JP3673510B2 - インライン化された小口切り断裁機を有する製本システム及び製本方法 - Google Patents

インライン化された小口切り断裁機を有する製本システム及び製本方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、端部が内側に折り込まれた表紙を有する上質感のある本を製本システムにおいて全工程自動で製本することができるインライン化された小口切り断裁機を有する製本システム及び製本方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
一般的に、図3に示される並製本と称する月刊誌、カタログ、教科書等の書籍は、製本システムにおいて高速製本のライン化が進み、8000冊/時から10000冊/時もの大量の製本が可能となっている。一方、図2に示される上製本と称する辞書類は、ライン化はされているものの、製本の工程が多岐にわたるとともに、活字離れ等市場性の問題もあり、高速化が阻まれている。
【0003】
このような、量と質の両極の中で、近年、東南アジア、特に中国、韓国、台湾、シンガポール等では、豊富な人手を背景に、大量高速並製本を上質化することが行われている。すなわち、並製本の表紙の幅を表裏共に本文より広くとり、後に、その表紙を内側に折り込むことにより、一歩上質感のある製本にし、手触り、見栄え等、少しでも上製本に近づけようとする方式が多く採用されるようになっている。
【0004】
しかしながら、従来の並製本高速ラインは図4及び図6に示されるように、丁合機1、無線綴機2、スタッカー4、搬送コンベア5、三方断裁機6により構成されており、表紙を内側に折り込む機能は有していない。
【0005】
詳述すると、丁合機1は、図示してない折り紙機械を用いて図7に示されるように裏表に印刷された印刷物16を折り畳み形成した折り帳18を、図8に示されるようにページ毎に積み重ねる。そして、図9及び図10に示されるように積み重ねられた折り帳18を下から順に引き出し、連続して回っているチェーン搬送部20に載置し、頁順に順次積み重ねて本文10を構成した後、搬送途中で本文10の背10aが下部に配置されるように本文10を立てて無線綴機2に搬送する。
【0006】
図11に示される無線綴機2は、長方形にエンドレスにしたチェーンを高速回転させ、そのチェーンに本文10をくわえ固定する部分装置を大型機械の場合は23から26個セットし、その中に本文10を挟み込んで固定させた後、背切りカッター22で本文背10aを断裁する。この後、背糊ローラ24で本文の背10aに糊を塗布し、次に横糊ローラ26で背10aの横に糊を塗布し、最後に背糊ローラ28で再び背10aに糊を塗布し、図示してない表紙繰り出し機により繰り出された表紙12を前記塗布した糊により本文10に貼り付けて本14を構成する。そして、プレス成形締30により本14の背部分を圧着し成型する。
【0007】
スタッカー4は、無線綴機2から1冊づつ搬送された本14をこれの厚みに応じて複数冊集積する。
【0008】
搬送コンベア5は、スタッカー4から送り出された複数冊の本14を集積された状態で、本文10と表紙12とを装着した糊を乾燥させながら搬送する。
【0009】
三方断裁機6は、搬送コンベア5から搬送された複数冊の本14の天地部分14b、14c及び小口部分14dを所定寸法になるようにまとめて断裁する。
【0010】
このように、並製本高速ラインでは、上質本の特徴となる表紙12端部を内側に折り込む機能や、表紙12の折り込まれた部分を断裁しないように表紙12を開き、本文10の小口部分10bのみ断裁した後、表紙12を閉じる機能は有さないので、これらの作業は人手により行わなければならない。
【0011】
このため、小口部分10bの断裁、小口部分10bを断裁する際の表紙12の開閉、及び表紙12の折り込みは、図5に示されるように、専用の単体機として開発されている小口切り断裁機8を、ライン外に設けることにより行っている。
【0012】
詳しくは、前記並製本高速ラインにおいて、スタッカー4で集積され搬送コンベア5で搬送されている本を、人手によりライン外の小口切り断裁機8に一旦移し変える。そして、小口切り断裁機8において、表裏表紙12を押し開き本文10から湾曲分離させ、本14を立てた状態で本文10の小口部分10bのみを断裁する第1工程と、寸法確保と折りを容易にするために表裏表紙12を内側に折る位置に筋目を入れる第2工程と、表裏表紙12を内側に折り込む第3工程とが行われ、これらの工程は、間歇式で始動停止運転の繰り返し動作により行われる。この後、人手により再び搬送コンベア5に戻される。
【0013】
このように、専用の小口切り断裁機8を用いるものでは、人手により本を一旦ライン外へ移し変え、前記工程を終えた後再びラインに戻すという作業を行わなければならないので、その製本速度は1500冊/時前後であり、製本速度が遅いという課題を有する。
【0014】
