JP3682004B2 - 光送受信方法および光送受信装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、IEEE802.3z規格の信号を用いる通信システムなどの、パケット通信システムにおいて使用され、特に、光送受信モジュールを取り付けた遠隔のパケット処理装置とパケット通信を行うとき、光送受信モジュールまでの保守運用監視を確実に実施するための、光送受信方法、及び光送受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来技術の適用例としてIEEE802.3z規格の信号を用いる通信システム(=パケット通信システム)の例を図16、図17に示す。図16は、IEEE802.3z規格の信号を利用したアクセスネットワークの構成の例を示しており、図17は、光送受信用GBICモジュールの接続形態の例を示している。
【0003】
図16において、数字符号101は広域ネットワーク、102はパケット通信サービス提供者側の局舎、103はIEEE802.3z規格の信号を用いる局内装置、104はアクセスネットワーク管理端末、105a〜105cは光ファイバケーブル、106はアクセスネットワークを表している。
【0004】
また、107a〜107cはパケット通信サービス利用者側の局舎、108はGBICモジュール、109はGBICモジュール用スロット、110はIEEE802.3z規格の信号を用いる宅内装置、111は宅内LAN、112は光送受信部、113はGBIC信号処理部を表している。
【0005】
図17において、数字符号108は光送受信用GBICモジュール、109はGBICモジュール用スロット、110はIEEE802.3z規格の信号を用いる宅内装置、112は光送受信部、113はGBIC信号処理部、114は光ファイバケーブル、115は光ファイバケーブルコネクタを表している。
【0006】
図16のIEEE802.3z規格の信号を用いる局内装置103とIEEE802.3z規格の信号を用いる宅内装置(=パケット処理装置)110が、光ファイバケーブル105を伝送媒体としたアクセスネットワーク106を介して接続される。
【0007】
IEEE802.3z規格の信号を用いる宅内装置110は、GBICモジュール108(IEEE802.3z規格の信号装置に取り付けてIEEE802.3z規格の信号を送受信するための規格化されたモジュール)を装着するためのGBICモジュール用スロット109を備える。
【0008】
このIEEE802.3z規格の信号を用いる宅内装置110は、GBICモジュール108(=光送受信モジュール)が装着され、該GBICモジュール108と、アクセスネットワーク106の光ファイバケーブルとが接続される。
【0009】
光送受信用GBICモジュール108の電力は、IEEE802.3z規格の信号を用いる宅内装置110から供給される。このような構成により、IEEE802.3z規格の信号を用いる局内装置103とIEEE802.3z規格の信号を用いる宅内装置110との間で、IEEE802.3z規格の信号の通信が行われる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
上述したような従来のシステムにおいては、IEEE802.3z規格の信号を用いる通信システムの管理には、光送受信用GBICモジュールとIEEE802.3z規格の信号を用いる宅内装置を一体として管理対象とし、IEEE802.3z規格の信号を用いる宅内装置のパケット処理回路によって実現された制御監視機能(SNMPなど)を利用する必要があった。
【0011】
そのため、IEEE802.3z規格の信号を用いる通信システムを用いてパケット通信サービスを提供する場合、パケット通信サービス提供者側でIEEE802.3z規格の信号を用いる宅内装置に対する複雑な管理を行う必要が生じるので、管理コストが増大するという課題があった。
【0012】
さらに、IEEE802.3z規格の信号の通信に障害が発生した場合、パケット処理回路の遠隔制御監視が機能しなくなるため、光ファイバケーブルの障害であるか、光送受信用GBICモジュールの故障であるか、IEEE802.3z規格の信号を用いる宅内装置の故障であるかを、推定することができないという問題があった。
【0013】
そのため、障害発生時には、パケット通信サービス提供者側の技術者がIEEE802.3z規格の信号を用いる宅内装置の配置された場所に出向いて調査する必要があり、このことも管理コストを増大させる要因となっていた。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、上述の課題は前記特許請求の範囲に記載した手段によって解決される。すなわち、請求項1の発明は、パケット処理装置と光ファイバケーブルとの間に位置して、パケット処理装置が電力を供給するとき、光ファイバケーブルから入力された光受信パケット信号を受信し、電気受信パケット信号に変換してパケット処理装置に出力し、
【0015】
パケット処理装置からの電気送信パケット信号を光送信パケット信号に変換して光ファイバケーブルに出力することによって送信する光送受信モジュールにおける光送受信方法であって、光送受信モジュールは、光送受信部と電気信号処理部とを有し、
【0016】
光送受信部は、光ファイバケーブルから入力された光受信パケット信号を電気受信パケット信号に変換して、該電気受信パケット信号と光受信パケット信号の受信状態を示す受信状態信号を、電気信号処理部に出力すると共に、電気信号処理部から入力された電気送信パケット信号を光送信パケット信号に変換して光ファイバケーブルに出力し、
