JP3699558B2 - 収納部昇降方法及びそれを用いた昇降収納装置 - Google Patents

収納部昇降方法及びそれを用いた昇降収納装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、鉛直方向に上下に配列した2つの収納部を必要に応じてその上下位置を入れ換え、出し入れが容易な下方位置に任意の収納部が位置するように昇降させることができる収納部昇降方法及びそれを用いた昇降収納装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
収納部を上方位置と下方位置との間に昇降させる方法として、収納部を鉛直線上に直線的に昇降させることが考えられるが、収納部に収納した物品の重量が増したとき、上昇させることが困難になるため、より軽い力で上昇させることができるように、回動により収納部を昇降させる昇降収納装置が提案されている。図14は回動による収納部の昇降装置の従来例を示すもので、リンク機構より収納部を昇降できるように構成されている。
【0003】
この昇降装置は、図14に示すように、流し台d等の作業台の上方に配置したキャビネットc内に収容された収納部aをキャビネットc内と下方位置との間に昇降できるように構成されている。収納部aがキャビネットc内に収容されている状態では流し台dを使用する作業に支障はなく、必要に応じてキャビネットcの扉を開いて収納部aを引き下ろすと、自由に出し入れのできる下方位置に降下させることができる。収納部aはキャビネットcに回動自在に取り付けられた平行リンクbの自由端で支持されているので、収納部aはキャビネットc内と手前下方位置とに回動させて昇降動作を行うことができる。
【0004】
このような厨房だけでなく、上方空間を物品の収納場所としてキャビネット類を配置することがなされるが、物の出し入れに踏み台等を用いないと自由に出し入れができないので、上記のように収納部aを昇降できるように構成すると、上方に設置した収納部を有効活用できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記構成では収納部aはキャビネットcの手前側が下降位置となるので、収納部aを下降させた状態では流し台等の作業台での作業ができなくなることや、昇降する高さ距離が小さいためキャビネットcをあまり高い位置に配置することができない問題点があった。
【0006】
本発明の目的とするところは、鉛直方向に上下に配列された2つの収納部を上方位置からその真下の下方位置に昇降させて上下を入れ換えることができる収納部昇降方法及びそを用いた昇降収納装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本願の第1発明は、鉛直方向に上下に配列した第1の収納部と第2の収納部とを、それらの間の回転支点まわりに同期回動させて、第1の収納部を第2の収納部の元の配列位置に移動させるのと同時に第2の収納部を第1の収納部の元の配列位置に移動させることにより、第1の収納部及び第2の収納部の配列位置を入れ換えることを特徴とする収納部昇降方法である。
【0008】
このように第1、第2の各収納部をそれらの間の回転支点まわりに同期回動させて、それぞれ180度に回動移動させれば鉛直方向に配列した上下位置を入れ換えることができ、下方位置を収納物の出し入れのしやすい位置に設定すれば、任意に上方位置の収納部を下方位置に移動でき、上方の収納部を有効に利用することができる。
【0009】
また、本願の第2発明は、鉛直方向に上下に配列した第1、第2の各収納部と、各収納部を所定の支持支点で支持して第1の収納部と第2の収納部とを連結し、各支持支点の間に設定した回転支点で回転する支持部材とを備えたことを特徴とする昇降収納装置である。
【0010】
上記構成によれば、支持部材で連結した第1、第2の各収納部を支持部材の回転支点で180度に回動させれば、鉛直方向に上下に配列した第1、第2の各収納部を上方位置とその真下の下方位置とに入れ換えることができる。これを更に180度回動させるか、逆方向に回動させることによって元に復帰させることもできる。
【0011】
更に、本願の第3発明は、鉛直方向に上下に配列した第1、第2の各収納部と、各収納部を所定の支持支点で支持して第1の収納部と第2の収納部とを連結し、各支持支点の間に設定した回転支点で回転する支持部材と、前記回転支点をその軸線と直角な向きに水平方向に移動できるように支持する摺動支持部とを備えたことを特徴とする昇降収納装置である。
