JP3694996B2 - ロール紙のカール除去装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ロール紙を使用したファクシミリ装置等におけるロール紙のカール除去装置に関し、特に、使用部品数を少なくして組み付けを容易にすることにより、製品コストを低減したロール紙のカール除去装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図4は、従来技術におけるロール紙のカール除去装置を部分的に拡大して図示した側断面図である。このカール除去装置40は、ファクシミリ装置に用いられたものである。
【0003】
このカール除去装置40では、上カバー41には小判状の穴42aを有する軸受け42が設けられ、その軸受け42には円柱棒状の軸43が挿入されている。上カバー41を回動軸44を中心にして、プラテン45や記録ヘッド46の上方を覆う方向、即ち、図4中の矢印C方向に回動させると、記録フレーム47に取着された右斜め下方への案内面を有する軸キャッチ48により、軸43が軸受け42の小判状の穴42a内を図4中の右方向に移動する。そして、ついには、軸43が記録フレーム47に取着された巻きぐせ取り板49と図示するように対向配置された状態で、軸キャッチ48の係止溝部に軸43が係止(キャッチ)される。巻きぐせ取り板49は、その屈曲部49aがロール紙50側に向けて配設されているので、軸キャッチ48に係止された軸43が巻きぐせ取り板49と近接して対向配置されることにより、ロール紙50の搬送路には、ロール紙50のカール方向と逆方向に湾曲された搬送路が形成される。ロール紙トレイ51から引き出されたロール紙50が、この搬送路を通過することにより、そのロール紙3のカールが除去されるように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のカール除去装置40では、ロール紙50のカール方向と逆方向の湾曲を形成するために、上カバー41、軸受け42、軸43、軸キャッチ48、巻きぐせ取り板49などの多くの部品を要している。このため、組み付け工程と部品数が増加し、製品コストが上昇してしまうという問題点があった。また、上カバー41に設けられた軸受け42内に軸43を挿入し、抜け止めを行う(例えば、止め輪で固定する)工程は、非常に手間のかかる工程であり相当な時間を要してしまう。よって、かかる工程により製品コストが更に上昇してしまうという問題点があった。
【0005】
本発明は上述した問題点を解決するためになされたものであり、使用する部品数を少なくし、組み付け工程を容易にすることにより、製品コストを低減したロール紙のカール除去装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、請求項1記載のロール紙のカール除去装置は、ロール紙をそのカール方向と逆方向に湾曲させることにより、そのロール紙のカールを除去するものであり、前記ロール紙を収納するロール紙トレイを備えたケース体と、そのケース体に揺動可能に取着され、前記ロール紙の搬送路の一部を形成する揺動部材と、前記ケース体を上方から開閉自在に覆うカバー体と、そのカバー体に一体的に設けられ、前記揺動部材とともに、前記ロール紙の搬送路をそのカール方向と逆方向に湾曲させる搬送路形成リブと、前記カバー体に一体に設けられ、前記カバー体の閉鎖にともなって前記ロール紙のカール方向と逆方向に湾曲する搬送路を形成する位置に前記揺動部材を案内して位置決めする案内リブとを備えている。
【0007】
この請求項1記載のロール紙のカール除去装置によれば、ロール紙の搬送路の一部は、ケース体に取着された揺動部材とカバー体に一体的に設けられた搬送路形成リブとにより、そのカール方向と逆方向に湾曲される。よって、ロール紙トレイから引き出されたロール紙は、かかる搬送路を通過することにより、カール方向と逆方向に湾曲され、その結果、カールが取り除かれる。
また、カバー体に設けられた案内リブにより、揺動部材が搬送路を形成する位置に案内されて位置決めされる。よって、カバー体を閉じるだけで、揺動部材と搬送路形成リブとにより、ロール紙のカール方向と逆方向に湾曲された搬送路が形成される。
