JP3682191B2 - 高所作業車の安全装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、走行可能な車体上に昇降装置を介して作業台を取り付けた高所作業車において、車体の進行方向にある段差上を安全に走行することができるようにした高所作業車の安全装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
車体上に昇降装置を介して作業台を取り付けて構成した高所作業車では重心位置が比較的高い位置にあるため、平坦な地面を走行する場合は特に問題ないが、段差上を走行して車体の重心移動があった場合には車体が大きく傾斜し、場合によっては転倒に至るおそれがあった。このため従来は車体が転倒する虞があるかないかに拘わらず、或る程度車体が転倒する危険性のあるの段差(例えば100mm程度)上は走行しない、或いは超低速で走行するようにするなどして車体の転倒を未然に防いでいた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながらこのような方法では、段差上を走行するか否かの判断は運転者の勘に左右され、実際は走行できる場所でも転倒を恐れてその段差上を走行することを避けてしまうような場合もあり、作業範囲を必要以上に狭めてしまうなど作業性が悪かった。
【0004】
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであり、車体の進行方向にある段差上を走行できるか否かの判断を正確に行うことができるとともに、走行できる段差については転倒することなく安全にその段差を通過することができるような高所作業車の安全装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するため、本発明は、走行可能な車体上に昇降装置(例えば、実施形態におけるブーム14)を介して作業台を取り付けた高所作業車の安全装置であって、車体の進行方向前方の地面の段差の大きさを検出する段差検出手段(例えば、実施形態における赤外線センサ44及びコントローラ30の段差算出部32)と、段差検出手段により検出された段差の大きさが予め定めた所定値よりも大きい場合には車体の走行規制を行う走行規制手段(例えば、実施形態におけるコントローラ130の比較部135、規制部136及びバルブ制御部131)と、段差検出手段により検出された前記段差の大きさが予め定めた所定値よりも小さい場合には、上記段差の大きさに応じ、車体がその段差上を走行することが可能な安全速度を算出する安全速度算出手段(例えば、実施形態におけるコントローラ30の安全速度算出部34)と、速度検出手段により検出された車体の走行速度を安全速度算出手段により算出された安全速度と比較し、走行速度が安全速度を上回ったときに警報信号を出力する比較手段(例えば、実施形態におけるコントローラ30の比較部35)と、比較手段からの警報信号を受けて警報作動を行う警報手段(例えば、実施形態におけるコントローラ30の規制部36及びバルブ制御部31)とを有している。
【0006】
このような構成であるため、上記高所作業車においては、車体を走行させているときに、段差検出手段(例えば、超音波若しくは赤外線の反射を利用するもの)により検出される車体の進行方向前方の地面の段差の大きさに基づいて、段差検出手段により検出された車体進行方向前方の地面の段差が予め定めた所定値を越えているときには車体の走行が規制(減速のほか走行停止を含む)され、段差が予め定めた所定値を越えないときにはこの段差上を通過するための安全速度が安全速度算出手段により算出される。そして、この安全速度と走行速度検出手段において検出された現在の車体の走行速度とが比較され、現在の車体の走行速度が安全速度を上回ったときには警報作動がなされる。このように、車体の進行方向前方に段差が存在している場合には、その段差の大きさと現在の車体の走行速度とから、現在の走行速度のままその段差を通過することができるか否かが判断され、現在の走行速度のままではその段差を通過することができない場合には警報が発せられる。このため、車体の進行方向にある段差を走行できるか否かの判断を確実に行うことができるとともに、走行できる段差については転倒することなく安全にその段差を通過することができる。
【0007】
なお、上記構成に加えて、作業台の車体に対する位置を検出する位置検出手段(例えば、実施形態における起伏角度検出器41、長さ検出器42、旋回角度検出器43及びコントローラ30の位置算出部33)を備え、安全速度算出手段は、位置検出手段により検出される作業台の車体に対する位置に応じて安全速度を算出するようになっていることが好ましく、更に、警報手段による警報作動は、速度検出手段により検出される車体の走行速度が、車体がその段差上を走行する前に、安全速度算出手段により算出された安全速度よりも小さくなるように車体の走行速度を低下(減速)させるものであることが好ましい。また、警報手段による警報作動は、車体の走行速度調節を行う者に対して音又は光を発するもの等であってもよい。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施形態について図面を参照して説明する。図2は本発明に係る安全装置を備えた高所作業車1の側面図である。この高所作業車1は、左右一対のクローラ装置11,11を有する車体10の上部に旋回台12を有しており、この旋回台12の上部にはフートピン13を介してブーム14が設けられている。ブーム14の先端部には常時垂直に保持されるように構成された垂直ポスト15が取り付けられており、この垂直ポスト15には作業者搭乗用の作業台16が設けられている。
