JP2003046439A - 光送受信方法および光送受信装置 - Google Patents

光送受信方法および光送受信装置

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JP2003046439A
JP2003046439A JP2001234462A JP2001234462A JP2003046439A JP 2003046439 A JP2003046439 A JP 2003046439A JP 2001234462 A JP2001234462 A JP 2001234462A JP 2001234462 A JP2001234462 A JP 2001234462A JP 2003046439 A JP2003046439 A JP 2003046439A
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健治 川合
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Abstract

(57)【要約】 【目的】パケット通信システムに関し、遠隔のパケット
処理装置とパケット通信を行うとき光送受信モジュール
までの運用監視を確実に行うことを目的とする。 【構成】光受信パケット信号を変換して、これと受信状
態信号を電気信号処理部に出力すると共に、電気信号処
理部から入力された電気送信パケット信号を光送信パケ
ット信号に変換して出力する光送受信部と電気受信パケ
ット信号から制御情報符号セットを読み取り該制御情報
符号セットを復号した制御情報に応じて光送受信モジュ
ール制御し電気受信パケット信号をパケット処理装置に
出力し、監視情報送信タイミングを生成し該監視情報送
信タイミングに応じて電気送信パケット信号に受信状態
を含む光送受信モジュール監視情報を符号化した監視情
報符号セットを挿入して光送受信部に出力する電気信号
処理部とによって構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、IEEE802.3z規格の
信号を用いる通信システムなどの、パケット通信システ
ムにおいて使用され、特に、光送受信モジュールを取り
付けた遠隔のパケット処理装置とパケット通信を行うと
き、光送受信モジュールまでの保守運用監視を確実に実
施するための、光送受信方法、及び光送受信装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来技術の適用例としてIEEE802.3z規格
の信号を用いる通信システム(=パケット通信システ
ム)の例を図16、図17に示す。図16は、IEEE
802.3z規格の信号を利用したアクセスネットワー
クの構成の例を示しており、図17は、光送受信用GB
ICモジュールの接続形態の例を示している。
【0003】図16において、数字符号101は広域ネ
ットワーク、102はパケット通信サービス提供者側の
局舎、103はIEEE802.3z規格の信号を用いる局内装
置、104はアクセスネットワーク管理端末、105a
〜105cは光ファイバケーブル、106はアクセスネ
ットワークを表している。
【0004】また、107a〜107cはパケット通信
サービス利用者側の局舎、108はGBICモジュー
ル、109はGBICモジュール用スロット、110は
IEEE802.3z規格の信号を用いる宅内装置、111は宅内
LAN、112は光送受信部、113はGBIC信号処
理部を表している。
【0005】図17において、数字符号108は光送受
信用GBICモジュール、109はGBICモジュール
用スロット、110はIEEE802.3z規格の信号を用いる宅
内装置、112は光送受信部、113はGBIC信号処
理部、114は光ファイバケーブル、115は光ファイ
バケーブルコネクタを表している。
【0006】図16のIEEE802.3z規格の信号を用いる局
内装置103とIEEE802.3z規格の信号を用いる宅内装置
(=パケット処理装置)110が、光ファイバケーブル
105を伝送媒体としたアクセスネットワーク106を
介して接続される。
【0007】IEEE802.3z規格の信号を用いる宅内装置1
10は、GBICモジュール108(IEEE802.3z規格の
信号装置に取り付けてIEEE802.3z規格の信号を送受信す
るための規格化されたモジュール)を装着するためのG
BICモジュール用スロット109を備える。
【0008】このIEEE802.3z規格の信号を用いる宅内装
置110は、GBICモジュール108(=光送受信モ
ジュール)が装着され、該GBICモジュール108
と、アクセスネットワーク106の光ファイバケーブル
とが接続される。
【0009】光送受信用GBICモジュール108の電
力は、IEEE802.3z規格の信号を用いる宅内装置110か
ら供給される。このような構成により、IEEE802.3z規格
の信号を用いる局内装置103とIEEE802.3z規格の信号
を用いる宅内装置110との間で、IEEE802.3z規格の信
号の通信が行われる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
システムにおいては、IEEE802.3z規格の信号を用いる通
信システムの管理には、光送受信用GBICモジュール
とIEEE802.3z規格の信号を用いる宅内装置を一体として
管理対象とし、IEEE802.3z規格の信号を用いる宅内装置
のパケット処理回路によって実現された制御監視機能
(SNMPなど)を利用する必要があった。
【0011】そのため、IEEE802.3z規格の信号を用いる
通信システムを用いてパケット通信サービスを提供する
場合、パケット通信サービス提供者側でIEEE802.3z規格
の信号を用いる宅内装置に対する複雑な管理を行う必要
が生じるので、管理コストが増大するという課題があっ
た。
【0012】さらに、IEEE802.3z規格の信号の通信に障
害が発生した場合、パケット処理回路の遠隔制御監視が
機能しなくなるため、光ファイバケーブルの障害である