【0012】
上記構成によれば、回転支点は摺動支持部上で水平移動できるので、支持部材は回転支点を移動させつつ各収納部を回転させることができ、限られた空間内での昇降移動や昇降経路の変化により収容部内に配列した各収納部の鉛直方向に配列した上下位置の入れ換えを無駄なスペースを設けることなく行うことができる。
【0013】
上記構成は、第1、第2の各収納部を所定の姿勢に規制する姿勢規制手段を備えて構成することができ、回動角度によって収納部の姿勢が変化することが規制され、収納部としての安全性が保たれる。
【0014】
また、第1、第2の各収納部が鉛直方向に上下に配列された位置で支持部材の回転を係止する停止位置規制手段を設けて構成することができ、鉛直方向の上下の配列位置での収納部は安定した停止状態に係止され、物品の出し入れ等の使用が容易となり、収容部内の所定位置に格納することができる。
【0015】
更に、所定位置から移動した回転支点を摺動支持部の前記所定位置に復帰させる回転支点復帰手段を備えて構成することができ、各収納部が上下の配列位置のような一定の位置に達する以前に昇降移動の加圧が解除されたときにも、回転支点は自動的に所定位置に復帰されるので、昇降の途中位置で停止されることがない。
【0016】
上記回転支点復帰手段は、支持部材に対して作用するバネで構成することができ、バネの付勢により回転支点を所定位置に戻すことが可能となる。
【0017】
更に、第1、第2の各収納部の昇降経路を規制する昇降経路規制手段を備えて構成することができ、収容部内などの限られた空間内で収納部を昇降させる場合に、その昇降経路を所望の軌道に設定することができる。
【0018】
上記昇降経路規制手段は、第1、第2の各収納部をその鉛直方向の配列位置にて収容する収容部の壁面または扉として構成でき、壁面または扉で一方の収納部の昇降経路を規制することにより、他方の収納部の回転支点を移動させて限られた空間内での昇降移動を可能とすることができる。
【0019】
また、上記昇降経路規制手段は、支持部材の回転支点から外れた一点とこの支持部材を支持している固定部材の一点とを連結するリンクで構成することができ、一方の収納部の回動による支持部材の回転支点をリンクによって移動させ、他方の収納部の昇降移動を所定経路に導くことによって限られた空間内での昇降移動を可能とすることができる。
【0020】
また、上記昇降経路規制手段は、支持部材の回転支点から外れた少なくとも1点に設けた係合部と、前記支持部材を支持している固定部材上に設けられて前記係合部の移動を案内する案内部とを備えて構成することができ、一方の収納部の回動に伴って支持部材の係合部が案内部により案内されることによって回転支点を移動させ、他方の収納部の昇降移動を所定経路に導くことにより限られた空間内での昇降移動を可能とすることができる。
【0021】
上記構成は、係合部を支持部材の回転支点に対して対称となる2点に設けて構成することができ、係合部のいずれかの1点は常に案内部に案内されるので、交互に案内部に係合させるようにすると、360度方向に昇降経路が規制され、各収納部は任意方向に回転可能として上下位置を入れ換えることができる。
【0022】
更に、第1、第2の各収納部を相対向する両側で一対の支持部材により支持し、これら一対の支持部材を同期回動させるように双方を連結する連結軸を備えて構成すると、収納部を両側で支持する支持部材は同期して回動するので、円滑な回動動作がなされる。
【0023】
更に、連結軸を支持部材による第1、第2の各収納部の支持支点の中間位置に設けて構成することにより、各収納部間に無駄なスペースが生じず、限られた空間内に配列する各収納部の容積を最大化させることができる。
【0024】
更に、摺動支持部は伸縮構造として構成することにより、奥行きの狭い収容部内に各収納部を配列して回動させたときにも、伸縮構造の摺動支持部により支持部材の回転支点の移動範囲は大きく設定でき、昇降移動時に伸長し移動終了と共に収縮して収容部内に納めることができる。
【0025】
更に、第1、第2の各収納部のうち、一方の収納部の少なくとも前側の上角及び下角位置を切り欠き、他方の収納部の少なくとも後側の上角及び下角を切り欠いて形成することにより、限られた空間内に各収納部を接近させて配列したときにも、回動により交差する角部を切り欠いて形成することにより、無駄なスペースを設けることなく各収納部を配列することができる。
【0026】
