JP3677044B2 - 流体分配装置用モニタ - Google Patents

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Description

発明の背景
本発明は、モニタ機器に関し、特に、流体分配装置の動作上の不具合を検知するための方法と装置に関する。
ある形式の典型的な流体分配装置は、材料の供給部に接続された注入口と流体分配器に接続された吐出部を有するポンプを備えている。精密な分配のために、その分配器は、噴霧ノズルや流体用チップのような吐出用開口部を、流体が通過できるようにするためのバルブを備えている。別の装置では、その分配器のバルブが、プログラム式の制御部によって操作されるので、流体が精密に、または計量されて分配される。
多数の応用例においては、精密なパターンまたは計測された量、あるいはその両方が分配されることが望ましい。操作の際に、精度または正確な計測は、ノズルの磨耗、流体純度、ノズルの目詰まり、およびポンプの性能を含む多くの要素に影響される。材料の流動経路の目詰まりは、特に分配器において、精密分配システムの性能に悪い影響を与える典型的な問題である。例えば、複数構成の缶の内側の塗装をするために使用される精密分配システムにおいては、目詰まり、または磨耗した噴霧ノズルでは、その缶は、不完全か不適当な塗装しかされない。
その缶は、通常、毎分数百個の限度の割合で、量産プロセスの間に塗装される。つまり、不適当な動作をする分配器、特に目詰まりまたは磨耗したノズルにより、その流体分配器の故障が検知されるまでに、多数の塗装不良缶が製造されてしまう。塗装不良缶は、缶の保存機能に悪影響を与える恐れがある。ある場合には、その缶は、劣化の加速(例えば、保管寿命の短期化)という被害を受け、他の場合には(例えば、飲食物に対して)、その内容物が悪影響(味や損傷)を受ける可能性がある。従って、塗装不良は、除去されて廃棄されるか、検査、人手による分類、洗浄、および再塗装による再処理が必要であるので、塗装不良は、好ましくなく、実質的な費用を増大させる。
上記の問題は、本発明の出願人であるS.L.Merkelに対して、1987年5月26日に発行された米国特許第4,668,948号で説明されている流体分配装置モニタで、取り扱われている。そのモニタは、ガンがオンの間、オペレータによって設定された定常圧力より多少低い圧力にするために、較正済みのオリフィスが使用されているアナログ制御システムを使用する。その圧力は、ガンを通過する流体の流動状態をモニターするために、ガンのオンとオフの両方の間、ノズル及び較正済みオリフィス間の圧力が測定される。オンの間は、そのオリフィスでの圧力低下は、例えば、5480 KN/m2(800psi)の静圧力に対して、例えば、約340-410KN/m2(50-60psi)である。各缶を連続して塗装するために、ガンがオンおよびオフされる間に、不都合な流動や圧力状態を検出するために、吐出圧の大きさが基準信号と比較される。エラー信号が生成される前に、所定の回数の吐出圧エラー状態を検出するために、カウンタが使用される。
圧力変換器によって検出された吐出圧が、所定の高圧力または低圧力基準信号より大きい場合に、警報エラー信号を生成するために、塗装プロセスの間、制御システムが動作する。不都合な流動状態は、磨耗または目詰まりしたノズルによって発生し、検出された圧力信号が圧力基準信号を超えると、オペレータに対する警告信号が生成される。所定の圧力基準信号の大きさを変更することにより、検出プロセスの感度を変化させるための調整機構を、本モニタは備えている。また、過剰な圧力損失や圧力信号の不在を表す測定吐出圧の急激な偏位を検出するように、その制御部は設定される。さらに、流体分配装置が遮断されると、つまり、オフになると、ポンプ故障の検出のために、同じ圧力変換器がモニターされる。上記のどの状況においても、生成されたエラー信号は、流体分配器の動作を停止させる。
上記のアナログモニタ制御部によく使用される圧力変換器は、低レベル出力信号を生成する。しかし、その変換器は、高レベルの電気的ノイズの可能性がある環境に設置される。従って、流体分配器に取り付けられた圧力測定変換器から数フィート以内に、前置増幅器を置く必要がある。さらに、殆どのアナログシステムがそうであるように、このモニタ制御部もノイズに影響され易く、また較正を難しくして、偶発的な変化を受けやすいドリフトをする傾向もある。また、塗装不良の缶をさらに高い信頼度で検出するために、塗装エラー信号が生成される前に、少なくとも2流体分配サイクルにわたる不十分な吐出圧を、本モニタは検出する必要がある。従って、サイクル毎に、つまり、缶毎について、流体分配サイクルの品質を、モニターすることはできない。
上記システムの数点の欠点を克服した流体分配装置が、本発明の譲受人の副主題である日本出願公告第61−278373(A)号で開示されている。そのモニタにより、流体が分配されている間に、処理装置が所定の回数だけ流体分配器から圧力信号をサンプリングする。各サンプル圧力信号は、許容圧力範囲の上限および下限と比較される。さらに、その許容圧力範囲の上限および下限を超えるサンプル圧力信号は、それぞれ独立に数えられる。この制御装置は、警報が鳴る前に、所定の数のサンプル圧力信号が、上限か下限のどちらかを超えることを要求する。また、流体分配器を開閉するために使用される流量制御バルブ用ソレノイドの電流と電圧をサンプリングするために、上記のサンプリング・プロセスを使用でき、それにより、流量制御バルブが適切な動作をしているかを表示する。
上記のサンプリング・モニタ装置は、以前のアナログ・モニタ制御システム以上の利点があるが、以前の流体分配器用モニタ制御システムの多数の欠点も引き継いでいる。以前の制御部は、修正行為が必要な警報状態を検出するが、発生しそうな故障と、その故障個所がどこであるかに関する警告情報を提供するためのデータの収集に関する、包括的な方法を提供していない。さらに、以前の制御装置では、生産ラインのオペレータが各流体分配器を、その物理的位置でモニターする必要がある。また、1台以上のモニタ制御部の状況を、離れた場所でモニターする機能もない。さらに、以前のシステムでは、生産ライン上の各流体分配器は、専用のモニタ制御部を有していて、各制御システムは、他のプロセス制御機器、例えば、警告ランプ及び他の表示器に接続されているが、特定の故障もしくは故障診断を識別することに関して、生産ラインのオペレータには、詳しい情報は殆どもしくは、全く提供されていない。その上、以前の圧力モニタシステムは、相対的に使いにくいか、または貧弱な性能にしか較正されず、例えば、何が問題であるかの表示が無いままに、ノズルが磨耗した状態で較正されるという、較正システムしか備えていなかった。
発明の概要
上記の欠点を克服し、流体分配装置の動作をモニタするためのさらに高度なシステムの提供のために、本発明は、修正作業が行えるように、不都合な流動状態の初期の段階で、オペレータに早期警報表示を行う方法と装置を提供する。それらの不都合な流動状態の進行は、それらが修正されるか、または警報指標に関する生成、表示、および作業を要求する時点に到達するまで、モニタされる。従って、本発明は、長時間にわたる、流体分配器における圧力の警告や警報状態を検出し、さらに追求する目的に特に適合し、1つ以上の塗装ラインに関連する多数の流体分配器を備えた量産の実用に、特に有用である。
本発明の原理と、その実施例によれば、流体センサ、例えば、正力変換器は、複数の流体分配器のそれぞれに接続される。各圧力変換器は、較正済みのオリフィスを有する流量制限器と、流体分配器の流量制御バルブの間に設置され、ガンがオンの間の吐出圧と、ガンがオフの間の静圧を測定する。各圧力変換器は、その流体分配器での流体の流動特性を示す吐出圧信号を生成する。各圧力変換器は、その流体分配器から離れてマイクロプロセッサを内蔵した、モニタ制御部に接続され、データ通信ネットワークにより、複数のモニタ制御部と、その流体分配器から離れて配置されている1台以上のオペレータ制御部との間の電気的な通信が可能になっている。
各モニタ制御部は、その流体分配器を経由して、流体が分配される間と、流体が分配されない間の両方で、圧力変換器からの圧力入力信号と、定期的にサンプリングする。モニタ制御部は、その静圧および吐出圧のサンプリング値と、複数の各静圧および吐出圧の基準値、または圧力限界とを、定期的に比較するプロセスを実行する。本発明において、受け入れ可能または正常であると考えられる単一の圧力またはある範囲の圧力の見地から、静圧と吐出圧は定義される。通常、吐出圧は、望ましいか、または受け入れ可能な圧力値の範囲の見地から定義され、静圧は、単一の望ましい、または受け入れ可能な圧力値の見地から定義される。警告圧力限界および警報圧力限界は、受け入れ可能な吐出圧範囲の上方と下方に設定され、警報圧力限界は、受け入れ可能静圧力値の上方と下方に設定される。一般に、吐出圧力値が警告圧力限界と、警報圧力限界の間にあるときは、警告エラー状態であり、静圧または吐出圧が、その警報圧力限界の範囲を超えるか、または範囲外であるときは、警報圧力状態である。流体分配装置内の動作状態を示す圧力品質指標は、測定された流体圧力値と種々の警告および警報圧力限界との間の所定の関係に応じて、作成される。
本発明は、警告および警報エラー信号、および関連する圧力品質指標を生成するための数点の独自な戦略を提供する。その戦略は、個別または組み合わせて使用できる。先ず、例えば、64個の圧力サンプルのサンプリング期間に、測定された静圧と吐出圧の平均値が、静圧および吐出圧の警告圧力限界と警報圧力限界の上限値及び下限値と比較される。それらの平均圧力値が、それぞれ警告圧力限界と警報圧力限界を超えている場合は、警告および警告エラー符号が作成される。関連する戦略においては、警告エラー符号が作成される前に、所定の個数の連続した圧力サンプルが、警告圧力限界の上下限値を超えていなければならない。これは、警報エラー符号が与えられる前に、安定した圧力状態を必要とする。別の戦略では、例えば、64個の圧力サンプルのサンプリング期間に、サンプリングされた圧力値が対応する圧力限界を超える度に、静圧と吐出圧の警告および警報品質指標が数えられる。所定の個数の静圧と吐出圧の警告および警報品質指標のカウントに応じて、警告および警報エラー符号が作成される。例えば、モニタ制御部は、異なる圧力品質指標の発生の所定の分布、例えば、近似的ガウス分布の関数として、警報及び警告エラー符号を作成する。
警報エラー符号は、流体が適切に分配されず、満足な製品が生産されない可能性の高さと警報エラー符号の発生に相関があるように、設定される。従って、警報エラー符号の発生により、緊急な行動と修正を必要とする流体分配器における流体の流動状態が表される。あるいは、流体分配器中の流体の流動状態は悪化しているが、受け入れ可能な製品が未だ生産されている確率の高さと相関があるように、警告エラー符号が設定される。従って、警告エラー符号は、正常範囲から外れてはいるが、未だ警報エラー符号が必要な重大な状態ではなく、流体分配器を通過する流体の流動状態を表している。流体分配器の運転を停止して、それを作動不能にする必要のある状態が発生する前に、問題の発生が予期され、修正され得る時点で、本発明の圧力信号の分析方法により、オペレータに、さらに多くの情報を供給するという利点が提供される。
さらに、モニタ制御部は、流体圧力値が、静圧力値と吐出圧力値の間で変化するために必要な遷移期間を、調整する。従って、本発明には、バルブ動作をモニターするために、電流または電圧センサあるいはその両方を追加しないで、流体分配器のバルブの開閉をモニターできるという利点がある。