【0010】
左右のクローラ装置11,11はそれぞれ起動輪11aと、遊動輪11bと、これら両輪11a,11bに掛け渡されたクローラベルト11cとからなっており、左右の起動輪11a,11aは車体10の左右両側方に設けられた走行モータ17,17により駆動されるようになっている。
【0011】
ブーム14は複数のブーム部材が入れ子式に構成されたものであり、旋回台12との間に設けられた起伏シリンダ21により起伏作動し、内蔵された伸縮シリンダ22により伸縮作動するようになっている。また、車体10内には旋回モータ23が設けられており、これにより旋回台12を旋回させてブーム14全体を水平旋回させることができるようになっている。更に、作業台16には首振りモータ24が内蔵されており、これにより作業台16を垂直ポスト15まわりに旋回(首振り)させることができるようになっている。
【0012】
作業台16には図3に示すように、左右の走行操作レバーL1,L2と、ブーム操作レバーL3と、首振り操作レバーL4とが設けられており、いずれも垂直状態(中立位置)から手動により傾動操作することができるようになっている。
【0013】
図1は高所作業車1における安全装置を備えた制御装置を示したものである。ここで、コントローラ30は機能別にバルブ制御部31、段差算出部32、位置算出部33、安全速度算出部34、比較部35、規制部36のように分けて示しているが、これはコントローラ30の機能を分かり易く説明するための便宜上のものであり、実際のコントローラ30このように分けられて構成されているわけではない。
【0014】
先ず、左右の走行操作レバーL1,L2の操作により出力される走行指令信号はコントローラ30のバルブ制御部31に入力される。バルブ制御部31はこれらの指令信号を受けて制御バルブV1を電磁駆動し、これにより油圧ポンプPから吐出される作動油の供給制御を行って左右の油圧モータ17,17を作動させる。ここで、左右の油圧モータ17,17は各々独立して正逆方向に作動させることが可能であり、このため前進、後進走行のほか、一方のクローラ装置11を固定したまま他方のクローラ装置11を駆動して行うピボットターンや、左右のクローラ装置11,11をそれぞれ逆方向に駆動して行うスピンターンを行うことも可能である。
【0015】
ブーム操作レバーL3の操作により出力されるブーム14の起伏指令信号、伸縮指令信号、旋回指令信号及び首振り操作レバーL4の操作により出力される首振り指令信号もコントローラ30のバルブ制御部31に入力される。バルブ制御部31はこれらの指令信号を受けて制御バルブV2を電磁駆動し、これにより油圧ポンプPから吐出される作動油の供給制御を行って起伏シリンダ21,伸縮シリンダ22,旋回モータ23及び首振りモータ24を作動させる。このためブーム操作レバーL3と首振り操作レバーL4の操作により、ブーム14を起伏、伸縮、旋回作動させ、或いは作業台16を首振り作動させて作業台16を所望の位置に移動させることが可能である。
【0016】
車体10(或いは旋回台12)の前方及び後方には赤外線センサ44,44が設けられているが、これら赤外線センサ44,44は車体10の進行方向前方(従って、前進走行のときには車体10の前方、後進走行のときには車体10の後方)の地面上に赤外線を射出し、地面における反射波を捉えてその情報をコントローラ30の段差算出部32に出力する。段差算出部32は赤外線センサ44から入力された情報に基づいて地面高さを算出し、車体10の進行方向前方の段差の大きさを求める。なお図2では、車体10が車体10の前方(図2では左方)に進行しており、車体10の前方に設けた赤外線センサ44により段差の大きさDを検出しているところを示している。なお、ここでいう段差とは、地面高さが高くなる段差と地面高さが低くなる段差との両方を含んでいる。
【0017】
コントローラ30の位置算出部33は、ブーム14の基端部に設けられてブーム14の起伏角度を検出する起伏角度検出器41からの検出情報と、ブーム14の先端部に設けられてブーム14の長さを検出する長さ検出器42からの検出情報と、旋回モータ23の近傍に設けられて旋回台12の旋回角度(ブーム14の旋回角度)を検出する旋回角度検出器43からの検出情報とに基づいて作業台16の車体10に対する現在位置を算出する。
【0018】
