JP3686454B2 - 接着型使捨てカイロ用粘着シート及びそのカイロ - Google Patents

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【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、下着等の衣類などに接着固定できるようにした接着型使捨てカイロを形成するための接着固定性に優れる粘着シート及び当該カイロに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、通気性基材と粘着シートからなる袋体の内部に、金属粉や水、保水剤や酸化促進剤等からなる通気発熱性組成物を収容してなる接着型使捨てカイロが提案されていた。このカイロは、その粘着シートを介し下着等に接着して所望箇所を暖めうるようにしたものであり、その接着操作を容易とするために粘着層をストライプ状に設ける提案もなされているが、いずれの場合にも設けた粘着層の接着力は一定に設定されている。
【0003】
しかしながら、下着等への接着固定性に劣る問題点があった。すなわち、かかる粘着シート面を介して下着等に接着した場合、カイロ周辺の端部が剥がれやすく、カイロを接着して日常の生活を行う内に落下しやすい問題点があった。カイロ周辺が通気発熱性組成物の位置しない薄厚部分であることが一原因であると思われるが、袋体による厚物内容物の封入形態であることからかかる薄厚化は避けえない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、カイロ周辺が薄厚化する封入形態にて、下着等への接着固定性に優れる接着型使捨てカイロを効率よく製造できる粘着シートの開発を課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、基材シートの片面に粘着層を介してセパレータを有する、接着型使捨てカイロの形成に用いるシートであり、前記の基材シートにおける袋体形成用の通気性基材との接着面がヒートシール性の良好なフィルムからなり、粘着層が接着力に高低差を有してその高接着力部分がストライプ状又は格子状に配置されていると共に、その高接着力部分のストライプ間又は格子内に低接着力部分がストライプ状に配置されており、かつその低接着力部分の間に粘着層が非付設の基材シート部分を有して、その粘着層非付設の基材シート部分に相当する位置に前記セパレータが切込みを有することを特徴とする粘着シート、及び粘着層の高接着力部分を端部とする前記の粘着シートと通気性基材からなる袋体の内部に通気発熱性組成物を収容したことを特徴とする接着型使捨てカイロを提供するものである。
【0006】
【作用】
接着力に高低差のある粘着層を有する粘着シートを用い、その高接着力部分を端部とする状態のカイロとすることにより、カイロ周辺が薄厚化する封入形態にても当該高接着力部分等を介し下着等に強固に接着固定でき、端部からの剥がれ等による落下問題を回避することができる。またカイロの形成効率に優れる粘着シートと通気性基材をヒートシールする方式にても接着固定性に優れるカイロとすることができる。なお前記において粘着層の高接着力部分がストライプ状の場合には、方形カイロの対向する2辺が、格子状の場合には方形カイロの各辺が高接着力部分で形成されることとなる。
【0007】
【実施例】
本発明の粘着シートは、基材シートの片面に粘着層を介してセパレータを有する、接着型使捨てカイロの形成に用いるシートであり、前記の基材シートにおける袋体形成用の通気性基材との接着面がヒートシール性の良好なフィルムからなり、粘着層が接着力に高低差を有してその高接着力部分がストライプ状又は格子状に配置されると共に、その高接着力部分のストライプ間又は格子内に低接着力部分がストライプ状に配置されており、かつその低接着力部分の間に粘着層が非付設の基材シート部分を有して、その粘着層非付設の基材シート部分に相当する位置に前記セパレータが切込みを有するものである。その例を図1、図2、図3に示した。
【0008】
図2は、粘着層の高接着力部分をストライプ状に配置したものの例示であり、図3は、当該高接着力部分を格子状に配置したものの例示である。1が基材シート、2が粘着層、3がセパレータであり、21が高接着力部分、22が低接着力部分である。また仮想線で示した符号の4は、カイロ単位への切断線である。
【0009】
なお図中の11は、粘着層が付設されていない基材シート部分であり、セパレータの剥がし操作を容易とする目的などで設けられる。従って、その部分11に相当するセパレータ位置に切込みを設けることで剥がし操作がより容易となる。
【0010】
