JP3691246B2 - アクセル操作量検出装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば自動車等の車両に設けられたアクセルペダルの操作量を検出するのに用いて好適なアクセル操作量検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、自動車等の車両では、運転室側に設けたアクセルペダルをワイヤ等を介してエンジン側のスロットルバルブと連結し、運転者がアクセルペダルを操作したときに、この操作量に応じてスロットルバルブを開閉させることにより、車両を所望の速度で走行させる。また、昨今の車両には、アクセルペダルの近傍等にアクセル操作量検出装置を設け、該アクセル操作量検出装置によってアクセルペダルの操作量を検出し、この検出信号に応じてモータ等によりスロットルバルブを開閉操作するものがある(例えば、特開昭62−284932号公報、特開昭63−150449号公報等)。
【0003】
そこで、アクセルペダルの操作量を検出するために用いられる従来技術によるアクセル操作量検出装置について説明するに、このアクセル操作量検出装置は、ケーシングと、該ケーシングに回動可能に設けられた回動軸と、該回動軸に設けられアクセルペダルにワイヤを介して連結されたワイヤドラムと、該ワイヤドラムと一緒に回動すべく前記回動軸またはワイヤドラムに設けられ前記ケーシングに当接することにより前記回動軸の回動範囲を規制するストッパと、前記ケーシングに設けられ前記回動軸の回動量をアクセル操作量として検出する回動検出手段とによって構成されている。
【0004】
そして、このように構成されたアクセル操作量検出装置は、アクセルペダルの操作によってワイヤドラムと一緒に回動軸が回動されることにより、回動検出手段によってこのときの回動軸の回動量を検出し、スロットルバルブの制御信号としてコントロールユニットに出力する。
【0005】
また、回動軸の回動量は、該回動軸に設けられたストッパがケーシングに当接する範囲、例えば、最小位置となる初期位置と最大位置となる全開位置との間の回動範囲で規制されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述した従来技術によるアクセル操作量検出装置では、ケーシングにストッパを当接させることにより回動軸の回動範囲を規制しているから、該ストッパがケーシングに当接するときに打音を発生する。特に、アクセル操作量検出装置では、回動軸を戻しばねの付勢力によって初期位置に戻すようにしているから、戻しばねの付勢力によってストッパがケーシングに強く衝突し、大きな打音を発生するという問題がある。
【0007】
さらに、ケーシング、ストッパは当接による摩耗を考慮して高硬度の金属材料によって形成しているため、高硬度の金属材料同士の衝突によって大きな打音を発生するという問題がある。
【0008】
本発明は上述した従来技術の問題に鑑みなされたもので、本発明の目的は、ケーシングとストッパとが当接するときの衝撃を緩和し、操作時の静粛性や寿命を向上できるようにしたアクセル操作量検出装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明による回動ストッパ機構は、ケーシングと、該ケーシングに回動可能に設けられた回動軸と、該回動軸に設けられアクセルペダルにワイヤを介して連結されたワイヤドラムと、該ワイヤドラムと一緒に回動すべく前記回動軸またはワイヤドラムに設けられ前記ケーシングに当接することにより前記回動軸の回動範囲を規制するストッパと、前記ケーシングに設けられ前記回動軸の回動量をアクセル操作量として検出する回動検出手段とによって構成されている。
【0010】
そして、上述した課題を解決するために、請求項1の発明が採用する構成の特徴は、前記ケーシングには突起部を設け、前記ケーシングとストッパとの間には、前記ケーシングにストッパが接近したときに該ストッパが前記突起部に当接するに先立って弾性的に撓む緩衝部材を設け、該緩衝部材は、前記ストッパに設けられ前記ケーシングに向けて突出した緩衝片と、前記突起部と対応する位置に設けられた切込部とを有する構成としたことにある。
