JP3696862B2

JP3696862B2 - Method of using moisturizer and plant extract, and external preparation

Info

Publication number: JP3696862B2
Application number: JP2003119053A
Authority: JP
Inventors: 伸夫三間
Original assignee: 三興物産株式会社
Priority date: 2003-04-23
Filing date: 2003-04-23
Publication date: 2005-09-21
Anticipated expiration: 2023-04-23
Also published as: JP2004323406A

Description

【０００１】
【発明が属する技術分野】
本発明は、保湿剤および植物抽出物の使用方法ならびに外用剤に関する。
【０００２】
【従来の技術】
人の皮膚は、健常状態にあれば適度の保湿性を有し、通常は特別なケアを必要としないが、環境要因の変化(例えば、温度変化、湿度変化、光や水との接触等)や老化によって、しばしば変化を起こし支障をきたすことがある。すなわち保湿機能が低下した皮膚は、乾燥して硬くなり、光沢や弾力性も失われてカサカサとした状態となる。こうした乾燥皮膚は、近年、急増傾向にあるアトピー性皮膚炎との関連性も指摘されており、様々なスキントラブルを招く恐れがある。
【０００３】
皮膚の乾燥を防ぐため、従来から、グリセリン、プロピレングリコール、1,3-ブチレングリコールなどの多価アルコールをはじめ、油脂成分、アミノ酸、蛋白質、多糖類、ムコ多糖類等が配合された化粧品等の各種外用剤が利用されてきた。
【０００４】
上記成分は、皮膚に塗布されることにより被膜を作り、水分の蒸散を防いだり、天然保湿因子(ＮＭＦ：Nature Moisturizing Factor)としての機能を発揮する。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記成分は皮膚の乾燥を防ぐだけでなく、これに伴う肌荒れ、ヒビ、アカギレ、カユミ、炎症性疾患等の予防、軽減または改善には十分なものではなかった。
【０００６】
本発明はこのような従来技術の問題点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、皮膚に対して潤いを与え、生き生きとした健全な皮膚を維持、再生する上で有用な新規保湿成分ならびに新規組成物を提供することにある。
【０００７】
そこで、本発明者は、安全性に優れた植物抽出物の中から新規かつ有効な保湿成分を見出すべく鋭意努力したところ、ある種の植物抽出物が保湿効果を発揮することを発見し、本発明を完成するに至った。
【０００８】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る保湿剤は、ミヤマヨメナ、オガタマノキ、ミカエリソウ、ホトケノザ、ニシキゴロモ、マユミ、ミヤマシグレ、トキワマンサク、ホトトギス、ヒトリシズカ、フタリシズカ、サギソウ、ハツユキソウ、ハルノノゲシ、ホタルブクロの中から選ばれる１種もしくは２種以上の植物抽出物からなることを特徴としている。
【０００９】
本発明に係る植物抽出物の使用方法は、ミヤマヨメナ、オガタマノキ、ミカエリソウ、ホトケノザ、ニシキゴロモ、マユミ、ミヤマシグレ、トキワマンサク、ホトトギス、ヒトリシズカ、フタリシズカ、サギソウ、ハツユキソウ、ハルノノゲシ、ホタルブクロの中から選ばれた１種もしくは２種以上の植物抽出物を保湿剤として使用することを特徴とする。
【００１０】
本発明に係る外用剤は、ミヤマヨメナ、ホトトギス、サギソウ、ハツユキソウの中から選ばれる１種もしくは２種以上の植物抽出物からなる保湿剤を含有することを特徴とするものであって、例えば、化粧料や浴用剤として提供される。
【００１１】
【発明の実施の形態】
本発明の保湿剤は、下記に述べる植物の中から選ばれる１種もしくは２種以上の植物抽出物からなることを特徴としている。
【００１２】
本発明において用いられるミヤマヨメナは学名を Gymnaster savatieri とするキク科の植物、オガタマノキは学名を Michelia compressa とするモクレン科の植物、ミカエリソウは学名を Leucosceptrum stellipilum とするシソ科の植物、ホトケノザは学名を Lamium amplexicaule とするシソ科の植物、ニシキゴロモは学名を Ajuga yezoensis とするシソ科の植物、マユミは学名を Euonymus sieboldianus とするニシキギ科の植物、ミヤマシグレは学名を Viburnum urceolatum とするスイカズラ科の植物、トキワマンサクは学名を Loropetalum chinense とするマンサク科の植物、ホトトギスは学名を Tricyrtis hirta とするユリ科の植物、ヒトリシズカは学名を Chloranthus japonicus とするセンリョウ科の植物、フタリシズカは学名を Chloranthus serratus とするセンリョウ科の植物、サギソウは学名を Habenaria radiata とするラン科の植物、ハツユキソウは学名を Euphorbia marginata とするトウダイグサ科の植物、ハルノノゲシは学名を Sonchus oleraceus とするキク科の植物、ホタルブクロは学名を Campanula punctata とするキキョウ科の植物である。
