JP3682306B2 - 操作装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、表示装置に表示されるプラント情報に基づいて入力装置から操作される操作情報によってプラントを操作する操作装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、発電プラントでは、機器ひとつひとつに対応して操作スイッチを有する操作盤を設けて、これを用いて各種機器および制御装置の操作指示を行っていた。ところが、最近、操作室の縮小化と操作スイッチのハードウェアコストの低減を目的として、CRTなどの表示装置と、この表示装置上でタッチした位置を入力する入力装置とによって操作を行う操作装置が主流となりつつある。
【0003】
図29は、この種の操作装置の従来例を示すものである。
【0004】
この操作装置は、入力された操作情報に対応した操作出力の有無を記憶する受付範囲情報記憶手段1と操作入力手段2と操作出力手段3とを備えた計算機4と表示装置5Aとこの表示装置5A上からタッチ入力するタッチ操作装置5Bとからなる入力装置5と、オペレータが操作した情報に対応する操作出力をプラントへ出力する出力装置6とから構成されている。
【0005】
この構成で、オペレータが入力装置5のタッチ操作装置5Bから操作入力すると、タッチエリアの座標データとして情報が計算機4の操作入力手段2へ入力される。操作入力手段2では、図30に示す処理手順によって、まず、タッチエリアの座標データを入力する(101)。次に、タッチエリアの座標データが図31の構成の受付範囲情報記憶手段1に予め記憶されているか否かを、index=0から順次検索する(102,103,104)。
【0006】
受付範囲情報記憶手段1には、画面毎に受付範囲index=0からindex=nまで対応する座標が記憶されている。ここで、受付範囲情報記憶手段1にタッチエリアの座標があれば、操作出力手段3へindexに対応する操作信号を通知する(105)。これらの処理を受付範囲数まで繰り返す(106)。
【0007】
操作出力手段3は、操作入力手段2からの要求によって対応する操作信号を出力装置6へ出力する。出力装置6では、操作信号に基づいて操作機器へ操作指令を出力する。この結果、オペレータが入力装置5から入力した操作内容が計算機4の処理によって出力装置6へ出力される。
【0008】
例えば、表示装置5Aに、図32に示す如く、操作画面がオペレータによって選択されたとする。この操作画面では系統が「A系」「B系」、弁の種類が「X弁」「Y弁」「Z弁」、指令が「開」「閉」と表示され、これらの画面配置のx,y座標データと図31に示す受付範囲情報記憶手段1の定義内容は操作画面毎に予め一致させてある。よって、操作画面上でA系統をタッチすると、操作入力手段2が入力されたx,y座標データが受付範囲情報記憶手段1にあるか否かを判断し、例えば、図33に示すビットマップ出力信号に「1」をセットして、図34に示す操作信号を操作出力手段3へ出力する。
【0009】
次に、「X弁」を選択すると、図35に示す如くのビットマップ出力信号を出力装置6へ出力し、「開」を選択すると、図36に示すビットマップ出力信号を出力する。出力装置6には、予め操作画面毎にビットマップ出力信号を解釈するデータが保存され、例えば、図34に示すビットマップ出力信号によりA系統を特定するようにシーケンス回路が動作し、図35に示すビットマップ出力信号によってX弁を特定し、図36にビットマップ出力信号によってX弁に対し開指令を出力する。これによって、X弁が開かれその結果が表示装置5Aに表示される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した操作装置では、操作入力された操作信号と同じ操作信号が受付範囲を定めた受付範囲情報記憶手段1にあれば、無条件で操作出力手段3を介して出力装置6へ出力されるため、次のように誤った操作等がされる恐れが多く、また、オペレータの判断に依存した操作を要するためオペレータの負担が大きいという問題がある。
【0011】
まず、表示装置5A上でタッチ操作をする場合には、予め定められた操作順序に従って操作しなければならない場合があるが、図29に示した操作装置はインタロック手段がないためにこれを無視した不要な操作や誤操作がされてもそのまま出力装置6から出力される危険性があるという問題がある。
【0012】
例えば、図32に示す操作画面でタッチ操作装置5Bによって「A系」「B系」を選択せずに「X弁」を選択して「開」を選択すれば、そのまま出力装置6から操作出力がされるおそれがある。
【0013】
また、図29に示した操作装置では、単なる画一的な操作しか望めず、プラントの状態に応じた操作をオペレータに求める結果、オペレータに対する負担が大きく、また、プラントの状態に応じた最適な操作をすることが困難であるという問題がある。
【0014】
そこで、本発明は、誤操作を阻止しプラント状態に応じた操作出力ができオペレータの負担の軽減を図る操作装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明は、プラント機器の情報を表示する表示装置と、この表示装置に表示される情報を選択することによりオペレータが操作情報を入力する入力装置と、この入力装置から入力された操作情報から操作信号を出力する操作出力手段と、この操作出力手段から出力される処理された前記操作信号によって対応するプラント機器を操作する出力装置とを備える操作装置において、操作信号毎に優先処理する操作信号であるか否かを予め設定し記憶する優先指標情報記憶手段と、優先処理中の操作信号の有無を記憶する優先有無記憶手段と、操作信号が入力されると、前記優先有無記憶手段を参照して優先処理中の操作信号の有無を判定し、優先処理中の操作信号有のとき、前記入力された操作信号を無効とする先優先入力判定手段と、この先優先入力判定手段によって優先処理中の操作信号無と判定され、かつ、前記入力された操作信号が前記優先指標情報記憶手段により優先処理するものであるとき、前記優先有無記憶手段を優先処理中の操作信号有に設定し、前記操作出力手段から操作完了通知を入力すると、前記優先有無記憶手段の前記優先処理中の操作信号有を優先処理中の操作信号無に設定変更する優先指標設定手段とを備えるものである。
【0016】
請求項2に係る発明は、プラント機器の情報を表示する表示装置と、この表示装置に表示される情報を選択することによりオペレータが操作情報を入力する入力装置と、この入力装置から入力された操作情報から操作信号を出力する操作出力手段と、この操作出力手段から出力される処理された前記操作信号によって対応するプラント機器を操作する出力装置とを備える操作装置において、操作信号毎に操作信号を優先処理するか否かを予め設定し記憶する優先指標情報記憶手段と、処理中の操作信号の有無を記憶する選択中指標記億手段と、操作信号が入力されると、入力された操作信号が前記優先指標情報記憶手段を参照して優先処理に該当するか否かを判定し、この判定で優先処理する操作信号のとき、処理中の操作信号を無効とする一方、前記判定で優先処理する操作信号に不該当で、かつ、選択中指標記億手段から既に選択中の操作信号が有るとき、前記入力された操作信号を無効とする後優先入力判定手段と、この後優先入力判定手段で前記優先処理する操作信号と判定されたとき、前記選択中指標記億手段を選択処理中に設定し、前記操作出力手段から操作完了通知を入力すると、前記選択中指標記億手段を未処理中に設定する選択中指標設定手段とを備えるものである。