本発明の別の実施例において、1台以上のリモート・オペレータ制御部は、各流体分配器に関連しているモニタ制御部からのデータを受け取り、また保存する。その結果、オペレータは、いずれかの流体分配器に関連した警告および警報エラー符号を、離れた場所でモニターするために、そのオペレータ制御部を使用できる。オペレータ制御部と全モニタ制御部とを、最小限の配線によって接続するという利点を有するデータ通信ネットワークによって、リモート・オペレータ制御部を、使用することができる。さらに、そのデータ通信ネットワークには、さらに大きな耐ノイズ性があり、また流体分配器、モニタ制御部、およびオペレータ制御部の種々の組み合わせに関して、さらに高い融通性がある。
また、モニタ制御部によって作成される特定の警報あるいは警告エラー符号の原因であり、流体分配器に関連がある種々の状態を、選択的に表示するために、本発明のオペレータ制御部を、診断目的で使用できる。
本発明は、さらに、ノズル寸法、供給される流体の静圧、および使用される較正済みのオリフィスの関数として、理論的な吐出圧を計算しモニター制御部を較正する方法も提供する。その理論的な吐出圧は、数サイクルの流体分配サイクルの間に測定された吐出圧の平均と、比較される。その理論値と平均吐出圧力値は、流体分配器が設定され、また正しい動作をしているかを判定するために比較される。本発明の較正方法は、さらに信頼性の高いモニタ制御部の動作を提供するという利点を、有している。
また、本発明は、流体分配器の長手方向の中心線に関して、変換器を任意の位置で旋回、回転、およびロックでき、流体分配器に変換器を取り付けるための取付部も、備えている。上記の構造は、圧力センサが容易にアクセスされ、その配線は、他のシステム部品の妨害をしないように、圧力センサを取り付けられるという利点がある。
さらに、本発明の上記の実施例は、性能を改善し、重大な事態になる前に、不都合な流動状態を修正し、従って、モニタ制御部が使用されている、関連生産ラインの効率を改善するという利点を有している。そのようなラインが遮断される時間の削減は、それに関係するコストを実質的に削減する。本発明の前述及び他の目的や利点は、添付の図面と、下記の詳しい説明により、さらに明白になる。
【図面の簡単な説明】
図1は、本発明に関わる流体分配ガンの断面図である。
図2は、圧力変換器用旋回取付具の構成部品の部分断面下面図である。
図3は、流体分配ガンとその関連制御部に動作可能に接続されている本発明のモニタ制御部と、関連するオペレータ制御部の略ブロック図である。
図4は、モニタ制御部内のデータプロセッサによって実行されるメインルーチンのフローチャートである。
図5は、流体分配タイミング信号と、流体分配器内での圧力の関係を図解しているタイミングチャートである。
図6は、図4のメインルーチン中のモニタ・サブルーチンのフローチャートである。
図7は、図6のモニタ・サブルーチンで呼び出されるオン時間評価サブルーチンのフローチャートである。
図8A乃至8Cは、図6のモニタ・サブルーチン内で実行される圧力評価サブルーチンを図解したものである。
図9は、図8の圧力評価サブルーチン内で実行される警告カウンタサブルーチンのフローチャートである。
図10は、図6のモニタ・ルーチン内のオフ時間評価サブルーチンのフローチャートである。
図11は、モニタ制御部内の通信プロセッサによって実行される較正サブルーチンのフローチャートである。
図12は、サンプリング期間中に取られる圧力サンプル値のガウス分布の関数として、エラー符号を作成するプロセスを図解しているフローチャートである。
発明の詳細な説明
流体分配ガン
図1は、既知の流体分配ガン10を示し、その1個以上のガンが、缶等の対象物に流体を噴霧するか、または小出しに(分配)するために塗装ラインで使用され、対象物は、そのガンを通過しながら搬送される。望ましい実施例において、ガン10は、オハイオ州アムハーストのノードソン社製の型式A20Aのガンである。各流体分配ガンは、既知の方法で機械制御部12及び本発明の流体分配モニタ14に、動作可能なように接続される。機械制御部12は、流体分配ガンの動作を制御するために、種々のプロセス状態に反応する。この説明の目的のために、機械制御部12は、入力信号を流体モニタ14に供給し、その流体モニタから出力信号を受け取る流体分配ガン、加圧された流体源、コンベア・モニタ機能もしくは他の装置に関連した、1台以上の制御ユニットを、まとめて指している。流体分配モニタ14は、機械制御部12がガン10をオンおよびオフする両方の時間に、ガン10内の流体の流動特性、例えば、流体圧をモニターする。流体分配モニタ14は、流体の流動状態信号、例えば、オペレータに対して表示され、流体分配ガン内で測定される、異常な静圧および吐出圧を示す警告および警報信号を、作成する。さらに、その警報信号は、ガン10をオフにするか、または他の修正動作を果たすために、機械制御部12に送られる。
一般に、流体分配ガン10は本体16を備え、該本体16を通り、その一端の流体ノズル20に流体が供給される。バルブ22の開閉は、本体16の他端に取り付けられているソレノイド24によって制御される。本体16は、本体拡張部28に接続された、通路口本体ブロック26を備えている。その本体ブロック26は、くり広げ加工され、ソレノイド24のケースにねじで接続されている貫通穴30を有している。軸方向の貫通穴30は、図3で概略的に示されている加圧された流体源202に接続されている、流体入力ポート通路32と流体の送受をし、内部通路で接続されている。その流体入力通路32は、較正済みのオリフィス・プレート38が取り付けられている接続通路34の一端に、接続されている。その接続通路34の他端40は、中間通路41によって、接続通路34の他端40と、圧力抜き流体通路44との間の流体の送受を行う第1の流体流動チャンバ42に、接続されている。その流体通路44は、センサ、例えば、圧力変換器50が取り付けられている、旋回取付具48(図2)を通過して伸びている変換器取付通路46に、接続されている。その圧力変換器50は、圧力センサと信号増幅器を備え、またノイズにあまり影響されない圧力信号を生成する、例えば、オハイオ州コロンバスのSensotec社製で市販されている型式LVの圧力送信機である。
図2を参照すると、変換器が、その配線を捩らず、また他の機器の妨害をすることなく容易に取り付けできるように、その旋回取付具48は、圧力変換器50が、その旋回取付具48の長手方向の軸に関して、異なる角度の位置に選択的に配置され得るようにしている。センサ取付具は、本体16内のねじ穴74にねじ込まれている、第1のねじ端部72を有するステム70を、備えている。Oリング76は、そのステム70と本体16との間の流体シールを提供する。ステム70は、それ自体の長手方向の主要部に沿って伸びている円筒形の胴部78を有している。軸80は、その円筒形胴部78に固着され、その円筒形胴部78の直径より、十分に小さい直径を有している。旋回部材82は、円筒形胴部84の内部中央にある穴86を有する、円筒形胴部84を、備えている。その円筒形の穴86は、軸80上の位置決めリング88の外周面上に、摺動可能なように取り付けられる寸法である。その結果、旋回部82は、ステム70の中央の長手方向の軸89に関して、自由に回転できる。軸80は、止めナット92が螺合されている、外周ねじ端部90を有している。その止めナット92が締め付けられていて、止めナットが、それ自体とステム70との間に、旋回部82を挟み付けているために、ステム70の長手方向の軸89に関して、選択可能な角度にその旋回部をロックすることができる。
流体チャンバ94は、内部穴86と、ラジアル通路98の一端に接続している環状溝96との間に、形成されている。ラジアル通路98の他端は、軸90及びステム70の円筒形胴部78中央を貫通して伸びている、流体通路46の一端部に交差し、また接続している。また、流体チャンバ94は、旋回部82上の取付部材102の内部中央で伸びている、旋回流体通路100とも接続している。取付部材102は、ステム70及びその中心軸89に関して、ラジアル方向で、一般的に、垂直方向に伸びている。取付部材102は、変換器の構成要素50と螺合するねじ山を、備えている。また、Oリング106は、変換器50と旋回部82との間の流体シールを提供する。軸80上の環状溝112と114に配置されているOリング108と110は、軸80と旋回部82の内部穴86との間の流体シールを提供する。
図1を参照すると、種々の入力信号に応じて、機械制御部12は、オンおよびオフ信号をソレノイド24に与え、ソレノイドは、それに応じてバルブ22を開閉するので、流体分配ガン10をオンおよびオフすることができる。その流体分配ガンがオンになると、流体は、吸入ポート通路32と較正済みオリフィス・プレート38を通過する。流動関連パラメータ、例えば、静圧、制御バルブの状態、ガンのオリフィス寸法等が仕様内であれば、その較正済みオリフィス・プレートは、多少の圧力低下、望ましいのは、少なくとも340KN/m2(50psi)だけ圧力を低下させる。従って、圧力変換器50によって測定される第一の流体流動チャンバ42の圧力は、静圧または較正済みオリフィスによる圧力低下分だけ少ない、調整済み静圧に等しい。また、その測定された圧力は、流動関係パラメータの変化の関数として変化する。さらに、液体は、ソレノイドバルブ24の電機子56にある開口部54を通過する。その開口部54は、第二流体流動チャンバ60に向かって開口している電機子ポート58を有する、内部通路に接続されている。その結果、較正済みオリフィス・プレート38を貫流する流体は、第一チャンバ42、開口部54を経由して電機子56さらにポート58を貫流し、第二チャンバ60に流入する。従って、その流体は、貫通穴30、バルブ22およびノズル20を貫流して、対象物、例えば、ノズル20の近くにある缶62を塗装する。
流量制御バルブ22を開くソレノイド24が起動されると、それによって、ガン10がオンになると、較正済みのオリフィス・プレート38は、流体分配ガン10の流動チャンバ42と60の内部の圧力を、低下させる。その圧力低下は、パラメータ自体の変動を測定するよりも、さらに容易に測定される。ガンがオンになるときに測定された第一流体流動チャンバ42の内圧は、この応用例の目的のために、「吐出圧」と呼び、較正済みのオリフィス・プレートによる吐出圧の低下分だけ少ない設定静圧に等しい。通常の流動状態で、所定の圧力、例えば、5480KN/m2(800psi)の静圧の下で、その較正済みのオリフィスは、少なくとも340KN/m2(50psi)だけ吐出圧を低下させる。従って、通常の吐出圧は、約5140KN/m2(750psi)である。
流動制御バルブ22が開くと、ノズル20が目詰まりし、そのノズル20を通過する流量が減ると、吐出圧は通常より高くなり、圧力低下は少なくなる。この高くなった吐出圧の値は、流体分配モニタ14により検出される。同様に、ノズル20が磨耗し、それを通過する流体の流量が増えると、吐出圧は減少し、較正済みのオリフィスによる圧力低下は、増大する。減少した吐出圧は、流体分配モニタ14に検出される。さらに、ガン10がオフになると、第一チャンバ42の内圧は、ガン10に供給される流体の静圧にほぼ等しいことが、予期される。較正済みのオリフィス・プレートの出力における、その予期された圧力の変動が、変換器50に検出されて、流体分配モニタ14により、分析される。流体分配モニタ14は、液体の流動状態信号とデータを、流体分配ガン10を貫流する流体の状態の変化に影響を与える、第一チャンバ42における流体圧力の測定された変動の関数として、出力する。
