JP2019046988A - フレキシブルプリント基板の製造方法、フレキシブルプリント基板の製造治具およびフレキシブルプリント基板の製造装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】補材の取り扱いが容易であり、生産効率を良好にすることが可能なフレキシブルプリント基板の製造方法、フレキシブルプリント基板の製造治具およびフレキシブルプリント基板の製造装置を提供する。【解決手段】フレキシブルプリント基板の製造方法は、補材シート20を製造治具30にセットする際に、補材21を製造治具30のカット部位32にセットする補材セット工程と、枠状スクラップ部22に当接する打ち抜き部材33を、窓部33aがカット部位32の補材21に位置合わせされた状態でセットする打ち抜き部材セット工程と、打ち抜き部材33に対し中間生成物10を位置合わせしてセットする中間生成物セット工程と、打ち抜き部材33を補材シート20に対して押圧して、枠状スクラップ部22から補材21を切り離す切断工程と、中間生成物10に対して補材21を位置合わせ状態で固定する固定工程と、を備える。【選択図】図6
Description
本発明は、フレキシブルプリント基板の製造方法、フレキシブルプリント基板の製造治具およびフレキシブルプリント基板の製造装置に関する。
フレキシブルプリント基板の各種工程の中には、フレキシブルプリント基板の中間生成物(以下、中間生成物とする)に対して、補材を貼り合わせる工程がある。この補材は、製品となるフレキシブルプリント基板の所定部位の補強目的で用いられる場合もあり、また粘着材や接着材として用いられる場合もある。この補材を中間生成物に貼り合わせる場合、現状は、フィルム状のシート材から多数の補材が型抜きし、その型抜きされた補材を作業者が1つずつ貼り合わせている。
このような補材が貼り合わされる技術内容に関しては、たとえば特許文献1および特許文献2に示すものがある。特許文献1では、パッキングフィルム付き基板の裏面に、補材としての補強板が貼り付けられた内容について開示されている。
また、特許文献2には、補強板を、その外周位置が基準として固定用治具に固定し、さらに位置決め用のピンを介して固定用治具を位置決め固定し、その後にフレキシブル配線板を位置決め固定する技術内容について開示されている。
ところで、現状の製造工程で行われているように、作業者の手作業によって1つずつ補材を貼り合わせる場合、工数が掛かり、生産効率が悪いものとなっている。したがって、補材を効率的に中間生成物に貼り合わせることが要求されている。
これに対して、特許文献1には、補強板をパッキングフィルム付き基板にラミネートすることについては述べられているものの、どのようにしてラミネートを行ったのかについては、開示されていない。
また、特許文献2には、補強板を固定用治具にセットし、その後に固定用治具に対してフレキシブル配線板を位置決めして仮固定を行っている。また、仮固定後に、フレキシブル配線板と補強板とを熱圧着するようにしている。しかしながら、特許文献2による手法では、補強板は既に打ち抜きされたものである。したがって、補強板のサイズが小さくなったり、補強板の個数が多くなると、その扱いが難しくなる。
本発明は上記の事情にもとづきなされたもので、補材の取り扱いが容易であり、生産効率を良好にすることが可能なフレキシブルプリント基板の製造方法、フレキシブルプリント基板の製造治具およびフレキシブルプリント基板の製造装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の第1の観点によると、フレキシブルプリント基板の中間生成物に補材を貼り付けてフレキシブルプリント基板を形成するフレキシブルプリント基板の製造方法であって、枠状スクラップ部に補材が保持されている補材シートを製造治具にセットする際に、補材を製造治具のカット部位にセットする補材セット工程と、補材に対応した大きさの窓部を有し、かつ枠状スクラップ部に当接する打ち抜き部材を、窓部がカット部位の補材に位置合わせされた状態でセットする打ち抜き部材セット工程と、打ち抜き部材に対して、中間生成物を位置合わせしてセットする中間生成物セット工程と、打ち抜き部材を補材シートに対して押圧して、枠状スクラップ部から補材を切り離す切断工程と、中間生成物に対して補材を位置合わせ状態で固定する固定工程と、を備えることを特徴とするフレキシブルプリント基板の製造方法が提供される。
また、本発明の他の側面は、上述の発明において、カット部位には、上面が平板状の基台から突出している凸状ブロックが配置されていて、打ち抜き部材セット工程では、補材は、凸状ブロックに載置される、ことが好ましい。