コントローラ30の安全速度算出部34は、段差算出部32において求められた段差の大きさと、位置算出部33において求められた作業台16の車体10に対する位置(例えば作業台16の高さ)とに基づいて安全速度を算出する。ここで安全速度とは、赤外線センサ44と段差算出部32とにより検出された地面の段差上を車体10が走行することができる速度のことであり、テーブル形式のデータとして予め記憶されている。このようなデータの一例を図4に示す。図中、R1,R2,R3(R1<R2<R3)は作業台16の高さであり、この値が大きいほど安全速度は小さくなる。また、上記作業台16の車体10に対する位置は、このような作業台16の高さのほか、ブーム14の起伏角度や、作業台16と車体10(フートピン13)との距離等であってもよく、これらの値が大きいほど、やはり安全速度は小さくなる。
【0019】
車体10内には車体10の走行速度を検出する速度センサ45が設けられており(図2には図示せず)、その検出情報はコントローラ30の比較部35に入力される。比較部35は速度センサ45により検出された車体10の走行速度を安全速度算出部34において算出された安全速度と比較し、車体10の走行速度が安全速度を上回ったときに警報信号を出力する。
【0020】
コントローラ30の規制部36は、比較部35から警報信号が出力されているときにバルブ制御部31に規制信号を出力し、速度センサ45により検出される車体10の走行速度が、安全速度算出器34において算出された安全速度よりも小さくなるように制御バルブV1の作動を規制する。
【0021】
このような構成であるため、上記高所作業車1においては、左右の走行操作レバーL1,L2を操作して車体10を走行させているときには、赤外線センサ44とコントローラ30の段差算出部32とにより車体10の進行方向前方の地面の段差の大きさが検出されるが、安全速度算出部34はこのようにして検出された段差の大きさと検出器41〜43及び位置算出部33において検出された作業台16の車体10に対する位置とに基づいて安全速度を算出する。そして、比較部35はこの安全速度と現在の車体10の走行速度とを比較し、現在の車体10の走行速度が安全速度を上回っているときには警報信号を出力する。警報信号が出力されたら規制部36はこれを受けてバルブ制御部31を制御し、車体10がその段差を走行できる速度まで減速(場合によっては停止)させる。
【0022】
このように本発明によれば、車体の進行方向前方に段差が存在している場合には、その段差の大きさと現在の車体の走行速度とから、現在の走行速度のままその段差を通過することができるか否かが判断され、現在の走行速度のままではその段差を通過できない場合には警報が発せられる(ここでは強制的な減速)。このため、車体の進行方向にある段差を走行できるか否かの判断を確実に行うことができるとともに、走行できる段差については転倒することなく安全にその段差を通過することができる。なお、上記の段差を通過出来るか否かの判断基準は、段差が凸であるか凹であるかにより異なるものであってもよい。
【0023】
次に、本発明に係る安全装置についてもう一つの実施例の説明をする。この安全装置は前述の安全装置の場合と同様に高所作業車1に備えられるが、図5に示すようにコントローラの構成のみが異なっている。このコントローラ130はバルブ制御部131、段差算出部132、比較部135及び規制部136を有して構成されており、段差算出部132は上記コントローラ30の段差算出部32と同様に赤外線センサ44から入力された情報に基づいて地面高さを算出し、車体10の進行方向前方の段差の大きさを求める。比較部135はこのようにして得られた段差の大きさを予め定めた所定値(固定値)と比較し、段差の大きさが所定値よりも大きいときに所定の信号を出力する。規制部136はこの所定の信号を受けてバルブ制御部131に規制信号を出力し、バルブ制御部131はこの規制信号を受けて制御バルブV1の作動制御を行い、車体10の走行規制を行う。なお、この走行規制は、車体10の走行速度がその段差を通過しても転倒しないような一定の低速度にまで減速され、或いは走行が停止されるような規制である。このような構成の安全装置によれば、上記の安全装置の場合と同様、段差を安全に通過することができる。
【0024】
これまで本発明の実施形態について説明してきたが、本発明の範囲は上述の実施形態に示したものに限られてない。例えば、車体10の進行方向前方の地面の段差を検出するための手段として、上記実施形態では赤外線センサ44を用いていたが、これに代えて超音波センサを用い、車体10の進行方向前方の地面上に超音波を射出し、地面における反射波を捉えてその情報をコントローラ30の段差算出部32(或いは段差算出部132)に出力する構成であってもよい。このときコントローラ30の段差算出部32は、この超音波センサから入力された情報に基づいて地面高さを算出し、車体10の進行方向前方の段差の大きさを求めることになる。なお、走行速度が大きいときには、進行方向に対してより前方にある段差を検出するようにすることが好ましい。
【0025】