か、光送受信用GBICモジュールの故障であるか、IE
EE802.3z規格の信号を用いる宅内装置の故障であるか
を、推定することができないという問題があった。
【0013】そのため、障害発生時には、パケット通信
サービス提供者側の技術者がIEEE802.3z規格の信号を用
いる宅内装置の配置された場所に出向いて調査する必要
があり、このことも管理コストを増大させる要因となっ
ていた。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上述の
課題は前記特許請求の範囲に記載した手段によって解決
される。すなわち、請求項1の発明は、パケット処理装
置と光ファイバケーブルとの間に位置して、パケット処
理装置が電力を供給するとき、光ファイバケーブルから
入力された光受信パケット信号を受信し、電気受信パケ
ット信号に変換してパケット処理装置に出力し、
【0015】パケット処理装置からの電気送信パケット
信号を光送信パケット信号に変換して光ファイバケーブ
ルに出力することによって送信する光送受信モジュール
における光送受信方法であって、光送受信モジュール
は、光送受信部と電気信号処理部とを有し、
【0016】光送受信部は、光ファイバケーブルから入
力された光受信パケット信号を電気受信パケット信号に
変換して、該電気受信パケット信号と光受信パケット信
号の受信状態を示す受信状態信号を、電気信号処理部に
出力すると共に、電気信号処理部から入力された電気送
信パケット信号を光送信パケット信号に変換して光ファ
イバケーブルに出力し、
【0017】電気信号処理部は、電気受信パケット信号
から制御情報符号セットを読み取り、該制御情報符号セ
ットを復号した制御情報に応じて、光送受信モジュール
制御処理を行い、電気受信パケット信号をパケット処理
装置に出力し、監視情報送信タイミングを生成し、該監
視情報送信タイミングに応じて、電気送信パケット信号
に受信状態を含む光送受信モジュール監視情報を符号化
した監視情報符号セットを挿入して、電気送信パケット
信号を光送受信部に出力する光送受信方法である。
【0018】請求項2の発明は、請求項1記載の光送受
信方法において、電気信号処理部が、制御情報符号セッ
トを復号して得られた制御情報がパケット折返し要求を
示すとき、電気受信パケット信号に対して、監視情報送
信処理を行うと共に、電気送信パケット信号として光送
受信部に出力するパケット折返し制御を行い、光送受信
モジュール監視情報は、パケット折返し制御を実施中か
否かを示すパケット折返し状態を含むように構成したも
のである。
【0019】請求項3の発明は、請求項1または請求項
2記載の光送受信方法において、光送受信モジュールは
電力蓄積部を有し、電気信号処理部は、パケット処理装
置から供給される電源電圧Vsを監視し、電圧Vsが電
圧Vtより低くなったとき、電源断信号を電気送信パケ
ット信号として光送受信部に出力する、電源断処理を行
い、電力蓄積部は、パケット処理装置から供給される電
力を蓄積し、電圧Vsが電圧Vtより低くなってから電
源断信号送信時間の間、光送受部と電気信号処理部が消
費する電力を供給するように構成したものである。
【0020】請求項4の発明は、請求項1〜請求項3の
いずれか1項に記載の光送受信方法において、電気信号
処理部は、受信FIFOバッファと送信FIFOバッフ
ァとクロック発生源を有し、電気受信パケット信号を受
信FIFOバッファに入力し、受信FIFOバッファの
出力を、クロック発生源が出力する付替クロックに同期
して、パケット処理装置に出力し、
【0021】受信FIFOバッファの蓄積量がSmax
超え、電気受信パケット信号にアイドル符号セットが含
まれるとき、このアイドル符号セットを破棄し、受信F
IFOバッファの蓄積量がSmin を下回り、電気受信パ
ケット信号にアイドル符号セットが含まれるとき、その
直前もしくは直後にアイドル符号セットを挿入し、電気
送信パケット信号を送信FIFOバッファに入力し、送
信FIFOバッファの出力を、クロック発生源が出力す
る付替クロックに同期して、光送受信部に出力し、
【0022】送信FIFOバッファの蓄積量がSmax
超え、電気送信パケット信号にアイドル符号セットが含
まれるとき、このアイドル符号セットを破棄し、送信F
IFOバッファの蓄積量がSmin を下回り、電気送信パ
ケット信号にアイドル符号セットが含まれるとき、その
直前もしくは直後にアイドル符号セットを挿入するよう
に構成したものである。
【0023】請求項5の発明は、請求項1〜請求項4の
いずれか1項に記載の光送受信方法において、電気信号
処理部は、符号誤り情報送信タイミングを生成する符号
誤り情報送信タイミング生成処理を行い、電気受信パケ
ット信号の符号誤りを検出して個数を集計し、符号誤り
情報送信タイミングに応じて、電気送信パケット信号に
集計した符号誤り個数を符号化した符号誤り情報符号セ
ットを挿入するように構成したものである。
【0024】請求項6の発明は、パケット処理装置と光
ファイバケーブルとの間に位置して、パケット処理装置
が電力を供給するとき、光ファイバケーブルから入力さ
れた光受信パケット信号を受信し、電気受信パケット信
号に変換してパケット処理装置に出力し、パケット処理
装置からの電気送信パケット信号を光送信パケット信号
に変換して光ファイバケーブルに出力することによって
送信する光送受信装置であって、光送受信装置は、光送
受信部と電気信号処理部とを有して成り、
【0025】光送受信部は、光ファイバケーブルから入
力された光受信パケット信号を電気受信パケット信号に
変換して、電気信号処理部に出力すると共に、光受信パ
ケット信号の受信状態を示す受信状態信号を電気信号処
理部に出力する手段と、電気信号処理部から入力された
電気送信パケット信号を光送信パケット信号に変換して
光ファイバケーブルに出力する手段とを有し、
【0026】電気信号処理部は、電気受信パケット信号
から制御情報符号セットを読み取る、制御情報受信処理
手段と、前記制御情報符号セットを復号した制御情報に
応じて、光送受信モジュール制御処理を行う手段と、電
