JP3676422B2 - パケット化装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、多重化され、入力データ流の一部を形成するそれぞれ対応している個々のデータ流からの個々のデータ流のパケットであり、各1つが前記対応している各個々のデータ流の1組の後続するデータ部分を含んでいるパケットを生成する少なくとも1つのパケット化デバイスを含んでいるパケット化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
このようなパケット化装置は、B.Pauwels 氏らによる文献(1992年10月の横浜においてのInternational Switching Symposium の第1巻、324 乃至328 頁における「Application of the multipath self-routing switch in a combined STM/ATM cross-connect system 」)から既に知られている。入力データ流はSTM−N(同期転送モジュールN)フレームによる同期デジタル階級(SDH)信号によって構成されており、それにおけるVC−n(仮想容器n)は写像され、個々のデータ流はこれらのVC−n中に写像される。パケット流はパケットスイッチに供給され、同じ個々のデータ流の全データ部分、すなわち同じパケット流の全パケットはこのパケットスイッチの同じ出力にスイッチされる。このパケットスイッチはいわゆるマルチパス自己経路設定(MPSR)スイッチであり、同じパケット流の異なるパケットが通過する通路は異なることができ(マルチパス)、パケットは入力からこのパケットに含まれた自己経路設定タグに基づいてパケットスイッチの出力に導かれている。入力からパケットスイッチの出力へ個々のデータ流またはVC−nを切換えるため、VC−nはパケット流のパケットを構成するマルチスロットセル(MSC)中にパケット化される。各パケットは、パケットが切換えられるべきパケットスイッチ出力を示している自己経路設定タグを含んでいる第1のスロットと、個々のデータ流に属している多数の連続的なバイトを含んでいる別のスロットとを含み、これらのバイトは次のデータ部分のセットを構成している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
個々のデータ流(VC−n)が入力データ流(STM−Nフレーム)において多重化される方法により、複数のパケットはほぼ同時に、すなわち1バイトのみの間隔でパケットスイッチに転送される準備ができる。それによって入力データ流において多重化される個々のデータ流の数は、同時にパケットスイッチに転送されることができるパケットの数を超え、全てのパケットがその準備をするときにパケットスイッチに転送されるとは限らないので、それらの幾つかは入力バッファにおいてバッファされなければならない。それによって、これらのパケットはほぼパケット化遅延に等しい付加的な遅延を受ける。すなわち、パケット化デバイスからの個々のデータ流出力のデータの最大ビット速度は、このデータがこのパケット化デバイスに入力されているビット速度に少なくとも等しくなければならないという事実によって、パケットはこの最大の付加的な遅延内のパケットスイッチに常に転送されることができる。さらに、パケット流の次のパケットがパケット化遅延にほぼ等しい間隔で形成されることに注意すべきであるので、付加的な遅延は、パケットの順序の指示が失われないようにパケット化遅延より長くは許容されない。
【0004】
一方、パケットスイッチは、供給される個々のデータ流からパケット化装置によって得られた各パケットへの複数の入力を有する。さらに、使用されたパケットスイッチは、その入力のいずれかと出力のいずれかとの間のスイッチング遅延が鋭いピークを有する分布に従う特性を有している。すなわち実質上一定な特性を有する。同じスイッチ出力に予定された異なるパケットがパケット化装置によって異なるパケットスイッチ入力に同時に放出され、後者の同じ出力によって実質上同時に受けられるとき、衝突が生じる。すなわち、パケットはこの出力でバッファされなければならない。それ故、多数のパケットのこのような同時到着を処理することができるような大きさのバッファがパケットスイッチに含まれている。このようなバッファにもかかわらずパケット損失が生じる。しかしながら、入力データ流がSTMデータ流であるとき、パケットのトラフィックパターンは不変である。すなわち、パケット損失は規則的に生じる。この不変的な特性を壊すため、パケットがパケット化装置からパケットスイッチに転送される瞬間のランダム化が入力で導入される。これは、上述された入力バッファによって行われることができる。ランダム化は、導入されたランダム化遅延がゼロとパケット化遅延との間に均等に分配されるとき、すなわち、上記付加的な遅延の最大値ができる限り大きくされるときに最も有効である。この最大値がパケット化遅延を超えてはならないという既に上記された制限を思い出すと、最大の付加的な遅延はパケット化遅延に等しく選択されることが効果的である。
【0005】
さらに、パケットスイッチへのパケットの転送の瞬間が上記されたようにランダム化されるときでさえ、パケットの転送の瞬間は時間的に均等には分配されていない。すなわち、パケット化は、パケットスイッチにおける増加したパケット損失率と、パケットスイッチの入力から出力までの増加したスイッチング遅延とを生じるパケットスイッチにバーストで転送され、パケット損失率とスイッチング遅延はパケットがさらに均等に拡がりまたは一定の速度でパケットスイッチに転送される状況に関する。
