JP3688191B2 - 廃棄物の分別方法及び廃棄物分別装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、建物の解体工事等で生じる廃棄物のように、基材、大きさ等が異なる状態にある廃棄物を、その処理方法に応じた基材の種類ごとに分別する廃棄物の分別方法及び該分別方法に使用する廃棄物分別装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
建物の解体工事は、通常、素材、部材等の種類を問わずに運搬しやすい大きさにまで重機を使用して行われている。このような解体工事により生じた廃棄物は、その素材及び大きさ等が混合された状態で存在している。このような廃棄物(以下、「混合廃棄物」という。)を適正に処理する場合、その中で一番処理基準が厳しい処理方法に合わせて全体を処理しなければならないという問題点があった。
【0003】
そこで、建物の解体工事そのものを主に施工業者が手作業で行うか、あるいは建物の解体工事は重機により行い、解体工事により発生した混合廃棄物を施工業者が手作業で分別することにより、混合廃棄物の発生を減少させていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような分別方法は、以下のような問題点があった。
まず、解体工事そのものを主に手作業で行う場合にあっては、作業者を不安定な作業床に長時間置くことになるので、作業者の危険度が増すことになるという問題点があった。
【0005】
また、建物の解体工事は重機により行い、解体工事で発生した混合廃棄物を作業者が手作業で分別する場合にあっては、各部材が非常に細かく解体されるため、粒度の小さい混合廃棄物を効率的に分別することは困難であるという問題点があった。
そして、いずれの場合であっても、費用が高くなるという問題点があった。
【0006】
本発明は、前記課題に鑑みてなされたものであり、能率的な従来の重機による解体方法を生かしつつ、混合廃棄物を効率的にその処理方法に応じた基材の種類ごとに分別することができる廃棄物の分別方法及び該分別方法に使用する廃棄物分別装置を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するためになされた請求項1に記載の廃棄物の分別方法は、その軸が水平より傾斜し、且つ、廃棄物の排出口をそれぞれ有する複数の篩網が同心円状で外側のもの程網目が小さくなるように設けられた篩部本体と、該篩部本体の前記廃棄物の供給側に一体的に連結され、且つ、前記廃棄物を最も内側に設けられた前記篩網に供給するための開口部を有する供給側ドラムと、前記篩部本体の前記廃棄物の排出側に一体的に連結された排出側ドラムと、前記供給側ドラム及び排出側ドラムを回転可能に支持する支持部材と、前記篩部本体、供給側ドラム及び排出側ドラムを回転駆動する駆動装置と、を具備して、基材、大きさ等が異なる状態にある前記廃棄物を粒度ごとに分別する回転篩と、前記複数の篩網の排出口のそれぞれから排出される粒度の異なる廃棄物の比重ごとの落下点を一致させるようにあらかじめ個別に設定された風力を付与する複数の吹出し口を具備して分別された前記廃棄物の粒度に応じた風力を付与する風力付与装置と、からなる廃棄物分別装置を用いて、前記廃棄物を基材の種類ごとに分別する廃棄物の分別方法であって、前記駆動装置により前記篩部本体、供給側ドラム及び排出側ドラムを回転駆動することによって前記供給ドラムの開口部から最も内側に設けられた前記篩網に供給された前記廃棄物を粒度ごとに分別し、その分別されて前記複数の篩網の各排出口から排出される廃棄物に前記風力付与装置の各吹出し口から粒度に応じて設定された前記風力を付与することを特徴とするものである。
【0008】
請求項2に記載の廃棄物分別装置は、基材、大きさ等が異なる状態にある廃棄物を粒度ごとに分別する回転篩と、この分別された廃棄物の粒度に応じた風力を付与する風力付与装置と、からなる廃棄物分別装置において、前記回転篩は、その軸が水平より傾斜し、且つ、前記廃棄物の排出口をそれぞれ有する複数の篩網が同心円状で外側のもの程網目が小さくなるように設けられた篩部本体と、該篩部本体の前記廃棄物の供給側に一体的に連結され、且つ、前記廃棄物を最も内側に設けられた前記篩網に供給するための開口部を有する供給側ドラムと、前記篩部本体の前記廃棄物の排出側に一体的に連結された排出側ドラムと、前記供給側ドラム及び排出側ドラムを回転可能に支持する支持部材と、前記供給側ドラム及び排出側ドラムを回転駆動する駆動装置と、を具備し、前記風力付与装置は、前記複数の篩網の排出口のそれぞれから排出される粒度の異なる廃棄物の比重ごとの落下点を一致させるようにあらかじめ個別に設定された風力を付与する複数の吹出し口を具備することを特徴とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面に基づいて説明する。