【0017】
請求項3に係る発明は、プラント機器の情報を表示する表示装置と、この表示装置に表示される情報を選択することによりオペレータが操作情報を入力する入力装置と、この入力装置から入力された操作情報から操作信号を出力する操作出力手段と、この操作出力手段から出力される処理された前記操作信号によって対応するプラント機器を操作する出力装置とを備える操作装置において、操作信号毎に前記操作出力手段の動作条件に対応する条件状態を記憶する条件状態記憶手段と、操作信号毎に条件状態を作り出すための情報を予め設定する条件状態制御規定情報記憶手段と、操作信号毎に前記操作出力手段の動作条件を予め設定する動作条件情報記憶手段と、前記条件状態制御規定情報記憶手段に設定された情報と前記条件状態記憶手段に記憶された条件状態と今回入力された操作信号の状態とから今回の条件状態を決定し前記条件状態記憶手段へ記憶する条件状態制御手段と、前記今回の条件状態と前記動作条件情報記憶手段の動作条件とに基づく判定に応じて前記操作出力手段へ操作要求する動作条件判定手段を備えものである。
【0018】
請求項4に係る発明は、プラント機器の情報を表示する表示装置と、この表示装置に表示される情報を選択することによりオペレータが操作情報を入力する入力装置と、この入力装置から入力された操作情報から操作信号を出力する操作出力手段と、この操作出力手段から出力される処理された前記操作信号によって対応するプラント機器を操作する出力装置とを備える操作装置において、操作信号毎に前記操作出力手段の動作条件の対応する条件状態を記憶する条件状態記憶手段と、操作信号毎に条件状態を作り出すための情報を予め設定する条件状態制御規定情報記憶手段と、操作信号毎に前記操作出力手段の動作条件を予め設定する動作条件情報記憶手段と、前記条件状態制御規定情報記憶手段に設定された情報と前記条件状態記憶手段に記憶された条件状態と今回入力された操作信号の状態とから今回の条件状態を決定し前記条件状態記憶手段へ記憶する条件状態制御手段と、プラントの状態を入力するプロセス状態入力手段と、前記操作出力手段が出力する操作内容を動作条件の成立または不成立に対応して記憶する操作出力記憶手段と、前記今回の条件状態と前記プラントの状態と前記動作条件情報記憶手段の動作条件とに基づく判定によって動作条件の成立または不成立を決定し、この決定に対応して前記操作出力記憶手段の操作内容により前記出力装置へ出力するように前記操作出力手段へ操作出力要求する動作条件判定手段とを備えるものである。
【0019】
請求項5に係る発明は、プラント機器の情報を表示する表示装置と、この表示装置に表示される情報を選択することによりオペレータが操作情報を入力する入力装置と、この入力装置から入力された操作情報と予め記憶された操作情報とから選択された操作信号を出力する操作出力手段と、この操作出力手段から出力される処理された前記操作信号によって対応するプラント機器を操作する出力装置とを備える操作装置において、操作ステップ毎に操作信号の組を予め記憶する受付範囲情報記憶手段と、この受付範囲情報記憶手段に記憶された情報に対応して操作ステップの有効無効を示す情報を記憶するステップ情報記憶手段と、このステップ情報記憶手段から有効な操作ステップを取り出して対応する操作信号の組を前記受付範囲情報記憶手段から取り出し、操作信号が有効な操作信号か否かを判定するステップ有効判定手段と、前記ステップ情報記憶手段に対応して各ステップ毎に操作信号の組を予め記憶して、次ステップの有効な操作信号の組を記憶する次ステップ設定情報記憶手段と、前記ステップ有効判定手段から次の操作ステップと操作信号を取り込み次ステップ設定情報記憶手段から次操作ステップの有効な操作信号の組を前記ステップ情報記憶手段へ設定すると共に、前記操作出力手段へ操作出力要求する次ステップ設定手段とを備えるものである。
【0020】
【作用】
請求項1の発明は、優先処理に該当する操作信号のとき、優先有無記憶手段の対応する指標が優先処理中の操作信号有の指標に設定され、優先処理して操作出力手段から操作完了通知が入力されると、優先処理中の操作信号有が優先処理中の操作信号無に設定変更される。これにより、優先処理する操作信号が入力して優先処理中、他の操作信号を無効とすることができる。従って、従来の操作装置の各操作盤の操作スイッチと同様の優先処理が個別に操作信号毎に設定でき誤操作を防止し、オペレータの負担を軽減する。
【0021】
請求項2の発明は、後優先処理する操作信号と判定されたとき、選択中指標記憶手段へ選択処理中の指標が設定され、操作出力手段から操作完了通知が入力されると、選択中指標記憶手段の対応する指標が未選択中の指標に設定される一方、選択処理中の操作信号有が判定されたとき、今回入力された後優先処理でない操作信号が無効される。これにより、既に選択中の操作信号がある場合には、その操作信号の操作出力が完了するまで次の操作信号を無効とすることができるが、既に選択中の操作信号があっても特定の操作信号を後優先で受け付けて操作出力を行うことができる。従って、従来の操作盤の操作スイッチと同様に後優先を個別に設定し、優先処理できるためオペレータの誤操作を防止すると共に、オペレータの負担軽減ができる。
【0022】
請求項3の発明は、条件状態制御規定情報記憶手段の設定に従って、条件状態記憶手段に設定される条件状態が定められ、この条件状態に対して動作条件判定手段によって動作条件と比較され操作出力するか否かが判定される。従って、入力された操作信号の状態がそのまま出力されるのでなく、操作信号毎に操作出力の動作条件が定められ、動作条件と条件状態とによって操作されるため、誤操作が防止され、オペレータの判断を要することなく、オペレータの負担が軽減される。
【0023】
請求項4の発明は、今回の条件状態とプラントの状態と動作条件とに基づく判定によって動作条件の成立または不成立が決定され、この決定に対応した操作内容により操作出力手段へ操作出力の要求がされる。従って、操作状態あるいはプラント状態が規定状態でない場合にも、オペレータが特別の操作を行わなくても一つの操作により操作出力すべきものを自動的に判断し、操作出力を行うことができ、オペレータの誤動作の防止と操作負担を軽減することができる。
【0024】