【0017】
電気信号処理部は、電気受信パケット信号から制御情報符号セットを読み取り、該制御情報符号セットを復号した制御情報に応じて、光送受信モジュール制御処理を行い、電気受信パケット信号をパケット処理装置に出力し、監視情報送信タイミングを生成し、該監視情報送信タイミングに応じて、電気送信パケット信号に受信状態を含む光送受信モジュール監視情報を符号化した監視情報符号セットを挿入して、電気送信パケット信号を光送受信部に出力する光送受信方法である。
【0018】
請求項2の発明は、請求項1記載の光送受信方法において、電気信号処理部が、制御情報符号セットを復号して得られた制御情報がパケット折返し要求を示すとき、電気受信パケット信号に対して、監視情報送信処理を行うと共に、電気送信パケット信号として光送受信部に出力するパケット折返し制御を行い、光送受信モジュール監視情報は、パケット折返し制御を実施中か否かを示すパケット折返し状態を含むように構成したものである。
【0019】
請求項3の発明は、請求項1または請求項2記載の光送受信方法において、光送受信モジュールは電力蓄積部を有し、電気信号処理部は、パケット処理装置から供給される電源電圧Vsを監視し、電圧Vsが電圧Vtより低くなったとき、電源断信号を電気送信パケット信号として光送受信部に出力する、電源断処理を行い、電力蓄積部は、パケット処理装置から供給される電力を蓄積し、電圧Vsが電圧Vtより低くなってから電源断信号送信時間の間、光送受部と電気信号処理部が消費する電力を供給するように構成したものである。
【0020】
請求項4の発明は、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の光送受信方法において、電気信号処理部は、受信FIFOバッファと送信FIFOバッファとクロック発生源を有し、電気受信パケット信号を受信FIFOバッファに入力し、受信FIFOバッファの出力を、クロック発生源が出力する付替クロックに同期して、パケット処理装置に出力し、
【0021】
受信FIFOバッファの蓄積量がSmax を超え、電気受信パケット信号にアイドル符号セットが含まれるとき、このアイドル符号セットを破棄し、受信FIFOバッファの蓄積量がSmin を下回り、電気受信パケット信号にアイドル符号セットが含まれるとき、その直前もしくは直後にアイドル符号セットを挿入し、電気送信パケット信号を送信FIFOバッファに入力し、送信FIFOバッファの出力を、クロック発生源が出力する付替クロックに同期して、光送受信部に出力し、
【0022】
送信FIFOバッファの蓄積量がSmax を超え、電気送信パケット信号にアイドル符号セットが含まれるとき、このアイドル符号セットを破棄し、送信FIFOバッファの蓄積量がSmin を下回り、電気送信パケット信号にアイドル符号セットが含まれるとき、その直前もしくは直後にアイドル符号セットを挿入するように構成したものである。
【0023】
請求項5の発明は、請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の光送受信方法において、電気信号処理部は、符号誤り情報送信タイミングを生成する符号誤り情報送信タイミング生成処理を行い、電気受信パケット信号の符号誤りを検出して個数を集計し、符号誤り情報送信タイミングに応じて、電気送信パケット信号に集計した符号誤り個数を符号化した符号誤り情報符号セットを挿入するように構成したものである。
【0024】
請求項6の発明は、パケット処理装置と光ファイバケーブルとの間に位置して、パケット処理装置が電力を供給するとき、光ファイバケーブルから入力された光受信パケット信号を受信し、電気受信パケット信号に変換してパケット処理装置に出力し、パケット処理装置からの電気送信パケット信号を光送信パケット信号に変換して光ファイバケーブルに出力することによって送信する光送受信装置であって、光送受信装置は、光送受信部と電気信号処理部とを有して成り、
【0025】
光送受信部は、光ファイバケーブルから入力された光受信パケット信号を電気受信パケット信号に変換して、電気信号処理部に出力すると共に、光受信パケット信号の受信状態を示す受信状態信号を電気信号処理部に出力する手段と、電気信号処理部から入力された電気送信パケット信号を光送信パケット信号に変換して光ファイバケーブルに出力する手段とを有し、
【0026】
電気信号処理部は、電気受信パケット信号から制御情報符号セットを読み取る、制御情報受信処理手段と、前記制御情報符号セットを復号した制御情報に応じて、光送受信モジュール制御処理を行う手段と、電気受信パケット信号をパケット処理装置に出力する手段と、監視情報送信タイミングを生成する、監視情報送信タイミング生成処理手段と、
【0027】
該監視情報送信タイミングに応じて、電気送信パケット信号に受信状態を含む光送受信モジュール監視情報を符号化した監視情報符号セットを挿入する監視情報送信処理を行う手段と、電気送信パケット信号を光送受信部に出力する手段とを設けた光送受信装置である。
【0028】
請求項7の発明は、請求項6記載の光送受信装置において、電気信号処理部は、制御情報符号セットを復号して得られた制御情報がパケット折返し要求を示すとき、電気受信パケット信号に対して、監視情報送信処理を行い、電気送信パケット信号として光送受信部に出力する、パケット折返し制御を行う手段を有し、光送受信モジュール監視情報は、パケット折返し制御を実施中か否かを示すパケット折返し状態を含むように構成したものである。
【0029】