流体モニタ装置の制御
図3は、本発明に関わる流体分配装置の略ブロック図である。任意の台数の流体分配ガン10、200、および201が、流体源202、203、および204に接続され、また加圧された流体を、それらの流体源から受け取る。各ガンは、個別の流体源を持つか、または共通の流体源から、独立に調整されることもある。例えば、量産型の塗装システムでは、ガンは、缶のコンベアに隣接して配置され、缶がガンを通過するときに、缶の内部に被膜を噴霧するために使用される。さらに、各ガンの関係する近接センサ(図示無し)は、缶が対応するガンに到達する前に、缶の存在を検出するために使用される。ガン10、200、および201に関係する近接センサは、それらに対応する機械制御部12、205、および206の一部である。各機械制御部は、機械制御部12に関係して示されているガンタイマー208等のタイミング機器を備えている。塗装される缶の存在を示すセンサからの信号に応じて、ガンタイマーは、タイミング信号をガン10、200、および201に供給し、ガンをオンにするので、それから流体を分配して、缶を塗装する。所定の時間の経過後、機械制御部12、205、および206内のガンタイマーは、タイミング信号の状態を変えて、ガン10、200、および201をオフにする。ガンがオンおよびオフの間、圧力変換器等のセンサ50、210、および212は、各対応するガン10、200、および201における較正済みのオリフィス・プレートとノズルとの間の圧力を連続的に測定する。モニタ制御部14、214、および216は、それぞれ対応するガン10、200、および201と関連づけされてはいるが、離れた場所に配置されている。例えば、各モニタ制御部は、それが関係する圧力変換器や流体分配ガンから、数インチから100フィートまでの、どの範囲に配置されてもよい。さらに、モニタ制御部は、通信ネットワーク218に接続され、1台以上のオペレータ制御部220および222とデータの送受を行う。オペレータ制御部は、全モニタ制御部からのモニターされたデータが、オペレータに表示される要である。また、オペレータ制御部は、任意のモニタ制御部に送信されるオペレータからの入力データを受け取る。オペレータ制御部および一部または全てのモニタ制御部は、数インチから1520m(5000フィート)以上の距離だけ離れていてもよい。従って、任意の特定システムにおいては、プロセス若しくは生産ラインの構成として、多数の流体分配ガンと、それと同数の関連モニタ制御部があるが、そのガン内部の流体の流動状態をモニターするオペレータ制御部は、比較的少数しかない。各オペレータ制御部は、全ガンの流動状態を離れた位置でモニターでき、どこにでも、例えば、1台以上のガンの側に、対応するプロセスラインに関連した1台以上のプロセス制御ステーションに、プロセス制御センタまたはサービスセンタ等の別の部屋または別の施設に、配置してもよい。一般的な缶塗装工場は、2または3ラインの缶塗装ラインを持ち、各ラインに5から7台の塗装ガンを有している。
全てのモニタ制御部は、同じ構造なので、モニタ制御部14のみについて詳しく説明する。圧力モニタプロセスは、アリゾナ州チャンドラのMicrochip Technologies社製のPIC16C5X等の、市販のマイクロコントローラによって実現されるモニタ・コントローラ224により実行される。モニタ・コントローラ224は、データ・プロセッサ228の動作を制御する、プログラムされた命令を保存するために、メモリ素子、例えば、EPROM226を使って動作する。そのデータ・プロセッサは、EPROM226内のプログラム命令に対応して、レジスタ230を使用して、種々のタイマーやカウンタを実現する。さらに、レジスタ230は、モニタ・コントローラ224と機械制御部12との間で伝送されるデータ用の、一時的な記憶部にもなる。モニタ・コントローラ224用の動作プログラムは、マイクロコントローラ224に関連するRISCアセンブラ言語で書かれて、EPROM226に保存されている。MC通信プロセッサ232は、RS−232Cインターフェースに類似した構造の双方向リンク236経由で、モニタ・コントローラ224と通信している。MC通信プロセッサ232は、アリゾナ州フェニックスのMotorola社から市販されている"NEURON CHIP"プロセッサを使用して、実施できる。"NEURON CHIP"プロセッサ用の開発ツールやソフトウェアは、カリフォルニア州Los GatosのEchelon社から市販されている。
MC通信プロセッサ232とOC通信プロセッサ242は、"NEURON CHIP"プロセッサにより決定されている、データ通信サイクルとプロトコルに応じて、データを交換する。あるデータ、例えば、塗装済みの缶の数や現在の圧力の測定値は、約500mS毎に実行され、連続的に反復される、データ伝送サイクルの間に、MC通信プロセッサ232からOC通信プロセッサ242に送信される。さらに、通信プロセッサ232と242の一方が、オペレータ入力または他のプロセス条件に応じて、他方のプロセッサとの、非同期データ伝送サイクルを開始できる。例えば、オペレータまたはプロセスによって決定された異なる時間に、MC通信プロセッサ232は、データを、OC通信プロセッサ242に送信するが、そのデータは、例えば、電源オン構成データ、モニタ制御部に関連する特定のガンに関係する設置データ、新しく発生したエラー符号、較正モードの実行の間に生成されて新しく計算された圧力限界、モニタ制御部により決定された現在の吐出圧および静圧を、含んでいる。また、オペレータまたはプロセスによって決定された別の時間に、OC通信プロセッサ242は、データをMC通信プロセッサ232に送信するが、そのデータは、例えば、現在の時刻と日付、オペレータが起動する押しボタン248等により生成される診断エラー符号情報等のデータの要請を含む。
MC通信プロセッサは、それ自体にEPROMとRAMを備え、外部メモリ234とも通信する。さらに、MC通信プロセッサ232は、RS−485の構成を有するネットワーク218経由で、オペレータ制御部220と通信する。ネットワーク218は、モニタ制御部14に関連する送受信ネットワーク・インタフェース238と、オペレータ制御部220にある第二の送受信ネットワーク・インタフェース240を含んでいる。ネットワーク・インタフェース238と240は、ネットワーク媒体、または4線式ケーブル等のリンク241によって連結されている。
全てのオペレータ制御部は、オペレータ制御部220と同じ構造である。オペレータ制御部220により、MC通信プロセッサ232と同じOC通信プロセッサ242は、外部メモリ244に接続されている。OC通信プロセッサ242は、また、押しボタン248とLEDディスプレイ250に接続している入出力インタフェース246に接続されている。また、OC通信プロセッサ242は、液晶ディスプレイ(“LCD”)または他のディスプレイ機構等のディスプレイ254と通信可能にする、ディスプレイ・ドライバ252にも接続されている。オペレータは、オペレータ制御部220と222のどちらかの押しボタン248を使用して、構成データを表す入力データ信号を入力して、モニタ制御部14、214、および216のそれぞれに対するパラメータを、設定する。
特定のモニタ制御部に関係し、オペレータ制御部220で入力されたデータは、そのモニタ制御部に即時に伝送されるが、そのデータは、オペレータ制御部に関連するメモリに保存される。LCDディスプレイ254に表示されるメッセージは、モニタ制御部14で作成される。従って、オペレータ制御部220内のOC通信プロセッサは、ネットワーク・インタフェース240、入出力インタフェース246、またはディスプレイ・ドライバ252のどれかと単純に通信するだけで、モニタ制御部14が、その機能を実行するために必要なプログラムの実行は、一切しない。従って、オペレータ制御部が、モニタ制御部における初期動作パラメータの設定に使用された後、モニタ制御部は独立に動作し、また、オペレータ制御部は、ネットワーク218から切り離される。しかし、オペレータ制御部は、不揮発性メモリ、例えば、バッテリ・バックアップ付きのメモリを有し、そのメモリには、各ガンに対する構成と設定のパラメータが保存されている。従って、モニタ制御部がオフになるか、交換されなければならない場合、オペレータ制御部は、構成と設定のパラメータを即座に再入力するために使用される。
MC通信プロセッサ232は、ネットワーク・インタフェース238とモニタ・コントローラ224との間の通信リンクとして動作する。また、MC通信プロセッサ232は、モニタ・プロセッサを較正するために使用されるプログラムを保存して、実行する。MC通信プロセッサ232は、また、オペレータ制御部220からのデータの要請に応じて、メモリ234に保存された診断データを送信する。さらに、MC通信プロセッサは、ガンタイマー208から出力された回線235上のガンタイミング信号に対応する。MC通信プロセッサ232は、ガンタイマー208により生成されたガンタイミング信号が、オンになった回数を数えるが、その回数は、間欠的な塗装システムにおいて、液体分配ガン10によって塗装された対象物または缶の総数に対応する。間欠的な塗装システムは、各缶が塗装される毎にガンをオンおよびオフにし、連続塗装システムとは区別される。連続塗装システムは、塗装される対象物が、ガンを通過して搬送される間も、ガンは連続的にオンのままであるからである。MC通信プロセッサ232は、現在の数えられた総オン回数、つまり、現在の缶の総数を、プロセッサ232と242との間の、各定期データ伝送サイクルで、OC通信プロセッサ242に、伝送する。そのシステムの全てのガン10、200、および201の缶の総数は、メモリ244に記憶され、各ガンに関連するデータの一部として、オペレータ制御部により表示される。さらに、特定のガンに対する保存された缶の総数をゼロにリセットするために、オペレータが押しボタン248を押す度に、OC通信プロセッサ242は、特定のガンに対する缶の総数をリセットするための命令を、オペレータが出した日付と時刻を、オペレータに対して引き続き表示するために、メモリ244に保存する。さらに、缶カウントの所定数のリセット回数の日付と時刻の履歴が、MC通信プロセッサ232によって、メモリ234に保存される。
モニタ・コントローラ224は、信号調整回路258経由でセンサ50に接続されているA/D変換器256を定期的に読み取ることで、センサ50によって測定された流体圧を、サンプリングする。モニタ・コントローラ224は、測定された圧力信号を分析して、警報および警告エラー符号を表す流体流動状態信号を、入出力インタフェース260に対して作成するプログラムを、実行する。その入出力インタフェース260は、警報および警告エラー符号を生成して、適切なLED262を点灯し、さらに機械制御部12の、該当する警報および警告制御回路264および266を動作させる。通常、その警報および警告制御回路は、流体分配ガン10の動作を終了させる。それは、ガンタイマー208をオフにし、流体源からの流体の供給を停止することによって、またはそれらの組み合わせ動作によって、達成される。警告信号は、流体源202からの流体の流量、または静圧を調整するために使用される。さらに、モニタ制御部が生成した流体流動状態信号は、流体流動状態データ、例えば、警報および警告エラー符号、他の流動状態データ、および関連メッセージデータを表し、それら全てのデータは、オペレータ制御部220に送られる。オペレータ制御部の中で、そのデータは、適切なLED250を点灯し、ディスプレイ254上にメッセージを表示するために利用される。
