JP3676196B2 - 製紙用ロール - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、製紙用ロールに係り、特に撥水性と耐摩耗性に優れ、小さい摩擦係数が求められるサイズアプリケーターロールや、紙粉等の異物がロール表面に付着しやすいスムーザーロール、ブレーカースタックロール等に好適な製紙用ロールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、印刷用塗工紙、特に両面転写型ロールコーターで塗工され、平坦性、平滑性の点で優れた印刷用塗工紙の需要が増大している。これらの塗工紙は、例えば、サイズアプリケーターロールのニップに基紙を通し、予め塗工量を計量してサイズアプリケーターロール上に供給した塗液を基紙に転写することにより塗工している。
【0003】
サイズアプリケーターロールのような転写型ロールコーターでは、塗液を基紙に転写する際に塗液がアプリケーターロールと基紙の間で開裂するため、塗工面が乱れ、平滑性が損なわれやすい。これは「オレンジピールパターン」と呼ばれ、転写型ロールコーターの最大の問題点の一つである。また、塗液の転写が安定して行われないと、塗液が開裂した際の飛沫が紙面に飛び、塗工面の品質を損なうことになる。
【0004】
さらに、複数のアプリケーターロールの間を通して基紙両面に塗工する場合には、基紙は両方のアプリケーターロールに引っ張られるために、両方の張力のバランスが崩れると塗工紙にバタツキが起こり、アプリケーターロールからの剥離位置が不安定となって塗工ムラの原因となり、塗工紙の外観ばかりでなく印刷適性を損なうことになる。
【0005】
また、スムーザーロールやブレーカースタックロールのように紙粉等の異物がロール表面に付着しやすいロールにあっては、紙粉等の異物がロール表面に堆積し、紙の品質を損なうことがある。
【0006】
従って、サイズアプリケーターロールは塗液がロールに残ることなく安定して基紙に転写できるものでなければならず、スムーザーロールやブレーカースタックロールは紙粉等の異物が付着し難いものでなければならない。このようなサイズアプリケーターロール、スムーザーロールやブレーカースタックロール等の製紙用ロールには、従来、主にウレタンゴムで被覆したロールが使用されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
これらのウレタンゴムで被覆されたロールは、耐摩耗性、耐薬品性に優れているものの、上述のとおり塗液の転写が不安定になり塗工ムラが発生したり、紙粉等の異物がロール表面に堆積する等の問題がある。このため、ウレタンエラストマー中にシリコーンオイルを混合することにより、撥水性を改善することによって、塗工ムラや紙粉の堆積を抑える試みがなされたが、シリコーンオイルが抽出されて短期間で効果がなくなるという問題があった。
【0008】
本発明は、塗液を安定して転写できると共に、撥水性、耐摩耗性に優れ、摩擦係数が小さいサイズアプリケーターロール、また紙粉等の異物がロール表面に付着しにくいスムーザーロールやブレーカースタックロール等の製紙用ロールを提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明者らは鋭意研究した結果、本発明の製紙用ロールを発明するに至った。
【0010】
即ち、本発明の製紙用ロールは、ロールコア上に、少なくとも1層以上のゴム状弾性体からなる被覆層を設けた製紙用ロールにおいて、少なくとも最上層の該ゴム状弾性体が、NCO基を有するポリウレタンプレポリマー100重量部に対して、OH基及びCOOH基の活性基を有する超高分子量ポリエチレンパウダー3〜10重量部を、NH2基又はOH基を有する架橋剤とともに混合して化学結合させたポリウレタンエラストマーであることを特徴とするものである。
【0011】
また、本発明の製紙用ロールは、上記発明の製紙用ロールにおいて、最上層のNBS摩耗抵抗率が1000%以上であることを特徴とするものである。
【0012】
更に、本発明の製紙用ロールは、最上層の表面における面粗度(Rmax)が、10〜50であることを特徴とする製紙用ロールである。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明に係る製紙用ロールは、少なくとも一層以上のゴム状弾性体の被覆層をロールコア上に被覆してなるものであり、該被覆層の内の少なくとも最上層は、OH基及びCOOH基の活性基を有する超高分子量ポリエチレンパウダーを、NH2基又はOH基を有する架橋剤とともにNCO基を有するポリウレタンプレポリマーに混合して化学結合させたポリウレタンエラストマーからなるゴム状弾性体により被覆されるものである。
【0014】