また、専用の小口切り断裁機8は、間歇式で始動停止運動の繰り返し動作により前記工程を行うとともに、小口部分10bの断裁は、本文10を立てた不安定な状態で行われるため、機械の剛性不足による振動の発生の問題もあり、ノンストップ高速運転を行う製本ラインに組み込み使用することができないという課題も有する。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記のような従来の課題を解決するためのものであり、上質感のある製本方式を従来の並製本のラインに近い高速速度で行うことができるインライン化された小口切り断裁機を有する製本システム及び製本方法を提供することを目的とする。
【0016】
請求項1記載の発明は、端部が内側に折り込まれた表紙を有する本を全工程自動で製本するインライン化された小口切り断裁機を有する製本システムであって、
裏表に印刷された印刷物が折り畳まれて形成された折り帳を頁順に取り本文(10)を構成する丁合機(1)と、
前記本文(10)を表紙(12)に装着して本(14)を構成するとともに成型する無線綴機(2)と、
前記本(14)を複数冊集積する集積装置(4)と、
集積された複数冊の本(14)を所定寸法になるようにまとめて断裁する三方断裁機(6)と、
前記各装置及び機械間で、前記本文(10)又は本(14)を自動的に搬送する搬送装置(5)と、
を有する製本システムにおいて、
前記無線綴機(2)と前記集積装置(4)との間に、前記表紙(12)端部折り込まれた前記本(14)を横倒しの状態で、折り込まれた表紙(12)より突出した本文(10)の小口部分(10b)を断裁する機能を有する小口切り断裁機(3)が設けられており、
前記三方断裁機(6)は、前記本(14)の天地部分(14b、14c)のみ前記所定寸法になるように断裁可能なことを特徴とするインライン化された小口切り断裁機を有する製本システム。
【0017】
また、請求項2記載の発明は請求項1記載の発明において、前記小口切り断裁機(3)は、前記表紙(12)が出来上がり寸法となるように、表紙(12)の端部を折り込み可能であることを特徴とする。
【0019】
また、請求項記載の発明は請求項1または2に記載の発明において、前記小口切り断裁機(3)は、前記表紙(12)の開閉機能を有することを特徴とするものである。
【0020】
また、請求項記載の発明は請求項1〜のうちいずれか記載の発明において、前記三方断裁機(6)は本(14)の天地部分(14b、14c)に対応する刃のみ有しており、本(14)の小口部分(14d)に対応する刃は取り除かれていることを特徴とするものである。
【0021】
また、請求項記載の発明は、端部が内側に折り込まれた表紙を有する本を全工程自動で製本するインライン化された小口切り断裁機能を有する製本方法であって、
裏表に印刷された印刷物が折り畳まれて形成された折り帳を丁合機(1)により頁順に取り本文(10)を構成する第1工程、
搬送装置において搬送された本文(10)を、無線綴機(2)において表紙(12)に装着して本(14)を構成するとともに成型する第2工程、
搬送装置により搬送された本(14)を、小口切り断裁機(3)において表紙(12)の端部を所定寸法になるように折り込んだ後横倒しにし、表紙(12)から突出した小口部分(10b)を断裁する第3工程、
搬送装置により搬送された小口部分(10b)が断裁された本(14)を、集積装置(4)において複数冊集積する第4工程、
前記集積装置(4)から送り出された複数冊の本(14)を集積された状態のまま搬送装置(5)により三方断裁機(6)に搬送する第5工程、
天地部分に対応する刃は有しているが小口部分に対応する刃が取り除かれた三方断裁機(6)において、集積された複数冊の本(14)の天地部分(14b、14c)を所定寸法になるようにまとめて断裁する第6工程、
により製本されることを特徴とするものである。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について詳細に説明する。
ここで、図1は、本発明の実施形態を示すレイアウト図である。
【0023】
丁合機1、無線綴機2、小口切り断裁機3、スタッカー(集積装置)4、搬送コンベヤー(搬送装置)5、三方断裁機6が、これらの順に配設されており、各機械及び装置間は、本文10及び本14を自動的に搬送する搬送装置により連結されている。なお、丁合機1、無線綴機2、スタッカー4、搬送コンベヤー5の構成は、図6、図8、図9、図10及び図11に示される従来技術と同様である。
【0024】
丁合機1は、図示してない折り紙機械を用いて図7に示されるように裏表に印刷された印刷物16を折り畳み形成した折り帳18を、図8に示されるように頁毎に積み重ねる。そして、図9及び図10に示されるように積み重ねられた折り帳18を下から順に引き出し、連続して回っているチェーン搬送部20に載置し、頁順に順次積み重ねて本文10を構成した後、搬送途中で本文10の背10aが下部に配置されるように本文10を立てて無線綴機2に搬送する。折り帳18を引き出す方法として、ロータリドラム型や万力型などがある。通常、折り帳18は、2度から4度折り畳まれて構成されており、2度であれば8頁、3度であれば16頁、4度であれば32頁となり、その際、頁が1から順に揃うように版組みされて印刷されている。
