JP3672166B2 - 対話型視聴装置および描画制御方法および記録媒体 - Google Patents

対話型視聴装置および描画制御方法および記録媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本願発明は、放送映像の視聴者が身振り手振りで参加できるような対話型視聴装置および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の多くの放送は、放送局から送信されてきた映像(音声を含む)信号を受信し、再生するという受動的なものである。このような放送に対し、視聴者が積極的に参加する対話型の放送番組(双方向TV)も試みられている。
【0003】
対話型放送の一つの方法に、従来と同様に受信した映像に対し、視聴者が反応を電話やFAXを通じて、返すものがある。この方法では、電話回線が満杯になり、すべての視聴者からの反応に対応できないことが多々ある。
【0004】
また、視聴者からの反応をVRML(Virtual Reality Modeling Language )と呼ばれる3次元CGモデルによりインターネット上に仮想空間を構築し、視聴者に示す方法も試みられている。
【0005】
このような電話回線利用による反応性の悪さを解決するために、視聴者からの送信を時分割で制御するインタラクティブTV方式が提供されている。
確かに時分割制御により、視聴者は回線混雑による無応答というわずらわしさを避けることができる。が、時分割制御になったとしても、視聴者からの反応を要求する放送番組は、アンケート形式で視聴者の反応を集計するタイプのものが多く、視聴者個々の反応が、個別に反映されるわけではなく、対話性としての面白味にかけるという問題がある。このような方式では、実現できる番組のバリエーションに限りがある。
【0006】
また視聴者からの反応を集計するために、生放送が望ましく、そのため多大な準備がいるという問題があり、対話型の番組数はそれほど多くない。さらに、このような放送番組でもいったん録画してしまうと、対話性が失われてしまう。
【0007】
従来の対話型の放送番組では、アンケートの回答などの選択などのように、与えられた問題に回答する形式のものが多かった。このため、幼児などが参加することはできなかった。幼児向けの番組では、身体を使った簡単な体操やじゃんけんゲームなどが行われるが、それに参加できるのは、スタジオにいる幼児のみであった。TV受像機の前にいる幼児はともに身体を動かしても、対話性のある番組視聴をすることはできなかった。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
視聴者からの参加の方法がリモコン、キーボードなどの機器による入力を必要とするため、参加できる視聴者の年齢層に制約を課すこととなり、幼児が身振り手振りで参加できるような対話性のある番組視聴ができないという問題点があった。
【0015】
【課題を解決するための手段】
これらの課題を解決するために、本願発明は、少なくとも一部がオブジェクト化された動画像を再生する対話型視聴装置において、指示する対象物の距離画像を取得する距離画像取得手段と、再生中の前記動画像に対し、前記距離画像の動きから算出した経路に応じた変化指示を与えるための変化指示手段と、この変化指示手段により与えられた変化指示に基づいて、前記動画像のうち、オブジェクト化されたオブジェクトの位置座標を変化させるためのオブジェクト変化手段とを具備したことを特徴とする
【0016】
また、前記変化手段は、前記距離画像取得手段の動きから算出した経路上にあるオブジェクトの代表点の位置座標を変更することを特徴とする
【0017】
また、前記変化手段は、前記代表点間の経路を曲線関数で近似してオブジェクトの位置座標を変更することを特徴とする。
【0018】
また、前記変化手段は、オブジェクト化された動画像とともに記述されている属性を変化させ、この変化させた属性をもとに前記オブジェクトの位置座標を変化させることを特徴とする。
【0019】
更に、前記距離画像取得手段で取得した距離画像から複数のパラメータに応じて割り当てられた変化指示を解釈する変化指示解釈手段を具備し、前記変化手段は、前記変化支持解釈手段で解釈された変化指示をもとに、オブジェクト化されたオブジェクトの変化させることを特徴とする