更に、支持部材を摺動支持部上で移動させる昇降操作手段を設けて構成することにより、収納部を操作することなく昇降移動が可能となり、操作する収納部が高い位置にあるような場合に有効である。
【0027】
更に、支持部材に働く収納部による回動トルクを軽減または相殺する釣り合い手段を設けて構成することにより、各収納部の重量バランスの崩れた状態でも回動トルクの差を緩和させ、円滑な回動操作を行うことができる。
【0028】
更に、支持部材は1本のアームであり、姿勢規制手段は移動支点と同心で非回動に設けられた固定輪と、第1、第2の各収納部の支持部材による支持支点と同心で各収納部と一体に回動する各回動輪と、これら固定輪と各回動輪とに掛け渡したベルトとで構成することができ、1本アームの支持部材による不安定な支持状態による各収納部の水平姿勢からの傾きを、非回転の固定輪と収納部に固定された回動輪との間をベルトで連結する構成により防止し、収納部の回動角度にかかわらず一定の姿勢に規制することができる。
【0029】
更に、支持部材または連結軸に電動モータを連結して構成することにより、昇降トルクを軽減させ、あるいは電動駆動により昇降させることもできる。
【0030】
更に、第1、第2の各収納部は作業台上にあり、各収納部の下降位置は作業台と各収納部を収容する収容部との間のアイレベルに対応する高さとして構成することにより、作業台の上方に作業に支障を与えない空間を確保すると共に、下方位置を出し入れのしやすい位置に設定することができ、随時上方位置の収納部を下方位置に昇降移動させ上方位置の収納部を有効に使用できるようにすることができる。
【0031】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して本発明の一実施形態について説明し、本発明の理解に供する。
【0032】
図1は、本発明の基本的構成である第1の実施形態の構成とその動作順序とを模式的に示すもので、図示左右方向の前面、後面を開放状態にした収容部70内に、第1の収納部61と第2の収納部62とを鉛直方向に上下に配列し、これらの支持支点P1 、P2 の間を支持部材64で連結支持し、この支持部材64の中間点を収容部70に支持された回転支点Oとして、各収納部61、62を両側面で回転自在に収容部70で支持して構成している。第1の収納部61または第2の収納部62を前面または後面方向に引き出すように回動させると、支持部材64で連結された他方も回動するので、(a)〜(g)の順に図示するように180度の回動により第1の収納部61と第2の収納部62との上下位置を入れ換えることができる。
【0033】
上記構成において、下方位置を収納物の出し入れのしやすい位置に設定すると、上方位置からは収納物の出し入れは困難であるが、上記のように回動により上下位置を入れ換えることができるので、いずれの収納部も有効に使用することができる。この構成は簡単な構造で鉛直方向に上下に配列した収納部の位置を入れ換えることができ、また、各収納部61、62の両面に出し入れ口を設けておけば前面、後面の両方から出し入れでき、更に、所望の回転方向に自在に回転させ得るので上下入れ換え操作が楽になる利点があるが、収容部70の後面を壁面に添わせて配置する一般的な配置状態では設置できない欠点がある。そこで、回動または回転による昇降に際して後面に収納部が突出しない昇降収納装置の構成について次に説明する。
【0034】
図2は、本発明の第2の実施形態に係る昇降収納装置の構成を示す側面図(a)と正面図(b)である。
【0035】
図2(a)において、第2の実施形態に係る昇降収納装置は、収納キャビネット(収容部)63の中上層に鉛直方向に上下に配列された第1の収納部61及び第2の収納部62と、各収納部61、62の上下位置を入れ換える昇降動作を行うための昇降機構66とを備えて構成されている。昇降機構66は、第1の収納部61の支持支点P1 と第2の収納部62の支持支点P2 との間を連結する支持部材64と、収納キャビネット63に取り付けられて前記支持部材64の回転支点Oを水平方向に移動自在に支持する摺動支持部65と、第1の収納部61を回動角度にかかわらず一定の水平姿勢に維持する第1の姿勢維持部(姿勢規制手段)71と、第2の収納部62を回動角度にかかわらず一定の水平姿勢に維持する第2の姿勢維持部72と、各収納部61、62の昇降経路を規制するリンク(昇降経路規制手段)68とを備え、この昇降機構66は、図2(b)に示すように、左右対称位置に昇降機構66R 、66L として配備され、各支持部材64、64の各回転支点O間は連結軸67で連結され、左右の昇降機構66R 、66L が同期して動作するように構成されている。
