JP3674976B2 - スポットライト装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、移動する特定の人物等を追尾して照明するスポットライト装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、宴会場等のスポットライト装置は、スポット照明を照射したい人物等が移動する場合、操作者が手動でスポットライト装置の灯体部の照射方向を操作するものが一般的であった。最近は、灯体部とは別の位置に設けた操作卓のジョイスティックを上下左右に操作して、遠隔操作によりスポットライトの姿勢を制御するスポットライト装置がある。
【0003】
また、スポットライトにテレビカメラを設けて、テレビカメラの撮像方向とスポットライトの照射方向とを一致させ、テレビカメラに照射方向の領域を撮像させて、操作者はその撮像画面を見ながら操作卓のジョイスティックにより遠隔操作をするスポットライト装置もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、宴会場等では複数台のスポットライトを設け、複数台のスポットライトを同時に照射するのが一般的であるため、従来のスポットライト装置にあっては、一台のスポットライトに一人の操作者が必要となり、一つの照射対象を追尾する場合でも複数の操作者を必要とする。ところが、複数のスポットライトが正確に一つの照射対象を追尾するには、複数の操作者が複数であるために操作者間で意思統一・調整を図る必要があり、操作者全員の操作技術が高水準であることを要するという問題点があった。
【0005】
本発明は、上記問題点を改善するために成されたもので、その目的とするところは、複数のスポットライトを一人の操作者で操作することができ、また正確かつ容易に照射対象を追尾することのできるスポットライト装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記の問題を解決するために、請求項1記載の発明にあっては、
光源から光を照射する第一の灯体部を有する第一のスポットライトと、光源から光を照射する第二の灯体部を有する第二のスポットライトと、制御装置とを含んで構成されるスポットライト装置であって、
第一のスポットライトと第二のスポットライトとのいずれかをマスタースポットライトとし他方をスレーブスポットライトと設定するマスター選択部を備え、
前記第一のスポットライトは、
前記マスター選択部での選択入力によってマスタースポットライトに設定されてある状態では第一の灯体部の照射方向の領域を連続的に撮像し、前記マスター選択部での選択入力によってスレーブスポットライトに設定されてある状態では撮像タイミング信号を受信すると第一の灯体部の照射方向の領域を撮像する撮像部と、
前記マスター選択部での選択入力によってマスタースポットライトに設定されてある状態では照射方向に向けて連続的に第一の灯体部を照射させ、前記マスター選択部での選択入力によってスレーブスポットライトに設定されてある状態では撮像タイミング信号を受信すると一時的に第一の灯体部の照度を減じる点灯制御部と、
を含んで構成され、
前記第二のスポットライトは、
前記第一のスポットライトとは相反的にマスタースポットライトかまたはスレーブスポットライトとして設定されるものであり、
前記マスター選択部での選択入力によってマスタースポットライトに設定されてある状態では第二の灯体部の照射方向の領域を連続的に撮像し、前記マスター選択部での選択入力によってスレーブスポットライトに設定されてある状態では撮像タイミング信号を受信すると第二の灯体部の照射方向の領域を撮像する撮像部と、
前記マスター選択部での選択入力によってマスタースポットライトに設定されてある状態では照射方向に向けて連続的に第二の灯体部を照射させ、前記マスター選択部での選 択入力によってスレーブスポットライトに設定されてある状態では撮像タイミング信号を受信すると一時的に第二の灯体部の照度を減じる点灯制御部と、
を含んで構成され、
前記制御装置は、
スレーブスポットライトの撮像部の出力する映像をデジタル画像に変換するA/D変換部と、