【0020】
更に、前記変化手段によりオブジェクトを変化させた回数や時間など課金に必要な情報を算出する課金情報計数手段と、前記課金計数手段が計数した課金情報を送信するための送信手段とを具備したことを特徴とする。
【0021】
また、少なくとも一部がオブジェクト化された動画像を再生させる対話型視聴装置の描画制御方法において、距離画像取得手段により指示する対象物の距離画像を取得し、再生中の前記動画像に対し、変化指示手段によって前記距離画像の動きから算出した経路に応じた変化指示を与え、与えられた変化指示に基づいて、前記動画像のうち、オブジェクト化されたオブジェクトの位置座標を変化手段により変化させることを特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】
[第1の実施例]
次に図面を参考に第1の実施例の動作説明を行う。図1は第1の実施例の概略構成図である。
【0023】
少なくとも視聴者からの指示で変化するオブジェクトを含み、放送局などから送られてくる放送波を受信するための伝送部1と、受信した放送波を映像、音やオブジェクト、合成情報に分割し、復号する復号部2と、この復号部2により復号されたオブジェクトに対し、対話的な指示を与えるため、たとえば、後述する距離画像取得部などにより構成される変化指示部6と、復号部2により復号されたオブジェクトと合成情報とを記憶するためのオブジェクト変化情報記憶部5と、このオブジェクト変化情報記憶部5に記憶されたオブジェクトと合成情報に対し、この変化指示部6より入力された変化指示をもとにオブジェクトの表示位置,速度,形状などに対し変化を施す変化部4と、前記変化部4で生成された変化をもとに、映像,音響信号と合成を行い、描画を制御する情報管理部3と、この情報管理部3が描画した結果を呈示する呈示部7とから構成される。
【0024】
録画再生ではオブジェクト変化情報記憶部5の復号されたオブジェクトと合成情報が読み出され情報管理部3に復号部2からの出力の代わりに用いられる。図面上では復号部2からの入力がない状態に対応する。
【0025】
図2は、図1の構成における変化指示部6の概略図である。反射光を受光し、距離画像を取得する、例えば、特平10―177449号公報に示されているような距離画像取得部61と、取得した距離画像を解析し、複数の変化変数を抽出する画像処理部62とから構成される。
【0026】
距離画像取得部61は、中央の円の部分がレンズであり、周囲に並ぶ小さな円形の発光部611は例えば、赤外光などの光を照射するLEDにあたる。タイミング信号生成部614の信号に従い、LEDから照射された光が物体に反射され、レンズにより集光され、レンズの後部にあるエリアセンサ(受光部612)で受光される。受光した光は、反射光抽出部613によって、画像として取得される。このように取得された画像は例えば、図3のような形式になっている。
【0027】
図3(a)は取得した画像データの一部(256×256の一部の8×8)を示したものである。この例では、行列中のセルの値は、取得した反射光の強さを8ビットで示したものである。255の値があるセルは、距離画像取得部61に最も接近した状態、0の値があるセルは、距離画像取得部61から遠くにあり、反射光が距離画像取得部61にまで到達しないことを示している。
【0028】
図3(b)は取得した画像データ全体を3次元的に示したものである。この例では、人間の手を取得したデータを示している。
画像処理部62は、図3(a)のような形式で距離画像取得部61で取得された距離画像を受け取り、エッジ切り出し、重心抽出、面積算出など種々の画像処理を行う。
【0029】
(i,j)の画素値をPijとし、生成する輪郭情報の画素をRijとすると、
Rij=255
(If(Pij−Pi−1j)>α &(Pij−Pij−1)>α &(Pij−Pi+1j)>α &(Pij−Pij+1)>α)
Rij=0(上記以外)
とすることにより、図4のような輪郭情報を得ることができる。
【0030】