【0036】
図3は、図1(b)に示す昇降機構66L の構成を拡大図示するもので、支持部材64は、その回転支点Oに位置する中間部で連結軸67に回動自在に支持され、各収納部61、62の各支持支点P1 、P2 に位置する両端部で各収納部61、62を回動自在に支持している。また、前記連結軸67の両端部は、その上下に配したローラ65a、65bを摺動支持部65の上下にコの字状の断面形状に形成された凹部に嵌入させ、摺動支持部65内を水平方向に円滑に移動できるように構成されている。更に、連結軸67には固定輪74a、74bが固定され、各収納部61、62の支持支点P1 、P2 に固定された回動輪73a、73bとの間にそれぞれベルト75a、75bが掛け渡されて、それぞれ第1の姿勢維持部71、第2の姿勢維持部72を構成している。
【0037】
上記構成において、回転支点Oは各支持支点P1 、P2 の間の中間位置に設けることが望ましく、収納キャビネット63内に格納する各収納部61、62の容積を最も大きく構成することができる。また、収納キャビネット63内に無駄な空間を設けることなく格納して回動させるために、第1の収納部61の後側上角及び下角、第2の収納部62の前側上角及び下角は、図示するように切り欠いて回動時に各収納部61、62の角部が接触しないように形成されている。
【0038】
上記構成になる昇降収納装置Dによる各収納部61、62の昇降動作について、昇降移動の状態を各ステップ毎に(a)〜(g)として示す図4を参照して以下に説明する。
【0039】
収納キャビネット63は前面に扉63aが設けられており、格納した第1の収納部61と第2の収納部62との上下位置を入れ換えるときには、扉62aを開いて前面を開放し、図4(a)の状態から第1の収納部61を手前に引き出しつつ回動させると、第1の収納部61は支持支点P1 で支持部材64を回転支点Oを中心として回動させるので、第2の収納部62も支持支点P2 で後方に回動しようとするが、支持部材64の第2の収納部62側にはリンク68が連結されているので、支持部材64が回動する動作で支持部材64の回転支点Oを摺動支持部65内で水平方向に移動させ、図4(b)〜(d)に示すように、第2の収納部62は第1の収納部61の回動に伴って鉛直方向に上昇する。このリンク68が支持部材64を水平移動させる最大点は図4(d)に示す第1の収納部61と第2の収納部62とが水平方向に並び、支持部材64が水平になった状態で、更に第1の収納部61を回動させると、リンク68による支持部材64の作用方向が変わるので、回転支点Oは戻る方向に移動し、図4(e)〜(f)に示すように、第1の収納部61は回動しつつ収納キャビネット63内の下方に侵入し、第2の収納部62は鉛直方向に更に上昇して、図4(g)に示す第1の収納部61が第2の収納部62が配列されていた下方位置に入ったとき、第2の収納部62は第1の収納部61が配列されていた上方位置に上昇して、第1の収納部61と第2の収納部62との鉛直方向での配列位置が上下入れ換わる。図4(g)に示す状態から第1の収納部61を引出し、上記操作と逆方向に回動させると、第2の収納部62は下降し、図4(f)〜(a)の逆動作でそれぞれ元の配列位置に復帰させることができる。
【0040】
前記下方位置を収納物の出し入れのしやすい高さ位置、例えばアイレベルに設定しておくと、出し入れのしにくい上方位置にある収納部も随時下方位置に移動できるので、一般には出し入れがしにくく単なる保管スペースとしてしか利用できない上方の収納スペースを上記構成によって有効に利用することができる。
【0041】
上記構成において、鉛直方向に上下に配列した各収納部61、62は支持部材64によって各支持支点P1 、P2 の1軸で回動自在に支持されているので、回動角度によって水平姿勢が傾く恐れがあるが、各支持支点P1 、P2 と回転支点Oとの間には、それぞれ各姿勢維持部71、72が設けられているので、回動角度にかかわらず常に一定の水平姿勢が維持される。この各姿勢維持部71、72の構成及び動作について、図5を参照して説明する。
【0042】