気受信パケット信号をパケット処理装置に出力する手段
と、監視情報送信タイミングを生成する、監視情報送信
タイミング生成処理手段と、
【0027】該監視情報送信タイミングに応じて、電気
送信パケット信号に受信状態を含む光送受信モジュール
監視情報を符号化した監視情報符号セットを挿入する監
視情報送信処理を行う手段と、電気送信パケット信号を
光送受信部に出力する手段とを設けた光送受信装置であ
る。
【0028】請求項7の発明は、請求項6記載の光送受
信装置において、電気信号処理部は、制御情報符号セッ
トを復号して得られた制御情報がパケット折返し要求を
示すとき、電気受信パケット信号に対して、監視情報送
信処理を行い、電気送信パケット信号として光送受信部
に出力する、パケット折返し制御を行う手段を有し、光
送受信モジュール監視情報は、パケット折返し制御を実
施中か否かを示すパケット折返し状態を含むように構成
したものである。
【0029】請求項8の発明は、請求項6または請求項
7の光送受信装置において、電力蓄積部を有し、電気信
号処理部は、パケット処理装置から供給される電源電圧
Vsを監視し、電圧Vsが電圧Vtより低くなったと
き、電源断信号を電気送信パケット信号として光送受信
部に出力する、電源断処理を行う手段を有し、電力蓄積
部は、パケット処理装置から供給される電力を蓄積し、
電圧Vsが電圧Vtより低くなってから電源断信号送信
時間の間、光送受信部と電気信号処理部が消費する電力
を供給する手段を有するように構成したものである。
【0030】請求項9の発明は、請求項6〜8のいずれ
か1項に記載の光送受信装置において、電気信号処理部
は、受信FIFOバッファと送信FIFOバッファとク
ロック発生源を有し、電気受信パケット信号を受信FI
FOバッファに入力し、受信FIFOバッファの出力
を、クロック発生源が出力する付替クロックに同期し
て、パケット処理装置に出力し、
【0031】受信FIFOバッファの蓄積量がSmax
超え、電気受信パケット信号にアイドル符号セットが含
まれるとき、このアイドル符号セットを破棄し、受信F
IFOバッファの蓄積量がSmin を下回り、電気受信パ
ケット信号にアイドル符号セットが含まれるとき、その
直前もしくは直後にアイドル符号セットを挿入し、電気
送信パケット信号を送信FIFOバッファに入力し、
【0032】送信FIFOバッファの出力を、クロック
発生源が出力する付替クロックに同期して、光送受信部
に出力し、送信FIFOバッファの蓄積量がSmax を超
え、電気送信パケット信号にアイドル符号セットが含ま
れるとき、このアイドル符号セットを破棄し、送信FI
FOバッファの蓄積量がSmin を下回り、電気送信パケ
ット信号にアイドル符号セットが含まれるとき、その直
前もしくは直後にアイドル符号セットを挿入する手段を
有するように構成したものである。
【0033】請求項10の発明は、請求項6〜請求項9
のいずれか1項に記載の光送受信装置において、電気信
号処理部は、符号誤り情報送信タイミングを生成する符
号誤り情報送信タイミング生成処理を行い、電気受信パ
ケット信号の符号誤りを検出して個数を集計し、符号誤
り情報送信タイミングに応じて、電気送信パケット信号
に集計した符号誤り個数を符号化した符号誤り情報符号
セットを挿入する手段を有するように構成したものであ
る。
【0034】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態の第1
の例を示す図であって、光送受信モジュールの接続形態
を示している。図2は本発明の実施の形態の第1の例の
電気信号処理部を示す図である。図3は光送受信モジュ
ールの通信例を示す図である。
【0035】図1の数字符号1は光送受信モジュールま
たは光送受信装置、2はパケット処理装置、3は光送受
信部、4は電気信号処理部、5は光ファイバケーブル、
5aは光ファイバケーブルコネクタを表しており、図2
の6a、6bは符号列化部、7a、7bは変換部、8は
制御情報符号セット読取部、9は監視情報符号セット挿
入部、10はモジュール信号処理部、11a〜11cは
制御情報符号セット、12a、12bは監視情報符号セ
ットを表している。
【0036】図1において、光送受信モジュール1は、
光送受信部3と電気信号処理部4とからなり、光送受信
部3は、光ファイバケーブル5から入力された光受信パ
ケット信号を電気受信パケット信号に変換して、該電気
受信パケット信号と光受信パケット信号の受信状態を示
す受信状態信号を、電気信号処理部4に出力すると共
に、電気信号処理部から入力された電気送信パケット信
号を光送信パケット信号に変換して光ファイバケーブル
5に出力する。
【0037】電気信号処理部4は、電気受信パケット信
号から制御情報符号セットを読み取り、該制御情報符号
セットを復号した制御情報に応じて、光送受信モジュー
ル制御処理を行い、電気受信パケット信号をパケット処
理装置2に出力し、監視情報送信タイミングを生成し、
該監視情報送信タイミングに応じて、電気送信パケット
信号に受信状態を含む光送受信モジュール監視情報を符
号化した監視情報符号セットを挿入して、電気送信パケ
ット信号を光送受信部3に出力する。
【0038】図2は電気信号処理部4の構成を示してい
る。同図において、符号列化部6aは、電気受信パケッ
ト信号を符号単位で区切られた受信パケット符号列に変
換し、符号列に同期したクロックを生成する。制御情報
符号セット読取部8は、受信パケット符号列から制御情
報符号セットを読み取る。
【0039】読み取った制御情報符号セット(図3の1
1a〜c)をアイドル符号セットに置換する。なお、制
御情報符号セットをアイドル符号セットに置換しない
で、電気受信パケット信号の監視のみを行い、そのまま
出力する方式も可能である。変換部7aは、受信パケッ
ト符号列を電気受信パケット信号に戻す。
【0040】モジュール信号処理部10は、下記の処理
を行い、光受信モジュールの監視情報に応じてモジュー
ル状態信号を出力する。 ・制御情報符号セットの復号と光送受信モジュール制御