請求項5の発明は、ある操作手順を選択すると、次の操作ステップの選択操作が有効となり、その操作を選択すると、次の操作ステップの選択操作が有効となる。従って、従来の操作盤の操作スイッチをオペレータが操作するときと同様の操作内容となり、一つの操作がされると、次のステップの操作が有効になるためオペレータの誤操作を防止すると共に、オペレータの負担を低減できる。
【0025】
【実施例】
以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する。
【0026】
図1は、本発明の第1実施例を示す操作装置の構成図である。図1が従来例を示す図29と同一符号は、同一部分または相当部分を示し、両者が異なる点は、図29の計算機4に優先有無記憶手段7と先優先入力判定手段8と優先指標情報記憶手段9と優先指標設定手段10とを追設したことである。
【0027】
ここで、優先有無記憶手段7は、優先処理する操作信号が現在処理中か否かを指標によって記憶するものである。
【0028】
先優先入力判定手段8は、操作信号が入力されると、優先有無記憶手段7に記憶された指標を参照して優先処理中の操作信号の有無を判定し、この判定で既に優先処理中の操作信号があるとき入力された操作信号を無効とするものである。
【0029】
優先指標情報記憶手段9は、入力された操作信号を優先処理するか否かを指標によって操作信号毎に予め設定して記憶するものである。
【0030】
優先指標設定手段10は、先優先入力判定手段8の判定で優先処理中の操作信号があるとき、入力された操作信号を無効とし、優先処理中の操作信号が無いと判定されたとき、操作出力手段へ操作出力要求する一方、優先指標情報記憶手段9の対応する指標が優先処理のとき、優先有無記憶手段の対応する指標を優先処理中の操作信号有の指標に設定し、操作出力手段から操作完了通知を入力すると、前記優先処理中の操作信号有を優先処理中の操作信号無に設定変更するものである。
【0031】
まず、表示装置5Aの表示に基づいてタッチ操作装置5Bからオペレータが操作入力すると、x,y座標データとしての入力信号が操作入力手段2へ入力される。操作入力手段2では、操作入力が図31に示す操作入力受付範囲情報記憶手段1に記憶された操作入力と比較され、操作入力が有効か否かの判断をする。この判断によって有効とされると、操作入力手段2は、対応するビットマップ出力信号としての操作信号を先優先入力判定手段8へ通知する。
【0032】
入力された操作信号が先優先入力判定手段8へ通知されると、先優先入力判定手段8によって図2に示す如く処理がされる。
【0033】
まず、優先処理すべき操作信号が現在入力して処理中か否かを先優先入力判定手段8が優先有無記憶手段7の指標から判定する。例えば、優先有無記憶手段7は、図3に示すように操作信号0〜nに対応して0または1の指標で記憶したものであり、全ての操作信号について0が記憶されている場合には今回より以前に入力された操作信号に優先処理中の操作信号が無いことを示し、少なくとも1つの操作信号について1が記憶されている場合には今回より以前に入力された操作信号に優先処理中の操作信号が有ることを示している。
【0034】
この場合に、先優先入力判定手段8は、優先有無記憶手段7の中の1の指標が少なくとも1つあれば、優先処理する操作信号が既に入力されて現在処理中であるとして入力された操作信号を無効とする(201)。これによって、現在処理中の操作信号が優先的に処理される。
【0035】
一方、優先有無記憶手段7の中の指標が全て0であれば、まだ優先処理する操作信号が入力されていないものとして優先指標設定手段10へ操作信号を通知する(202)。
【0036】
優先指標設定手段10では、図4に示すように処理がされ、まず、先優先入力判定手段8から操作信号が通知されると、操作信号毎に優先する操作信号か否かを記憶した優先指標情報記憶手段9を参照して通知された操作信号が優先する操作信号か否かを判定する(302)。
【0037】
例えば、優先指標情報記憶手段9は、図5に示すように予め操作信号0〜nに対応して優先処理する場合1、優先処理しない場合0をそれぞれ指標で記憶させたものである。
【0038】
優先指標設定手段10では通知された操作信号が優先指標情報記憶手段9に1の指標で記憶されているとき、図3に示す如くの優先有無記憶手段7の対応する操作信号に優先処理中を示す状態1を設定する(303)。そして、優先指標設定手段10は、操作出力手段3へ操作出力の要求を行う(304)。
【0039】
操作出力手段3は、操作出力要求を受けると出力装置6へ出力を行う。そして、操作出力が完了すると、優先指標設定手段10へ操作出力の完了を通知する。優先指標設定手段10は、操作出力手段3から操作出力の完了を通知されると、優先処理中の操作信号の操作出力の処理が完了したため、優先有無記憶手段7に優先処理中の操作信号はないことを示すために対応する操作信号の現在1の指標を0に変更する(305)。
【0040】
これによって、次に入力される操作信号が有効となるようにする。
【0041】
例えば、A,B,C,D,E,Fという操作信号があり、Cを優先処理する操作信号と設定したと仮定し、まず、AとBの操作信号が順次操作入力手段2へ入力すると、そのまま処理されて操作出力手段3から出力装置6へ出力される。
【0042】
次に、Cの操作信号が入力されたとすると、優先有無記憶手段7に指標1を記憶させて処理を行い、操作出力手段3から操作出力の完了の通知を待つ。この間に、B,Eの操作信号が順次操作入力手段2へ入力してもCの操作信号が優先処理中としてB,Eの操作信号を無効としての処理は行われず、操作出力手段3へ操作出力要求はされない。
【0043】
Cの操作信号について操作出力手段3から操作出力の完了の通知があった後に、例えば、Fの操作信号が入力すれば通常の処理がされる。このように、例えば、Cの操作信号に処理完了前にDの操作信号の処理が完了すると、Cの操作信号の処理後の状態に影響を与え、誤動作の原因等となる場合に予めCを優先処理するようにすることによって誤動作を防止できる。
【0044】
具体例に説明すると、AポンプとBポンプとCポンプとによる三重化された送水系統があり、いずれか一つのポンプだけを起動させる場合に、Aポンプ,Bポンプ,Cポンプの操作信号に対応して優先指標情報記憶手段9の指標に優先処理を設定しておけば、まず、Aポンプが操作され、次に、Bポンプ,Cポンプが操作されてもBポンプとCポンプの操作を無効とすることができる。従って、AポンプとBポンプとCポンプが同時に操作されることを防止することができる。
【0045】
このように、優先処理する操作信号を入力した後は、優先処理する操作信号が出力装置6へ出力して完了するか、後述する優先を取り消す操作信号を入力するまで次の操作信号を無効とすることができる。従って、従来の操作装置の各操作盤の操作スイッチと同様の優先処理が個別に設定でき誤操作を防止し、オペレータの負担を軽減する効果がある。
【0046】
次に、本発明の第2実施例を図6を参照して説明する。
【0047】
