JP3679007B2 - 水槽式植木鉢の水位制御装置 - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は一種の水槽式植木鉢の水位制御装置に関する。特に一種の花木の栽培、小型観賞魚の飼育が同時に可能である植木鉢で、花木への自動給水、適量の水量制御の機能を具え、これにより植木鉢は同時に多方面の機能を具えることとなり、生き生きと活発になり、花木は水分過多、或いは不足により損害を受けることはなくなり、人手による水遣りが不用となる等の実用の利益、効果を具えた水槽式植木鉢の水位制御装置に係る。
【0002】
【従来の技術】
公知の植木鉢は、花を植え、花を観賞するための単純なもので、他には特別の機能はなかった。
該公知の「花を植える機能の植木鉢」とは、主に単純な鉢体で、花や木をその中に植え、適当に水遣りをする必要があった。しかし、花木の水遣りについては、しばしば遣り過ぎ、或いは水量不足、或いは長い間水遣りを忘れる等の問題が生じ、その結果、花木の成長不良、枯れ、根腐れ等の恐れがある。
また、水遣りが多すぎれば溢れ出し、地面が濡れ滑り易くなる、或いはテーブル上に置いていた場合には、他の本や書類等が濡れてしまい処理が面倒である。いくらか進歩したと言える植木鉢は、図1が示すように、内、外体2、1を合せ一体の鉢体を構成する。該内、外体2、1間には貯水空間Hが存在し、該内体2底部には通孔を設置し、吸水スポンジ3(或いは他の吸水材料)を組合せ、該貯水空間Hと連通する。これにより、該吸水スポンジ3は該貯水空間H中の水を吸い取ることができる。鉢内の土は該吸水スポンジ3に接しているため、該吸水スポンジ3の水は鉢内の土を湿らせ、花木への水遣りの目的を達成する。
【0003】
しかし、上記構造には下記の欠点が存する。
鉢内の土は、直接、該吸水スポンジ3(或いは吸水材料)に接しているため、花木の根の吸水量にかかわらず、鉢内の土は随時、水を吸収していることとなる。これでは鉢内の土の水分が多くなり過ぎ、花木にとっては望ましくない。さらに、該方法では適当な吸水量を制御不能である。
また、一定期間の使用後は、該吸水スポンジ3(或いは吸水材料)は必ず変質、腐乱し、吸水性低下を招き、鉢内の土に提供する水量が不足となる。これでは、花木への給水量も不足し、花木の枯死を招く。さらに、良好な成長のためには、花木の根の底部は、通気が良い状態でなければならないが、図1の構造では、通気孔の設置には適合せず、花木の寿命を短くしてしまう。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記公知構造の欠点を解決するため、本発明は水槽式植木鉢の水位制御装置の提供を課題とする。
それは、花木を栽培し、観賞する機能の他に、小型観賞魚の飼育が可能で、
小型観賞魚が鉢に沿って悠然と泳ぐ姿を観賞することができ、植木鉢は一層生き生きと活発になり、特殊な感覚を具えることとなる。
またそれは、水位制御装置を設置し、小型観賞魚を入れる空間中の水は、内体中の水が花木の根により吸収され、水量が減少すると、自動的に適量が内体中に給水され、人手による水遣りが不用となり、花木に正確に給水可能で、水分過多、或いは不足により、花木が損害を受けることはなくなり、また、水が溢れ出し周囲を濡らしてしまう等の問題も発生しない。
さらにそれは、内、外体は組み立て式であるため、外の空気と通じる通管、通気孔を具えた桟板を設置可能で、土は空気を通すことができるため、花木の根には通気不良の問題は発生せず、花木の生育条件に影響は及ばない。
