JP3671878B2 - 無線通信システム、端末、そのプログラム、及び、データ送信装置。 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、無線通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、携帯電話、PHS、無線LANなどの複数の通信システムが実現されているが、ユーザが通信するたびに通信システムを選択しなければならず、利便性が悪い。
【0003】
そこで、特開平2000−287245号公報にて提案されているように、複数の通信システムを切り替えて通信できる無線端末と、複数の通信システムを介して無線端末へのデータの経路制御を行う経路制御装置とを備える無線通信システムがある。
【0004】
このものにおいて、無線通信端末が、高速な通信システムを利用可能な場合には、経路制御装置によって高速な通信システムに切り替えることにより、無線通信端末が、高速な通信システムを経由して通信を行う。
【0005】
一方、無線通信端末が、低速な通信システムを利用可能な場合には、経路制御装置によって低速な通信システムに切り替えることにより、無線通信端末が、低速な通信システムを経由して通信を行う。
【0006】
ここで、通信システムを切り替えるときには、経路制御装置が複数の通信システムを経由して無線端末にデータ送信することで、データのパケットの消失を未然に防ぐようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、無線通信システムでは、上述の如く、データのパケットが消失するのを防ぐために、通信システムを切り替えるたびに、経路制御装置が複数の通信システムを経由して無線端末にデータ送信する。このため、無線端末が通信システムを切り替えるたびに、不要なデータの通信量(トラフィック)が増加してしまうという問題が生じる。
【0008】
本発明は、上記点に鑑み、複数の通信システムを切り替えて通信できる無線端末を有し、通信システムを切り替えてもデータの消失を防ぐことが可能であり、さらに、不要なデータの通信量の増加を抑えることができるようにした無線通信システムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、少なくとも互いに異なる第1及び第2の通信システムで端末(5)と無線通信を行うように構成された無線通信システムであって、第1の通信システムから第2の通信システムに切り替えてデータを端末に送信するとき、第1及び第2の通信システムの各々を通して端末にデータを送信するデータ送信装置(gw1)を有し、端末は、第1及び第2の通信システムの各々の基地局からデータを受信するとともに、第1及び第2の基地局から同一データを受信したか否かを判定する判定手段(s216、s220)と、判定手段によって、各々の基地局から同一データを受信したと判定されたとき、第1の通信システムから第2の通信システムへの切替が完了した旨を切替完了信号を用いて送信する切替完了手段(s217)とを有し、データ送信装置は、切替完了信号を受信したとき、第1の通信システムを通して端末にデータを送信することを中止するようになっていることを特徴とする。
【0010】
このように、データ送信装置は、第1及び第2の通信システムの各々を通して端末にデータを送信した後、切替完了信号を受信したとき、第1の通信システムを通して端末にデータを送信することを中止する。このため、不要な通信量の増加を抑えることができる。さらに、端末は、第1及び第2の通信システムの各々を通して無線通信しながら、第1の通信システムから第2の通信システムに切替るため、切替時のデータの消失を防ぐことが可能、第1の通信システムから第2の通信システムへの切り替えを、データの送信を、中断することなく、行うことができる。
【0011】
請求項2に記載の発明では、判定手段は、第1及び第2の通信システムのうち通信速度が高速である一方の通信システムを通して受信されたデータを所定量だけ保存するとともに、この保存された所定量のデータと同一のデータを、他の通信システムを通して受信したか否かを判定することによって、第1及び第2の基地局から同一データを受信したか否かを判定することを特徴とする。
【0012】
これにより、所定量のデータを保存するとともに、この所定量のデータと同一のデータを、他の通信システムを通して受信したか否かを判定するので、第1及び第2の通信システムの各々を通して受信されたデータを全て保存した後、この保存された全てのデータに基づいて、第1及び第2の基地局から同一データを受信したか否かを判定する場合に比べて、データを保存するする媒体の容量を小さくできる。
【0013】