本発明において、NCO基を有するポリウレタンプレポリマーにOH基及びCOOH基の活性基を有する超高分子量ポリエチレンパウダーを混合すると、両者が化学結合して物性が低下することがないと共に、撥水性が増し、塗液がロールから基紙に転移する際の転移率が増す。また、塗液の転移率が増すと同時に、塗液の開裂による塗工面の平滑性が低下するのが抑えられる。さらに、紙粉等の異物が付着し難くなり、紙粉等の異物がロール表面に堆積して紙表面の平滑性を損なうことも抑えられる。
【0015】
塗工用ロールの場合には、ロール被覆材の水に対する接触角を90度以上140度以下、好ましくは120度以上140度以下とすることにより、塗被紙表面の品質が良好になることが経験的に分かっている。前記ポリウレタンエラストマーの表面が、面粗度Rmax10よりも小さいと水に対する接触角が90度より小さくなり、ロール表面からの塗液の転写が悪化し、塗工ムラが発生する。一方、面粗度Rmax50を超えると水に対する接触角が140度より大きくなり、ロール表面の濡れ性が悪く、塗液がロール表面に付着せず塗工ムラが発生する。
【0016】
【実施例】
次に、この発明の実施例を比較例と共に説明する。
【0017】
実施例1及び比較例1〜2
製紙用ロールの被覆層を構成するポリウレタンエラストマーは、比較例1、比較例2、実施例1ともにユニロイヤル社製のポリウレタンプレポリマー「アジプレンL100」(商品名)を用いた。比較例1は、架橋剤のみを使用した従来品のポリウレタンエラストマーである。比較例2では、三井石油化学(株)製の表面不活性の超高分子量ポリエチレンパウダー「ミペロン221U」(商品名)を「アジプレンL100」(商品名)100重量部に対して3重量部混合した。また、実施例1では、特殊な物理的処理を施して表面を改質してOH基及びCOOH基を有するコンポジットパーテクルズインコーポレーション社製の超高分子量ポリエチレンパウダー「VISTAMER UH−1700」(商品名)を「アジプレンL100」(商品名)100重量部に対して3重量部混合した。架橋剤には、比較例1、比較例2及び実施例1とも、芳香族ジアミン系架橋剤であるイハラケミカル(株)製の商品名「キュアミンMT」を用いた。
【0018】
上記構成により得られた比較例1、比較例2及び実施例1のポリウレタンエラストマーについて、各種の比較試験を行った。試験の結果は表1に示すとおりであるが、硬さ(JIS A)、引張強さ(kg/cm2)、伸び(%)、引き裂き強さ(kg/cm)、反発弾性率(%)、圧縮永久歪み(%)、NBS摩耗抵抗率(%)の試験については、JIS K6301に基づいて行った。摩擦係数は表面性試験機を用いて行った。
【0019】
摩擦係数の試験は、静摩擦係数と動摩擦係数について行った。試験方法は、図1に示す表面性試験機を用いた。移動テーブル1の上に接触物としてコピー紙2を固定し、前記コピー紙2上に試験用ロール3を載置する。試験用ロール3は、外径寸法30mm、長さ寸法120mmのものを用いた。試験用ロール3には、垂直方向に加重(W)4として1000gをかけるとともに、支点5を有するアーム6を取り付ける。アーム6の支点5の反対側には試験用ロール3のコピー紙2上への自重を除くためのバランサー7を取り付けるとともに、アーム6の先端は測定器8を備えたロードセル9に取り付けてなる。
【0020】
上記構成において、バランサー7により試験用ロール3の自重を除きながら、移動テーブル1を1分当たり5メートルの速さで移動させ、ロードセル9により摩擦力(Fグラム)を測定した。測定の解析は、測定された摩擦力をグラフ化して図2に示すように、テーブル移動開始時の摩擦力(Aグラム)と、移動後平行に達した時点の摩擦力(Bグラム)から次の数式1及び数式2により摩擦係数を求めた。
【0021】
【数1】
【0022】
【数2】
【0023】
【表1】
【0024】
表1より、本発明に係る製紙用ロールのロール用被覆材のNBS摩耗抵抗率が、従来品に比べ飛躍的に向上し、ロール寿命やロール被覆材による紙製品の汚染など、摩耗による不都合が解消されることが判る。
【0025】
実施例2〜6
次に、OH基及びCOOH基を有する超高分子量ポリエチレンパウダーとして「VISTAMER UH−1700」(商品名)の配合量を変量した場合をそれぞれ実施例2〜実施例6とし、「VISTAMER UH−1700」(商品名)を配合しなかった場合を比較例1として、物性比較試験を行った。試験は、JIS K6301に基づいて行った。試験の結果は表2に示すとおりである。
【0026】
【表2】
【0027】
上記結果から明らかなように、OH基及びCOOH基を有する超高分子量ポリエチレンパウダーの配合量を増量すると、特に圧縮永久歪みが大きくなる。
圧縮永久歪みが大きくなると製紙用ロールの運転中にロール表面に凹凸が発生したり、発熱が大きくなる等の不具合現象が生じることから、OH基及びCOOH基を有する超高分子量ポリエチレンパウダーの配合量は10重量部が製紙用ロールとしての限界である。従って、OH基及びCOOH基を有する超高分子量ポリエチレンパウダーの配合量はウレタンプレポリマー100重量部に対して3〜10重量部の範囲とする。