加えてそれは、内体周辺の延伸片は通孔を形成し、貯水飼育空間と直通し、水を補充可能であるばかりでなく、貯水飼育空間と空気を流通させることができ、魚は酸素不足に陥らず、或いは該通孔より空気ポンプのチューブを挿入し空気を注入することもできる。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明は下記の水槽式植木鉢の水位制御装置を提供する。
それは主に外体、内体、桟板により構成する。
該外体と該内体底部には貫通した通管を設置し、相互に組み合わさり一体を形成する。該桟板には、一面に通気孔を敷設し、下方に向け陥没した下延伸空間を設置する。底面には底空間を形成し、該下延伸空間には流通孔を設置し、該底空間と連通し、該桟板は該内体底部に装置する。該外体は透明で、上方周囲には水平に延伸する延伸片を一体に設置する。同様に、該内体上方周囲にも水平に延伸する延伸片を一体に設置し、またカギ状の嵌合片を形成し、これにより、該外体の延伸片と嵌合し一体となる。
該外体と該内体間には比較的幅の広い貯水飼育空間を形成し、該内体の延伸片には貫通状の通孔を設置し、該貯水飼育空間と連通する。該内体底部には貫通状の通管を設置し、該外体の通管と嵌合し一体となり、その高度は該内体内の水位より高いため、外部の空気は該内体内に流通可能である。該内体底部には貫通状の連通管を設置し、該外体及び該内体間に形成する該貯水飼育空間に連通し、該連通管には制御部品を装置する。
該制御部品は軟性チューブで、その一端にはジョイントを設置し、該連通管と組合せ一体を成す。反対端にはフロートを設置し、該軟性チューブは上端面において、切れ目を形成する。水位が下降すると該フロートも下降し、該軟性チューブは該切れ目を境に後段が下方に湾曲し、該切れ目は展開状態を呈する。これにより、該貯水飼育空間の水は、該内体底空間中に進入し、水位が該軟性チューブの設定高度に達した時、該フロートもまた同時に上昇し、該切れ目の孔側壁が合わさり、該切れ目から水が出ない状態を形成するまで、下方に湾曲した該軟性チューブの後段もまた上昇する。こうして、設定水位に応じて止水し、花木の栽培と小型観賞魚の飼育、花木に対する適量の自動給水を達成する。
【0006】
【発明の実施の形態】
図2、3、4、5が示すように、本発明は主に外体10、内体20、桟板30により構成する。
該外体10と該内体20底部には貫通した通管11、21を設置し、相互に組み合わさり一体を形成する。
該桟板30には、一面に通気孔31を敷設し、下方に向け陥没した下延伸空間32を設置する。底面には底空間H2を形成し、該下延伸空間32には流通孔33を設置し、該底空間H2と連通する。該桟板30は該内体20底部に装置する。
該外体10は透明で、上方周囲には水平に延伸する延伸片12を一体に設置する。同様に、該内体20上方周囲にも水平に延伸する延伸片22を一体に設置し、またカギ状の嵌合片220を形成する。これにより、該外体10の延伸片12と嵌合し一体となる。
該外体10と該内体20間には比較的幅の広い貯水飼育空間H1を形成し、該内体20の延伸片22には貫通状の通孔23を設置し、該貯水飼育空間H1と連通する。
該内体20底部には貫通状の通管21を設置し、該外体10の通管11と嵌合し一体となる。その高度は該内体20内の水位より高いため、外部の空気は該内体20内に流通可能である。
【0007】
さらに、該内体20底部には貫通状の連通管210を設置し、該外体10及び該内体20間に形成する該貯水飼育空間H1に連通する。該連通管210には制御部品を装置する。
該制御部品は軟性チューブ50で、その一端にはジョイント53を設置し、該連通管210と組合せ一体を成し、反対端にはフロート52を設置する。該軟性チューブ50は上端面において、切れ目51を形成する。