【0006】
本発明の目的は、上記既知のタイプのパケット化装置であるが、そこから出力するパケット間の衝突は実質上付加的な遅延が導入されることなしに回避されることのできるパケット化装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、この目的は、前記1つのパケットの直前のパケットが生成された後に前記パケット化デバイスが実質上時間間隔に入るものとして前記セットに含まれるべき最後のデータ部分を決定する処理手段を含み、前記時間間隔が前記パケットの長さに対応するという事実により達成される。
【0008】
この方法において、時間間隔の適当な選択により、入力データ流から得られるパケットは、時間的に実質上均等に拡散した瞬間にパケット化装置から出力する準備ができる。それによって、パケットは、そこに含まれるべき最後のデータ部分の到着においてパケット化装置から実質上直ちに出力されることができる。すなわち、実質上パケットのバッファリングは必要とされない。それ故、パケット化装置から出力されるべきパケット間の衝突は、実質上付加的な遅延が導入されることなしに回避される。
【0009】
さらに、パケットはバーストでパケット化装置から出力されるのではなく、実質上時間的に均等に拡散される。結果として、パケット流が供給されるパケットスイッチにおけるパケット損失率、およびその入力と出力との間の最大のスイッチング遅延は、パケットがこのパケットスイッチにバーストモードで転送される状況において減少され、およびパケットがさらに均等に拡散する速度でこのパケットスイッチに転送される状況において僅かしか増加され、または増加されない。
【0010】
本発明の別の特徴は、前記パケットが次のデータ部分の前記セットを含む可変長のデータ部分を有することである。
【0011】
それ故、パケットがパケットスイッチに転送される準備がされた瞬間はデータパートの長さを簡単に変更することによって選択されることができ、それによってパケットに含まれた最後のデータ部分を構成するデータ部分を示し、または選択する。
【0012】
本発明のさらに別の特徴は、前記パケットが前記次のデータ部分を少なくとも部分的に含む予め定められた長さのデータ部分をそれぞれ有することである。
【0013】
それ故、パケットが多少のデータ部分を有するデータ部分を単に満たすことによって、すなわち、このデータ部分を完全には満たさない可能性によって選択されることができる。それによって、パケットに含まれた最後のデータ部分を構成するデータ部分が選択される。
【0014】
本発明のさらに別の特徴は、前記個々のデータ流のビット速度が実質上一定であり、前記各パケットに関しては前記データ部分が予め定められたデータ部分で開始することである。
【0015】
この方法において、パケットの予め定められた長さのデータ部分が完全に満たされるとき、パケットに対する予め定められたデータ部分の選択は、最後のデータ部分が到着するとき、すなわち、後者の予め定められたデータ部分後の固定した時間間隔の経過したときに決定する。それ故、予め定められたデータ部分を適当に選択することによって、後者のデータ部分は、他にパケットがスイッチに転送されないときに到着することが保証されている。
【0016】
本発明のさらに別の特徴は、パケットスイッチの入力にそれぞれ結合され、それにパケットを供給して前記パケットスイッチの出力に切換えられる前記複数のパケット化装置を含み、同じ個々のパケット流のパケットが前記パケットスイッチの同じ出力に切換えられ、前記各パケット化デバイスに関して、供給される前記個々のデータ流の第1のパケットの前記最後のデータ部分がランダムに選択されることである。
【0017】
それによって、個々のデータ流の第1のパケットの最後のデータ部分の選択はランダム化されるので、パケットスイッチの出力において、さらにパケットが同時に出力されることができるという事実による衝突が生じる確率は低く、これらのパケットは異なるパケット化装置から生じ、このパケットスイッチ出力に同時に到着する。この確率は、このようなランダム化が適用されていない状況に関して減少されることに注意すべきである。
【0018】
本発明のさらに別の特徴は、パケットスイッチの入力にそれぞれ結合され、それにパケットを供給して前記パケットスイッチの出力に切換えられる前記複数のパケット化装置を含み、同じ個々のパケット流のパケットが前記パケットスイッチの同じ出力に切換えられ、前記各パケット化デバイスに関して、供給される前記個々のパケット流の第1のパケットの前記最後のデータ部分が、最後の第1のパケットが切換えられるパケットスイッチ出力で利用可能な帯域幅によって決定されることである。
【0019】
それによって、最後のデータ部分の選択はパケットが切換えられるパケットスイッチ出力での帯域幅有効性によって決定されるので、さらにパケットが同時に出力されることができるという事実による衝突が生じる確率は減少され、これらのパケットは異なるパケット化デバイスから始まり、このパケットスイッチ出力に同時に到達する。
【0020】
本発明のさらに別の実施例において、前記各パケットは前記パケットスイッチ入力から前記パケットスイッチ出力に切換えられるときに予め定められた遅延を受け、前記第1のパケットの前記スイッチングの前に、タイミングメッセージが切換えられるべき出力から供給される入力に伝送され、前記タイミングメッセージはパケットが後者の出力で受信される瞬間を時間的に示すことによって後者の出力で利用可能な前記帯域幅を示し、パケットの数が受信される。
【0021】
