JP3682497B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、プリンタなどの画像形成装置に関し、特に、用紙の有無をセンサにて検出し、その検出結果に応じて画像形成処理を開始するようにした画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
電子写真方式のプリンタなどの画像形成装置にあっては、搬送される用紙の先端をセンサにて検出し、その検出タイミングに合わせてタイマの計時動作を開始させ、その計時結果に応じて画像形成処理の開始を制御することが一般的である。このような制御系では、センサ自体のチャタリング、外部ノイズなどの影響によって、センサの検出結果が安定しないことがあるので、誤動作を防ぐために、センサの最初のオン(用紙の存在を検出)のタイミングでは、タイマの計時動作を開始させず、所定の回数にわたってオンの検出結果が連続した場合に、初めてタイマの計時動作を開始させるようにしている。
【0003】
図3は、このような従来の制御系におけるセンサ出力(a),センサのオン/オフ検出結果(b),タイマの計時動作(c),ライン同期信号(d),画像形成処理(e)のタイミングチャートである。ノイズの影響などによってセンサ出力が安定しないので、センサにおける最初のオン検出のタイミング(タイミング(α))では正式なオンとは見なさず、例えば2回連続でオン検出がなされたタイミング(タイミング(β))でオンと正式に判定し、そのタイミングにてタイマを起動させて計時処理を開始させ、タイマが所定時間(用紙が書き出し位置まで移動する時間)を計時したタイミング(タイミング(γ))の次のライン同期信号に応じて、画像形成処理を開始する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述したような従来の画像形成装置では、連続的な何回かのセンサのオン検出後にタイマの起動を開始するように制御しており、このような制御を行うためのソフトウェアを備え付けておく必要があるという問題がある。
【0005】
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、簡易な構成にてタイマの計時動作の開始タイミングを正確に得ることができる画像形成装置を提供することを目的とする。
【0006】
本発明の他の目的は、ノイズなどの外乱が存在する場合にあっても、タイマを再起動できて正確なタイミングにて画像の形成処理を行える画像形成装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る画像形成装置は、用紙の有無を検出するセンサと、ライン同期信号に同期して前記センサの検出結果をサンプリングするサンプリング手段と、前記ライン同期信号を計数するラインタイマカウンタとを備え、前記サンプリング手段でのサンプリング結果に基づいて、前記センサにて前記用紙を検出したことを検知した場合に、前記ラインタイマカウンタは前記ライン同期信号の計数動作を開始し、前記ラインタイマカウンタでの計数値が基準値に一致したタイミングで画像形成処理を開始するようにしたことを特徴とする。
【0008】
請求項1の画像形成装置にあっては、用紙の有無を検出するセンサのオン/オフをライン同期信号に応じてサンプリングし、センサがオンとなった場合にラインタイマカウンタでのライン同期信号の計数動作を開始する。よって、特別なソフトウェアを備えない簡便な構成であっても、タイマの計時動作の開始タイミングが正確に得られる。
【0009】
請求項2に係る画像形成装置は、請求項1において、前記センサにて前記用紙が検出された後に、前記ライン同期信号に同期した前記サンプリング手段でのサンプリングによる前記センサの検出結果がオフとなった場合には、前記ラインタイマカウンタの計数動作を停止して計数値をリセットし、その後、前記ライン同期信号に同期した前記サンプリング手段でのサンプリングによる前記センサの検出結果がオンとなった場合に、前記ラインタイマカウンタの計数動作を再開するようにしたことを特徴とする。
【0010】
請求項2の画像形成装置にあっては、センサのオンが検出された後に、その検出結果がオフとなった場合にはラインタイマカウンタの計数動作を停止させ、その後、再びオンとなった場合に、ラインタイマカウンタの計数動作を再開する。よって、ノイズなどがあった場合でも、タイマは再起動されて正確なタイミングにて画像の形成処理が行われる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明をその実施の形態を示す図面を参照して具体的に詳述する。
図1は、本発明の画像形成装置の特徴部分の構成を示すブロック図であり、本発明の画像形成装置は、センサ1と、フリップフロップ回路2と、ラインタイマカウンタ3と、一致判定回路4とを有する。
【0012】
センサ1は、給紙カセットから搬送される用紙の存在を検出し、その検出結果をフリップフロップ回路2へ出力する。フリップフロップ回路2は、所定周期のライン同期信号が入力され、そのライン同期信号の入力タイミングに応じてセンサ1の検出結果を検知し、その検知結果をラインタイマカウンタ3へ出力する。また、ライン同期信号はラインタイマカウンタ3にも入力される。
【0013】
ラインタイマカウンタ3は、フリップフロップ回路2からオン(センサ1が用紙を検出)の検知結果を入力したタイミングから、ライン同期信号の計数処理を開始し、その計数値を一致判定回路4へ送出する。このライン同期信号の計数処理がタイマ機能を果たすことになる。なお、この実施の形態では、ラインタイマカウンタ3はカウントアップする構成としているが、逆にカウントダウンする構成ともすることができる。
