JP3689386B2 - 移動通信端末機の短文メッセージ受信方法 - Google Patents

移動通信端末機の短文メッセージ受信方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、移動通信端末機の短文メッセージ受信方法に係るもので、詳しくは、移動通信端末機のメモリに割当てられた容量よりも多量の短文メッセージを受信することができる、移動通信端末機の短文メッセージ受信方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
最近、移動通信端末機が急速に普及されることによって、短文メッセージサービス(Short Message Service)を利用する人も急激に増加している。前記短文メッセージサービスは、電子メールとは異なって、情報を発送した時点とほぼ同時に相手の移動通信端末機に情報が伝達されるため、現在、有力な通信手段の一つになりつつある。
【0003】
前記短文メッセージサービスは、移動通信端末機を介して利用者間で40文字ほどの短文を対話型に交換することが可能で、移動通信端末機が消されているか、または、通話不可能な地域に位置していても、該当の移動通信端末機が通話できる状態になるまで所定期間の間保存される。従って、伝達すべき内容が簡単であるか、音声通話ができない場合は、音声通話よりも短文メッセージサービスを利用した方が遥かに便利で料金も節約できるため、短文メッセージサービスの使用が益々増加している。特に、最近では、クレジットカード会社が、カード事故を防止するために取引承認内容を文字メッセージサービスを通じて伝送するサービスを導入するなど、電子決裁及び電子商取引にまで活用範囲が拡大されつつある。
【0004】
しかし、前記短文メッセージを受信するために移動通信端末機に割当てられたメモリ容量は限界があるため、メモリ容量以上のメッセージが受信される場合は、以前に受信されたメッセージを順次削除しなければ新しいメッセージを受信することができなくなる。即ち、従来の移動通信端末機は、短文メッセージデータの格納容量が任意に設定され、その許容範囲内だけで短文メッセージを受信し得るようになっていた。
【0005】
以下、このような従来の移動通信端末機の短文メッセージ受信方法に対し、図3に基づいて説明する。
【0006】
先ず、移動通信端末機に所定個数の短文メッセージが受信される基本容量のメモリを割当て(S11)、基地局から伝送される短文メッセージがあるかを感知する(S12)。
【0007】
次いで、基地局から伝送される短文メッセージが感知されると、移動通信端末機は、割当てられたメモリ内に前記短文メッセージを格納できる余裕空間があるかを判断し(S13)、余裕空間があると、メモリを前記短文メッセージに割当て(S14)、割当てられた余裕空間に短文メッセージを格納する(S15)。
【0008】
一方、割当てられたメモリ内に短文メッセージを格納できる余裕空間が存在しないと、移動通信端末機は短文メッセージを受信することができず(S16)、基地局システムは、このように受信拒絶された短文メッセージを移動通信端末機に周期的に伝送して、システムに設定された所定時間が経過すると(S17)、基地局システムは前記短文メッセージの伝送を終了する(S18)。
【0009】
より詳しく説明すると、先ず、移動通信端末機に短文メッセージを格納するための所定量のメモリ空間を割当てる。例えば、1個の短文メッセージを格納するための最大メモリ容量を50byteと仮定すると、100個の短文メッセージを受信し得るように合計5kbyteのメモリ空間を割当てる。
【0010】
若し、移動通信端末機に101番目の短文メッセージが伝送されると、短文メッセージを格納するために割当てられたメモリ容量の5kbyteを超過するため、101番目以後の短文メッセージは受信されない。
【0011】
すると、基地局システムは、このように移動通信端末機から受信拒絶された短文データを移動通信端末機に周期的に伝送するが、移動通信端末機に既に受信されてある短文データが削除されないと、101番目以後の短文メッセージを受信することはできない。
【0012】