このため、水位が下降すると該フロート52も下降し、該軟性チューブ50は該切れ目51を境に後段が下方に湾曲し、該切れ目51は展開状態を呈する。これにより、該貯水飼育空間H1の水は、該内体20底空間H2中に進入する。水位が該軟性チューブ50の設定高度に達した時、該フロート52もまた同時に上昇し、該切れ目51の孔側壁が合わさり、該切れ目51から水が出ない状態を形成するまで、下方に湾曲した該軟性チューブ50の後段もまた上昇する。こうして、設定水位に応じて止水する。
【0008】
次に図5が示すように、該内体20中には桟板30を設置し、その上方には土を入れ、花木の栽培に供する。その下方は、底上げし底空間H2を形成する。
該底空間H2中の該軟性チューブ50の高度は該通管21より低く、該通管21は該桟板30より低いため、該内体20は該桟板30により隔てられた該底空間H2中において、半分は水を満たし、半分は空気を満たす状態を呈する。また、該桟板30の下延伸空間32は流通孔33を具え、水を流入させ土に吸収させ、延いては花木の根の使用に供することができる。さらに、該桟板30には通気孔31も設置し、該内、外体20、10にも通管21、11を設置するため、外の空気は鉢内、土、植えられている花木の根に流通し、通気不良の問題は発生しない。即ち、本発明の鉢は貯水、自動給水の機能を具えるが、花木の根の通気には、一切影響しない。
【0009】
次に図2が示すように、本発明の貯水飼育空間H1には小型観賞魚を入れることができる。
即ち、該内、外体20、10は嵌合、組合せ体であるため、必要に応じて分解可能であり、該外体10に該内体20を未嵌合時に、小型観賞魚を該貯水飼育空間H1に入れ、その後新たに該内体20を嵌合し、一体を成す。該貯水飼育空間H1は独立貯水が可能であるため、小型観賞魚は内部で自由に泳ぎ回ることができる。しかも、鉢の形に応じて泳ぐため、植木鉢は一層、生き生きと生命力に溢れ、特殊な雰囲気を醸し出す。
通気、えさ遣りについては、該通孔23よりこれを行うが、必要に応じて、移動式の小型空気ポンプMのチューブを、該通孔23に挿入し、該貯水飼育空間H1の水に酸素を補給する。
【0010】
さらに図6、7が示すように、該内体20と該桟板30間の底空間H2の水が、花木に吸収され減少した時、該フロート52は下降する。その重量により、該軟性チューブ50の該切れ目51を境には下方に湾曲し、該切れ目51は展開状態を呈する。こうして、水は該切れ目51より滲出し、該貯水飼育空間H1の水は、該連通管210、ジョイント53により該底空間H2中に送られる。これにより、徐々に水位は上昇し、該フロート52も上昇し、さらには該軟性チューブ50も連動され上昇する。 図7が示すように、水位が設定高度に至ると、該軟性チューブ50は、該切れ目51を閉鎖し密閉状態とする。こうして止水の目的を達成する。
本発明が利用する「フロート52」、「水浮力」は、一種の「上、下動作開閉」の効果に類似し、下降時には、該切れ目51は展開し、上昇時には、該切れ目51は閉鎖し密合状態とする。こうして、入水、止水制御の機能を達成する。
【0011】
水の浮力は、該フロート52に対して「上向きの作用力」を生み出し、該軟性チューブ50は該切れ目51の一端から上向きの作動力を発生する。この作動力は、「切れ目51を、一定角度展開させ、閉じさせる」力で、該切れ目51を封鎖させ、排水不能とする。反対に、水位が下降すると、フロート52もまた下降し、該切れ目51を展開させる。これにより、水は排出され、底空間H2に進入する。こうして、設定水位は正確に制御される。
【0012】
本発明の「水位制御」部品、装置は下記の長所を具える。
先ず、ジョイント53、軟性チューブ50、フロート52の水を制御する目的、部品、構造はシンプルでコストが低廉である。
また、使用時には、該ジョイント53を該内体20の連通管210に嵌設するだけで良い。この種の設計は、内体空間を占拠しないばかりでなく、製造、運搬、販売の過程において、鉢体の相互積み重ねに影響せず、この点では公知の植木鉢と何ら差異はない。さらに、体積も増大した訳ではなく、洗浄、整備、使用、組み立て解体共に非常に便利である。