【００１３】
本発明においては、上記植物の葉、茎、根、花、種子のいずれの部位を用いてもよく、あるいは全草を使用することもできる。また、生薬として提供されていればそれを用いることもできる。なお、これら植物の保湿作用についての報告は見当たらない。
【００１４】
本発明の保湿剤となる植物抽出物は、上記植物から適宜の抽出溶媒にて得られるものである。本発明では、極性溶媒、非極性溶媒のいずれをも抽出溶媒として使用できる。例えば、極性溶媒としては、水、エタノール、イソプロパノール、ブタノールなどのアルコール類、エチレングリコール、プロピレングリコール、1,3-ブチレングリコール、ポリエチレングリコールなどのグリコール類、アセトンなどのケトン類、ジエチルエーテルなどのエーテル類、酢酸エチルなどのエステル類が挙げられる。非極性溶媒としては、ｎ−ヘキサンなどの炭化水素類が挙げられる。保湿効果を考慮すれば極性溶媒が好適であり、極性溶媒のうち水やエタノール、1,3-ブチレングリコール、ポリエチレングリコールが好ましい。また、人に対する安全性を考慮すれば、水やエタノール、1,3-ブチレングリコール、ポリエチレングリコールなど化粧品等の植物抽出原料において使用実績のある溶媒が望ましい。抽出溶媒は単独もしくは混合して用いられ、混合する場合には水との混合溶媒が好ましい。また、溶媒の混合比も任意であるが、好ましくは水が５０v/v％程度以上の混合比である。
【００１５】
抽出方法は特に限定されるものではなく、植物の抽出に用いられる通常の方法が採用される。例えば、乾燥植物あるいは乾燥前の植物を常温付近で１〜７日間溶媒に浸漬する方法が挙げられる。また、抽出効率を上げるために加温することもできるが、できるだけ成分を変性させずに良質の成分を得るために常温付近で抽出するのが望ましい。
【００１６】
抽出に際して植物をそのまま用いてもよいが、作業効率や抽出効率を高めるため、適当な大きさに裁断して用いるのが好ましい。溶媒量は、植物重量に対し、通常３〜２０倍、好ましく５〜１０倍量程度である。抽出後は濾過により残渣を取り除く。
【００１７】
本発明においては、得られた抽出液をそのまま保湿剤として用いることができる。また、必要に応じて濃縮し、あるいは希釈して用いることもできる。さらに、凍結乾燥などの方法により粉末化して用いてもよい。また、２種以上の植物抽出物を混合して保湿剤としてもよく、２種以上の植物を混合して抽出した抽出物を保湿剤として用いることもできる。
【００１８】
本発明に係る保湿剤（抽出物）は、その多くはいわゆる外用剤として人や動物に適用される。この外用剤は、人や動物の皮膚、爪、粘膜に適用されうるすべての形態を含む。この外用剤として、例えば、ローション(化粧水)、乳液、クリーム、オイル、軟膏、パック、リップクリーム、口紅、ファンデーション、アイライナー、頬紅、マスカラ、アイシャドー、マニキュア、ペディキュア、爪被覆剤、爪被服除去剤、ハンドソープ、ボディソープ、洗顔料・石鹸類、整髪剤や育毛剤、ヘアーマニキュアなどの頭髪用剤、パップ剤、硬膏剤、浴用剤などが挙げられる。その剤型も限定されず、液状、乳液状、ペースト状、ゲル状、パウダー状(粉末状)、顆粒状、ペレット状、スティック状等の各種剤型が挙げられる。
【００１９】
本発明の外用剤はその目的、用途を問わない。医薬品、医薬部外品、化粧品の範疇に含まれるものはもちろんのこと、水分を含浸させた脱脂綿等の衛生用品、ウェットタイプのティッシュペーパー、紙タオル、パフなど人や動物の皮膚等に使用されるが薬事法上の適用を受けない種々の製品も本発明にいう外用剤に含まれる。
【００２０】
また、外用剤には、本発明に係る保湿剤以外に種々の添加剤等を使用できる。その一例を挙げると、グリセリン、コラーゲン、ヒアルロン酸およびその塩、コンドロイチン酸およびその塩、キチン、キトサン等本発明に係る保湿剤以外の保湿剤、パラジメチルアミノ安息香酸アミル等の紫外線吸収剤、グリセロリン脂質、スフィンゴリン脂質等の複合脂質、β−カロチン、油溶性甘草エキス、リコカルコンＡ、バイカリン、バイカレインその他の活性酸素消去作用を有する物質、アズレン、グリチルリチン酸およびその塩類、グリチルレチン酸およびその誘導体ならびにそれらの塩、酸化亜鉛等の抗炎症作用物質、リボフラビン、トコフェロール、アスコルビン酸、葉酸等のビタミンおよびその誘導体類、ホホバ油、ラノリン、流動パラフィン、スクワラン、イソステアリルアルコール等の油性成分、ステアリル硫酸ナトリウム、セシル硫酸ジエタノールアミン、ステアリン酸グリセリン等の界面活性剤、エリソルビン酸ナトリウム等の酸化防止剤、エチルパラ安息香酸エステル等の防腐剤、オウバク抽出物、カミツレ抽出物、カンゾウ根抽出物、ローズマリー抽出物、マロニエ抽出物等の植物抽出物、コレステロール類、植物ステロール類、リポプロテイン類、ビフィズス菌培養物、乳酸菌培養物、酵母抽出物、ブクリョウ抽出物等の微生物由来成分、褐藻抽出物、紅藻抽出物等の藻類抽出物、γ−オリザノール等の血行促進剤、硫黄等の抗脂漏剤、香料、アルコール、カルボキシポリマー等の造粘剤、チタンイエロー、ベニバナその他の着色料等がある。