このように短文メッセージが受信されてない状態で所定時間が経過すると、基地局システムは101番目の短文メッセージの伝送を中断する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
このように、従来の移動通信端末機の短文メッセージ受信方法においては、移動通信端末機が短文メッセージを受信するためには余裕メモリ空間を必ず確保すべきであって、若し、短文メッセージを受信するために割当てられたメモリが全て短文メッセージでいっぱいになった場合は、それ以上短文メッセージを受信することが不可能であるため、余裕容量のメモリを確保するためには所定時間ごとに受信された短文メッセージを確認し、削除しなければならず、よって、極めて不便であるという不都合な点があった。
【0014】
本発明は、このような従来の課題に鑑みてなされたもので、移動通信端末機に割当てられた容量よりも多量の短文メッセージデータを受信し得る、移動通信端末機の短文メッセージ受信方法を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するため、本発明に係る移動通信端末機の短文メッセージ受信方法は、移動通信端末機に短文メッセージを格納するためのメモリを、所定個数の短文メッセージが受信される基本容量の他に、所定個数の短文メッセージが追加受信される余裕容量を設定して割当てる工程と、受信される短文メッセージが前記メモリの前記基本容量を超過すると、前記メモリの前記余裕容量に前記受信される短文メッセージを格納し、前記基本容量に格納されている短文メッセージを削除して該基本容量にメモリ空間を確保する工程と、該確保されたメモリ空間を再整列して短文メッセージを格納する工程と、を順次行うことを特徴とする。
【0016】
前記削除される短文メッセージは、移動通信端末機に受信される短文メッセージ中、使用者が内容を確認した削除可能な短文メッセージであることを特徴としてもよい。
【0017】
前記短文メッセージを格納する工程は、前記確保されたメモリ空間における削除された短文メッセージの格納番地の次の番地に格納された短文メッセージを順次シフトして、短文メッセージのシフトによって確保された最終番地に短文メッセージを格納する工程であることを特徴としてもよい。
【0018】
前記削除される短文メッセージが存在しないと、前記メモリに格納された短文メッセージを使用者が設定した電子メールアドレスに自動伝送する工程を追加して行うことを特徴としてもよい。
【0019】
前記自動伝送される短文メッセージは、メモリ内の基本容量に既受信された短文メッセージ中、使用者が内容を確認してない未開封短文メッセージと、移動通信端末機に新しく受信されて余裕容量に格納された短文メッセージとのいずれかであってもよい
【0020】
前記削除される短文メッセージが存在しないと、未開封メッセージを使用者が設定した電子メールアドレスに自動伝送する工程と、電子メールを通じて伝送された短文メッセージを前記基本容量から削除する工程と、を順次行うことを特徴としてもよい。
【0021】
前記削除される短文メッセージが存在しないと、移動通信端末機のメモリに新しく受信された短文メッセージを使用者が設定した電子メールアドレスに自動伝送する工程と、電子メールを通じて伝送された短文メッセージを余裕容量から削除する工程と、を順次行うことを特徴としてもよい。
【0022】
また、本発明の移動通信端末機の短文メッセージ受信方法は、基本容量の他に所定個数の短文メッセージを追加受信するための余裕容量を包含してメモリを割当てる工程と、前記基本容量を超過して受信された短文メッセージを前記余裕容量に格納する工程と、前記基本容量に格納された短文メッセージの一部を削除する工程と、削除された短文メッセージの格納番地に次の番地の短文メッセージを順次シフトする工程と、前記余裕容量に格納された短文メッセージを前記基本容量の最終番地に格納する工程と、を順次行うことを特徴とする。
【0023】
前記余裕容量は、前記基本容量の他に新しい所定容量をメモリに追加するか、前記基本容量内の所定容量を前記余裕容量として再割当することを特徴としてもよい。
【0024】
前記削除される短文メッセージは、移動通信端末機に格納された短文メッセージ中、使用者が内容を確認した後、格納してない状態で内容確認を終了することによって設定されることを特徴としてもよい。