所定時間間隔で撮像タイミング信号を出力する撮像タイミング信号発生部と、
デジタル画像からマスタースポットライトの照射位置すなわちスレーブスポットライトの照射すべき位置を計算し位置データを出力するスポット位置検知部と、
位置データと同じ位置を照射するようにスレーブスポットライトの灯体部を姿勢制御するスポットライト姿勢制御部と、
を含んで構成されたことを特徴とする。
【0007】
また、請求項2記載の発明にあっては、請求項1に記載のスポットライト装置であって、前記スポット位置検知部は、デジタル画像を二値化する二値化処理部と、二値画像の画素の領域の重心位置を計算する重心位置算出部とを含んで構成し、該重心位置を位置データとして出力することを特徴とする。
【0008】
また、請求項3記載の発明にあっては、請求項1に記載のスポットライト装置であって、光前記スポット位置検知部は、デジタル画像を二値化する二値化処理部と、二値画像の画素分布を調べるための基準線を設定する基準線設定部と、基準線に沿って画素の分布を求める画素分布算出部と、画素の分布の変化点を求める変化点検出部とを含んで構成し、該変化点を位置データとして出力することを特徴とする。
【0009】
【作用】
以上のように構成したことにより、請求項1記載の発明にあっては、マスター選択部は、第一のスポットライトと第二のスポットライトとのいずれかをマスタースポットライトとし他方をスレーブスポットライトと設定し、
前記第一のスポットライトは、
その撮像部によって、
前記マスター選択部での選択入力によってマスタースポットライトに設定されてある状態では第一の灯体部の照射方向の領域を連続的に撮像し、前記マスター選択部での選択入力によってスレーブスポットライトに設定されてある状態では撮像タイミング信号を受信すると第一の灯体部の照射方向の領域を撮像し、
また、点灯制御部によって、
前記マスター選択部での選択入力によってマスタースポットライトに設定されてある状態では照射方向に向けて連続的に第一の灯体部を照射させ、前記マスター選択部での選択入力によってスレーブスポットライトに設定されてある状態では撮像タイミング信号を受信すると一時的に第一の灯体部の照度を減じる
ことになり、
前記第二のスポットライトは、
前記第一のスポットライトとは相反的にマスタースポットライトかまたはスレーブスポットライトとして設定されるものであり、
その撮像部によって、
前記マスター選択部での選択入力によってマスタースポットライトに設定されてある状態では第二の灯体部の照射方向の領域を連続的に撮像し、前記マスター選択部での選択入力によってスレーブスポットライトに設定されてある状態では撮像タイミング信号を受信すると第二の灯体部の照射方向の領域を撮像し、
また、点灯制御部によって、
前記マスター選択部での選択入力によってマスタースポットライトに設定されてある状態では照射方向に向けて連続的に第二の灯体部を照射させ、前記マスター選択部での選択入力によってスレーブスポットライトに設定されてある状態では撮像タイミング信号を受信すると一時的に第二の灯体部の照度を減じる
ことになり、
前記制御装置は、
A/D変換部が、スレーブスポットライトの撮像部の出力する映像をデジタル画像に変換し、
撮像タイミング信号発生部が、所定時間間隔で撮像タイミング信号を出力し、
スポット位置検知部が、デジタル画像からマスタースポットライトの照射位置すなわちスレーブスポットライトの照射すべき位置を計算し位置データを出力し、
スポットライト姿勢制御部が、位置データと同じ位置を照射するようにスレーブスポットライトの灯体部を姿勢制御する、
ように動作する。
【0010】
また、請求項2記載の発明にあっては、請求項1記載の発明において、デジタル画像からマスタースポットライトの照射位置を計算し出力する際に、二値化処理部はデジタル画像を二値化し、重心位置算出部は二値画像の画素の領域の重心位置を計算し、該重心位置を位置データとして出力する。
【0011】