図5において、鉛直方向に上下に配列した第1の収納部61及び第2の収納部62それぞれの支持支点P1 、P2 に固定された各回動輪73a、73bと、回動支点Oに配設された連結軸67に固定された各固定輪74a、74b(図3参照)との間には、回動輪73aと固定輪74aとの間にベルト75a、回動輪73bと固定輪74bとの間にベルト75bがそれぞれ掛け渡されている。一方、各収納部61、62は各支持支点P1 、P2 で支持部材64に回動自在に支持されているので、それぞれ支持支点P1 、P2 を中心として回動自在である。従って、支持部材64が連結軸67を回動軸として回動したとき、各収納部61、62の各支持支点P1 、P2 に対する支持角度は変化して各収納部61、62は回転して傾こうとするが、各収納部61、62はそれぞれ各回動輪73a、73bと各固定輪74a、74bとの間がベルト75a、75bで連結されているので、支持部材64の回動によっても各回動輪73a、73b及び各固定輪74a、74bと各ベルト75a、75bとの内接位置が移動するのみで、ベルト75a、75bの緊張摩擦により各収納部61、62は各支持支点P1 、P2 を中心として水平姿勢から傾くことがなく、水平姿勢が維持された状態で回動移動または昇降移動する。
【0043】
上記構成において、第1の収納部61を回転支点Oまわりに回動移動させ、これに伴って第2の収納部62を昇降移動させるために、昇降経路規制手段としてリンク68を採用しているが、この昇降経路規制手段の他の実施形態について以下に説明する。
【0044】
図6は、収納キャビネット63を構成する壁面を昇降経路規制手段として利用した構成を示すもので、図6に示すように、第2の収納部62の背面にはコロ76が取り付けられ、このコロ76を介して収納キャビネット63の背部壁面63bに接して昇降できるように構成されている。図4に示した昇降移動順序からも明らかなように、第2の収納部62を収納キャビネット63の背部壁面63bに沿って昇降させるように規制することによって、第1の収納部61を回動させることによる支持部材64の回転支点Oの摺動支持部65上での位置を移動させることができる。
【0045】
図6に示す状態は、第1の収納部61を下方位置に移動させた状態であるが、再び第1の収納部61を収納キャビネット63の外に引き出して回動させると、支持部材64の第2の収納部62側の回動方向への移動は背部壁面63bによって規制されるため、回転支点Oは第1の収納部61の回動に伴って摺動支持部65上を水平移動する。他の構成及び動作は先の構成と同様なので、その説明は省略する。
【0046】
図7は、支持部材69の第2の収納部62側の端部の移動経路を規制するようにした昇降経路規制手段の構成を示すもので、支持部材69の第2の収納部62側の端部にはローラ(係合部)78が取り付けられており、このローラ78が嵌入される回動ガイド(案内部)77が収納キャビネット63の側壁面に取り付けられている。この回動ガイド77にはローラ78を案内する溝が形成されており、その上下端は各収納部61、62が鉛直線上の上下位置にあるとき、支持部材69の回動支点Oからローラ78までの距離で、摺動支持部65位置での水平線上で回転支点Oからの距離が最短となる形状に形成されている。従って、第1の収納部61の回動により支持部材69が回動するとき、ローラ78の移動が回動ガイド77により案内されるため、回転支点Oを摺動支持部65上で水平移動させ、第1の摺動部61の回動に伴って第2の収納部62を昇降移動させる。
【0047】
上記昇降経路規制手段の構成は、図8に示すようにローラ78、79と回転ガイド80とを設けることによって、各収納部61a、62aの回転移動を可能にすることができる。
【0048】
図8に示すように、支持部材81の両端部にはそれぞれローラ78、79が取り付けられ、このローラ78、79が嵌入される回転ガイド80が収納キャビネット63の側壁面に取り付けられている。前記回転ガイド80の両端部は鉛直方向に上下に配列した各収納部61a、62aが回転する方向に開放されており、各収納部61a、62aを図示矢印方向に回転させることによって支持部材81が回転したとき、第2の収納部62a側のローラ78は回転ガイド80の上方開放部から脱出し、第1の収納部61a側のローラ79は回転ガイド80内を中心方向に移動する。この動作によって第2の収納部62aは回転支点Oまわりに回動し、第1の収納部61aは回転支点Oの摺動支持部65内での移動により上昇移動する。更に第2の収納部62aを回動させると、ローラ78は回転ガイド80の下方開放部から回転ガイド80内に入り、支持部材81が鉛直方向に向いた位置で第2の収納部62aは下方位置に、第1の収納部61aは上方位置にと入れ換えられる。
【0049】