【0025】
前記削除される短文メッセージが複数個である場合は、上位番地から下位番地に格納された順に削除されることを特徴としてもよい。
【0026】
また、本発明の移動通信端末機の短文メッセージ受信方法は、基本容量及び余裕容量を包含する所定量のメモリを割当てる工程と、前記基本容量を超過して受信された短文メッセージを前記余裕容量に格納する工程と、前記基本容量に格納された未開封短文メッセージを設定された電子メールアドレスに伝送する工程と、電子メールアドレスに伝送された短文メッセージを削除する工程と、削除された短文メッセージの格納番地に次の番地の短文メッセージを順次シフトする工程と、前記余裕容量に格納された短文メッセージを前記基本容量の最終番地に格納する工程と、を順次行うことを特徴とする。
【0027】
前記余裕容量は、前記基本容量の他に新しい所定容量をメモリに追加するか、または、前記基本容量内の所定容量を前記余裕容量として再割当することを特徴としてもよい。
【0028】
前記未開封メッセージは、移動通信端末機の前記基本容量に格納された短文メッセージ中、使用者が内容を確認してない短文メッセージであることを特徴としてもよい。
【0029】
前記電子メールアドレスに伝送すべき未開封短文メッセージが複数個である場合は、上位番地から下位番地に格納された順に前記電子メールアドレスに伝送することを特徴としてもよい。
【0030】
また、本発明の移動通信端末機の短文メッセージ受信方法は、基本容量及び余裕容量を包含する所定量のメモリを割当てる工程と、前記基本容量を超過して受信された短文メッセージを前記余裕容量に格納する工程と、前記余裕容量に格納された短文メッセージを設定された電子メールアドレスに伝送する工程と、前記余裕容量に格納された短文メッセージを削除する工程と、を順次行うことを特徴とする。
【0031】
また、本発明の移動通信端末機の短文メッセージ受信方法は、移動通信端末機に基本容量及び余裕容量を包含するメモリを割当てる工程と、受信された短文メッセージを前記基本容量に格納することができるかを判断する工程と、前記基本容量が飽和されていると、前記余裕容量に受信メッセージを格納する工程と、前記基本容量内に削除可能な短文メッセージが存在するかを判断する工程と、前記削除可能な短文メッセージが存在しない場合は、使用者が確認してない未開封メッセージが存在するかを確認する工程と、前記未開封短文メッセージが存在する場合は、該当の短文メッセージを使用者が設定した電子メールアドレスに伝送する工程と、電子メールを通じて伝送された短文メッセージを前記基本容量から削除し、短文メッセージの格納番地を再整列した後、前記余裕容量に格納された短文メッセージを前記基本容量の最終番地に格納する工程と、を順次行うことを特徴とする。
【0032】
前記削除可能な短文メッセージが存在すると、該短文メッセージを削除し、前記基本容量における残りの短文メッセージの格納番地を再整列した後、前記余裕容量に格納された短文メッセージを前記基本容量に格納することを特徴としてもよい。
【0033】
前記削除可能な短文メッセージ及び未開封短文メッセージが存在しないと、前記余裕容量に受信された短文メッセージを使用者が設定した電子メールアドレスに伝送した後、該当の短文メッセージを削除することを特徴としてもよい。
【0037】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態に対し、図面を用いて説明する。
【0038】
本発明に係る移動通信端末機の短文メッセージ受信方法が適用される移動通信システムの構造においては、図1に示したように、短文メッセージサービスのような個人通信サービスの提供を受ける移動通信端末機1と、該移動通信端末機1とメッセージ及び状態情報を送/受信する各基地局2と、それら基地局2を制御及び管理し、着/発信呼び出し処理時に有/無線リンクを制御して、トランスコーディング及びハンドオフ制御などの無線呼び出し処理に必要な各機能を行う制御局3と、該制御局3及び他の局並びに他のネットワークと連動してスイッチング役割を行うと同時に、移動通信システムの呼び出し処理及びデータ交換に必要な各機能を行う交換機4と、前記移動通信端末機1と交換機4との間、または、外部装置と交換機4との間の短文メッセージサービスを提供する短文メッセージサービスセンター5と、前記移動通信端末機1から伝送された電子メールをインターネット通信網を通じて使用者の電子メールサーバー(図示せず)に伝送するために連結されるウェブサーバー6と、を備えて構成されている。