【0014】
フリップフロップ回路2からオフ(センサ1が用紙を非検出)の検知結果が入力された場合には、計数処理途中であっても、ラインタイマカウンタ3はライン同期信号の計数処理を停止して計数値をリセットする。その後、再びオンの検知結果が入力されると、ラインタイマカウンタ3は、その計数動作を再開する。
【0015】
一致判定回路4は、所定の開始基準値(本発明では例えば3と設定する)が外部から入力され、その開始基準値とラインタイマカウンタ3から送出されたライン同期信号の計数値とが一致するか否かを判定し、一致したタイミングで、画像形成処理の開始を指示する開始指示信号を出力する。そして、この開始指示信号に基づいて、画像形成処理が開始されるようになっている。
【0016】
次に、本発明の動作について図2のタイミングチャートを参照して説明する。図2は、センサ1の出力(検出結果)(a)と,ライン同期信号(b)と、フリップフロップ回路2からの出力(サンプリングしたオン/オフ検知結果)(c)と、ラインタイマカウンタ3での計数処理(d)と、画像形成処理(e)との経時的な関係を示している。
【0017】
フリップフロップ回路2にて、ライン同期信号に同期してセンサ1の検出結果をサンプリングして、オンを検知した場合(タイミング(A))、そのオンの検知結果がラインタイマカウンタ3へ送られて、ライン同期信号の計数処理が開始される。
【0018】
ノイズなどによってセンサ1の検出結果が振動した場合には、次のライン同期信号のタイミング(タイミング(B))で、オフの検知結果がフリップフロップ回路2にてサンプリングされる。このオフの検知結果はラインタイマカウンタ3に送出され、ラインタイマカウンタ3におけるライン同期信号の計数処理は停止される。
【0019】
そして、センサ1の検出結果が安定すると、次のライン同期信号のタイミング(タイミング(C))で、再びオンの検知結果がフリップフロップ回路2にてサンプリングされる。このオンの検知結果はラインタイマカウンタ3に送出され、ラインタイマカウンタ3におけるライン同期信号の計数処理が再開される。
【0020】
その後は、オンの検知結果が継続してサンプリングされ、ラインタイマカウンタ3でのライン同期信号の計数値も1ずつインクリメントされていく。そして、その計数値が3に達すると、開始基準値と一致することが一致判定回路4にて判定され、そのタイミング(タイミングD)にて開始指示信号が一致判定回路4から出力されて、画像形成処理が開始される。
【0021】
本発明の画像形成装置では、既存のライン同期信号を用いてセンサ1の出力をサンプリングし、そのライン同期信号の計数処理によってタイマ機能を果たし、センサ1のオンを検知した際にその計数処理を開始させ、センサ1のオフを検知すると計数処理を停止させ、その後再びセンサ1のオンを検知した場合に計数処理を再開するようにしており、従来のようなソフトウェアを特に組み込んでおかなくても、正確なタイマ機能を果たすことができ、ノイズなどがあった場合でも、タイマ機能を再起動でき、正確なタイミングにて画像形成を行えて、用紙への書き出し位置を正しい位置に制御できる。
【0022】
【発明の効果】
以上のように本発明では、用紙の有無を検出するセンサのオン/オフをライン同期信号の各タイミングにてサンプリングし、センサがオンとなった場合にラインタイマカウンタでのライン同期信号の計数動作を開始するようにしたので、特別なソフトウェアを備えない簡易な構成であっても、タイマの計時動作の開始タイミングを正確に得ることができる。
【0023】
また本発明では、センサのオンが検出された後に、その検出結果がオフとなった場合にはラインタイマカウンタの計数動作を停止させ、その後、再びオンとなった場合に、ラインタイマカウンタの計数動作を再開するようにしたので、ノイズなどがあった場合でも、タイマを再起動できて正確なタイミングにて画像の形成処理を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の特徴部分の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の画像形成装置における処理動作を示すタイミングチャートである。
【図3】従来の画像形成装置における処理動作を示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
1 センサ
2 フリップフロップ回路
3 ラインタイマカウンタ
4 一致判定回路
Claims (2)
- 用紙の有無を検出するセンサと、ライン同期信号に同期して前記センサの検出結果をサンプリングするサンプリング手段と、前記ライン同期信号を計数するラインタイマカウンタとを備え、前記サンプリング手段でのサンプリング結果に基づいて、前記センサにて前記用紙を検出したことを検知した場合に、前記ラインタイマカウンタは前記ライン同期信号の計数動作を開始し、前記ラインタイマカウンタでの計数値が基準値に一致したタイミングで画像形成処理を開始するようにしたことを特徴とする画像形成装置。
- 前記センサにて前記用紙が検出された後に、前記ライン同期信号に同期した前記サンプリング手段でのサンプリングによる前記センサの検出結果がオフとなった場合には、前記ラインタイマカウンタの計数動作を停止して計数値をリセットし、その後、前記ライン同期信号に同期した前記サンプリング手段でのサンプリングによる前記センサの検出結果がオンとなった場合に、前記ラインタイマカウンタの計数動作を再開するようにした請求項1記載の画像形成装置。
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