さらに、本発明の他の側面は、上述の発明において、切断工程では、中間生成物を挟んで打ち抜き部材の反対側に押圧部材を位置させると共に、押圧部材を凸状ブロックに対して移動させることで、枠状スクラップ部から補材を切断する、ことが好ましい。
また、本発明の他の側面は、上述の発明において、凸状ブロックには、窓部に向かってガイドピンが突出して設けられていて、補材および中間生成物には、ガイドピンが差し込まれるガイド孔がそれぞれ形成されていて、補材セット工程では、補材のガイド孔にガイドピンを差し込むことで、補材の凸状ブロックへの位置合わせを行い、中間生成物セット工程では、中間生成物のガイド孔にガイドピンを差し込むことで、中間生成物の補材への位置合わせを行う、ことが好ましい。
さらに、本発明の他の側面は、上述の発明において、固定工程後に補材シートに補材が残存している場合に、補材シートを移動させて、補材を製造治具のカット部位にセットする補材セット工程を再び実行し、以後、打ち抜き部材セット工程、中間生成物セット工程、切断工程および固定工程を再び実行する、ことが好ましい。
また、上記課題を解決するために、本発明の第2の観点によると、フレキシブルプリント基板の中間生成物に補材を貼り付けてフレキシブルプリント基板を形成するためのフレキシブルプリント基板の製造治具であって、上面が平面状に設けられている基台と、基台の上面から突出して設けられていると共に、枠状スクラップ部に補材が保持されている補材シートに保持された状態の補材が載置される凸状ブロックと、補材シートを挟んで基台および凸状ブロックとは反対側に配置され、補材に対応した大きさの窓部を有すると共に枠状スクラップ部に当接する打ち抜き部材と、を備えることを特徴とするフレキシブルプリント基板の製造治具が提供される。
また、本発明の他の側面は、上述の発明において、凸状ブロックには、窓部に向かってガイドピンが突出して設けられていて、補材および中間生成物には、ガイドピンが差し込まれるガイド孔がそれぞれ形成されていて、凸状ブロックに補材を載置する際に、補材のガイド孔にガイドピンを差し込むことで、補材の凸状ブロックへの位置合わせが行われると共に、打ち抜き部材に中間生成物を載置する際に、中間生成物のガイド孔にガイドピンを差し込むことで、中間生成物の前記補材への位置合わせが行われる、ことが好ましい。
また、上記課題を解決するために、本発明の第3の観点によると、フレキシブルプリント基板の中間生成物に補材を貼り付けてフレキシブルプリント基板を形成するためのフレキシブルプリント基板の製造装置であって、上面が平面状に設けられている基台と、基台の上面から突出して設けられていると共に、枠状スクラップ部に補材が保持されている補材シートに保持された状態の補材が載置される凸状ブロックと、補材シートを挟んで基台および凸状ブロックとは反対側に配置され、補材に対応した大きさの窓部を有すると共に枠状スクラップ部に当接する打ち抜き部材と、中間生成物を挟んで打ち抜き部材とは反対側に配置されると共に、中間生成物および打ち抜き部材を基台側に移動させる押圧力を与え、枠状スクラップ部を補材に対して相対的に移動させる押圧部材と、を備えることを特徴とするフレキシブルプリント基板の製造装置が提供される。
本発明によると、補材の取り扱いが容易であり、生産効率を良好にすることが可能となる。
以下、本発明の一実施の形態に係るフレキシブルプリント基板の製造方法、フレキシブルプリント基板の製造治具30およびフレキシブルプリント基板の製造装置50について、以下に説明する。
<フレキシブルプリント基板について>
図1は、本実施の形態に係るフレキシブルプリント基板の中間生成物10に補材21が貼り付けられた状態を示す平面図である。図1に示すように、フレキシブルプリント基板の中間生成物10は、製品となるフレキシブルプリント基板を製造する中途段階のものである。この中間生成物10は、ポリイミドと銅箔を接着した基板素材に対して、エッチング等の通常のフォトファブリケーション手法を行い、その他必要に応じて穴開け加工やメッキ処理等のその他の加工を経ることで形成されている。図1に示す構成では、ポリイミドを材質とする基材11と、エッチング等の加工が施された金属パターン部12とが示されている。なお、金属パターン部12は、銅を材質としているが、銅以外の金属を材質としても良い。