図6が従来例を示す図29と同一符号は、同一部分または相当部分を示し、両者が異なる点は、優先指標情報記憶手段9と後優先入力判定手段11と選択中指標記憶手段12と選択中指標設定手段13とを追設したことであり、第1実施例と一体となって実施すれば、先優先処理中の場合にも、第2実施例による後優先処理が先行して処理することができるものである。
【0048】
優先指標情報記憶手段9は、操作信号毎に後優先処理するか否かを指標によって予め設定するものである。
【0049】
後優先入力判定手段11は、入力された操作信号と優先有無記憶手段7に記憶された対応する指標とから後優先処理する操作信号か否かを判定すると共に、この判定で後優先処理する操作信号のとき他の処理中の操作信号を無効とする一方、前記判定で後優先処理する操作信号に不該当で、かつ、選択中指標記憶手段12の指標から選択処理中の操作信号があるとき前記入力された操作信号を有無とするものである。
【0050】
選択中指標記憶手段12は、入力された操作信号より前に操作信号が既に入力され選択処理中または未選択中か否かを指標によって記憶するものである。
【0051】
選択中指標設定手段13は、後優先入力判定手段によって未選択中と判定されたとき操作出力手段3へ出力要求し、後優先入力判定手段11によって後優先処理する操作信号と判定され処理中のとき、この後優先処理の操作信号が出力装置から出力された後に選択中指標記憶手段12の対応する指標を未選択中の指標に設定するものである。
【0052】
まず、入力装置5から操作入力されると、操作情報が操作入力手段2に入力し、受付範囲情報記憶手段1を参照して入力した操作情報が有効か否かの判断がされ、有効な選択された操作信号が後優先入力判定手段11へ通知される。
【0053】
操作信号が通知されると、後優先入力判定手段11では、図7に示す処理に基づいて後優先処理する操作信号か否かを優先指標情報記憶手段9の指標より判定する。優先指標情報記憶手段9では、操作信号毎に対応して指標1または0で示し、1の指標を後優先処理として記憶させている。
【0054】
後優先入力判定手段11では、通知された操作信号が優先指標情報記憶手段9の指標から後優先処理する操作信号と判定した場合には、操作信号を選択中指標設定手段13へ通知する(402)。
【0055】
また、通知された操作信号が優先指標情報記憶手段9の指標から後優先処理する操作信号に該当しないと判定した場合には、今回より以前に入力された操作信号が処理中か否かを記憶している選択中指標記憶手段12の指標から現在選択処理中か否かを判定する(403)。
【0056】
例えば、選択中指標記憶手段12は、図8に示すように、0または1の指標を記憶しており、0が記憶されている場合には現在選択処理中の操作信号が無いことを示し、1が記憶されている場合には現在選択処理中の操作信号が有ることを示す。
【0057】
この場合に、後優先入力判定手段11は、選択中指標記憶手段12を参照し、その記憶されている指標が一つでも1であれば、選択中の操作信号があると判断し、今回入力された操作信号が後優先処理に該当しない操作信号であれば、今回入力された操作信号を無効とする。また、後優先入力判定手段11は、選択中指標記憶手段12を参照し、その記憶されている指標が0であれば、選択中の操作信号がないと判断し、操作信号を選択中指標設定手段13へ通知する。
【0058】
選択中指標設定手段13では、図9に示すように処理がされ、後優先入力判定手段11より後優先処理の操作信号が通知されると、選択中指標記憶手段12に選択処理中であることを示すために1を記憶させる(501)(502)。そして、選択中指標設定手段13は、操作出力手段3へ操作出力の要求を行う(503)。
【0059】
操作出力手段3は、操作出力要求を受けると、出力装置6へ操作出力を行う。そして、操作出力が完了すると選択中指標設定手段13へ操作出力の完了を通知する。選択中指標設定手段13は、操作出力手段3から操作出力の完了を通知されると、選択中の操作信号の操作出力の処理が完了したため、選択中指標記憶手段12に選択中の操作信号はないことを示すために0を記憶させ、次に入力される操作信号が有効となるようにする(504)。
【0060】
例えば、AとBの操作信号の内いずれか一つの操作信号にのみ処理できる操作装置において、Bの操作信号に後優先が設定されていれば、AよりBが後に入力してAが選択処理中でもBが優先的に処理される。これによってBの処理結果の状態がAの処理結果に影響され誤動作の原因となる場合等に効果がある。
【0061】
また、第1実施例において第2実施例の後優先処理を加えると、Aポンプ,Bポンプ,Cポンプに先優先処理が設定され、Aポンプの操作信号が入力されて先優先処理として処理中でも取消しを後優先処理として操作信号を入力すればAポンプの操作信号を取り消すことができる。この場合に、BポンプまたはCポンプを新たに選択することができる。
【0062】
第2実施例によれば、既に選択中の操作信号がある場合には、その操作信号の操作出力が完了するまで次の操作信号を無効とすることができる。また、既に選択中の操作信号があっても、特定の操作信号を後優先処理で受け付け操作出力を行うことができる。従って、従来の操作盤の操作スイッチと同様に後優先を個別に設定し、後優先処理できるためオペレータの誤操作を防止すると共に、オペレータの負担軽減が図れる。
【0063】
次に、本発明の第3実施例を図10を参照して説明する。
【0064】
図10が従来例を示す図29と同一符号は、同一部分または相当部分を示し、両者が異なる点は、計算機4に動作条件情報記憶手段14と条件状態記憶手段15と動作条件判定手段16と条件状態制御規定情報記憶手段17と条件状態制御手段18とを追設したことで、第3実施例では、機器が選択され、例えば、操作指令としてタッチ操作装置5Bをオン・オフ・オンと押すと機器が動作するような場合にも従来のスイッチ盤と同様に操作可能とするものである。
【0065】
ここで、動作条件情報記憶手段14は、操作信号毎に予め動作する条件を指標によって設定したものである。条件状態制御規定情報記憶手段17は、操作信号毎に操作信号オンまたはオフに対して条件状態を作り出すため予め情報を設定したものである。条件状態記憶手段15は、動作条件判定手段16の処理結果を条件状態として指標として記憶するものである。
【0066】
条件状態制御手段18は、条件状態制御規定情報記憶手段17の設定情報と操作信号の状態と条件状態記憶手段15の条件状態とから今回入力した操作信号に対応する動作条件となる条件状態を求め条件状態記憶手段15へ記憶するものである。
【0067】
動作条件判定手段16は、動作条件情報記憶手段14の動作条件と条件状態記憶手段15の条件状態とから所定の条件に合致するか否か判定し、合致するとき、操作出力手段3へ操作出力要求をするものである。
【0068】
まず、表示装置5Aに操作画面が表示され、オペレータによって第1実施例および第2実施例が同様に受付範囲情報記憶手段1によって機器の選択がされビットマップ出力信号が出力されているものとする。次に、オペレータがタッチ操作装置5Bをオン・オフして操作指令を入力する。