次に、図1の構成において、動作例を説明する。図5は図1の構成における処理の流れ図である。図6は図1の構成において、オブジェクト変化情報記憶部5に記憶されているオブジェクトと映像、動きデータの記憶形式の一例である。図6では、時刻毎に合成されるオブジェクトとその動き、対応する映像データと付属データが対になって記憶されているものとする。
【0031】
オブジェクト変化情報記憶部5へのデータの書き込みは、復号部2が伝送部1で受信した放送信号を合成情報と映像情報などに分けた直後に行われる場合と、あるいは、別途録画した情報を再生するときに行われる場合がある。
【0032】
動きデータの形式としては、いくつかの形式が可能である。時刻毎(例えば、1/30秒毎、あるいは1/60秒毎)にオブジェクトの位置座標を記憶しておき、対応するオブジェクトを、その位置に配置することで、合成する方式がある。
【0033】
図7は、時刻t0におけるオブジェクトの位置座標を動きデータとして記憶し、合成する場合に例である。映像データp0上に動きデータm0(x0,y0)の座標位置に、時刻t0時のオブジェクトデータo0を別レーヤとして配置、あるいは上書きすることにより、合成を行う。図8に示すように時刻t1についても同様である。
【0034】
図5の処理の流れ図において、変化指示部6より特に変化指示がなければ、図7、図8に示したように、もともとの動きのデータにそって、オブジェクトは動く。一方、変化指示があれば、その指示に従って変化部4は動きデータの編集を行う。
【0035】
例えば、変化指示部6より、図9に太線で示したように、道に対して、ジグザグな動きを入力したとする。動きの入力は、例えば、図6が表示されている画面に対し、人差し指で、動かしたい経路を指示することで行える。
【0036】
変化指示部6は、この動きを解析する(ステップS501)。解析の方法はいくつかある。例えば、図4のように切り出された輪郭情報を棒形状に変換し、その棒形状の最先端点(y座標の最大点)を求め、その最先端点の座標値を動きとして算出するものがある。図4では、輪郭情報は2次元になっているが、必ずしもこれに限定されるものではない。図3に示したように3次元情報が取得されているので、3次元での輪郭情報を用いることも可能である。
【0037】
また、上述のように、最先端点を用いる代わりに、最近傍点を用いる方法もある。最近傍点とは、図3のように3次元情報より、最も画面に対し、近い点(図3(a)では、値が最も大きいところ、図3(b)では最も盛り上がっているところ)である。最近傍点は、図3(a)で最大値をとる点であるが、安定的にとるために、隣り合う4つのセルを平均した値から最近傍点を求めることも可能である。
【0038】
このようにして、解析された人差し指の動きから、図9に示した太線のような動きが算出できる。このように変化指示部6で算出された太線の動きが変化部4に送られる。変化部4では、送られてきた太線のデータから、t1,t2,t3,t4時の点を算出すると、図8に示したように4点が算出できる。
【0039】
算出された4つの位置座標をもとに、図6(a)のようにオブジェクト変化情報記憶部5に記憶されているデータの内、動きデータの値を、算出した位置座標に変更する。その結果、図6(a)のデータは図6(b)のように変更される。
【0040】
次にこの結果を受けて、図6(b)のデータをもとに合成を行う(ステップS502)。合成を行った結果を、表示すると、図10のようになる。
図10(a)〜(e)により、変化部4により抽出された動きデータ、つまり座標位置にオブジェクトが配置され、オブジェクトがスキップを踏むように、道をジグザグに進むように、変更になったことがわかる。
【0041】
この例では、図9で示した太線のように、変化指示部6で与えられた動きのうち、変化部4は代表点の4点のみを、算出し、オブジェクト変化情報記憶部5に反映させている。このため、t1,t2,t3,t4時でユーザが指定した動きは反映されるが、t0時からt1時、t1時からt2時、というように、各代表点から代表点間の途中の動きは、反映されていない。
【0042】
このため、例えば、図11のようにユーザが変化指示部6により、曲線での動きを入力した場合には、代表点での動きはあっているが、他の途中では、曲線ではなく、直線でオブジェクトが移動してしまい、ユーザの意図に合わなくなってしまうという不都合が生じる。