【0011】
このように構成したことにより、アクセルペダルの操作によってワイヤドラムと一緒に回動軸を回動させ、該回動軸に設けられたストッパがケーシングに接近したときには、該ストッパがケーシングの突起部に当接するに先立って緩衝部材の緩衝片が相手側の部材に弾性的に撓んで当接し、このときの衝撃を緩和する。しかも、緩衝片が撓むことによりストッパが切込部を介して突起部に当接するから、この位置で回動軸の回動範囲が規制される。
【0012】
また、請求項2の発明によると、前記突起部は調整可能なねじにより構成している。これにより、ねじを任意の方向に回転させることによって回動軸の回動範囲を調整することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態によるアクセル操作量検出装置を添付図面に従って詳細に説明する。
【0014】
まず、図1ないし図9は本発明の第1の実施の形態を示すに、1は吸気通路を構成する吸気管で、該吸気管1は車両に搭載されるエンジンの吸気側(いずれも図示せず)に接続され、吸入空気をエンジン内の燃焼室側に向けて流通させるものである。また、2は前記吸気管1の途中に設けられたスロットルバルブで、該スロットルバルブ2は、電動モータ等によって構成されたスロットルアクチュエータ3により開閉操作され、その開度に応じて吸入空気量を増減させるものである。
【0015】
4は車両の運転室内に位置して運転席(いずれも図示せず)の足元に設けられたアクセルペダルで、該アクセルペダル4は運転者が踏込み操作することにより、スロットルバルブ2を開閉させ、車両の速度を増減させるものである。
【0016】
5はアクセルペダル4の踏込み操作量を検出するアクセル操作量検出装置で、該アクセル操作量検出装置5は、例えば、車両のエンジンルーム(図示せず)内でアクセルペダル4の近傍に配設され、図2に示す如く、後述するケーシング6、調整ねじ8、回動軸10、ワイヤドラム11、ストッパプレート13、緩衝体14、回動角センサ15等によって大略構成されている。
【0017】
6はアクセル操作量検出装置5のケーシングで、該ケーシング6は、ベース部6Aと、該ベース部6Aの一端側に立設された一側腕部6Bと、前記ベース部6Aの他端側に立設された他側腕部6Cとによって全体としてコ字形状に形成され、前記一側腕部6Bには、図3に示す如く、後述する戻しばね12が掛け止めされるばね掛け部6Dが設けられている。また、一側腕部6Bには回動角センサ15が取付けられ、他側腕部6Cには、図4、図5に示す如く、後述の初期位置規制突起7と全開位置規制突起9が一体的に設けられている。
【0018】
また、7はケーシング6の他側腕部6C上端側に設けられた初期位置規制突起で、該初期位置規制突起7はケーシング6の一部分として突設されている。また、初期位置規制突起7には、図6に示すように、ストッパプレート13の爪部13Aに当接する突起部としての調整ねじ8が螺着して設けられている。そして、初期位置規制突起7は、ストッパプレート13を介して回動軸10の初期位置を規定している。また、調整ねじ8は任意の方向に回転されることにより、回動軸10の初期位置を調整するものである。
【0019】
さらに、9は他側腕部6Cの中間高さ位置に設けられた全開位置規制突起で、該全開位置規制突起9は、初期位置規制突起7と同様にケーシング6の一部分として突設されている。そして、全開位置規制突起9は、ストッパプレート13を介して回動軸10の全開位置を規定している。
【0020】
10はアクセルペダル4の操作量に応じて回動される回動軸で、該回動軸10は、ケーシング6の腕部6B,6Cに軸受(図示せず)を介して回動可能に支持されている。また、回動軸10の一側寄りは、図4、図5に示すように、面取部10A,10Aが形成され、該各面取部10Aにはワイヤドラム11、ストッパプレート13が回り止め状態で嵌合している。さらに、回動軸10の一端側は回動角センサ15に接続され、他端側はアクセルペダル4の操作時に摩擦抵抗を与えるヒス発生器(図示せず)に接続されている。
【0021】