【0069】
具体的に、条件状態制御手段18の処理を図11を参照して説明すると、まず、タッチ操作装置5Bを押したときをオン、離した時をオフとした状態の情報を持った操作信号の状態が通知されると、条件状態制御手段18は、条件状態記憶手段15に記憶されている条件状態を取り出すと共に、条件状態制御規定情報記憶手段17より通知された操作信号の情報を取り出す。
【0070】
ここで、条件状態制御規定情報記憶手段17は、図12に示すように操作信号毎にビット0,ビット1,ビット2の位置にそれぞれ0または1を予め設定しており、条件状態記憶手段15には、図13に示すように操作信号毎に0または1条件状態が記憶されている。
【0071】
例えば、操作信号オンが操作入力手段2から入力されると、図14に示す如くの処理がされる(601,602)。
【0072】
まず、図14に示す如く操作信号がオンで、条件状態制御規定情報記憶手段17のビット0,1,2が0,0,1とし、条件状態記憶手段15の条件状態を0とする。この条件で条件状態制御手段18が条件状態制御規定情報記憶手段17のビット0の情報(0)を読み込み、NOT18aを介した1の信号と操作入力手段2からの操作信号オンとがAND18bに入力して1の信号を出力する一方、条件状態記憶手段15から条件状態(0)と操作信号オンとがAND18cに入力して、NOT18dを介して信号[1]がAND18eへ出力する。
【0073】
AND18eでは、AND18bからの1とNOT18dからの1を入力して1をOR18fへ出力する。一方、AND18hでは、AND18cの0の出力と条件状態制御規定情報記憶手段17のビット1の(0)をN0T18gを介した1を入力して0をOR18fへ出力する。この結果、OR18fから条件状態1として出力されて条件状態記憶手段15へ記憶される(603)。
【0074】
また、例えば、操作信号オフが入力されたとすると、図15に示す如くの処理がされる(601,604)。
【0075】
まず、操作信号がオンで、条件状態制御規定情報記憶手段17のビット0,1,2が0,0,1とし、条件状態記憶手段15の条件状態0とすれば、条件状態制御規定情報記憶手段17のビット0の(0)と操作信号オフの(0)とを入力したAND18iによってAND18jへ0が出力される。
【0076】
また、AND18kでは、操作信号オフの[0]と条件状態制御規定情報記憶手段17の条件状態[0]とを入力して0をNOT18mとAND18nへ出力する。次に、AND18jでは、0をOR18pへ出力し、AND18nでは条件状態制御規定情報記憶手段17のビット2の(1)をNOT18qで0としたものとAND18kの0とからOR18pから0を出力する。この結果、OR18pから条件状態として(0)が出力され条件状態記憶手段15がそのまま0に設定される(604)。
【0077】
この条件状態制御手段18の上記処理をまとめると、図16に示すようになり、例えば、図示矢印例では、条件状態制御規定情報記憶手段17のビット0,1,2が0,0,1のときで、かつ、条件状態記憶手段15の条件状態が0のとき、操作信号オンの入力すると条件状態が1となり、次に、操作信号オフが入力すれば、条件状態0となる。
【0078】
このように、条件状態制御手段18は条件状態制御規定情報記憶手段17のビット0,1,2の設定に従って、条件状態記憶手段15に設定する条件状態が決まる。そして、条件状態記憶手段15に条件状態を設定した後に、動作条件判定手段16へ操作信号を通知する。
【0079】
動作条件判定手段16は、図17に示す手順で、まず、条件状態記憶手段15の条件状態と動作条件情報記憶手段14の動作条件を取り出す(701,702)。
【0080】
動作条件情報記憶手段14は、図18に示すように操作信号毎に動作条件として0,1,2のいずれかが記憶されたものである。
【0081】
次に、動作条件判定手段16は、動作条件情報記憶手段14の動作条件が2か否かを判定し、2の場合、操作出力手段3へ操作出力要求をする(703,704)。
【0082】
また、動作条件が2でなく、動作条件が0で、かつ、条件状態記憶手段15の条件状態が0のとき、操作出力手段3へ操作出力要求をする(705,704)。さらに、動作条件が0または2でなく、動作条件が1で、かつ、条件状態記憶手段15の条件状態が1のとき、条件状態記憶手段15へ操作出力要求をする(706,704)。
【0083】
このように、動作条件が0で、条件状態記憶手段15の状態が0のときに操作出力を要求し、動作条件1で条件状態記憶手段15が1のときに操作出力を要求する。また、動作条件2は無条件に操作出力の要求する。
【0084】
例えば、通知された操作信号の動作条件情報記憶手段14に記憶された動作条件が0とすると、前記条件状態制御規定情報記憶手段17の対象の操作信号のビット0,1,2が010であった場合、条件状態制御手段18により、条件状態が0で1回目の操作信号オン・オフで条件状態1(図16左欄)となる。
【0085】
次に、条件状態1で、2回目の操作信号オン・オフで条件状態記憶手段15が条件状態0(図16右欄)と記憶される。このときに、動作条件判定手段16は動作条件を満たしたと判断し、操作出力手段3へ出力要求を行う。これは、1度目で操作の確認をして、2度目の操作で実際の動作させる場合などの2度押し操作の例である。操作出力手段3は、操作出力の要求が行われると出力装置へ操作出力を行う。
【0086】
従来の操作装置では、操作信号オン・オフがそのままの状態で操作出力手段3から出力されるが、第3実施例によれば、条件状態制御手段18が条件状態制御規定情報記憶手段17のビット0,1,2の設定に従って、条件状態記憶手段15に設定する条件状態0または1のいずれかに決まる。動作条件判定手段16が条件状態0または1が対して動作条件と比較して操作出力するか否かを判定する。従って、操作信号毎に操作出力の動作条件が定められ、動作条件と条件状態とによって操作されるため、誤操作が防止され、オペレータの判断を要することなく、オペレータの負担が軽減される。
【0087】
次に、本発明の第4実施例を図19を参照して説明する。
【0088】
図19が第3実施例に示す図10と同一符号は、同一部分または相当部分を示し、図19は図10にプロセス制御装置19とプロセス状態入力手段20と操作出力記憶手段21とを追設している。
【0089】
プロセス制御装置19は、制御対象を制御すると共に、プロセス状態をプロセス状態入力手段20へ出力するものである。プロセス状態入力手段20は、プロセス制御装置19からプロセス状態を入力して動作条件判定手段16へ出力するものである。
【0090】
操作出力記憶手段21は、条件成立動作規定情報記憶手段22と条件不成立動作規定情報記憶手段23とからなり、条件成立動作規定情報記憶手段22には動作条件成立時の操作出力内容を記憶し、条件不成立動作規定情報記憶手段23には、動作条件不成立時の操作出力内容を記憶したものである。