【0043】
このような不都合を解決するために、動きデータは曲線に対応するように、代表点の他に、代表点間の曲線をスプライン曲線などで近似し、その制御点を例えば、図12(a)のように記憶する。
【0044】
m0:(x00,y00)(x01,y01)(x02,y02)..とは、動きデータはアドレスm0に記憶されており、アドレスm0に記憶されている実際のデータの内容は、(x00,y00)(x01,y01)(x02,y02)..であることを示すものである。(x00,y00)(x01,y01)(x02,y02)..はスプライン曲線などで近似したときの制御点である。近似はスプライン曲線に限らず、三角関数やベジェ曲線など多種の関数を用いることが可能である。
【0045】
図12(a)のように記憶すれば例えば、図11のように、変化指示部6から動きが入力されたときには、(x00,y00)(x01,y01)(x02,y02)..の点列から構成されるスプライン曲線に沿って、オブジェクトを移動できるので、ユーザの意図に合った動きの変化を実現できる。
【0046】
たとえば、オブジェクト変化情報記憶部5に記憶されたアニメーションのキャラクタが通常状態ではそのまま再生されていて、ユーザが変化指示部6によって指示すると指示に対応した変化が変化部4で施され、例えば、大きくなったり、小さくなったり、移動したりしてあたかもユーザの反応に応えるような効果を出せる。
【0047】
ユーザの指示がなくなると変化部4によるオブジェクトの変形がなくなりオブジェクト変化情報記憶部5に記憶されていたまま出力されるため通常の状態に戻る。従って、従来のVTRのような使用になんら障害を与えることはなく、新しい機能が新たに加わったことが分かる。また、リアルタイムで放送される番組の視聴においても、視聴者からの反応に放送局がすべて応えることができないという問題を解決していることが分かる。
【0048】
[第1の実施例の効果]
以上のように本発明によれば、TV放送など、万人が同一の映像をみるような視聴形態においても、ユーザの意図にあった動きの変化を、放送形態に大きな変化を及ぼすことなく、かつユーザにとってパソコンなどの操作と違って簡単に楽しむことができるので、同一の番組を繰り返し見るときに、少しずつ変化させながら、楽しむことができるので、従来にない放送番組を作成し、ユーザの娯楽環境を大幅に改善することができる。
【0049】
また、録画再生した番組でも使えるし、ユーザの入力指示によって変化するため、ユーザの指示が変化した分だけのバリエーションを持つことができる。ユーザ指示に対する変化の定義は予め、番組側で用意しても良いし、受信側で定義することも可能である。
【0050】
[第1の発明の変形例]
以上の例は、2次元の空間に対して、動きの変更を行った例である。しかし、将来においては、TV放送といえども3次元空間内での映像として受信する可能性もあり、本発明はこのような3次元空間での動きの変更に対しても対応できるものである。
【0051】
図13は3次元空間での合成について示したものである。3次元CGにより構成された背景の映像データに対し、2次元で構成されたオブジェクトを合成する。合成に用いる動きデータは、上下方向に繰り返して移動する動きである。
【0052】
この動きは、第1の発明の実施例と同様に、ユーザが手を使って指示したものである。3次元空間に対して、動きをつける必要があるので、変化部4は、変化指示部6から入力された動きより、3次元座標としての位置や向きの変化をデータとして抽出する。例えば、抽出された動きは以下のようになる。
【0053】
Rep:(x00,y00,z00)(x00,y10,z00)は、(x00,y00,z00)と(x00,y10,z00)の間の移動を繰り返す(Rep)ということを示している。人間の手は、完璧に同じ動作を繰り替えすことは難しいので、変化指示部6からの入力データをそのまま用いると、実は、y座標だけでなく、x座標、z座標とも変化をした値となる。このような不安定さをなくして、安定した動作をオブジェクトにさせたい場合には、ある一定値以下の座標値の変位を誤差として無視する方法をとる。この方法をとることにより、同じ座標値間の周期運動を容易にオブジェクトの動きに反映させることができる。
