JP3545987B2 - 通信方法及びモバイルip環境 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は移動体インターネットプロトコル(モバイルIP)に従ってネットワーク内のホストから移動体ノード宛に送出されるメッセージに関し、特に、あらゆる移動体ホストノードがそのネットワークへの接続点を偏光する場合においても所望されるサービス品質を維持する方法及びそのシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
現在のインターネットプロトコル(IP)技術及びモバイルIP技術により、特定のネットワーク(ノードにとっての‘ホーム’ネットワーク)に通常は接続されているホスト端末すなわちホストノードが一時的に相異なったネットワーク(‘外部’ネットワーク)に接続して、ホームネットワークにおけるアドレスによってそのホスト端末宛に送出されたIPパケットすなわちメッセージを依然として受信することが可能になっている。ネットワークへの接続点を変更することが可能なこの種のホスト端末は、移動体(モバイル)ノードとして知られている。外部ネットワークにおいても依然としてIPパケットを受信するためには、モバイルノードはそのホームネットワーク内に所謂‘ホームエージェント’を登録しなければならない。ホームエージェントを登録する際には、モバイルノードはそのホームエージェントに、そのモバイルノードの外部ネットワークにおけるアドレスである‘気付アドレス’を与えなければならない。その後、ホームエージェントはホームネットワーク内のトラフィックをモニタし、そのホームネットワーク内でのモバイルノードのホームアドレスに対応する宛先アドレスを有するIPパケットを識別すると、そのIPパケットをインターセプトする。次いで、ホームエージェントはそのIPパケットを‘再パケット化’し、外部ネットワーク内の‘気付アドレス’に存在するモバイルノード宛に送出する。‘気付アドレス’は、モバイルノードの気付アドレスあるいは外部エージェントの気付アドレスである。
【0003】
ホームネットワーク内のアドレス宛のIPパケットを外部ネットワークにおける‘気付アドレス’宛に転送する技法は、モバイルIP技術においては‘トンネリング(透過)’として知られている。IPパケットを‘気付アドレス’宛にトンネリングさせるためには、元のIPパケットに含まれる所定の情報を再パケット化されたIPパケットにおいても保持することが重要である。例えば、IPパケットの元のペイロード(すなわち情報部分)を保持すると共に、‘気付アドレス’におけるモバイルノードが、その‘再パケット化’されたIPパケット内で、元のIPパケットが送出された送出元のアドレス及びホームネットワーク内のモバイルノードのホームアドレスを識別することが可能でなければならない。
【0004】
モバイルIPにおいてモバイルノードの‘気付アドレス’宛のIPパケットの‘トンネリング’に関して知られている一つの技法は、元のIPパケットを新たなIPパケットのIPパケットペイロードにカプセル化する。すなわち、元のIPパケットは、その内容に変更を加えられることなく新たなパケットのペイロード(すなわち情報部分)として組み込まれる。新たなIPパケットにはその宛先として‘気付アドレス’が付加され、新たなIPパケットの発信元(ソース)アドレスは、ホームエージェントとして識別される。ひとたび受信すると、‘気付アドレス’におけるモバイルノードは新たなIPパケットの‘ラッピング(包装)’を解き、元のパケットを回復する。
【0005】
この技法の一つの欠点は、再パケット化されたIPパケットが、既存のIPサービス品質標準に適合したサービス品質提供サポートを促進しないことである。
【0006】
各々のIPパケットには、それぞれのIPパケットに含まれているフロー識別情報が関連づけられており、この情報は当該IPパケット伝送に係るサービス品質を識別する。このフロー識別情報は、固定されたロケーションに係るIPパケットにおいて存在する。なぜなら、サービス品質(QoS)保証可能ルーティング/スイッチング素子はそのフロー識別情報を見出すことが可能であってそれに依存して動作しうるからである。しかしながら、カプセル化トンネリング技法を用いてしまうと、発信元によるIPパケットに含まれているフロー識別情報は、ホームエージェントと‘気付アドレス’との間では利用可能ではないからである。
【0007】
よって、従来技術に係るモバイルIPにおけるカプセル化技法(それらのうちの一技法は、IP−in−IPカプセル化として知られている)は、実際の発信元アドレス(すなわち、通信ノードのアドレス)及び実際の宛先アドレス(すなわち、モバイルノードのホームアドレス)、さらにはIPパケット内のプロトコルIDを、ホームエージェントからモバイルノードまでの間、遮蔽する。加えて、カプセル化モバイルIPは、ペイロードインフラストラクチャを変更し(元のIPヘッダがペイロードの一部となる)、ルータが修正あるいは変更を検出することが可能であるようにそれに従って変更されない場合には、フロー弁別を行なうことが不能となる。ルータの変更あるいはごくわずかな修正でさえも、しばしば既存の全ルータに係る大量の再設計及び置換を必要とする。このことは、ネットワークの制御及び管理をはるかに複雑化する。セキュリティ制御及びインターオペラビリティ(共用性)の観点からも問題が生じうる。
【0008】