【0091】
まず、オペレータが入力装置5から入力すると、操作信号が操作入力手段2へ入力される。操作入力手段2および条件状態制御手段18では前記の第3実施例で説明したと同様の動作がされる。
【0092】
動作条件判定手段16では、前記の第3実施例で説明したと同様に条件状態記憶手段15の条件状態とプロセス状態入力手段20からのプラント状態とを取り込んで、動作条件情報記憶手段14の動作条件と比較し、条件の成立または不成立を判定して操作出力手段3へ操作信号と共に通知する。
【0093】
ここで、動作条件情報記憶手段14は、条件状態記憶手段15の条件状態を動作条件の状態として使用するか、プロセス制御装置19のプロセス状態を動作条件の状態として使用するかが操作信号毎に記憶されており、これと共に、動作条件の条件状態も記憶されている。また、プロセス状態を使用する場合には、その条件状態とするプロセスのポイント番号も記憶されている。
【0094】
ここで、例えば、プロセス制御装置19が制御するAとBのポンプがあり2重化を構成し、通常は、2つある内の片側のポンプが動作している場合について詳細に説明する。
【0095】
まず、どちらのポンプに操作出力を行うかを決定するために、動作条件情報記憶手段14にプロセスの状態を動作条件として記憶させておき、また、どちらのポンプを使用しているかを示すプロセス信号のポイント番号とそのポイントが示す状態が0のときAのポンプ使用中となる場合の条件状態を0として記憶させておく。
【0096】
そして、動作条件判定手段16では、操作信号が通知されると、動作条件情報記憶手段14に記憶されたポイント番号に対応するプロセス状態をプロセス状態入力手段20を介してプロセス制御装置19より入力し、条件状態と同一か否かを比較判定し、同一であれば条件成立、不一致であれば条件不成立と判定する。
【0097】
動作条件判定手段16は、操作出力手段3へ動作条件が成立したか否かを操作信号とともに通知する。動作条件が成立したか否かとその操作信号が操作出力手段3へ通知されると、動作条件成立の時には、図20に示す構成の操作出力記憶手段21の条件成立動作規定情報記憶手段22に記憶された操作出力内容(例えば、Aポンプ起動)が出力装置6へ出力される一方、動作条件不成立の時には、操作出力記憶手段21の条件不成立動作規定情報記憶手段23に記憶された操作出力内容(例えば、Bポンプ起動)が、出力装置6へ出力される。
【0098】
図20に示す操作出力記憶手段21の条件成立動作規定情報記憶手段22と条件不成立動作規定情報記憶手段23とには操作信号毎にその操作信号の動作条件に対応した操作出力の内容が記憶されている。
【0099】
例えば、前記の動作条件判定手段16の判定によって、条件成立のときAのポンプを起動し、条件不成立のとき、例えば、Bポンプ故障のときBのポンプを起動させる。条件成立動作規定情報記憶手段22には、Aポンプへの操作出力内容としてAポンプの起動操作出力を記憶しておき、条件不成立動作規定情報記憶手段23には、Bポンプへの操作出力内容として、Bポンプの起動操作出力を記憶しておく。これにより、操作出力手段3は、条件成立のときはAポンプの起動操作出力を出力装置6で行い、不成立のときにはBポンプの操作出力を出力装置6へ行う。
【0100】
第4実施例によれば、動作条件情報記憶手段14に予め設定した動作条件にプロセスの状態を含め条件状態記憶手段15と対応するプロセスの状態から動作条件判定手段16が条件の成立または不成立を判定することができる。従って、操作状態あるいはプラント状態が規定状態でない場合、例えば、プラント機器が故障したときオペレータが、特別の操作を行わなくても一つの操作により操作出力すべきものを自動的に判断し、操作出力を行うことができ、オペレータの誤動作の防止と負担を低減することができる。
【0101】
次に、本発明の第5実施例を図21を参照して説明する。
【0102】
図21が従来例を示す図29と同一符号は、同一部分または相当部分を示し、両者が異なる点は、ステップ有効判定手段24と次ステップ設定情報記憶手段25と次ステップ設定手段26とステップ情報記憶手段27とを追設したことである。
【0103】
ステップ有効判定手段24は、ステップ情報記憶手段27からステップ情報と受付範囲情報記憶手段1の対応する操作情報の範囲とから有効な操作信号と判定したとき、次ステップ設定手段26へ操作信号と操作手順を通知する。
【0104】
次ステップ設定情報記憶手段25は、予め操作手順に従い組毎に情報を操作手順分を記憶している。次ステップ設定手段26は、通知された操作信号とその操作手順の組から次ステップ設定情報記憶手段25から対応するステップ情報をステップ情報記憶手段27へ設定する。ステップ情報記憶手段27は、次ステップ設定手段26によつて次のステップ情報を記憶している。
【0105】
次に、具体例をもって第5実施例の作用を説明する。
【0106】
まず、図22に示すように操作手順(ステップ)が3段階あり、初めに操作手順1組(ステップ1)A系統、B系統の系統選択、続いて、操作手順2組(ステップ2)としてX弁、Y弁、Z弁のいずれかの弁選択、最後に操作手順3組(ステップ3)として開閉の動作選択があるとする。
【0107】
ここで、受付範囲情報記憶手段1には、図23に示すように、各操作手順(ステップ)の受け付ける範囲として、操作手順1組(ステップ1)には「A系統選択信号」、「B系統選択信号」、操作手順2組(ステップ2)には「X弁選択信号」、「Y弁選択信号」、「Z弁選択信号」、操作手順3組(ステップ3)には「開選択信号」、「閉選択信号」が記憶されている。
【0108】
まず、入力装置5から入力される操作情報が操作入力手段2を介してステップ有効判定手段24へ入力される。ステップ有効判定手段24では、図24に示す処理手順によってステップ情報記憶手段27に記憶されている現在有効の操作手順(ステップ)の位置を取り出す(801,802)。
【0109】
ステップ情報記憶手段27は、図27に示す如く受付範囲情報記憶手段1に記憶している操作手順(ステップ)の組毎の操作信号の受付範囲の記憶順と同一の順で、操作手順(ステップ)の有効・無効を示す情報を0が無効、1が有効として記憶している。
【0110】
これによって、ステップ有効判定手段24は、ステップ情報記憶手段27から有効な操作手順(ステップ)の位置を取り出し、この位置を受付範囲情報記憶手段1に記憶している操作手順(ステップ)の組順として、受付範囲の情報を取り出し、入力した操作情報が有効な操作信号か否かを判定する(804)。
【0111】
そして、有効な操作信号を入力したときには、次ステップ設定手段26に対して有効とした操作信号とその操作手順(ステップ)の組を通知する(805)。この処理は全てのステップについて行われる(806,807)。
【0112】
続いて、次ステップ設定手段26は、図26に示す処理を行い、操作信号とその操作手順(ステップ)の組が通知されると、通知された操作手順(ステップ)の組と操作信号から次ステップ設定情報記憶手段25の該当するステップ情報記憶手段27と同様の構成の情報を取り出し、ステップ情報記憶手段27へ記憶させる(901)。