【0054】
ただし、わざとユーザの動きの不安定さをオブジェクトの動きに反映させたい場合には、誤差として無視する方法はとらない。
この結果、y座標のみ変化しているので、図13の合成結果で示すように、動きとしては、同じ地点でぴょんぴょん飛び跳ねているような効果となる。
【0055】
同様に、変化指示部6より、前後に手を動かした動きを入力すれば、z軸方向に沿って、前後にぴょんぴょんはねる。あるいは左右に動かせば、x軸方向に、左右にぴょんぴょんはねることとなる。あるいは、y軸を軸としてぐるっと手をまわすような動きを入力すると、図14に示すように、3次元空間の中の物体の後ろにオブジェクトが回り込みながら、ちょうどメリーゴーランドのように回転運動をさせることもできる。
【0056】
Rot:(x00,y00,z00)(x10,y10,z10)...のRotは回転運動であることを示す。図14の場合、2次元オブジェクトなので、回転運動に際してもオブジェクトの向きは固定になっている。が、3次元オブジェクトの場合には、動きデータの隣り合う点から生成されるベクトルにオブジェクトの姿勢(法線方向)を合わせるように、変化部4にて、オブジェクト自身への動きデータの修正も行うようにすることも可能である。
【0057】
また、第1の実施例での復号部2では、受信した放送波を映像、音やオブジェクト、合成情報に分割処理を行っているが、放送波がMPEG2などにより圧縮されている場合には、分割処理の他に、MPEG2などの圧縮の解凍処理も行う。
【0058】
受信した放送波でなく、録画された電波に対しても、再生時に映像,音,オブジェクト,合成情報を分割し、図6のような形式で、オブジェクト変化情報記憶部5に書き込み、手振りにより動きを与えることで、毎回異なった動きをつけて、映像を楽しむことが可能である。
【0059】
さらに、将来本発明のような放送番組が提供されたとき、一部の放送番組が、本発明の方式に対応し、他の多くの放送番組は対応していないという状況が出現する。そのような場合には、オブジェクトとその動きデータは存在しないので、オブジェクト変化記憶部5には、例えば図15(a)のように、映像データのみが記憶される。このような形式の映像データに対しては、著作権的に、動きの編集が許されていないことに相当するので、ユーザから変化指示部6を用いて変化指示があっても、変化部は、動きデータの部分がNULLなので、変化処理を行わないようにすることができる。
【0060】
同様に例えば、MPEG4のように符号化を使って圧縮がされている場合には、図15(b)のように、オブジェクトのみにデータがはいる形になるが、図15(a)と同様に、動きデータがNULLなので、変化処理を行わない。
【0061】
[第2の実施例]
第1の実施例では、変化指示部6からは、ユーザの手の動きのデータが抽出され、その動きデータを用いて、変化部4が、オブジェクトに対し、動きを変化させるものである。
【0062】
実際には、ユーザの手は動くだけでなく形状も変化している。動きだけでなく、形状の変化も捉えて、オブジェクトの変形や動きの変化に反映させるものが、本実施例である。その概略構成図は、図16のようになっている。図16の構成は、第1の実施例である図1の構成に、変化指示解釈部8が追加された構成になっている。
【0063】
図17は変化指示解釈部8で解釈に用いる対応規則の一例を示したものである。図17の例では、重心(x,y,z)はキャラクタの位置(X,Y,Z)に対応し、面積sはキャラクタの拡大率s/s0に、形状gはキャラクタのモードMに対応することを示す。拡大率は基準面積s0に対する比で表される。また、形状gとモードの関係は例えば図19のようになる。複数のパラメータとキャラクタとの割付をおこなう動作処理の流れは、図18に示す。つまり、変化指示解釈部8は、図17の規則を用いて、抽出した重心をキャラクタの重心に割り当て、抽出した面積をキャラクタの拡大率に割り当て、抽出した形状をキャラクタのモードに割り当て、その他抽出したパラメータに応じ規則に基づいて割り当てる。
【0064】
例えば、図19の対応では、グー(手を握った状態)であれば、キャラクタの動作モードは「停止する」になる。停止の場合には、位置データや拡大率が変化しても、動作として変化はせず、静止した状態になる。