この方法において、パケットが受信される瞬間および受信されるパケットの数を示すことによって、パケットが出力で衝突することを回避するためにパケットスイッチに転送されるべき瞬間は、後者の出力でパケットを受信する最適な瞬間から予め定められた遅延を単に減算することによって決定されることができる。すなわち、最後のデータ部分が選択されることができる。出力でそれぞれの瞬間に受信されるパケットの数が高過ぎるとき、この瞬間および最後のデータ部分をランダムに選択することによって衝突は最小にされる。
【0022】
本発明の上記およびその他の目的および特徴はさらに明瞭となり、発明自体は添付図面と共に実施例の以下の説明を参照することによって良く理解されるであろう。
【0023】
【実施例】
図1に示されたスイッチングノードは、パケット化デバイスPDPI1乃至PDPIMを備えた入力パケット化装置と、M個の入力I1乃至IMおよびM個の出力O1乃至OMを備えたパケットスイッチPSWと、パケット化デバイスPDPO1乃至PDPOMを備えた出力パケット化装置とを含む。パケット化デバイスPDPI1乃至PDPIMは、スイッチングノードの各入力IN1乃至INMとパケットスイッチPSWの入力I1乃至IMのそれぞれ1つとの間に接続されている。同様に、パケット化デバイスPDPO1乃至PDPOMは、パケットスイッチPSWの出力O1乃至OMのそれぞれ1つとスイッチングノードの各出力OUT1乃至OUTMとの間に接続されている。種々のパケット化デバイスとパケットスイッチとの間の全リンクは4線式の両方向性リンクであり、パケットスイッチPSWの全入力および出力は4端子入力−出力によって実際に構成される。同様に、スイッチングノードの全入力および出力は、実際に入力−出力端子である。任意の入力IN1乃至INMに供給されるデータ流はパケット化デバイスPDPI1乃至PDPIMでパケット化され、パケットスイッチPSWによってその1以上の出力に切換えられる。後者のパケットは、パケット化デバイスPDPO1乃至PDPOMのそれぞれ1つによって出力データ流中に非パケット化される。同様に、実際に入力として動作するスイッチングノードの任意の出力OUT1乃至OUTMに供給されるデータ流はパケット化デバイスPDPO1乃至PDPOMによってパケットにおいて配列され、その後これらのパケットは出力として動作する1以上の入力I1乃至IMにPSWによって切換えられる。後者のパケットは、パケット化デバイスPDPI1乃至PDPIMのそれぞれ1つによってデータ流中に非パケット化される。それ故、パケット化デバイスPDPI1乃至PDPIMおよびPDPO1乃至PDPOMは、パケット化および非パケット化動作をそれぞれ実行する。
【0024】
パケット化デバイスPDPI1はパケット化器PMを含み、そのデータ入力はPDPI1の入力IN1を構成する。さらにパケット化器PMは、パケット化デバイスPDPI1に含まれている4つのバッファBUF1乃至BUF4のそれぞれ1つを介してPSWの4端子入力−出力I1の4つの端子のそれぞれ1つにそれぞれ結合された4つのデータ出力を有する。最後に、パケット化デバイスはパケット化器PMおよびバッファBUF1乃至BUF4の動作を制御する制御手段OBCを含む。パケット化デバイスPDPI2乃至PDPIMおよびPDPO1乃至PDPOMは、PDPI1と同様の方法で形成されている。
【0025】
パケットスイッチPSWはB.Pauwels 氏らによる文献(1992年10月の横浜においてのInternational Switching Symposium の第1巻、324 乃至328 頁における「Application of the multipath self-routing switch in a combined STM/ATM cross-connect system 」)に記載されているようないわゆるマルチパス自己経路設定(MPSR)スイッチである。このようなMPSRスイッチの入力に供給されるパケットは、多数のいわゆるスロットを含んでいるマルチスロットセル
(MSC)である。各マルチスロットセルは、切換えられるべきスイッチの1以上の出力O1乃至OMを示す自己経路設定タグ、およびパケットが属する接続を識別する接続基準番号を含む。
【0026】
スイッチングノードの動作を、図1および2を参照して以下説明する。
複合データ流、例えば図2に示された複合データ流CDSは、スイッチングノードの各入力IN1乃至INMに供給される。例えば、この複合データ流CDSは、VC−n(仮想容器−n)が写像される、すなわちVC−nおよび複合オーバーヘッドデータを構成するSTM−N(同期転送モジュール−N)フレームを有する同期デジタル階級(SDH)信号である。個々のデータ流IDS1乃至IDSNおよび個々のオーバーヘッドデータはVC−n中に写像される。それ故、図示されていないオーバーヘッドデータに加えて、複合データ流CDSは、データ部分がそれぞれ数字1乃至Nで示されているN個のインターリーブされた個々のデータ流IDS1乃至IDSNを含む。VC−nにおける個々のデータ流IDS1乃至IDSNおよびSTM−NフレームにおけるVC−nのこのような写像は、M.Sexton氏らによる文献(1992年、ボストンのArtech House社出版の「Transmission networking: SONET and the Synchronous Digital Hierarchy」、第3.4 乃至3.8 章)に記載されている。
【0027】
