弾性板を変更可能な取付け部材と、変更された弾性板に対応してカッターの対向間隔を変更可能な対向間隔調整手段とをさらに備えている請求項1記載のフレキシブル配線体の加工装置。
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---|---|---|---|
JP16484396A JP3700257B2 (ja) | 1996-06-25 | 1996-06-25 | フレキシブル配線体の加工装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP16484396A JP3700257B2 (ja) | 1996-06-25 | 1996-06-25 | フレキシブル配線体の加工装置 |
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JPH1013021A JPH1013021A (ja) | 1998-01-16 |
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ID=15800983
Family Applications (1)
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JP16484396A Expired - Lifetime JP3700257B2 (ja) | 1996-06-25 | 1996-06-25 | フレキシブル配線体の加工装置 |
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1996
- 1996-06-25 JP JP16484396A patent/JP3700257B2/ja not_active Expired - Lifetime
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