図1は、本実施の形態に係るフレキシブルプリント基板の中間生成物10に補材21が貼り付けられた状態を示す平面図である。図1に示すように、フレキシブルプリント基板の中間生成物10は、製品となるフレキシブルプリント基板を製造する中途段階のものである。この中間生成物10は、ポリイミドと銅箔を接着した基板素材に対して、エッチング等の通常のフォトファブリケーション手法を行い、その他必要に応じて穴開け加工やメッキ処理等のその他の加工を経ることで形成されている。図1に示す構成では、ポリイミドを材質とする基材11と、エッチング等の加工が施された金属パターン部12とが示されている。なお、金属パターン部12は、銅を材質としているが、銅以外の金属を材質としても良い。
このような中間生成物10の所定部位には、所望の形状に加工された補材21が貼り付けられている。補材21は、たとえばポリイミド等の樹脂や、金属を材質として形成されている。この補材21は、中間生成物10の所定部位の補強部材として機能したり、他の部材を粘着させる粘着材や、他の部材を接着させる接着材として機能したりするものである。
この補材21は、補材シート20から打ち抜かれることによって形成される。図2は、図1に示す補材21が複数保持された補材シート20の構成を示す平面図である。なお、図2に示す構成では、補材シート20は、補材21が横方向に一列となるように配列されている。しかしながら、補材シート20は、補材21を横方向および縦方向となるように多数保持するものでも良い。
補材シート20は、シート状の基板に対して、スリットを形成したり孔部を形成する等の所望の加工を施すことで、形成されている。その加工を施した後の補材シート20は、図2に示すように、枠状スクラップ部22を備えていて、この枠状スクラップ部22に対して接続部23を介してそれぞれの補材21が接続されているが、枠状スクラップ部22以外の部分は、たとえばスリット24等の存在により補材21と隔てられている。
枠状スクラップ部22は、補材21を打ち抜く前は、図2に示すように複数の補材21を保持している。なお、枠状スクラップ部22は、全ての補材21を打ち抜いた後に廃棄される部分である。
また、接続部23は、それぞれの補材21と枠状スクラップ部22とを接続している部分であり、打ち抜き加工時には、枠状スクラップ部22から補材21が切り離される。なお、接続部23は、それぞれの補材21に対して2つ以上設けられることが好ましく、さらに補材21の周囲において所定だけ離れた位置に設けられることが好ましい。しかしながら、接続部23は、1つのみ存在しても良い。
また、それぞれの補材21には、ガイド孔25が設けられている。ガイド孔25は、後述するフレキシブルプリント基板の製造治具30のガイドピンが差し込まれる部分であり、その差し込みによって、補材21が製造治具30および中間生成物10に対して位置決めされる。なお、ガイド孔25は、1つのみでも良いが、ガイド孔25の良好な位置決めのためには2つ以上存在するのが好ましい。
<フレキシブルプリント基板の製造方法について>
以上のような構成の中間生成物10および補材21を用いたフレキシブルプリント基板の製造方法について、以下に説明する。なお、以下の説明では、フレキシブルプリント基板の製造治具30および製造装置50についても併せて説明する。
以上のような構成の中間生成物10および補材21を用いたフレキシブルプリント基板の製造方法について、以下に説明する。なお、以下の説明では、フレキシブルプリント基板の製造治具30および製造装置50についても併せて説明する。
(1)第1工程:中間生成物10および補材21の形成
まず、図1に示すような中間生成物10を形成する。この中間生成物10を形成する場合、ポリイミドと銅箔を接着した基板素材に対して、エッチング等の通常のフォトファブリケーション手法を行い、その他穴開け加工やメッキ処理等を経ることで、図1に示すような中間生成物10を形成する。
まず、図1に示すような中間生成物10を形成する。この中間生成物10を形成する場合、ポリイミドと銅箔を接着した基板素材に対して、エッチング等の通常のフォトファブリケーション手法を行い、その他穴開け加工やメッキ処理等を経ることで、図1に示すような中間生成物10を形成する。
また、中間生成物10とは別途で、複数の補材21が接続部23を介して枠状スクラップ部22に接続された補材シート20を形成する。この補材シート20を形成する場合も、シート状の基材に対して所定の加工を行った後に、プレス加工等によってスリット24やガイド孔25等を形成する。このプレス加工により、それぞれの補材21は、接続部23を残して枠状スクラップ部22から切り離された状態となる。
(2)第2工程:製造治具への補材21のセット(補材セット工程に対応)
次に、製造治具30に対して、補材21をセットする。図3は、フレキシブルプリント基板の製造治具30(以下、製造治具30とする)の凸状ブロック32に補材21がセットされた状態を示す概略図である。図3に示すように、製造治具30は、上面31aが平面状に設けられている基台31を有していて、その基台31には、凸状ブロック32が設けられている。この凸状ブロック32は、カット部位に対応する。