流体モニタの動作
図4および6乃至12は、種々のプログラム、つまり、ルーチンやサブルーチンを図示しており、そのプログラムは、メモリ、例えば、モニタ制御部14におけるモニタ・コントローラ224のEPROM226に保存される。電圧がモニタ制御部224に印加されると、図4のメインルーチが始動され、電圧がモニタ制御部に印加されている間は、連続的に動作する。図4のルーチンは、メインルーチンの反復の点検を0.5秒毎に行う監視タイマーを備えている。そのルーチンが偶然止まるか、またはハングアップした場合、その監視タイマーは、タイムアウトとなり、オペレータにエラーメッセージを出す。そのルーチンは、ステップ300で、初期化サブルーチンを実行して、初期化を行い、電圧が初期化の際に印加されたときに、モニタ制御部とモニタ・コントローラ内で、デフォルト設定をするために、通常、必要なものを設定する。メインルーチンは、3つの動作モードを表す、3つの基本的なサブルーチンを有しており、第1は、送信モードで、エラー符号と関連メッセージをモニタ制御部からオペレータ制御部に送信する。第2は、受信モードで、オペレータ制御部からモニタ制御部に送信されたデータを受信する。第3は、モニタモードで、流体の流動特性、例えば、流体分配器を貫流する圧力を検出して、流体の流動状態をモニターする。それら3つの動作モードには、優先順位が設けられて、図4のプロセス内では、優先順位は、送信モード、受信モード、およびモニタモードの順である。しかし、他の優先順位も使用可能である。
ステップ302で検出されたように、エラー符号が無く、ステップ304で受け取るべきデータが無い場合、モニタ・サブルーチン306が実行される。そのモニタ・サブルーチン306は、ガンの中の流体圧を検出して、種々のエラー符号またはメッセージあるいはその両方を生成する。図5を参照すると、モニタ・サブルーチンの間、較正済みのオリフィスとノズルの間の圧力が、所定の個数、例えば、64個の圧力サンプルから成る連続したサンプリング期間にわたって、オンとオフ時間の間、サンプリングされる。望ましい、または受け入れ可能な静圧、つまり、流量制御バルブが閉じられて、ガンがオフになっているときに、調整済みかまたは未調整の流体供給部からの圧力が、5480KN/m2(800psi)であり、上限と下限の静圧限界が、それぞれ5720KN/m2(835psi)と5240KN/m2(765psi)であるとする。静圧は、ガンのオフ時間にサンプリングされ、静圧の高圧と低圧の圧力限界と、その測定された静圧を比較する機能として後述されるように、静圧の高圧と低圧の圧力品質指標が、生成される。次に、モニタ・サブルーチンは、サンプリング期間中に種々の静圧品質指標の発生件数を数えて、静圧品質指標の発生件数と、所定の基準件数とを比較する関数として、流体流動状態信号を、作成する。また、流体流動状態データは、サンプリング期間中に、平均静圧を測定し、それと基準静圧力値とを比較することによっても、作成される。
図5によれば、ガンのオン時間中は、較正済みのオリフィスでの正常な吐出圧低下は、340KN/m2(50psi)であり、静圧は5480KN/m2(800psi)であるとする。従って、正常な、または設定された吐出圧、つまり、ノズルでの圧力低下は5140KN/m2(750psi)である。吐出圧に対する高圧警報(“HA”)、高圧警告(“HW”)、低圧警告(“LW”)、低圧警報(“LA”)の各圧力限界値、または圧力基準値は、それぞれ5340KN/m2、5240KN/m2、5035KN/m2、及び4795KN/m2(780psi、765psi、735psi、及び700psi)に設定される。これらの限界値は、較正済みのオリフィスでのそれぞれの圧力低下、つまり、137KN/m2、240KN/m2 445KN/m2、及び685KN/m2(20psi、35psi、65psi、及び100psi)の結果である。後述するように、オン時間でのサンプリング期間中、モニタ・サブルーチンは、連続的に発生するサンプル期間にわたって、流体圧力をサンプリングする。各サンプル期間には、64個のサンプルが含まれ、モニタ制御部は、サンプリングされた流体圧力と限界吐出圧とを比較する関数として、種々の吐出圧品質指標を作成する。例えば、サンプリングされた吐出圧が、警報限界値を超えるか、警報と警告の限界値の間か、または警告限界の間かのどれかであれば、異なるタイプの吐出圧品質指標が作成される。サンプリング期間中に、同じタイプの吐出圧品質指標が出現する度に数えられ、また低圧警報、低圧警告、正常流動、高圧警告、および高圧警報の各吐出圧品質指標の出現回数は、警告および警報エラー符号をオペレータに対して作成するために使用される。エラー符号は、サンプリング期間中に測定された平均圧力値と、種々の警報および警告圧力限界とを、比較する関数としても作成される。ある流体流動状態信号は、設計により、即時に注目することが必要で、即時に修復作業が行えるようにする警報状態を表す。他の流体流動状態信号は、モニターの必要はあるが、即時に修復作業をする必要は無い、警告状態を表す。上記の圧力サンプリング・プロセスは、ガンのオンおよびオフ時間の継続時間には無関係に、ガンのオンおよびオフ時間中、連続的に実行される。
図4を参照すると、メインルーチンを通過する次の反復の間、生成された任意の流体流動状態信号に関して、任意のエラー符号が生成されるか、エラーフラグが以前の反復の間に設定された場合、ステップ302で送信モードに入る。ステップ308で検出されるように、同じエラーが以前に設定されていた場合は、オペレータ制御部に同じ情報を送信するために、時間を使う価値は無い。従って、更なる行動は取られない。しかし、ステップ308で、違うエラーであれば、ステップ310で、以前のエラーの値が現在のエラーの値に等しく設定され、ステップ312で、新しいエラー符号が、モニタ・コントローラ224のレジスタ230にある記憶域から、データ・リンク236経由で、MC通信プロセッサ232に送信される。その後、MC通信プロセッサ232は、そのエラー符号とメッセージをネットワーク・インタフェース238に送信し、そのネットワーク・インタフェース238は、それらのデータをオペレータへの表示のために、オペレータ制御部220に送信する。
オペレータが、オペレータ制御部220上の押しボタン248を使用して、種々の動作パラメータをモニタ制御部に入力した場合、これらのパラメータは、オペレータ制御部220からMC通信プロセッサ232に送信される。MC通信プロセッサ232は、そのデータを一時的に保存して、リンク236経由で送信フラグ要求を設定する。図4のメインルーチンを通過する、次の繰り返しの間に、ステップ302で、エラーフラグが設定されず、また送信フラグ要求がステップ304で設定されていれば、データ受信サブルーチンが、ステップ316で実行され、オペレータが入力したデータを、MC通信プロセッサ232からモニタ・コントローラ224に送信する。エラーフラグがステップ302で設定されていず、送信フラグ要求がステップ304で設定されていなければ、システムは、モニタ・サブルーチン306を実行する。
図6は、モニタ・サブルーチン306の一般的なステップを図解している。先ず、A/Dサブルーチンが、ステップ350で実行されて、図3のアナログ・ディジタル(“A/D”)変換器256を読み取り、さらにモニタ・コントローラ224に、圧力のディジタル値を保存する。よく知られているので図6には表示していないが、A/Dサブルーチン350は、A/D変換器256が正常に動作しているかを判定するための検査を含み、正常動作でない場合は、A/D読み取りエラーが生成される。図5を参照すると、ガンタイマーがオンになったときは、圧力はその調整済みの定常値またはベース値であり、流体分配ガン10のバルブ22が開き、また圧力が吐出圧に落ちるためには、有限時間、TONが必要である。モニタ・サブルーチンは、そのバルブ22を開くのに必要な時間を測定する。図6を参照すると、モニタ・サブルーチンは、ガンタイマーがオンであることを、ステップ352で判定する。定常供給圧力は、適切に、例えば、5480KN/m2(800psi)に設定され、圧力レギュレータは、適切に動作しているものとする。「高」制御状態は、以前のガンのオフ時間の終了時に、最後の動作として予め設定されている。ガンのオン状態に関連する「高」制御状態は、ステップ354で検出され、また「高から低ヘ」の初期化サブルーチンは、ステップ356で実行されて、圧力信号の「高から低ヘ」への遷移、つまり、ガンのオン時間を測定する。そのサブルーチンの間に、その「高」制御状態は、リセットされて、「高から低へ」制御状態が設定される。さらに、圧力サンプル・カウンタは、「高から低ヘ」遷移の測定に関連する他のカウンタやタイマーと同様に、リセットされて、圧力状態は、「吐出」に設定される。
次に、モニタ制御部が設定されて、「高から低へ」遷移に必要な時間、つまり、バルブ22が閉位置から開位置に移動して、その結果、圧力が静圧から吐出圧に変化するのに要する時間を、測定する。「高から低ヘ」サブルーチンの実行後、プロセスは、図4に示されたメインルーチンに戻る。エラーフラグも送信フラグ要求も無い場合は、モニタ・サブルーチン306が再度実行され、また、図6によれば、プロセスは、再度、ステップ350で、圧力変換器50からの入力信号をサンプリングする。ガンタイマーはオンのままであり、「高から低ヘ」制御状態が、ステップ354で検出されて、その結果、オン時間評価サブルーチンが、ステップ358で実行される。
図7は、「高から低ヘ」遷移時間を測定するオン時間評価サブルーチンを示している。「高から低ヘ」タイマーが、図6のステップ356でリセットされて、つまり、初期化されて、圧力遷移が発生することを予期される時間、例えば、25msを数えて、次に、「高から低ヘ」タイマーは、ステップ400で1つだけ減分される。従って、「高から低ヘ」タイマーは、受け入れ可能な圧力遷移が、25ms以内に検出されることを要求し、そうでない場合は、オン時間、またはガンオンの各エラー符号が設定される。「高から低へ」タイマーが、ステップ402でゼロ状態になっていない場合、A/D変換器(図6のステップ350での図3の256)から読み取られた圧力が、ステップ404で吐出圧の受け入れ可能値を表す基準圧力値、つまり、吐出圧の高圧警告値、例えば、5240KN/m2(765psi)と比較される。圧力が受け入れ可能値より大きければ、OKタイマーが、ステップ406で、リセットされる。以後の繰り返しで、吐出圧が受け入れ可能値以下であれば、そのOKタイマーは、ステップ408で、1つだけ減分される。OKタイマーがステップ410で正であれば、モニタ・サブルーチン306は、再度、実行されて、圧力変換器50からの入力信号の別の値をサンプリングする。各サンプルで、「高から低ヘ」タイマーは、ステップ400で減分されて、圧力の大きさは、ステップ404で受け入れ可能吐出圧力値に対して検査され、さらに、その圧力が受け入れ可能であれば、OKタイマーが、ステップ408で減分される。