11は回動軸10の外周側に設けられたワイヤドラムで、該ワイヤドラム11は、各面取部10Aに係合した状態で回動軸10に嵌合される嵌合穴11Aが形成された取付板11Bと、該取付板11Bの外周から屈曲して延びた2本の腕部11C,11Dと、前記取付板11Bの外周から突出したばね掛け部11Eと、前記腕部11C,11Dの先端側に固着されたドラム部11Fとによって大略構成されている。また、ドラム部11Fには、後述のワイヤ16が接続されるワイヤ接続穴11Gが形成されている。
【0022】
このように、ワイヤドラム11は、その嵌合穴11Aを回動軸10に嵌合させることにより、該回動軸10の外周側に配設されている。そして、ワイヤドラム11は、ワイヤ接続穴11Gに接続されたワイヤ16によって回動されたときに、当該ワイヤドラム11と一緒に回動軸10を回動させるものである。
【0023】
12は回動軸10の外周側に配設された戻しばねで、該戻しばね12は、基端側がケーシング6のばね掛け部6Dに掛け止めされ、先端側がワイヤドラム11のばね掛け部11Eに掛け止めされている。これにより、戻しばね12は、ワイヤドラム11をアクセルペダル4を踏込んだときの回動方向とは反対側の方向に向けて常時付勢している。そして、戻しばね12は、運転者がアクセルペダル4の踏込み操作を解除したときに、アクセルペダル4、回動軸10等を初期位置に戻すものである。
【0024】
13はワイヤドラム11の他側面に当接し、回動軸10に回り止め状態で設けられたストッパプレートで、該ストッパプレート13には径方向外向きに突出し、先端側がL字状に屈曲したストッパとしての爪部13Aが形成されている。そして、ストッパプレート13は、回動軸10、ワイヤドラム11と一緒に回動し、その爪部13Aを初期位置規制突起7または全開位置規制突起9に当接させることにより、回動軸10の回動範囲をほぼ90度に規制している。
【0025】
14はストッパプレート13の爪部13Aに取付けられた緩衝部材としての緩衝体で、該緩衝体14は、図7に示す如く、断面長方形状の略角筒状に形成された取付筒部14Aと、該取付筒部14Aの端面から初期位置規制突起7に向けて平行に延びた一対の緩衝片14B,14Bと、該緩衝片14B間で調整ねじ8に対応するように前記取付筒部14Aに形成された切込部14Cとによって構成され、緩衝体14は弾性を有するゴム材料等によって形成されている。また、緩衝体14は、取付筒部14A内にストッパプレート13の爪部13A先端を挿嵌することにより、該ストッパプレート13に取付けられている。
【0026】
ここで、緩衝体14の各緩衝片14Bは、戻しばね12の付勢力によって回動軸10等と共にストッパプレート13が図6中の矢示D方向に回動され、ストッパプレート13の爪部13Aが初期位置規制突起7に接近したときに、前記爪部13Aが調整ねじ8に当接するに先立って該初期位置規制突起7に弾性的に撓んで当接し、このときの衝撃を緩和する。また、各緩衝片14Bは、初期位置規制突起7に当接した後に、戻しばね12の付勢力によって図8に示すように大きく撓むから、爪部13Aが初期位置規制突起7の調整ねじ8に切込部14Cを介して当接する。一方、各緩衝片14Bは、図9に示すように、ストッパプレート13が矢示C方向に回動されたときには延びて初期状態に戻る。
【0027】
15はケーシング6の一側腕部6Bに取付けられた回動検出手段としての回動角センサで、該回動角センサ15は、回動軸10の端部に抵抗体上を摺動する検出レバー(いずれも図示せず)を有している。そして、検出レバーが回動し、抵抗体上を摺動することにより、回動軸10の回動変位を電圧として検出し、この検出信号をアクセルペダル4の操作量として後述のコントロールユニット17に出力するものである。
【0028】
16は基端側がアクセルペダル4に接続されたワイヤ(図1中に図示)で、該ワイヤ16の先端側はワイヤドラム11のドラム部11Fに巻回され、その先端部がワイヤ接続穴11Gに接続されている。これにより、ワイヤ16はアクセルペダル4の踏込み操作に応じてワイヤドラム11、回動軸10を回動させる。
【0029】