次に、製造治具30に対して、補材21をセットする。図3は、フレキシブルプリント基板の製造治具30(以下、製造治具30とする)の凸状ブロック32に補材21がセットされた状態を示す概略図である。図3に示すように、製造治具30は、上面31aが平面状に設けられている基台31を有していて、その基台31には、凸状ブロック32が設けられている。この凸状ブロック32は、カット部位に対応する。
なお、図3に示す構成では、1つの凸状ブロック32のみが示されている。しかしながら、基台31には、複数の凸状ブロック32が設けられ、複数の補材21が複数の凸状ブロック32に同時にセットされる構成となっている。ただし、基台31には、1つの凸状ブロック32が設けられると共に、1つの補材21がその凸状ブロック32にセットされる構成となっていても良い。また、上面31aは、完全な平面状であっても良いが、多少の凹凸を有していても良い。
凸状ブロック32は、中間生成物10に貼り付けられる補材21がセットされる部分であり、上面31aから上方側(Z1側)に突出するように設けられている。この凸状ブロック32にはガイドピン32aが設けられている。ガイドピン32aは、上述したガイド孔25に差し込まれる部分である。ガイドピン32aの本数は、ガイド孔25と同数としても良いが、ガイド孔25よりも少ない本数としても良い。
(3)第3工程:抜き板33のセット(打ち抜き部材セット工程に対応)
次に、製造治具30に対して、中間生成物10をセットする。この場合、既に凸状ブロック32に載置されている補材21の上部側(Z1側)に、図4に示すような抜き板33(打ち抜き部材に対応)を位置させる。図4は、製造治具30を構成する抜き板33が補材シート20を上方側(Z1側)から押さえ付けている状態を示す図である。この抜き板33には、補材21に対応した大きさの窓部33aが設けられている。窓部33aは、枠状スクラップ部22から切り離された補材21が挿通可能な大きさに設けられている。なお、窓部33aが補材21に位置合わせされた状態で抜き板33がセットされ、抜き板33の窓部33a以外の部分は、枠状スクラップ部22を上方側(Z1側)から押さえて、補材21に対して相対的に下方側(Z2側)に移動可能な状態とする。
次に、製造治具30に対して、中間生成物10をセットする。この場合、既に凸状ブロック32に載置されている補材21の上部側(Z1側)に、図4に示すような抜き板33(打ち抜き部材に対応)を位置させる。図4は、製造治具30を構成する抜き板33が補材シート20を上方側(Z1側)から押さえ付けている状態を示す図である。この抜き板33には、補材21に対応した大きさの窓部33aが設けられている。窓部33aは、枠状スクラップ部22から切り離された補材21が挿通可能な大きさに設けられている。なお、窓部33aが補材21に位置合わせされた状態で抜き板33がセットされ、抜き板33の窓部33a以外の部分は、枠状スクラップ部22を上方側(Z1側)から押さえて、補材21に対して相対的に下方側(Z2側)に移動可能な状態とする。
このとき、窓部33aからは、ガイドピン32aが上方側(Z1側)に向かって突出する状態となる。
なお、製造治具30は、上述した基台31、凸状ブロック32および抜き板33を有している。また、抜き板33の下面に補材シート20が貼り付いたり、抜き板33の上面に次に述べる中間生成物10が貼り付いてしまう場合もある。この場合には、抜き板33の上面または下面の少なくとも一方の表面粗さが粗くなるような加工を施したり、補材シート20や中間生成物10が貼り付き難い材質を抜き板33の上面または下面の少なくとも一方に取り付けるようにしても良い。
(4)第4工程:中間生成物10のセット(中間生成物セット工程に対応)
上述した抜き板33の上部側(Z1側)に、中間生成物10をセットする。図5は、中間生成物10が図4に示す抜き板33の上部にセットされた状態を示す図である。図5に示すように、中間生成物10は、抜き板33に重ねられる状態でセットされる。この中間生成物10には、ガイド孔13が設けられているが、そのガイド孔13に窓部33aを挿通しているガイドピン32aが差し込まれる。それにより、中間生成物10が補材21に対して位置決めされる。なお、基台31には不図示のガイドピンが設けられていて、そのガイドピンが抜き板33の不図示の孔部に差し込まれることで、基台31と抜き板33の間の位置決めもなされる。