本発明の実施の形態に係る廃棄物分別装置1は、図1に示すように、基材、大きさ等が異なる状態にある廃棄物Wを粒度ごとに分別する篩である回転篩2と、この分別された廃棄物の粒度に応じた風力を付与する風力付与装置3とを備えている。以下更に詳細に説明する。
【0010】
回転篩2は、図1に示すように、その軸が水平より傾斜している篩部本体4と、該篩部本体4の廃棄物の供給側(以下単に「供給側」という。)に一体的に連結された供給側ドラム5と、篩部本体4の廃棄物の排出側(以下単に「排出側」という。)に一体的に連結された排出側ドラム6と、篩部本体4、供給側ドラム5及び排出側ドラム6を回転可能に支持する支持部材7と、これらを回転駆動する駆動装置8とからなる。
【0011】
篩部本体4は、図2、図3及び図4に示すように、内周側篩網9と、外周側篩網10と、円筒ドラム11とからなる。
内周側篩網9は、内周側環状フレーム9aと、該内周側環状フレーム9aの軸方向に延びるように内周側環状フレーム9aの円周方向に所定角度で一体的に連結されている複数本の長尺の直線フレーム9bと、断面略円弧状に湾曲された網状体からなる複数枚の篩網9cとから構成されている。
【0012】
外周側篩網10は、内周側篩網9と同様の構造を有しており、外周側環状フレーム10aと、複数本の長尺の直線フレーム10bと、複数枚の篩網10cとから構成されている。このとき、直線フレーム10bの長さは、内周側篩網9の直線フレーム9bよりも短く、篩網10cの網目は内周側篩網9の篩網9cの網目よりも十分に細かいものとする。
【0013】
円筒ドラム11は、外周側篩網10の外側に外周側篩網10に平行に設けられている。円筒ドラム11は、特に設ける必要はないが、円筒ドラム11を設置することにより廃棄物を効率的に排出側ドラム6側に集めることができると共に、粉塵の発生を押えることができる。
内周側篩網9、外周側篩網10及び円筒ドラム11は、内周側環状フレーム9aから円筒ドラム11に向けて、複数本の直線フレーム12が放射線状に所定の角度で取付けられることにより連結されている。
【0014】
内周側篩網9、外周側篩網10、円筒ドラム11の各部材の取付手段は、溶接でも、ボルト・ナットでもよく、好適に篩部本体4を構成することができればその手段は問わない。また、図示はしないが、直線フレーム12を延長させることにより、外周側篩網10の外側に、若しくは内周側篩網9の内側に更に篩網を設けて、より細かく分別を行えるようにしてもよい。
【0015】
篩部本体4の供給側には、図1、図2に示すように、供給側ドラム5が篩部本体4の軸方向一端側に一体的に連結されている。供給側ドラム5は、円筒ドラム11の径と略等しい径を有する円筒で、供給側ドラム5の篩部本体4に対向する側には、開口部5aが形成されている。そして、シュート部材13を設けて、該シュート部材13の一端側を供給側ドラム5に挿通し、シュート部材13の他端側の供給口13aから廃棄物を篩部本体4の内周側篩網9内に供給するようにしている。このとき、シュート部材13を設けないで、直接供給側ドラム5の開口部5aに供給するようにしてもよい。
【0016】
また、篩部本体4の排出側には、排出側ドラム6が篩部本体4の軸方向他端側に一体的に連結されている。排出側ドラム6は、供給側ドラム5と同様に、円筒ドラム11の径と略等しい径を有する円筒である。
【0017】
供給側ドラム5、排出側ドラム6は、図1に示すように、それぞれ支持部材7により支持されている。該支持部材7は、基台7a上に支持具7b、支軸7cを介して1対の溝形ローラ7dが回転自在に配置されている。また、供給側ドラム5、排出側ドラム6の外周には環状突起7eが形成され、溝形ローラ7dが環状突起7eに回転自在に係合することにより、支持部材7は、供給側ドラム5、排出側ドラム6を回転自在に支持すると共に回転篩2の軸方向への移動を規制している。
【0018】
供給側ドラム5には、回転篩2を回転駆動させる駆動装置8が備えられている。供給側ドラム5の外周には従動スプロケット8aが設けられるとともに、回転篩2を回転駆動させるためのモータ8bの出力軸上には駆動スプロケット8cが取り付けられており、該駆動スプロケット8cと従動スプロケット8aとはチェーン8dにより連結され、モータ8bによってチェーン8dを介して回転篩2が回転駆動されるようになっている。
