JP3694694B1 - 授乳服 - Google Patents

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Abstract

【課題】通常の衣服やおしゃれ着と同等のデザインが可能であると同時に、授乳を楽に行うことができ、且つ、授乳時に乳房をうまく隠すことができる授乳服の提供を図る。
【解決手段】襟ぐり開口部13が乳房位置まで達する授乳服の本体1と、この本体1の内部に配位された内部前身頃2とを備える。内部前身頃2の襟ぐり21の下端が上記の本体1の襟ぐり開口部13の下端よりも上方に位置し、内部前身頃2の下端が乳房位置まで達する。内部前身頃2の上部を本体1の内部に固定した状態で、内部前身頃2の下部を本体1の襟ぐり開口部13から本体1の前に引き出し、本体1の襟ぐり開口部13から出された乳房を内部前身頃2で隠して授乳できるようにした。
【選択図】 図1

Description

本願発明は、授乳服に関するもである。
従来より、授乳時の乳房を衣服から出し易くし、且つその露出を少なくしたり隠したりするために種々の授乳服の提案がなされているが、乳房を隠すために、授乳服のデザインを犠牲にしていたことは否めない。
例えば、特許文献1にあっては、前身頃の襟ぐりを大きくすると共に、襟ぐりの胸より下の部分を覆うことができるカバー布を前身頃の前(即ち、外側)に取り付けた授乳服が提案されている。
ところが、この授乳服にあっては、前身頃の前、即ち外側にカバー布を取り付けたものである。そのため、カバー布の全体が授乳服の前面に大きく目立つように配位され、通常の衣服のデザインとは大きくかけ離れたものとなってしまう。また、着用時にカバー布を、衣服の前面でヒラヒラとさせないためには、カバー布の左右両側を前身頃に縫着などによって固定せざるを得ない。ところが、この状態で授乳させようとすると、カバー布を無理矢理捲り上げる必要が生じ、ピッタリした授乳服のデザインにすると、授乳が困難になってしまうおそれがある。
登録実用新案第3064960号公報
本願発明は、通常の衣服やおしゃれ着と同等のデザインが可能であると同時に、授乳を楽に行うことができ、且つ、授乳時に乳房をうまく隠すことができる授乳服の提供を目的とする。
本願の請求項1に係る発明は、襟ぐり開口部13が乳房位置まで達することができるようにした前身頃11と後身頃12とを備え授乳服の本体1と、この本体1の内部に配位された内部前身頃2とを備え、内部前身頃2の襟ぐり21の下端が上記の本体1の襟ぐり開口部13の下端よりも上方に位置し、内部前身頃2の下端が乳房位置まで達するものであり、内部前身頃2の上部が本体1の内部に固定されているか若しくは着脱可能に固定されたものであり、内部前身頃2の下部が本体1に対して固定されていないか若しくは着脱可能に固定されたものであり、内部前身頃2の上部を本体1の内部に固定した状態で、内部前身頃2の下部を本体1の襟ぐり開口部13から本体1の前に引き出し、本体1の襟ぐり開口部13から出された乳房を内部前身頃2で隠して授乳できるようにしたことを特徴とする授乳服を提供する。なお、本願の各発明において、襟ぐり開口部13とは、襟ぐりと、襟ぐりに連続して繋がる開口部をも含む意味であり、この襟ぐり開口部は必要に応じてボタンなどで開閉可能に構成してもよい。
本願の請求項2に係る発明は、本体1が袖3を備えたものであり、この袖3と本体1の前身頃11との縫合線において、内部前身頃2の上部の左右両側が本体1に対して縫合されたものであることを特徴とする請求項1記載の授乳服を提供する。
本願の請求項3に係る発明は、内部前身頃2の上部の左右両側と内部前身頃2の下部の左右両側とが、いずれも本体1に対して着脱手段4、5にて固定され、この固定を外すことによって、本体1と内部前身頃2とが別体となることを特徴とする請求項1記載の授乳服を提供する。
本願発明にあっては、通常の着用時にあっては、内前身頃が授乳服本体の大きな襟ぐり開口部の内側に位置する結果、乳房を隠すことができことは勿論、襟ぐりの大きな服の下に襟ぐりの小さな服を重ね着しているような外観を備えるため、通常の衣服と全く同じ感覚の良好なデザインが可能となる。他方、授乳時には、内部前身頃の上部を本体の内部に固定した状態で、内部前身頃の下部を本体の襟ぐり開口部から本体の前に引き出すことができる。これにより、本体の大きな襟ぐり開口部から乳房を容易に出して授乳でき、しかも、内部前身頃で乳房を隠して授乳できるものである。
しかも、本体が袖を備えたものであり、この袖と本体の前身頃との縫合線において、内部前身頃の上部の左右両側が本体に対して縫合されたものとすることによって、内部前身頃の縫製が外観上判らなくなり、良好なデザインを実現できる。
また、内部前身頃の上部の左右両側と内部前身頃の下部の左右両側とが、いずれも本体に対して着脱可能に固定され、この固定を外すことによって、本体と内部前身頃とが別体となるものとすることによって、両者を別々に洗濯でき、しかも、内部前身頃を柄違いやデザイン違いで複数用意すれば、デザインのバリエーションが増やすことができるものである。
以上、本願発明は、授乳を楽に行うことができ、且つ、授乳時に乳房をうまく隠すことができると共に、通常の衣服を重ね着した状態と全く同じような外観で良好なデザインを実現した授乳服を提供することができたものである。
以下、図面に基づき本願発明の実施の形態を説明する。
図1は第1の実施の形態に係る授乳服の正面図であり、図2は同分解図であり、図3はその使用状態の説明図である。
この授乳服は、授乳服の本体1と内部前身頃2とからなり、織製された布製であるが、編製されたニット製であってもよい。