先に述べた各構成では、第1の収納部61の往復回動により第2の収納部62との間の上下位置の入れ換えであったが、本構成によれば、上方位置にある第1の収納部61aまたは第2の収納部62aを引き下ろす方向の一方方向への回動で上下位置を入れ換えることができる。従って、この構成による回転支点Oは360度に回転することができ、その回転方向は常に各収納部61a、62aを引き下ろす方向なので入れ換え操作を楽に行うことができる。
【0050】
尚、本構成による場合、各収納部61a、62aは、図示するように各角部を切り欠いて形成し、一方方向への回転時に双方の角部が接触しないようにしている。
【0051】
以上説明した構成において、鉛直方向に配列した各収納部61、62がそれぞれ上方位置と下方位置とに位置したとき、その位置に安定して停止させるため、図9に示すように、支持部材82の回動を係止させる停止位置規制手段を設けることができる。
【0052】
図9に示すように、前記停止位置規制手段は、支持部材82の両端部にそれぞれコロ83、83を取り付け、図9(b)に示すように、収納キャビネット63の内壁面に支持部材82を停止させる鉛直方向位置にそれぞれ凹部を形成した係止部84、84を取り付けて構成している。鉛直方向に上下に配列した各収納部61、62が昇降移動してそれぞれ上下の所定位置に移動したとき、支持部材82の両端のコロ83、83はそれぞれ係止部84、84の凹部に嵌まり込むので、支持部材82の停止が安定する。この停止状態は、第1の収納部61を回動させる操作を加えることによって各コロ83、83は各係止部84、84への嵌入状態から外れるので、昇降操作に支障を与えることはない。この停止位置規制手段は、図9に示す構成だけでなく、他の構成に同様に適用できる。
【0053】
また、図9に示すように、支持部材82を摺動支持部65上で直接移動させる昇降操作手段を設けて構成することもできる。昇降操作手段85は、摺動支持部65内を回転移動するローラ86と、このローラ86を枢支すると共に支持部材82に連結する移動板87と、移動板87のローラ86枢支位置から収納キャビネット63の扉63a方向に延長して取り付けられた操作レバー88とを備えて構成されている。本構成において、前記操作レバー88を引くと、移動板87はローラ86の回転により摺動支持部65上で移動し、連結された支持部材82の回転支点Oを摺動支持部65上で水平移動させる。支持部材82の回転支点Oの水平移動により支持部材82の一方端がローラ78と回動ガイド77とにより規制されていることによって、他方端に支持された第1の収納部62を回動させると共に、第2の収納部62を下降させる。この構成は、鉛直方向に上下に配列した各収納部61、62の配列位置が比較的高い位置にある場合、特に昇降の主体となる第1の収納部61が上方位置にある場合に、低い位置にある操作レバー88の操作により昇降動作を行うことにより楽な昇降操作が可能となる。
【0054】
更に、図10に示すように、支持部材69の回転支点Oを設定した所定位置に自動的に復帰させる回転支点復帰手段を設けて構成することができる。本構成では収納キャビネット89の両側に扉89a、89bを設けて前後面の任意側を開放可能とし、双方向への回転により各収納部61a、62aを昇降移動できるようにしており、収納キャビネット89の前後面に至る延長幅の摺動支持部90に支持部材69の回転支点Oを支持し、この回転支点Oの両側にバネ91、91を配して、支持部材69の回転支点Oが設定した所定位置に位置するように両側から付勢している。人力により各収納部61a、62aを回動させたときには、回動方向によりバネ91、91の付勢力に抗して回転支点Oが摺動支持部90上を移動し、各収納部61a、62aの上下入れ換えができる。この回動による上下入れ換えが所定位置に達する以前に人力による加圧を解除しても、バネ91、91の付勢により回転支点Oは所定位置に自動的に復帰する。前記所定位置は各収納部61、62が鉛直方向の上下位置に配列される位置であるが、任意位置に設定することもできる。
【0055】
更に、各構成における連結軸67にロータリーダンパ等の釣り合い手段を連結することにより、各収納部61、62に収納した物品の重量差により昇降操作が困難になる状態は、重量の大きい側が下降方向になったときの急激な下降を抑制し、安定した昇降動作を行わせることができる。また、連結軸67にモータを連結して昇降動作の補助動力する他、電動により昇降動作を行わせることもできる。
【0056】
更に、図11は、伸縮可能な摺動支持部92を備えた昇降収納装置の構成及び昇降動作を示し、奥行きの狭い収納キャビネット93にも適用することができるものである。
【0057】