処理。 ・監視情報送信タイミングの生成。 ・光送受信モジュールの監視情報(光送受信部の受信状
態十制御情報符号セットの受信状態)の生成。 ・監視情報の監視情報符号セットへの符号化。
【0041】変換部7bは、送信パケット符号列を電気
送信パケット信号に戻す。監視情報符号セット挿入部9
は、送信パケット符号列からアイドル符号セットを検出
し、監視情報符号セット(図3の12a、12b)に置
換する。符号列化部6bは、電気送信パケット信号を符
号単位で区切られた送信パケット符号列に変換し、符号
列に同期したクロツクを生成する。
【0042】図4は本発明の実施の形態の第2の例の電
気信号処理部(4a)の構成を示す図である。図5は本
発明の実施の形態の第2の例における光送受信モジュー
ルの通信の例を示す図であって、パケッと折り返し制御
の動作を示している。同図において、数字符号13a〜
13cは制御情報符号セットであり、パケット折り返し
要求を符号化したものである。
【0043】また、14a、14bは制御情報符号セッ
トであり、パケット折り返し要求なしを符号化したも
の、15a〜15cはパケット折り返し状態ではないこ
とを示す監視情報符号セット、16a、16bはパケッ
ト折り返し状態を示す監視情報符号セットを示してい
る。
【0044】図4において、モジュール信号処理部10
aは、実施の形態の第1の例のモジュール信号処理部の
動作において、時間Tにn回以上、制御情報がパケット
折り返し要求であったとき、パケット折り返し制御信号
=activeを出力する。時間Tに1回も制御情報がパケッ
ト折り返し要求とならなかったときは、パケット折り返
し制御信号=inactiveを出力する。
【0045】また、監視情報はパケット折り返し状態
(パケット折り返し中であるか否かを示す)を含む。符
号列化部6cは、パケット折り返し制御信号=activeの
とき電気受信パケット信号を選択し、パケット折り返し
制御信号=inactiveのとき、パケット処理装置からの電
気送信パケット信号を選択する。
【0046】選択した信号を符号単位で区切られた送信
パケット符号列に変換し、符号列に同期したクロックを
生成する。符号列化部6a、制御情報符号セット読取部
8、変換部7a、変換部7b、監視情報符号セット挿入
部9の各部は、図2の場合と同様であり、その動作につ
いも図2で説明したものと同様であるので説明を省略す
る。
【0047】図6は、本発明の実施の形態の第3の例の
光送受信モジュールの接続形態を示す図であって、数字
符号1は光送受信モジュールまたは光送受信装置、2は
パケット処理装置、3、は光送受信部、4bは電気信号
処理部、5は光ファイバケーブル、5aは光ファイバケ
ーブルコネクタ、17は電力蓄積部を表している。
【0048】同図において、電気信号処理部4bは、先
に説明した実施の形態の第1の例、または実施の形態の
第2の例の処理に加えて、パケット処理装置から供給さ
れる電源電圧Vsを監視し、電圧Vsが電圧Vtより低
くなったとき、電源断信号を電気送信パケット信号とし
て光送受信部に出力する、電源断処理を行う。
【0049】電力蓄積部17は、パケット処理装置から
供給される電力を蓄積し、電圧Vsが電圧Vtより低く
なつてから電源断信号送信時間の間、光送受信部と電気
信号処理部が消費する電力を供給する。光送受信部3、
パケット処理装置2については、図1の場合と同様であ
るので説明を省略する。
【0050】図7は、本発明の実施の形態の第3の例の
電気信号処理部(4b)の構成を示す図である。同図に
おいて、数字符号6a、6cは符号列化部、7a、7c
は変換部、8は制御情報符号セット読取部、9は監視情
報符号セット挿入部、10aはモジュール信号処理部、
18は電源断符号列出力部、19は電源電圧監視部を表
している。
【0051】変換部7cは、送信パケット符号列が入力
されたときは電気送信パケット信号に、電源断符号列の
ときは電源断信号に変換する。電源断符号列出力部18
は、電源断検知信号=active のとき、監視情報符号セッ
ト挿入部からの送信パケット符号列の代わりに、電源断
符号列を出力する。
【0052】電源電圧監視部19は、パケット処理装置
から供給される電源電圧Vsを監視し、電圧Vsが電圧V
tより低くなったとき、電源断検知信号=active を出力
する。符号列化部6a、6c、制御情報符号セット読取
部8、変換部7a、監視情報符号セット挿入部9、モジ
ュール信号処理部10aの各部は、図4の場合と同様で
あり、その動作についも図4で説明したものと同様であ
るので説明を省略する。
【0053】図8は本発明の実施の形態の第3の例の電
力蓄積部の構成を示す図である。同図において、数字符
号17は電力蓄積部、21は容量Cのコンデンサ、22
はレギュレータを表している。光送受信モジュールの全
消費電流=I、光送受信モジュール各部の最小動作電圧
min (Vmin <Vr )、電源断信号送信時間=t、の
とき、必要となるコンデンサ容量Cの条件は、“C>
(t・I)/Vr −Vmin ”である。
【0054】図9は本発明の実施の形態の第3の例の光
送受信モジュールの送信信号を示す図である。同図にお
いて、数字符号23a〜23cは監視情報符号セットを
示している。同図に示すように、パケット処理装置が供
給する電源の電圧Vsが途絶えたとき、電力蓄積部に蓄
えられた電力によって動作し、電源断符号列を送信した
後送信を停止する。
【0055】図10は本発明の実施の形態の第4の例の
電気信号処理部(4c)の構成を示す図である。同図に
おいて、数字符号6a、6cは符号列化部、7a、7c
は変換部、8は制御情報符号セット読取部、9は監視情
報符号セット挿入部、10aはモジュール信号処理部、
18は電源断符号列出力部、19は電源電圧監視部、2
4は付替えクロック生成部、25a、25bはクロック
付替部を表している。
【0056】付替えクロック生成部24は付替え用のク
ロックを生成する。クロック付替部25aは制御情報符
号セット読取部8から受け取ったクロックと受信パケッ
ト符号列を付替えクロックおよびクロックが付替えられ
た受信パケット符号列として変換部7aに渡す。クロッ