OKタイマーは、所定の遅延時間またはフィルタを提供し、圧力遷移が受け入れ可能であると考えられる前に、圧力値が安定していることを必要としている。受け入れ可能な吐出圧力値に到達した直後に、その圧力は、さらに低下し、また約5msの間、不安定になることが、観察された。OKタイマーは、5msにリセットされ、システムをその間、不安定な圧力値の処理から遮断する。連続的な反復の間、サンプリングされた圧力値が、5msの間、受け入れ可能圧力値を維持していれば、OKタイマーは、ゼロ状態に到達して、ステップ412で吐出圧状態の初期化サブルーチンが、実行される。そのサブルーチンは、「高から低ヘ」制御状態をリセットまたは停止し、「低」制御状態を設定または起動し、「高から低ヘ」およびOKの両タイマーをリセットし、モニタ・コントローラの内部の種々のカウンタをクリアする。そのOKタイマーがゼロ状態になる前に、「高から低ヘ」タイマーがゼロ状態になると、これは発生の可能性があるが、例えば、ソレノイドが故障して、流量制御バルブを適切に制御できなくなると、ガンオンエラー符号が、ステップ414で設定される。メインルーチンにおけるその後の反復の間に、そのエラー符号は、オペレータへの表示のために、オペレータ制御部に送信される。
図4のメインルーチンと図6のモニタ・サブルーチンでの次の反復の間に、「低」制御状態が、ステップ354で検出されて、吐出圧の評価に必要なデータを得るために、モニタ・コントローラ224内の記憶領域が、読まれる。その後、図8A,8B、および8Cに示されている圧力評価サブルーチンが、ステップ362で実行される。サンプリング期間中の流体分配ガンにおける圧力の64個のサンプルを分析することによって、その圧力が評価され、従って、サンプリングされた圧力が、受け入れ可能か、警告状態か、または警報状態かを判定するために、図8A−8Cの圧力評価サブルーチンは、64回だけ反復される。図8Aによれば、圧力評価サブルーチンの第一ステップは、ステップ450でサンプル・カウントを増分することであり、サンプリング期間中に取られた圧力サンプル数の追跡をする。次に、後述する較正モードが、ステップ451で検出されず、サンプル・カウンタは、その最大カウントである64以下であり、また吐出圧の状態が、ステップ454で検出された場合、測定された吐出圧の値“FP”は、ステップ456で、所定の吐出圧の高圧警報限界、例えば、5345KN/m2(780psi)と比較される。サンプリングされた吐出圧力値が、高圧警報限界より高い場合は、吐出圧の高圧警報カウンタが、ステップ458で増分される。そのカウンタは、吐出圧の高圧警報限界より高い吐出圧を表す圧力品質指標の出現を追い続ける。吐出圧が、ステップ高圧警報限界より低いが、ステップ460で、吐出圧の高圧警告限界、例えば、5240KN/m2(765psi)より高い場合は、吐出圧の高圧警告カウンタは、ステップ462で、増分される。そのカウンタは、サンプリング期間中に発生する吐出圧の高圧警告品質指標の数を追い続ける。測定された吐出圧力値が、ステップ464で、低圧警報限界より低い場合は、吐出圧の低圧警報品質指標の数をカウントする吐出圧の低圧警報カウンタが、ステップ466で増分される。そのサンプリングされた吐出圧力値が、ステップ464で、低圧警報限界より低くはないが、ステップ468で、低圧警告限界、例えば、5035KN/m2(735psi)より低い場合は、吐出圧の低圧警告カウンタが、ステップ470で増分され、低圧警告限界より低い吐出圧を表す圧力品質指標を追い続ける。その測定された吐出圧力値が低圧と高圧警告限界の間である場合は、ステップ472で、OKカウンタを増分することにより、受け入れ可能圧力品質指標がカウントされる。そのOKカウンタは、受け入れ可能圧力限界内の圧力サンプル数を数える。その後、図8Bによると、ステップ500と502を通過後、サンプリングされた吐出圧力値は、ステップ504で、吐出圧力値の累積値を保存しているレジスタに加算される。その結果、その吐出圧力総計レジスタは、特定のサンプリング期間中にサンプリングされた全吐出圧の総計を保存し、またその総計は、平均吐出圧力値の計算のために、後のステップで使用される。この時点で、圧力評価および各サブルーチンのモニタは、終了して、プロセスは、図4のメインルーチンに戻る。
これまで説明してきた図8Aと8Bのプロセスは、サンプリング期間が終了するまで、つまり、サンプル・カウンタが、図8Aのステップ452で、その最大カウントである64を超えるまで、連続し、サンプリングされた吐出圧力値のそれぞれに応じて、反復される。64個の圧力サンプルのサンプリング期間にわたって、カウンタ458と466は、それぞれ吐出圧の高圧と低圧警報限界を超えた、圧力サンプル値の数を保持する。同様に、カウンタ462と470は、それぞれ吐出圧の高圧と低圧警報限界を超えてはいないが、高圧と低圧警告限界を超えた圧力サンプル値の数を保持する。また、カウンタ472は、受け入れ可能な吐出圧サンプル数を数える。各カウンタの総計は、異なる吐出圧品質指標を表し、また、カウンタ458、462、466、および470は、そのサンプリング期間にわたる、それらの品質指標の度数分布も表す。それらの圧力変化は、一般に、流動に影響するパラメータの変化のために、発生する。従って、それらの圧力変化は、流動品質も示す。その品質データは、種々の方法で分析されるが、その内の数点の方法を後述する。
図8Aのステップ452で、64個のサンプルが数えられた後で、図8Cを参照すると、吐出圧の状態がステップ600で検出されて、サンプル完了フラグがステップ602で設定される。正規圧力フラグは、ステップ604で設定されず、また、図8Bを参照すると、ステップ500で、サンプル・カウンタが、未だ最大カウントより大きいと判定された後、そのサンプル・カウンタは、ステップ507でクリアされる。ステップ508で吐出圧の状態を再度、検出すると、ステップ510で、吐出圧総計レジスタは、64で割り算され、64個のサンプルの平均吐出圧を判定する。そのプロセスは、ステップ532で、較正モードではないことを検出して、ステップ512で、吐出圧総計レジスタの内容が、吐出圧平均レジスタに複写される。その後、ステップ514で、正規サンプルフラグが設定され、図8Cによれば、プロセスは、ステップ600と602を通過して、ステップ604で、正規サンプルフラグを検出する。ステップ606で、吐出圧の平均値が、高圧警告限界606、例えば、5240KN/m2(765psi)より高く、高圧警報限界608、例えば、5345KN/m2(780psi)よりも高い場合は、ステップ610で、流体分配器を通過する流体の「低」流量を表す警報エラー符号が設定される。吐出圧の平均値が、高圧警報限界よりも高くなければ、サブルーチンは、ステップ612で実行され、圧力故障タイプを表す、同じタイプの吐出圧品質指標の連続的な出現をカウントする。
同じタイプの吐出圧品質指標、例えば、高圧および低圧警報の連続的な出現をカウントすることは、モニタ制御部の感度を調整可能にするディジタル・フィルタを提供することである。その結果、偶然の電気的なノイズまたは妨害の結果として発生する、流体分配器中の流動状態における偽変動、または誤ったモニタリングに対する不感性を、モニタに与えることができる。従って、警告表示をさせる、連続して安定な圧力状態が存在するまで、警告エラー符号は作成されない。上記のフィルタリング・プロセスは、通常の圧力からさらに激しい変動を表す警報状態には、適用されない。図9を参照すると、ステップ680で、現在の警告故障タイプが、以前の警告故障タイプと比較されている。それらが異なっている場合は、ステップ682で、以前の警告故障タイプは、現在の警告故障タイプと等しいとされて、プロセスは、メインルーチンに戻る。以前と現在の警告故障タイプが同一の場合は、ステップ684で、連続カウンタが減分されて、ステップ686で、ゼロ状態の検査をされる。その連続カウンタがゼロではない場合は、プロセスはメインループに戻る。その連続カウンタがゼロである場合は、ステップ688で、そのカウンタは、所定の数、例えば、3にリセットされるが、その所定の数は、ディジタル・フィルタの感度、つまり、ステップ690にエラーが戻る前に、カウントされなければならない、同一の警告故障タイプの連続圧力品質指標の数を、決定する。図8Cに戻ると、エラーがステップ614に戻ると、ステップ616で、流体分配器を通過する液体の低流量を表す警告エラー符号が、設定される。
吐出圧の平均値が、ステップ618で、低圧警告限界、例えば、5035KN/m2(735psi)より低く、ステップ620で、低圧警報限界、例えば、4795KN/m2(700psi)よりも低い場合、警報エラー符号が、ステップ622で作成されるが、その警報エラー符号は、流体分配器を通過する流体の流量が大き過ぎること、つまり、ノズルの磨耗によって引き起こされるような流量であることを、表している。同様に、吐出圧の平均値が、ステップ618で、低圧警告限界より低いが、ステップ620で、低圧警報限界以上である場合、ステップ624で、そのタイプの吐出圧の平均値の連続出現回数が、数えられる。図9のサブルーチンで判定されるように、所定数の同一タイプの吐出圧平均値が発生すると、ステップ628で、流体分配器を通過する流体の流量が、望ましくない程大きいことを表す警告符号が、設定される。
さらに図8Cによれば、ステップ618で、吐出圧の平均値が、低圧警告限界以上であれば、ステップ630で、OKカウンタのカウントが、第一の所定数、例えば、50に対して検査される。サンプリング期間の間、図8Aのステップ472で、OKカウンタは、受け入れ可能圧力サンプルの出現回数を数える。サンプリング期間中に、ステップ630で、受け入れ可能圧力サンプルの出現回数が、第一の所定数である50以下であって、さらにステップ632で、第二の所定数、例えば、20よりも少ない場合は、電気的ノイズ警報エラーが、ステップ634で設定される。ステップ632で、受け入れ可能圧力サンプルの出現回数が、20以上であり、またカウンタ458と466において対応する高圧と低圧の警報品質指標の総計が、ステップ636で、所定の数、例えば、10以上である場合は、電気的ノイズ警報エラーが、ステップ634で設定される。しかし、数えられた高圧と低圧の警報品質指標の総計が、ステップ636で、10以下である場合は、図9のサブルーチンを実行することにより、その状態の連続出現回数は、ステップ638で数えられて、エラーがステップ640に戻ると、電気的ノイズ警告エラーが、ステップ642で設定される。その後、プロセスは、図4のメインルーチンに戻る。図8Cに関して説明したプロセス・ステップ600から642は、サンプリング期間中に集められた品質データの分析を表す。上記の分析プロセスは、特定のシステムに関する現場経験から由来したものである。一般に、数個の分析技術が多くのシステムに適用され得るが、一方、他の技術は、特定のシステム用に個々に調整される。本発明は、品質データが、多くの方法で、容易に使用されることを可能にする。
図6に示すように、タイマーオン時間の終了まで、上記のプロセスは「低」に設定された制御状態で、反復して実行される。ガンタイマーがオフになると、そのオフ状態と、「低」制御状態が、図6のステップ352と368で検出され、また、サブルーチンが、ステップ370で実行されて、「低から高へ」圧力遷移を始動する。その「低から高へ」の初期化サブルーチンは、「低」制御状態をリセットし、「低から高へ」制御状態を設定する。さらに、「低から高へ」タイマーとサンプルカウンタは、ゼロに設定され、圧力状態は静圧に変更される。メインルーチンとモニターサブルーチンの次の反復の間、「低から高へ」制御状態が、ステップ368で検出され、オフ時間評価サブルーチンが、ステップ376で実行されて、流体分配ガンをオフにする時間を評価する。そのサブルーチンは、バルブが閉まる際に要する時間を測定するが、それにより流体分配器内の圧力が吐出圧から静圧に遷移する。