17はマイクロコンピュータ等によって構成されたコントロールユニットで、該コントロールユニット17は入力側が回動角センサ15に接続され、出力側がスロットルアクチュエータ3に接続されている。そして、コントロールユニット17は、回動角センサ15からの検出信号に対応した駆動信号をスロットルアクチュエータ3に出力し、該スロットルアクチュエータ3によりスロットルバルブ2をアクセルペダル4の操作量に応じた開度で開閉させる。この結果、エンジンの各気筒(図示せず)内に吸入される空気量がスロットルバルブ2の開度に応じて増減され、エンジンの回転数が加減速される。
【0030】
本実施の形態によるアクセル操作量検出装置5は、上述の如き構成を有するもので、次に、その作動について説明する。
【0031】
まず、運転者がアクセルペダル4を図1中の矢示A方向に踏込み操作すると、ワイヤ16が矢示B方向に引張られてワイヤドラム11と一緒に回動軸10を矢示C方向に回動する。このときには、回動角センサ15が回動軸10の回動変位をアクセルペダル4の操作量として検出し、この検出信号をコントロールユニット17に出力する。
【0032】
そして、コントロールユニット17は、回動角センサ15からの検出信号に基づいてスロットルアクチュエータ3に駆動信号を出力し、該スロットルアクチュエータ3によってスロットルバルブ2を開閉制御する。
【0033】
また、アクセル操作量検出装置5では、アクセルペダル4に対する踏込み操作力を解除したときに、戻しばね12のばね力によってワイヤドラム11が矢示C方向と反対の矢示D方向に回動され、ストッパプレート13の爪部13Aが初期位置規制突起7に接近する。
【0034】
このときには、爪部13Aに取付けられた緩衝体14の各緩衝片14Bが初期位置規制突起7に当接し、衝突時の衝撃を緩和して打音を抑える。しかも、各緩衝片14Bは戻しばね12の付勢力によって大きく撓み、爪部13Aが切込部14Cを介して初期位置規制突起7の調整ねじ8に直接当接するから、回動軸10の回動を初期位置で正確に規制(停止)することができる。
【0035】
以上のように、本実施の形態によれば、ストッパプレート13の爪部13Aに緩衝体14を設け、該緩衝体14によって爪部13Aと初期位置規制突起7との衝突による打音を抑えることができる。しかも、緩衝体14の各緩衝片14Bを撓ませて爪部13Aと初期位置規制突起7の調整ねじ8とを当接させることにより、回動軸10の回動を初期位置で正確に規制することができる。
【0036】
これにより、アクセル操作時の騒音を抑えることができ、アクセル操作量検出装置5の静粛性を向上することができる。また、衝突による衝撃を抑えることにより、初期位置規制突起7、ストッパプレート13等の摩耗、損傷を防止でき、耐久性を高めて寿命を延ばすことができる。
【0037】
さらに、初期位置側の回動規制位置で回動軸10の回動を正確に規制することができるから、スロットルバルブ2の最小回動位置での位置決め精度を高めてアイドリング回転を安定させることができ、当該アクセル操作量検出装置5に対する信頼性を向上することができる。
【0038】
なお、第1の実施の形態では、緩衝体14の各緩衝片14Bを初期位置規制突起7に向けて設けた場合を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限らず、例えば、緩衝体14の緩衝片14Bを全開位置規制突起9に向けて設ける構成としてもよく、また、緩衝体14に初期位置規制突起7と全開位置規制突起9の両方に向けて緩衝片14Bを設ける構成としてもよい。
【0039】
また、実施の形態では、ワイヤドラム11と別体にストッパプレート13を設け、該ストッパプレート13にストッパをなす爪部13Aを形成した場合を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限らず、例えば図2中に二点鎖線で示すように、ワイヤドラム11の外周側にストッパをなす爪部31を設ける構成としてもよい。この場合にはストッパプレート13を省略することができる。
【0040】