【0008】
請求項2記載のロール紙のカール除去装置は、請求項1記載のロール紙のカール除去装置において、前記案内リブは、前記カバー体の閉鎖にともない1の方向から前記搬送路を形成する位置に前記揺動部材を案内する第1案内リブと、前記カバー体の閉鎖にともない前記1の方向に対して反対方向から前記搬送路を形成する位置に前記揺動部材を案内する第2案内リブとを備えている。
【0009】
請求項3記載のロール紙のカール除去装置は、請求項1又は2に記載のロール紙のカール除去装置において、前記案内リブは、前記揺動部材の両側部分に作用するように一対設けられている。
【0010】
請求項4記載のロール紙のカール除去装置は、請求項1から3のいずれかに記載のロール紙のカール除去装置において、前記搬送路形成リブ及び前記案内リブは、前記カバー体に一体成形されている。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施例について、添付図面を参照して説明する。本実施例のロール紙のカール除去装置は、ロール紙を使用したファクシミリ装置に用いられるものである。このカール除去装置は、主に、後述する上カバー(カバー体)5と巻きぐせ取り板(揺動部材)7とから構成されている。
【0012】
図1は、かかるファクシミリ装置1の側断面図である。このファクシミリ装置1のケース体2には、ロール紙3を収納するロール紙トレイ4が設けられ、そのロール紙トレイ4の上方には、ロール紙3の上方を覆う上カバー5が設けられている。
【0013】
上カバー5は、回動軸6を介してケース体2に回動可能に軸着されている。この上カバー5の回動軸6の他端側には、ロール紙トレイ4から引き出されたロール紙3の搬送路の一部を形成する搬送路形成リブ5aが設けられている。搬送路形成リブ5aはロール紙3の幅方向に連続して形成され、その長さはロール紙3の幅より若干長く形成されている。この搬送路形成リブ5aの両側部分には、搬送されるロール紙3を挟み込むように、第1案内リブ5bと、第2案内リブ5cと、第3案内リブ5dとが、それぞれ一対ずつ設けられている。なお、この上カバー5は樹脂により射出成形されて形成されており、搬送路形成リブ5a、第1案内リブ5b、第2案内リブ5c、第3案内リブ5dは、いずれもこの上カバー5に一体成形されている。
【0014】
第1案内リブ5bと第2案内リブ5cとの間には溝部5eが形成され、この溝部5eには金属製の巻きぐせ取り板7が挿入されている。この巻きぐせ取り板7は、一対の揺動軸7gを介して、その両側がケース体2に揺動可能に軸着されている。この巻きぐせ取り板7は、搬送路形成リブ5aとともに、ロール紙3の搬送路をそのカール方向と逆方向に湾曲させるものである。
【0015】
ここで、図2を参照して、この巻きぐせ取り板7の詳細を説明する。図2(a)は、巻きぐせ取り板7の正面図であり、図2(b)はその側面図である。巻きぐせ取り板7は、主に、平板状の上板7aと、その上板7aの下方に配置された同じく平板状の下板7bとから構成されている。上板7aと下板7bとは、屈曲部7cにて略U字状に屈曲されており、この屈曲部7cと上板7aとがロール紙3の搬送路の一部を形成する。このため上板7a及び屈曲部7cの幅は、ロール紙3の幅より若干長く形成されている。
【0016】
図1に示されるように、この屈曲部7cの先端が搬送路形成リブ5aの先端と略S字状に対向配置されることにより、ロール紙3の搬送路にそのカール方向と逆方向の湾曲が形成される。この湾曲された搬送路をロール紙3が通過することにより、そのカールが除去されるのである。
【0017】
図2において、屈曲部7cの両側には、一対の案内部7dが設けられている。この案内部7dと上板7a及び屈曲部7cとの間には切り込みが入れられており、切り込みの入れられた案内部7dの先端は、下板7bに向けて曲げられている。この案内部7dは、上カバー5の第1案内リブ5b、第2案内リブ5c、及び、第3案内リブ5dと当接され摺動される部分である。上カバー5が回動軸6を中心にしてケース体2を覆うように回動されると、案内部7dは、まず、いずれかの案内リブ5b,5c,5dに当接され、その後、その当接された案内リブ5b,5c,5dに沿って摺動される。案内部7dは、最終的に、第1案内リブ5bと第2案内リブ5cとの間の溝部5eへ案内され、この溝部5e内へ挿入される。案内部7dのかかる移動により、図1に図示される所定の位置に、巻きぐせ取り板7が移動される。