【0025】
無線綴機2は、長方形にエンドレスにしたチェーンを高速回転させ、そのチェーンに本文10をくわえ固定する部分装置を大型機械の場合は23から26個セットし、その中に本文10を挟み込んで固定させた後、裁切りカッター22で本文背10aを断裁する。この後、背糊ローラ24で本文の背10aにホットメルトと呼ばれる速乾性の糊を塗布し、次に横糊ローラ26で背10aの横に糊を塗布し、最後に背糊ローラ28で再び背10aに糊を塗布し、図示してない表紙繰り出し機により繰り出された表紙12を前記塗布した糊により本文10に貼り付けて本14を構成する。そして、プレス成形締30により本14の背14a部分を圧着し成型する。
【0026】
小口切り断裁機3は、本14の表紙12の開閉機能、表紙12の端部を折り込む機能、本14を横倒しの状態にする機能、表紙12より突出した本文10の小口部分10bを出来上がり寸法になるように断裁する機能を有している。
【0027】
スタッカー4は、三方断裁機6の断裁速度の関係上、1冊づつの断裁では製本スピードが遅くなるため、複数冊まとめて断裁するために、小口切り断裁機3から1冊づつ流れてきた本14を、本14の厚みに応じて複数冊集積し、搬送コンベヤー5に送り出すものである。集積する本14の数は、本14の厚みにもよるが、通常5冊前後集積される。
【0028】
搬送コンベヤー5は、スタッカー4から送り出された複数冊の本を集積された状態で三方断裁機6まで搬送するものであり、本文10と表紙12との装着に用いた糊を乾燥させる時間を設けるために、できるだけ長く設けられている。
【0029】
三方断裁機6は、本14の天14bと地14cの部分に対応する刃のみ有しており、本14の小口部分14dに対応する刃は取り除かれている。これにより、複数冊の本14を集積した状態のまま、本14の天地部分14b及び14cのみ出来上がり寸法になるようにまとめて断裁することができる。
【0030】
次に、本実施の形態の製本方法について説明する。
第1工程において、裏表に印刷された印刷物が折り畳まれて形成された折り帳を丁合機1により頁順に取り本文10を構成し、チェーンにより本文10の背10aが下部に位置するように本文10を立てた状態で無線綴機2に搬送する。
【0031】
次に、第2工程において、無線綴機2のチェーンに本文10を挟み込んで固定させた後、裁切りカッター22で本文背10aを断裁し、背糊ローラ24で本文の背10aに糊を塗布し、次に横糊ローラ26で背10aの横に糊を塗布し、最後に背糊ローラ28で再び背10aに糊を塗布し、図示してない表紙繰り出し機により繰り出された表紙12を前記塗布した糊により本文10に貼り付けて本14を構成する。そして、プレス成形締30により本14の背14a部分を圧着し成型する。
【0032】
次に、第3工程において、無線綴機2から搬送装置により搬送された本14を、小口切り断裁機3において、表紙12を開き、表紙12が出来上がり寸法となるように端部を折り込み、再び表紙12を閉じた後に、本14を横倒しにし、表紙12から突出した小口部分10bを出来上がり寸法になるように断裁する。
【0033】
次に、第4工程において、小口切り断裁機3から搬送装置により搬送された本14を、集積装置4において複数冊集積する。
【0034】
次に、第5工程において、集積装置4から送り出された複数冊の本14を搬送コンベヤー5により、本文10と表紙12との装着に用した糊がなるべく乾くように時間をかけて三方断裁機6に搬送する。
【0035】
次に、第6工程において、搬送コンベヤー5から搬送された本14を、三方断裁機6において、複数冊の本14が集積された状態のまま天地部分14b、14cを出来上がり寸法になるようにまとめて断裁する。
これにより、上質本が全工程自動で製本される。
【0036】
製本速度は、通常5000冊/時であり、大型高速ラインの場合は、8000〜10000冊/時、中型中速ラインの場合は、6000〜7000冊/時となる。
【0037】
【発明の効果】
請求項1記載の本発明は、無線綴機と集積装置との間に、表紙端部折り込まれた本を横倒しの状態にして、表紙より突出した本文の小口部分の断裁の機能を有する小口切り断裁機を設けたことにより、本を横倒しにして断裁するため、構造的な剛性不足による振動の発生を防ぐことができ、小口断裁時の負荷を安定した状態とすることができる。これにより、高速製本が可能となる。したがって、小口部分の断裁のために人手により他の専用機に移し変えることもない。また、三方断裁機では、本の天地部分のみ断裁するため、表紙の折り込まれた部分を断裁することがないので、上質本の製本を全て自動で行うことができる。また、これにより上質本の製本速度を向上させることができる。
【0038】
また、請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、小口切り断裁機において、出来上がり寸法となるように表紙の端部を折り込むため、本文の小口部分を出来上がり寸法となるように断裁しても、表紙の折り込まれた部分が断裁されることはない。
【0040】