請求項3に記載の発明では、データ送信装置にデータを送信するサーバ(4)を有し、データ送信装置は、第1の通信システムの通信速度方が、第2の通信システムの通信速度に比べて、低速であるとき、端末に対して、サーバから送信されたデータを所定量保存しつつ、この保存された所定量のデータのうち先に保存されたデータから送信する。そして端末が第1通信システムから第2通信システムに切替えた後で保存したデータを端末に送信しデータの保存を中止することを特徴とする。
【0014】
これにより、第1の通信システムの通信速度方が、第2の通信システムの通信速度に比べて、低速であっても、第1の通信システムに対する通信効率を向上できる。
【0015】
なお、請求項4に記載の発明のように、切替完了手段は、パケットで切替完了信号を送信してもよい。これにより、データ送信装置(統合ゲートウェイ)の実現を簡易化できる。また、請求項5に記載の発明のように、切替完了手段は、パケットのヘッダで切替完了信号を送信してもよい。これにより、パケットを用いず、切替完了信号を送信するので、請求項4に記載の発明に比べて、通信効率を向上できる。
【0016】
さらに、請求項6に記載の発明のように、切替完了手段は、切替完了信号をデータ送信装置の特定ポートに送信してもよい。これにより、データ送信装置(統合ゲートウェイ)は、特定ポートだけをチェックするだけで切替完了信号を検出できるので、データ送信装置の負荷を軽減できる。
【0017】
請求項7に記載の発明では、端末は、第1の通信システムからの受信電力強度が、所定閾値以下であるとき、第1の通信システムから第2の通信システムへの切り替えを開始することを特徴とする。
【0018】
これにより、第1の通信システムから第2の通信システムへの切り替えにあたり、端末が第1及び第2の通信システムの一方と通信不能状態になることを未然に防止できる。
【0019】
請求項8に記載の発明では、端末は、第1及び第2の通信システムのうち通信速度が高速である一方の通信システムを選択するように、第1の通信システムから第2の通信システムへ切り替えることを特徴とする。これにより、端末が、常に、通信速度が高い通信システムと通信できる。
【0020】
請求項9に記載の発明では、端末は、第1及び第2の通信システムのうち通信費用の安価である一方の通信システムを選択するように、第1の通信システムから第2の通信システムへ切り替えることを特徴とする。これにより、端末が、常に、通信費用の安価である通信システムと通信できる。
【0021】
請求項10に記載の発明では、端末は、第1及び第2の通信システムのうち消費電力の低い一方の通信システムを選択するように、第1の通信システムから第2の通信システムへ切り替えることを特徴とする。これにより、端末が、常に、消費電力の低い通信システムと通信できる。
【0022】
ここで、請求項1に記載の発明における、端末としては、請求項11に記載の発明のように、互いに異なる少なくとも第1及び第2の通信システムを通して無線通信を行う端末であって、第1の通信システムから第2の通信システムに切り替えてデータを受信するとき、第1及び第2の通信システムの各々の基地局からデータを受信するとともに、各々の基地局から同一データを受信したか否かを判定する判定手段(s216、s220)と、判定手段によって、各々の基地局から同一データを受信したと判定されたとき、第1の通信システムから第2の通信システムへの切替が完了した旨を切替完了信号を用いて送信する切替完了手段(s217)とを有するように構成できる。
【0023】
また、請求項12に記載の発明のように、互いに異なる少なくとも第1及び第2の通信システムを通して無線通信を行う端末のコンピュータに、第1の通信システムから第2の通信システムに切り替えてデータを受信するとき、第1及び第2の通信システムの各々の基地局からデータを受信するとともに、各々の基地局から同一データを受信したか否かを判定する判定手段(s216、s220)と、判定手段によって、各々の基地局から同一データを受信したと判定されたとき、第1の通信システムから第2の通信システムへの切替が完了した旨を切替完了信号を用いて送信する切替完了手段(s217)として機能するプログラムを採用してもよい。
【0024】
さらに、請求項13に記載の発明では、少なくとも互いに異なる第1及び第2の通信システムを通して端末(5)にデータを送信するデータ送信装置であって、第1の通信システムから第2の通信システムに切り替えてデータを端末に送信するとき、第1及び第2の通信システムの各々を通して端末にデータを送信する送信手段と、端末から同一のデータを受信した旨を信号を用いて受信したとき、第1の通信システムから第2の通信システムへの切り替えを完了したことを判断する判断手段とを有するように構成してもよい。
【0025】
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
【0026】
【発明の実施の形態】
図1に、本発明の一実施形態に係る無線通信システムの全体構成を示す。この無線通信システムは、通信システム1、2で構成されている。