基材シートとしては、プラスチックフィルム、プラスチックフィルムと不織布や織布等のラミネート体などの、袋体形成用の通気性基材との接着面がヒートシール性の良好なフィルムからなる適宜なものを用いうる。基材シートは、通気性を有してもよいし、有しなくてもよい。好ましく用いうる基材シートとしては、例えば袋体を形成するための通気性基材との接着面がヒートシール性の良好なフィルムからなり、裏面が粘着層と良接着性のフィルム等からなるものである。
【0011】
記基材シートの具体例としては、エチレン・酢酸ビニル共重合体の如きヒートシール性の良好なフィルムを接着面に用いてポリエチレン等の適宜なポリマーからなるフィルムを2〜5層積層したものや、不織布にヒートシール性の良好なフィルムをラミネートしたものなどがあげられる。かかる積層方式やラミネート方式等による複合シート化は、前記表裏面でのヒートシール性や粘着層との接着性の達成に加えて、シート全体としての耐熱性や機械的強度の付与等の望ましい性能の付与にも有利である。
【0012】
基材シートの厚さは、適宜に決定しうるが一般には、10〜300μm、就中50〜200μmとされる。なおカイロを形成する通気発熱性組成物は、黒色等の有色物であることからその遮蔽の点よりは、シート厚の増加や着色剤の配合などの適宜な方式で隠蔽性の基材シートとすることが望ましい。
【0013】
基材シートの片面に設ける粘着層は、カイロを下着等の衣類などに接着して固定するためのものである。従って粘着層の形成には、アクリル系やゴム系などの適宜な粘着剤を用いうる。接着固定したカイロを剥がす際に衣類等を破損するほどの接着力を発揮するものは好ましくない。
【0014】
本発明において粘着層は、図1、図2、図3に例示の如く高接着力部分21と低接着力部分22などにより接着力に高低差を有する状態に設けられ、かつその高接着力部分がストライプ状又は格子状に配置されると共に、その高接着力部分のストライプ間又は格子内に低接着力部分がストライプ状に配置される。上記した如く、当該高接着力部分がストライプ状の場合には方形カイロの対向する2辺が高接着力部分で形成されることとなり、当該高接着力部分が格子状の場合には方形カイロの各辺が高接着力部分で形成されることとなる。前記のストライプ状の配置による対向の2辺が高接着力部分で形成されたカイロにても接着固定性に優れるものとすることができる。
【0015】
粘着層における接着力に高低差を有する配置は、形成目的のカイロ寸法などに応じて適宜に決定され、少なくとも形成目的のカイロの端部に高接着力部分が位置することとなるように配置することが好ましい。図2の例では高接着力部分21が形成目的のカイロ寸法に準じ所定の間隔でストライプ状に設けられており、その高接着力部分21のストライプ間に、低接着力部分22が所定の間隙11を設けてストライプ状に付設されている。従って図2の例では、粘着層が所定の間隔11を設けてストライプ状に設けられており、その粘着層がストライプの幅方向に高接着力21と低接着力22の帯状領域に区分された状態となっている。
【0016】
一方、図3の例では、図2における高接着力部分21のストライプに直交する方向にも、形成目的のカイロ寸法に準じた所定の間隔で高接着力部分21がストライプ状に設けられており、高接着力部分21が格子状のパターンを形成した状態となっている。なお粘着層間に設けられる間隙11は、上記した如くセパレータの剥離を容易とすることなどを目的とするものであり、通例その幅は50mm以下、就中40mm以下、特に5〜30mm程度とされる。
【0017】
設ける高接着力部分の幅は、形成するカイロの幅に基づき1/3以下、就中1/4以下、特に5〜30mmが一般的である。粘着層の形成は、基材シート上に直接付設する方式や、セパレータ上に付設してそれを基材シート上に接着して移着させる方式などの適宜な方式で行うことができる。粘着層の付設も塗工機等による適宜な方式で行うことができる。
【0018】
粘着層における接着力の高低差の形成は、粘着剤の種類を変える方式で2種以上の粘着剤を同時に又は別個に付設する方式にても行いうるが、付設効率、ひいては粘着シートの製造効率の点よりは、粘着層の厚さの相違に基づいて接着力に高低差をもたせる方式が好ましい。グラビア塗工方式などにより厚さが相違する粘着層を容易に効率よく形成することができる。
【0019】
粘着層にもたせる接着力の高低差は、目的とするカイロの接着固定性などに応じて適宜に決定しうる。一般には、低接着力部分を基準に1.1〜10倍、就中1.2〜5倍、特に1.5〜3倍の接着力を有する高接着力部分とされる。また低接着力部分の接着力は、ステンレス板に対する接着力(180度ピール)に基づき、50〜2000gf/20mm、就中100〜1500gf/20mm、特に150〜1200gf/20mmが一般的であるが、カイロの寸法や被着体などに応じて適宜に決定することができる。