パケットスイッチPSWによって切換えられることができるように、複合データ流CDSは多数のスロットをそれぞれ具備しているパケットにおいて整列されている。さらに、各個々のデータ流IDS1乃至IDSNは接続基準番号によって示された別々の接続に属する。すなわち、同じ個々のデータ流のデータは同じ出力にスイッチされるが、それは異なる個々のデータ流に関しては異なっていてもよい。それ故、各パケットは、自己経路設定タグおよび接続基準番号を含んでいるオーバーヘッドデータの次に、同じ個々のデータ流のデータ部分のみを含む。複合データ流CDSの配列およびオーバーヘッドデータの付加は、複合データ流CDSが供給されるパケット化デバイスにおいて実行される。例えば、入力IN1に供給された複合データ流CDSはパケット化デバイスPDPI1においてパケットに整列され、その後これらのパケットはパケットスイッチPSWの入力I1に供給される。同じパケット流、すなわち同じ個々のデータ流から得られる異なるパケットによって後続される通路は異なるが、スイッチの入力と出力との間のパケットの遅延は鋭いピークの分布を有する。すなわちその値は実質上一定である。
【0028】
第1の実施例において、このパケット化装置PDPI1における再整列動作はパケットスイッチの出力上の負荷を考慮に入れずに実行される。複合データ流CDSが入力IN1に供給され、Kバイトの予め定められた一定の長さを有するパケットにPDPIにおいて整列され、個々のデータ流IDS1乃至IDSNは複合データ流CDSにおいてバイトインターリーブされる、すなわち各個々のデータ流IDS1乃至IDSNのバイトは複合データ流CDSにおいてNバイト毎に1度現れると想定すると、任意の個々のデータ流のパケットは少なくともN×Kバイト毎に1度パケットスイッチへ転送されるべきである。各パケットに含まれるべきバイトは、最後のこのようなバイトの到着によりパケットがパケットスイッチPSWに実質上直ちに転送されるように選択される。それ故、(図2に示されたように)第1の個々のデータ流IDS1のバイトで始まるN×Kバイトの時間窓を考慮すると、上記最後のバイトの到達によりOBCはパケットスイッチPSWにそれらの内容を転送するようにOBCによって制御されているバッファBUF1乃至BUF4の1つに第1の個々のデータ流IDS1用の第1のパケットを転送するようにPDPI1を制御する。PSWの4端子入力出力、付随した4線式リンク、およびバッファBUF1乃至BUF4はPSWとの間でのデータ速度を係数4だけ減少させることに注意すべきである。しかしながら、第1の実施例における動作は、PSWの1端子入力出力、付随する1線リンクおよび単一のバッファを有する状況を参照してここに説明される。この第1のパケットは最後が後者の第1のバイトであるIDS1のKバイトを含み、時間窓の(K+1)番目のバイトの到着によりパケットスイッチに完全に転送される。そのとき第2の個々のデータ流IDS2用の第1のパケットは、PSWに転送される。後者の第1のパケットに含まれた最後のバイトは時間窓のx番目のバイトであり、x=j×N+2において、xがK+1より小さいまたは等しいためjは最大の整数である。それによって、後者の第1のパケットの転送はIDS1の第1のパケットが完全に転送されるまで延期されなければならないので、x番目のバイトの到着においてPDPI1によってバッファに既に送られたIDS2の第1のパケットは、K−j×N−1バイト中バッファされる。それ故、(K−1)/Nが整数であるときバッファは必要とされず、この場合においてjは(K−1)/Nに等しく選択されるのでxはK+1に等しい。同様に、別の個々のデータ流IDS3乃至IDSNの第1のパケットは続いてパケットスイッチPSWに転送される。例えば、kが3乃至Nの整数である個々のデータ流IDSkの第1のパケットに含まれた最後のバイトは時間窓のy番目のバイトであり、ここでy=j×N+kであり、yが(k−1)×K+1より小さいまたは等しいためjは最大の整数である。y番目のバイトの到着においてPDPI1によってバッファに既に送られた後者の第1のパケットは、(k−1)×(K−1)/Nが整数であるときにゼロである(k−1)×K−j×N−k+1バイトに対してバッファされなければならない。すなわち、この場合においてjは{(k−1)×K−k+1}/Nに等しく選択されるので、yは(k−1)×K+1に等しく、バッファは必要とされない。それ故、(K−1)/Nが整数であるとき、バッファは必要とされない。(K−1)/Nが整数でないとき、最小のバッファが上記方法によって得られる。さらに、スイッチングノードに最初に供給されたときに複合データ流CDSから得られた第1のパケットが少ないデータ部分を含むことは明瞭である。それ故、上記されたように一定長のパケットが使用される場合、これらの第1のパケットはデータ部分で完全には満たされていない。一方、これらの第1のパケットが後続するパケットより短い長さを有する場合には可変長パケットを使用する。
【0029】
出力上の負荷制限が考慮に入れられている別の実施例を、ここに詳細に記載する。
【0030】
例えば、図2に示された複合データ流CDSがスイッチングノードの入力IN1に供給されるとき、多数のスロットから成るパケットにおいて整列され、これらのパケットはパケットスイッチPSWを介して1以上の出力に切換えられる。その場合、接続はCDSの各個々のデータ流IDS1乃至IDSNに対して設定されなければならない。すなわち、様々な個々のデータ流IDS1乃至IDSNから得られたパケットが入力パケット化装置においても出力パケット化装置においても衝突を生じさせないためにパケットスイッチPSWに供給されることができる時間が計算されなければならない。同様に、新しい個々のデータ流が複合データ流CDS中に含まれるとき、新しい接続はこの新しい個々のデータ流に対して設定されなければならない。
【0031】