【００２１】
本発明の保湿剤は、各製剤中に、乾燥エキス分として０.００１〜５重量％程度、好ましくは０.０１〜１重量％程度配合される。この程度の配合量が良好な保湿効果、使用性を発揮する。もちろん、保湿剤の配合量は、実質的に保湿効果を発揮される程度の量であり、この範囲に限定されるものではない。また、浴用剤に配合する場合には、浴湯中における濃度が、乾燥エキス分として０.００００１〜０.０１重量％、好ましくは０.０００５〜０.００５重量％程度となる１回分使用量を設定するとよい。
【００２２】
【実施例】
以下本発明の実施例に基づいて、さらに詳細に説明する。
(実施例１)
抽出対象植物１ｋｇに対して３０v/v％エタノール水溶液１０Ｌを添加し、常温で３日間浸漬抽出した。なお、１日に２〜３回軽く攪拌した。次いでこれを濾過して抽出液を得た。これを減圧下、４０℃以下で濃縮してエキス状にし、さらに凍結乾燥して粉末にした。その収率を表１に示す。また、このものを再び抽出溶媒で溶解して下記処方例に示す固形分濃度に調整した後、処方例の製造に供した。
【００２３】
【表１】

【００２４】
(保湿効果)
実施例１で得られた植物抽出物(ヤマブキ(1)、ミヤマヨメナ(2)、オガタマノキ(3)、ミカエリソウ(4)、ホトケノザ(5)、ニシキゴロモ(6)、マユミ(7)、ミヤマシグレ(8)、トキワマンサク(9)、ホトトギス(10)、ヒトリシズカ(11)、フタリシズカ(12)、サギソウ(13)、アキノノゲシ(14)、ハツユキソウ(15)、ハルノノゲシ(16)、ホタルブクロ(17))の保湿効果を調べた。保湿効果は、直径８ｍｍのペーパーディスク(東洋製作所製、重量約０.０１７ｇ)に各試料溶液１０μＬを滴下し、２４℃、湿度５０％に保たれた試験室内に放置した。滴下した後８分間の重量を１分ごとに測定し、滴下開始直後の重量を１００％とした各試料溶液の水分残存率(％)を求めた。植物抽出物の濃度を１０重量％にした水溶液を試料溶液とし、１重量％濃度のグリセリン水溶液(18)および精製水(19)を比較対照に用いた。この試験結果を表２に示す。
【００２５】
【表２】
水分残存率(％)

【００２６】
(実施例２)
抽出対象植物１ｋｇに対して３０v/v％1,3-ブチレングリコール水溶液１０Ｌまたは３０v/v％プロピレングリコール水溶液１０Ｌを添加し、常温で５日間浸漬抽出した。なお、１日に２〜３回軽く攪拌した。次いでこれを濾過した後、各抽出溶媒で下記処方例に示す固形分濃度に調整した後、処方例の製造に供した。
【００２７】
(実施例３)
抽出対象植物１ｋｇに対して精製水１０Ｌを添加し、常温で７日間浸漬抽出した。なお、１日に２〜３回軽く攪拌した。次いでこれを濾過した後、下記処方例に示す固形分濃度に調整した後、処方例の製造に供した。
【００２８】
(参考例)
下記処方で製造した化粧水(参考品)および当該処方から植物抽出物を除いて製造した化粧料(対照品)を用いて、保湿性の評価を行った。試験は、２８〜５２歳の１群４名(２群計８名)の女性パネラーに、毎日朝夕２回、２週間適量を顔面に塗布してもらい、保湿性について下記の評価基準にて評価してもらった。その結果、参考品の平均評価点数は２.７点であったのに対し、対照品の平均評価点数は１.５点であった。参考品は肌の荒れ・つやを改善して、皮膚を適正に保つことができることが確認された。なお、抽出液中の固形分とは、３０〜４０℃付近の減圧下において抽出液から抽出溶媒を留去して得られた残留分(重量％)を意味する。
【００２９】
(化粧水処方)
成分配合量(重量部)
ヤマブキ水抽出液(固形分1.2％) １.０
エタノール１０.０
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(20E.O.) ０.２
グリセリン３.０
リン酸水素二ナトリウム０.０２
リン酸二水素ナトリウム０.０８
香料０.０１
精製水全量を１００とする残部
【００３０】
(評価基準)
評価評点
肌の荒れ、つやが改善された３
肌の荒れ、つやがやや改善された２
使用前と変化なし１
【００３１】
(実施例４)
参考例の化粧水中のヤマブキ水抽出液に代えて、ミカエリソウ３０v/v％エタノール抽出液(固形分1.5％)を用いて、参考例と同様の評価試験を行った。なお、パネラーには１群、２６〜５０歳の女性４名(２群計８名)を採用した。評価の結果、実施例品の評価平均点数は２.５点であったのに対し、対照品のそれは１.３点であった。
【００３２】
(実施例５)
参考例中のヤマブキ水抽出液に代えて、ミヤマシグレ３０v/v％1,3-ジブチレングリコール抽出液(固形分1.3％)を用いて、参考例と同様の評価試験を行った。なお、パネラーには１群、３０〜４８歳の女性４名(２群計８名)を採用した。評価の結果、実施例品の評価平均点数は２.７点であったのに対し、対照品のそれは１.３点であった。
【００３３】
(実施例６)
参考例の化粧水中のヤマブキ抽出液に代えて、ヒトリシズカ３０v/v％プロピレングリコール抽出液(固形分1.4％)を用いて、参考例と同様の評価試験を行った。なお、パネラーには１群、２９〜４５歳の女性４名(２群計８名)を採用した。評価の結果、実施例品の評価平均点数は２.５点であったのに対し、対照品のそれは１.５点であった。