図11に示す昇降収納装置に設けられた摺動支持部92は、図12に示すように、本体92a内に延長部92bが進退自在に挿入されている。各収納部61b、62bも収納キャビネット93に合わせて奥行き寸法を小さく形成されており、各収納部61b、62bが上下配列位置にある(a)または(g)に示す状態では、前記摺動支持部92は収納キャビネット93内に納まる収縮状態にあり、第1の収納部61bの回動に伴ってリンク95により押し出される支持部材94の回転支点Oが摺動支持部92の延長部92bの端部ストッパ92cに当接して延長部92bを押し出すことにより、摺動支持部92は伸長して収納キャビネット93外にまで回転支点Oを移動させる(c)〜(e)。第1の収納部61bが下方位置に入る方向に移動するときには、リンク95の作用により回転支点Oは収納キャビネット93内に向かい、反対側の端部ストッパ92dを進入方向に押し入れるので、延長部92bは本体92aに進入して摺動支持部92は元のサイズに収縮する。このように各収納部61a、62aが鉛直方向の上下位置に配列された状態では、摺動支持部92は収納キャビネット93内に納まっているので、扉93aを閉じることができる。
【0058】
以上説明した各昇降収納装置の構成は、収納キャビネット内に装備した形態として示したが、作業台等の上方に配設することもできる。図13に示すように、壁面の添って配置された作業台96の上方の壁面に取り付けた収容部97に第1、第2の各収納部61、62が上下に格納されており、この下方位置をアイレベルに設定すれば、作業台96の上方には作業に支障のない空間が確保され、必要に応じて各収納部61、62の鉛直方向の上下位置を入れ換えれば、出し入れのしにくい上方位置からも収納物の出し入れが容易となり、作業に必要な収納部として有効活用できる。
【0059】
【発明の効果】
以上の説明の通り本願の第1発明によれば、鉛直方向に上下に配列した第1、第2の各収納部をそれらの間の回転支点まわりに同期回動させて、それぞれ180度に回動移動させれば鉛直方向の上下位置を入れ換えることができ、下方位置を収納物の出し入れのしやすい位置に設定すれば、任意に上方位置の収納部を下方位置に移動でき、上方の収納部を有効に利用することができる。
【0060】
また、本願の第2発明によれば、支持部材で連結した第1、第2の各収納部を支持部材の回転支点で180度に回動させれば、鉛直方向に上下に配列した第1、第2の各収納部を上方位置とその真下の下方位置とに入れ換えることができる。従って、昇降操作が楽な回動による昇降により、上方位置の収納部をその真下の下方位置に移動できるので、前方への突出がなく作業台の上方に配置しても作業に支障を与えることがない。
【0061】
更に、本願の第3発明によれば、回転支点は摺動支持部上で水平移動できるので、支持部材は回転支点を移動させつつ鉛直方向に上下に配列した各収納部を回転させることができ、限られた空間内での昇降移動や昇降経路の変化により収容部内に配列した各収納部の上下位置の入れ換えを無駄なスペースを設けることなく行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態に係る昇降収納装置の構成及び動作を説明する側面図。
【図2】 第2の実施形態に係る昇降収納装置の側面(a)と正面(b)から見た構成図。
【図3】 昇降機構の構成を拡大図示する構成図。
【図4】 第2の実施形態に係る昇降収納装置の動作順序を説明する側面図。
【図5】 姿勢規制手段の構成を説明する側面構成図。
【図6】 昇降経路規制手段の構成を示す側面構成図。
【図7】 昇降経路規制手段の別構成を示す側面(a)及び正面(b)からの構成図。
【図8】 昇降経路規制手段の別構成を示す側面構成図。
【図9】 停止位置規制手段及び昇降操作手段の構成を示す側面(a)及び正面(b)からの構成図。
【図10】 回転支点復帰手段の構成を示す側面構成図。
【図11】 伸縮構造の摺動支持部を用いた昇降収納装置の構成及び動作順を示す側面図。
【図12】 伸縮構造の摺動支持部の例を示す平面図。
【図13】 昇降収納装置を作業台上に設置した例を示す側面図。
【図14】 従来例に係る昇降収納装置の概略構成を示す側面図。
【符号の説明】
61 第1の収納部
62 第2の収納部
63 収納キャビネット(収容部)
64、69、81、82、94 支持部材
65 、90、92 摺動支持部
66 昇降機構
67 連結軸
68 リンク(昇降経路規制手段)
71 第1の姿勢維持部(姿勢規制手段)
72 第2の姿勢維持部(姿勢規制手段)