【0039】
そして、前記移動通信端末機1は、短文メッセージを格納するために割当てられる所定容量のメモリと、メモリ容量を超過した場合に受信される短文メッセージが伝送される使用者電子メールアドレスと、を包含して構成されることで、前記移動通信端末機1に割当てられたメモリ容量以上の短文メッセージが伝送されると、既に受信されていた短文メッセージは、使用者の電子メールアドレスに順次、自動伝送される。
【0040】
且つ、このとき、前記短文メッセージは、(1)受信された内容を使用者が確認してない“未開封短文メッセージ”と、(2)内容を確認して格納した“維持短文メッセージ”と、(3)使用者が内容を確認した後格納してない“削除可能な短文メッセージ”と、の3種類に分類される。
【0041】
例えば、使用者が前記移動通信端末機1に受信された短文メッセージの内容を確認した後、“格納”ボタンを押すと“維持短文メッセージ”になるが、内容を確認した後“格納”ボタンを押さずに次の短文メッセージをリードするか、または、短文メッセージの内容確認を終了すると、メモリに余裕空間がないときに空間を確保するために自動削除し得る“削除可能な短文メッセージ”になる。即ち、“維持短文メッセージ”及び“削除可能な短文メッセージ”は、使用者が短文メッセージの内容を確認した後、“格納”ボタンを押すか否かによって決定される。
【0042】
以下、本発明に係る移動通信端末機の短文メッセージ受信方法に対し、図2に基づいて説明する。
【0043】
先ず、移動通信端末機のメモリに短文メッセージを格納するための所定容量の空間を割当てる(S21)。このとき、前記メモリは、短文メッセージを受信するための基本容量の他に、所定個数の短文メッセージを追加受信するための余裕容量を包含する。ここで、余裕容量とは、メモリの基本容量が短文メッセージにより飽和された後、新しく受信される短文メッセージを臨時格納するための空間である。
【0044】
例えば、最大メモリ容量が50byteの短文メッセージを100個受信することができる5kbyteの基本容量の他に、50byteの余裕容量を追加割当てると、短文メッセージを受信するためのメモリ割当容量は5050byteになって、101個の短文メッセージを受信することができる。
【0045】
勿論、短文メッセージを受信するための割当容量が5kbyteに固定された場合は、99個の短文メッセージを受信し得る容量を基本容量として設定し、1個の短文メッセージを受信し得る容量を余裕容量として割当てる。
【0046】
次いで、移動通信端末機が短文メッセージを受信すると(S22)、割当てられたメモリの基本容量が既に受信された短文メッセージによって飽和されたかを確認して(S23)、受信された短文メッセージが格納される空間が基本容量内に存在すると、その空間に短文メッセージを格納し(S31)、一方、メモリの基本容量が短文メッセージによって全て飽和された状態であると、短文メッセージをメモリの余裕容量に受信する(S24)。
【0047】
次いで、基本容量のメモリ空間を確保するために削除可能な短文メッセージがあるかを確認して(S25)、削除可能な短文メッセージが存在すると、格納番号順に従って削除可能な短文メッセージを削除する(S26)。一方、削除可能な短文メッセージが存在しない場合は、未開封短文メッセージが存在するかを確認して(S27)、未開封短文メッセージが存在すると、未開封短文メッセージ中、受信順番が早いものから使用者が指定した電子メールアドレスに伝送し(S28)、電子メールアドレスに伝送された未開封短文メッセージを移動通信端末機のメモリから削除する(S29)。
【0048】
次いで、削除された未開封短文メッセージがあったメモリ空間に次の番地の短文メッセージを順次シフトすることで、メモリの基本容量内に格納された短文メッセージの格納番地を再整列し(S30)、余裕容量に格納された短文メッセージを基本容量の最終番地に格納する(S31)。