【００３４】
(処方例１)
下記処方に基づき、常法によりローションを製造した。
成分配合量(重量部)
ソルビット２.０
1,3-ブチレングリコール２.０
ポリエチレングリコール１.０
ポリオキシエチレンオレイルエーテル(25E.O.) ２.０
エタノール１０.０
ヤマブキ30％エタノール抽出液(固形分1.2％) ２.０
ミヤマヨメナ30％1,3-ブチレングリコール抽出液
(固形分1.0％) ２.０
オカダマノキ水抽出液(固形分1.2％) ２.０
防腐剤適量
精製水全量を１００とする残部
【００３５】
(処方例２)
下記処方に基づき、常法により乳液を製造した。
成分配合量(重量部)
スクワラン３.０
ワセリン１.０
ステアリルアルコール０.３
ソルビタンモノステアレート１.５
ポリオキシエチレンソルビタンモノオレート(20E.O.) ３.０
1,3-ブチレングリコール５.０
ミカエリソウ30％1,3-ブチレングリコール抽出液
(固形分1.0％) ０.５
ホトケホザ水抽出液(固形分1.0％) ２.０
トキワマンサク30％エタノール抽出液(固形分1.0％) ２.０
ホタルブクロ30％エタノール抽出液(固形分1.0％) ２.０
サギソウ30％エタノール抽出液(固形分1.0％) ２.０
精製水全量を１００とする残部
【００３６】
(処方例３)
下記処方に基づき、常法によりクリームを製造した。
成分配合量(重量部)
スクワラン２０.０
ミツロウ５.０
ホホバ油５.０
グリセリンモノステアレート２.０
ソルビタンモノステアレート２.０
ポリオキシエチレンソルビタンモノステアレート(20E.O.) ２.０
グリセリン５.０
ニシキゴロモ30％1,3-ブチレングリコール抽出液
(固形分1.2％) １.０
マユミ水抽出液(固形分1.0％) １.０
ホトトギス30%エタノール抽出液(固形分1.0％) ２.０
アキノノゲシ30％エタノール抽出液(固形分1.0％) ２.０
ハツユキソウ30％エタノール抽出液(固形分1.0％) ２.０
ハルノノゲシ30％エタノール抽出液(固形分1.0％) ２.０
精製水全量を１００とする残部
【００３７】
(処方例４)
下記処方に基づき、常法によりボディソープを製造した。
成分配合量(重量部)
ラウリン酸カリウム１５.０
ミリスチン酸カリウム５.０
プロピレングリコール５.０
トキワマンサク30％プロピレングリコール抽出液
(固形分1.0％) ２.０
ミヤマシグレ水抽出液(固形分1.4％) ２.０
フタリシズカ30％エタノール抽出液(固形分1.0％) ２.０
ヒトリシズカ30％エタノール抽出液(固形分1.0％) ２.０
ｐＨ調整剤適量
防腐剤適量
精製水全量を１００とする残部
【００３８】
(処方例５)
下記処方に基づき、常法により粉末状浴用剤を製造した。
成分配合量(重量部)
ヤマブキ水抽出液(固形分1.2％) １.０
ミヤマヨメナ30％エタノール抽出液(固形分1.0％) １.０
オカダマノキ30％エタノール抽出液(固形分1.2％) １.０
ミカエリソウ水抽出液(固形分1.0％) １.０
硫酸ナトリウム４０.０
炭酸水素ナトリウム５０.０
ホウ酸２.０
ｌ−メントール０.０５
ラベンダー油０.０５
安息香酸０.０１
【００３９】
(処方例６)
下記処方に基づき、常法により顆粒状浴用剤を製造した。
成分配合量(重量部)
ホトケノザ30％エタノール抽出液(固形分1.0％) ２.０
トキワマンサク水抽出液(固形分1.0％) ２.０
ニシキゴロモ水抽出液(固形分1.2％) １.０
マユミ30％エタノール抽出液(固形分1.0％) １.０
塩化ナトリウム１０.０
硝酸ナトリウム１０.０
硫酸ナトリウム２０.０
硫酸カリウム５.０
酸化カルシウム２０.０
リン酸ナトリウム２０.０
ステアリルアルコール５.０
ヒノキ油１.０
【００４０】
(処方例７)
下記処方に基づき、常法によりバスオイル状浴用剤を製造した。
成分配合量(重量部)
ホトトギス水抽出液(固形分1.0％) ２.０
トキワマンサク30％エタノール抽出液(固形分1.1％) ２.０
ミヤマシグレ30％エタノール抽出液(固形分1.4％) ２.０
フタリシズカ水抽出液(固形分1.0％) ２.０
ヒトリシズカ水抽出液(固形分1.0％) ２.０
ポリオキシエチレンラウリルエーテル(20E.O.) １０.０
ヤシ油脂肪酸ポリオキシエチレングリセリル(20E.O.) ２０.０
ミリスチン酸イソプロピル２０.０
流動パラフィン４０.０
サリチル酸ナトリウム０.０５
これら処方例１〜７の外用剤も、肌に良好な潤い感を与えるものであった。
【００４１】
【発明の効果】
本発明の保湿剤は、植物抽出物からなりその安全性も高く、皮膚に対して良好な潤い感を与えることができる。[0001]
[Technical field to which the invention belongs]
The present invention relates to a method of using a moisturizing agent and a plant extract, and an external preparation.