さらに、実施の形態では、突起部として調整ねじ8を用いた場合を例に挙げて説明したが、これに替えて、例えば、突起部として初期位置規制突起7にピンを嵌合して設けてもよく、また、突起部をケーシング6の一部として一体的に設けてもよい。
【0041】
【発明の効果】
以上詳述した通り、請求項1の発明によれば、ケーシングに突起部を設け、前記ケーシングとストッパとの間には、前記ケーシングにストッパが接近したときに該ストッパが前記突起部に当接するに先立って弾性的に撓む緩衝部材を設け、該緩衝部材は、前記ストッパに設けられ前記ケーシングに向けて突出した緩衝片と、前記突起部と対応する位置に設けられた切込部とを有する構成としているから、アクセルペダルの操作によってワイヤドラムと一緒に回動軸を回動させ、該回動軸に設けられたストッパがケーシングに接近したときには、該ストッパがケーシングの突起部に当接するに先立って緩衝部材の緩衝片を相手側の部材に当接させ、この緩衝片を弾性的に撓ませることができ、このときの衝撃を緩和して打音を抑えることができる。これにより、操作時の静粛性を向上することができる上に、衝突による摩耗や損傷を防止することができ、耐久性を高めて寿命を延ばすことができる。
【0042】
しかも、緩衝片を撓ませることによりストッパを切込部を介して突起部に当接させることができるから、この位置で回動軸の回動範囲を正確に規制することができ、位置決め精度を高めて信頼性を向上することができる。
【0043】
また、請求項2の発明によれば、突起部を調整可能なねじによって構成しているから、ねじを任意の方向に回転させることによって回動軸の回動範囲を容易に調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態によるアクセル操作量検出装置をアクセルペダル等と共に示す全体構成図である。
【図2】 図1中のアクセル操作量検出装置を示す正面図である。
【図3】 アクセル操作量検出装置を示す平面図である。
【図4】 ストッパプレートの爪部が初期位置規制突起に当接している状態を示す図2中の矢示IV−IV方向からみた断面図である。
【図5】 ストッパプレートの爪部が全開位置規制突起に当接している状態を示す図4と同様位置からみた断面図である。
【図6】 初期位置規制突起、ストッパプレート、緩衝体等を拡大して示す一部破断の外観斜視図である。
【図7】 第1の実施の形態による緩衝体を拡大して示す外観斜視図である。
【図8】 緩衝体の緩衝片を撓ませて初期位置規制突起の調整ねじとストッパプレートの爪部とを当接させた状態を示す要部拡大図である。
【図9】 緩衝体を初期位置規制突起から離間させた状態を示す図8と同様位置からみた要部拡大図である。
【符号の説明】
4 アクセルペダル
5 アクセル操作量検出装置
6 ケーシング
7 初期位置規制突起
8 調整ねじ(突起部)
9 全開位置規制突起
10 回動軸
11 ワイヤドラム
13 ストッパプレート
13A,31 爪部(ストッパ)
14 緩衝体
14A 取付筒部
14B 緩衝片
14C 切込部
15 回動角センサ(回動検出手段)
16 ワイヤ
Claims (2)
- ケーシングと、該ケーシングに回動可能に設けられた回動軸と、該回動軸に設けられアクセルペダルにワイヤを介して連結されたワイヤドラムと、該ワイヤドラムと一緒に回動すべく前記回動軸またはワイヤドラムに設けられ前記ケーシングに当接することにより前記回動軸の回動範囲を規制するストッパと、前記ケーシングに設けられ前記回動軸の回動量をアクセル操作量として検出する回動検出手段とによって構成されたアクセル操作量検出装置において、
前記ケーシングには突起部を設け、前記ケーシングとストッパとの間には、前記ケーシングにストッパが接近したときに該ストッパが前記突起部に当接するに先立って弾性的に撓む緩衝部材を設け、該緩衝部材は、前記ストッパに設けられ前記ケーシングに向けて突出した緩衝片と、前記突起部と対応する位置に設けられた切込部とを有する構成としたことを特徴とするアクセル操作量検出装置。 - 前記突起部は調整可能なねじによって構成してなる請求項1に記載のアクセル操作量検出装置。
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