また、請求項3記載の発明にあっては、請求項1記載の発明において、デジタル画像からマスタースポットライトの照射位置を計算し出力する際に、二値化処理部はデジタル画像を二値化し、基準線設定部は二値画像の画素分布を調べるための基準線を設定し、画素分布算出部は基準線に沿って画素の分布を求め、変化点検出部は画素の分布の変化点を求めて、該変化点を位置データとして出力する。
【0012】
【実施例】
本発明にかかるスポットライト装置の第一実施例を図1〜図3に基づいて、第二実施例を図4〜図5に基づいて説明する。
【0013】
〔第一実施例〕図1はスポットライト装置の構成を示すブロック図である。図2は、撮像部の撮像した静止映像をA/D変換したデジタル画像の例を示すイメージ図である。図3は、デジタル画像を二値化処理した二値画像の例を示すイメージ図である。
【0014】
図1の上方の矩形領域は宴会場等のスポットライト装置を設置する場所を上から下に見おろしたときの各部の位置関係の概略を示すものである。図1において、スポットライト装置は、第一のスポットライトに相当するスポットライト1と、第二のスポットライトに相当するスポットライト2,3と、操作卓4と、制御装置5とから構成される。
【0015】
スポットライト1は、第一の灯体部に相当する灯体部1aと、点灯制御部1bと、撮像部に相当するテレビカメラ1cと、撮像制御部1dと、駆動部1eとから構成される。スポットライト2も同一の構成を有しており、第二の灯体部に相当する灯体部2aと、点灯制御部2bと、撮像部に相当するテレビカメラ2cと、撮像制御部2dと、駆動部2eとから構成される。スポットライト3は第二の灯体部に相当する灯体部3aと、点灯制御部3bと、撮像部に相当するテレビカメラ3cと、撮像制御部3dと、駆動部3eとから構成される。また、本実施例ではスポットライト1を室内正面の天井から後方に向けて設置し、スポットライト2,3は室内天井の後方両側から室内中央に向けて設置している。
【0016】
操作卓4は、マスター選択部4aと、ジョイスティック4bと、モニタ4cとから構成される。
【0017】
制御装置5は、アナログ/デジタル変換部5a(以下A/D変換部と記す)と、画像記憶部5bと、撮像タイミング信号発生部5cと、スポット位置検知部5dと、スポットライト姿勢制御部5eとから構成される。更に、スポット位置検知部5dは二値化処理部5fと、重心位置算出部5gとから構成される。
【0018】
灯体部1a,2a,3aは、内部に光源を有し照射光を灯体部前方に照射する。
【0019】
点灯制御部1b,2b,3bは、撮像タイミング発生部5cから撮像タイミング信号を受信すると、それぞれ灯体部1a,2a,3aを所定の時間だけ消灯させる。
【0020】
テレビカメラ1c,2c,3cは、それぞれ灯体部1a,2a,3aの照射方向と撮像方向を一致させて設けられており、マスタースポットライトに設定されているスポットライトのテレビカメラは連続的に撮像して映像信号をモニタ4cに出力し、スレーブスポットライトに設定されているスポットライトのテレビカメラは、撮像指示信号を入力されると灯体部の照射方向の撮像領域を静止映像として撮像し、静止映像信号を出力する。
【0021】
撮像制御部1d,2d,3dは、撮像タイミング発生部5cから撮像タイミング信号を受信すると、テレビカメラに撮像指示信号を出力する。
【0022】
駆動部1e,2e,3eは、スポットライトがマスタースポットライトに設定されている場合は、ジョイスティック4bの出力する手動姿勢制御信号に基づき灯体部のパン/チルト角を制御し、スポットライトがスレーブスポットライトに設定されている場合は、スポットライト姿勢制御部5eの出力する自動姿勢制御信号に基づいて、灯体部のパン/チルト角を制御するものである。
【0023】
次に、マスター選択部4aは、スポットライト1,2,3のうち、いずれのスポットライトをマスタースポットライトとするかを操作者が選択操作するものである。
【0024】
ジョイスティック4bは、操作者が操作するものであり、該操作に基づいてマスタースポットライトのパン/チルト角を制御するための手動姿勢制御信号を、マスター選択部4aの示すマスタースポットライトに出力するものである。
【0025】
モニタ4cは、マスタースポットライトに設けられたテレビカメラからの映像信号を画面上に表示する。操作者は、モニタ4cの画面に映し出される撮像映像を見ながらジョイスティック4bを操作する。