【0027】
通信システム1は、例えば、DSRC(Dedicated Short−Range Communication)や無線LANのように、高速で通信を行うことができるがサービスエリアが狭く離散的(スポット的)に通信を行うシステムであり、通信システム2は、携帯電話やPHSのように、比較的低速で通信を行うがサービスエリアが広く網羅的に通信を行う行うことができるシステムである。
【0028】
例えば、図2に示すように、通信システム1においては、離散的に配置された狭域セル1−1、1−2、1−3、…において高速で通信が行われ、通信システム2では、網羅的に配置された広域セル2−1…において比較的低速で通信が行われる。
【0029】
通信システム1における基地局BS11、BS12、BS13、…は、同一のサブネットワークに属し、このサブネットワークは、統合ゲートウェイgw1を介して、ネットワーク3を経てサーバ4に接続されている。また、通信システム2における基地局BS21は、統合ゲートウェイgw1を介して、ネットワーク3(例えば、インターネット)を経てサーバ4に接続されている。
【0030】
端末(移動端末)5は、通信システム1、2のいずれかを用いて、統合ゲートウェイgw1を介して、ネットワーク3を経てサーバ4にアクセスする。
【0031】
ここで、端末5は、通信システム1では基地局BS11、BS12、BS13、…のいずれかと通信を行い、通信システム2では基地局BS21、…と通信を行う。
【0032】
なお、端末5は、通信システム1、2といった2つの通信システムのインターフェイスを備えるのに限らず、2つ以上の通信システムに対応するインターフェイスを備えてもよい。
【0033】
以下、本実施形態の作動につき図3〜図9を用いて説明する。図3は、通信システムの切替時において、切替前の基地局(旧基地局)、端末5、切替後の基地局(新基地局)、統合ゲートウェイの作動を示すタイミングチャートである。図3では、端末5が、図2中、エリアa→エリアb→エリアcといったように移動する例について示す。
【0034】
先ず、エリアaは、通信システム2のみのサービスエリアであるため、エリアaにおいては、端末5が、通信システム2を使用して、基地局(旧基地局)BS21を経由して、統合ゲートウェイgw1、及び、ネットワーク3を経てサーバ4と通信する。
【0035】
次に、端末5が移動してエリアbに到達すると、端末5は通信システム1を検出して、通信システム1の基地局BS11とリンクを確立する(s100)。また、端末5は、基地局BS11に、「IPアドレス設定要求信号」を送信する(s101)。その後、端末5は、切替後の基地局(新基地局)と切替前の基地局(旧基地局)の各々の経由して同じデータ(端末宛データ)を受信できたかのチェックを開始する。
【0036】
これに伴い、基地局BS11は、「IPアドレス設定要求信号」を受信すると、端末5に送信できるようにするために、端末5への経路制御情報を変更するとともに、統合ゲートウェイgw1に「経路情報設定変更信号」を送信する(s102、s103)。
【0037】
次に、統合ゲートウェイgw1は、基地局BS11から「経路情報設定変更信号」を受信すると、通信システム1、2の各々を経由して端末5にデータを送信するために、経路制御情報を変更する。これと共に、統合ゲートウェイgw1は、基地局BS11、BS21の各々に「切替許可信号」を送信する(s104〜s106)。
【0038】
よって、基地局BS21は、「切替許可信号」を受けこの「切替許可信号」を端末5に出力する(s107)。さらに、基地局BS11は、「切替許可信号」を受けこの「切替許可信号」を端末5に出力する(s108)。
【0039】
次に、統合ゲートウェイgw1は、サーバ4からの端末宛データを受け、この端末宛データを基地局BS11、21の各々に送信することを開始する(s109、s110)。
【0040】
ここで、統合ゲートウェイgw1は、基地局BS11、21の各々に対して同一の端末宛データを送信するものの、通信システム1の伝送レートは、通信システム2の伝送レートに比べて高速である。
【0041】
そこで、統合ゲートウェイgw1は、端末宛データを所定容量だけメモリmに保存しつつ、この保存された所定容量の端末宛データのうち古いデータから送信し、端末が通信システム1から通信システム2に切替えた後に保存したデータを端末に送信し、データの保存を中止する。
【0042】
このことにより、端末5が低速な通信システム2から高速な通信システム2に切替えた際の伝送効率(スループット)を向上できる。
【0043】
その後、基地局BS11、21は、各々、端末宛データを端末5に送信する(s111、s112)。
【0044】
ここで、端末5には、基地局BS11、BS21の各々から「切替許可信号」を受けた後、基地局BS11、BS21の各々から端末宛データが送信されるものの、上述の如く、通信システム1の伝送レートは、通信システム2の伝送レートに比べて高速である。