インターネットにおいて用いられることが提案されているサービス品質(QoS)実現は各種標準で規定されており、IPにおいてサービス品質シグナリングに係る公知の一標準はRSVPと呼称されるものである。RSVP(資源予約プロトコル)は、IETFによって規定された統合サービスモデル(IntServ)サービス品質フレームワークにおいて用いられる。統合サービスモデルは、ある種のトラフィックに対して特別の処理を実現し、アプリケーションがそのトラフィックに関して複数個の伝達サービスレベル間で選択するメカニズムを提供し、OSI RM(ATMのシグナリングレイヤ2)におけるレイヤ3でサービス品質パラメータのシグナリングを実現する。
【0009】
IntServは、二つのクラスのサービスを規定する。制御負荷クラスは、ネットワークが無負荷の場合と同じようにトラフィックデリバリを実現する(“ベター・ザン・ベスト・デリバリ”)。QoS保証サービスクラスは、帯域保証及び遅延制限を実現した上でアプリケーションに係るトラフィックを伝達する。
【0010】
IntServは、アプリケーションとノードとの間及びノードとノードとの間でQoS要求を通信するために、QoS利用可能ノード及びシグナリングプロトコルを要求する。
【0011】
RSVPは、IntServによって用いられるQoSシグナリングプロトコルである。RSVPは、レシーバQoS要求をそのトラフィックの通過経路に沿った全てのルータノードに供給し、ソフト状態(経路/予約状態)を管理し、リソースが各々のルータにおいて予約されている状態を実現する。
【0012】
RSVP/IntServサービス品質が機能するためには、フロー識別情報がIPパケット中の固定された位置に配置されていなければならない。RSVPセッションは、データ伝送の前に所謂経路/予約メッセージを交換するホスト端末によって設定される。
【0013】
それゆえ、ピアホスト端末間で通過経路を横断したサービス品質制御を可能にするためには、各ホスト端末は、必要なメッセージを設定しかつRSVPセッションに対応するサービス品質要求を認識する機能を有していなければならない。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
既存のRSVPは、モバイルIPに基づく移動性制御シナリオにおいて経路及び予約メッセージをどのように特別に処理するかを規定していない。さらに、標準的なモバイルIPの‘トンネリング’(例えば、IP−イン−IPカプセル化など)を行なうと、正しいフロー識別及びサービス差別化クラスがディセーブルされてしまう。
【0015】
従って、本発明の目的は、メッセージ発信源によって決定されたサービス品質要求が当該メッセージに係るモバイルノードの‘気付アドレス’宛のルーティング経路全体に亘ってサポートされることを可能にする技法を提供することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】
本発明に従って、通信ノードとモバイルノードとの間のサービス品質セッションを設定する方法が本明細書において記述される。モバイルノードは、ホームネットワークにおいてはホームアドレスを有しており、外部ネットワークにおいて一時的に気付アドレスに接続されている。本発明に係る方法は、モバイルノードの気付アドレスをソースアドレス(発信元)、通信ノードのアドレスをデスティネーション(宛先)アドレスとして有する修正応答メッセージを外部ネットワークにおいて生成する段階;および、当該修正応答メッセージを送出する段階を有している。
【0017】
本発明は、一般に、サービス品質セッションを設定する二つの端末間で要求及び応答メッセージを用いるあらゆるサービス品質セッションに対して適用可能である。
【0018】
本発明に係る方法は、さらに、ホームネットワークにおいて、通信ノードのアドレスをソースアドレス、モバイルノードのホームアドレスをデスティネーションアドレスとしてそれぞれ含む要求メッセージを受信する段階;要求メッセージのデスティネーションアドレスをモバイルノードの気付アドレスで置換することによって修正要求メッセージを生成する段階;及び、修正要求メッセージを外部ネットワーク宛に送出する段階;このことによって、修正要求メッセージに応答して応答メッセージが生成される;を有している。
【0019】
本発明に係る方法は、さらに、ホームネットワークにおいて修正応答メッセージを受信する段階;再修正済み応答メッセージを、ソースアドレスをモバイルノードのホームアドレスで置換することによって生成する段階;及び、再修正済み応答メッセージを送出する段階;を有している。
【0020】
修正応答メッセージ生成段階はモバイルノードにおいて実行される。修正応答メッセージ生成段階は、モバイルノードのホームアドレスをソースノード、通信ノードのアドレスをデスティネーションアドレスとしてそれぞれ有する応答メッセージを生成する段階;及び、ソースアドレスをモバイルノードの気付アドレスで置換する段階;を有しており、このようにして修正応答メッセージが生成される。
【0021】
修正応答メッセージ生成段階は、モバイルノードに係る外部ネットワーク中のプロキシ手段によって実行されることも可能である。
【0022】
本発明に係る方法は、さらに、プロキシ手段における修正応答メッセージの受信に応答して、モバイルノード宛にサービス品質表示信号を送出する段階;このことによって、モバイルノードからのサービス品質アクノレッジメントの受信に応答して修正応答メッセージが生成される;を有している。