請求項8の発明は、請求項6または請求項7の光送受信装置において、電力蓄積部を有し、電気信号処理部は、パケット処理装置から供給される電源電圧Vsを監視し、電圧Vsが電圧Vtより低くなったとき、電源断信号を電気送信パケット信号として光送受信部に出力する、電源断処理を行う手段を有し、電力蓄積部は、パケット処理装置から供給される電力を蓄積し、電圧Vsが電圧Vtより低くなってから電源断信号送信時間の間、光送受信部と電気信号処理部が消費する電力を供給する手段を有するように構成したものである。
【0030】
請求項9の発明は、請求項6〜8のいずれか1項に記載の光送受信装置において、電気信号処理部は、受信FIFOバッファと送信FIFOバッファとクロック発生源を有し、電気受信パケット信号を受信FIFOバッファに入力し、受信FIFOバッファの出力を、クロック発生源が出力する付替クロックに同期して、パケット処理装置に出力し、
【0031】
受信FIFOバッファの蓄積量がSmax を超え、電気受信パケット信号にアイドル符号セットが含まれるとき、このアイドル符号セットを破棄し、受信FIFOバッファの蓄積量がSmin を下回り、電気受信パケット信号にアイドル符号セットが含まれるとき、その直前もしくは直後にアイドル符号セットを挿入し、電気送信パケット信号を送信FIFOバッファに入力し、
【0032】
送信FIFOバッファの出力を、クロック発生源が出力する付替クロックに同期して、光送受信部に出力し、送信FIFOバッファの蓄積量がSmax を超え、電気送信パケット信号にアイドル符号セットが含まれるとき、このアイドル符号セットを破棄し、送信FIFOバッファの蓄積量がSmin を下回り、電気送信パケット信号にアイドル符号セットが含まれるとき、その直前もしくは直後にアイドル符号セットを挿入する手段を有するように構成したものである。
【0033】
請求項10の発明は、請求項6〜請求項9のいずれか1項に記載の光送受信装置において、電気信号処理部は、符号誤り情報送信タイミングを生成する符号誤り情報送信タイミング生成処理を行い、電気受信パケット信号の符号誤りを検出して個数を集計し、符号誤り情報送信タイミングに応じて、電気送信パケット信号に集計した符号誤り個数を符号化した符号誤り情報符号セットを挿入する手段を有するように構成したものである。
【0034】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の実施の形態の第1の例を示す図であって、光送受信モジュールの接続形態を示している。図2は本発明の実施の形態の第1の例の電気信号処理部を示す図である。図3は光送受信モジュールの通信例を示す図である。
【0035】
図1の数字符号1は光送受信モジュールまたは光送受信装置、2はパケット処理装置、3は光送受信部、4は電気信号処理部、5は光ファイバケーブル、5aは光ファイバケーブルコネクタを表しており、図2の6a、6bは符号列化部、7a、7bは変換部、8は制御情報符号セット読取部、9は監視情報符号セット挿入部、10はモジュール信号処理部、11a〜11cは制御情報符号セット、12a、12bは監視情報符号セットを表している。
【0036】
図1において、光送受信モジュール1は、光送受信部3と電気信号処理部4とからなり、光送受信部3は、光ファイバケーブル5から入力された光受信パケット信号を電気受信パケット信号に変換して、該電気受信パケット信号と光受信パケット信号の受信状態を示す受信状態信号を、電気信号処理部4に出力すると共に、電気信号処理部から入力された電気送信パケット信号を光送信パケット信号に変換して光ファイバケーブル5に出力する。
【0037】
電気信号処理部4は、電気受信パケット信号から制御情報符号セットを読み取り、該制御情報符号セットを復号した制御情報に応じて、光送受信モジュール制御処理を行い、電気受信パケット信号をパケット処理装置2に出力し、監視情報送信タイミングを生成し、該監視情報送信タイミングに応じて、電気送信パケット信号に受信状態を含む光送受信モジュール監視情報を符号化した監視情報符号セットを挿入して、電気送信パケット信号を光送受信部3に出力する。
【0038】
図2は電気信号処理部4の構成を示している。同図において、符号列化部6aは、電気受信パケット信号を符号単位で区切られた受信パケット符号列に変換し、符号列に同期したクロックを生成する。制御情報符号セット読取部8は、受信パケット符号列から制御情報符号セットを読み取る。
【0039】
読み取った制御情報符号セット(図3の11a〜c)をアイドル符号セットに置換する。なお、制御情報符号セットをアイドル符号セットに置換しないで、電気受信パケット信号の監視のみを行い、そのまま出力する方式も可能である。変換部7aは、受信パケット符号列を電気受信パケット信号に戻す。
【0040】
モジュール信号処理部10は、下記の処理を行い、光受信モジュールの監視情報に応じてモジュール状態信号を出力する。
・制御情報符号セットの復号と光送受信モジュール制御処理。
・監視情報送信タイミングの生成。
・光送受信モジュールの監視情報(光送受信部の受信状態十制御情報符号セットの受信状態)の生成。
・監視情報の監視情報符号セットへの符号化。
【0041】
変換部7bは、送信パケット符号列を電気送信パケット信号に戻す。監視情報符号セット挿入部9は、送信パケット符号列からアイドル符号セットを検出し、監視情報符号セット(図3の12a、12b)に置換する。符号列化部6bは、電気送信パケット信号を符号単位で区切られた送信パケット符号列に変換し、符号列に同期したクロツクを生成する。
【0042】
図4は本発明の実施の形態の第2の例の電気信号処理部(4a)の構成を示す図である。図5は本発明の実施の形態の第2の例における光送受信モジュールの通信の例を示す図であって、パケッと折り返し制御の動作を示している。同図において、数字符号13a〜13cは制御情報符号セットであり、パケット折り返し要求を符号化したものである。