【0018】
巻きぐせ取り板7の下板7bの両側には、円形の軸受け7fを備えた一対の側板7eがそれぞれ取着されている。両側板7eの軸受け7f内にはネジ等が挿入され、このネジ等が揺動軸7gとしてケース体2に軸着されることにより、巻きぐせ取り板7がケース体2に取着されている。
【0019】
図1において、巻きぐせ取り板7の下流側には、上板7aから搬送されたロール紙3を記録部10へ搬送するための一対の搬送ガイド9が設けられている。搬送ガイド9によりロール紙3が送られる記録部10は、サーマルプリントヘッドからなる印字ヘッド10aと送りローラを兼ねたプラテン10bとを備えている。この記録部10は、記録部10へ搬送された感熱印字用紙からなるロール紙3に、印字ヘッド10aによって選択的に熱を印加することにより、印刷を行うためのものである。記録部10の更に下流側には、一対の搬送ローラ11が設けられている。記録部10で印刷の行われたロール紙3は、プラテン10bの回転に伴って所定の速度で搬送された後に、この搬送ローラ11によりファクシミリ装置1の外部へ排出される。
【0020】
記録部10及び搬送ガイド9の上方には、上カバー5に沿って挿入された原稿の画像を読み取るためのスキャナ装置12が設けられている。このスキャナ装置12は、一端を回動軸としてケース体2に軸着されたパネルカバー13により、その上方が覆われている。このパネルカバー13は、その表面に、複数のボタンを備えた操作パネルやファクシミリ装置1の動作状況などを表示する液晶表示器を備えている。操作パネルに設けられたボタンが操作されることにより、ファクシミリ装置1が動作されるのである。
【0021】
次に、図3を参照して、ロール紙3のカール方向と逆方向に湾曲された搬送路が形成される様子を説明する。この搬送路は、巻きぐせ取り板7の屈曲部7cと上カバー5の搬送路形成リブ5aとにより、開放された上カバー5を矢印A方向に回動することにより形成される。図3(a)及び(b)は、上カバー5の回動の推移を順に図示しており、その状態は、上カバー5の回動が進むにつれて、図3(a)から図3(b)に推移する。また、上カバー5が完全に閉じられた状態は図1に図示されている。
【0022】
回動軸6を中心に上カバー5を矢印A方向に回動させると、図3(a)に示されるように、巻きぐせ取り板7の案内部7dが、上カバー5の第1案内リブ5bに当接される。当接後も上カバー5の回動が継続されると、案内部7dは第1案内リブ5bに沿って摺動される。この摺動とともに、巻きぐせ取り板7は、揺動軸7gを中心にして矢印B方向に揺動される。案内部7dの摺動が更に継続されると、図3(b)の状態を経て、案内部7dは、やがて第1案内リブ5bと第2案内リブ5cとの間に形成される溝部5eへ案内され、溝部5e内へ挿入される。図1には、この状態が図示されている。
【0023】
このように、巻きぐせ取り板7の案内部7dが上カバー5の溝部5e内に案内され挿入されることにより、巻きぐせ取り板7の屈曲部7cの先端が、搬送路形成リブ5aの先端を越えて、その上方に対向配置される。屈曲部7cの先端と搬送路形成リブ5aの先端とは相反する方向に向っているので、一方7cが他方5aを越えて対向配置されることにより、側面視で略S字状の搬送路が形成される。即ち、上カバー5を閉じるだけで、ロール紙3のカール方向と逆方向に湾曲された搬送路が形成されるのである。
【0024】
ところで、巻きぐせ取り板7が、当初から図3の矢印B方向に傾いて取り付けられた場合には、上カバー5が回動されることにより、巻きぐせ取り板7の案内部7dは、上カバー5の第3案内リブ5dに当接される。当接後も上カバー5の回動が継続されると、案内部7dは第3案内リブ5dに沿って上方に持ち上げられるように摺動する。この摺動とともに、巻きぐせ取り板7は、揺動軸7gを中心にして反矢印B方向に揺動される。