【0028】
実施例7〜11及び比較例3〜11
次に、塗液の転写が安定して行われるための撥水性、即ち、水に対する接触角について調べた。サンプルは次のようにして作成した。比較例3及び比較例5〜10は「アジプレンL100」(商品名)で試料を作成し、比較例4、比較例11及び実施例7〜11は「アジプレンL100」(商品名)100重量部にOH基及びCOOH基を有する超高分子量ポリエチレンパウダー「VISTAMER UH−1700」(商品名)を3重量部混合してサンプルを作成した。
【0029】
前記サンプルの表面を研磨により、それぞれ面粗度をRmax5(比較例3及び比較例4)、Rmax10(比較例5及び実施例7)、Rmax15(比較例6及び実施例8)、Rmax30(比較例7及び実施例9)、Rmax40(比較例8及び実施例10)、Rmax50(比較例9及び実施例11)及びRmax55(比較例10及び比較例11)とした。測定は、協和科学(株)製の接触角計「CA−P型」を用いてスクリーン投影法によって、図3に示すように各実施例と比較例の水に対する接触角について行い、結果は表3に示すとおりである。
【0030】
【表3】
【0031】
上記測定結果から明らかなように、実施例7から実施例11は塗液の転写が安定して行えることが経験的に分かっている水に対する接触角90度から140度の範囲内であるが、比較例3乃至比較例10はいずれも90度より低いことが分かる。又、比較例11では面粗度Rmaxを55としたが、この場合には水に対する接触角が140度を超えている。従って、ポリウレタンエラストマーの表面は、面粗度Rmax10〜50とすることが好ましい。ポリウレタンエラストマーの表面が面粗度Rmax10より小さいと撥水性が低下し、ロール表面からの塗液の転写が悪化し、塗工ムラが発生する。一方、ポリウレタンエラストマーの表面が面粗度Rmax50を超えると撥水性が増大し、ロール表面の濡れ性が悪く塗液がロール表面に付着せず、塗工ムラが発生する。
【0032】
このテスト結果を工業規模で確認するために実施したテストの結果を表3の下欄に示した。塗工面の品質は各材質のロールを転写型ロールコーターのアプリケーションロールに適用して得られた塗工紙の塗工面を目視観察した結果を3段階評価したものである。又、紙粉の付着状況は各材質のロールをスムーザーロールに適用し一昼夜連続運転した後の紙粉の付着状況を目視観察した結果を3段階評価したものである。
【0033】
その結果、面粗度Rmaxが10〜50の範囲にある実施例7〜11のロールを用いた転写型ロールコーターでは塗液の転写が安定しており、塗被紙表面の品質も損なわれることなく極めて良好な状態であった。又、スムーザーロールに適用した場合の紙粉の付着状況についても、面粗度Rmaxが10〜50の範囲にある実施例7〜11が好結果をもたらした。
【0034】
【発明の効果】
本発明に係る製紙用ロールは、ロールコアと少なくとも一層以上のゴム状弾性体の被覆層からなり、前記ゴム状弾性体をNCO基を有するポリウレタンプレポリマー100重量部に対して、OH基及びCOOH基の活性基を有する超高分子量ポリエチレンパウダー3〜10重量部を、NH2基又はOH基を有する架橋剤とともに混合して化学結合させることによって、物性が殆ど低下することがない。また、本発明に係る製紙用ロールは、適度な撥水性が得られ、塗液がロールから基紙に転移する際の転移率が増すと同時に、塗液の開裂による塗工面の平滑性が低下するのが抑えられる。さらに、紙粉等の異物が付着し難くなり、紙粉等の異物がロール表面に堆積して紙表面の平滑性を損なうことも抑えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】表面性試験機の説明図である。
【図2】摩擦力測定における摩擦力を示すグラフである。
【図3】接触角の測定法の説明図である。
【符号の説明】
1:移動テーブル
2:コピー紙(接触物)
3:試験用ロール
4:加重(W)
5:支点
6:アーム
7:バランサー
8:測定器
9:ロードセル
Claims (3)
- ロールコア上に、少なくとも1層以上のゴム状弾性体からなる被覆層を設けた製紙用ロールにおいて、少なくとも最上層の該ゴム状弾性体が、NCO基を有するポリウレタンプレポリマー100重量部に対して、OH基及びCOOH基の活性基を有する超高分子量ポリエチレンパウダー3〜10重量部を、NH2基又はOH基を有する架橋剤とともに混合して化学結合させたポリウレタンエラストマーであることを特徴とする製紙用ロール。
- 前記請求項1記載の製紙用ロールにおいて、最上層のNBS摩耗抵抗率が1000%以上であることを特徴とする製紙用ロール。
- 前記請求項1記載の製紙用ロールにおいて、最上層の表面における面粗度(Rmax)が10〜50であることを特徴とする製紙用ロール。
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