【0065】
また、パー(手を開いた状態)であれば、キャラクタの動作モードは「歩く」になる。すると、それまで、静止していた場合は、別途抽出された重心に沿った歩行動作をおこなう。あるいは、それまで走っていた場合には、逆に速度をゆるめ、歩行に移行する。
【0066】
また、チョキ(2本指をつきだした状態)であれば、キャラクタの動作モードは「走る」となる。静止して場合、歩行していた場合、いずれも、走行動作に移行する。
【0067】
また、同じ2本指でも静止状態でなく、交互に指が動いている形状の時には、走行動作でなく、「スキップ」動作に移行する。
あるいは、拍手1(拍手が1回)であれば、モードは「解体」となる、これは、キャラクタがバラバラになることを示す。また拍手2(拍手2回)であれば、モードは「解体復帰」となり、これは、バラバラになっていただキャラクタが、合体してもとにもどることを示す。例としては、図20のようになる。
【0068】
以上の例では、抽出した複数のパラメータをキャラクタの動作生成に割り付ける例を示したが、必ずしも、これに依存するものではない。例えば、図17の例で、パラメータの内、重心と形状のみを使う場合もある。その時は、図17(b)のように、面積に対応する欄に「NULL」が記述されているので、割り当てを行わない。
【0069】
[第2の発明の効果]
以上のように本発明によれば、TV放送など、万人が同一の映像をみるような視聴形態においても、ユーザは単に手を動かすだけという簡単なジェスチャーで、キャラクタに複雑な動きをつけて、楽しむことができるので、同一の番組を繰り返し見るときに、少しずつ変化させながら、楽しむことができるので、従来にない放送番組を作成し、ユーザの娯楽環境を大幅に改善することができる。
【0070】
[第3の発明の実施例]
第1,第2の実施例では、受信した放送番組に対し、ユーザが視聴の度に、キャラクタに動きをつけて楽しむことができる。このような放送サービスを提供することで、ユーザに対し課金することも考えられる。
【0071】
第3の実施例はこの要請に答えるものである。図21は概略構成図である。第1の実施例の概略構成図に対し、課金処理部10に課金やユーザ管理に必要な情報を集めるための収集送信部9が追加された構成になっている。
【0072】
収集送信部9は、情報管理部3より、ユーザが加工・編集を行った番組名、頻度、分量、時間などのユーザ情報を受け、それを、場合によっては圧縮を施し、セキュリティ保護のための暗号化を行い、課金処理部10を宛先にした送信形式にする処理を行う。
【0073】
収集送信部9がパッキングして送出するユーザ情報は例えば、図22のような形式になっている。冒頭に、宛先とユーザのIDが記述されている。ユーザIDからは番組IDを先頭とする加工・編集が施された番組情報へのリンクが出ている。各番組情報は加工・編集が施された番組ID、その頻度、時間、および実際にユーザから与えられた動作指示情報が格納されている。番組IDからは他の番組情報へのリンクが出ている。
【0074】
動作指示情報としては、変化指示部から入力された指示を解釈した結果を送ることも可能であるが、例えば、図23のように、取得された画像情報を直接圧縮して送ることも可能である。
【0075】
課金処理部10は放送局本体と同一であってもなくてもよいが、ユーザがどの放送番組に対し、加工・編集を施した頻度/時間をモニタリングする。課金処理部10では、送信されきた頻度/時間により、課金をし、請求書をユーザに送る作業と、別途設定されている口座より引き落とす作業を実施する。その他に、実際にユーザから送られてきた図23のような生の動作指示情報をもとに、ユーザがどのようなジェスチャーにより楽しんでいるかを解析する。動きとしておもしろいものを抽出できれば、放送時のキャラクタの動きに採用することが可能である。
【0076】
また、課金処理部10は収集した動作データをデータベース化し、別のユーザに提供することで、別途収入を得ることも可能である。採用されたユーザに対しては、報償金として、課金の割引などをおこなう制度などを導入することで、他の画一的な放送に対して、差別化をはかることが可能である。
【0077】