ク付替部25bは符号列化部6cから受け取ったクロッ
クと送信パケット符号列を、付替えクロックおよびクロ
ックが付替えられた送信パケット符号列として監視情報
符号セット挿入部9に渡す。
【0057】図11は、本発明の実施の形態の第4の例
のクロック付替部の構成を示す図である。図12は本発
明の実施の形態の第4の例のクロック付替部の動作を示
す流れ図である。図11において、デスタッフ部26
は、主信号からアイドル符号セットを検知する。デスタ
ッフ要求=True かつアイドル符号セットを検知したと
き、検知した符号セットを出力する期間中、書込イネー
ブル=Falseとする。
【0058】FIFOバッファ27は書込イネーブル=T
rue のとき、クロックに同期して入力される主信号をバ
ッファに書き込む。書込イネーブル=Falseのときは、バ
ッファへの書き込みを停止する。読出イネーブル=True
のとき、付替クロックに同期してバッファから主信号を
入力された順に読み出して出力する。読出イネーブル=
Falseのときは、読み出しを停止する。
【0059】蓄積量がSmaxを超えたときは、デスタッフ
要求=True を出力する。蓄積量がSminを下回つたとき
は、スタッフ要求=True を出力する。スタッフ部28は
主信号からアイドル符号セットを検知する。スタツフ要
求=True かつアイドル符号セットを検知したとき、検知
した符号セットの直後にアイドル符号セットを挿入す
る。また、挿入期間中、読出イネーブル=Falseとする。
【0060】図13は、本発明の実施の形態の第5の例
を示す図である。同図において数字符号31は広域ネッ
トワーク、32はパケット通信サービス提供者側の局
舎、33はIEEE802.3z規格の信号を用いる局内装置、3
4はアクセスネットワーク管理用端末、35a〜35c
は光ファイバケーブル、36はアクセスネットワークを
表している。
【0061】また、37a〜37cはパケット通信サー
ビス利用者側の局舎、38はGBICモジュール、39
はGBICモジュール用スロット、40はIEEE802.3z規
格の信号を用いる宅内装置、41は宅内LANを表して
いる。IEEE802.3z規格の信号を用いる局内装置33とIE
EE802.3z規格の信号を用いる宅内装置(=パケット処理
装置)40が、光ファイバケーブル35を伝送媒体とし
たアクセスネットワークを介して接続される。
【0062】IEEE802.3z規格の信号を用いる局内装置3
3は、アクセスネットワーク管理用端末からの指示によ
り、光送受信GBICモジュールに対して遠隔制御を行
うとき、その制御に対応する制御情報を、制御情報符号
セットに符号化し、IEEE802.3z規格の信号のフレーム間
ギャップに挿入して送信する。
【0063】受信したIEEE802.3z規格の信号のフレーム
間ギャップに挿入された監視情報符号セットと符号誤り
情報符号セットを検出し、復号して得られた情報に基づ
いて、モジュールの光受信状態、制御情報符号セットの
受信状態、フレーム折り返し状態、符号誤り個数を得
る。これらの情報をアクセスネットワーク管理用端末に
通知する。
【0064】アクセスネットワーク管理用端末34は光
送受信GBICモジュールまでの区間の管理を行う。G
BICモジュール38は本発明(請求項1〜請求項6)
を適用した遠隔制御監視機能を有する光送受信用GBI
Cモジュールである。宅内ギガビットイーサネッ卜装置
40は、GBICモジュールスロットを有する装置であ
ればよい。
【0065】図14は、本発明の実施の形態の第5の例
の光送受信用GBICモジュールの接続形態を示す図で
あって、数字符号38は光送受信GBICモジュール、
40はIEEE802.3z規格の信号を用いる宅内装置、43は
GBICモジュール用スロット、5bは光ファイバケー
ブルコネクタ(SCコネクタ)、45は光送受信部、4
dは電気信号処理部、5は光ファイバケーブル、17は
電力蓄積部を表している。
【0066】同図において、光ファイバケーブル5の入
力側には光受信GbE信号としてフレーム間ギャップ
(IFG)に制御情報符号セットが挿入されている。光
ファイバケーブル5の出力側には光送信GbE信号とし
てフレーム間ギャップ(IFG)に監視情報符号セッ
ト、符号誤り情報符号セットが挿入されている。電気信
号処理部4f、電力蓄積部17には動作時に定電圧+5
Vが供給される。その他の動作は先に説明した図6の場
合と同様であるので説明を省略する。
【0067】図15は本発明の実施の形態の第5の例の
電気信号処理部(4d)の構成を示している。この構成
は先に説明した実施の形態の第4の例の電気信号処理部
の構成にREI、GbEを適用したものである。同図に
おいて数字符号8は制御情報符号セット読取部、9は監
視情報符号セット挿入部、10aはモジュール信号処理
部を表している。
【0068】また、18は電源断符号列出力部、19は
電源電圧監視部、25a、25bはクロック付替部、5
0a、50bはクロック再生部、51a、51bはコン
マ検出並列化部、7a、7cは変換部、52は符号誤り
検出部、53a、53bは直列化部、54a、54bは
クロック逓倍部、55は信号折り返し制御部、56は1
25MHz付替えクロック生成部、57は符号誤り情報
符号セット挿入部を表している。
【0069】クロック再生部50aは電気受信GbE信
号から125GHzクロックを再生し、これをコンマ検
出並列化部51aに供給する。コンマ検出並列化部51
aは受信GbE符号列と125MHzクロックを出力
し、これを制御情報符号セット読取部8に入力する。
【0070】クロック付替部25aはクロックが付替え
られた受信GbE符号列を直列化部53aに入力し、1
25MHz付替えクロックを直列化部53aとクロック
逓倍部54aに入力する。クロック再生部50bは12
5GHzクロックを再生し、コンマ検出並列化部51b
に供給する。コンマ検出並列化部51bは125MHz
クロックと送信GbE符号列をクロック付替部25bに
入力する。
【0071】クロック付替部25bは125MHz付替
えクロックと、クロックが付替えられた送信GbE符号