【0020】
厚さ相違方式による前記に準じた接着力の高低差は、例えば低接着力部分の厚さを1〜50μmとし、高接着力部分の厚さを低接着力部分の厚さの1.1〜5倍、就中1.2〜4倍、特に1.3〜3倍とする方式などにより達成することができる。なお、高接着力部分の厚さは、10〜200μmが一般的である。
【0021】
粘着層をカバーするためのセパレータとしては、特に限定はなく、適宜なものを用いてよい。その例としては、ポリエステル等の汎用プラスチックからフィルムやポリエチレンラミネート紙などからなる薄葉体をシリコーン系や長鎖アルキル系などの適宜な剥離剤で表面処理したものなどがあげられる。セパレータの厚さは、通例20〜200μm程度であり、セパレータには必要に応じ使用方法などの印刷等を施すこともできる。
【0022】
上記のように本発明の粘着シートは、カイロを形成するための粘着シート単位を基材シート上に多数形成したものであり、接着型使捨てカイロを効率的に形成するためのものである。
【0023】
本発明の粘着シートを用いたカイロの形成は、例えば粘着シートの基材シート面の上に、粘着シートのカイロ形成単位に対応させて所定量の通気発熱性組成物を配給し、その上に通気性基材を配置してヒートシール方式などにより基材シート面と通気性基材を接着して、内部に通気発熱性組成物を封入した袋体を順次形成し、それを図2、図3の仮想線で示した如くカイロ単位4に打抜き方式等の適宜な方式で切断する方法等により行うことができる。
【0024】
前記の場合、粘着層における高接着力部分が位置する基材シート位置で接着処理し、その接着部分を図2、図3の如くカットすることにより、粘着層の高接着力部分を端部とするカイロが自動的に形成される。かかる方法により形成された接着型使捨てカイロの例を図4に示した。これは、粘着シート5と通気性基材6からなる袋体の内部に通気発熱性組成物7を収容した形態を有しており、粘着層の高接着力部分21がカイロの端部に位置する状態となっている。
【0025】
通気性基材としては、例えば延伸処理や穿孔処理等の適宜な方式で多孔化した通気性プラスチックフィルムと、不織布等の通気性シートを不織布状の多孔性粘着層を介して積層したものなどからなる従来に準じたものを用いることができ、特に限定はない。
【0026】
また通気発熱性組成物についても、鉄等の金属粉や水、塩類や活性炭等の保水剤や酸化促進剤などからなる、空気中の酸素と接触して発熱する適宜な組成物を用いることができる。通気発熱性組成物の封入量は、最高発熱温度やその温度を持続すべき時間などにより適宜に決定される。
【0027】
従って接着型使捨てカイロは、本発明の粘着シートを用いる点を除いて従来に準じて形成することができる。なお粘着シートにおけるセパレータは、カイロの接着固定の実用に供するまで仮着したままの状態とされ、また形成したカイロは、実用に供するまで外袋中に封入されて外気と遮断され、発熱反応が進行しないように措置される。
【0028】
実施例1
厚さ50μmのポリエチレンフィルムと厚さ30μmのエチレン・酢酸ビニル共重合体フィルムの積層体におけるポリエチレン面に、図2に準じてアクリル系粘着層からなる厚さが35μmの高接着力の帯状領域と厚さが25μmの低接着力の帯状領域に区分されたストライプ状の粘着層を所定の間隔を設けて付設し、その上にシリコーン系剥離剤で処理した紙製セパレータを接着して粘着シートを得た。なお高接着力部分のステンレス板に対する接着力(180度ピール、以下同じ)は800gf/20mm、低接着力部分のそれは400gf/20mmであった。
【0029】
次に、前記の粘着シートにおけるエチレン・酢酸ビニル共重合体面の上に、目的のカイロ形成単位に対応させて所定量の通気発熱性組成物を順次配給しつつ、その上に一軸延伸によるポリエチレン系多孔質フィルムとポリアミド系不織布のラミネートからなる通気性基材を多孔質フィルム面を介して配置して、粘着シートにおける高接着力部分の上をヒートシール処理したのち、それに直交する方向にも所定の間隔でヒートシール処理して、粘着シートと通気性基材からなる袋体内に通気発熱性組成物を封入し、そのヒートシール部の上をカイロ単位に切断して目的の接着型使捨てカイロを順次連続的に形成した。
【0030】
実施例2
ポリエステル系不織布(30g/m2、目付)の片面に、厚さ30μmのポリエチレンフィルムと厚さ20μmのエチレン・酢酸ビニル共重合体フィルムを順次ラミネートしたものの当該不織布面に粘着層を設けたほかは、実施例1に準じて粘着シートとカイロを得た。なお高接着力部分のステンレス板に対する接着力は600gf/20mm、低接着力部分のそれは300gf/20mmであった。