[0002]
[Prior art]
Human skin is moderately moisturized when in a healthy state and usually does not require special care, but changes in environmental factors (e.g. temperature changes, humidity changes, contact with light or water, etc.) And aging often cause changes and problems. That is, the skin having a reduced moisturizing function becomes dry and hard, and loses luster and elasticity and becomes crisp. In recent years, such dry skin has been pointed out to be associated with atopic dermatitis, which is rapidly increasing, and may cause various skin troubles.
[0003]
In order to prevent dryness of the skin, conventionally, cosmetics and the like containing polyhydric alcohols such as glycerin, propylene glycol, 1,3-butylene glycol, fats and oils components, amino acids, proteins, polysaccharides, mucopolysaccharides, etc. Various external preparations have been used.
[0004]
The above components are applied to the skin to form a film, prevent moisture transpiration, and exert a function as a natural moisturizing factor (NMF).
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, the above components not only prevent the skin from drying, but are also not sufficient for preventing, reducing or ameliorating the accompanying rough skin, cracks, red snapper, kayumi, inflammatory diseases and the like.
[0006]
The present invention has been made in view of such problems of the prior art, and its purpose is to moisturize the skin and to maintain and regenerate vibrant and healthy skin. It is to provide a novel moisturizing component and a novel composition.
[0007]
Therefore, the present inventor made an eager effort to find a new and effective moisturizing component from among plant extracts having excellent safety, and discovered that a certain kind of plant extract exhibits a moisturizing effect. The invention has been completed.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
Humectants according to the present invention, Miyamayomena, Ogatamanoki, Mikaerisou, henbit, Nishikigoromo, Mayumi, Miyamashigure, Loropetalum chinense, zebra, Hitorishizuka, Futarishizuka, Orchidaceae, Hatsuyukisou, Harunonogeshi, one or more plants selected from among rampion It is characterized by comprising an extract.
[0009]
Using the plant extract according to the present invention, Miyamayomena, Ogatamanoki, Mikaerisou, henbit, Nishikigoromo, Mayumi, Miyamashigure, Loropetalum chinense, zebra, Hitorishizuka, Futarishizuka, Orchidaceae, Hatsuyukisou, Harunonogeshi, one or selected from among rampion Two or more kinds of plant extracts are used as a moisturizing agent.
[0010]
An external preparation according to the present invention is characterized by containing a moisturizing agent comprising one or more plant extracts selected from the following: It is provided as a material for bath and bath.
[0011]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The humectant of the present invention is characterized by comprising one or more plant extracts selected from the plants described below.
[0012]
Miyamayomena used in the present invention is a asteraceae plant with the scientific name Gymnaster savatieri , Ogatamanoki is a magnoliaceae plant with the scientific name Michelia compressa , Mikaerisou is a plant of the family Lamiaceae with the scientific name Leucosceptrum stellipilum, and photonosa is Lamium amplexicaule. Lamiaceae plant, Nishikigoromo is a Lamiaceae plant with the scientific name Ajuga yezoensis , Mayumi is a Euonymus plant with the scientific name Euonymus sieboldianus , Miyashigure is a honeysuckle plant with the scientific name Viburnum urceolatum , Tokiwamansaku is the scientific name A crocodile plant named Loropetalum chinense , a photograss is a lily family plant with the scientific name Triricyrtis hirta , a starfish is a scorpionaceae plant with the scientific name Chloranthus japonicus , a butterfly moth is a plant with the scientific name Chloranthus serratus, and a scorpion family Orchidaceae with scientific name Habenaria radiata Of the plant, Hatsuyukisou the Euphorbiaceae to Euphorbia marginata the scientific name plant, Harunonogeshi the chrysanthemum family of plants that the scientific name and Sonchus oleraceus, rampion is the bellflower family of plants that the scientific name and Campanula punctata.
[0013]
In the present invention, any part of the leaves, stems, roots, flowers, and seeds of the plant may be used, or the whole plant may be used. Moreover, if it is provided as a crude drug, it can also be used. There are no reports on the moisturizing effect of these plants.