列を符号誤り情報符号セット挿入部57に入力する。ク
ロック逓倍部54bは125MHz付替えクロックを逓
倍して125GHz逓倍クロックとして直列化部53b
に供給する。その他の動作は先に説明した図10の場合
と同様であるので説明を省略する。
【0072】
【発明の効果】請求項1あるいは請求項6の発明によれ
ば、遠隔のパケット処理装置に接続された本発明を適用
した光送受信モジュールに向けて、制御情報を符号化し
た制御情報符号セットをパケット信号に挿入して送信す
ることにより、光送受信モジュールにおいて制御情報に
応じた制御が可能となる。
【0073】すなわち、パケット処理装置に依存せず光
送受信モジュールの遠隔制御が可能となる。これによ
り、光送受信モジュールとパケット処理装置との接続点
を管理分界点とすることが可能となる。例えば、パケッ
ト通信サービスを提供者側の管理対象を光送受信モジュ
ールまでと限定し、パケット処理装置の管理をパケット
通信サービス利用者側に任せることができる。
【0074】これにより、従来一体として管理する必要
があったパケット処理装置に対する、複雑な管理を行な
う必要がなくなり、管理コストを低減することが可能と
なる。さらに、パケット通信サービス利用者によるパケ
ット処理装置選択の自由度が高くなるため、パケット通
信サービス利用者側のネットワーク環境に応じた装置選
択が可能となる。
【0075】遠隔監視によって該当モジュールの受信状
態を知ることが可能であり、通信障害が発生した場合に
その障害発生箇所の推定に利用することができる。ま
た、モジュール内で生成した監視情報送信タイミングで
監視情報符号セットが送信されるため、受信した信号に
含まれる監視情報符号セットを検出することによって、
そのモジュールが正常動作しているかどうかを確認する
ことができる。これにより、障害発生時に遠隔のパケッ
ト処理装置まで出向かずとも、その原因を調査すること
が可能となり、管理コストを低減することができる。
【0076】本発明の遠隔制御監視機能を実現するため
の処理は、パケット処理よりも低レベルの符号セットの
処理であるため、従来のパケット処理装置の遠隔制御監
視機能を実現するためパケット処理回路よりも、小規模
かつ低消費電力の符号セット処理回路で実現することが
できる。
【0077】これにより、従来の光送受信モジュールの
規格内に遠隔制御監視機能を収めることが可能となる。
このため、光送受信モジュールをパケット処理装置から
分離可能とする従来からの機構を利用し、光送受信モジ
ュールを、本発明適用の光送受信モジュールに交換する
ことによって、従来のパケット通信システムに、遠隔制
御監視機能を追加することが可能となる。これにより、
既存のパケット処理装置を変更することなく、容易に遠
隔制御監視機能の追加ができる。
【0078】請求項2あるいは請求項7の発明によれ
ば、遠隔のパケット処理装置に接続された本発明を適用
した光送受信モジュールに向けて、パケット折返し要求
を示す制御情報を符号化した制御情報符号セットをパケ
ット信号に挿入して送信することにより、光送受信モジ
ュールにおいて遠隔からのループバック試験が可能とな
る。
【0079】従来は、パケット処理装置が有するループ
バック機能によってループバック試験を実施していたた
め、光送受信モジュールの試験とパケット処理装置の試
験を分離することができなかったが、本発明の適用によ
り分離することが可能となり、光送受信モジュールとパ
ケット処理装置との接続点を管理分界点とするときに有
効な試験方法を実現できる。
【0080】請求項3あるいは請求項8の発明によれ
ば、光送受信モジュールが電源電圧を監視し、一定電圧
を下回ったとき、電力蓄積部に蓄えられた電力を用いて
電源断信号を送信することにより、遠隔において光送受
信モジュールの電源断を検知することが可能となる。
【0081】これにより、パケット処理装置の電源断ま
たは光送受信モジュールのパケット処理装置からの取り
外しによって発生した通信障害と、他の原因によって発
生した通信障害とを区別することができ、障害発生時に
遠隔のパケット処理装置まで出向かずとも、その原因を
調査することが可能となり、管理コストを低減すること
ができる。
【0082】請求項4あるいは請求項9の発明によれ
ば、光送受信モジュールが、受信FIFOバッファと送
信FIFOバッファとクロック発生源を有し、光送受信
モジュールが入力するパケット信号(受信したパケット
信号やパケット処理装置から入力されたパケッ卜信号)
のクロックを、クロック発生源が生成したクロックに付
け替える。
【0083】これにより、光送受信モジュールに入力さ
れたパケット信号のクロック品質に依存せず、光送受信
モジュールから出力されるパケット信号(送信するパケ
ット信号やパケット処理装置に出力するパケット信号)
のクロック品質を保証することが可能となる。これによ
り、光送受信モジュールとパケット処理装置との接続点
を管理分界点とするとき、ー方の管理区間での障害を他
方の管理区間に伝達しないため、管理が容易になる。
【0084】請求項5あるいは請求項10の発明によれ
ば、光送受信モジュールが、受信したパケット信号の符
号誤りを検出し個数を集計し符号誤り情報符号セットに
符号化し、パケット信号に挿入して送信するため、この
信号に含まれる符号誤り情報符号セットを読み取ること
によって、光送受信モジュールが受信した信号の符号誤
り率を検知することが可能であり、遠隔から、伝送品質
の監視を常時行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の第1の例を示す図であ
る。
【図2】本発明の実施の形態の第1の例の電気信号処理
部を示す図である。
【図3】光送受信モジュールの通信例を示す図である。
【図4】本発明の実施の形態の第2の例の電気信号処理
部を示す図である。
【図5】本発明の実施の形態の第2の例における光送受
信モジュールの通信の例を示す図である。
【図6】本発明の実施の形態の第3の例の光送受信モジ
ュールの接続形態を示す図である。
【図7】本発明の実施の形態の第3の例の電気信号処理