【0043】
また、14a、14bは制御情報符号セットであり、パケット折り返し要求なしを符号化したもの、15a〜15cはパケット折り返し状態ではないことを示す監視情報符号セット、16a、16bはパケット折り返し状態を示す監視情報符号セットを示している。
【0044】
図4において、モジュール信号処理部10aは、実施の形態の第1の例のモジュール信号処理部の動作において、時間Tにn回以上、制御情報がパケット折り返し要求であったとき、パケット折り返し制御信号=activeを出力する。時間Tに1回も制御情報がパケット折り返し要求とならなかったときは、パケット折り返し制御信号=inactiveを出力する。
【0045】
また、監視情報はパケット折り返し状態(パケット折り返し中であるか否かを示す)を含む。符号列化部6cは、パケット折り返し制御信号=activeのとき電気受信パケット信号を選択し、パケット折り返し制御信号=inactiveのとき、パケット処理装置からの電気送信パケット信号を選択する。
【0046】
選択した信号を符号単位で区切られた送信パケット符号列に変換し、符号列に同期したクロックを生成する。符号列化部6a、制御情報符号セット読取部8、変換部7a、変換部7b、監視情報符号セット挿入部9の各部は、図2の場合と同様であり、その動作についも図2で説明したものと同様であるので説明を省略する。
【0047】
図6は、本発明の実施の形態の第3の例の光送受信モジュールの接続形態を示す図であって、数字符号1は光送受信モジュールまたは光送受信装置、2はパケット処理装置、3、は光送受信部、4bは電気信号処理部、5は光ファイバケーブル、5aは光ファイバケーブルコネクタ、17は電力蓄積部を表している。
【0048】
同図において、電気信号処理部4bは、先に説明した実施の形態の第1の例、または実施の形態の第2の例の処理に加えて、パケット処理装置から供給される電源電圧Vsを監視し、電圧Vsが電圧Vtより低くなったとき、電源断信号を電気送信パケット信号として光送受信部に出力する、電源断処理を行う。
【0049】
電力蓄積部17は、パケット処理装置から供給される電力を蓄積し、電圧Vsが電圧Vtより低くなつてから電源断信号送信時間の間、光送受信部と電気信号処理部が消費する電力を供給する。光送受信部3、パケット処理装置2については、図1の場合と同様であるので説明を省略する。
【0050】
図7は、本発明の実施の形態の第3の例の電気信号処理部(4b)の構成を示す図である。同図において、数字符号6a、6cは符号列化部、7a、7cは変換部、8は制御情報符号セット読取部、9は監視情報符号セット挿入部、10aはモジュール信号処理部、18は電源断符号列出力部、19は電源電圧監視部を表している。
【0051】
変換部7cは、送信パケット符号列が入力されたときは電気送信パケット信号に、電源断符号列のときは電源断信号に変換する。電源断符号列出力部18は、電源断検知信号=active のとき、監視情報符号セット挿入部からの送信パケット符号列の代わりに、電源断符号列を出力する。
【0052】
電源電圧監視部19は、パケット処理装置から供給される電源電圧Vsを監視し、電圧Vsが電圧Vtより低くなったとき、電源断検知信号=active を出力する。符号列化部6a、6c、制御情報符号セット読取部8、変換部7a、監視情報符号セット挿入部9、モジュール信号処理部10aの各部は、図4の場合と同様であり、その動作についも図4で説明したものと同様であるので説明を省略する。
【0053】
図8は本発明の実施の形態の第3の例の電力蓄積部の構成を示す図である。同図において、数字符号17は電力蓄積部、21は容量Cのコンデンサ、22はレギュレータを表している。光送受信モジュールの全消費電流=I、光送受信モジュール各部の最小動作電圧Vmin (Vmin <Vr )、電源断信号送信時間=t、のとき、必要となるコンデンサ容量Cの条件は、
“C>(t・I)/Vr −Vmin ”である。
【0054】
図9は本発明の実施の形態の第3の例の光送受信モジュールの送信信号を示す図である。同図において、数字符号23a〜23cは監視情報符号セットを示している。同図に示すように、パケット処理装置が供給する電源の電圧Vsが途絶えたとき、電力蓄積部に蓄えられた電力によって動作し、電源断符号列を送信した後送信を停止する。
【0055】
図10は本発明の実施の形態の第4の例の電気信号処理部(4c)の構成を示す図である。同図において、数字符号6a、6cは符号列化部、7a、7cは変換部、8は制御情報符号セット読取部、9は監視情報符号セット挿入部、10aはモジュール信号処理部、18は電源断符号列出力部、19は電源電圧監視部、24は付替えクロック生成部、25a、25bはクロック付替部を表している。
【0056】
付替えクロック生成部24は付替え用のクロックを生成する。クロック付替部25aは制御情報符号セット読取部8から受け取ったクロックと受信パケット符号列を付替えクロックおよびクロックが付替えられた受信パケット符号列として変換部7aに渡す。クロック付替部25bは符号列化部6cから受け取ったクロックと送信パケット符号列を、付替えクロックおよびクロックが付替えられた送信パケット符号列として監視情報符号セット挿入部9に渡す。
【0057】
図11は、本発明の実施の形態の第4の例のクロック付替部の構成を示す図である。図12は本発明の実施の形態の第4の例のクロック付替部の動作を示す流れ図である。図11において、デスタッフ部26は、主信号からアイドル符号セットを検知する。デスタッフ要求=True かつアイドル符号セットを検知したとき、検知した符号セットを出力する期間中、書込イネーブル=Falseとする。