【0023】
通信ノードは、要求メッセージを生成し、再修正済み応答メッセージを受信する。
【0024】
通信ノードは通信プロキシ手段に関連づけられていることが可能であり、そのような場合には、通信プロキシ手段は、通信ノードからのサービス品質要求に応答して要求メッセージを生成し、再修正済み応答メッセージの受信に応答してサービス品質確認を生成する。
【0025】
本発明は、サービス品質セッションをサポートすることが可能な、通信ノードとモバイルノードを含むモバイルIP環境を実現する。このモバイルIP環境においては、モバイルノードは、ホームネットワークにおいてはホームアドレスを有し、外部ネットワークにおいて一時的に気付アドレスに接続されており、外部ネットワークは、モバイルノードの気付アドレスをソースアドレス、通信ノードのアドレスをデスティネーションアドレスとしてそれぞれ有する修正応答メッセージを生成する、モバイルノードに係る手段を有している。
【0026】
上記手段は、モバイルノード内に実現されるか、あるいはモバイルノードとは独立して実現される。
【0027】
【発明の実施の形態】
図1は、一般的なネットワーク設定例が示されている。この例においてメッセージの宛先となるモバイルノードMN8は、通常はホームネットワーク2内に位置している。モバイルノードMN8は、通常、ホームネットワーク2内の特定のアドレスに存在する。このアドレスは、必ずしも静的IPアドレスである必要は無い:モバイルノードはネットワーク内のあらゆる物理的な場所に位置していることが可能であるが、(物理的な接続点ではなく)特定のIPアドレスが当該モバイルノード自体に関連づけられている。ホームネットワークは、物理的な大きさは、スモールオフィス環境であったり、数カ国にまたがるものであったりする。
【0028】
モバイルノードMN8は、無線LAN、赤外線リンク、無線電話リンクあるいは直接イーサネットもしくはトークンリングネットワークフックアップを介してホームネットワーク2に接続されている。‘モバイルノード’という術語は、ノードがネットワークに対して無線リンクを介して接続されているということを意味しておらず、モバイルノードがホームネットワーク2の外部に移動して図1において外部ネットワーク6として示されているような外部ネットワークに入ることが可能である、ということを意味している。このことは、後により詳細に議論される。
【0029】
図1に示された配置には、通信ノードCN10を含む通信ノードネットワーク4が示されている。本発明の例示目的で、通信ノードネットワークの通信ノードCN10がホームネットワーク2のモバイルノード8宛にメッセージを送出することが仮定されている。通信ノードは、ホームネットワーク2とは独立でかつ別個の外部ネットワーク内に存在することも可能である。しかしながら、外部ネットワークという術語は、相異なったネットワーク(すなわち、そのホームネットワーク)内に通常存在しているモバイルノードのホストとして機能するネットワークを指し示す目的で留保されている。この具体的な例においては、ホームネットワーク2のモバイルノード8が、外部ネットワーク6へ移動したところである。よって、モバイルノードMN8は、ホームネットワーク2においてはそれが通常そこに存在していることを示す目的で破線で表されており、外部ネットワークFN6においてはそれが現時点で一時的に外部ネットワーク6内に存在していることを示す目的で実線で表されている。
【0030】
通信ノード及び通信ノードネットワークという術語は、モバイルノード8の通信相手を記述するために使用されるよう留保されている。通信ノードは、モバイルノードが現時点で通信しているノードである(別なモバイルノードである可能性もある):そして、IPパケットを受信するかあるいはIPパケットを送信する。通信ノードネットワークは、通信ノードが接続されているネットワークを指し示す目的で用いられる。モバイルノードはそのホームネットワーク内で通信ノードと通信することも可能であり、それゆえ通信ノードネットワークがホームネットワークそれ自体である可能性があることに留意されたい。
【0031】
図1より明らかであって、後にさらに議論されるように、ホームネットワーク2は、さらに、ホームエージェント12を含んでいる。
【0032】
通信ノードCN10とモバイルノードMN8との間の‘通常の’通信の簡単な例が以下に与えられる。図2は、通信ノードCN10によってモバイルノードMN8宛に送出されたIPパケット14の一般的な構造を示している。
【0033】
図2において参照番号14で示されている、ネットワーク間で送出されるIPパケットは、一般に、IPヘッダ30とIPペイロード32を有している。IPペイロード32は、モバイルノード8宛に伝達されるIPパケットの情報部分である。IPパケットの、ここでの議論に係る部分は、図3及び図4に示されている。図3に示されているIPヘッダ30は、ソースアドレス部分16、デスティネーションアドレス部分18、及びプロトコルID部分20を有している。IPヘッダ30は、ここでの説明に関連しないために図3に示されていない、種々のフィールドを含んでいる。
【0034】
図4に示されているように、IPペイロード32は、ソースポート番号34及びデスティネーションポート番号36を有している。IPペイロード32も、ここでの説明に関連しないために図4に示されていない、種々のフィールドを含んでいる。