例えばスイッチングノードの入力IN1と出力OUT2との間の新しい個々のデータ流IDS1に対する新しい接続が設定される各個々のデータ流に関して、以下のアルゴリズムが実行される。
【0032】
先ず、メッセージは、発生源制御手段OBCoと呼ばれているパケット化デバイスPDPI1の制御手段OBCから、目的地制御手段OBCdと呼ばれているパケット化デバイスPDPO2の制御手段に送られる。このメッセージは、パケットが既にPDPIによって送信されている時点をCBCdに通信する。OBCdにおける新しい個々のデータ流IDS1から得られたパケットを送信するための新しい時点は、後に説明されるリセットタイミングアルゴリズムによって計算される。この新しい時点は、周期TSTPRを有する周期的に再発生する時間基準に関する時間値TSTTPVALとして表される。それ故、新しい時点は、事実上周期TSTPRで周期的に再発生する時点に関係し、ここではリセット時点と呼ばれている。OBCdはOBCdの図示されていないメモリにこの新しい時点TSTPVALを記憶し、それにTSTPVALを通信するOBCoにメッセージを送り、その後新しい時点TSTPVALはOBCoの図示されていないメモリに記憶される。全パケットはパケットスイッチPSWの入力と出力との間の実質上一定値の遅延を受けるから、PDPI1とPDPO2との間に固定した時間関係が存在する、すなわちPDPI1によってPSWに送られたパケットはPDPO2の後に固定した時間、すなわち一定値の遅延を生ずる。さらに、複合データ流CDSは固定ビット速度を有するSDH流であるので、そこから得られる次のパケット間の時間関係も実質上固定されるが、STM−1フレームにおけるオーバーヘッドバイトと、いわゆるポインタデクレメントまたはポインタインクレメントと、後に明瞭となるように個々のデータ流IDS1を具備している複合データ流のビット速度とPSWに伝送されたパケットのデータ速度との間の周波数シフトとにより完全ではない。それによって、実質上固定された時間関係が同じ個々のデータ流から得られた次のパケット間に存在する。
【0033】
IDS1から得られた第1のパケットは、新しい時点でPDPI1によってパケットスイッチPSWに伝送される。この第1のパケットは、新しい時点でPDPI1に既に到着している新しい個々のデータ流IDS1のデータ部分を含む。第1のパケットは上記リセット時点において伝送された多数のパケットの最初のものあり、後者のパケットはここではリセットパケットと呼ばれている。ここで中間パケットと呼ばれている別のパケットは、リセット時点間の中間時点でPSWに伝送される。後者の中間時点は、以下説明する中間タイミングアルゴリズムにしたがってOBCoによって計算される。
【0034】
2つのリセットパケット間のパケットスイッチPSWに伝送されなければならない中間パケットの数sはs=r(b/p)であり、r(ξ)=int(ξ)+1−int(1−ξ+int(ξ))である。b=B X TSTPRは2つのリセットパケット間のパケットスイッチに伝送されなければならない新しい個々のデータ流IDS1のバイトの数であり、BはIDS1の有効なバイト速度、すなわちPSWに伝送されるバイトのバイト速度であり、このIDS1の有効なバイト速度BはPSWに伝送されていないオーバーヘッドの原因となるIDS1の全体のビット速度に必ずしも等しくなく、TSTPRは上述された時間基準周期であり、すなわち2つのリセット時点間の時間の間隔であり、pは1パケット当りの使用可能なバイトの数である。b/pが整数であるときはs=b/pであり、b/pが整数でないときはs=int(b/p)+1である。
【0035】
パケットは155.52メガビット毎秒で伝送されており、それぞれ68ビットの2つのスロットで構成されている。各パケットに含まれた1つのスロットおよび各スロットにおける1バイトおよび4ビットのオーバーヘッドにより、各パケットはp=7の使用可能なバイトを伝える。時間間隔TSTPRは512スロット、すなわち224.8μ秒に対応する。例えば個々のデータ流IDS1が125μ秒のSTM−1フレーム周期当り26バイトを含むいわゆる仮想容器VC−11において写像され、有効なバイト速度Bは26/125メガバイト毎秒に等しく、バイトの数bは46.565に等しい。それ故、中間パケットの数sは7に等しい。バイトの数bは平均数であり、STM−1フレームにおけるオーバーヘッドバイトと、いわゆるポインタデクレメントまたはポインタインクレメントと、個々のデータ流IDS1を含む複合データ流のデータ速度とPSWに伝送されたパケットのデータ速度との間の周波数シフトとにより、時間間隔TSTPRにおけるパケットに含まれるべきバイトの数は変化できる。一般に、これは中間パケットの数を変えさせる。その場合、余分のパケットはリセットパケットの直前にパケットスイッチPSWに伝送されなければならないかも知れない。STM−1フレームにおいて写像するVC−11の上記例に関して、2つのリセットパケット間に伝送されるべき全体のバイト数は45乃至49の間で変化するような変化が生じる。この中間パケットの数sは、2つのリセットパケット間、すなわち時間間隔TSTPR内のパケットスイッチPSWに伝送されなければならない。
【0036】