【0020】
次に風力付与装置3について説明する。
風力付与装置3は、図1、図5に示すように、篩部本体4の排出口14に向けて略水平方向に吹出し口15が備えられており、操作者が任意の時点で動作の開始または停止及び風力の調整を行うことができる。具体的には、内周側篩網9、外周側篩網10及び円筒ドラム11の各排出口14a、14b及び14cのそれぞれに対して吹出し口15a、15b及び15cが備えられており、該吹出し口15a、15b及び15cから吹出される風力P1、P2及びP3は、それぞれ各排出口14a、14b及び14cから排出される粒度の異なる廃棄物の比重ごとの落下点を一致させるようにあらかじめ個別に設定されている。
【0021】
以下、前記構成を有する廃棄物分別装置1により混合廃棄物Wを分別する場合の動作について説明する。
まず、図2、図4に示すように、作動時において回転篩2は、駆動装置8により一定速度で回転駆動される。この状態で、図外の廃棄物供給装置等から混合廃棄物Wをシュート部材13の供給口13aへ供給する。供給された混合廃棄物Wは、シュート部材13を介して内周側篩網9に供給される。
【0022】
篩部本体4の内周側篩網9内に導入された混合廃棄物Wは、篩部本体4の軸が水平方向より傾斜されているので、その自重により篩部本体4の軸方向中央部へ移動する。篩部本体4の回転に伴って分別が行われ、内周側篩網9の網目を通過可能な粒度の廃棄物が内周側篩網9外へ排出される。そして、内周側篩網9の網目を通過しない廃棄物W1は排出口14a側へ送られる。
内周側篩網9を通過した廃棄物は、前述と同様に篩部本体4の回転に伴って分別が行われ、外周側篩網10の網目を通過可能な粒度の廃棄物が外周側篩網10外へ排出される。そして、外周側篩網10の網目の網目を通過しない廃棄物W2は排出口14b側へ送られる。
外周側篩網10を通過した廃棄物W3は、円筒ドラム11の内周側に蓄積されると共に、その自重により排出口14c側へ送られる。
【0023】
各廃棄物W1、W2及びW3は、図5、図6に示すように、各排出口14a、14b及び14cから順次排出され自然落下する。そして、落下途中の各廃棄物W1、W2及びW3に対して各吹出し口15a、15b及び15cから風力P1、P2及びP3を付与する。このとき、各廃棄物W1、W2及びW3の排出口14a、14b及び14cが異なる位置に設けられているので、落下途中で粒度の異なる廃棄物どうしが混合されることはない。また、落下途中に風力を付与することで、各廃棄物W1、W2及びW3に満遍なく風力が付与されることとなり分別の効率が高くなる。
【0024】
風力P1が付与された廃棄物W1のうち、比重の大きなものは排出口15の直下及びその近傍に落下し、比重が小さくなるにしたがって遠くへ飛ばされる。廃棄物W2、W3についても同様に、その比重により落下点を変化させることで比重による分別が行われる。
このとき、前述のように、風力P1、P2及びP3を各廃棄物W1、W2及びW3の粒度に応じて設定しておくことにより、廃棄物の粒度に関係なく、比重ごとの落下点を概ね一致させることが可能となり、粒度で分別されていた廃棄物Wがその比重、すなわち各廃棄物の基材の種類ごとに再分別される。
【0025】
以上により、混合廃棄物は粒度に関係なく基材の種類ごとに分別され、例えば、建物等の解体工事により生じる廃棄物は、比重が大きい廃棄物、すなわちコンクリート、ラスモルタル及び瓦類等は排出口直下及びその近傍に落下し、比重が小さい廃棄物、すなわち木片及び紙類等は遠くへ飛ばされて、コンクリート、ラスモルタル及び瓦類等と、土、砂類等と、木片、紙類等に分別される。そして、大部分の重量を占める土砂、コンクリートがら及びモルタル類等を除去したり、これらを再利用したり、また、土砂、コンクリートがら及びモルタル類等を除去した後の残存物を更に二次分別したり、再利用したりする等して基材の種類ごとに分別された廃棄物を集積し、各廃棄物の処理方法に応じた処理を行う。
【0026】
【発明の効果】
以上の説明からも明らかなように、本発明の請求項1に係る廃棄物の分別方法によれば、駆動装置により篩部本体、供給側ドラム及び排出側ドラムを回転駆動することによって供給ドラムの開口部から最も内側に設けられた篩網に供給された基材、大きさ等が異なる状態にある廃棄物を粒度ごとに分別し、その分別されて複数の篩網の各排出口から排出される廃棄物に風力付与装置の各吹出し口から粒度に応じて設定された風力を付与するので、各廃棄物の粒度に関係なく基材の種類ごとに分別することができるという利点がある。これにより、分別された廃棄物をその処理方法に応じて処理することが可能となり、その処理費用を削減することができるだけでなく、処分場への負担を減らすことができるという利点がある。