上述した抜き板33の上部側(Z1側)に、中間生成物10をセットする。図5は、中間生成物10が図4に示す抜き板33の上部にセットされた状態を示す図である。図5に示すように、中間生成物10は、抜き板33に重ねられる状態でセットされる。この中間生成物10には、ガイド孔13が設けられているが、そのガイド孔13に窓部33aを挿通しているガイドピン32aが差し込まれる。それにより、中間生成物10が補材21に対して位置決めされる。なお、基台31には不図示のガイドピンが設けられていて、そのガイドピンが抜き板33の不図示の孔部に差し込まれることで、基台31と抜き板33の間の位置決めもなされる。
(5)第5工程:枠状スクラップ部22からの補材21の切断および補材21の中間生成物10への貼り付け(切断工程および固定工程に対応)
次に、枠状スクラップ部22から補材21を切断し、その切断の後に補材21を中間生成物10へ貼り付ける。図6は、押圧部材60が図5に示す中間生成物10の上部に位置する状態を示す図である。枠状スクラップ部22から補材21を切断する場合、図6に示すように、中間生成物10の上部側(Z1側)に、押圧部材60を位置させる。押圧部材60は、製造治具30と共にフレキシブルプリント基板の製造装置50を構成するものである。押圧部材60は、制御装置70の指令に基づいて、押圧の動作を行う押圧機構80を駆動させることで、行うようにしても良い。
次に、枠状スクラップ部22から補材21を切断し、その切断の後に補材21を中間生成物10へ貼り付ける。図6は、押圧部材60が図5に示す中間生成物10の上部に位置する状態を示す図である。枠状スクラップ部22から補材21を切断する場合、図6に示すように、中間生成物10の上部側(Z1側)に、押圧部材60を位置させる。押圧部材60は、製造治具30と共にフレキシブルプリント基板の製造装置50を構成するものである。押圧部材60は、制御装置70の指令に基づいて、押圧の動作を行う押圧機構80を駆動させることで、行うようにしても良い。
この押圧部材60は、中間生成物10と共に抜き板33を下方側(Z2側)に押し下げる部材である。したがって、押圧部材60の底面は、窓部33aよりも大面積に設けられていて、中間生成物10の窓部33aの上部に位置する部位のみが抜き板33に対して相対的に下方側(Z2側)に移動しない構成となっている。すなわち、押圧部材60は、窓部33aの周囲の抜き板33の少なくとも一部を押圧するように設けられている。
なお、押圧部材60は、窓部33aを完全に覆う状態で、窓部33aの周囲の抜き板33を押圧することが好ましい。また、押圧部材60は、図6に示すものには限られない。たとえば、押圧部材60を窓部33aよりも小面積とすると共に、抜き板33の窓部33a以外の部位を押圧するようにしても良い。また、たとえば棒状のような縦か横のいずれかの寸法が窓部33aよりも小さいものを少なくとも1つ備えるものを押圧部材とし、その押圧部材が窓部33aに橋渡しされる状態で、抜き板33を押圧するようにしても良い。
図7は、図6に示す押圧部材60が下方側(Z2側)に移動して、枠状スクラップ部22から補材21が切断された状態を示す図である。上述した押圧部材60が下方側(Z2側)に移動すると、図7に示すように、抜き板33は、枠状スクラップ部22を押圧し、枠状スクラップ部22が下方側(Z2側)に移動する。しかしながら、補材21は凸状ブロック32に載置されているので、下方側(Z2側)には移動しない。それにより、接続部23が切断され、補材21が枠状スクラップ部22から切り離される。
その切り離しの後に、さらに押圧部材60が下方側(Z2側)に移動すると、中間生成物10に補材21が押圧状態で当接する。この押圧状態により、中間生成物10に対して補材21が固定される。なお、固定は、中間生成物10や補材21の接着部位に固定のための接着材や粘着材を用いて、たとえば熱圧着等の手法で実現可能である。また、上記の固定工程における「固定」には、一時的に固定する仮固定が含まれるが、一時的な仮固定ではなく完全に固定するものも固定工程での「固定」に含まれる。
(6)第6工程:補材シート20の再セットおよび第3〜第5工程の繰り返し
上述したように、ある部位の補材21の固定が終了した後に、補材シート20を凸状ブロック32に対して移動させて、枠状スクラップ部22に存在している別の補材21が凸状ブロック32に載置される状態とし、別の補材21のガイド孔25がガイドピン32aに差し込まれる状態とする。以下の説明では、この動作を補材21の再セットとする。
上述したように、ある部位の補材21の固定が終了した後に、補材シート20を凸状ブロック32に対して移動させて、枠状スクラップ部22に存在している別の補材21が凸状ブロック32に載置される状態とし、別の補材21のガイド孔25がガイドピン32aに差し込まれる状態とする。以下の説明では、この動作を補材21の再セットとする。