軟性チューブ50、及び切れ目51を水位感知に設定することにより、展開、封鎖の動作が起こるが、その感応は極めて敏感、精確で、水位は確実に花木の吸水量に応じて制御される。
また、軟性チューブ50の高度は該内、外体20、10の通管21、11より低いため、該底空間H2の水位高度は、当然、該通管21、11より低く、よって外の空気は花木の根に流通し(桟板30、及びその通気孔31、流通孔33を通して通気する)、軟性チューブ50が水を制御することによる影響はない。
一方、本発明の該外体10は不透明とすることもできる。
【0013】
【発明の効果】
本発明は花木を栽培し、観賞する機能の他に、小型観賞魚の飼育が可能で、
小型観賞魚が鉢に沿って悠然と泳ぐ姿を観賞することができる。これにより、植木鉢は一層生き生きと活発になり、特殊な感覚を具えることとなる。また、水位制御装置を設置するため、内体中の水が花木の根により吸収され、水量が減少すると、小型観賞魚を入れる空間中の水より自動的に適量が内体中に給水される。こうして、人手による水遣りを不要とし、花木に正確に給水可能で、水分過多、或いは不足により、花木が損害を受けることはなくなり、また、水が溢れ出し周囲を濡らしてしまう等の問題も発生しない。さらに、内、外体は組み立て式であるため、外の空気と通じる通管、通気孔を具えた桟板を設置可能で、土は空気を通すことができるため、花木の根には通気不良の問題は発生せず、花木の生育条件に影響は及ばない。加えて、内体周辺の延伸片は通孔を形成し、貯水飼育空間と直通し、水を補充可能であるばかりでなく、貯水飼育空間と空気を流通させることができ、魚は酸素不足に陥らず、或いは該通孔より空気ポンプのチューブを挿入し空気を注入することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】公知構造の断面図である。
【図2】本発明の立体外観図である。
【図3】本発明の立体分解及び局部断面図である。
【図4】本発明水位制御部品の立体分解図である。
【図5】本発明の組合せ断面図である。
【図6】本発明構造の内体に水を補給する状態を示す断面指示図である。
【図7】本発明構造の内体が満水となり、給水を呈しする状態を示す断面指示図である。
【符号の説明】
1 外体
10 外体
11 通管
2 内体
20 内体
21 通管
210 連通管
22 延伸片
220 嵌合片
23 通孔
3 吸水スポンジ
30 桟板
31 通気孔
32 下延伸空間
33 流通孔
50 軟性チューブ
51 切れ目
52 フロート
53 ジョイント
H 貯水空間
H1 貯水飼育空間
H2 底空間
【発明の属する技術分野】
本発明は一種の水槽式植木鉢の水位制御装置に関する。特に一種の花木の栽培、小型観賞魚の飼育が同時に可能である植木鉢で、花木への自動給水、適量の水量制御の機能を具え、これにより植木鉢は同時に多方面の機能を具えることとなり、生き生きと活発になり、花木は水分過多、或いは不足により損害を受けることはなくなり、人手による水遣りが不用となる等の実用の利益、効果を具えた水槽式植木鉢の水位制御装置に係る。
【0002】
【従来の技術】
公知の植木鉢は、花を植え、花を観賞するための単純なもので、他には特別の機能はなかった。
該公知の「花を植える機能の植木鉢」とは、主に単純な鉢体で、花や木をその中に植え、適当に水遣りをする必要があった。しかし、花木の水遣りについては、しばしば遣り過ぎ、或いは水量不足、或いは長い間水遣りを忘れる等の問題が生じ、その結果、花木の成長不良、枯れ、根腐れ等の恐れがある。