【0035】
ソースアドレス16は、IPパケットが送出されたホスト端末(通信ノード)のIPアドレスであり、デスティネーションアドレス18は、IPパケットの送出先のホスト端末(モバイルノード)のホームIPアドレスである。ソースポート番号34は、通信ノード10においてIPパケット14に関連してアプリケーションによって用いられたポート番号である。デスティネーションポート番号36は、IPパケットの送出先であるモバイルノード8におけるアプリケーションによって用いられるポート番号である。プロトコルID20は、なかでも、ソースアプリケーションからデスティネーションアプリケーションへのIPパケットシグナリングにおいてサポートされるサービス品質を表示する役割を担っている。当業者には明らかなように、デスティネーション及びソースアドレスは、IPパケットをその宛先にルーティングする目的で、通信ノードとホームネットワーク内のモバイルノードとの間のルーティング交換機によって用いられる。
【0036】
ルータあるいはルータ交換機がサービス品質(QoS)をサポートする場合には、RSVP及びIntServなどのある種のQoS制御方式においては、プロトコルID20は、ソース及びデスティネーションアドレス16及び18、加えてエンドアプリケーションの通信ポート番号(すなわち、ソースポート番号34及びデスティネーションポート番号36)と共に、フローを区別して必要とされるQoS制御を課する目的で用いられる。
【0037】
中間ルータにおいてデータトラフィックフローに課せられるQoS制御はシステム依存である。例えば、それは、所謂WFQ(重み付き公平キューイング)あるいはCBQ(クラスベースキューイング)である。それらは標準のものではなく、ベンダ依存であるが、しばしば実際のユーザプロトコルIDには依存していない。
【0038】
IETFのIntServ/RSVP標準は、QoS規格及びシグナリング機構を提供するように規定されているが、QoS制御機構ではない。IntServ/RSVPは、WFQ、CBQなどの実際のQoS制御機構とは独立である。
【0039】
QoS制御が実行されるステータスは、例えばRSVPなどの特定のサービス品質シグナリングプロトコル手段によって、データ転送以前にルーティング交換機内で設定される。
【0040】
モバイルノードMN8が外部ネットワーク内の位置へ移動した場合の通信ノードからモバイルノードへのIPパケットルーティングに係る既知の方法が以下に記述される。モバイルノードMN8は、外部ネットワークへ移動する際には、ホームネットワークのホームエージェントHA12に、外部ネットワーク内に存在する場合においてもメッセージを依然として受信することが可能であるようにする目的で登録しなければならない。このことは、モバイルノードが、外部ネットワークにおいてその位置を占めた後に、ホームエージェントHA12に対して登録メッセージを送出することによって実現されうる。モバイルノードは、外部ネットワークに接続されて気付アドレスが割り当てられた時点で、外部ネットワークにおいてその位置を占めたと見なされる。
【0041】
図5に示されているように、ホームエージェントHA12は、参照番号24で示されているメモリすなわち検索(ルックアップ)テーブルを有している。メモリの一方の列には、ホームエージェントHA12は、通常ホームネットワーク内に存在していて一時的に外部ネットワーク内に位置していることを登録したモバイルノードのアドレスをストアしている。メモリ24の他方の列28には、ホームエージェントは、外部ネットワークへ移動したモバイルノードの‘気付アドレス’及びSPI(セキュリティパラメータインデックス)などの他の関連する状態をストアする。
【0042】
ホームエージェントがモバイルノードの現時点での気付アドレス及びそのホームアドレス(すなわち、ホームネットワーク内でのモバイルノードのアドレス)を記録する技法は、通常、そのインプリメンテーションに依存する。本発明は、ホームエージェントにおいてモバイルノードの位置既知性を実現するための相異なったアプローチを排除するものではない。
【0043】
現在知られている一技法に従った、通信ノードから外部ネットワーク内のモバイルノードへのIPパケットルーティングの際のホームエージェントの動作が以下に記述される。
【0044】
通信ノードCN10は、図2に示されたものと同一のフォーマットを有するIPパケットを生成する。このようにして生成された通信ノードからのIPパケットが図6においてIPパケット50として示されており、通信ノードのアドレスを識別するソースアドレス60、ホームネットワークにおけるモバイルノードのホームアドレスを識別するデスティネーションアドレス62、及びプロトコルID66を有している。このプロトコルIDは、プロトコル‘A’と呼称される。ソースポート番号及びデスティネーションポート番号は、図6から図9においては、その説明に関係していないために図示されていない。
【0045】
図1に示された例においては、外部ネットワーク6へ移動した後、モバイルノード8には独自の‘気付アドレス’が割り当てられ、当該モバイルノードはホームネットワークにおけるホームエージェントに直接登録する。これは、CO−COA(共存気付アドレス)ワーキングモードとして知られている。別のワーキングモードは、FA−COA(外部エージェント気付アドレス)ワーキングモードとして知られているものである。モバイルノードがホームエージェントに登録する方式はモバイルIPにおいては公知であり、本発明に直接関連していないためここでは議論されない。