図10によれば、オフ時間評価サブルーチンは、図7に示されたオン時間評価サブルーチンと同様の動作をする。そのサブルーチンは、ガンのバルブ22を閉じて、圧力を吐出圧から調整済みの静圧に変えるために必要な時間、図5のTOFFを測定する。「低から高へ」タイマーは、最大受け入れ可能「低から高へ」遷移時間、例えば、25msに設定され、そのサブルーチンの反復毎に、ステップ700で減分される。圧力が受け入れ可能静圧、例えば、静圧の高圧警報限界、例えば、5345KN/m2(780psi)上昇する前に、ステップ702で、「低から高へ」タイマーが時間切れになると、ガンオフ時間またはオフ時間エラー符号が、ステップ704で作成される。ガンオフ時間エラー符号は、圧力が期待される遷移時間である25ms以内に、受け入れ可能値静圧まで変化しなかったことを示す。「低から高へ」タイマーが、ステップ702で、引き続き正であれば、図7に関して説明されたように、サブルーチンの継続的な反復により、所定の個数、例えば、4個の、
受け入れ可能静圧以上の圧力値が、ステップ706、708、および710で、数えられる。4個の受け入れ可能静圧以上の圧力値が、ステップ712で検出されると、静圧状態は初期化されて、「低から高へ」制御状態がリセットされ、「高」制御状態が設定され、さらに「低から高へ」およびOKタイマーがゼロにリセットされる。
図6のモニタ・サブルーチン306の次の反復の間、「高」制御状態が、ステップ368で検出され、定常パラメータを含んでいるモニタ・コントローラのメモリが、ステップ380で読み取られる。その後、図8Aから8Cで示される圧力評価サブルーチンが、ステップ382で実行される。64個の定常圧力測定値をサンプリングして、それらのサンプル値と、静圧の高圧と低圧警報限界とを、比較することにより、静圧が評価される。受け入れ可能か、または高圧と低圧警報限界を超えている静圧サンプルが、サンプリング期間中に数えられる。そのサンプリング期間中の静圧の平均値も決定される。次に、その品質データは、吐出圧の品質データと同様な方法で分析される。
図8Aによれば、静圧は、ステップ454で検出され、また、サンプリングされた静圧力値“SP”は、ステップ474で、静圧の高圧限界、例えば、5720KN/m2(835psi)に対して検査される。それが限界値を超えている場合は、高圧警報カウンタが、ステップ476で増分されて、静圧の高圧警報限界を超える、サンプリング期間中の静圧サンプルの数を表す静圧品質指標を数える。測定された静圧が、静圧の高圧警報限界以下で、ステップ478で、低圧警報限界、例えば、5240KN/m2(765psi)よりも低い場合は、低圧警報限界より低い、サンプリングされた静圧を表す、静圧の低圧警報品質指標が、ステップ480で静圧の低圧警報カウンタを増分することにより、数えられる。そうでない場合は、静圧の受け入れ可能なサンプル値を表す、受け入れ可能静圧品質指標が、ステップ482で、OKカウンタを増分することにより数えられる。
その後、図8Bにおいて、ステップ502で静圧状態を検知して、現在のサンプリングされた静圧力値が、ステップ506で、サンプリング期間中に検出された全静圧の累計値を表すレジスタに、加算される。図8Aにおいて、ステップ452でサンプリング期間の終了が検出されるまでは、サンプリング・プロセスは継続する。図8Cにおいて、ステップ650で正規サンプルフラグが無い状態で、図8Bのサブルーチンは、静圧の平均値を求めるために、ステップ520で、静圧総計レジスタの内容を64で割り算し、また、その静圧総計レジスタの内容は、ステップ522で、静圧平均レジスタに複写される。次に、静圧総計レジスタの内容はクリアされ、正規のサンプルフラグが、ステップ524で設定される。
図8Cによれば、ステップ600から650までの通過後、図8Bのステップ520で決定された平均静圧力値が、ステップ651で、静圧の高圧警報限界、例えば、5720KN/m2(835psi)より高い場合、静圧高圧警報を表すエラー符号が、ステップ652で設定される。さらに、その計算された平均静圧力値が、ステップ653で、静圧の低圧警報限界、例えば、5240KN/m2(765psi)より低い場合、静圧の低圧警報を表すエラー符号が、ステップ654で設定される。平均静圧力値が、高圧と低圧の警報限界の間であり、図8Aの静圧の高圧警報カウンタ476のカウントが、ステップ655で、所定の高圧警報カウント、例えば、2個より多い場合は、静圧の高圧警報エラー符号が設定される。図8Aの静圧の低圧警報カウンタによって数えられる静圧の低圧警報品質指標の数が、ステップ657で、低圧警報カウントの所定数、例えば、2個より多い場合、静圧の高圧警報品質指標の数は、ステップ658で、高圧警報カウントの所定数と、再度、比較される。そのプロセスで、静圧の高圧と低圧の警報品質指標が、ステップ657と658で、対応する所定のカウントより多ければ、ステップ659で、電気的ノイズ警報エラー符号が設定される。静圧のサンプリング期間中、高圧と低圧の警報限界を超える圧力が、発生することは予期されていない。従って、そのような状態が検出された場合、その状態は、電気的ノイズによって引き起こされた可能性が高い。静圧の低圧警報品質指標だけが、所定のカウントを超えている場合は、静圧の低圧警報エラー符号がステップ660で設定される。その後、プロセスは、図4に示すメインルーチンに戻る。
図6のモニタ・サブルーチンは、さらに2つのエラー状態を検査する。図6によれば、ガンのオン時間中に、ガンをオフにするガンバルブの閉を表す「低から高へ」制御状態を期待することは、論理的ではない。同様に、ガンのオフ時間中に、ガンをオンにするガンバルブの開を表す「高から低へ」制御状態を期待することも、論理的ではない。上記の状態が、論理的に起きるはずがないとしても、制御部の故障、例えば、タイマーまたは他の部品の故障によって、そのような状態になることがある。従って、ガンタイマーがオンであって、「低から高へ」制御状態が検出された場合、タイマーオンエラーを表すエラー符号が、ステップ384で設定される。さらに、「低から高へ」制御状態は、リセットされ、「低」制御状態が設定される。同様に、ガンタイマーがオフで、「高から低ヘ」制御状態がステップ368で検出されると、タイマーオフエラーを表すエラー符号が、ステップ388で設定される。さらに、「高から低ヘ」制御状態は、リセットされ、「高」制御状態が設定される。
流体の流量診断
前述のように、モニタ・コントローラ224において、図6のモニタ・サブルーチンの実行中、流体分配ガンを通過する流体の流動状態が検出され、その結果、警告および警報またはその両方の状態を表すエラー符号を含む、流体流動状態信号またはデータが生成される。これらのエラー符号は、モニタ・コントローラ224からMC通信プロセッサ232に伝送されて、図4のステップ312で、プロセスに応じてメモり234に記憶される。各エラー符号の受け入れに関して、MC通信プロセッサ232も、プロセッサ242からの時刻と日付の情報を得て、その情報をエラー符号毎に保存する。プロセッサ232と242の間の後続のデータ伝送サイクルにおいて、エラー符号は、オペレータ制御部220に伝送されて、オペレータ用にディスプレイ254上に表示するために、メモリ244に保存される。OC通信プロセッサ242も、ガン毎のエラー符号の履歴、例えば、ガン毎の過去12個のエラー符号を保存する。LCDディスプレイは、例えば、40文字/行で、8行のディスプレイでよい。オペレータ制御部220は、各押しボタン248が、40文字/行の各行の終端に隣接して配置されるように設計される。さらに、それらの表示行の各終端の約5文字が、関連する押しボタンのラベルとなるように使用される。それらの表示行の残りの30文字は、動作パラメータの状態を表示するために使用される。例えば、LCDディスプレイの左側にある押しボタンは、番号で4台の流体分配ガンを識別するラベル、例えば、ガン#1、ガン#2等を表示する。さらに、各ガンに関連するメッセージが、静圧、そのガンによって塗装された缶の総数、そのガンに対してユーザが定義したラベル、およびそれぞれ保存された警告および警報エラー符号に応じた警告および警報メッセージを選択的に表示する。その表示が、特定のガンに関連する警告メッセージを有している場合、そのディスプレイのその行が、強調され、また、そのディスプレイの右側に配置されている押しボタンは、“help(ヘルプ)”ラベルを有している。“help”ボタンを選択すると、メモリ234から読み出されるエラー符号に関連し、プロセッサ232と242の間で、次のデータ伝送サイクルの間、MC通信プロセッサ232からOC通信プロセッサ242に伝送される、追加データの伝送が始動される。その追加データは、通常、エラー符号の性質、例えば、低流量、およびエラー状態の可能性のある原因を、識別する。従って、“help”ボタンを起動すると、検査されている流体分配ガンを識別する新しい表示が生成され、警告メッセージの性質が識別され、またその警報及び警告メッセージに対する可能性のある原因のリストが提示される。
さらに詳細に、任意の流体分配ガンに対して、ディスプレイは、低圧警報限界、例えば、「吐出圧の低圧限界」または「吐出圧の高圧限界」等により低い吐出圧から由来した数個のエラーメッセージの内の1つを示すこともできる。エラーメッセージを表示している行を選択し、“help”押しボタンを選択することで、エラーメッセージの可能性のある原因、例えば、ノズルの磨耗、部品の目詰まり、低静圧等が記載されている新しい表示がなされる。目詰まりした部品を表示している行を選択し、“help”押しボタンを押すことにより、目詰まりの可能性のある部品の所在、例えば、較正済みのオリフィス・プレート、ヒータ、フィルタ等が表示される。同様に、流体分配ガンが高圧警報限界を超えた吐出圧を有している場合、表示メッセージは、「吐出圧の高圧警報("firing pressure high alarm")」か、「吐出圧の低流量("firing pressure low flow")」である。“help”押しボタンは、警報がノズルの目詰まり、較正済みのオリフィス・プレートの磨耗、高静圧等によって引き起こされていることを、オペレータに知らせるために使用されてもよい。そのディスプレイが、静圧の高圧警報を示し、“help”押しボタンが再度押された場合、ディスプレイは、オペレータにそのエラー符号の可能性のある原因を提供する。例えば、圧力レギュレータの設定が高過ぎた場合、「圧力レギュレータが故障らしい("the pressure regulator may be faulty")」等の表示である。他のエラー符号は、オペレータに、電気的なノイズが、問題の原因らしいと知らせることができる。
流体モニタの較正
使用上、モニタ制御部の動作は、それぞれの流体分配器に応じて較正される必要がある。言い換えると、流体分配器が、通常の流体流動状態から、その流体分配器における異常な流体流動状態を判別するためには、通常動作の基準線が確定されなければならない。つまり、プロセスは、静圧および吐出圧のどのような測定値が、満足なガン動作であることを表す、流体分配器を通過する受け入れ可能な流体の流量に、相関があるのかを判定する必要がある。これを行うためには、較正プロセスは、所定の数のサンプル缶にわたって、較正した静圧と吐出圧の値を測定する。較正した静圧と吐出圧の値が、受け入れ可能な限界内であれば、それらの値は、高圧および低圧の警告及び警報限界を計算するために使用される。ガンが開のときの流体分配ガン中の圧力は、先ず、液体の望ましい流量が比例する、ノズル寸法の関数である。第二に、流体分配ガン中の圧力は、圧力レギュレータでプリセットされ、変更される流体源から供給される流体の静圧の関数でもある。第三に、較正済みのオリフィスを有するプレートは、圧力変換器の上流の液体の流れの中に配置され、その圧力変換器は、その較正済みのオリフィス・プレートとノズルの間に配置されている。較正済みのオリフィスの寸法は、圧力変換器により検出される圧力に影響を与える要素でもある。ノズル寸法、静圧、および較正済みのオリフィスの寸法に関するデータが与えられると、圧力変換器によって測定される理論的な吐出圧力値が、決定される。次に、その理論的な吐出圧力値は、吐出圧の実際の測定値と比較され、流体分配ガンが期待されたパラメータで動作しているかを、判定する。