また、水遣りが多すぎれば溢れ出し、地面が濡れ滑り易くなる、或いはテーブル上に置いていた場合には、他の本や書類等が濡れてしまい処理が面倒である。いくらか進歩したと言える植木鉢は、図1が示すように、内、外体2、1を合せ一体の鉢体を構成する。該内、外体2、1間には貯水空間Hが存在し、該内体2底部には通孔を設置し、吸水スポンジ3(或いは他の吸水材料)を組合せ、該貯水空間Hと連通する。これにより、該吸水スポンジ3は該貯水空間H中の水を吸い取ることができる。鉢内の土は該吸水スポンジ3に接しているため、該吸水スポンジ3の水は鉢内の土を湿らせ、花木への水遣りの目的を達成する。
【0003】
しかし、上記構造には下記の欠点が存する。
鉢内の土は、直接、該吸水スポンジ3(或いは吸水材料)に接しているため、花木の根の吸水量にかかわらず、鉢内の土は随時、水を吸収していることとなる。これでは鉢内の土の水分が多くなり過ぎ、花木にとっては望ましくない。さらに、該方法では適当な吸水量を制御不能である。
また、一定期間の使用後は、該吸水スポンジ3(或いは吸水材料)は必ず変質、腐乱し、吸水性低下を招き、鉢内の土に提供する水量が不足となる。これでは、花木への給水量も不足し、花木の枯死を招く。さらに、良好な成長のためには、花木の根の底部は、通気が良い状態でなければならないが、図1の構造では、通気孔の設置には適合せず、花木の寿命を短くしてしまう。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記公知構造の欠点を解決するため、本発明は水槽式植木鉢の水位制御装置の提供を課題とする。
それは、花木を栽培し、観賞する機能の他に、小型観賞魚の飼育が可能で、
小型観賞魚が鉢に沿って悠然と泳ぐ姿を観賞することができ、植木鉢は一層生き生きと活発になり、特殊な感覚を具えることとなる。
またそれは、水位制御装置を設置し、小型観賞魚を入れる空間中の水は、内体中の水が花木の根により吸収され、水量が減少すると、自動的に適量が内体中に給水され、人手による水遣りが不用となり、花木に正確に給水可能で、水分過多、或いは不足により、花木が損害を受けることはなくなり、また、水が溢れ出し周囲を濡らしてしまう等の問題も発生しない。
さらにそれは、内、外体は組み立て式であるため、外の空気と通じる通管、通気孔を具えた桟板を設置可能で、土は空気を通すことができるため、花木の根には通気不良の問題は発生せず、花木の生育条件に影響は及ばない。
加えてそれは、内体周辺の延伸片は通孔を形成し、貯水飼育空間と直通し、水を補充可能であるばかりでなく、貯水飼育空間と空気を流通させることができ、魚は酸素不足に陥らず、或いは該通孔より空気ポンプのチューブを挿入し空気を注入することもできる。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明は下記の水槽式植木鉢の水位制御装置を提供する。
それは主に外体、内体、桟板により構成する。
該外体と該内体底部には貫通した通管を設置し、相互に組み合わさり一体を形成する。該桟板には、一面に通気孔を敷設し、下方に向け陥没した下延伸空間を設置する。底面には底空間を形成し、該下延伸空間には流通孔を設置し、該底空間と連通し、該桟板は該内体底部に装置する。該外体は透明で、上方周囲には水平に延伸する延伸片を一体に設置する。同様に、該内体上方周囲にも水平に延伸する延伸片を一体に設置し、またカギ状の嵌合片を形成し、これにより、該外体の延伸片と嵌合し一体となる。
該外体と該内体間には比較的幅の広い貯水飼育空間を形成し、該内体の延伸片には貫通状の通孔を設置し、該貯水飼育空間と連通する。該内体底部には貫通状の通管を設置し、該外体の通管と嵌合し一体となり、その高度は該内体内の水位より高いため、外部の空気は該内体内に流通可能である。該内体底部には貫通状の連通管を設置し、該外体及び該内体間に形成する該貯水飼育空間に連通し、該連通管には制御部品を装置する。