【0045】
そこで、端末5は、基地局BS11からの端末宛データをメモリ5aに所定容量保存するとともに、この保存された所定容量の端末宛データと同一のデータを、基地局BS21から受信したか否か否かをチェックする。
【0046】
こうすることで、端末5が、基地局BS11、21の各々からの端末宛データを全てメモリ5aに保存(バッファ)した後、各々からの端末宛データが互いに同一か否かをチェックすることに比べて、端末5におけるメモリ5aの容量を少なくできる。
【0047】
ここで、端末5は、基地局BS11からの端末宛データとBS21からの端末宛データとが互いに同一であること確認したとき(s113)、「切替完了信号」を基地局BS11、21の各々に送信する(s114、s115)。すると、基地局BS21は、端末5から「切替完了信号」を受け、端末5との間のリンクを切断するとともに(s116)、端末5への経路制御情報を変更する(s117)。
【0048】
また、基地局BS11は、端末5から「切替完了信号」を受けこの「切替完了信号」を統合ゲートウェイgw1に送信する(s118)。このため、統合ゲートウェイgw1は、基地局BS11からの「切替完了信号」を受けると、基地局BS11、21を経由して端末宛データを送信するのを中止し基地局BS11のみを経由して端末宛データを送信するために、「経路制御情報」を変更する(s119)。
【0049】
これに伴って、統合ゲートウェイgw1は、端末宛データを所定容量だけメモリmに保存しつつ、この保存された所定容量の端末宛データのうち古いデータから送信することを中止して、この保存された所定容量の端末宛データを、まとめて、基地局BS11に送信する。
【0050】
このようにすることで、端末5が低速の通信システム2から高速な通信システムに切替えた後の端末宛データの通信速度を高めることができる。
【0051】
次に、切替前の基地局BS21(旧基地局)、端末5、切替後の基地局BS11(新基地局)、統合ゲートウェイgw1の各々のコンピュータの具体的な作動を説明する。先ず、切替前の基地局BS21の作動につき図4を参照して説明すると、基地局BS21のコンピュータは、図4に示すフローチャートに従って、プログラムを実行する。
【0052】
すなわち、統合ゲートウェイgw1から「切替許可信号」を受信したか否かを判定し(s200)、「切替許可信号」を受信したときこの「切替許可信号」を端末5に送信する(s201)。その後、端末5から「切替完了信号」を受信したか否かを判定し(s202)、「切替完了信号」を受信したとき、端末5とのリンクを切断し(s203)、s117に進んで、端末5への経路制御情報を変更する。
【0053】
次に、端末5の具体的な作動につき図5、図6を参照して説明する。また、端末5のコンピュータは、図5、図6に示すフローチャートに従って、プログラムを実行する。
【0054】
先ず、現在リンクをはっている基地局BS21(旧基地局)の通信システム2に比べて伝送速度が高く設定されている(優先度が高く設定されている)通信システム1を検出できるか否かを判定する(s210)。これは、通信システム1の基地局BS11(新基地局)からの受信電力強度が通信可能な強度か否かを判定する。
【0055】
ここで、基地局BS11(新基地局)からの受信電力強度が通信可能な強度であるとき、通信システム1を検出できたとして、s211に進んで、基地局BS11(新基地局)とのリンクを確立する。
【0056】
また、s210で、基地局BS11からの受信電力強度が通信可能な強度以下であるとき、通信システム1を検出できないとして、s210aに進んで、基地局BS21からの受信電力強度が「閾値1(定数)」に比べて大きいか否かを判定する。
【0057】
ここで、基地局BS21からの受信電力強度が「閾値1」に比べて小さいとき、s210と同様に、通信システム1を検出できるか否かを判定する(s210b)。そして、通信システム1を検出できたとき、s211に進んで、基地局BS11とのリンクを確立する。
【0058】
このように 基地局BS11とのリンクが確立されると、IPアドレスの設定を要求するためにIPアドレス設定要求信号を基地局BS11に送信する(s212)。
【0059】
次に、基地局BS21、BS11(旧基地局、新基地局)の双方から「切替許可信号」を受信したか否かを判定する(s213)。そして、基地局BS21、BS11の双方から「切替許可信号」を受信したとき、s214に進む。
【0060】
ここで、基地局BS21(旧基地局)の伝送レートに比べて、基地局BS11(新基地局)の伝送レートの方が高速か否かを判定する。また、端末5には、通信システム毎に伝送レートの情報が記憶されており、基地局BS21の伝送レートに比べて、基地局BS11の伝送レートの方が高速であるとき、s215に進む。