パケットスイッチPSW内のパケットの損失および遅延を最小にするため、中間パケットは、リセット時点で伝送されるリセットパケットと共にパケット流ができる限り同期されるような中間時点でパケットスイッチPSWに伝送されるべきである。パケットは、できる限りバッファ作用を避けるためにその中に含まれるべき個々のデータ流IDS1の最後のバイトの到着において直ちに伝送されるべきであるので、これらの中間時点は、IDS1のバイトが受信される時点と一致しなければならない。それ故、これらの中間時点は両方向性ダイアグラムにおける線に隣接している点によって表され、座標は、IDS1のバイトがPDPI1によって受信される時間および最後のリセット時点後PSWに転送された中間パケットの数である。両方の座標はディスクリートな値、すなわちIDS1のバイトがPDPI1によって受信されているディスクリートな時間であり、中間パケットの数に関する0乃至sの数は最後のリセットパケット後PSWに送られ、0はリセットパケットを示し、sは次のリセットパケットを示す。中間タイミングアルゴリズムは、以下に示されるようなバイトアルゴリズムをIDS1の各新しいバイトに関して実行することにおいて存在し、当業者に知られているいわゆるBresenham アルゴリズムに基づいており、W.M.Newman氏らによる文献(1979年、McGraw-Hill International Student Editionsの「Principles of Interactive Computer Graphics 」の25乃至27頁)に記載されている。
TIMEREL=(BYTETIME−TSTPVAL)mod512
((0≦TIMERE<256)および(RESPACK=1))ならば
パケット準備
e=dx
RESPACK=0
e=e+dy
(e≧0)ならば
パケット準備
e=e−dx
(256≦TIMEREL)ならば
RESPACK=1
このバイトアルゴリズムにおいて、BYTETIMEは、バイトアルゴリズムが実行されるバイトがPDPI1によって受信された最後に始まる時間間隔TSTPRに関してスロットの数で時間を示している0乃至511の整数である。TSTPVALは既に上述されており、最後のリセットパケットがパケットスイッチPSWに伝送された最後に始まる時間間隔TSTPRに関してスロットの数でリセット時点を示す。TSTPVALは、後に説明される既に上述されたリセットタイミングアルゴリズムによって決定される。それ故、TIMERELは、バイトアルゴリズムが実行されているためのバイトがPDPI1によって受信された時間を最後のリセット時点に関してスロットの数で示している0乃至511の整数である。RESPACKは、リセットパケットがそれぞれ2進の1または0に等しいときにパケットスイッチPSWに伝送されなければならないまたは伝送されないことを示している1ビットの値である。RESPACKはリセットパケットがPSWに伝送されているときに0にリセットされ、スロットの数が256に等しく選択された後に1に設定される。このスロットの数は見付けられるスロットの数より小さいTIMERELの値を確認するのに十分な大きさでなければならないが、512より小さくなければならない。すなわち、個々のデータ流IDS1のバイトは、TIMERELが0に等しい最後のリセット時点と、TIMERELが上記例に関する256に等しい最後のリセット時点の後のスロットの数と間でPDPI1に到達すべきである。命令「パケット準備」は、パケットがパケットスイッチPSWに伝送される準備がされたことを示す。バイトアルゴリズムが後者の命令が実行されることなしに実行されるとき、バイトアルゴリズムが実行された新しいバイトはパケット化器PMに記憶される。一方、命令「パケット準備」が実行されるとき、後者の新しいバイトはすでにパケット化器PMに集められ、IDS1に割当てられたバッファBUF1乃至BUF4のそれぞれ1つを介してPSWに伝送されたバイトと共にパケット中に含まれている。値eは、バイトアルゴリズムにおいて使用される整数変数を表す。値dyおよびdxはそれぞれ分子および上記隣接する線の傾斜を表す。これらの値dyおよびdxは、少数のビットによってのみ表され、値dx/dyが1時間間隔TSTPR当りに伝送されるべきパケットの平均値b/pに近接するように選択される。例えば、中間パケットの数sが7に等しい上記例に関して、dyは3に等しく、dxは20に等しく選択される。
【0037】
それ故、PDPI1に到達するIDS1のそれぞれ新しいバイトに関して、TIMERELの値が計算される。リセット時点後に到着した第1の新しいバイトに関して、0乃至256の間にあるTIMERELの値およびRESPACKの値は1であり、それによってリセットパケットはPSWに送られ、eの値は−dxに設定され、RESPACKは0にリセットされる。次のリセット時点までのPDPI1に到達するIDS1の別のバイトに関して、eはdyによってインクレメントされ、バイトはパケット化器PM(バイトアルゴリズムにおいて示されていない)eの値が正となるまでに記憶され、その場合においてパケットはパケットスイッチPSWに転送され、eの値はdxによってデクレメントされる。さらに、TIMERELが十分に大きい、すなわち256より大きいとき、RESPACKは1に再び設定される。
【0038】
「packnum」は、表において0に等しい「packnum」の値によって示されている最後のリセットパケットの後に伝送される中間パケットの数を示す。「Trigbyte」は、最後のリセットパケットの後に受信されるIDS1のバイトの数を示し、上記命令「パケット準備」は実行される。それ故、「trigbyte」は、「packnum」の数を有してパケットに含まれたIDS1の最後のバイトを示す。「packbyte」は、「packnum」の数を有してパケットに含まれたバイトの数を示す。
【0039】
ここで、次の式が当てはまる。
【0040】
【数1】