【0046】
通信ノード10によって生成されたIPパケットは、モバイルノードがホームネットワーク2内に位置しているか外部ネットワーク6内に位置しているかにかかわらず同一である。なぜなら、通信ノードは、モバイルノードの移動に係る知識を有することを要求されていないからである。しかしながら、ルート最適化を行なうモバイルIPは、通信ノードがモバイルノードの現時点での位置を知っている、ということを要求する。
【0047】
モバイルノードが現在の気付アドレスを用いてホームエージェントに登録した後、ホームエージェントはモバイルノードが外部ネットワーク内に位置していると認識し、当該モバイルノードのホームアドレス宛のIPパケット50をインターセプトしてこれらのIPパケットをモバイルノードの現時点での気付アドレス宛にトンネリングする。
【0048】
ホームエージェントは、当該ホームネットワークに入ってくる全てのIPパケットをモニタし、当該ホームネットワーク内のデスティネーションアドレス(IPヘッダ52の部分62)がホームエージェントのメモリ24の列26にストアされているモバイルノードのホームアドレスに一致するか否かをチェックする。
【0049】
一致が検出されると、ホームエージェントは新たなIPパケット(図7に示されている)を生成する。デスティネーションアドレス、ソースアドレス、プロトコルID、及び他のIPヘッダフィールド及びペイロードを含む、通信ノードからの元のIPパケットが、この新たなIPパケットのペイロードの部分を構成するために用いられる。すなわち、元のIPパケットはホームエージェントによって処理されるのでは全く無く、そのまま変更せずに新たなIPパケット30のペイロード32に組み込まれる。
【0050】
その後、ホームエージェントは、デスティネーションアドレス36、ソースアドレス38及びプロトコルID40を新たなIPパケット30に付加する。
【0051】
デスティネーションアドレス36は、IPパケットの送出先である、外部ネットワーク内のアドレス、すなわちモバイルノードMN8の‘気付アドレス’である。ソースアドレス38は、新たなIPパケット30の発信元、すなわちホームエージェントのアドレスである。
【0052】
ホームエージェントプロトコルIDは、ホームエージェントそれ自体によって決定されるプロトコルIDである。ホームエージェントは、通信ノードによって元のIPパケットに含められたプロトコルID20にかかわらず、常に同一のプロトコルIDを新たなIPパケット30に付け加える。なぜなら、ホームエージェントは元のIPパケット14のプロトコルID20を見ないからである。プロトコルID40は、プロトコル‘X’として示される。従来技術に係るモバイルIPのIP−イン−IPカプセル化においては、プロトコルIDはホームエージェントによって常に“1”に変更される。よって、‘実際の’ソース及びデスティネーションアドレス(図6の60及び62)は、新たなIPパケットのペイロード部分に移動され、元のIPペイロード中のソース及びデスティネーションポート番号などの他の必要なフロー識別情報も新たなIPパケットのペイロード部分に包み込まれている。
【0053】
よって、通信ノードからモバイルノードへのフローに係る元々の識別が失われ、IPパケットがホームエージェントから外部ネットワークへルーティングされる際のサービス品質保持ができなくなる。
【0054】
その後、IPパケット30は、ホームエージェントによって送出され、外部ネットワーク内のモバイルノードの‘気付アドレス’に到達するようにルーティングされる。IPパケット30が‘気付アドレス’に到達すると、モバイルノードは新たなIPパケット30の外部レイヤを剥ぎ取って元のIPパケット50を回復する。
【0055】
よって、この既知の配置においては、元のIPパケットのプロトコルIDに含まれている必要とされるフロー識別情報がホームエージェントによって遮蔽されてしまい、ホームエージェントとモバイルノードの‘気付アドレス’との間のサービス品質を実現するルーティング交換機(あるいはIPルータ)によって認識され得ないようになる。
【0056】
本発明に係る望ましい実装に従った、通信ノードからモバイルノードの‘気付アドレス’へのIPパケットのルーティングが以下に記述される。この望ましい実装に従った方式においては、通信ノードによって生成された元のIPパケットに含まれる元のソースアドレス、元のソース及びデスティネーションポート番号、及びソースプロトコルIDなどのフロー識別/分別情報が変更されずに保持され、結果として通信ノードとモバイルノードの‘気付アドレス’との間の全てのルーティング交換機にとってそれらを利用することが可能となる。
【0057】
通信ノードは、図8に示されているような、従前のものと同一のIPパケット50を生成する。ホームネットワークに到達すると、ホームエージェント12は、そのIPパケットが配送されるべきモバイルノードが外部ネットワークへ移動したと登録されているか否かを、前述された方法の場合と同じくメモリ24の内容をチェックすることによって決定する。メモリ列26においてデスティネーションアドレスを検出すると、ホームエージェントはそのIPパケットをインターセプトする。
【0058】