【0113】
ここで、次ステップ設定情報記憶手段25は、図27に示すように操作手順(ステップ)の順序に情報が記憶され、その操作手順(ステップ)の組毎に受け付ける操作信号毎に次の操作で入力を有効とするか否かを示す情報を図25のステップ情報記憶手段27と同様な構成で全ての操作手順分を記憶している。
【0114】
例えば、図27では、操作手順2組で、操作信号1の操作がされた後に、次の操作手順のいずれが有効となるかを示している。
【0115】
次に、有効とされる操作手順を図28に示すように設定して、操作出力の要求を操作出力手段3へ行う(902)。操作出力手段3は、操作出力要求を受けると出力装置6へ弁の開閉指令などの操作出力を行う。
【0116】
例えば、図28では、次に有効となる操作手順(ステップ)を表し、bit0,1,2に対して操作手順(ステップ)1,2,3組があり、まず、操作手順(ステップ)1組のA系統選択操作信号とB系統選択操作信号のいずれかが操作されると操作手順(ステップ)1組と操作手順(ステップ)2組が有効で操作手順(ステップ)3組は無効であることを示している。
【0117】
次に、操作手順(ステップ)2組では、全ての操作手順が有効で操作手順(ステップ)3組では、操作手順(ステップ)1組のみ有効であることを示している。
【0118】
第5実施例によれば、例えば、図22のA系統またはB系統を選択すると、次のステップの弁の選択操作が有効となり、X弁またはY弁またはZ弁を選択すると、次のステップの開閉の操作指示の選択操作が有効とる。従って、従来の操作盤の操作スイッチをオペレータが操作するときと同様の操作内容となり、一つの操作がされると、次のステップの操作が有効になるためオペレータの誤操作を防止すると共に、オペレータの負担を低減できる。
【0119】
【発明の効果】
請求項1の発明は、優先処理する操作信号が入力して優先処理中、次の操作信号を無効とすることができる。従って、従来の操作装置の各操作盤の操作スイッチと同様の優先処理が個別に操作信号毎に設定でき誤操作を防止し、オペレータの負担を低減する。
【0120】
請求項2の発明は、既に選択中の操作信号がある場合には、その操作信号の操作出力が完了するまで次の操作信号を無効とすることができるが、既に選択中の操作信号があっても特定の操作信号を後優先として受け付け操作出力を行うことができる。従って、従来の操作盤の操作スイッチと同様に後優先を個別に設定し、優先処理できるためオペレータの誤操作を防止すると共に、オペレータの負担低減ができる。
【0121】
請求項3の発明は、条件状態に対して動作条件と比較され操作出力するか否かが判定される。従って、入力された操作信号の状態がそのまま出力されるのでなく、操作信号毎に操作出力の動作条件が定められ、動作条件と条件状態とによって操作されるため、誤操作が防止され、オペレータの判断を要することなく、オペレータの負担が低減される。
【0122】
請求項4の発明は、今回の条件状態とプラントの状態と動作条件とに基づく判定によって動作条件の成立または不成立が決定され、この決定に対応して操作内容により操作出力手段へ操作出力の要求がされる。従って、操作状態あるいはプラント状態が規定状態でない場合にオペレータが操作出力を判断しなくても自動的に判断し、操作出力を行うことができ、オペレータの誤動作の防止と操作負担を低減することができる。
【0123】
請求項5の発明は、ある操作手順を選択すると、次の操作ステップの選択操作が有効となり、その操作を選択すると、次の操作ステップの選択操作が有効となる。従って、従来の操作盤の操作スイッチをオペレータが操作するときと同様の操作内容となり、一つの操作がされると、次のステップの操作が有効になるためオペレータの誤操作を防止すると共に、オペレータの負担を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す操作装置の構成図である。
【図2】図1の先優先入力判定手段の処理を示すフローチャートである。
【図3】図1の優先有無記憶手段のファイルの一例を示す構成図である。
【図4】図1の優先指標設定手段の処理を示すフローチャートである。
【図5】図1の優先指標情報記憶手段のファイルの一例を示す構成図である。
【図6】本発明の第2実施例を示す操作装置の構成図である。
【図7】図6の後優先入力判定手段の処理を示すフローチャートである。
【図8】図6の選択中指標記憶手段のファイルの一例を示す構成図である。
【図9】図6の選択中指標設定手段の処理を示すフローチャートである。
【図10】本発明の第3実施例を示す操作装置の構成図である。
【図11】図10の条件状態制御手段の処理を示すフローチャートである。
【図12】図10の条件状態制御規定情報記憶手段のファイルの一例を示す構成図である。
【図13】図10の条件状態記憶手段のファイルの一例を示す構成図である。
【図14】図10の条件状態制御手段の操作信号オン時の処理を示す論理回路図である。
【図15】図10の条件状態制御手段の操作信号オフ時の処理を示す論理回路図である。
【図16】図10の条件状態制御手段の処理による条件状態の遷移図である。
【図17】図10の動作条件判定手段の処理を示すフローチャートである。
【図18】図10の動作条件情報記憶手段のファイルの一例を示す構成図である。
【図19】本発明の第4実施例を示す操作装置の構成図である。
【図20】図19の操作出力記憶手段のファイルの一例を示す構成図である。
【図21】本発明の第5実施例を示す操作装置の構成図である。
【図22】図21の具体的な操作手順を示す説明図である。
【図23】図21の受付範囲情報記憶手段の構成図である。
【図24】図21のステップ有効判定手段の処理手順を示すフローチャートである。
【図25】図21のステップ情報記憶手段の一例を示す構成図である。
【図26】図21の次ステップ設定手段の処理手順を示すフローチャートである。
【図27】図21の次ステップ設定情報記憶手段の一例を示す構成図である。
【図28】図21の次ステップ設定情報記憶手段の具体的な内容を示す説明図である。
【図29】従来例を示す操作装置の構成図である。
【図30】図29の受付範囲情報記憶手段の処理手順を示すフローチャートである。
【図31】図29の受付範囲情報記憶手段のファイルの一例を示す構成図である。
【図32】従来の操作画面の一例を示す説明図である。
【図33】従来の操作信号の構成例を示す説明図である。
【図34】従来の操作信号の他の例を示す説明図である。
【図35】従来の操作信号の他の例を示す説明図である。
【図36】従来の操作信号の他の例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 受付範囲情報記憶手段
2 操作入力手段
3 操作出力手段
5 入力装置
6 出力装置
7 優先有無記憶手段