また、上記実施形態では、安全速度算出部34において安全速度を算出するときには、段差の大きさと作業台16の車体10に対する位置とが参照されたが、段差の大きさにのみ基づいて算出するようにしてもよい。これは作業台16の車体10に対する位置を固定して扱うことにほかならないが、その場合には、作業台16の高さが最も大きい場合を対象とする必要がある。
【0026】
また、比較部35から警報信号が出力されたときに行われる警報は、上記の実施形態では車体10の走行速度を安全速度まで強制的に減速させるものであったが、その他、走行レバーL1,L2を操作して車体10の走行速度調節を行う作業者に対して音又は光を発する方法によるものであってもよい。ここで、音によるものはブザー音など、光によるものはランプの点灯(或いは点滅)などである。
【0027】
また、上記実施形態の比較部135において、検出された段差の大きさと比較される所定値は固定値でよいが、これを車体10の走行速度又は作業台16の車体10に対する位置、或いはこれら両値に応じて変化する可変値としてもよい。
【0028】
更に、上記実施形態では車体10の走行装置はクローラ装置11,11であったが、これは必ずしもクローラ装置11,11である必要はなく、タイヤ車輪であっても構わない。また、作業台16を昇降移動させる装置(昇降装置)は上記実施形態のようにブーム14でなくてもよく、垂直昇降型のシザース装置等のような装置であっても構わない。この場合、シザースリンクの昇降高さに応じて減速度を変化させるとようにすることが好ましい。
【0029】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る高所作業車の安全装置においては、車体の進行方向前方に段差が存在している場合には、その段差の大きさと現在の車体の走行速度とから、段差の大きさが予め定めた所定値を越えているときには車体の走行が規制され、段差が予め定めた所定値を越えないときには現在の走行速度のままその段差を通過することができるか否かが判断され、現在の走行速度のままではその段差を通過することができない場合には警報が発せられる。このため、車体の進行方向にある段差を走行できるか否かの判断を確実に行うことができるとともに、走行できる段差については転倒することなく安全にその段差を通過することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る安全装置の構成を示すブロック図である。
【図2】この安全装置を備えた高所作業車の側面図である。
【図3】この高所作業車の作業台の斜視図である。
【図4】コントローラの安全速度算出部において記憶される安全速度のデータの一例を示すグラフである。
【図5】もう一つの本発明に係る安全装置の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 高所作業車
10 車体
11 クローラ装置
14 ブーム(昇降装置)
16 作業台
30 コントローラ
31 バルブ制御部(警報手段)
32 段差算出部(段差検出手段)
33 位置算出部(位置検出手段)
34 安全速度算出部(安全速度算出手段)
35 比較部(比較手段)
36 規制部(警報手段)
41 起伏角度検出器(位置検出手段)
42 長さ検出器(位置検出手段)
43 旋回角度検出器(位置検出手段)
44 赤外線センサ(段差検出手段)
45 速度センサ(速度検出手段)

Claims (3)

  1. 走行可能な車体上に昇降装置を介して作業台を取り付けた高所作業者の安全装置であって、
    前記車体の進行方向前方の地面の段差の大きさを検出する段差検出装置と、
    前記車体の走行速度を検出する速度検出手段と、
    前記段差検出手段により検出された前記段差の大きさが予め定めた所定値よりも大きい場合には、前記車体の走行規制を行う走行規制手段と、
    前記段差検出手段により検出された前記段差の大きさが予め定めた所定値よりも小さい場合には、前記段差の大きさに応じ、前記車体が前記段差上を走行することが可能な安全速度を算出する安全速度算出手段と、
    前記速度検出手段により検出された前記車体の走行速度を前記安全速度算出手段により算出された前記安全速度と比較し、前記走行速度が前記安全速度を上回ったときに警報信号を出力する比較手段と、
    前記比較手段からの前記警報信号とを受けて警報作動を行う警報手段とを有したことを特徴とする高所作業車の安全装置。
  2. 前記作業台の前記車体に対する位置を検出する位置検出手段を備え、
    前記安全速度算出手段は、前記位置検出手段により検出される前記作業台の前記車体に対する位置に応じて前記安全速度を算出することを特徴とする請求項1記載の高所作業車の安全装置。
  3. 前記警報手段は、前記速度検出手段により検出される前記車体の走行速度が、前記車体が前記段差上を走行する前に、前記安全速度算出手段により算出された前記安全速度よりも小さくなるように前記車体の走行速度を低下させて前記警報作動を行うことを特徴とする請求項1又は2記載の高所作業車の安全装置。
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