【0049】
このように移動通信端末機が基本容量を超過して新しい短文メッセージを受信する場合は、未開封短文メッセージを電子メールに伝送した後削除することで、新しい短文メッセージを受信することができる。
【0050】
一方、未開封短文メッセージが存在しない場合は、基本容量以上に受信された短文メッセージを使用者が既設定した電子メールアドレスに伝送する(S32)。
【0051】
上述したように本発明に係る移動通信端末機の短文メッセージ受信方法においては、短文メッセージによって基本容量が飽和された状態で、更に短文メッセージが受信された場合は、短文メッセージを余裕容量に先に格納した後、削除可能な短文メッセージを削除するか、未開封短文メッセージまたは新しい短文メッセージを電子メールに伝送することで、移動通信端末機のメモリ容量よりも一層多くの短文メッセージを受信することができる。
【0052】
以下、本発明に係る移動通信端末機の短文メッセージ受信方法に対し、例を挙げて説明する。
【0053】
先ず、移動通信端末機のメモリに100個の短文メッセージが格納される基本容量及び、1個の短文メッセージが格納される余裕容量を割当てる。このとき、余裕容量は、101個の格納番地中の最下位番地が割当てられる。
【0054】
このとき、例えば、移動通信端末機の100個の基本容量の全てが既に受信された短文メッセージにより飽和され、そのうち、2番、5番及び10番の短文データは削除可能な短文メッセージ、91番から100番までの短文メッセージは未開封短文メッセージ、その他の短文メッセージは格納短文メッセージであると仮定したとき、移動通信端末機に101番目の短文メッセージが受信されると、メモリの101番の余裕容量に前記短文メッセージが格納された後、移動通信端末機は基本容量のメモリ空間を確保するために、先ず、削除可能な短文メッセージの2番の短文メッセージを削除する。従って、2番の短文メッセージがあった領域は余裕空間になるので、3番以後の短文メッセージを1個ずつ前の格納番号にシフトし、101番の短文メッセージは100番目の短文メッセージになる。
【0055】
そして、移動通信端末機に102番目及び103番目の短文メッセージが受信される場合、上述したように削除可能な短文メッセージの5番及び10番を順に削除し、該当の格納番地に残りの短文メッセージをシフトすることで、基本容量に100個の短文メッセージが格納される。
【0056】
然し、移動通信端末機に104番目の短文メッセージが受信される場合は、メモリの余裕容量に104番目の短文メッセージを格納した後、未開封短文メッセージの91番の短文メッセージを使用者が設定した電子メールアドレスに伝送し、91番の短文メッセージが電子メールを通じて伝送終了されると、該当の短文メッセージを基本領域から削除する。従って、91番の短文メッセージがあった領域は余裕空間になるので、92番以後の短文メッセージの格納番地をシフトし、101番に格納された短文メッセージを100番に格納する。
【0057】
即ち、移動通信端末機のメモリに100個の短文メッセージが格納された後新しい短文メッセージが受信されると、削除可能な短文メッセージがある場合はその短文メッセージを削除し、若し、削除可能な短文メッセージが無く未開封短文メッセージがある場合は、移動通信端末機に受信される短文メッセージの数だけの未開封短文メッセージを、予め指定した電子メールアドレスに順次伝送する。
【0058】
一方、移動通信端末機に、削除可能な短文メッセージ及び未開封短文メッセージの両方とも存在しない場合は、基本容量以上に受信される短文メッセージを使用者が指定した電子メールアドレスに伝送する。
【0059】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る移動通信端末機の短文メッセージ受信方法においては、移動通信端末機に割当てられたメモリ領域よりも多い短文メッセージが受信される場合、電子メールを利用して伝送及び格納するため、割当てられたメモリ領域以上の短文メッセージを受信することができると共に、従来技術のように余裕容量のメモリを確保するために所定時間ごとに受信される短文メッセージを確認して削除する必要が無く、よって、非常に便利であるという効果がある。
【0060】
