JP3680959B2 - パターンチェッカ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ホログラムを用いて例えば紙幣の鑑別や判別等を行なうパターンチェッカに関する。
【0002】
【従来の技術】
ホログラムを用いたパターンチェッカ自体は、公知である。
すなわち、ホログラフィの原理は図5(a)に示すように、光源Sとパターンgの光干渉像をホログラムHに記録し、同(b)のように光源Sで照射することでパターンgを再生し、同(c)のようにパターンgを照射することで点像を再生し得るようにしたものである。
したがって、パターンを電気的に読み取って直列処理するものに比べて並列処理が可能となり、高速化が可能になるという利点を有している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このようなパターンチェッカを紙幣の鑑別装置として使用する場合、平面上の紙幣等の左右方向については例えばそれぞれmmオーダ、また、回転角度は度オーダの変動が許容されるが、この条件を満たすように搬送ガイドに工夫をすることは可能である。
一方、紙幣はその紙面の垂直方向の変動についても留意しなければならない。つまり、紙幣がその紙面と垂直方向にμmオーダであっても変動すると、それと対向配置されたホログラムによる再生像がぼやけてしまい、検出不能になるからである。また、紙幣全体のパターンを1つのホログラムに記録して、これを1つの受光素子で識別しようとすると、受光素子モジュールが大形化するだけでなく、ホログラムと受光素子モジュールとの間の距離(高さ)も大きくなって全体的に大型化するという問題もある。
したがって、この発明の課題は、紙幣の上下方向の変動に対しても検出不能にならないようにするとともに、小形化を図ることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
このような課題を解決するため、請求項1の発明では、被検査体のパターンを光学的に記憶したホログラムを挟み、所定の距離を隔てて光源と受光素子とをそれぞれ配置し、前記被検査体を光源により照射してその透過光を前記ホログラムに当て、このホログラムからの再生光を前記受光素子により受光して被検査体のパターンを検査するパターンチェッカにおいて、前記被検査体とホログラムとの間にスクリーンを介在させ、このスクリーンに投影される被検査体の透過光パターンをホログラムに与えることを特徴としている。
この請求項1の発明では、前記受光素子を被検査体の搬送方向に長くし、光に対する応答遅れを補償可能にすることができ(請求項2の発明)、または、前記ホログラムと受光素子を検査領域に応じてそれぞれ複数個に分割し、受光素子出力の並列同時処理と高さ方向寸法の縮小化を可能にすることができる(請求項3の発明)。
【0005】
【発明の実施の形態】
図1はこの発明の実施の形態を示す全体構成図、図2はその断面図、図3は識別部を示す拡大断面図、図4は同じく識別部を示す斜視図である。
図1に示すように、この発明による紙幣鑑別装置は、大別して発光部1と識別部2とから構成される。3は紙幣である。
【0006】
発光部は図1または図2に示すように、光源としての半導体レーザ11と、その光伝播経路としての導光路12などからなり、識別部は図3または図4に示すように、スクリーン21(図3のみ),ホログラムレンズ22,ホログラム(パタンマッチトフィルタ)23、受光素子としてのフォトダイオード24およびデコーダ25(図4のみ)等からなっている。
【0007】
すなわち、この発明の第1の特徴は図3に示すように、スクリーン21を設けた点にある。これにより、紙幣3が上下方向に変動しても、スクリーン21とホログラム23との距離は一定であるので、スクリーン21にはほぼ一定の透過光像が得られ、したがってホログラム23にもほぼ一定の透過光像が与えられることになり、検出不能となることがない。
【0008】
受光素子24は図4のように、ここではそれぞれ長方形に形成されている。これは、紙幣3を搬送しながら或るタイミングで、ホログラム23からの再生光を受光するためには高速性が要求されることになるので、受光素子24の搬送方向の長さを長くすることにより、それ程高速のものでなくても対処し得るようにして、応答の比較的遅い低コストのものを使用できるようにしている。
【0009】
また、受光素子24は図4のように、複数個(ここでは3×4個)を1つのモジュールとして配置しているが、これは、紙幣3の全体を1つの受光素子24で識別すると、受光素子モジュールが大形化し、それに伴ってホログラム23と受光素子モジュールとの間の距離(高さ)も大きくなって全体的に大型化するので、これを回避するためである。なお、各受光素子モジュールからの出力は図4のように各デコーダ25に導かれ、その出力は並列に処理されるので、ホログラムを使用しないこの種の装置に比べて高速化を図ることが可能になるという利点もある。
【0010】
なお、この発明は上述の如き紙幣鑑別の他に、透過光を利用する各種のパターンチェッカについても、同様にして適用することができるのは勿論である。
【0011】
【発明の効果】
この発明によれば、以下のような効果を期待することができる。
請求項1の発明によれば、紙幣等の被検査体が搬送方向の上下に変動した場合でも、安定に検査を行なうことが可能になる。
また、請求項2の発明によれば、それ程高速の応答が可能な受光素子を用いなくても済むので、低コスト化が可能となる。
さらに、請求項3の発明によれば、装置全体の寸法を小さくすることができ、処理の高速化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による実施の形態を示す全体構成図である。
【図2】図1の断面図である。
【図3】識別部を示す部分拡大図である。
【図4】識別部を示す斜視図である。
【図5】ホログラフィの原理説明図である。
【符号の説明】
1…発光部、2…識別部、11…光源(半導体レーザ)、12…導光路、21…スクリーン、22…ホログラムレンズ、23…ホログラム(パタンマッチトフィルタ)、24…フォトダイオード(受光素子)、25…デコーダ、3…紙幣。

Claims (3)

  1. 被検査体のパターンを光学的に記憶したホログラムを挟み、所定の距離を隔てて光源と受光素子とをそれぞれ配置し、前記被検査体を光源により照射してその透過光を前記ホログラムに当て、このホログラムからの再生光を前記受光素子により受光して被検査体のパターンを検査するパターンチェッカにおいて、
    前記被検査体とホログラムとの間にスクリーンを介在させ、このスクリーンに投影される被検査体の透過光パターンをホログラムに与えることを特徴とするパターンチェッカ。
  2. 前記受光素子を被検査体の搬送方向に長くし、光に対する応答遅れを補償可能にしてなることを特徴とする請求項1に記載のパターンチェッカ。
  3. 前記ホログラムと受光素子を検査領域に応じてそれぞれ複数個に分割し、受光素子出力の並列同時処理と高さ方向寸法の縮小化を可能にしてなることを特徴とする請求項1に記載のパターンチェッカ。
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