この実装においては、ホームエージェントHAは、ホームネットワーク2におけるモバイルノード8のデスティネーションアドレス62を除去し、それを外部ネットワーク6におけるモバイルノードMん8のデスティネーションアドレス(すなわち、‘気付アドレス’)で置換することによってIPパケット14を修正する。従って、新たなIPパケット42は、元のIPパケット50のペイロード63、元のIPパケット50のソースアドレス60、及び元のIPパケット50のプロトコルID66を有している。元のIPパケットのデスティネーションアドレス62は新たなデスティネーションアドレス41(モバイルノードの‘気付アドレス’)によって置換されている。
【0059】
もちろん、当業者は、デスティネーションアドレスの変更の観点から、元のIPパケット50に対して与えられたエラーチェックを修正する必要がある、ということを容易に認識するであろう。このようにして、生成された新たなIPパケットは、外部ネットワークにおける‘気付アドレス’宛に送出される。その後、IPパケットは、通信ノードのソースアドレス、元のプロトコルID及び他の元のフロー識別情報を含むフロー情報を有する状態でモバイルノード宛にルーティングされる: ペイロード部分が変更されていないため、ソース及びデスティネーションポート番号がIPパケット中で以前と同一の位置で利用可能であることに留意されたい。
【0060】
よって、フロー識別情報は、同一のQoS要求を実現している同一の通信ノードからホームエージェントと‘気付アドレス’との間のルータによって、通信ノードとホームエージェントとの間の場合と同様、モバイルノードの移動にかかわらず認識可能である。従って、この配置(CO−COAワーキングモード)においては、本発明に従ってホームエージェントによって生成された新たなIPパケット42は、通信ノードによって生成された元のIPパケットと同一の長さを有している。
【0061】
この望ましいトンネリング実装においては、フロー情報は隠されず、それゆえサービス品質は見かけ上サポートされる。しかしながら、RSVPサービス品質においては、このことは当てはまらない。なぜなら、RSVPが正確に機能するためには、(所謂経路(Path)メッセージによって示されたものと同一のホップに従ってホップ毎にルーティングされる)所謂予約(Resv)メッセージに引き続く送出経路は、経路メッセージと同一かつ逆方向の経路でなければならないからである。すなわち、経路メッセージのソースアドレスは予約(Resv)メッセージのデスティネーションアドレスと一致しなければならず、経路メッセージのデスティネーションアドレスは予約メッセージのソースアドレスと一致しなければならない。図1に示されたネットワーク構造におけるRSVPセッションの設定に係る以下の例は、前述された非カプセル化モバイルIPが、サービス品質をサポートするために充分では無い理由を表している。
【0062】
図1に示されているようにモバイルノードが外部ネットワークに移動した場合においてもRSVPセッションをサポートするためには、二つのRSVPセッションが設定されなければならない: 通信ノード10とホームエージェント12との間の第一RSVPセッション(“セッション1”)、及び、ホームエージェントとモバイルノード8との間の第二RSVPセッション(“セッション2”)である。
【0063】
この例ではメッセージをモバイルノード8宛に送出すると仮定されている通信ノード10は、図10に示されたような一般的なフォーマットを有するIPパケット70を含む標準RSVP経路メッセージを回線128上に送出する。
【0064】
RSVPセッションにおいて用いられるメッセージを構成するRSVPパケットは、図2から図4に示されたフォーマットを有していない。図2から図4に示されたIPパケットは、データメッセージよりなるIPパケットである。図10に示された経路メッセージよりなるIPパケットは、通信ノードのアドレスに対応するソースアドレス78、及びホームネットワークにおけるモバイルノード8のアドレス(モバイルノードのホームアドレス)に対応するデスティネーションアドレスを有している。
【0065】
経路メッセージ(及び他のRSVPメッセージ)よりなるIPパケットは、付加的に、IPパケットのペイロードに別のフロー識別情報を含んでいる。当業者には、これらの別のフロー識別情報は明らかである。
【0066】
通信ノード10からの経路メッセージよりなるIPパケットは、図1において132aで示されている、回線128及び124上の複数個のルーティング交換機を介してホームネットワーク2宛にルーティングされる。
【0067】
ルーティング交換機132aは、サービス品質をサポートしている場合には、経路メッセージよりなるIPパケットのIPペイロード中のフロー識別情報を抽出し、このフロー識別情報をストアする。このフロー識別情報には、ソースアドレス、デスティネーションアドレス、ソースポート番号、デスティネーションポート番号、及びプロトコルIDが含まれる。これらは、サービス品質セッションが設定された後にソースからデスティネーション宛に送出される全てのIPデータパケットに含まれることになるものである。ルーティング交換機132aは、経路メッセージよりなるIPパケットを別のルーティング交換機宛にルーティングし、付加的に、IPパケットから抽出されたフロー識別情報と共に、当該メッセージを送出した先(次のホップ)のルーティング交換機のアドレス及び受信したメッセージの送信元(直前のホップ)のルーティング交換機のアドレスをストアする。図1においては、IPパケットが単一のルーティング交換機132aのみを介してホームネットワークに到達するように示されているが、実際には、IPパケットは複数個のルーティング交換機を介してホームネットワークに到達するので、各ルーティング交換機は、経路メッセージよりなるIPパケットから抽出したフロー識別情報を、当該IPパケットの送出先のルーティング交換機及び当該受信したパケットの送出元のルーティング交換機の識別と共にストアする。