該制御部品は軟性チューブで、その一端にはジョイントを設置し、該連通管と組合せ一体を成す。反対端にはフロートを設置し、該軟性チューブは上端面において、切れ目を形成する。水位が下降すると該フロートも下降し、該軟性チューブは該切れ目を境に後段が下方に湾曲し、該切れ目は展開状態を呈する。これにより、該貯水飼育空間の水は、該内体底空間中に進入し、水位が該軟性チューブの設定高度に達した時、該フロートもまた同時に上昇し、該切れ目の孔側壁が合わさり、該切れ目から水が出ない状態を形成するまで、下方に湾曲した該軟性チューブの後段もまた上昇する。こうして、設定水位に応じて止水し、花木の栽培と小型観賞魚の飼育、花木に対する適量の自動給水を達成する。
【0006】
【発明の実施の形態】
図2、3、4、5が示すように、本発明は主に外体10、内体20、桟板30により構成する。
該外体10と該内体20底部には貫通した通管11、21を設置し、相互に組み合わさり一体を形成する。
該桟板30には、一面に通気孔31を敷設し、下方に向け陥没した下延伸空間32を設置する。底面には底空間H2を形成し、該下延伸空間32には流通孔33を設置し、該底空間H2と連通する。該桟板30は該内体20底部に装置する。
該外体10は透明で、上方周囲には水平に延伸する延伸片12を一体に設置する。同様に、該内体20上方周囲にも水平に延伸する延伸片22を一体に設置し、またカギ状の嵌合片220を形成する。これにより、該外体10の延伸片12と嵌合し一体となる。
該外体10と該内体20間には比較的幅の広い貯水飼育空間H1を形成し、該内体20の延伸片22には貫通状の通孔23を設置し、該貯水飼育空間H1と連通する。
該内体20底部には貫通状の通管21を設置し、該外体10の通管11と嵌合し一体となる。その高度は該内体20内の水位より高いため、外部の空気は該内体20内に流通可能である。
【0007】
さらに、該内体20底部には貫通状の連通管210を設置し、該外体10及び該内体20間に形成する該貯水飼育空間H1に連通する。該連通管210には制御部品を装置する。
該制御部品は軟性チューブ50で、その一端にはジョイント53を設置し、該連通管210と組合せ一体を成し、反対端にはフロート52を設置する。該軟性チューブ50は上端面において、切れ目51を形成する。
このため、水位が下降すると該フロート52も下降し、該軟性チューブ50は該切れ目51を境に後段が下方に湾曲し、該切れ目51は展開状態を呈する。これにより、該貯水飼育空間H1の水は、該内体20底空間H2中に進入する。水位が該軟性チューブ50の設定高度に達した時、該フロート52もまた同時に上昇し、該切れ目51の孔側壁が合わさり、該切れ目51から水が出ない状態を形成するまで、下方に湾曲した該軟性チューブ50の後段もまた上昇する。こうして、設定水位に応じて止水する。
【0008】
次に図5が示すように、該内体20中には桟板30を設置し、その上方には土を入れ、花木の栽培に供する。その下方は、底上げし底空間H2を形成する。
該底空間H2中の該軟性チューブ50の高度は該通管21より低く、該通管21は該桟板30より低いため、該内体20は該桟板30により隔てられた該底空間H2中において、半分は水を満たし、半分は空気を満たす状態を呈する。また、該桟板30の下延伸空間32は流通孔33を具え、水を流入させ土に吸収させ、延いては花木の根の使用に供することができる。さらに、該桟板30には通気孔31も設置し、該内、外体20、10にも通管21、11を設置するため、外の空気は鉢内、土、植えられている花木の根に流通し、通気不良の問題は発生しない。即ち、本発明の鉢は貯水、自動給水の機能を具えるが、花木の根の通気には、一切影響しない。