【0026】
次に、A/D変換部5aは、スレーブスポットライトのテレビカメラの静止映像信号をデジタル画像に変換し、画像記憶部5bに出力する。
【0027】
画像記憶部5bは、デジタル画像を一時的に記憶するためのものである。撮像タイミング信号発生部5cは、所定の時間間隔でスレーブスポットライトに撮像タイミング信号を出力するものである。
【0028】
スポット位置検知部5dは、デジタル画像から現在のマスタースポットライトの照射位置を検出する。以下に、スポット位置検知部5dがスポットライト1のスポット照明の照射位置を求める方法を説明する。
【0029】
図2に示すデジタル画像は、例えば8階調や256階調のモノクロ画像あるいはカラー画像であり、マスタースポットライトのスポット照明が人物Pの回りに楕円形の照射領域Rを形成し、また人物Pは楕円形の照射領域に影を落としており、その周辺にも人物Q等が黒っぽく写っていることを示す。
【0030】
そこで、まずスポット位置検知部5d内の二値化処理部5fは所定のしきい値より明るい画素を「1」、所定のしきい値より暗い画素を「0」として新たな画像データを生成する二値化処理により、図2に示すデジタル画像を図3に示す二値画像に変換する。従って、図3に示すように、二値画像は、楕円形の照射領域と、人物Pがスポット照明を受けて明るくなっている部分のみ「1」となり、図2では認識できた周辺の人物Q等の他の部分は「0」となる。
【0031】
次に、重心位置算出部5gは、二値化処理により「1」となった画素の領域の重心Aを求め、該重心Aをマスタースポットライトの照射位置とする。
【0032】
以上のようにして、スポット位置検知部5dはマスタースポットライトの照射位置、即ちスレーブスポットライトの照射すべき位置を求め、位置データをスポットライト姿勢制御部5eに出力する。
【0033】
スポットライト姿勢制御部5eは、位置データを受けると、該位置データに基づき、スレーブスポットライトのパン/チルト角を計算し、自動姿勢制御信号としてスレーブスポットライトに出力する。
【0034】
なお、スレーブスポットライトのカメラからのデジタル画像はそれぞれスポット位置検知部5dによって独立に処理され、スポットライト姿勢制御部5eは該処理結果に基づきスレーブスポットライトに対する自動姿勢制御信号をそれぞれ出力する。
【0035】
以上のようにして構成されたスポットライト装置の動作を以下に説明する。操作者は例えばマスター選択部4aを操作して、スポットライト1,2,3の中のスポットライト1をマスタースポットライトとして選択する。従って、スポットライト2,3はスレーブスポットライトに設定される。
【0036】
操作者は、モニタ4cに映し出されるテレビカメラ1aの連続的に撮像する映像を見ながら、スポットライト1が人物Pを照射するようにジョイスティック4bを操作する。ジョイスティック4bは、操作量に応じたパン/チルト角を手動姿勢制御信号としてスポットライト1の駆動部1eに出力する。
【0037】
駆動部1eは、手動姿勢制御信号に基づいて灯体部1aのパン/チルト角を制御するので、灯体部1aの照射位置はジョイスティック4bの操作量に応じて移動する。また、テレビカメラ1cの撮像方向と灯体部1aの照射方向とは一致しているので、撮像領域もジョイスティック4bの操作量に応じて移動する。
【0038】
テレビカメラ1cの撮像する映像信号はモニタ4cに映し出されているので、操作者はさらにその映像を見て操作を継続する。即ち、操作者とジョイスティック4bと駆動部1eと灯体部1aとテレビカメラ1cとモニタ4cとにより操作者系の閉ループが形成される。
【0039】
次に、スポットライト2,3のスポットライト1に対する追尾動作について説明する。まず、撮像タイミング信号発生部5cは、点灯制御部2b,3bと撮像制御部2d,3dとに所定時間間隔で撮像タイミング信号を出力する。
【0040】