【0061】
ここで、基地局BS11を経由した端末宛データを所定容量メモリ5aに保存するとともに、この所定容量の端末宛データと同一のデータを、基地局BS21から受信したか否かを判定する(s216)。
【0062】
但し、上記メモリ5aに保存された端末宛データの容量は、通信システム1、2の伝送速度の差に対応する。
【0063】
次に、s216で、基地局BS11を経由した所定容量の端末宛データと同一のデータを、基地局BS21から受信したとき、基地局BS21、BS11の双方に「切替完了信号」を送信するとともに、基地局BS21とのリンクを切断する(s217、s218)。
【0064】
また、基地局BS11(新基地局)の伝送レートに比べて、基地局BS21(旧基地局)の伝送レートの方が低速であるとき、s219に進む。そして、基地局BS21を経由した端末宛データを所定容量メモリ5aに保存するとともに、この所定容量の端末宛データと同一のデータを、基地局BS11から受信したか否かを判定する(s220)。
【0065】
ここで、基地局BS21を経由した所定容量の端末宛データと同一のデータを、基地局BS11から受信したとき、基地局BS21、BS11の双方に「切替完了信号」を送信するとともに、基地局BS21とのリンクを切断する(s217、s218)
次に、切替後の基地局BS11(新基地局)の作動につき図7を参照して説明する。基地局BS11のコンピュータは、図7に示すフローチャートに従って、プログラムを実行する。
【0066】
先ず、端末5とリンクを確立すると、s231に進んで、端末5から「IPアドレス設定要求信号」を受信したか否かを判定する。そして、「IPアドレス設定要求信号」を受信したとき、端末5への「経路制御情報」を変更するとともに、端末宛データを端末5に送信開始する(s232)。
【0067】
次に、統合ゲートウェイgw1に「経路情報設定変更信号」を送信するとともに、統合ゲートウェイgw1から「切替許可信号」を受信したか否かを判定する(s233、s234)。そして、統合ゲートウェイgw1から「切替許可信号」を受信したとき、端末5から「切替完了信号」を受信したか否かを判定する(s235)。
【0068】
ここで、端末5から「切替完了信号」を受信したとき、「切替完了信号」を統合ゲートウェイgw1にを送信する(s236)。
【0069】
次に、統合ゲートウェイgw1における作動につき図8、図9を参照して説明する。統合ゲートウェイgw1のコンピュータは、図8、図9に示すフローチャートに従って、プログラムを実行する。
【0070】
先ず、「経路情報設定変更信号」を受信したか否かを判定し(s240)、「経路情報設定変更信号」を受信したとき、基地局BS11、BS21との2つの通信路を経由して同一データを端末5に送信するように「経路制御情報」を変更する(s241)。
【0071】
次に、端末5に「切替許可信号」を送信する(s242)。さらに、基地局BS11(新基地局)の伝送レートに比べて、基地局BS21(旧基地局)の伝送レートの方が高速か否かを判定する(s243)。
【0072】
ここで、基地局BS11(新基地局)の伝送レートに比べて、基地局BS21(旧基地局)の伝送レートの方が低速のとき、s244に進む。
【0073】
ここで、サーバ4からの端末宛データを所定容量だけメモリmに保存しつつ、この保存された所定容量の端末宛データのうち古いデータから送信し始めて、s245に進む。
【0074】
但し、メモリmに保存された端末宛データの容量は、通信システム1、2の通信速度の差に対応する。
【0075】
また、s243で、基地局BS11(新基地局)の伝送レートに比べて、基地局BS21(旧基地局)の伝送レートの方が高速のとき、サーバ4からの端末宛データを、順次、端末5に送信し始め、s245に進む。
【0076】
次に、s245にて「切替完了信号」を受信したか否かを判定する。ここで、「切替完了信号」を受信したとき、通信システム2から通信システム1への切替えが完了したことを判断し、基地局BS11(新基地局)だけを経由して端末宛データを送信するように「経路制御情報」を変更する(s246)。
【0077】
次に、所定容量の端末宛データをメモリmに保存しているか否かを判定し(s247)、所定容量の端末宛データをメモリmに保存しているとき、s248に進んで、メモリ5aに保存された所定容量の端末宛データを端末5に送信し、端末宛データを保存するのを中止する。
【0078】
以下、本実施形態の特徴につき述べる。すなわち、統合ゲートウェイgw1は、通信システム1、2を通して端末5にデータを送信した後、「切替完了信号」を受信したとき、通信システム1を通して端末5にデータを送信することが中止する。このため、不要なトラフィック(不要な通信量)の増加を抑えることができ、通信システム1から通信システム2への切り替えを、データ送信を、中断することなく、行うことができる。