また、請求項記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、小口切り断裁機の表紙の開閉機能により、表紙を開いて表紙の端部を折り込むことができるので、表紙とともに本文を折り込むことがなくなるとともに、折り込んだ後には表紙を閉じて小口部分を断裁する状態にすることができる。
【0041】
また、請求項記載の発明は、請求項1〜のうちいずれか記載の発明において、三方断裁機の小口部分に対応する刃を取り除いたことにより、天地を断裁する際に、表紙の折り込まれた小口部分を断裁することがない。
【0042】
また、請求項記載の発明は、第1工程から第6工程の全ての工程において自動的に上質本を製本することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の実施形態を示すレイアウト図である。
【図2】上質本を示す斜視図である。
【図3】並製本を示す斜視図である。
【図4】並製本の製本ラインを示すレイアウト図である。
【図5】従来の上質本の製本ラインを示すレイアウト図である。
【図6】従来の製本ラインのイラスト図である。
【図7】折帳を示す図である。
【図8】頁毎に積み重ねられた折帳を示す図である。
【図9】丁合機において本文を構成している過程を示す図である。
【図10】丁合機における製本の流れを示す図である。
【図11】無線綴機における製本の流れを示す図である。
【符号の説明】
1 丁合機
2 無線綴機
3 小口切り断裁機
4 スタッカー
5 搬送コンベヤー
6 三方断裁機
10 本文
10a、14a 背
10b 小口部分
12 表紙
14 本
14b 天
14c 地

Claims (5)

  1. 端部が内側に折り込まれた表紙を有する本を全工程自動で製本するインライン化された小口切り断裁機を有する製本システムであって、
    裏表に印刷された印刷物が折り畳まれて形成された折り帳を頁順に取り本文(10)を構成する丁合機(1)と、
    前記本文(10)を表紙(12)に装着して本(14)を構成するとともに成型する無線綴機(2)と、
    前記本(14)を複数冊集積する集積装置(4)と、
    集積された複数冊の本(14)を所定寸法になるようにまとめて断裁する三方断裁機(6)と、
    前記各装置及び機械間で、前記本文(10)又は本(14)を自動的に搬送する搬送装置(5)と、
    を有する製本システムにおいて、
    前記無線綴機(2)と前記集積装置(4)との間に、前記表紙(12)の端部が折り込まれた前記本(14)を横倒しの状態で、折り込まれた表紙(12)より突出した本文(10)の小口部分(10b)を断裁する機能を有する小口切り断裁機(3)が設けられており、
    前記三方断裁機(6)は、前記本(14)の天地部分(14b、14c)のみ前記所定寸法になるように断裁可能なことを特徴とするインライン化された小口切り断裁機を有する製本システム。
  2. 前記小口切り断裁機(3)は、前記表紙(12)が出来上がり寸法となるように、表紙(12)の端部を折り込み可能であることを特徴とする請求項1記載のインライン化された小口切り断裁機を有する製本システム。
  3. 前記小口切り断裁機(3)は、前記表紙(12)の開閉機能を有することを特徴とする請求項1または2に記載のインライン化された小口切り断裁機を有する製本システム。
  4. 前記三方断裁機(6)は本(14)の天地部分(14b、14c)に対応する刃のみ有しており、本(14)の小口部分(14d)に対応する刃は取り除かれていることを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか記載のインライン化された小口切り断裁機(3)を有する製本システム。
  5. 端部が内側に折り込まれた表紙を有する本を全工程自動で製本するインライン化された小口切り断裁機能を有する製本方法であって、
    裏表に印刷された印刷物が折り畳まれて形成された折り帳を丁合機(1)により頁順に取り本文(10)を構成する第1工程、
    搬送装置において搬送された本文(10)を、無線綴機(2)において表紙(12)に装着して本(14)を構成するとともに成型する第2工程、
    搬送装置により搬送された本(14)を、小口切り断裁機(3)において表紙(12)の端部を所定寸法になるように折り込んだ後横倒しにし、表紙(12)から突出した小口部分(10b)を断裁する第3工程、
    搬送装置により搬送された小口部分(10b)が断裁された本(14)を、集積装置(4)において複数冊集積する第4工程、
    前記集積装置(4)から送り出された複数冊の本(14)を集積された状態のまま搬送装置(5)により三方断裁機(6)に搬送する第5工程、
    天地部分に対応する刃は有しているが小口部分に対応する刃が取り除かれた三方断裁機(6)において、集積された複数冊の本(14)の天地部分(14b、14c)を所定寸法になるようにまとめて断裁する第6工程、
    により製本されることを特徴とする製本方法。
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