点灯制御部2b,3bは撮像タイミング信号を受けると瞬時的に灯体部2a,3aを消灯させる。撮像制御部2d,3dは撮像タイミング信号を受けると、それぞれテレビカメラ2c,3cに撮像指示信号を出力し、テレビカメラ2c,3cは灯体部2a,3aが消灯している間に灯体部2a,3aの照射方向の撮像領域を静止映像として撮像し、静止映像信号をA/D変換部5aに出力する。なお、灯体部2a,3aを消灯しているので、静止映像には灯体部1aによる照射領域のみが撮像されている。
【0041】
A/D変換部5aは、テレビカメラ2c,3cからの各々の静止映像信号をそれぞれデジタル画像に変換して、画像記憶部5bに出力する。画像記憶部5bは、該デジタル画像を記憶する。
【0042】
二値化処理部5fは、画像記憶部5bの各々のデジタル画像を二値化処理して二値画像を得て、重心位置算出部5gは「1」となっている画素の領域の重心Aを求めて、各々の重心Aを位置データとしてスポットライト姿勢制御部5eに出力する。
【0043】
スポットライト姿勢制御部5eは、各々の位置データからスポットライト2,3のパン/チルト角を計算し、自動姿勢制御信号としてスポットライト2,3に出力する。
【0044】
よって、スポット位置検知部5d(即ち、二値化処理部5fおよび重心位置算出部5g)とスポットライト2およびスポットライト3とA/D変換部5aと画像記憶部5bとスポットライト姿勢制御部5eとは自動制御系の閉ループを形成する。そして、該自動制御系の閉ループは、操作者系の閉ループとは独立して動作する。
【0045】
以上の動作により、操作者がモニタ4cを見ながらジョイスティック4bを操作して、スポットライト1の照射位置を移動させると、スポットライト2,3の照射位置も追従して移動する。
【0046】
また、位置データの算出は二値化処理と重心位置の算出のみであるので、自動制御系の閉ループの一巡の時間は短くすることができる。
【0047】
〔第二実施例〕図4は、スポットライト装置の構成を示すブロック図である。図5は、基準線と画素の分布との説明図である。なお、図4においては前述の第一実施例と同等の箇所には同じ符号を付してあるので、同等の箇所の詳細な説明は省略する。
【0048】
図4に示す第二実施例のスポットライト装置が、前述の第一実施例のスポットライト装置と異なり特徴となるのは次の構成である。すなわち、図4に示すスポットライト装置にあっては、スポット位置検知部5dを、二値化処理部5fと、基準線設定部5hと、画素分布算出部5iと、変化点検出部5jとを含んで構成したことである。
【0049】
二値化処理部5fは、所定のしきい値より明るい画素を「1」、所定のしきい値より暗い画素を「0」として新たな画像データを生成するものである。従って例えば第一実施例で説明した図2に示すデジタル画像を二値画像に変換した場合は、二値画像は図5に示すように、楕円形の照射領域Rと、人物Pがスポット照明を受けて明るくなっている部分のみ「1」となり、他の部分は「0」となる。
【0050】
基準線設定部5hは、二値画像からマスタースポットライトの光軸を求め、該光軸を基準線Sとして設定する。光軸は、楕円形の照射領域の長径を求めて、長径を含む直線を光軸とみなすことにより求める。なお、通常のスポットライトの追尾動作においては、人物Pは常に基準線S(即ち光軸)上に位置する。
【0051】
画素分布算出部5iは、二値画像の「1」となっている画素を基準線Sに垂直に投影するものである。即ち、画素分布算出部5iは、基準線Sを所定の間隔による点で区切り、各点から垂直方向に二値画像を走査して、「1」となる画素を計数し、各点毎の画素の数の分布を調べる。「1」となっている画素の基準線Sへの投影による分布は図5に示すようになる。なお図5は、図を見やすくする都合上、基準線Sと平行である基準線S’に投影している。
【0052】
変化点検出部5jは、基準線Sに投影した「1」となっている画素の分布が急激に減少している点Bを求めるものである。図5は、二値画像において人物Pの位置する部分を境界として、「1」となっている画素の基準線上での分布が急激に変化していることを示しており、これは人物Pの影によりマスタースポットライトのスポット照明の楕円形の照射領域が、人物Pの後方においては減少しているからである。従って、画素分布算出部5iの求める基準線Sに投影した「1」となっている画素の分布が急激に変化している点Bは、人物Pの位置する点と略一致する。