[0014]
The plant extract used as the moisturizing agent of the present invention is obtained from the above plant using an appropriate extraction solvent. In the present invention, either a polar solvent or a nonpolar solvent can be used as the extraction solvent. For example, polar solvents include water, ethanol, isopropanol, butanol and other alcohols, ethylene glycol, propylene glycol, 1,3-butylene glycol, polyethylene glycol and other glycols, acetone and other ketones, diethyl ether and other ethers And esters such as ethyl acetate. Nonpolar solvents include hydrocarbons such as n-hexane. In consideration of the moisturizing effect, a polar solvent is preferable, and among polar solvents, water, ethanol, 1,3-butylene glycol, and polyethylene glycol are preferable. In consideration of human safety, a solvent that has been used in plant extraction raw materials such as cosmetics such as water, ethanol, 1,3-butylene glycol, and polyethylene glycol is desirable. The extraction solvent is used alone or in combination, and when mixed, a mixed solvent with water is preferable. The mixing ratio of the solvent is also arbitrary, but the mixing ratio is preferably about 50 v / v% or more for water.
[0015]
The extraction method is not particularly limited, and a normal method used for plant extraction is employed. For example, a method of immersing a dried plant or a plant before drying in a solvent at around room temperature for 1 to 7 days can be mentioned. Moreover, although heating can be performed in order to increase extraction efficiency, it is desirable to perform extraction at around room temperature in order to obtain a high-quality component without modifying the component as much as possible.
[0016]
Plants may be used as they are at the time of extraction, but it is preferable to use them after cutting into an appropriate size in order to increase work efficiency and extraction efficiency. The amount of the solvent is usually about 3 to 20 times, preferably about 5 to 10 times the plant weight. After extraction, the residue is removed by filtration.
[0017]
In the present invention, the obtained extract can be used as a moisturizer as it is. Further, it can be concentrated or diluted as necessary. Further, it may be used after being pulverized by a method such as freeze-drying. Further, two or more kinds of plant extracts may be mixed to serve as a moisturizing agent, and an extract obtained by mixing and extracting two or more kinds of plants may be used as the moisturizing agent.
[0018]
Most of the humectants (extracts) according to the present invention are applied to humans and animals as so-called external preparations. This external preparation includes all forms that can be applied to the skin, nails, and mucous membranes of humans and animals. As this external preparation, for example, lotion, lotion, cream, oil, ointment, pack, lip balm, lipstick, foundation, eyeliner, blusher, mascara, eye shadow, nail polish, pedicure, nail coating, nail clothing Examples include removers, hand soaps, body soaps, facial cleansers / soaps, hair conditioners and hair restorers, hair preparations such as hair nail polish, poultices, plasters, and bath preparations. The dosage form is not limited, and examples thereof include various dosage forms such as liquid, emulsion, paste, gel, powder (powder), granule, pellet, and stick.
[0019]
The purpose and use of the external preparation of the present invention are not limited. Used not only in the category of pharmaceuticals, quasi-drugs, and cosmetics, but also on hygiene products such as absorbent cotton impregnated with moisture, wet type tissue paper, paper towels, puffs, and human skin However, various products that are not subject to the Pharmaceutical Affairs Law are also included in the topical preparations referred to in the present invention.
[0020]
In addition to the moisturizer according to the present invention, various additives can be used for the external preparation. For example, glycerin, collagen, hyaluronic acid and its salt, chondroitinic acid and its salt, chitin, chitosan and other moisturizers other than the moisturizer according to the present invention, ultraviolet absorbers such as amyl paradimethylaminobenzoate, glyceroline Lipids, complex lipids such as sphingophospholipids, β-carotene, oil-soluble licorice extract, lycochalcone A, baicalin, baicalein and other substances having an active oxygen scavenging action, azulene, glycyrrhizic acid and salts thereof, glycyrrhetinic acid and derivatives thereof, and the like Salts, anti-inflammatory agents such as zinc oxide, vitamins such as riboflavin, tocopherol, ascorbic acid, folic acid and their derivatives, jojoba oil, lanolin, liquid paraffin, squalane, isostearyl alcohol, oily components, sodium stearyl sulfate Surfactants such as lithium, cetyl sulfate diethanolamine, glyceryl stearate, antioxidants such as sodium erythorbate, preservatives such as ethyl parabenzoate, buckwheat extract, chamomile extract, licorice root extract, rosemary extract , Plant extracts such as Maronnier extract, cholesterols, plant sterols, lipoproteins, bifidobacteria cultures, lactic acid bacteria cultures, yeast extracts, Bukuryu extract and other microorganism-derived components, brown algae extract, red algae extract Algae extracts such as products, blood circulation promoters such as γ-oryzanol, antiseborrheic agents such as sulfur, thickeners such as fragrances, alcohol and carboxy polymers, titanium yellow, safflower and other coloring agents.
[0021]
The moisturizing agent of the present invention is blended in each preparation as a dry extract content of about 0.001 to 5% by weight, preferably about 0.01 to 1% by weight. This amount of blending exhibits a good moisturizing effect and usability. Of course, the blending amount of the humectant is such an amount that substantially exhibits the moisturizing effect, and is not limited to this range. Moreover, when mix | blending with a bath agent, the density | concentration in bath water will be 0.0001 to 0.01 weight% as a dry extract part, Preferably it is about 0.0005 to 0.005 weight%, and is used for 1 time. Should be set.
[0022]
【Example】
Hereinafter, the present invention will be described in more detail based on examples.
(Example 1)
10 kg of a 30 v / v% aqueous ethanol solution was added to 1 kg of the extraction target plant, and immersion extraction was performed at room temperature for 3 days. In addition, it agitated lightly 2-3 times a day. Next, this was filtered to obtain an extract. This was concentrated under reduced pressure at 40 ° C. or lower to form an extract, and freeze-dried to obtain a powder. The yield is shown in Table 1. Moreover, after dissolving this thing again with an extraction solvent and adjusting to the solid content concentration shown to the following prescription example, it used for manufacture of the prescription example.