76 コロ(昇降経路規制手段)
77、80 回動ガイド(昇降経路規制手段)
78、79 ローラ(昇降経路規制手段)
84 係止部(停止位置規制手段)
85 昇降操作手段
91 バネ(回転支点復帰手段)

Claims (21)

  1. 鉛直方向に上下に配列した第1の収納部と第2の収納部とを、それらの間の回転支点まわりに同期回動させて、第1の収納部を第2の収納部の元の配列位置に移動させるのと同時に第2の収納部を第1の収納部の元の配列位置に移動させることにより、第1の収納部及び第2の収納部の配列位置を入れ換えることを特徴とする収納部昇降方法。
  2. 鉛直方向に上下に配列した第1、第2の各収納部と、各収納部を所定の支持支点で支持して第1の収納部と第2の収納部とを連結し、各支持支点の間に設定した回転支点で回転する支持部材とを備えたことを特徴とする昇降収納装置。
  3. 鉛直方向に上下に配列した第1、第2の各収納部と、各収納部を所定の支持支点で支持して第1の収納部と第2の収納部とを連結し、各支持支点の間に設定した回転支点で回転する支持部材と、前記回転支点をその軸線と直角な向きに水平方向に移動できるように支持する摺動支持部とを備えたことを特徴とする昇降収納装置。
  4. 第1、第2の各収納部を所定の姿勢に規制する姿勢規制手段を備えた請求項2または3記載の昇降収納装置。
  5. 第1、第2の各収納部が鉛直方向に上下に配列された位置で支持部材の回転を係止する停止位置規制手段を設けた請求項2〜4いずれか一項に記載の昇降収納装置。
  6. 所定位置から移動した回転支点を摺動支持部の前記所定位置に復帰させる回転支点復帰手段を備えた請求項3〜5いずれか一項に記載の昇降収納装置。
  7. 回転支点復帰手段は、支持部材に対して作用するバネである請求項6記載の昇降収納装置。
  8. 第1、第2の各収納部の昇降経路を規制する昇降経路規制手段を備えた請求項3〜7いずれか一項に記載の昇降収納装置。
  9. 昇降経路規制手段は、第1、第2の各収納部をその鉛直方向での配列位置にて収容する収容部の壁面または扉である請求項8記載昇降収納装置。
  10. 昇降経路規制手段は、支持部材の回転支点から外れた一点とこの支持部材を支持している固定部材の一点とを連結するリンクである請求項8記載の昇降収納装置
  11. 昇降経路規制手段は、支持部材の回転支点から外れた少なくとも1点に設けた係合部と、前記支持部材を支持している固定部材上に設けられて前記係合部の移動を案内する案内部とを備えた請求項8記載の昇降収納装置。
  12. 係合部を支持部材の回転支点に対して対称となる2点に設け、前記係合部のいずれか一方を脱出させる開放部を両端部に設けた案内部を備えた請求項11記載の昇降収納装置。
  13. 第1、第2の各収納部を相対向する両側で一対の支持部材により支持し、これら一対の支持部材を同期回動させるように双方を連結する連結軸を備えた請求項2〜12いずれか一項に記載の昇降収納装置。
  14. 連結軸を支持部材による第1、第2の各収納部の支持支点の中間位置に設けた請求項2〜13いずれか一項に記載の昇降収納装置。
  15. 摺動支持部は伸縮構造である請求項3〜14いずれか一項に記載の昇降収納装置。
  16. 第1、第2の各収納部のうち、一方の収納部の少なくとも前側の上角及び下角位置を切り欠き、他方の収納部の少なくとも後側の上角及び下角を切り欠いて形成した請求項2〜15いずれか一項に記載の昇降収納装置。
  17. 支持部材を摺動支持部上で移動させる昇降操作手段を設けた請求項3〜16いずれか一項に記載の昇降収納装置。
  18. 支持部材に働く収納部による回動トルクを軽減または相殺する釣り合い手段を設けた請求項2〜17いずれか一項に記載の昇降収納装置。
  19. 支持部材は1本のアームであり、姿勢規制手段は移動支点と同心で非回動に設けられた固定輪と、第1、第2の各収納部の支持部材による支持支点と同心で各収納部と一体に回動する各回動輪と、これら固定輪と各回動輪とに掛け渡したベルトとで構成した請求項2〜18いずれか一項に記載の昇降収納装置。
  20. 支持部材に電動モータを連結した請求項2〜19いずれか一項に記載の昇降収納装置。
  21. 第1、第2の各収納部は作業台上にあり、各収納部の下降位置は作業台と各収納部を収容する収容部との間のアイレベルに対応する高さである請求項2〜20いずれか一項に記載の昇降収納装置。
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