【0053】
以上の構成により、スポット位置検知部5dは、デジタル画像を二値画像とし、基準線Sを設定して、基準線Sに画素を投影し画素分布を算出し、該分布の急激に変化する点Bを人物Pの位置として求める。そして、スポット位置検知部5dは人物Pの位置を、スレーブスポットライトであるスポットライト2,3が照射すべき位置データとしてスポットライト姿勢制御部5eに出力する。
【0054】
従って、マスタースポットライトのスポット照明の楕円形の照射領域の中央に人物Pが位置していない場合であっても、人物Pの位置に合わせてスレーブスポットライトのスポット照明を照射することができる。
【0055】
また、第一実施例において点灯制御部2bと点灯制御部3bとは撮像タイミング信号を入力されると、灯体部2aと灯体部3aとを消灯しているが、消灯することに限定されるものではなく、映像を二値化する際にマスタースポットライトのスポット照明のみが「1」となる画素として取り出せるのであれば、例えばマスタースポットライトの照度より暗くなるように照度を減じるものであってもよい。
【0056】
また、第一実施例ではスポットライトを3台使用しているが、3台に限定されるものでなく、マスタースポットライトが1台とスレーブスポットライトが少なくとも1台以上あればよい。従って、スレーブスポットライトが3台4台となっても本発明は適用できる。
【0057】
【発明の効果】
本発明のスポットライト装置は上述のように構成してあるから、請求項1に記載の発明によって、マスタースポットライトの照射位置にスレーブスポットライトの照射位置が追従するので、操作者はマスタースポットライトを操作するだけでスレーブスポットライトに照射対象を照射させることができる。さらに、マスタースポットライトを切り替えることができるので、操作者が操作のしやすい位置に設けられているスポットライトをマスタースポットライトに設定できる。またさらに、撮像部が撮像する際にはスレーブスポットライトの灯体部の照度は減じられているので、スポット位置検知部におけるマスタースポットライトの照射位置の計算の際の画像処理において、スレーブスポット ライトの灯体部の照度の影響を少なくでき、したがって画像処理の動作負荷を余計に発生させずにすむ。
【0058】
請求項2記載の発明にあっては、請求項1記載の発明の効果に加えて、デジタル画像からマスタースポットライトの照射位置の計算は、二値化処理部がデジタル画像を二値化し、重心位置算出部が二値画像の画素の領域の重心位置を求めて位置データとして出力しているので、容易な処理でマスタースポットライトの照射位置の計算ができ、従ってスレーブスポットライトの追従速度の速いスポットライト装置を提供できるという効果を奏する。
【0059】
請求項3記載の発明にあっては、請求項1記載の発明の効果に加えて、デジタル画像からマスタースポットライトの照射位置の計算は、二値化処理部がデジタル画像を二値化し、基準線設定部は二値画像の画素分布を調べるための基準線を設定し、画素分布算出部が基準線に沿って画素の分布を求め、変化点検出部が画素の分布の変化点を求めて位置データとして出力しているので、人物等の照射対象の位置を正確に照射することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例のスポットライト装置の構成を示すブロック図である。
【図2】上記実施例の撮像部の撮像した静止映像をA/D変換したデジタル画像の例を示すイメージ図である。
【図3】上記実施例のデジタル画像を二値化処理した二値画像の例を示すイメージ図である。
【図4】本発明の第二実施例のスポットライト装置の構成を示すブロック図である。
【図5】上記実施例の基準線と画素の分布との説明図である。
【符号の説明】
1 第一のスポットライト
1a 第一の灯体部
1c 撮像部
2 第二のスポットライト
2a 第二の灯体部
2c 撮像部
2d 点灯制御部
3 第二のスポットライト
3a 第二の灯体部
3c 撮像部
3d 点灯制御部
4 制御装置
5a A/D変換部
5c 撮像タイミング信号発生部