図3によれば、MC通信プロセッサ232のメモリ234は、ノズル寸法、望ましい静圧および較正済みのオリフィスの諸元を表すデフォルト値を保存している。オペレータは、メモリ234のデフォルト値を変更するために、オペレータ制御部220上の押しボタン248を使用して、それらの値が、流体分配ガンと共に使用される、実際のノズル寸法、静圧および較正済みのオリフィスの諸元に対応するようにできる。その後、オペレータは、押しボタン248の1つを使用して、モニタ制御部に対して、較正モードの動作を始動させる。較正モードは、実際の吐出圧を測定し、それと、理論的な吐出圧とを比較する。図11によれば、較正サブルーチンは、押しボタン248の1つによって選択された較正モードに応じて、MC通信プロセッサ232により実行される。較正サブルーチンは、先ず、ステップ750で、モニタ・コントローラを初期化する。データは、リンク236を経由して、モニタ・コントローラ224に送信され、モニタ・コントローラ224を較正モードに設定し、さらにそのモニタ・コントローラ224内で、較正モードを初期化する。例えば、静と吐出の較正缶カウンタは、較正データが取られる缶の数を決定する所定数、例えば、4に設定される。
較正動作は、所定数の缶の塗装の間、吐出圧と静圧を測定する。従って、塗装プロセスをモニターし、図4から図10に準じて、圧力を評価するために前述のプロセスが、実行される。図8Aによれば、サンプル毎に、較正モードは、ステップ451で検出され、図8Bによれば、図6のステップ350で読み取られた静圧と吐出圧は、圧力総計レジスタ504と506に加算される。64個のサンプルの後、サンプル・カウンタは、ステップ500で、最大カウントに到達すると、静圧と吐出圧の状態がステップ508で活発であるかによるが、平均圧力値が、ステップ520と510でそれぞれ計算され、較正モードは、ステップ530と532で検出され、また、サンプリングされた圧力総計レジスタにある平均圧力値が、該当の圧力平均レジスタに、ステップ538と540で加算される。さらに、総計レジスタ506と504は、クリアされ、較正用缶カウンタは、ステップ542と544で減分される。その後、静と吐出の較正用缶カウンタが、較正プロセスで塗装された所定数の缶を数え、ステップ542と544でゼロになるまで、上記の較正圧力モニタリングが繰り返される。その時に、較正時静圧および吐出圧平均の計算が、完了したとしてステップ546と548で検出され、ステップ550で、モニタ・コントローラ224により、較正モードはリセットされるか、クリアされる。サブルーチンが、ステップ552で実行されて、モニタ・コントローラ224からデータリンク236を経由して、MC通信プロセッサ232に、較正時静圧および吐出圧の平均値が、送信される。その後、制御状態は、ステップ554で「高」に設定される。上記のプロセスの目的は、所与のガンに対する実際の吐出圧と静圧の値及びプロセスパラメータを測定することである。この点までに、較正モードは、4個の缶にわたって、64個の吐出圧および静圧のサンプルを取り、256個の静圧サンプル値を総計し、256個の吐出圧サンプル値を総計し、また2つの総計各々を64で割り算した。その結果は、4個の缶にわたる平均静及び吐出圧力値である。
図11によれば、較正サブルーチンは、ステップ752で、それらの平均値が受信されたことを検出し、さらに進行して、ステップ754で種々の圧力値を計算する。先ず、ユーザ設定の静圧“SP”と、ノズル寸法と、較正済みのオリフィス・プレートの寸法で決まる較正プレート指示番号とで決まるノズルの流量が与えられると、理論的な吐出圧は、下記のように計算される:
Figure 0003677044
次に、缶当たりの平均較正時静および吐出圧力値は、モニタ・コントローラ224から受け取った平均静圧を、較正モードの間に塗装された缶の数である、4で割り算して決定される。同様に、平均較正時吐出圧力値も、同じ方法で決定される。その際、平均較正時静圧力値は、ステップ756でユーザにより設定された静圧と比較される。本プロセスは、平均較正時静圧力値を、所定の許容差、つまり±240KN/m2(35psi)まで、ユーザにより確定された静圧からの変更を可能にする。その平均較正時静圧力値が、受け入れ可能な圧力包絡線内に無い場合は、エラー符号がステップ758で設定され、オペレータに静圧を点検することを促す。
次に、平均較正時吐出圧力値が、ステップ760で、計算された理論的吐出圧力値と比較される。再度、理論的吐出圧力値の上下の許容幅が使用される。例えば、理論的吐出圧力値の±15%以内の平均較正時吐出圧力値は、受け入れ可能である。平均較正時吐出圧力値が、受け入れ可能値圧力帯域幅の外側であると、エラー符号が、ステップ762で設定され、オペレータにノズルと較正プレートの点検を促す。平均較正時静圧および吐出圧力値が、それぞれ許容差に入っていれば、これらの値は、ステップ764で、静圧警報、吐出圧警報、および警告圧力限界を計算するために使用される。それらの限界は、モニタ・コントローラ224で計算され、モニタ・コントローラ224の内部のレジスタ230に保存される。さらに、時刻と日付情報が、オペレータ制御部220から受信され、計算された限界値と共に保存される。ステップ264で、プロセスの一部として、新たに計算された限界値がOC通信プロセッサ242に伝送され、不揮発メモリ244に保存される。OC通信プロセッサ232は、メモリ234に、日付と時刻に関する数組の較正パラメータ、例えば、6組の較正パラメータの履歴を保存する。しかし、メモリ234は、揮発メモリであるので、モニタ制御部14の電源が切られると、較正パラメータの履歴は失われる。
ステップ264でのプロセスに準じて、高圧および低圧警報限界は、所定の値、例えば、平均較正時静圧力値のそれぞれ上下240KN/m2(35psi)という値に設定される。例えば、平均較正静圧力値が、5450KN/m2(800psi)であれば、高圧および低圧静圧警報限界は、それぞれ5720KN/m2と(835psi)5240KN/m2(765psi)に設定される。
さらに、吐出圧の高圧および低圧警告限界は、平均較正時吐出圧力値のそれぞれ所定量だけ上下した値に設定される。例えば、平均較正時吐出圧力値が、5140KN/m2(750psi)であれば、正常な較正オリフィス吐出圧低下は、340KN/m2(50psi)である。吐出圧の高圧警告限界は、通常の圧力低下である340KN/m2(50psi)より30%少ない240KN/m2(35psi)となる。較正オリフィスでの吐出圧低下を生み出す5240KN/m2(765psi)に設定される。同様に、吐出圧の低圧警告限界は、445KN/m2(65psi)か、または通常の値より30%高い較正オリフィスでの圧力低下を生み出す5035KN/m2(735psi)に設定される。それらの吐出圧の高圧および低圧警報限界は、平均較正時圧力よりそれぞれ、所定量だけ上下した値に設定される。例えば、吐出圧の高圧警報限界は、137KN/m2(20psi)の較正済みのオリフィスでの圧力低下,つまり、通常より60%少ない圧力低下となる、5345KN/m2(780psi)に設定される。吐出圧の低圧警報限界は、通常より100%大きい685KN/m2(100psi)の較正済みのオリフィスでの圧力低下となる4795KN/m2(700psi)に設定される。上記から、高圧と低圧の警報及び警告限界は、対称である必要は無いことに注意する必要がある。図11のステップ764で、静圧と吐出圧の限界が計算された後、それらの値は、モニタ・コントローラ224のレジスタ230に保存される。モニタ制御部も、オペレータ制御部に、較正プロセスが実行された日付と時刻を要求し、またその日付と時刻は、一組の計算された圧力限界に関連づけられて保存される。最新の組及び所定数の組の、以前に計算された圧力限界、例えば、過去4組の計算された圧力限界と、それらの関連する日付と時刻の現在の設定と履歴が、MC通信プロセッサ232に関連するメモリ234に保存される。
本発明は、相当に詳しい本実施例の記述によって明らかにされてきたが、その細部に、請求の範囲を限定したり、どのような方法においても制限を加える意図は無い。他の利点や変更は、当業者には明らかなはずである。例えば、パーソナル・コンピュータ(PC)または他のコンピュータが、他の機能を提供するために、ネットワークに接続され、例えば、プロセス・パラメータを最適化するために、統計的にプロセス制御が、そのモニターされたデータに基づき分析される。さらに、そのPCは、揮発性記憶として記述されたデータの、不揮発性記憶を提供するためにも使用され、また、PCは、さらに多くのデータの履歴や、他のプロセス・パラメータの保存に使用され得る。他の例として、上記のガンタイマーは、流体分配ガンを通過して搬送される対象物に応じて、その流体分配ガンをオンおよびオフするための間欠信号を出力する。その代わりに、そのガンタイマーは、対象物が流体分配ガンを通過して搬送される間、拡張された期間中、連続的にオンを維持するタイミング信号の出力も可能である。そのような状況で、モニタ制御部は、圧力評価サブルーチン362を連続的に実行し、ガンがオフになるまで、同一のモニタ機能を提供する。
図8Aから図8Cまでの圧力評価サブルーチンは、警報及び警告圧力限界を超える、個々のサンプリングされた圧力または平均圧力値の検出に応じて、警報及び警告エラー符号を決定するための種々の戦略を示している。多数の異なる戦略が採用可能である。例えば、図8Cにおいて、静圧警報限界の検査の際に、そのサブルーチンは、サンプリング期間中に決定された静圧の平均値を、静圧の高圧および低圧警報限界と比較する。さらに、所定数のサンプリングされた静圧力値が、静圧の高圧および低圧警報限界を超えた場合、静圧警報エラー符号が生成される。あるいは、上記の戦略のいずれか1つが、他の排除に使用できる。
同様に、サブルーチンの記述で、ガンのオン時間中に吐出圧をサンプリングすることに対応して、警報および警告エラー符号を作成するプロセスは、同じように変更できる。例えば、吐出圧OKカウンタにある受け入れ可能サンプル圧力の数は、変更可能である。さらに、ディジタル・フィルタリングを提供するために連続品質指標のカウントは、変更または削除してもよい。
さらに、通常、つまり、ガウス分布と比較される、カウンタに関連するそれぞれの品質指標の頻度を検出する、高圧および低圧警報及び警告カウンタに応じて、高圧および低圧警報及び警告エラー符号が、作成される。例えば、図12によれば、64個のサンプルのサンプリング期間が与えられ、そのサンプリング期間の終了がステップ800で検出された後、プロセスは、ステップ802で吐出圧の高圧警報カウンタが、64個のサンプルに対する第二の標準偏差を表す所定数、例えば、2より大きいかを判定する。そのカウンタが2より大きい場合、吐出圧の高圧警報エラー符号が、ステップ804で設定される。同様に、ステップ806で、吐出圧の低圧警報カウンタが、64個のサンプルに対する第二の標準偏差、つまり、2より大きいカウントを有する場合、吐出圧の低圧警報エラー符号が、ステップ808で設定される。ステップ810で、吐出圧の高圧警告カウンタが、64個のサンプルに対する第一の標準偏差を表す別の所定数、例えば、11より大きい場合、吐出圧の高圧警告エラー符号が、ステップ812で設定される。同様に、吐出圧の低圧警報カウンタが、11より大きいカウントを有することがステップ814で検出された場合、吐出圧の低圧警告エラー符号が、ステップ816で設定される。ステップ818で検出されるように、吐出圧OKカウンタが、64個のサンプルに対して、エラー状態ではない有効なサンプルの最小値である38以上の場合、流体分配ガンの内圧が、正常であると考えられ、正常圧力フラグが、ステップ820で設定される。圧力品質指標の出現のガウス分布を使用する上記の圧力分析は、吐出圧力値を分析するために、図8Cに示されたプロセスの異なる部分に関連させるか、または除外のために使用してもよい。