【0068】
このように、経路メッセージよりなるIPパケットは、通信ノードからホームネットワークまで、ルーティングネットワークを介して伝播する。各ルーティング交換機は、そのIPパケットが送出された元のホップのアドレス及びそのIPパケットを送出した次のホップのアドレス、さらにはそのIPパケットに係るフロー識別情報を保持している。ルーティング交換機は、経路メッセージ中の他のトラフィック関連情報も処理するが、それらは本発明の議論とは関連していない。
【0069】
サービス品質セッションが設定された後、ルーティング交換機のメモリにストアされたものと同一のフロー識別情報を有する別のIPパケットがそのルーティング交換機に到達すると、ルーティング交換機は、それを、全く同一の次のホップへ転送する。次のホップのアドレスはメモリ中にストアされている。
【0070】
このように、それ以降のホップにおいては、各々のルーティング交換機は、(それがRSVPサービス品質をサポートする限りは)経路メッセージよりなるIPパケットの固定された位置からフロー識別情報を読み出し、それらを、次のホップ及び直前のホップのアドレスと共にメモリにストアする。よって、IPパケット中のフロー識別情報はメッセージフローをその他のものと混同することなく識別するために有用であり、そのメッセージフローに関連する全てのパケットがソースからデスティネーション宛に全く同一の経路を通じてルーティングされる。
【0071】
その後、ホームエージェントは、モバイルノード宛に企図された経路メッセージよりなるIPパケットをインターセプトする。ホームエージェントは、モバイルノード8宛の経路メッセージよりなるIPパケットをインターセプトすると、それらを外部ネットワーク宛にリダイレクトする。この例では、非カプセル化モバイルIPが用いられ、新たなIPパケットが、新たなあるいは修正された経路メッセージとして外部ネットワーク宛に送出されるように生成される。ホームエージェントによって送出される、修正された経路メッセージよりなるIPパケット74が図11に示されている。ホームエージェントは、経路メッセージよりなるIPパケットのデスティネーションアドレスを、修正された経路メッセージよりなるIPパケット74のデスティネーションアドレス106が外部ネットワークにおけるモバイルノードの気付アドレスとなるように置換する。前述されているように、非カプセル化モバイルIPにおいては、IPパケット70の他の全ての要素は不変に保たれる。
【0072】
この修正された経路メッセージは、回線126及び130上で単一のルーティング交換機132bによって表現されているルーティング交換機を介してモバイルノードの気付アドレス宛にルーティングされる。
【0073】
経路メッセージの第一セクションに関して既に記述されているように、経路メッセージの第二セクションにおいては、修正された経路メッセージよりなるIPパケットは、それらに含まれているフロー識別情報に基づいて同様に送出される。次のホップ及び直前のホップが、ルーティング交換機によって同様にストアされる。
【0074】
モバイルノードは、修正された経路メッセージを受信して、図12に示されたような一般的なフォーマットのIPパケット76を有する、送出目的の予約メッセージを生成することによって、第二セクションに係る予約(Resv)メッセージを開始する。
【0075】
予約メッセージ(Resv)よりなるIPパケットが経路メッセージよりなるIPパケットと同一のネットワーク経路に沿ってホップ毎に逆方向に送出されていくことは当業者には明らかである。よって、予約メッセージよりなるIPパケットのソース及びデスティネーションアドレスは、実際に、最終及びその直前のホップである。ソース及びデスティネーションアドレスの値は、予約メッセージが経路に沿って伝達されるに連れて動的に決定される。図12に示された予約メッセージよりなるIPパケットの構造は、実際には、予約メッセージのトランスポートレイヤを表現している。図12に示された構造は、発信側ソースアドレス及び最終デスティネーションアドレスという予約メッセージの概念を表しているものである。予約メッセージのこの分析は若干人為的なものであるが、RSVPの原理を最も良く表現する。
【0076】
モバイルノード8は、ソースアドレス114を当該モバイルノードのホームアドレスと認識する。標準モバイルIPは、モバイルノードそれ自体におけるアプリケーションがモバイルノードのネットワークへの接続点の変更を認識している、ということを要求しない。それゆえ、モバイルノードの位置にかかわらず(ホームネットワークに存在するか外部ネットワークに存在するかにかかわらず)モバイルノードは、当該モバイルノードのホームアドレスをソースアドレスとして識別するIPパケットを常に生成する。モバイルノードは、予約メッセージのデスティネーションアドレスに通信ノードのアドレスを含める。これは、標準モバイルIPに従って、モバイルノードはメッセージが通信ノードから発せられたものであることを認識しており、ホームエージェントを介したリダイレクションを認識していないからである。標準モバイルIPでモバイルノードから通信ノード宛に送出されたIPパケットは、モバイルノードがあたかもホームネットワーク内の‘ホームアドレス’にいるかのように、通常のIPパケットとしてルーティングされる。