部を示す図である。
【図8】本発明の実施の形態の第3の例の電力蓄積部を
示す図である。
【図9】本発明の実施の形態の第3の例の光送受信モジ
ュールの送信信号を示す図である。
【図10】本発明の実施の形態の第4の例の電気信号処
理部を示す図である。
【図11】本発明の実施の形態の第4の例のクロック付
替部を示す図である。
【図12】本発明の実施の形態の第4の例のクロック付
替部の動作を示す流れ図である。
【図13】本発明の実施の形態の第5の例を示す図であ
る。
【図14】本発明の実施の形態の第5の例の光送受信用
GBICモジュールの接続形態を示す図である。
【図15】本発明の実施の形態の第5の例の電気信号処
理部を示す図である。
【図16】従来のIEEE802.3z規格の信号を利用したアク
セスネットワークの構成の例を示す図である。
【図17】従来の光送受信用GBICモジュールの接続
形態の例を示す図である。
【符号の説明】
1 光送受信モジュールまたは光送受信装置 2 パケット処理装置 3 3aは光送受信部 4、4a〜4d 電気信号処理部 5 光ファイバケーブル 5a、5b 光ファイバケーブルコネクタ 6a、6b 符号列化部 7a、7b 変換部 8 制御情報符号セット読取部 9 は監視情報符号セット挿入部 10はモジュール信号処理部、 11a〜11c、13a〜13c、14a、14b
制御情報符号セット 12a、12b15a〜15c、16a、16b、23
a〜23c 監視情報符号セット 17 電力蓄積部 18 電源断符号列出力部 19 電源電圧監視部 21 コンデンサ 22 レギュレータ 24 付替えクロック生成部 25a、25b クロック付替部 26 デスタッフ部 27 FIFOバッファ 28 スタッフ部 31 広域ネットワーク 32 パケット通信サービス提供者側の局舎 33 IEEE802.3z規格の信号を用いる局内装置 34 アクセスネットワーク管理用端末 35a〜35c 光ファイバケーブル 36 アクセスネットワーク 37a〜37c パケット通信サービス利用者側の局
舎 38 GBICモジュール 39 GBICモジュール用スロット 40 IEEE802.3z規格の信号を用いる宅内装置 41 宅内LAN 45 光送受信部 50a、50b クロック再生部 51a、51b コンマ検出並列化部 7a、7c 変換部 52 符号誤り検出部 53a、53b 直列化部 54a、54b クロック逓倍部 55 信号折り返し制御部 56 125MHz付替えクロック生成部 57 符号誤り情報符号セット挿入部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パケット処理装置と光ファイバケーブル
    との間に位置して、パケット処理装置が電力を供給する
    とき、光ファイバケーブルから入力された光受信パケッ
    ト信号を受信し、電気受信パケット信号に変換してパケ
    ット処理装置に出力し、 パケット処理装置からの電気送信パケット信号を光送信
    パケット信号に変換して光ファイバケーブルに出力する
    ことによって送信する光送受信モジュールにおける光送
    受信方法であって、 光送受信モジュールは、光送受信部と電気信号処理部と
    を有し、 光送受信部は、 光ファイバケーブルから入力された光受信パケット信号
    を電気受信パケット信号に変換して、該電気受信パケッ
    ト信号と光受信パケット信号の受信状態を示す受信状態
    信号を、電気信号処理部に出力すると共に、電気信号処
    理部から入力された電気送信パケット信号を光送信パケ
    ット信号に変換して光ファイバケーブルに出力し、 電気信号処理部は、 電気受信パケット信号から制御情報符号セットを読み取
    り、該制御情報符号セットを復号した制御情報に応じ
    て、光送受信モジュール制御処理を行い、 電気受信パケット信号をパケット処理装置に出力し、 監視情報送信タイミングを生成し、該監視情報送信タイ
    ミングに応じて、電気送信パケット信号に受信状態を含
    む光送受信モジュール監視情報を符号化した監視情報符
    号セットを挿入して、電気送信パケット信号を光送受信
    部に出力することを特徴とする光送受信方法。
  2. 【請求項2】 電気信号処理部が、 制御情報符号セットを復号して得られた制御情報がパケ
    ット折返し要求を示すとき、電気受信パケット信号に対
    して、監視情報送信処理を行うと共に、電気送信パケッ
    ト信号として光送受信部に出力するパケット折返し制御
    を行い、 光送受信モジュール監視情報は、パケット折返し制御を
    実施中か否かを示すパケット折返し状態を含む請求項1
    記載の光送受信方法。
  3. 【請求項3】 光送受信モジュールは電力蓄積部を有
    し、 電気信号処理部は、 パケット処理装置から供給される電源電圧Vsを監視
    し、電圧Vsが電圧Vtより低くなったとき、電源断信
    号を電気送信パケット信号として光送受信部に出力す
    る、電源断処理を行い、 電力蓄積部は、 パケット処理装置から供給される電力を蓄積し、電圧V
    sが電圧Vtより低くなってから電源断信号送信時間の
    間、光送受部と電気信号処理部が消費する電力を供給す
    る請求項1または請求項2記載の光送受信方法。
  4. 【請求項4】 電気信号処理部は、 受信FIFOバッファと送信FIFOバッファとクロッ
    ク発生源を有し、電気受信パケット信号を受信FIFO
    バッファに入力し、受信FIFOバッファの出力を、ク
    ロック発生源が出力する付替クロックに同期して、パケ
    ット処理装置に出力し、 受信FIFOバッファの蓄積量がSmax を超え、電気受
    信パケット信号にアイドル符号セットが含まれるとき、
    このアイドル符号セットを破棄し、 受信FIFOバッファの蓄積量がSmin を下回り、電気
    受信パケット信号にアイドル符号セットが含まれると
    き、その直前もしくは直後にアイドル符号セットを挿入