従って、広い様態を有する本発明は、図示および説明した特定の詳細事項に制限されない。そのために、本発明の精神と範囲を離れることなく、そのような詳細事項から離れることが可能である。

Claims (16)

  1. 流体分配器内の流体の圧力を表す入力信号を生成するセンサを含む該流体分配器を介する流体の流れを制御する前記流体分配システムの動作をモニターする方法において、
    該流体の圧力範囲の限界を表す警報限界値を蓄積する工程と、該分配器内の該流体の圧力のサンプル値を検出するためにサンプリング期間中、前記入力信号を定期的にサンプリングする工程と、各サンプル値を前記警報限界値と比較する工程を有する方法であって、
    さらに、該圧力の高警報限界値及び低警報限界値と、該圧力の高警告限界値及び低警告限界値を蓄積する工程と、該高警告限界値は該圧力の該警報限界値と許容値との間の大きさであり、該低警告限界値は該圧力の該低警報限界値と該許容値との間の大きさであり、
    該サンプリング期間中に検出された該サンプル圧力値に応じて平均圧力値を決定する工程と、
    該平均圧力値を選択した圧力限界値と比較する工程と、
    前記高警告限界値より大きく、前記高警報限界値より小さい該平均圧力値の出現を所定回数カウントすることに応じて第1警告エラー符号を作成する工程と、
    前記低警告限界値より小さく、前記高警報限界値より大きい該平均圧力値の出現を所定回数カウントすることに応じて第2警告エラー符号を作成する工程、
    から成ることを特徴とする前記流体分配システムの動作をモニターする方法。
  2. 前記平均圧力値の出現を所定回数カウントする工程は、前記平均圧力値の連続出現を所定回数カウントする工程をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記警告エラー符号を作成する工程は、さらに、前記高警報限界値を越えるサンプル圧力値に応じて前記高警報圧力品質指標を生成する工程と、
    前記サンプリング期間中に各高警報圧力品質指標をカウントする工程と、
    前記低警報限界値より小さいサンプル圧力に応じて低警報圧力品質指標を生成する工程と、
    該サンプリング期間中に各低警報圧力品質指標をカウントする工程と、
    該高警告限界値より小さく、該低警告限界値より大きいサンプル値に応じて、許容圧力品質指標を生成する工程と、
    該サンプリング期間中に各許容圧力品質指標をカウントする工程と、
    該サンプリング期間中に該高警報圧力品質指標と低警報圧力品質指標両方の出現を第1所定回数及び該許容圧力品質指標の出現を第2所定回数カウントすすることに応じて警告エラー符号を生成する工程、
    から成ることを特徴とする請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記警告エラー符号を生成する工程は、所定回数の連続サンプリング期間中、該高警報圧力品質指標と低警報圧力品質指標両方の出現を該第1所定回数及び該許容圧力品質指標の出現を第2所定回数カウントすることを含むことを特徴とする請求項3に記載の方法。
  5. 前記許容圧力品質指標の出現を第3所定回数カウントすること応じて警報エラー符号を生成する工程をさらに有することを特徴とする請求項4に記載の方法、
  6. サンプリング期間中、該高警報圧力品質指標及び低警報圧力品質指標両方の出現を第1所定回数より多い回数カウントすることに応じて警報エラー符号を生成する工程を更に有することを特徴とする請求項5に記載の方法。
  7. 流体分配器を介する流体の流れを制御する流体分配システムの動作をモニターする方法において、該流体分配器は、該流体分配器内の該流体の圧力を表す入力信号を生成するセンサを有し、該モニターは、流体が分配される間であるON時間期間中行われ、該方法は該ON時間期間の初めから、該流体分配器内の該流体の該圧力のサンプル値を生成するために入力信号を定期的にサンプリングする工程と、該ON時間期間中、該入力信号の該サンプル値を許容圧力値を表す参照値と定期的に比較する工程を有する方法であって、
    該ON時間期間及び流体が分配されないOFF時間期間の両方に亘りモニターが行われ、
    該方法は、該ON時間期間の初めからON遷移時間期間を計測し、該入力信号のサンプル値が該参照圧力値にほぼ等しくなる前に参照ON遷移時間期間の値を超える該ON遷移時間期間に応じてON時間エラー符号を生成する工程を含むことを特徴とする前記流体分配システムの動作をモニターする方法。
  8. 液体分配器内の流体の圧力を表す入力信号を生成するセンサを含む流体分配器を介する流体の流れを制御する分配システムの動作をモニターする方法において、該モニターは、流体が分配される間であるON時間期間中行われ、該方法は該流体分配器内の該流体の該圧力のサンプル値を生成するために該入力信号を定期的にサンプリングする工程と、該入力信号の該サンプル値を許容圧力を表す参照値と定期的に比較する工程とを有し、
    モニターはON時間の期間及び流体が分配されていない間であるOFF時間期間に亘り行われ、
    該入力信号はOFF時間期間の初めから定期的にサンプリングされ、
    該参照値は該OFF時間中の許容圧力を示し、
    該OFF時間期間の初めからOFF遷移時間期間を計測し、サンプル値が該参照値にほぼ等しくなる前に参照OFF遷移時間の値を超える該OFF遷移時間期間に応じてOFF時間エラー符号を生成すること、を有することを特徴とする前記流体分配システムの動作をモニターする方法。
  9. 流体供給部に接続された流体分配器を介する流体の流れを制御する流体分配システムの動作をモニターする方法において、該流体分配器は、該流体分配器を介する流体流れれの特性を表す値を有する入力信号を生成するセンサを有し、該流体分配システムは流体が分配されるON時間期間を提供し、流体流の該特性の警報限界値を蓄積する工程と、流体のサンプル特性値を検出するためサンプル期間に亘り該入力信号を定期的にサンプリングする工程と、該サンプル特性値を該警報限界値と比較する工程と、サンプル特性値及び該警報限界値との間の所定関係に応じて警報エラー符号を生成する工程と、を有し、
    該モニターは該ON時間期間及び流体が分配されていないOFF時間期間に亘り行われ、
    該入力信号は該OFF時間期間に定期的にサンプリングされ、
    該警報エラー符号は静圧警報符号であることを特徴とする前記流体分配システムの動作をモニターする方法。
  10. 流体分配システムの動作をモニターすることに関連して使用される方法であって、該システムは流体供給部に接続される流体分配内の圧力を検知する制御部を有し、該流体分配器は分配器内に配置された圧力センサを有し、該流体センサは、流体が分配されているON時間期間中、該流体センサからの圧力値を表す圧力信号を生成し、
    該方法は、流体の流れ特性をモニターする制御部を較正するためのものであり、該センサはノズルと該流体が通る較正ノズルとの間に位置し、該流体センサは流体が分配されない間であるOFF時間期間内の静圧値及び該ON時間期間の吐出圧力値を表す圧力信号を生成し、
    該方法は、ノズルの大きさ及び所定のフローチャートを表す第1入力信号を蓄積し、所定の静圧値を表す第2入力信号を蓄積し、該較正オリフィスを表す第3入力信号を蓄積し、該入力信号に応じて理論吐出圧力値を計算し、所定回数の該ON時間期間、流体を該ノズルから分配し、所定回数のOFF時間期間、該ノズルを介する流体の分配を止め、該ON時間期間内の吐出圧力値を検出するために該所定回数のON時間期間毎に該圧力信号をサンプリングし、平均吐出圧力値を提供するために該所定回数のON時間期間に亘る吐出圧力値を平均し、該平均吐出圧力値を該理論吐出圧力値と比較し、該平均吐出圧力値と該理論吐出圧力値との差が所定の大きさを超えることに応じてエラー信号を提供し、該平均吐出圧力値及び該理論吐出圧力値との間の差が該所定の大きさより小さくなることに応じて該平均吐出圧力値を使用して一組の圧力制限値を計算することを有することを特徴とする流体分配システムの動作をモニターすることに関連して使用する方法。
  11. 少なくとも一つの流体分配器を介する流体流れの特性をモニターするためのモニタシステムであって、該システムは、該流体分配器を介する流体流れの特性を表す値を有する入力信号を提供するセンサを有し、
    該システムは、複数の分配器を介する流体流れの特性をモニターするためのものであり、該システムは複数のセンサを有し、各センサは該流体分配器の一つに接続し、
    該システムはさらに、複数のモニタ制御部を有し、各モニタ制御部は該複数のセンサの一つに接続し、各モニタ制御部は、該複数のセンサの各々からの該入力信号に応じて、該複数の流体分配器の各々に関連する出力信号を生成し、該複数のモニタ制御部と電気的に通信し、該複数の流体分配器の各々を介する流体流れに関するデータを選択的に表示するための該モニタ制御部からの該出力信号に応じる、オペレータ制御部と、を有することを特徴とするモニタシステム。
  12. 該複数のモニタ制御部と該オペレータ制御部とを接続し、その間を電気的に通信させるためのデータ通信ネットワークをさらに有することを特徴とする請求項11に記載のモニタシステム。
  13. 該モニタ制御部の各々は、さらに複数の参照信号を蓄積するためのメモリーと、一の該入力信号と複数の参照信号の少なくとも一つを定期的に比較することに応じ、該出力信号を生成するために該メモリーに接続されたデータプロセッサと、該データプロセッサ及び該データ通信ネットワークと電気的に通信する第1通信プロセッサ、を更に有することを特徴とするモニタシステム。
  14. 該オペレータ制御部は入力データ信号を提供するための入力装置と、表示装置と、該入力装置、該表示装置及び該データ通信ネットワークに電気的に接続された第2通信プロセッサ、を備えることを特徴とする請求項13に記載のモニタシステム。
  15. データ通信ネットワークは、さらに、該モニタ制御部の各々と共に配置され、該第1通信プロセッサと、電気的に通信する第1インターフェースと、該オペレータ制御部と共に配置され、該第2通信プロセッサと電気的に通信する第2インターフェースと、該第1及び第2インターフェース間でデータを送信するために、該第1及び第2インターフェースと電気的に通信する通信リンク、を有することを特徴とする請求工14に記載のモニタシステム。
  16. 複数のオペレータ制御部を更に備え、該制御部が該複数のモニタ制御部と電気的に通信し、該モニタ制御部からの該出力信号に応じて該複数の流体分配器の各々を介する流体流れに関するデータを選択的に表示することを特徴とする請求項11乃至15の何れか一つに記載のモニタシステム。
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