【0009】
次に図2が示すように、本発明の貯水飼育空間H1には小型観賞魚を入れることができる。
即ち、該内、外体20、10は嵌合、組合せ体であるため、必要に応じて分解可能であり、該外体10に該内体20を未嵌合時に、小型観賞魚を該貯水飼育空間H1に入れ、その後新たに該内体20を嵌合し、一体を成す。該貯水飼育空間H1は独立貯水が可能であるため、小型観賞魚は内部で自由に泳ぎ回ることができる。しかも、鉢の形に応じて泳ぐため、植木鉢は一層、生き生きと生命力に溢れ、特殊な雰囲気を醸し出す。
通気、えさ遣りについては、該通孔23よりこれを行うが、必要に応じて、移動式の小型空気ポンプMのチューブを、該通孔23に挿入し、該貯水飼育空間H1の水に酸素を補給する。
【0010】
さらに図6、7が示すように、該内体20と該桟板30間の底空間H2の水が、花木に吸収され減少した時、該フロート52は下降する。その重量により、該軟性チューブ50の該切れ目51を境には下方に湾曲し、該切れ目51は展開状態を呈する。こうして、水は該切れ目51より滲出し、該貯水飼育空間H1の水は、該連通管210、ジョイント53により該底空間H2中に送られる。これにより、徐々に水位は上昇し、該フロート52も上昇し、さらには該軟性チューブ50も連動され上昇する。 図7が示すように、水位が設定高度に至ると、該軟性チューブ50は、該切れ目51を閉鎖し密閉状態とする。こうして止水の目的を達成する。
本発明が利用する「フロート52」、「水浮力」は、一種の「上、下動作開閉」の効果に類似し、下降時には、該切れ目51は展開し、上昇時には、該切れ目51は閉鎖し密合状態とする。こうして、入水、止水制御の機能を達成する。
【0011】
水の浮力は、該フロート52に対して「上向きの作用力」を生み出し、該軟性チューブ50は該切れ目51の一端から上向きの作動力を発生する。この作動力は、「切れ目51を、一定角度展開させ、閉じさせる」力で、該切れ目51を封鎖させ、排水不能とする。反対に、水位が下降すると、フロート52もまた下降し、該切れ目51を展開させる。これにより、水は排出され、底空間H2に進入する。こうして、設定水位は正確に制御される。
【0012】
本発明の「水位制御」部品、装置は下記の長所を具える。
先ず、ジョイント53、軟性チューブ50、フロート52の水を制御する目的、部品、構造はシンプルでコストが低廉である。
また、使用時には、該ジョイント53を該内体20の連通管210に嵌設するだけで良い。この種の設計は、内体空間を占拠しないばかりでなく、製造、運搬、販売の過程において、鉢体の相互積み重ねに影響せず、この点では公知の植木鉢と何ら差異はない。さらに、体積も増大した訳ではなく、洗浄、整備、使用、組み立て解体共に非常に便利である。
軟性チューブ50、及び切れ目51を水位感知に設定することにより、展開、封鎖の動作が起こるが、その感応は極めて敏感、精確で、水位は確実に花木の吸水量に応じて制御される。
また、軟性チューブ50の高度は該内、外体20、10の通管21、11より低いため、該底空間H2の水位高度は、当然、該通管21、11より低く、よって外の空気は花木の根に流通し(桟板30、及びその通気孔31、流通孔33を通して通気する)、軟性チューブ50が水を制御することによる影響はない。
一方、本発明の該外体10は不透明とすることもできる。
【0013】
【発明の効果】
本発明は花木を栽培し、観賞する機能の他に、小型観賞魚の飼育が可能で、