課金処理部10への送信方法としては、電話回線を用いるもの、インターネットを用いるもの、IrDAなどの無線を用いるものなどいくつかの方法が考えられる。が、いずれの方法であってもよい。また、通常の放送での課金システム、例えば、Pay per Viewなどを流用することも可能である。
【0078】
[第3の発明の効果]
以上のように本発明によれば、放送番組に対してユーザが自分の意図にそった動きの変化付けを楽しむだけでなく、番組提供者にとっても、加工・編集からの収入を得ることができるので、デジタルTV放送のなかでさらに新しい市場を開拓するもので、ユーザにとっても、著作権者にとっても、番組提供者にとっても利点のあるサービスを実現できる点が効果が大きい。
【0079】
[記憶媒体]
また、本願発明の図5のような処理をコンピュータ読取り可能なプログラムで実現し、このプログラムをコンピュータで読み取り可能な記憶媒体として実現することも可能である。
【0080】
なお、本願発明における記憶媒体としては、磁気ディスク、フロッピーディスク、ハードディスク、光ディスク(CD−ROM,CD−R,DVD等)、光磁気ディスク(MO等)、半導体メモリ等、プログラムを記憶でき、かつコンピュータが読み取り可能な記憶媒体であれば、その記憶形式は何れの形態であってもよい。
【0081】
また、記憶媒体からコンピュータにインストールされたプログラムの指示に基づきコンピュータ上で稼動しているOS(オペレーションシステム)や、データベース管理ソフト、ネットワーク等のMW(ミドルウェア)等が本実施形態を実現するための各処理の一部を実行してもよい。
【0082】
さらに、本願発明における記憶媒体は、コンピュータと独立した媒体に限らず、LANやインターネット等により伝送されたプログラムをダウンロードして記憶または一時記憶した記憶媒体も含まれる。
【0083】
また、記憶媒体は1つに限らず、複数の媒体から本実施形態における処理が実行される場合も、本発明における記憶媒体に含まれ、媒体の構成は何れの構成であってもよい。
【0084】
なお、本願発明におけるコンピュータは、記憶媒体に記憶されたプログラムに基づき、本実施形態における各処理を実行するものであって、パソコン等の1つからなる装置、複数の装置がネットワーク接続されたシステム等の何れの構成であってもよい。
【0085】
また、本願発明におけるコンピュータとは、パソコンに限らず、情報処理機器に含まれる演算処理装置、マイコン等も含み、プログラムによって本願発明の機能を実現することが可能な機器、装置を総称している。
【0086】
【発明の効果】
このような本願発明により、視聴者が身振り手振りで参加できるような対話ある番組視聴が実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本願発明の一実施例である第1の実施例の概略構成図
【図2】 本願発明の一実施例である第1の実施例の変化指示部の概要の一例
【図3】 本願発明の一実施例である第1の実施例の変化指示部のうちの画像取得部が取得した画像形式の一例
【図4】 本願発明の一実施例である第1の実施例の変化指示部の内の画像処理部の処理結果の一例
【図5】 本願発明の一実施例である第1の実施例の処理の流れ図
【図6】 本願発明の一実施例である第1の実施例中における記憶の一形式の例
【図7】 本願発明の一実施例である第1の実施例中における合成の例
【図8】 本願発明の一実施例である第1の実施例中における合成の例
【図9】 本願発明の一実施例である第1の実施例中における合成の例
【図10】 本願発明の一実施例である第1の実施例中における合成の例
【図11】 本願発明の一実施例である第1の実施例中における合成の例
【図12】 本願発明の一実施例である第1の実施例中における記憶の一形式の例
【図13】 本願発明の一実施例である第1の実施例の変形例中における記憶の一形式の例
【図14】 本願発明の一実施例である第1の実施例の変形例中における記憶の一形式の例
【図15】 本願発明の一実施例である第1の実施例の変形例中における記憶の一形式の例
【図16】 本願発明の一実施例である第2の実施例の概略構成図
【図17】 本願発明の一実施例である第2の実施例の変化指示解釈部におけるパラメータ割り当ての記憶形式の一例