且つ、本発明に係る移動通信端末機の短文メッセージ受信方法においては、未開封された短文メッセージを電子メールに伝送するため、使用者が確認しなかった短文メッセージをインターネットの可能な端末機を通じて確認することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係る移動通信端末機の短文メッセージ受信方法が適用される移動通信システムの構造を示したブロック図である。
【図2】図2は、本発明に係る移動通信端末機の短文メッセージ受信方法を示したフローチャートである。
【図3】図3は、従来の移動通信端末機の短文メッセージ受信方法を示したフローチャートである。
【符号の説明】
1 端末機
2 基地局
3 制御局
4 交換機
5 短文メッセージサービスセンター
6 ウエブサーバー

Claims (19)

  1. 移動通信端末機に短文メッセージを格納するためのメモリを、所定個数の短文メッセージが受信される基本容量の他に、所定個数の短文メッセージが追加受信される余裕容量を設定して割当てる工程と、
    受信される短文メッセージが前記メモリの前記基本容量を超過すると、前記メモリの前記余裕容量に前記受信される短文メッセージを格納し、前記基本容量に格納されている短文メッセージを削除して該基本容量にメモリ空間を確保する工程と、
    該確保されたメモリ空間を再整列して短文メッセージを格納する工程と、
    を順次行うことを特徴とする移動通信端末機の短文メッセージ受信方法。
  2. 前記削除される短文メッセージは、移動通信端末機に受信される短文メッセージ中、使用者が内容を確認した削除可能な短文メッセージであることを特徴とする請求項1に記載の移動通信端末機の短文メッセージ受信方法。
  3. 前記短文メッセージを格納する工程は、前記確保されたメモリ空間における削除された短文メッセージの格納番地の次の番地に格納された短文メッセージを順次シフトして、短文メッセージのシフトによって確保された最終番地に短文メッセージを格納する工程であることを特徴とする請求項1に記載の移動通信端末機の短文メッセージ受信方法。
  4. 前記削除される短文メッセージが存在しないと、前記メモリに格納された短文メッセージを使用者が設定した電子メールアドレスに自動伝送する工程を追加して行うことを特徴とする請求項1に記載の移動通信端末機の短文メッセージ受信方法。
  5. 前記自動伝送される短文メッセージは、メモリ内の基本容量に既受信された短文メッセージ中、使用者が内容を確認してない未開封短文メッセージと、移動通信端末機に新しく受信されて余裕容量に格納された短文メッセージとのいずれかである、請求項4に記載の移動通信端末機の短文メッセージ受信方法。
  6. 前記削除される短文メッセージが存在しないと、未開封メッセージを使用者が設定した電子メールアドレスに自動伝送する工程と、
    電子メールを通じて伝送された短文メッセージを前記基本容量から削除する工程と、
    を順次行うことを特徴とする請求項1〜3の何れか1つに記載の移動通信端末機の短文メッセージ受信方法。
  7. 前記削除される短文メッセージが存在しないと、移動通信端末機のメモリに新しく受信された短文メッセージを使用者が設定した電子メールアドレスに自動伝送する工程と、
    電子メールを通じて伝送された短文メッセージを余裕容量から削除する工程と、
    を順次行うことを特徴とする請求項1に記載の移動通信端末機の短文メッセージ受信方法。
  8. 基本容量の他に所定個数の短文メッセージを追加受信するための余裕容量を包含してメモリを割当てる工程と、
    前記基本容量を超過して受信された短文メッセージを前記余裕容量に格納する工程と、
    前記基本容量に格納された短文メッセージの一部を削除する工程と、
    削除された短文メッセージの格納番地に次の番地の短文メッセージを順次シフトする工程と、
    前記余裕容量に格納された短文メッセージを前記基本容量の最終番地に格納する工程と、
    を順次行うことを特徴とする移動通信端末機の短文メッセージ受信方法。
  9. 前記余裕容量は、前記基本容量の他に新しい所定容量をメモリに追加するか、前記基本容量内の所定容量を前記余裕容量として再割当することを特徴とする請求項8に記載の移動通信端末機の短文メッセージ受信方法。