【0079】
また、端末5と統合ゲートウェイgw1との間で2つのリンクをはって、IPマルチキャストのように、同一の端末宛データを、通信システム1、2といった2つの通信路を経由して通信しながら端末5が通信システムを切替るため、切替時における端末宛データの消失を防止できる。
【0080】
さらに、本発明の実施にあたり、端末5がエリアb→エリアc→エリアdといったように移動する場合には、図2に示すように、端末5がエリアa→エリアb→エリアcといったように移動する場合とほぼ同様である。異なる点は、統合ゲートウェイgw1が端末宛データのメモリ5aへのバッファを行わないことである。
【0081】
なお、本発明の実施にあたり、端末5とサーバ4との間の“端末宛データ”として、IPパケットを採用してもよいし、IPパケットのヘッダを除いた部分を採用してもよい。
【0082】
さらに、本発明の実施にあたり、通信システム1としては、例えば、MMACシステム、若しくは、ROFシステムのように高速な無線通信システムを採用してもよく、通信システム2としては、例えば、PHSシステム、若しくは、携帯電話システムを採用してもよい。
【0083】
また、本発明の実施にあたり、図10に示すように、統合ゲートウェイgw1、gw2を採用し、これら統合ゲートウェイgw1、gw2をネットワーク3で結び、mobile IP技術を利用して、統合ゲートウェイgw1上にホームエージェント(FA)を配置するとともに、統合ゲートウェイgw2上にフォーリンエージェンを配置することで統合ゲートウェイgw1、gw2を越えて端末5が移動しながらサーバ4と通信するようにしてもよい。
【0084】
また、上記記載の機能を実行するプログラムをネットワークを介して配信したり、記憶媒体に保存して配布し、そのプログラムを携帯電話の通信機能を利用してダウンロードし、インストールして利用するようにしても良い。
【0085】
なお、図10に示す無線通信システムにおいて、統合ゲートウェイgw2は、通信システム1の基地局BS14、BS15、BS16…と通信可能で、通信システム2の基地局BS226…と通信可能である。
【0086】
なお、上記実施形態では、端末5は、複数の通信システムの中から最も高速な通信システムを選択する例について説明したが、これに限らず、複数の通信システムの中から最も安価な通信システムを選択するようにしてもよい。さらには、複数の通信システムの中から、電力(通信に要する)が小さい通信システムを選択するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の無線通信システムの一実施形態の構成を示すブロック図である。
【図2】上記一実施形態の作動を説明するための図である。
【図3】上記一実施形態の端末、基地局、及び、統合ゲートウェイの作動を示すタイミングチャートである。
【図4】上記基地局の作動を示すフローチャートである。
【図5】上記端末の作動の一部を示すフローチャートである。
【図6】上記端末の作動の一部を示すフローチャートである。
【図7】上記基地局の作動を示すフローチャートである。
【図8】上記統合ゲートウェイの作動の一部を示すフローチャートである。
【図9】上記統合ゲートウェイの作動の残りを示すフローチャートである。
【図10】上記一実施形態の変形例の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
5…端末、BS11、BS21…基地局、gw1…統合ゲートウェイ。
Claims (13)
- 少なくとも互いに異なる第1及び第2の通信システムで端末(5)と無線通信を行うように構成された無線通信システムであって、
前記第1の通信システムから前記第2の通信システムに切り替えてデータを前記端末に送信するとき、前記第1及び第2の通信システムの各々を通して前記端末に前記データを送信するデータ送信装置(gw1)を有し、
前記端末は、
前記第1及び第2の通信システムの各々の基地局からデータを受信するとともに、前記第1及び第2の基地局から同一データを受信したか否かを判定する判定手段(s216、s220)と、
前記判定手段によって、前記各々の基地局から同一データを受信したと判定されたとき、前記第1の通信システムから前記第2の通信システムへの切替が完了した旨を切替完了信号を用いて送信する切替完了手段(s217)とを有し、
前記データ送信装置は、前記切替完了信号を受信したとき、前記第1の通信システムを通して前記端末に前記データを送信することを中止するようになっていることを特徴とする無線通信システム。 - 前記判定手段は、
前記第1及び第2の通信システムのうち通信速度が高速である一方の通信システムを通して受信されたデータを所定量だけ保存するとともに、この保存された所定量のデータと同一のデータを、他方の通信システムを通して受信したか否かを判定することによって、前記第1及び第2の基地局から同一データを受信したか否かを判定することを特徴とする請求項1に記載の無線通信システム。 - 前記データ送信装置に前記データを送信するサーバ(4)を有し、