【0031】
実施例3
セパレータとして、シリコーン系剥離剤で処理した厚さ50μmのポリエチレンテレフタレートフィルムを用いたほかは、実施例1に準じて粘着シートとカイロを得た。
【0032】
実施例4
紙セパレータ上に粘着層を形成し、それをポリエチレンフィルムとエチレン・酢酸ビニル共重合体フィルムからなる積層体のポリエチレン面に圧着して粘着層を移着させる方式としたほかは、実施例1に準じて粘着シートとカイロを得た。
【0033】
実施例5
粘着剤にゴム系のものを用いたほかは実施例1に準じて粘着シートとカイロを得た。なお高接着力部分のステンレス板に対する接着力は1500gf/20mm、低接着力部分のそれは1000gf/20mmであった。
【0034】
実施例6
接着力の異なる2種類のアクリル系粘着剤を用いたほかは実施例1に準じて粘着シートとカイロを得た。なお高接着力部分のステンレス板に対する接着力は700gf/20mm、低接着力部分のそれは400gf/20mmであった。粘着層の厚さは、いずれの場合も25μmとした。
【0035】
比較例1
粘着層を厚さ25μmの一定厚で形成して、接着力に高低差のない粘着層としたほかは実施例1に準じて粘着シートとカイロを得た。従って粘着層のステンレス板に対する接着力は400gf/20mmで一定である。
【0036】
比較例2
粘着層を厚さ35μmの一定厚で形成して、接着力に高低差のない粘着層としたほかは実施例1に準じて粘着シートとカイロを得た。従って粘着層のステンレス板に対する接着力は800gf/20mmで一定である。
【0037】
評価試験
実施例、比較例で得た接着型使捨てカイロよりランダムに20個をそれぞれ抽出し、それを各実施例、各比較例の組合せで20名のモニターによる試着に基づき、初期の接着固定性、使用中の剥離の有無、使用後の残存接着力及びカイロ剥離後の衣類の痛みの程度を調べ、それに基づいて総合評価を行った。
前記の結果を表1、表2に示した。
【0038】
【表1】
Figure 0003686454
【0039】
【表2】
Figure 0003686454
【0040】
【発明の効果】
本発明の粘着シートによれば、カイロ周辺が薄厚化する封入形態にてもカイロの端部に高接着力部分が位置して下着等に強固に接着固定でき、端部からの剥がれ等による落下問題を回避できると共に、衣類等に強接着して剥離時に衣類等を破損することも防止できる。また低接着力部分間に粘着層の非付設部分を有し、かつその粘着層非付設部分に相当する位置に粘着層をカバーするセパレータが切込みを有してセパレータの剥がし操作が容易であり、カイロの形成効率に優れるヒートシール方式にて接着固定性に優れる接着型使捨てカイロを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】粘着シートの実施例の断面図。
【図2】粘着シートにおける粘着層のパターン例の説明図
【図3】粘着シートにおける粘着層の他のパターン例の説明図
【図4】接着型使捨てカイロの実施例の断面図
【符号の説明】
1:基材シート
2:粘着層
21:高接着力部分
22:低接着力部分
3:セパレータ
4:カイロ単位への切断線
5:粘着シート
6:通気性基材
7:通気発熱性組成物

Claims (3)

  1. 基材シートの片面に粘着層を介してセパレータを有する、接着型使捨てカイロの形成に用いるシートであり、前記の基材シートにおける袋体形成用の通気性基材との接着面がヒートシール性の良好なフィルムからなり、粘着層が接着力に高低差を有してその高接着力部分がストライプ状又は格子状に配置されていると共に、その高接着力部分のストライプ間又は格子内に低接着力部分がストライプ状に配置されており、かつその低接着力部分の間に粘着層が非付設の基材シート部分を有して、その粘着層非付設の基材シート部分に相当する位置に前記セパレータが切込みを有することを特徴とする粘着シート。
  2. 粘着層が所定の間隔を設けてストライプ状に設けられており、その粘着層がストライプの幅方向に高接着力と低接着力の帯状領域に区分されており、かつその接着力の高低差が粘着層の厚さの相違に基づくものである請求項1に記載の粘着シート。
  3. 粘着層の高接着力部分を端部とする請求項1又は2に記載の粘着シートと通気性基材からなる袋体の内部に通気発熱性組成物を収容したことを特徴とする接着型使捨てカイロ。
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