小型観賞魚が鉢に沿って悠然と泳ぐ姿を観賞することができる。これにより、植木鉢は一層生き生きと活発になり、特殊な感覚を具えることとなる。また、水位制御装置を設置するため、内体中の水が花木の根により吸収され、水量が減少すると、小型観賞魚を入れる空間中の水より自動的に適量が内体中に給水される。こうして、人手による水遣りを不要とし、花木に正確に給水可能で、水分過多、或いは不足により、花木が損害を受けることはなくなり、また、水が溢れ出し周囲を濡らしてしまう等の問題も発生しない。さらに、内、外体は組み立て式であるため、外の空気と通じる通管、通気孔を具えた桟板を設置可能で、土は空気を通すことができるため、花木の根には通気不良の問題は発生せず、花木の生育条件に影響は及ばない。加えて、内体周辺の延伸片は通孔を形成し、貯水飼育空間と直通し、水を補充可能であるばかりでなく、貯水飼育空間と空気を流通させることができ、魚は酸素不足に陥らず、或いは該通孔より空気ポンプのチューブを挿入し空気を注入することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】公知構造の断面図である。
【図2】本発明の立体外観図である。
【図3】本発明の立体分解及び局部断面図である。
【図4】本発明水位制御部品の立体分解図である。
【図5】本発明の組合せ断面図である。
【図6】本発明構造の内体に水を補給する状態を示す断面指示図である。
【図7】本発明構造の内体が満水となり、給水を呈しする状態を示す断面指示図である。
【符号の説明】
1 外体
10 外体
11 通管
2 内体
20 内体
21 通管
210 連通管
22 延伸片
220 嵌合片
23 通孔
3 吸水スポンジ
30 桟板
31 通気孔
32 下延伸空間
33 流通孔
50 軟性チューブ
51 切れ目
52 フロート
53 ジョイント
H 貯水空間
H1 貯水飼育空間
H2 底空間
Claims (2)
- 主に外体、内体、桟板により構成し、
該外体と該内体底部には貫通した通管を設置し、相互に組み合わさり一体を形成し、
該桟板には、一面に通気孔を敷設し、下方に向け陥没した下延伸空間を設置し、底面には底空間を形成し、該下延伸空間には流通孔を設置し、該底空間と連通し、該桟板は該内体底部に装置し、
該外体は透明で、上方周囲には水平に延伸する延伸片を一体に設置し、同様に、該内体上方周囲にも水平に延伸する延伸片を一体に設置し、またカギ状の嵌合片を形成し、これにより、該外体の延伸片と嵌合し一体となり、
該外体と該内体間には比較的幅の広い貯水飼育空間を形成し、該内体の延伸片には貫通状の通孔を設置し、該貯水飼育空間と連通し、該内体底部には貫通状の通管を設置し、該外体の通管と嵌合し一体となり、その高度は該内体内の水位より高いため、外部の空気は該内体内に流通可能で、
該内体底部には貫通状の連通管を設置し、該外体及び該内体間に形成する該貯水飼育空間に連通し、該連通管には制御部品を装置し、
該制御部品は軟性チューブで、その一端にはジョイントを設置し、該連通管と組合せ一体を成し、反対端にはフロートを設置し、該軟性チューブは上端面において、切れ目を形成し、
水位が下降すると該フロートも下降し、該軟性チューブは該切れ目を境に後段が下方に湾曲し、該切れ目は展開状態を呈し、これにより、該貯水飼育空間の水は、該内体底空間中に進入し、水位が該軟性チューブの設定高度に達した時、該フロートもまた同時に上昇し、該切れ目の孔側壁が合わさり、該切れ目から水が出ない状態を形成するまで、下方に湾曲した該軟性チューブの後段もまた上昇し、こうして、設定水位に応じて止水し、花木の栽培と小型観賞魚の飼育、花木に対する適量の自動給水を達成することを特徴とする水槽式植木鉢の水位制御装置。 - 前記外体は不透明の材質とすることもでき、同様に自動給水、水量制御の植木鉢の用途に用いることを特徴とする請求項1の水槽式植木鉢の水位制御装置。
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