8 先優先入力判定手段
9 優先指標情報記憶手段
10 優先指標設定手段
11 後優先入力判定手段
12 選択中指標記憶手段
13 選択中指標設定手段
14 動作条件情報記憶手段
15 条件状態記憶手段
16 動作条件判定手段
17 条件状態制御規定情報記憶手段
18 条件状態制御手段
20 プロセス状態入力手段
21 操作出力記憶手段
22 条件成立動作規定情報記憶手段
23 条件不成立動作規定情報記憶手段
24 ステップ有効判定手段
25 次ステップ設定情報記憶手段
26 次ステップ設定手段
27 ステップ情報記憶手段
Claims (5)
- プラント機器の情報を表示する表示装置と、この表示装置に表示される情報を選択することによりオペレータが操作情報を入力する入力装置と、この入力装置から入力された操作情報から操作信号を出力する操作出力手段と、この操作出力手段から出力される処理された前記操作信号によって対応するプラント機器を操作する出力装置とを備える操作装置において、
操作信号毎に優先処理する操作信号であるか否かを予め設定し記憶する優先指標情報記憶手段と、
優先処理中の操作信号の有無を記憶する優先有無記憶手段と、
操作信号が入力されると、前記優先有無記憶手段を参照して優先処理中の操作信号の有無を判定し、優先処理中の操作信号有のとき、前記入力された操作信号を無効とする先優先入力判定手段と、
この先優先入力判定手段によって優先処理中の操作信号無と判定され、かつ、前記入力された操作信号が前記優先指標情報記憶手段により優先処理するものであるとき、前記優先有無記憶手段を優先処理中の操作信号有に設定し、前記操作出力手段から操作完了通知を入力すると、前記優先有無記憶手段の前記優先処理中の操作信号有を優先処理中の操作信号無に設定変更する優先指標設定手段とを備えたことを特徴とする操作装置。 - プラント機器の情報を表示する表示装置と、この表示装置に表示される情報を選択することによりオペレータが操作情報を入力する入力装置と、この入力装置から入力された操作情報から操作信号を出力する操作出力手段と、この操作出力手段から出力される処理された前記操作信号によって対応するプラント機器を操作する出力装置とを備える操作装置において、
操作信号毎に操作信号を優先処理するか否かを予め設定し記憶する優先指標情報記憶手段と、
処理中の操作信号の有無を記憶する選択中指標記億手段と、
操作信号が入力されると、入力された操作信号が前記優先指標情報記憶手段を参照して優先処理に該当するか否かを判定し、この判定で優先処理する操作信号のとき、処理中の操作信号を無効とする一方、前記判定で優先処理する操作信号に不該当で、かつ、選択中指標記億手段から既に選択中の操作信号が有るとき、前記入力された操作信号を無効とする後優先入力判定手段と、
この後優先入力判定手段で前記優先処理する操作信号と判定されたとき、前記選択中指標記億手段を選択処理中に設定し、前記操作出力手段から操作完了通知を入力すると、前記選択中指標記億手段を未処理中に設定する選択中指標設定手段とを備えたことを特徴とする操作装置。 - プラント機器の情報を表示する表示装置と、この表示装置に表示される情報を選択することによりオペレータが操作情報を入力する入力装置と、この入力装置から入力された操作情報から操作信号を出力する操作出力手段と、この操作出力手段から出力される処理された前記操作信号によって対応するプラント機器を操作する出力装置とを備える操作装置において、
操作信号毎に前記操作出力手段の動作条件に対応する条件状態を記憶する条件状態記憶手段と、
操作信号毎に条件状態を作り出すための情報を予め設定する条件状態制御規定情報記憶手段と、
操作信号毎に前記操作出力手段の動作条件を予め設定する動作条件情報記憶手段と、
前記条件状態制御規定情報記憶手段に設定された情報と前記条件状態記憶手段に記憶された条件状態と今回入力された操作信号の状態とから今回の条件状態を決定し前記条件状態記憶手段へ記憶する条件状態制御手段と、
前記今回の条件状態と前記動作条件情報記憶手段の動作条件とに基づく判定に応じて前記操作出力手段へ操作要求する動作条件判定手段を備えたことを特徴とする操作装置。 - プラント機器の情報を表示する表示装置と、この表示装置に表示される情報を選択することによりオペレータが操作情報を入力する入力装置と、この入力装置から入力された操作情報から操作信号を出力する操作出力手段と、この操作出力手段から出力される処理された前記操作信号によって対応するプラント機器を操作する出力装置とを備える操作装置において、
操作信号毎に前記操作出力手段の動作条件の対応する条件状態を記憶する条件状態記憶手段と、
操作信号毎に条件状態を作り出すための情報を予め設定する条件状態制御規定情報記憶手段と、
操作信号毎に前記操作出力手段の動作条件を予め設定する動作条件情報記憶手段と、
前記条件状態制御規定情報記憶手段に設定された情報と前記条件状態記憶手段に記憶された条件状態と今回入力された操作信号の状態とから今回の条件状態を決定し前記条件状態記憶手段へ記憶する条件状態制御手段と、
プラントの状態を入力するプロセス状態入力手段と、
前記操作出力手段が出力する操作内容を動作条件の成立または不成立に対応して記憶する操作出力記憶手段と、
前記今回の条件状態と前記プラントの状態と前記動作条件情報記憶手段の動作条件とに基づく判定によって動作条件の成立または不成立を決定し、この決定に対応して前記操作出力記憶手段の操作内容により前記出力装置へ出力するように前記操作出力手段へ操作出力要求する動作条件判定手段とを備えたことを特徴とする操作装置。 - プラント機器の情報を表示する表示装置と、この表示装置に表示される情報を選択することによりオペレータが操作情報を入力する入力装置と、この入力装置から入力された操作情報と予め記憶された操作情報とから選択された操作信号を出力する操作出力手段と、この操作出力手段から出力される処理された前記操作信号によって対応するプラント機器を操作する出力装置とを備える操作装置において、
操作ステップ毎に操作信号の組を予め記憶する受付範囲情報記憶手段と、
この受付範囲情報記憶手段に記憶された情報に対応して操作ステップの有効無効を示す情報を記憶するステップ情報記憶手段と、
このステップ情報記憶手段から有効な操作ステップを取り出して対応する操作信号の組を前記受付範囲情報記憶手段から取り出し、操作信号が有効な操作信号か否かを判定するステップ有効判定手段と、
前記ステップ情報記憶手段に対応して各ステップ毎に操作信号の組を予め記憶して、次ステップの有効な操作信号の組を記憶する次ステップ設定情報記憶手段と、
前記ステップ有効判定手段から次の操作ステップと操作信号を取り込み次ステップ設定情報記憶手段から次操作ステップの有効な操作信号の組を前記ステップ情報記憶手段へ設定すると共に、前記操作出力手段へ操作出力要求する次ステップ設定手段とを備えたことを特徴とする操作装置。
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