その後に、上述した第3工程から第5工程の動作を繰り返す。なお、この補材シート20の再セットの動作や第3工程から第5工程までの動作の繰り返しは、枠状スクラップ部22から補材21がなくなるまで行うことができる。
(7)第7工程:固定後の後工程
中間生成物10に対して、必要とされる全ての補材21の固定が終了した後に、後工程を実施する。後工程としては、たとえば固定で用いられた接着材や粘着材の熱硬化等により、中間生成物10に対して一時的に固定された状態の補材21を、中間生成物10に対して完全に接着させる工程がある。その他、必要に応じて種々の部材を貼り付けたり、その他の加工を経ることにより、製品としてのフレキシブルプリント基板が形成される。
中間生成物10に対して、必要とされる全ての補材21の固定が終了した後に、後工程を実施する。後工程としては、たとえば固定で用いられた接着材や粘着材の熱硬化等により、中間生成物10に対して一時的に固定された状態の補材21を、中間生成物10に対して完全に接着させる工程がある。その他、必要に応じて種々の部材を貼り付けたり、その他の加工を経ることにより、製品としてのフレキシブルプリント基板が形成される。
<効果について>
以上のような構成のフレキシブルプリント基板の製造方法、フレキシブルプリント基板の製造治具30およびフレキシブルプリント基板の製造装置50によると、次のような効果が生じる。
以上のような構成のフレキシブルプリント基板の製造方法、フレキシブルプリント基板の製造治具30およびフレキシブルプリント基板の製造装置50によると、次のような効果が生じる。
すなわち、補材セット工程では、枠状スクラップ部22に補材21が保持されている補材シート20を製造治具30にセットする際に、補材21を製造治具30のカット部位にセットする。また、打ち抜き部材セット工程では、補材21に対応した大きさの窓部33aを有し、かつ枠状スクラップ部22に当接する抜き板33(打ち抜き部材)を、窓部33aがカット部位の補材21に位置合わせされた状態でセットする。また、中間生成物セット工程では、抜き板33(打ち抜き部材)に対して、中間生成物10を位置合わせしてセットする。さらに切断工程では、抜き板33(打ち抜き部材)を補材シート20に対して押圧して、枠状スクラップ部22から補材21を切り離す。また、固定工程では、中間生成物10に対して補材21を位置合わせ状態で固定する。
このため、補材シート20を介して補材21のセットが行える。したがって、たとえば補材21のサイズが小さく取扱いが困難な場合でも、比較的サイズの大きな補材シート20を用いて凸状ブロック32にセットすることができるので、補材21の取り扱いが容易となる。また、1つの補材シート20を用いて、複数の補材21を同時に中間生成物10に貼り合わせることが可能となる。したがって、現状の製造工程で行われているような、作業者の手作業によって1つずつ補材を貼り合わせる場合と比較して、工数を少なくすることが可能となり、生産効率を向上させることができる。
また、本実施の形態では、補材21を枠状スクラップ部22から切断するカット部位には、上面31aが平板状の基台31から突出している凸状ブロック32が配置されている。また、打ち抜き部材セット工程では、補材21は、凸状ブロック32に載置される。このため、切断対象である補材21は凸状ブロック32に載置されたまま移動しないが、枠状スクラップ部22に当接している抜き板33(打ち抜き部材)を基台31に向けて移動させることができる。したがって、枠状スクラップ部22から補材21を確実に切断することが可能となる。
さらに、本実施の形態では、切断工程では、中間生成物10を挟んで抜き板33(打ち抜き部材)の反対側に押圧部材60を位置させている。これと共に、押圧部材60を凸状ブロック32に対して移動させることで、枠状スクラップ部22から補材21を切断している。
このため、押圧部材60を下方側(Z2側)である基台31側に移動させることにより、補材21に対して枠状スクラップ部22を下方側(Z2側)である基台31側に移動させることができ、それによって枠状スクラップ部22から補材21を切断することができる。したがって、補材21を枠状スクラップ部22から容易に切断することができ、特に1回の切断動作で、複数の補材21を同時に切断することが可能となる。それにより、工数を一層少なくすることが可能となり、生産効率を一層向上させることができる。