【0025】
案内部7dの摺動が更に継続されると、案内部7dは、第3案内リブ5dから搬送路形成リブ5aを越えて、第2案内リブ5cへ案内される。そして、案内部7dは、やがて、図1に示されるように、第1案内リブ5bと第2案内リブ5cとの間に形成される溝部5eへ案内され、その溝部5e内へ挿入される。
【0026】
このように巻きぐせ取り板7は、上カバー5に設けられた各案内リブ5b、5c、5dにより、案内部7dがいずれの案内リブ5b、5c、5dに当接された場合にも、確実に所定の位置に案内される。よって、上カバー5を閉じるだけで、巻きぐせ取り板7の屈曲部7cと搬送路形成リブ5aとにより、ロール紙3のカール方向と逆方向に湾曲された搬送路が形成されるのである。かかる搬送路をロール紙3が通過することにより、ロール紙3はカール方向と逆方向に曲げられ、そのカールが除去されるのである。
【0027】
以上説明したように、本実施例のロール紙のカール除去装置は、主に、上カバー5と巻きぐせ取り板7とをケース体2に取着することにより簡単に構成されるので、その組立工程を簡略化することができる。また、巻きぐせ取り板7は、その取り付け位置が多少ずれて取り付けられた場合にも、各案内リブ5b、5c、5dにより、上カバー5の閉鎖に伴って確実に所定の位置へ移動される。よって、巻きぐせ取り板7の取り付けには高精度が要求されないので、その組立工程を簡略化することができる。従って、本実施例のカール除去装置は、少ない部品で構成され、しかも組立工程が簡略化されるので、その製品コストを低減することが可能となる。
【0028】
また、巻きぐせ取り板7は、各案内リブ5b、5c、5dにより、その両側が案内されて所定の位置に移動されるので、巻きぐせ取り板7の全体が正確に位置決めされる。よって、巻きぐせ取り板7の幅方向に直交するロール紙3が、幅広のものであっても、その幅方向の全域にわたってロール紙3のカールを除去することができる。
【0029】
以上、実施例に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施例に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変形が可能であることは容易に推察できるものである。
【0030】
例えば、上記の実施例では、搬送路形成リブ5aと各案内リブ5b、5c、5dは、全て上カバー5と一体に成形された。しかし、この全て又はその一部を上カバー5と別体に構成しても良い。この場合には、別体に構成された各リブ5a〜5dは、上カバー5の組み付け前に、予めネジや接着剤などにより、上カバー5と一体にされる。このように組み付け前に上カバー5と一体にすることにより、上カバー5の組付けを容易に行うことが可能となる。
【0031】
【発明の効果】
請求項1記載のロール紙のカール除去装置によれば、ロール紙の搬送路をそのカール方向と逆方向に湾曲させる部材である搬送路形成リブと、揺動部材を搬送路を形成する位置に案内する案内リブとは、カバー体に一体的に設けられているので、組み付け部品数を減少させることができる。よって、かかる搬送路を形成するための組付け作業を容易に行うことができるので、その分、製品コストを低減することができるという効果がある。
また、カバー体に設けられた案内リブにより、揺動部材が搬送路を形成する位置に案内され位置決めされる。よって、カバー体を閉じるだけで、揺動部材と搬送路形成リブとにより、ロール紙のカール方向と逆方向に湾曲された搬送路を形成することができ、かかる搬送路をロール紙が通過することにより、ロール紙はカール方向と逆方向に曲げられ、そのカールを除去することができるという効果がある。
【0032】
請求項2記載のロール紙のカール除去装置によれば、請求項1記載のロール紙のカール除去装置の奏する効果に加え、揺動部材の取り付け位置が多少ずれて取り付けられた場合にも、第1案内リブ及び第2案内リブにより、カバー体の閉鎖に伴って所定の位置へ揺動部材を移動することができる。よって、揺動部材の取り付けには高精度が要求されないので、その組立工程を簡略化することができる。従って、少ない部品で構成され、しかも組立工程が簡略化されるので、その製品コストを低減することが可能であるという効果がある。