    し、電気送信パケット信号を送信FIFOバッファに入
    力し、送信FIFOバッファの出力を、クロック発生源
    が出力する付替クロックに同期して、光送受信部に出力
    し、 送信FIFOバッファの蓄積量がSmax を超え、電気送
    信パケット信号にアイドル符号セットが含まれるとき、
    このアイドル符号セットを破棄し、 送信FIFOバッファの蓄積量がSmin を下回り、電気
    送信パケット信号にアイドル符号セットが含まれると
    き、その直前もしくは直後にアイドル符号セットを挿入
    する請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の光送受
    信方法。
  5. 【請求項5】 電気信号処理部は、 符号誤り情報送信タイミングを生成する符号誤り情報送
    信タイミング生成処理を行い、 電気受信パケット信号の符号誤りを検出して個数を集計
    し、符号誤り情報送信タイミングに応じて、電気送信パ
    ケット信号に集計した符号誤り個数を符号化した符号誤
    り情報符号セットを挿入する請求項1〜請求項4のいず
    れか1項に記載の光送受信方法。
  6. 【請求項6】 パケット処理装置と光ファイバケーブル
    との間に位置して、パケット処理装置が電力を供給する
    とき、 光ファイバケーブルから入力された光受信パケット信号
    を受信し、電気受信パケット信号に変換してパケット処
    理装置に出力し、 パケット処理装置からの電気送信パケット信号を光送信
    パケット信号に変換して光ファイバケーブルに出力する
    ことによって送信する光送受信装置であって、 光送受信装置は、光送受信部と電気信号処理部とを有し
    て成り、 光送受信部は、光ファイバケーブルから入力された光受
    信パケット信号を電気受信パケット信号に変換して、電
    気信号処理部に出力すると共に、光受信パケット信号の
    受信状態を示す受信状態信号を電気信号処理部に出力す
    る手段と、 電気信号処理部から入力された電気送信パケット信号を
    光送信パケット信号に変換して光ファイバケーブルに出
    力する手段とを有し、 電気信号処理部は、 電気受信パケット信号から制御情報符号セットを読み取
    る、制御情報受信処理手段と、 前記制御情報符号セットを復号した制御情報に応じて、
    光送受信モジュール制御処理を行う手段と、 電気受信パケット信号をパケット処理装置に出力する手
    段と、 監視情報送信タイミングを生成する、監視情報送信タイ
    ミング生成処理手段と、 該監視情報送信タイミングに応じて、電気送信パケット
    信号に受信状態を含む光送受信モジュール監視情報を符
    号化した監視情報符号セットを挿入する監視情報送信処
    理を行う手段と、 電気送信パケット信号を光送受信部に出力する手段とを
    設けたことを特徴とする光送受信装置。
  7. 【請求項7】 電気信号処理部は、 制御情報符号セットを復号して得られた制御情報がパケ
    ット折返し要求を示すとき、電気受信パケット信号に対
    して、監視情報送信処理を行い、電気送信パケット信号
    として光送受信部に出力する、パケット折返し制御を行
    う手段を有し、 光送受信モジュール監視情報は、パケット折返し制御を
    実施中か否かを示すパケット折返し状態を含む請求項6
    記載の光送受信装置。
  8. 【請求項8】 電力蓄積部を有し、 電気信号処理部は、 パケット処理装置から供給される電源電圧Vsを監視
    し、電圧Vsが電圧Vtより低くなったとき、電源断信
    号を電気送信パケット信号として光送受信部に出力す
    る、電源断処理を行う手段を有し、 電力蓄積部は、 パケット処理装置から供給される電力を蓄積し、電圧V
    sが電圧Vtより低くなってから電源断信号送信時間の
    間、光送受信部と電気信号処理部が消費する電力を供給
    する手段を有する請求項6または請求項7の光送受信装
    置。
  9. 【請求項9】 電気信号処理部は、 受信FIFOバッファと送信FIFOバッファとクロッ
    ク発生源を有し、 電気受信パケット信号を受信FIFOバッファに入力
    し、受信FIFOバッファの出力を、クロック発生源が
    出力する付替クロックに同期して、パケット処理装置に
    出力し、 受信FIFOバッファの蓄積量がSmax を超え、電気受
    信パケット信号にアイドル符号セットが含まれるとき、
    このアイドル符号セットを破棄し、 受信FIFOバッファの蓄積量がSmin を下回り、電気
    受信パケット信号にアイドル符号セットが含まれると
    き、その直前もしくは直後にアイドル符号セットを挿入
    し、 電気送信パケット信号を送信FIFOバッファに入力
    し、送信FIFOバッファの出力を、クロック発生源が
    出力する付替クロックに同期して、光送受信部に出力
    し、 送信FIFOバッファの蓄積量がSmax を超え、電気送
    信パケット信号にアイドル符号セットが含まれるとき、
    このアイドル符号セットを破棄し、 送信FIFOバッファの蓄積量がSmin を下回り、電気
    送信パケット信号にアイドル符号セットが含まれると
    き、その直前もしくは直後にアイドル符号セットを挿入
    する手段を有する請求項6〜8のいずれか1項に記載の
    光送受信装置。
  10. 【請求項10】 電気信号処理部は、 符号誤り情報送信タイミングを生成する符号誤り情報送
    信タイミング生成処理を行い、 電気受信パケット信号の符号誤りを検出して個数を集計
    し、符号誤り情報送信タイミングに応じて、電気送信パ
    ケット信号に集計した符号誤り個数を符号化した符号誤
    り情報符号セットを挿入する手段を有する請求項6〜請
    求項9のいずれか1項に記載の光送受信装置。
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