また、本実施の形態においては、凸状ブロック32には、窓部33aに向かってガイドピン32aが突出して設けられている。また、補材21および中間生成物10には、ガイドピン32aが差し込まれるガイド孔25およびガイド孔13がそれぞれ形成されている。そして、補材セット工程では、補材21のガイド孔25にガイドピン32aを差し込むことで、補材21の凸状ブロック32への位置合わせを行う。また、中間生成物セット工程では、中間生成物10のガイド孔13にガイドピン32aを差し込むことで、中間生成物10の補材21への位置合わせを行う。
このため、補材21および中間生成物10を、凸状ブロック32に確実に位置合わせすることができる。それにより、補材21と中間生成物10とを貼り合わせる際に、位置ずれが生じるのを防止することが可能となる。
また、本実施の形態においては、固定工程後に補材シート20に補材21が残存している場合に、補材シート20を移動させて、補材21を製造治具30の凸状ブロック32(カット部位)にセットする補材セット工程を再び実行することができる。また、この補材セット工程の後に、打ち抜き部材セット工程、中間生成物セット工程、切断工程および固定工程を再び実行することができる。
このようにすることで、1つの補材シート20から複数回、中間生成物10に補材21を貼り付ける作業を実行することが可能となる。したがって、それぞれの貼り付け作業の度に、補材21の取り扱いが容易となる。また、それぞれの貼り付け作業の度に、複数の補材21を同時に中間生成物10に貼り合わせることが可能となるので、工数を少なくすることが可能となり、生産効率を向上させることができる。
また、本実施の形態では、中間生成物10を挟んで抜き板33(打ち抜き部材)とは反対側(Z1側)には押圧部材60が配置される。この押圧部材60は、中間生成物10および抜き板33(打ち抜き部材)を基台31側に移動させる押圧力を与えることで、枠状スクラップ部22を補材21に対して相対的に移動させる。このため、補材21を枠状スクラップ部22から容易に切断することができ、特に1回の切断動作で、複数の補材21を同時に切断することが可能となる。それにより、工数を一層少なくすることが可能となり、生産効率を一層向上させることができる。
<変形例>
以上、本発明の一実施の形態について説明したが、本発明はこれ以外にも種々変形可能となっている。以下、それについて述べる。
以上、本発明の一実施の形態について説明したが、本発明はこれ以外にも種々変形可能となっている。以下、それについて述べる。
上述の実施の形態においては、凸状ブロック32はカット部位に対応するものとしている。しかしながら、カット部位は凸状ブロック32に限られるものではない。たとえば、製造治具30に基台31の上面31aから上方に移動可能な可動式の稼働部材を設けるようにしても良い。この場合、可動部材は、最初は基台31の上面31aと面一か、または上面31aから凹んでいるが、枠状スクラップ部22から補材21を打ち抜く際に、上面31aから可動部材が飛び出す構成とすることができる。
また、上述の実施の形態では、抜き板33は打ち抜き部材に対応するものとしている。しかしながら、打ち抜き部材は抜き板33に限られるものではない。たとえば、板状またはブロック状の部材にカッター等が取り付けられたものを、打ち抜き部材としても良い。
また、上述の実施の形態におけるフレキシブルプリント基板の製造装置50は、図6および図7に示す構成の配置を、上下逆転させても良い。また、押圧部材60を移動させずに固定的とする一方、基台31側を上昇させる構成を採用しても良い。
10…中間生成物、11…基材、12…金属パターン部、13…ガイド孔、20…補材シート、21…補材、22…枠状スクラップ部、23…接続部、24…スリット、25…ガイド孔、30…製造治具、31…基台、31a…上面、32…凸状ブロック(カット部位に対応)、32a…ガイドピン、33…抜き板(打ち抜き部材に対応)、33a…窓部、50…フレキシブルプリント基板の製造装置、60…押圧部材、70…制御装置、80…押圧機構
Claims (8)
- フレキシブルプリント基板の中間生成物に補材を貼り付けてフレキシブルプリント基板を形成するフレキシブルプリント基板の製造方法であって、
枠状スクラップ部に補材が保持されている補材シートを製造治具にセットする際に、前記補材を前記製造治具のカット部位にセットする補材セット工程と、
前記補材に対応した大きさの窓部を有し、かつ前記枠状スクラップ部に当接する打ち抜き部材を、前記窓部が前記カット部位の前記補材に位置合わせされた状態でセットする打ち抜き部材セット工程と、
前記打ち抜き部材に対して、前記中間生成物を位置合わせしてセットする中間生成物セット工程と、
前記打ち抜き部材を前記補材シートに対して押圧して、前記枠状スクラップ部から前記補材を切り離す切断工程と、