5d スポット位置検知部
5e スポットライト姿勢制御部
5f 二値化処理部
5g 重心位置算出部
5h 基準線設定部
5i 画素分布算出部
5j 変化点検出部
Claims (3)
- 光源から光を照射する第一の灯体部を有する第一のスポットライトと、光源から光を照射する第二の灯体部を有する第二のスポットライトと、制御装置とを含んで構成されるスポットライト装置であって、
第一のスポットライトと第二のスポットライトとのいずれかをマスタースポットライトとし他方をスレーブスポットライトと設定するマスター選択部を備え、
前記第一のスポットライトは、
前記マスター選択部での選択入力によってマスタースポットライトに設定されてある状態では第一の灯体部の照射方向の領域を連続的に撮像し、前記マスター選択部での選択入力によってスレーブスポットライトに設定されてある状態では撮像タイミング信号を受信すると第一の灯体部の照射方向の領域を撮像する撮像部と、
前記マスター選択部での選択入力によってマスタースポットライトに設定されてある状態では照射方向に向けて連続的に第一の灯体部を照射させ、前記マスター選択部での選択入力によってスレーブスポットライトに設定されてある状態では撮像タイミング信号を受信すると一時的に第一の灯体部の照度を減じる点灯制御部と、
を含んで構成され、
前記第二のスポットライトは、
前記第一のスポットライトとは相反的にマスタースポットライトかまたはスレーブスポットライトとして設定されるものであり、
前記マスター選択部での選択入力によってマスタースポットライトに設定されてある状態では第二の灯体部の照射方向の領域を連続的に撮像し、前記マスター選択部での選択入力によってスレーブスポットライトに設定されてある状態では撮像タイミング信号を受信すると第二の灯体部の照射方向の領域を撮像する撮像部と、
前記マスター選択部での選択入力によってマスタースポットライトに設定されてある状態では照射方向に向けて連続的に第二の灯体部を照射させ、前記マスター選択部での選択入力によってスレーブスポットライトに設定されてある状態では撮像タイミング信号を受信すると一時的に第二の灯体部の照度を減じる点灯制御部と、
を含んで構成され、
前記制御装置は、
スレーブスポットライトの撮像部の出力する映像をデジタル画像に変換するA/D変換部と、
所定時間間隔で撮像タイミング信号を出力する撮像タイミング信号発生部と、
デジタル画像からマスタースポットライトの照射位置すなわちスレーブスポットライトの照射すべき位置を計算し位置データを出力するスポット位置検知部と、
位置データと同じ位置を照射するようにスレーブスポットライトの灯体部を姿勢制御するスポットライト姿勢制御部と、
を含んで構成されたことを特徴とするスポットライト装置。 - 前記スポット位置検知部は、デジタル画像を二値化する二値化処理部と、二値画像の画素の領域の重心位置を計算する重心位置算出部とを含んで構成し、該重心位置を位置データとして出力することを特徴とする請求項1に記載のスポットライト装置。
- 前記スポット位置検知部は、デジタル画像を二値化する二値化処理部と、二値画像の画素分布を調べるための基準線を設定する基準線設定部と、基準線に沿って画素の分布を求める画素分布算出部と、画素の分布の変化点を求める変化点検出部とを含んで構成し、該変化点を位置データとして出力することを特徴とする請求項1に記載のスポットライト装置。
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| JP3512395A JP3674976B2 (ja) | 1995-02-23 | 1995-02-23 | スポットライト装置 |
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| JPH08235907A JPH08235907A (ja) | 1996-09-13 |
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1995
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