【0058】
FIFOバッファ27は書込イネーブル=True のとき、クロックに同期して入力される主信号をバッファに書き込む。書込イネーブル=Falseのときは、バッファへの書き込みを停止する。読出イネーブル=True のとき、付替クロックに同期してバッファから主信号を入力された順に読み出して出力する。読出イネーブル= Falseのときは、読み出しを停止する。
【0059】
蓄積量がSmaxを超えたときは、デスタッフ要求=True を出力する。蓄積量がSminを下回つたときは、スタッフ要求=True を出力する。スタッフ部28は主信号からアイドル符号セットを検知する。スタツフ要求=True かつアイドル符号セットを検知したとき、検知した符号セットの直後にアイドル符号セットを挿入する。また、挿入期間中、読出イネーブル=Falseとする。
【0060】
図13は、本発明の実施の形態の第5の例を示す図である。同図において数字符号31は広域ネットワーク、32はパケット通信サービス提供者側の局舎、33はIEEE802.3z規格の信号を用いる局内装置、34はアクセスネットワーク管理用端末、35a〜35cは光ファイバケーブル、36はアクセスネットワークを表している。
【0061】
また、37a〜37cはパケット通信サービス利用者側の局舎、38はGBICモジュール、39はGBICモジュール用スロット、40はIEEE802.3z規格の信号を用いる宅内装置、41は宅内LANを表している。IEEE802.3z規格の信号を用いる局内装置33とIEEE802.3z規格の信号を用いる宅内装置(=パケット処理装置)40が、光ファイバケーブル35を伝送媒体としたアクセスネットワークを介して接続される。
【0062】
IEEE802.3z規格の信号を用いる局内装置33は、アクセスネットワーク管理用端末からの指示により、光送受信GBICモジュールに対して遠隔制御を行うとき、その制御に対応する制御情報を、制御情報符号セットに符号化し、IEEE802.3z規格の信号のフレーム間ギャップに挿入して送信する。
【0063】
受信したIEEE802.3z規格の信号のフレーム間ギャップに挿入された監視情報符号セットと符号誤り情報符号セットを検出し、復号して得られた情報に基づいて、モジュールの光受信状態、制御情報符号セットの受信状態、フレーム折り返し状態、符号誤り個数を得る。これらの情報をアクセスネットワーク管理用端末に通知する。
【0064】
アクセスネットワーク管理用端末34は光送受信GBICモジュールまでの区間の管理を行う。GBICモジュール38は本発明(請求項1〜請求項6)を適用した遠隔制御監視機能を有する光送受信用GBICモジュールである。宅内ギガビットイーサネッ卜装置40は、GBICモジュールスロットを有する装置であればよい。
【0065】
図14は、本発明の実施の形態の第5の例の光送受信用GBICモジュールの接続形態を示す図であって、数字符号38は光送受信GBICモジュール、40はIEEE802.3z規格の信号を用いる宅内装置、43はGBICモジュール用スロット、5bは光ファイバケーブルコネクタ(SCコネクタ)、45は光送受信部、4dは電気信号処理部、5は光ファイバケーブル、17は電力蓄積部を表している。
【0066】
同図において、光ファイバケーブル5の入力側には光受信GbE信号としてフレーム間ギャップ(IFG)に制御情報符号セットが挿入されている。光ファイバケーブル5の出力側には光送信GbE信号としてフレーム間ギャップ(IFG)に監視情報符号セット、符号誤り情報符号セットが挿入されている。電気信号処理部4f、電力蓄積部17には動作時に定電圧+5Vが供給される。その他の動作は先に説明した図6の場合と同様であるので説明を省略する。
【0067】
図15は本発明の実施の形態の第5の例の電気信号処理部(4d)の構成を示している。この構成は先に説明した実施の形態の第4の例の電気信号処理部の構成にREI、GbEを適用したものである。同図において数字符号8は制御情報符号セット読取部、9は監視情報符号セット挿入部、10aはモジュール信号処理部を表している。
【0068】
また、18は電源断符号列出力部、19は電源電圧監視部、25a、25bはクロック付替部、50a、50bはクロック再生部、51a、51bはコンマ検出並列化部、7a、7cは変換部、52は符号誤り検出部、53a、53bは直列化部、54a、54bはクロック逓倍部、55は信号折り返し制御部、56は125MHz付替えクロック生成部、57は符号誤り情報符号セット挿入部を表している。
【0069】
クロック再生部50aは電気受信GbE信号から125GHzクロックを再生し、これをコンマ検出並列化部51aに供給する。コンマ検出並列化部51aは受信GbE符号列と125MHzクロックを出力し、これを制御情報符号セット読取部8に入力する。
【0070】
クロック付替部25aはクロックが付替えられた受信GbE符号列を直列化部53aに入力し、125MHz付替えクロックを直列化部53aとクロック逓倍部54aに入力する。クロック再生部50bは125GHzクロックを再生し、コンマ検出並列化部51bに供給する。コンマ検出並列化部51bは125MHzクロックと送信GbE符号列をクロック付替部25bに入力する。
【0071】
クロック付替部25bは125MHz付替えクロックと、クロックが付替えられた送信GbE符号列を符号誤り情報符号セット挿入部57に入力する。クロック逓倍部54bは125MHz付替えクロックを逓倍して125GHz逓倍クロックとして直列化部53bに供給する。その他の動作は先に説明した図10の場合と同様であるので説明を省略する。