「packbyte」は「trigbyte」と「trigbyte」の前の値との間の差である。「packnum」が7に等しい表の最後の行は、次のリセットパケットの前、すなわち時間間隔TSTPR内にパケットスイッチPSWに伝送されるべきIDS1のバイトの数が47より大きいときにパケットスイッチPSWに伝送されるべき可能な余分の中間パケットを示す。その場合、この余分の中間パケットの後に伝送されるリセットパケットは、時間間隔TSTPR中にPSWに伝送されるべきバイトの全体の数に依存して1または2バイトのみを含むことができる。例えば、45バイトのみがこの時間間隔TSTPR内にPSAWに送られなければならないとき、リセットパケットは5バイトのみを含むことに注意すべきである。これは、表における0に等しい「packnum」に対する「packbyte」の変数から明らかである。
【0041】
それ故、2つのリセット時点間の中間時点のシーケンスはほぼ同期シーケンスを構成し、その同期性はSTM−1フレームにおける既に前述されたオーバーヘッドバイトと、ポインタデクレメントおよびインクレメントと、パケットがその中に含まれるべき最後のバイトの到着においてのみ伝送されるという事実とによって乱されるだけである。
【0042】
上記を参照してリセット時点を決定するリセットタイミングアルゴリズムをここで詳細に説明する。
各パケットは2つのスロットを含むので、可能なリセット時点はTSTPVALの偶数値によって示される。512個のスロットに対応している時間間隔TSTPRおよびこの時間間隔TSTPRにおける7に等しい中間パケットの数sを有する上記実施例に関して、パケットは平均してS=73.143のスロット毎にPSWに伝送される。それ故、長さSの時間間隔内のTSTPVALの36の可能な値は、値73.143は73.143個のスロットの次の間隔に対して値0に対応し、この値と72との間の差は2つのスロットより小さいので、値72を除いた0乃至73.143の偶数が識別される。それ故、減少したリセット時点TSTPREDと呼ばれる長さSの時間間隔内のTSTPVALの可能な値は0とTとの間の偶数値であり、ここでTは上記実施例において70に等しい。TSTP−過剰と呼ばれている差S−Tは、上記実施例において3.143に等しい。
【0043】
TSTPREDのこれらの可能な値は次の要求によって選択される。
【0044】
−TSTPREDの各可能な値において多くて3つのパケットがPSWに送られるので、パケット化装置をパケットスイッチPSWに接続する4本の線の多くて3本が使用され、それによってこれらの線の1本の故障はなんら問題とならない。
【0045】
−PSWに伝送されるパケットの数はTSTPREDの全ての可能な値にわたってできるだけ均等に分配されなければならない。
【0046】
TSTPREDの全ての可能な値にわたってパケットの平滑な分布を得るために、ξがTSTPREDの選択された候補値xに対するスロットの数の距離である加重関数w(ξ)は次のように選択される。
【0047】
【数2】
位相分布関数f(x)の関数である位相影響関数c(f,x)が計算される。種々のこのような様々な位相分布関数f(x)が識別されることができる。すなわちfo(x)は時間xで発生源パケット化装置PDPI1からPSWに伝送されるパケットの数の値であり、fd(x)はIDS1からのパケットが受信される同じリンク上の目的地パケット化デバイスPDPO2における時間xにおいてPSWから受信されるパケットの数の値であり、fd' (x)、fd''(x)およびfd''' (x)はIDS1からのパケットが受信されるリンクと異なる各リンク上の目的地パケット化デバイスPDPO2における時間xにおけるPSWから受信されるパケットの数の値である。位相影響関数c(f,x)は、上記長さSを有する間隔におけるξの値に対してw(ξ)によって加重され、xに対して対称的に延在している位相分布f(ξ)の値の合計である。位相分布f(ξ)は、この長さSに等しい周期で周期的である。それ故、f(ξ)が0とSとの間のξを有する基準間隔Rにおいて知られているとき、
であり、c0(f,x)=2f(x)はxにおける位相分布の影響を表す。
【0048】
【数3】
は、基準間隔Rの左の第1の拡張間隔における位相分布の影響を表し、
【数4】
は、基準間隔R中の位相分布の影響を表し、
【数5】
は、基準間隔Rの右の第2の拡張間隔における位相分布の影響を表す。
【0049】
ここで、既に上述されたようなr(ξ)=int(ξ)+1−int(1−ξ+int(ξ))によって、i1,i2,i3およびi4の値は、次の通りである。
【0050】
【数6】
TSTPREDは、次のように決定される。値f(x)が3より小さいTSTPREDの全ての可能な値xに関して、cdo(x)=c(9fd+fd+fd' +fd''+fd''' +fo,x)を計算し、cdo(x)が最小値に達するそれらの値xのみをTSTPREDに関する可能な値として保持する。fd(x)に割当てられた9の加重は、fd(x)の高い値を補償するために位相分布関数fd' (x)、fd''(x)およびfd''' の低い値を避けることに注意すべきである。さらに、パケットは、3つの他のリンクにわたって均等に拡散されるときより3倍遅くIDS1に関係したリンクを介してパケットスイッチPSWのみに転送され、この加重は実際にfd' (x)、fd''(x)およびfd''' の合計した加重の3倍に大きくすべきである。しかしながら、fd(x)に割当てられた加重の他の値が、多少変更した位相拡張特性を有してリセットタイミングアルゴリズムを均等に良好に実行させることは明らかである。残りの可能な値xに関して、cd(x)=c(fd,x)を計算し、cd(x)が最小値mdに達する値xのみをTSTPREDの可能な値として保持する。この最小値は、出力パケット化装置におけるパケットのオーバーフローを避けるためにしきい値より小さくすべきである。mdがこのしきい値より大きいとき、IDS1に対する新しい接続は設定されない。xの1つの可能な値のみが残存する場合、これはTSTPREDとして選択される。xの1以上の可能な値が残存する場合、co(x)=c(fo,x)を計算し、co(x)が最小値moに達するxの値をTSTPREDの値として選択する。