  10. 前記削除される短文メッセージは、移動通信端末機に格納された短文メッセージ中、使用者が内容を確認した後、格納してない状態で内容確認を終了することによって設定されることを特徴とする請求項8に記載の移動通信端末機の短文メッセージ受信方法。
  11. 前記削除される短文メッセージが複数個である場合は、上位番地から下位番地に格納された順に削除されることを特徴とする請求項8に記載の移動通信端末機の短文メッセージ受信方法。
  12. 基本容量及び余裕容量を包含する所定量のメモリを割当てる工程と、
    前記基本容量を超過して受信された短文メッセージを前記余裕容量に格納する工程と、
    前記基本容量に格納された未開封短文メッセージを設定された電子メールアドレスに伝送する工程と、
    電子メールアドレスに伝送された短文メッセージを削除する工程と、
    削除された短文メッセージの格納番地に次の番地の短文メッセージを順次シフトする工程と、
    前記余裕容量に格納された短文メッセージを前記基本容量の最終番地に格納する工程と、
    を順次行うことを特徴とする移動通信端末機の短文メッセージ受信方法。
  13. 前記余裕容量は、前記基本容量の他に新しい所定容量をメモリに追加するか、または、前記基本容量内の所定容量を前記余裕容量として再割当することを特徴とする請求項12に記載の移動通信端末機の短文メッセージ受信方法。
  14. 前記未開封メッセージは、移動通信端末機の前記基本容量に格納された短文メッセージ中、使用者が内容を確認してない短文メッセージであることを特徴とする請求項12に記載の移動通信端末機の短文メッセージ受信方法。
  15. 前記電子メールアドレスに伝送すべき未開封短文メッセージが複数個である場合は、上位番地から下位番地に格納された順に前記電子メールアドレスに伝送することを特徴とする請求項12に記載の移動通信端末機の短文メッセージ受信方法。
  16. 基本容量及び余裕容量を包含する所定量のメモリを割当てる工程と、
    前記基本容量を超過して受信された短文メッセージを前記余裕容量に格納する工程と、
    前記余裕容量に格納された短文メッセージを設定された電子メールアドレスに伝送する工程と、
    前記余裕容量に格納された短文メッセージを削除する工程と、
    を順次行うことを特徴とする移動通信端末機の短文メッセージ受信方法。
  17. 移動通信端末機に基本容量及び余裕容量を包含するメモリを割当てる工程と、
    受信された短文メッセージを前記基本容量に格納することができるかを判断する工程と、
    前記基本容量が飽和されていると、前記余裕容量に受信メッセージを格納する工程と、
    前記基本容量内に削除可能な短文メッセージが存在するかを判断する工程と、
    前記削除可能な短文メッセージが存在しない場合は、使用者が確認してない未開封メッセージが存在するかを確認する工程と、
    前記未開封短文メッセージが存在する場合は、該当の短文メッセージを使用者が設定した電子メールアドレスに伝送する工程と、
    電子メールを通じて伝送された短文メッセージを前記基本容量から削除し、短文メッセージの格納番地を再整列した後、前記余裕容量に格納された短文メッセージを前記基本容量の最終番地に格納する工程と、
    を順次行うことを特徴とする移動通信端末機の短文メッセージ受信方法。
  18. 前記削除可能な短文メッセージが存在すると、該短文メッセージを削除し、前記基本容量における残りの短文メッセージの格納番地を再整列した後、前記余裕容量に格納された短文メッセージを前記基本容量に格納することを特徴とする請求項17に記載の移動通信端末機の短文メッセージ受信方法。
  19. 前記削除可能な短文メッセージ及び未開封短文メッセージが存在しないと、前記余裕容量に受信された短文メッセージを使用者が設定した電子メールアドレスに伝送した後、該当の短文メッセージを削除することを特徴とする請求項17に記載の移動通信端末機の短文メッセージ受信方法。
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