【0072】
【発明の効果】
請求項1あるいは請求項6の発明によれば、遠隔のパケット処理装置に接続された本発明を適用した光送受信モジュールに向けて、制御情報を符号化した制御情報符号セットをパケット信号に挿入して送信することにより、光送受信モジュールにおいて制御情報に応じた制御が可能となる。
【0073】
すなわち、パケット処理装置に依存せず光送受信モジュールの遠隔制御が可能となる。これにより、光送受信モジュールとパケット処理装置との接続点を管理分界点とすることが可能となる。例えば、パケット通信サービスを提供者側の管理対象を光送受信モジュールまでと限定し、パケット処理装置の管理をパケット通信サービス利用者側に任せることができる。
【0074】
これにより、従来一体として管理する必要があったパケット処理装置に対する、複雑な管理を行なう必要がなくなり、管理コストを低減することが可能となる。さらに、パケット通信サービス利用者によるパケット処理装置選択の自由度が高くなるため、パケット通信サービス利用者側のネットワーク環境に応じた装置選択が可能となる。
【0075】
遠隔監視によって該当モジュールの受信状態を知ることが可能であり、通信障害が発生した場合にその障害発生箇所の推定に利用することができる。また、モジュール内で生成した監視情報送信タイミングで監視情報符号セットが送信されるため、受信した信号に含まれる監視情報符号セットを検出することによって、そのモジュールが正常動作しているかどうかを確認することができる。これにより、障害発生時に遠隔のパケット処理装置まで出向かずとも、その原因を調査することが可能となり、管理コストを低減することができる。
【0076】
本発明の遠隔制御監視機能を実現するための処理は、パケット処理よりも低レベルの符号セットの処理であるため、従来のパケット処理装置の遠隔制御監視機能を実現するためパケット処理回路よりも、小規模かつ低消費電力の符号セット処理回路で実現することができる。
【0077】
これにより、従来の光送受信モジュールの規格内に遠隔制御監視機能を収めることが可能となる。このため、光送受信モジュールをパケット処理装置から分離可能とする従来からの機構を利用し、光送受信モジュールを、本発明適用の光送受信モジュールに交換することによって、従来のパケット通信システムに、遠隔制御監視機能を追加することが可能となる。これにより、既存のパケット処理装置を変更することなく、容易に遠隔制御監視機能の追加ができる。
【0078】
請求項2あるいは請求項7の発明によれば、遠隔のパケット処理装置に接続された本発明を適用した光送受信モジュールに向けて、パケット折返し要求を示す制御情報を符号化した制御情報符号セットをパケット信号に挿入して送信することにより、光送受信モジュールにおいて遠隔からのループバック試験が可能となる。
【0079】
従来は、パケット処理装置が有するループバック機能によってループバック試験を実施していたため、光送受信モジュールの試験とパケット処理装置の試験を分離することができなかったが、本発明の適用により分離することが可能となり、光送受信モジュールとパケット処理装置との接続点を管理分界点とするときに有効な試験方法を実現できる。
【0080】
請求項3あるいは請求項8の発明によれば、光送受信モジュールが電源電圧を監視し、一定電圧を下回ったとき、電力蓄積部に蓄えられた電力を用いて電源断信号を送信することにより、遠隔において光送受信モジュールの電源断を検知することが可能となる。
【0081】
これにより、パケット処理装置の電源断または光送受信モジュールのパケット処理装置からの取り外しによって発生した通信障害と、他の原因によって発生した通信障害とを区別することができ、障害発生時に遠隔のパケット処理装置まで出向かずとも、その原因を調査することが可能となり、管理コストを低減することができる。
【0082】
請求項4あるいは請求項9の発明によれば、光送受信モジュールが、受信FIFOバッファと送信FIFOバッファとクロック発生源を有し、光送受信モジュールが入力するパケット信号(受信したパケット信号やパケット処理装置から入力されたパケッ卜信号)のクロックを、クロック発生源が生成したクロックに付け替える。
【0083】
これにより、光送受信モジュールに入力されたパケット信号のクロック品質に依存せず、光送受信モジュールから出力されるパケット信号(送信するパケット信号やパケット処理装置に出力するパケット信号)のクロック品質を保証することが可能となる。これにより、光送受信モジュールとパケット処理装置との接続点を管理分界点とするとき、ー方の管理区間での障害を他方の管理区間に伝達しないため、管理が容易になる。
【0084】
請求項5あるいは請求項10の発明によれば、光送受信モジュールが、受信したパケット信号の符号誤りを検出し個数を集計し符号誤り情報符号セットに符号化し、パケット信号に挿入して送信するため、この信号に含まれる符号誤り情報符号セットを読み取ることによって、光送受信モジュールが受信した信号の符号誤り率を検知することが可能であり、遠隔から、伝送品質の監視を常時行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の第1の例を示す図である。
【図2】本発明の実施の形態の第1の例の電気信号処理部を示す図である。
【図3】光送受信モジュールの通信例を示す図である。
【図4】本発明の実施の形態の第2の例の電気信号処理部を示す図である。
【図5】本発明の実施の形態の第2の例における光送受信モジュールの通信の例を示す図である。
【図6】本発明の実施の形態の第3の例の光送受信モジュールの接続形態を示す図である。