【0033】
請求項3記載のロール紙のカール除去装置によれば、請求項1又は2に記載のロール紙のカール除去装置の奏する効果に加え、揺動部材はその両側が案内リブにより案内されて所定の位置に移動されるので、揺動部材の全体をより確実に所定の位置に移動することができるという効果がある。また、案内リブにより所定の位置に移動された後の揺動部材は、その両側が案内リブによって位置決めされることにより、搬送路を移動するロール紙の負荷が加えられても、位置決めされた位置から動かされることがない。よって、ロール紙のカール方向と逆方向に湾曲された搬送路を維持することができるので、搬送路を移動されるロール紙のカールを確実に除去することができるという効果がある。
【0034】
請求項4記載のロール紙のカール除去装置によれば、請求項1から3のいずれかに記載のロール紙のカール除去装置の奏する効果に加え、搬送路形成リブ及び案内リブはカバー体に一体成形されているので、ロール紙のカール方向と逆方向に湾曲された搬送路を少ない部品数で形成することができる。よって、部品数の減少と組み付け工程の簡略化とにより、製品コストを低減することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例であるカール除去装置を用いたファクシミリ装置の側断面図である。
【図2】 (a)は巻きぐせ取り板の正面図であり、(b)はその側面図である。
【図3】 (a)は、上カバーが回動閉鎖されることにより巻きぐせ取り板が所定の位置に移動される様子を示した側断面図であり、(b)は、(a)における上カバーの回動が更に進んだ状態を示した側断面図である。
【図4】 従来技術におけるファクシミリ装置のカール除去装置を部分的に拡大して示した側断面図である。
【符号の説明】
1 ファクシミリ装置
2 ケース体
3 ロール紙
4 ロール紙トレイ
5 上カバー(カバー体)
5a 搬送路形成リブ
5b 第1案内リブ(案内リブ)
5c 第2案内リブ(案内リブ)
5d 第3案内リブ(案内リブ)
5e 溝部
7 巻きぐせ取り板(揺動部材)
7a 上板
7b 下板
7c 屈曲部
7d 案内部
Claims (4)
- ロール紙をそのカール方向と逆方向に湾曲させることにより、そのロール紙のカールを除去するロール紙のカール除去装置において、
前記ロール紙を収納するロール紙トレイを備えたケース体と、
そのケース体に揺動可能に取着され、前記ロール紙の搬送路の一部を形成する揺動部材と、
前記ケース体を上方から開閉自在に覆うカバー体と、
そのカバー体に一体的に設けられ、前記揺動部材とともに、前記ロール紙の搬送路をそのカール方向と逆方向に湾曲させる搬送路形成リブと、
前記カバー体に一体に設けられ、前記カバー体の閉鎖にともなって前記ロール紙のカール方向と逆方向に湾曲する搬送路を形成する位置に前記揺動部材を案内して位置決めする案内リブとを備えたことを特徴とするロール紙のカール除去装置。 - 前記案内リブは、前記カバー体の閉鎖にともない1の方向から前記搬送路を形成する位置に前記揺動部材を案内する第1案内リブと、前記カバー体の閉鎖にともない前記1の方向に対して反対方向から前記搬送路を形成する位置に前記揺動部材を案内する第2案内リブとを備えていることを特徴とする請求項1記載のロール紙のカール除去装置。
- 前記案内リブは、前記揺動部材の両側部分に作用するように一対設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載のロール紙のカール除去装置。
- 前記搬送路形成リブ及び前記案内リブは、前記カバー体に一体成形されていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のロール紙のカール除去装置。
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