【0051】
TSTPREDのこのように計算した値から、TSTPVALは次のように計算される。全体の位相影響関数C(f,x)は次のように計算される。
【0052】
【数7】
ここで、x<256であるとき:I1=x+256=I3およびI2=0=I4であり、x>256であるとき:I1=511=I3およびI2=x−256=I4である。
【0053】
TSTPVALの各可能な値x、すなわち各値TSTPRED+j×Sに関して、jは6に等しい0からs−1までの整数であり、sおよびSは既に上述されており、C(fo,x)は計算される。C(fo,x)が最小値に達するxの値は、TSTPVALに対する値として選択される。
【0054】
IDS1のバイトがリセット時点でPDPI1に達するとき、リセットパケットおよび次の中間パケットはバッファBUF1乃至BUF4においてバッファされる必要はないことを注意すべきである。しかしながら、リセットパケットがリセット時点ではPSWに送られず、このリセット時点またはその後のIDS1の第1のバッファの到着においてPSWに送られるという事実により、バッファ動作はバッファBUF1乃至BUF4において依然必要である。さらに、上記リセットタイミングアルゴリズムにおける位相影響関数cd(x)の値がTSTPVALのすべての残存する可能な値に対して大き過ぎるとき、これらの残存する可能な値xの1つはTSTPVALの値としてランダムに選択されることができる。その場合、この接続に対するパケットはPSWに送られるまでバッファBUF1乃至BUF4においてバッファされなければならない。
【0055】
本発明の原理が特定の装置に関して上記説明されているが、この説明が単なる例示として行われ、本発明の技術的範囲を限定するものではないことは明瞭に理解されるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】パケット化デバイスPDPI1乃至PDPIMおよびPDPO1乃至PDPOMを含む本発明によるパケット化装置を有するスイッチングノードのブロック図。
【図2】図1のスイッチングノードに供給された入力複合データ流CDSを示す図。
Claims (8)
- 多重化され、入力データ流の一部分を形成する対応している各個々のデータ流から個々のパケット流のパケットを生成する少なくとも1つのパケット化デバイスを含み、前記パケットのそれぞれ1つが前記対応している各個々のデータ流の次の1組のデータ部分を含んでいるパケット化装置において、
前記パケット化デバイスは、前記1つのパケットの直前のパケットが生成された後の実質上の時間間隔に入るものとして前記1組に含まれるべき最後のデータ部分を決定する処理手段を含み、前記時間間隔が前記パケットの長さに対応していることを特徴とするパケット化装置。 - 前記パケットが、前記次のデータ部分を含む可変長のデータ部分を有することを特徴とする請求項1記載のパケット化装置。
- 前記パケットが、前記次のデータ部分を少なくとも部分的に含む予め定められた長さのデータ部分をそれぞれ有する請求項1記載のパケット化装置。
- 前記個々のデータ流のビット速度が実質上一定であり、前記各パケットに関しては前記データ部分が予め定められたデータ部分で開始することを特徴とする請求項3記載のパケット化装置。
- 前記個々のデータ流の前記ビット速度間に予め定められた比例が存在し、前記各個々のデータ流の前記データ部分が前記入力データ流にわたって実質上均等に拡散していることを特徴とする請求項4記載のパケット化装置。
- パケットスイッチの入力にそれぞれ結合され、それにパケットを供給して前記パケットスイッチの出力に切換えられる前記複数のパケット化デバイスを含み、同じ個々のパケット流のパケットが前記パケットスイッチの同じ出力に切換えられ、前記各パケット化デバイスに対しては供給された前記個々のデータ流の第1のパケットの前記最後のデータ部分がランダムに選択されることを特徴とする請求項1記載のパケット化装置。
- パケットスイッチの入力にそれぞれ結合され、それにパケットを供給して前記パケットスイッチの出力に切換えられる前記複数のパケット化デバイスを含み、同じ個々のパケット流のパケットが前記パケットスイッチの同じ出力に切換えられ、前記各パケット化デバイスに対して供給された前記個々のパケット流の第1のパケットの前記最後のデータ部分が、後者の第1のパケットが切換えられるべきパケットスイッチ出力で利用可能な帯域幅によって決定されることを特徴とする請求項1記載のパケット化装置。
- 前記各パケットは前記パケットスイッチ入力から前記パケットスイッチ出力に切換えられるときに予め定められた遅延を受け、前記第1のパケットの前記スイッチングの前に、タイミングメッセージが切換えられるべき出力から供給されるべき入力に伝送され、前記タイミングメッセージはパケットが後者の出力で受信される瞬間の時間を示すことによって後者の出力で利用可能な前記帯域幅を示し、パケットの数が受信されることを特徴とする請求項7記載のパケット化装置。
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