[0023]
[Table 1]

[0024]
(Moisturizing effect)
The plant extract obtained in Example 1 (Yamabuki (1), Miyamayomena (2), Ogatamanoki (3), Zinjiang (4), Hotokenoza (5), Nishikigoromo (6), Mayumi (7), Miyashigure (8) ) Examined. For the moisturizing effect, 10 μL of each sample solution was dropped on a paper disk having a diameter of 8 mm (Toyo Seisakusho, weight of about 0.017 g) and left in a test chamber maintained at 24 ° C. and 50% humidity. The weight for 8 minutes after the dropwise addition was measured every minute, and the water residual ratio (%) of each sample solution was determined with the weight immediately after the start of dropping as 100%. An aqueous solution having a plant extract concentration of 10% by weight was used as a sample solution, and a 1% by weight aqueous glycerin solution (18) and purified water (19) were used as comparative controls. The test results are shown in Table 2.
[0025]
[Table 2]
Moisture residual rate (%)

[0026]
(Example 2)
To 1 kg of the plant to be extracted, 10 L of 30 v / v% 1,3-butylene glycol aqueous solution or 10 L of 30 v / v% propylene glycol aqueous solution was added and immersed and extracted at room temperature for 5 days. In addition, it agitated lightly 2-3 times a day. Subsequently, after filtering this, after adjusting to the solid content concentration shown to the following prescription example with each extraction solvent, it used for manufacture of the prescription example.
[0027]
Example 3
10 L of purified water was added to 1 kg of the plant to be extracted, and immersion extraction was performed at room temperature for 7 days. In addition, it agitated lightly 2-3 times a day. Subsequently, after filtering this, after adjusting to solid content concentration shown to the following prescription example, it used for manufacture of the prescription example.
[0028]
( Reference example )
With the following lotion prepared in Prescription (Reference product) and cosmetics prepared, except a plant extract from the formulation (controls), were evaluated moisture. In the test, we asked women from 28 to 52 years old (8 people in 2 groups) to apply appropriate amounts to their faces twice a day for two weeks every day and evaluate the moisturizing properties according to the following evaluation criteria. I was asked to. As a result, the average evaluation score of the reference product was 2.7, while the average evaluation score of the control product was 1.5. It was confirmed that the reference product can maintain the skin properly by improving rough skin and gloss. In addition, solid content in an extract means the residue (weight%) obtained by distilling an extraction solvent from an extract under reduced pressure of 30-40 degreeC vicinity.
[0029]
(Skin lotion formula)
Component Blending amount (parts by weight)
Yamabuki water extract (solid content 1.2%) 1.0
Ethanol 10.0
Polyoxyethylene hydrogenated castor oil (20E.O.) 0.2
Glycerin 3.0
Disodium hydrogen phosphate 0.02
Sodium dihydrogen phosphate 0.08
Perfume 0.01
Purified water The remaining amount is 100.
(Evaluation criteria)
Rating Rating Skin roughness and gloss improved 3
Rough skin, improved gloss 2
No change before use 1
[0031]
( Example 4 )
In place of the Yamabuki water extract in the skin lotion of the reference example , the same evaluation test as that of the reference example was conducted using a licorice 30 v / v% ethanol extract (solid content 1.5%). The panelists consisted of 4 women aged 26 to 50 years (8 people in 2 groups). As a result of the evaluation, the average evaluation score of the example product was 2.5 points, while that of the control product was 1.3 points.
[0032]
( Example 5 )
In place of the Yamabuki water extract in the Reference Example , the same evaluation test as in the Reference Example was performed using a Miyagi Shigure 30 v / v% 1,3-dibutylene glycol extract (solid content: 1.3%). The panelists were 4 women aged 30 to 48 years in 1 group (8 people in 2 groups in total). As a result of the evaluation, the average evaluation score of the example product was 2.7 points, while that of the control product was 1.3 points.
[0033]
( Example 6 )
An evaluation test similar to that of the reference example was performed by using a human lizardka 30 v / v% propylene glycol extract (solid content: 1.4%) instead of the Yamabuki extract of the reference lotion. As panelists, 4 women aged 29 to 45 years (1 group, 8 people in total) were employed. As a result of the evaluation, the average evaluation score of the example product was 2.5 points, while that of the control product was 1.5 points.
[0034]
(Prescription Example 1)
Based on the following formulation, a lotion was produced by a conventional method.
Component Blending amount (parts by weight)
Sorbit 2.0
1,3-butylene glycol 2.0
Polyethylene glycol 1.0
Polyoxyethylene oleyl ether (25E.O.) 2.0
Ethanol 10.0
Yamabuki 30% ethanol extract (solid content 1.2%) 2.0
Miyamayomena 30% 1,3-butylene glycol extract
(Solid content 1.0%) 2.0
Okadamanoki water extract (solid content 1.2%) 2.0
Preservatives Appropriate amount of purified water The balance with 100 as the total amount [0035]
(Prescription example 2)
Based on the following formulation, an emulsion was produced by a conventional method.