本体1は、前身頃11と後身頃12とを備え、さらに必要に応じて左右の袖3を備える。前身頃11と後身頃12とは肩と脇の線で縫着され、袖3が前身頃11と後身頃12の上部に縫着されている。前身頃の襟ぐり13は、大きく形成されたもので、乳房nの位置まで達する。この乳房位置は、乳房の下端まで達することが望ましいが、襟ぐりが横方向にも大きい場合などは、乳房の上下方向の中間位置まで達する程度でもよく、前後の身頃11、12における肩の縫着線14から20cm以上、より望ましくは25cm以上下方にまで襟ぐりの下端13aが達することが望ましい。言い換えれば、襟ぐり13は、服を捲り上げずとも、襟ぐり13から乳房を出して授乳させることができる程度の大きさの開口があればよい。
内部前身頃2は、本体の前身頃の内側に沿って配位され、その状態で婦人が着用する。この内部前身頃2の襟ぐり21は、その下端が上記の本体1の襟ぐり13の下端よりも上方に位置するものであり、これにより、通常の着用時に、大きく開いた本体の襟ぐり13から乳房が露出したりすることを防ぐもので、前身頃のみとして後身頃は設けない方が望ましいが、その形態は発明の目的と合致する範囲で適宜変更し得る。
内部前身頃2の下端22は、乳房位置まで達するものであり、上記の本体1の襟ぐり13の下端13aよりも下方に達する。この内部前身頃2は、授乳時に、本体1の襟ぐり13から引き出するものであるため、その下端22を、本体1の前身頃の下端位置と同じ位置になるようにしてもよいが、あまり長くなると、引き出しにくくなるため、本体1の下端よりも短くしておいたほうがよい。よって、内部前身頃2の下端22の最も適当な位置は、本体1の襟ぐり13の下端13aと本体1の下端との間の位置である。
この内部前身頃2の上部は、肩23と袖の部分24で、本体1に固定されている。この例では、肩23については、本体1の前身頃11と後身頃12との肩線における縫着部分で、これらと縫着されている。また、袖の部分24については、本体1の前身頃11と袖3との縫着部分において、これらと縫着されている。なお図1では、この縫着部分については点線で、縫着していない部分については1点鎖線で示した。
内部前身頃2の横幅は、本体1の前身頃11の幅と略等しく設定されているが、これよりも長く設定してもよく、短く設定してもよい。要は、内部前身頃2で本体の大きな襟ぐり21から露出せんとする乳房を隠すことができ、内部前身頃を引き出して授乳する際、乳房を隠せる程度の大きさがあれば足りる。
内部前身頃2の下部は、その下端の左右両側において、本体に対して着脱可能に固定されている。着脱手段4は、本体1の下部の脇線内側にボタンを設け、内部前身頃2の下端の両側にボタンホールを設けて、両者を着脱可能に合わせる。この着脱の手段は、適宜変更でき、内部前身頃2側にボタンを設けてもよく、また、ホック、起毛面ファスナなどにしてもよい。また、この着脱手段4は設ける必要はなく、内部前身頃2の下部と本体の下部とは一体にする必要はない。他方、より多くの着脱手段で、両者を固定してもよい。
この授乳服は、通常の着用に際しては、内部前身頃2は、本体1の前身頃11の内側に沿って配位され、その状態で婦人が着用する。従って、内部前身頃2は、本体1の前身頃の襟ぐり13から僅かに見えるだけであり、あたかもおしゃれな重ね着をしている外観を呈するものである。他方、授乳に際しては、内部前身頃2と本体1との上記の着脱手段4による固定を外して、内部前身頃2の下部を本体1の襟ぐり13から外に引き出す(図3参照)。これにより、大きく開いた本体1の襟ぐり13から乳房を外部に楽に出すことができる。そして、引き出した内部前身頃2によって、授乳中の状態を他の人の目から隠すことができる。
次に、図4は他の実施の形態に係る授乳服の正面図である。この授乳服にあっては、内部前身頃2の上部が本体1と着脱可能となっている点が、先の形態と相違するものである。他の構造については、基本的に先の例と同一であり、詳細については同一の符号を付して説明を省略する。この例にあっては、本体1と内部前身頃2とを、その下部において着脱手段によって着脱可能に固定するのに加えて、その上部においても着脱手段5にて着脱可能に固定している。具体的には、内部前身頃2の上部の左右2カ所にボタンホールが設けられ、本体1の上部(より詳しくは、脇線における袖の下方)にボタンが設けられている。この例においても、ボタンの代わりに、ホックなどの他の着脱手段に変更して実施しし得る。また着脱手段5よりも上方の布地が垂れてしまうことを防止するために、この例では、肩紐6を設けて、首の後ろで結ぶようにしている。これらの形態は、デザイン上の要請に応じて適宜変更して実施することができるものであり、第1の実施の形態において、内部前身頃2の上部についても、縫着の代わりに着脱手段を設けて実施することもできる。
本願発明は、上記の実施の形態の他、種々変更して実施することができる。例えば、本体1及び内部前身頃2の襟ぐりの形状は、Vネック、U首、丸首であってもよい。図6に示すように本体1の襟ぐり13自体の形態は小さくとも、襟ぐりより下方に伸びる開口部13bを設け、これをボタンやファスナなどの開閉部材で開閉可能な形態で実施してもよい。また、襟を設けることも自由である。さらに、図7に示すように、開口部13bを下端まで伸ばして前開きのものとし、開閉部材を全て外すと、左右の前身頃11a、11bが全開する形態として実施してもよい。
第1の実施の形態に係る授乳服の正面図である。 同授乳服の分解図である。 同授乳服の使用状態の説明図である。 第2の実施の形態に係る授乳服の正面図である。 同授乳服の分解図である。 第3の実施の形態に係る授乳服の正面図である。 第4の実施の形態に係る授乳服の正面図である。
符号の説明
1 授乳服の本体
2 内部前身頃
3 袖
4 着脱手段
5 着脱手段
11 前身頃
12 後身頃
13 襟ぐり開口部