前記データ送信装置は、
前記第1の通信システムの通信速度の方が、前記第2の通信システムの通信速度に比べて、低速であるとき、端末が使用する第1通信システムを第2通信システムに切替ることを検知したとき、前記端末に対して、前記サーバから送信されたデータを所定量保存しつつ、この保存された所定量のデータのうち先に保存されたデータから送信し、端末が通信システムを第1通信システムから第2通信システムに切替えた後に保存したデータを端末に送信しデータの保存を中止することを特徴とする請求項1又は2に記載の無線通信システム。 - 前記切替完了手段は、パケットで前記切替完了信号を送信することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つに記載の無線通信システム。
- 前記切替完了手段は、パケットのヘッダで前記切替完了信号を送信することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1つに記載の無線通信システム。
- 前記切替完了手段は、前記切替完了信号を前記データ送信装置の特定ポートに送信することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1つに記載の無線通信システム。
- 前記端末は、前記第1の通信システムからの受信電力強度が、所定閾値以下であるとき、前記第1の通信システムから前記第2の通信システムへの切り替えを開始することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1つに記載の無線通信システム。
- 前記端末は、前記第1及び第2の通信システムのうち通信速度が高速である一方の通信システムを選択するように、前記第1の通信システムから前記第2の通信システムへの切り替えることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1つに記載の無線通信システム。
- 前記端末は、前記第1及び第2の通信システムのうち通信費用の安価である一方の通信システムを選択するように、前記第1の通信システムから前記第2の通信システムへの切り替えることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1つに記載の無線通信システム。
- 前記端末は、前記第1及び第2の通信システムのうち消費電力の低い一方の通信システムを選択するように、前記第1の通信システムから前記第2の通信システムへの切り替えることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1つに記載の無線通信システム。
- 互いに異なる少なくとも第1及び第2の通信システムを通して無線通信を行う端末であって、
前記第1の通信システムから前記第2の通信システムに切り替えてデータを受信するとき、前記第1及び第2の通信システムの各々の基地局からデータを受信するとともに、前記各々の基地局から同一データを受信したか否かを判定する判定手段(s216、s220)と、
前記判定手段によって、前記各々の基地局から同一データを受信したと判定されたとき、前記第1の通信システムから前記第2の通信システムへの切替が完了した旨を切替完了信号を用いて送信する切替完了手段(s217)と
を有することを特徴とする端末。 - 互いに異なる少なくとも第1及び第2の通信システムを通して無線通信を行う端末のコンピュータに
前記第1の通信システムから前記第2の通信システムに切り替えてデータを受信するとき、前記第1及び第2の通信システムの各々の基地局からデータを受信するとともに、前記各々の基地局から同一データを受信したか否かを判定する判定手段(s216、s220)と、
前記判定手段によって、前記各々の基地局から同一データを受信したと判定されたとき、前記第1の通信システムから前記第2の通信システムへの切替が完了した旨を切替完了信号を用いて送信する切替完了手段(s217)
として機能するプログラム。 - 少なくとも互いに異なる第1及び第2の通信システムを通して端末(5)にデータを送信するデータ送信装置であって、
前記第1の通信システムから前記第2の通信システムに切り替えて前記データを前記端末に送信するとき、前記第1及び第2の通信システムの各々を通して前記端末に前記データを送信する送信手段と、
前記端末から同一の前記データを受信した旨を信号を用いて受信したとき、
前記第1の通信システムから前記第2の通信システムへの切り替えを完了したことを判断する判断手段と
を有することを特徴とするデータ送信装置。
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