【0027】
請求項2に係る廃棄物分別装置によれば、基材、大きさ等が異なる状態にある廃棄物を粒度ごとに分別する回転篩と、この分別された廃棄物の粒度に応じた風力を付与する風力付与装置と、からなり、前記回転篩は、その軸が水平より傾斜し、且つ、前記廃棄物の排出口をそれぞれ有する複数の篩網が同心円状で外側のもの程網目が小さくなるように設けられた篩部本体と、該篩部本体の前記廃棄物の供給側に一体的に連結され、且つ、前記廃棄物を最も内側に設けられた前記篩網に供給するための開口部を有する供給側ドラムと、前記篩部本体の前記廃棄物の排出側に一体的に連結された排出側ドラムと、前記供給側ドラム及び排出側ドラムを回転可能に支持する支持部材と、前記供給側ドラム及び排出側ドラムを回転駆動する駆動装置と、を具備し、前記風力付与装置は、前記複数の篩網の排出口のそれぞれから排出される粒度の異なる廃棄物の比重ごとの落下点を一致させるようにあらかじめ個別に設定された風力を付与する複数の吹出し口を具備するので、効率的に各廃棄物の基材の種類ごとに分別することができるという利点がある。また、同じような混合物を分類する手段として、廃棄物以外の用途にも使用することができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係る廃棄物分別装置を示す模式図。
【図2】本実施形態に係る回転篩の断面図。
【図3】図1のA−A断面図。
【図4】使用時における図1のA−A断面図。
【図5】使用時における図2の排出口側を示す模式図。
【図6】使用時における図2の排出口側部分拡大図。
【符号の説明】
1 廃棄物分別装置
2 回転篩
3 風力付与装置
4 篩部本体
5 供給側ドラム
6 排出側ドラム
9 内周側篩網
10 外周側篩網
11 円筒ドラム
14 排出口
15 吹出し口
P1、P2、P3 風力
W 混合廃棄物
W1、W2、W3 廃棄物
Claims (2)
- その軸が水平より傾斜し、且つ、廃棄物の排出口をそれぞれ有する複数の篩網が同心円状で外側のもの程網目が小さくなるように設けられた篩部本体と、該篩部本体の前記廃棄物の供給側に一体的に連結され、且つ、前記廃棄物を最も内側に設けられた前記篩網に供給するための開口部を有する供給側ドラムと、前記篩部本体の前記廃棄物の排出側に一体的に連結された排出側ドラムと、前記供給側ドラム及び排出側ドラムを回転可能に支持する支持部材と、前記篩部本体、供給側ドラム及び排出側ドラムを回転駆動する駆動装置と、を具備して、基材、大きさ等が異なる状態にある前記廃棄物を粒度ごとに分別する回転篩と、前記複数の篩網の排出口のそれぞれから排出される粒度の異なる廃棄物の比重ごとの落下点を一致させるようにあらかじめ個別に設定された風力を付与する複数の吹出し口を具備して分別された前記廃棄物の粒度に応じた風力を付与する風力付与装置と、からなる廃棄物分別装置を用いて、前記廃棄物を基材の種類ごとに分別する廃棄物の分別方法であって、
前記駆動装置により前記篩部本体、供給側ドラム及び排出側ドラムを回転駆動することによって前記供給ドラムの開口部から最も内側に設けられた前記篩網に供給された前記廃棄物を粒度ごとに分別し、
その分別されて前記複数の篩網の各排出口から排出される廃棄物に前記風力付与装置の各吹出し口から粒度に応じて設定された前記風力を付与することを特徴とする廃棄物の分別方法。 - 基材、大きさ等が異なる状態にある廃棄物を粒度ごとに分別する回転篩と、この分別された廃棄物の粒度に応じた風力を付与する風力付与装置と、からなる廃棄物分別装置において、
前記回転篩は、その軸が水平より傾斜し、且つ、前記廃棄物の排出口をそれぞれ有する複数の篩網が同心円状で外側のもの程網目が小さくなるように設けられた篩部本体と、該篩部本体の前記廃棄物の供給側に一体的に連結され、且つ、前記廃棄物を最も内側に設けられた前記篩網に供給するための開口部を有する供給側ドラムと、前記篩部本体の前記廃棄物の排出側に一体的に連結された排出側ドラムと、前記供給側ドラム及び排出側ドラムを回転可能に支持する支持部材と、前記供給側ドラム及び排出側ドラムを回転駆動する駆動装置と、を具備し、
前記風力付与装置は、前記複数の篩網の排出口のそれぞれから排出される粒度の異なる廃棄物の比重ごとの落下点を一致させるようにあらかじめ個別に設定された風力を付与する複数の吹出し口を具備することを特徴とする廃棄物分別装置。
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