【図7】本発明の実施の形態の第3の例の電気信号処理部を示す図である。
【図8】本発明の実施の形態の第3の例の電力蓄積部を示す図である。
【図9】本発明の実施の形態の第3の例の光送受信モジュールの送信信号を示す図である。
【図10】本発明の実施の形態の第4の例の電気信号処理部を示す図である。
【図11】本発明の実施の形態の第4の例のクロック付替部を示す図である。
【図12】本発明の実施の形態の第4の例のクロック付替部の動作を示す流れ図である。
【図13】本発明の実施の形態の第5の例を示す図である。
【図14】本発明の実施の形態の第5の例の光送受信用GBICモジュールの接続形態を示す図である。
【図15】本発明の実施の形態の第5の例の電気信号処理部を示す図である。
【図16】従来のIEEE802.3z規格の信号を利用したアクセスネットワークの構成の例を示す図である。
【図17】従来の光送受信用GBICモジュールの接続形態の例を示す図である。
【符号の説明】
1 光送受信モジュールまたは光送受信装置
2 パケット処理装置
3 3aは光送受信部
4、4a〜4d 電気信号処理部
5 光ファイバケーブル
5a、5b 光ファイバケーブルコネクタ
6a、6b 符号列化部
7a、7b 変換部
8 制御情報符号セット読取部
9 は監視情報符号セット挿入部
10はモジュール信号処理部、
11a〜11c、13a〜13c、14a、14b 制御情報符号セット
12a、12b15a〜15c、16a、16b、23a〜23c 監視情報符号セット
17 電力蓄積部
18 電源断符号列出力部
19 電源電圧監視部
21 コンデンサ
22 レギュレータ
24 付替えクロック生成部
25a、25b クロック付替部
26 デスタッフ部
27 FIFOバッファ
28 スタッフ部
31 広域ネットワーク
32 パケット通信サービス提供者側の局舎
33 IEEE802.3z規格の信号を用いる局内装置
34 アクセスネットワーク管理用端末
35a〜35c 光ファイバケーブル
36 アクセスネットワーク
37a〜37c パケット通信サービス利用者側の局舎
38 GBICモジュール
39 GBICモジュール用スロット
40 IEEE802.3z規格の信号を用いる宅内装置
41 宅内LAN
45 光送受信部
50a、50b クロック再生部
51a、51b コンマ検出並列化部
7a、7c 変換部
52 符号誤り検出部
53a、53b 直列化部
54a、54b クロック逓倍部
55 信号折り返し制御部
56 125MHz付替えクロック生成部
57 符号誤り情報符号セット挿入部

Claims (10)

  1. パケット処理装置と光ファイバケーブルとの間に位置して、パケット処理装置が電力を供給するとき、光ファイバケーブルから入力された光受信パケット信号を受信し、電気受信パケット信号に変換してパケット処理装置に出力し、
    パケット処理装置からの電気送信パケット信号を光送信パケット信号に変換して光ファイバケーブルに出力することによって送信する光送受信モジュールにおける光送受信方法であって、
    光送受信モジュールは、光送受信部と電気信号処理部とを有し、
    光送受信部は、
    光ファイバケーブルから入力された光受信パケット信号を電気受信パケット信号に変換して、該電気受信パケット信号と光受信パケット信号の受信状態を示す受信状態信号を、電気信号処理部に出力すると共に、電気信号処理部から入力された電気送信パケット信号を光送信パケット信号に変換して光ファイバケーブルに出力し、
    電気信号処理部は、
    電気受信パケット信号から制御情報符号セットを読み取り、該制御情報符号セットを復号した制御情報に応じて、光送受信モジュール制御処理を行い、
    電気受信パケット信号をパケット処理装置に出力し、
    監視情報送信タイミングを生成し、該監視情報送信タイミングに応じて、電気送信パケット信号に受信状態を含む光送受信モジュール監視情報を符号化した監視情報符号セットを挿入して、電気送信パケット信号を光送受信部に出力することを特徴とする光送受信方法。
  2. 電気信号処理部が、
    制御情報符号セットを復号して得られた制御情報がパケット折返し要求を示すとき、電気受信パケット信号に対して、監視情報送信処理を行うと共に、電気送信パケット信号として光送受信部に出力するパケット折返し制御を行い、
    光送受信モジュール監視情報は、パケット折返し制御を実施中か否かを示すパケット折返し状態を含む請求項1記載の光送受信方法。
  3. 光送受信モジュールは電力蓄積部を有し、
    電気信号処理部は、
    パケット処理装置から供給される電源電圧Vsを監視し、電圧Vsが電圧Vtより低くなったとき、電源断信号を電気送信パケット信号として光送受信部に出力する、電源断処理を行い、
    電力蓄積部は、
    パケット処理装置から供給される電力を蓄積し、電圧Vsが電圧Vtより低くなってから電源断信号送信時間の間、光送受部と電気信号処理部が消費する電力を供給する請求項1または請求項2記載の光送受信方法。
  4. 電気信号処理部は、
    受信FIFOバッファと送信FIFOバッファとクロック発生源を有し、電気受信パケット信号を受信FIFOバッファに入力し、受信FIFOバッファの出力を、クロック発生源が出力する付替クロックに同期して、パケット処理装置に出力し、
    受信FIFOバッファの蓄積量がSmax を超え、電気受信パケット信号にアイドル符号セットが含まれるとき、このアイドル符号セットを破棄し、