前記中間生成物に対して前記補材を位置合わせ状態で固定する固定工程と、
を備えることを特徴とするフレキシブルプリント基板の製造方法。 - 請求項1記載のフレキシブルプリント基板の製造方法であって、
前記カット部位には、上面が平板状の基台から突出している凸状ブロックが配置されていて、
前記打ち抜き部材セット工程では、前記補材は、前記凸状ブロックに載置される、
ことを特徴とするフレキシブルプリント基板の製造方法。 - 請求項2記載のフレキシブルプリント基板の製造方法であって、
前記切断工程では、前記中間生成物を挟んで前記打ち抜き部材の反対側に押圧部材を位置させると共に、
前記押圧部材を前記凸状ブロックに対して移動させることで、前記枠状スクラップ部から前記補材を切断する、
ことを特徴とするフレキシブルプリント基板の製造方法。 - 請求項2または3記載のフレキシブルプリント基板の製造方法であって、
前記凸状ブロックには、前記窓部に向かってガイドピンが突出して設けられていて、
前記補材および前記中間生成物には、前記ガイドピンが差し込まれるガイド孔がそれぞれ形成されていて、
前記補材セット工程では、前記補材の前記ガイド孔に前記ガイドピンを差し込むことで、前記補材の前記凸状ブロックへの位置合わせを行い、
前記中間生成物セット工程では、前記中間生成物の前記ガイド孔に前記ガイドピンを差し込むことで、前記中間生成物の前記補材への位置合わせを行う、
ことを特徴とするフレキシブルプリント基板の製造方法。 - 請求項1から4のいずれか1項に記載のフレキシブルプリント基板の製造方法であって、
前記固定工程後に前記補材シートに前記補材が残存している場合に、前記補材シートを移動させて、前記補材を前記製造治具のカット部位にセットする補材セット工程を再び実行し、以後、前記打ち抜き部材セット工程、前記中間生成物セット工程、前記切断工程および前記固定工程を再び実行する、
ことを特徴とするフレキシブルプリント基板の製造方法。 - フレキシブルプリント基板の中間生成物に補材を貼り付けてフレキシブルプリント基板を形成するためのフレキシブルプリント基板の製造治具であって、
上面が平面状に設けられている基台と、
前記基台の上面から突出して設けられていると共に、枠状スクラップ部に前記補材が保持されている補材シートに保持された状態の前記補材が載置される凸状ブロックと、
前記補材シートを挟んで前記基台および前記凸状ブロックとは反対側に配置され、前記補材に対応した大きさの窓部を有すると共に前記枠状スクラップ部に当接する打ち抜き部材と、
を備えることを特徴とするフレキシブルプリント基板の製造治具。 - 請求項6記載のフレキシブルプリント基板の製造治具であって、
前記凸状ブロックには、前記窓部に向かってガイドピンが突出して設けられていて、
前記補材および前記中間生成物には、前記ガイドピンが差し込まれるガイド孔がそれぞれ形成されていて、
前記凸状ブロックに前記補材を載置する際に、前記補材の前記ガイド孔に前記ガイドピンを差し込むことで、前記補材の前記凸状ブロックへの位置合わせが行われると共に、
前記打ち抜き部材に前記中間生成物を載置する際に、前記中間生成物の前記ガイド孔に前記ガイドピンを差し込むことで、前記中間生成物の前記補材への位置合わせが行われる、
ことを特徴とするフレキシブルプリント基板の製造治具。 - フレキシブルプリント基板の中間生成物に補材を貼り付けてフレキシブルプリント基板を形成するためのフレキシブルプリント基板の製造装置であって、
上面が平面状に設けられている基台と、
前記基台の上面から突出して設けられていると共に、枠状スクラップ部に前記補材が保持されている補材シートに保持された状態の前記補材が載置される凸状ブロックと、
前記補材シートを挟んで前記基台および前記凸状ブロックとは反対側に配置され、前記補材に対応した大きさの窓部を有すると共に前記枠状スクラップ部に当接する打ち抜き部材と、
前記中間生成物を挟んで前記打ち抜き部材とは反対側に配置されると共に、前記中間生成物および前記打ち抜き部材を前記基台側に移動させる押圧力を与え、前記枠状スクラップ部を前記補材に対して相対的に移動させる押圧部材と、
を備えることを特徴とするフレキシブルプリント基板の製造装置。
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CN114871974A (zh) * | 2021-02-05 | 2022-08-09 | 深圳富泰宏精密工业有限公司 | 固定装置及显示面板组装方法 |
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