【図18】 本願発明の一実施例である第2の実施例の処理の流れ図
【図19】 本願発明の一実施例である第2の実施例の変化指示解釈部におけるパラメータ割り当ての記憶形式の一例
【図20】 本願発明の一実施例である第2の実施例におけるキャラクタの変形の一例を示す図である。
【図21】 本願発明の一実施例である第3の実施例の概略構成図である。
【図22】 本願発明の一実施例である第3の実施例中の送信データ形式の一例である。
【図23】 本願発明の一実施例である距離画像取得部で取得された画像の例
【符号の説明】
1…伝送部
2…復号部
3…情報管理部
4…変化部
5…オブジェクト変化情報記憶部
6…変化指示部
7…呈示部
8…変化指示解釈部
9…収集送信部
10…課金処理部

Claims (9)

  1. 少なくとも一部がオブジェクト化された動画像を再生する対話型視聴装置において、
    指示する対象物の距離画像を取得する距離画像取得手段と、
    再生中の前記動画像に対し、前記距離画像の動きから算出した経路に応じた変化指示を与えるための変化指示手段と、
    この変化指示手段により与えられた変化指示に基づいて、前記動画像のうち、オブジェクト化されたオブジェクトの位置座標を変化させるためのオブジェクト変化手段と
    を具備したことを特徴とする対話型視聴装置。
  2. 前記変化手段は、前記距離画像取得手段の動きから算出した経路上にあるオブジェクトの代表点の位置座標に変更することを特徴とする請求項1記載の対話型視聴装置。
  3. 前記変化手段は、前記代表点間の経路を曲線関数で近似してオブジェクトの位置座標を変更することを特徴とする請求項2記載の対話型視聴装置。
  4. 前記変化手段は、オブジェクト化された動画像とともに記述されている属性を変化させ、この変化させた属性をもとに前記オブジェクトの位置座標を変化させることを特徴とする請求項1記載の対話型視聴装置。
  5. 更に、前記距離画像取得手段で取得した距離画像から複数のパラメータに応じて割り当てられた変化指示を解釈する変化指示解釈手段を具備し、
    前記変化手段は、前記変化支持解釈手段で解釈された変化指示をもとに、オブジェクト化されたオブジェクトを変化させることを特徴とする請求項1記載の対話型視聴装置。
  6. 更に、前記変化手段によりオブジェクトを変化させた回数や時間など課金に必要な情報を算出する課金情報計数手段と、
    前記課金計数手段が計数した課金情報を送信するための送信手段と
    を具備したことを特徴とする請求項1記載の対話型視聴装置。
  7. 少なくとも一部がオブジェクト化された動画像を再生させる対話型視聴装置の描画制御方法において、
    距離画像取得手段により指示する対象物の距離画像を取得し、
    再生中の前記動画像に対し、変化指示手段によって前記距離画像の動きから算出した経路に応じた変化指示を与え、
    与えられた変化指示に基づいて、前記動画像のうち、オブジェクト化されたオブジェクトの位置座標を変化手段により変化させることを特徴とする描画制御方法。
  8. 更に、前記変化手段によりオブジェクトを変化させた回数や時間など課金に必要な情報を課金情報計数手段で算出し、
    前記課金情報計数手段で算出された課金情報をもとに、ユーザに課金することを特徴とする請求項7記載の描画制御方法。
  9. 対象物の距離画像を取得する距離画像取得手段と、再生中の前記動画像に対し変化指示を与えるための変化指示手段と、オブジェクト化されたオブジェクトの位置座標を変化させるためのオブジェクト変化手段とを含み、少なくとも一部がオブジェクト化された動画像を再生する対話型視聴装置を備えたコンピュータにロードされたときに、指示する対象物の距離画像を取得する手順と、再生中の前記動画像に対し、前記距離画像の動きから算出した経路に応じた変化指示を与える手順と、与えられた変化指示に基づいて、前記動画像のうち、オブジェクト化されたオブジェクトの位置座標を変化させる手順を実行させるためのプログラムを記憶したコンピュータ読取り可能な記憶媒体。
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