Component Blending amount (parts by weight)
Squalane 3.0
Vaseline 1.0
Stearyl alcohol 0.3
Sorbitan monostearate 1.5
Polyoxyethylene sorbitan monooleate (20E.O.) 3.0
1,3-butylene glycol 5.0
Michaelis 30% 1,3-butylene glycol extract
(Solid content 1.0%) 0.5
Hotokehoza water extract (solid content 1.0%) 2.0
Tokiwamansaku 30% ethanol extract (solid content 1.0%) 2.0
Firefly black 30% ethanol extract (solid content 1.0%) 2.0
Heron 30% ethanol extract (solid content 1.0%) 2.0
The balance of 100% purified water
(Prescription Example 3)
Based on the following formulation, a cream was produced by a conventional method.
Component Blending amount (parts by weight)
Squalane 20.0
Beeswax 5.0
Jojoba oil 5.0
Glycerol monostearate 2.0
Sorbitan monostearate 2.0
Polyoxyethylene sorbitan monostearate (20E.O.) 2.0
Glycerin 5.0
Nishikigoromo 30% 1,3-butylene glycol extract
(1.2% solids) 1.0
Mayumi water extract (1.0% solids) 1.0
Hottogisu 30% ethanol extract (solid content 1.0%) 2.0
Akinonokeshi 30% ethanol extract (solid content 1.0%) 2.0
Ringweed 30% ethanol extract (solid content 1.0%) 2.0
Haronogeshi 30% ethanol extract (1.0% solids) 2.0
The balance of 100% purified water
(Formulation example 4)
Based on the following formulation, a body soap was produced by a conventional method.
Component Blending amount (parts by weight)
Potassium laurate 15.0
Potassium myristate 5.0
Propylene glycol 5.0
Tokiwa Mansaku 30% propylene glycol extract
(Solid content 1.0%) 2.0
Miyama Shigure Water Extract (1.4% solids) 2.0
Phthalicizca 30% ethanol extract (solid content 1.0%) 2.0
Human lizards 30% ethanol extract (solid content 1.0%) 2.0
pH adjuster Appropriate amount Preservative Appropriate amount Purified water The remaining amount is 100.
(Prescription Example 5)
Based on the following formulation, a powder bath preparation was produced by a conventional method.
Component Blending amount (parts by weight)
Yamabuki water extract (solid content 1.2%) 1.0
Miyamayomena 30% ethanol extract (1.0% solids) 1.0
Okadamanoki 30% ethanol extract (solid content 1.2%) 1.0
Michaelis water extract (1.0% solids) 1.0
Sodium sulfate 40.0
Sodium bicarbonate 50.0
Boric acid 2.0
l-Menthol 0.05
Lavender oil 0.05
Benzoic acid 0.01
[0039]
(Prescription Example 6)
Based on the following formulation, a granular bath preparation was produced by a conventional method.
Component Blending amount (parts by weight)
Photokenosa 30% ethanol extract (solid content 1.0%) 2.0
Tokiwamansaku water extract (solid content 1.0%) 2.0
Nishikigoromo water extract (solid content 1.2%) 1.0
Mayumi 30% ethanol extract (solid content 1.0%) 1.0
Sodium chloride 10.0
Sodium nitrate 10.0
Sodium sulfate 20.0
Potassium sulfate 5.0
Calcium oxide 20.0
Sodium phosphate 20.0
Stearyl alcohol 5.0
Cypress oil 1.0
[0040]
(Prescription Example 7)
Based on the following formulation, a bath oil-like bath preparation was produced by a conventional method.
Component Blending amount (parts by weight)
Hottogisu water extract (solid content 1.0%) 2.0
Tokiwamansaku 30% ethanol extract (solid content 1.1%) 2.0
Miyashima shigure 30% ethanol extract (solid content 1.4%) 2.0
Phthalicizka water extract (solid content 1.0%) 2.0
Human lizard water extract (solid content 1.0%) 2.0
Polyoxyethylene lauryl ether (20E.O.) 10.0
Coconut oil fatty acid polyoxyethylene glyceryl (20E.O.) 20.0
Isopropyl myristate 20.0
Liquid paraffin 40.0
Sodium salicylate 0.05
These external preparations of Formulation Examples 1 to 7 also gave a good moist feeling to the skin.
[0041]
【The invention's effect】
The moisturizing agent of the present invention is made of a plant extract and has high safety, and can give a good moist feeling to the skin.

Claims

One or more species selected from Miyama Myomena, Ogatamanoki, Mikhaerisou, Photonoza, Nishiki Goromo, Mayumi, Miyagi Shigure, Tokiwa Mansaku, Hotosugi, Hitori Shizuka, Pharizizuka, Egret, Vulgaris, Haronogoshi, Firefly Bukuro Moisturizer.

One or more moisturizers selected from the following species : moyamameomena, ogatamanoki, mikaerisou, photokenosa, nishikigoromo, mayumi, yamashimashigure, shrimp, crested squirrel, shrimp, scallop A method of using a plant extract characterized by the above.

An external preparation characterized by containing a moisturizing agent comprising one or more plant extracts selected from Miyamayomena, Hottogisu, Sagisou, and Yukisou .

The external preparation according to claim 3, which is a cosmetic or a bath preparation.