Claims (3)

  1. 襟ぐり開口部が乳房位置まで達することができるようにした前身頃と後身頃とを備え授乳服の本体と、この本体の内部に配位された内部前身頃とを備え、
    内部前身頃の襟ぐりの下端が上記の本体の襟ぐり開口部の下端よりも上方に位置し、
    内部前身頃の下端が乳房位置まで達するものであり、
    内部前身頃の上部が本体の内部に固定されているか若しくは着脱可能に固定されたものであり、
    内部前身頃の下部が本体に対して固定されていないか若しくは着脱可能に固定されたものであり、
    内部前身頃の上部を本体の内部に固定した状態で、内部前身頃の下部を本体の襟ぐり開口部から本体の前に引き出し、本体の襟ぐり開口部から出された乳房を内部前身頃で隠して授乳できるようにしたことを特徴とする授乳服。
  2. 本体が袖を備えたものであり、この袖と本体の前身頃との縫合線において、内部前身頃の上部の左右両側が本体に対して縫合されたものであることを特徴とする請求項1記載の授乳服。
  3. 内部前身頃の上部の左右両側と内部前身頃の下部の左右両側とが、いずれも本体に対して着脱手段にて固定され、この固定を外すことによって、本体と内部前身頃とが別体となることを特徴とする請求項1記載の授乳服。
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