    受信FIFOバッファの蓄積量がSmin を下回り、電気受信パケット信号にアイドル符号セットが含まれるとき、その直前もしくは直後にアイドル符号セットを挿入し、電気送信パケット信号を送信FIFOバッファに入力し、送信FIFOバッファの出力を、クロック発生源が出力する付替クロックに同期して、光送受信部に出力し、
    送信FIFOバッファの蓄積量がSmax を超え、電気送信パケット信号にアイドル符号セットが含まれるとき、このアイドル符号セットを破棄し、
    送信FIFOバッファの蓄積量がSmin を下回り、電気送信パケット信号にアイドル符号セットが含まれるとき、その直前もしくは直後にアイドル符号セットを挿入する請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の光送受信方法。
  5. 電気信号処理部は、
    符号誤り情報送信タイミングを生成する符号誤り情報送信タイミング生成処理を行い、
    電気受信パケット信号の符号誤りを検出して個数を集計し、符号誤り情報送信タイミングに応じて、電気送信パケット信号に集計した符号誤り個数を符号化した符号誤り情報符号セットを挿入する請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の光送受信方法。
  6. パケット処理装置と光ファイバケーブルとの間に位置して、パケット処理装置が電力を供給するとき、
    光ファイバケーブルから入力された光受信パケット信号を受信し、電気受信パケット信号に変換してパケット処理装置に出力し、
    パケット処理装置からの電気送信パケット信号を光送信パケット信号に変換して光ファイバケーブルに出力することによって送信する光送受信装置であって、
    光送受信装置は、光送受信部と電気信号処理部とを有して成り、
    光送受信部は、光ファイバケーブルから入力された光受信パケット信号を電気受信パケット信号に変換して、電気信号処理部に出力すると共に、光受信パケット信号の受信状態を示す受信状態信号を電気信号処理部に出力する手段と、
    電気信号処理部から入力された電気送信パケット信号を光送信パケット信号に変換して光ファイバケーブルに出力する手段とを有し、
    電気信号処理部は、
    電気受信パケット信号から制御情報符号セットを読み取る、制御情報受信処理手段と、
    前記制御情報符号セットを復号した制御情報に応じて、光送受信モジュール制御処理を行う手段と、
    電気受信パケット信号をパケット処理装置に出力する手段と、
    監視情報送信タイミングを生成する、監視情報送信タイミング生成処理手段と、
    該監視情報送信タイミングに応じて、電気送信パケット信号に受信状態を含む光送受信モジュール監視情報を符号化した監視情報符号セットを挿入する監視情報送信処理を行う手段と、
    電気送信パケット信号を光送受信部に出力する手段とを設けたことを特徴とする光送受信装置。
  7. 電気信号処理部は、
    制御情報符号セットを復号して得られた制御情報がパケット折返し要求を示すとき、電気受信パケット信号に対して、監視情報送信処理を行い、電気送信パケット信号として光送受信部に出力する、パケット折返し制御を行う手段を有し、
    光送受信モジュール監視情報は、パケット折返し制御を実施中か否かを示すパケット折返し状態を含む請求項6記載の光送受信装置。
  8. 電力蓄積部を有し、
    電気信号処理部は、
    パケット処理装置から供給される電源電圧Vsを監視し、電圧Vsが電圧Vtより低くなったとき、電源断信号を電気送信パケット信号として光送受信部に出力する、電源断処理を行う手段を有し、
    電力蓄積部は、
    パケット処理装置から供給される電力を蓄積し、電圧Vsが電圧Vtより低くなってから電源断信号送信時間の間、光送受信部と電気信号処理部が消費する電力を供給する手段を有する請求項6または請求項7の光送受信装置。
  9. 電気信号処理部は、
    受信FIFOバッファと送信FIFOバッファとクロック発生源を有し、
    電気受信パケット信号を受信FIFOバッファに入力し、受信FIFOバッファの出力を、クロック発生源が出力する付替クロックに同期して、パケット処理装置に出力し、
    受信FIFOバッファの蓄積量がSmax を超え、電気受信パケット信号にアイドル符号セットが含まれるとき、このアイドル符号セットを破棄し、
    受信FIFOバッファの蓄積量がSmin を下回り、電気受信パケット信号にアイドル符号セットが含まれるとき、その直前もしくは直後にアイドル符号セットを挿入し、
    電気送信パケット信号を送信FIFOバッファに入力し、送信FIFOバッファの出力を、クロック発生源が出力する付替クロックに同期して、光送受信部に出力し、
    送信FIFOバッファの蓄積量がSmax を超え、電気送信パケット信号にアイドル符号セットが含まれるとき、このアイドル符号セットを破棄し、
    送信FIFOバッファの蓄積量がSmin を下回り、電気送信パケット信号にアイドル符号セットが含まれるとき、その直前もしくは直後にアイドル符号セットを挿入する手段を有する請求項6〜8のいずれか1項に記載の光送受信装置。
  10. 電気信号処理部は、
    符号誤り情報送信タイミングを生成する符号誤り情報送信タイミング生成処理を行い、
    電気受信パケット信号の符号誤りを検出して個数を集計し、符号誤り情報送信タイミングに応じて、電気送信パケット信号に集計した符号誤り個数を符号化した符号誤り情報符号セットを挿入する手段を有する請求項6〜請求項9のいずれか1項に記載の光送受信装置。
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