【0077】
図11及び図12に示された経路及び予約メッセージよりなるIPパケットを比較すると、RSVPセッションが成功するための条件は存在しない。予約メッセージ76のソースアドレスは、経路メッセージ74のデスティネーションアドレスとは異なっている。
【0078】
このため、経路メッセージよりなるIPパケットによって設定されたものと同一のネットワーク経路に従ってホップ毎にルーティングされる予約(Resv)メッセージが失敗してしまう。第一セクション(ホームエージェントと通信ノードとの間)では、予約メッセージが全く開始されない。なぜなら、第二セクションで失敗してしまうからである。
【0079】
図15は、図1に示されたネットワーク配置を、非カプセル化モバイルIPがRSVPをサポートすることを可能にするように適応させたものが示されている。この配置では、プロキシサーバが通信ノードネットワーク及び外部ネットワークに導入されている。しかしながら、以下の記述から、プロキシサーバの機能が実際にはプロキシサーバに接続されているホスト端末に組み込まれうることに留意されたい。以下、図15に示された配置の説明に引き続いてより詳細な説明が与えられる。
【0080】
図15においては、図1のネットワークが、通信ノードネットワーク4がさらに通信ノードネットワークプロキシサーバ142を、外部ネットワーク6が外部ネットワークプロキシサーバ144を、それぞれ含むように適応させられている。通信ノード10は、ネットワーク回線138を介して通信ノードネットワークプロキシサーバ142に接続されている。通信ノードネットワークプロキシサーバは、ネットワーク回線128を介してルーティング交換機に接続されている。外部ネットワークプロキシサーバ144は、外部ネットワーク6内のモバイルノード8にネットワーク回線146を介して接続されている。外部ネットワークプロキシサーバは、ネットワーク回線136を介してルーティング交換機132bに接続されている。
【0081】
以下に、図15に示された適応済みネットワークにおいて、通信ノード10からの外部ネットワーク内のモバイルノード8へのメッセージがRSVPをサポートしている非カプセル化モバイルIPを用いて送出される際の動作例が記述される。
【0082】
ネットワーク内でサービス品質実現を要求する各ホスト端末は、ネットワーク内のプロキシサーバの存在を認識している必要がある。すなわち、ホスト端末がプロキシサーバを発見することが可能なプロセスが存在しなければならない。このことを実現するためには、実質的に二つの方法が存在する。第一の方法においては、ネットワーク内のホスト端末がサーバ請求メッセージ(SSM)をブロードキャストする。ネットワーク内のプロキシサーバは、ホスト端末宛にサーバ応答メッセージ(SRM)を返送することによって応答する。第二の方法においては、ネットワーク内のプロキシサーバがローカルネットワーク宛にクライアント要求メッセージ(CRQM)をブロードキャストする。それに応答して、(プロキシサーバのクライアントと見なされる)ホスト端末は、クライアント登録メッセージ(CRGM)を返送する。この方法では、ネットワーク内のプロキシサーバの存在は、現在の標準モバイルIPにおいてエージェント(ホームエージェント、外部エージェントなど)の存在が登録されるのと全く同じ方式でネットワーク内のホスト端末によって登録される。ノードによるプロキシサーバ登録の実装技法は、当業者には明らかである。
【0083】
既に議論されているように、通信ノードがモバイルノード宛にメッセージを送出する際に通信ノードとモバイルノードとの間でのサービス品質セッション設定を成功させるためには、RSVPセッションを二つのセクションにおいて設定することが必要である。概説すれば、サービス品質セッションの第一セクションは通信ノードネットワークとモバイルノードのホームネットワークとの間で設定されなければならず、サービス品質セッションの第二セクションはホームネットワークと外部ネットワークとの間で設定されなければならない。
【0084】
図15に示されたネットワーク配置において第一サービス品質セッション、特にモバイルIPでのRSVPセッション、を設定する技法が図16の流れ図に示されている。本発明に従って、段階150においては、サービス品質セッションを開始する通信ノード14aが、ネットワーク回線138上に通信ノードネットワークプロキシサーバ142宛のサービス品質要求を送出する。
【0085】
サービス品質要求は、暗示的であるか明示的であるかのいずれかである。通信ノードからの明示的サービス品質要求は、サービス品質要求を正確に規定する。よって、明示的サービス品質要求は、通信ノードが特定のサービス品質を明示的に記述することをサポートする機能を有する場合にのみ発行される。通信ノードからの暗示的サービス品質要求は、その後になされる伝送の性質のみを規定する。例えば、暗示的サービス品質要求は、送出されるデータがビデオデータであるということを示す。その後、プロキシサーバが、示されたデータタイプに依存して、適切なサービス品質を決定する。
【0086】
段階152において、通信ノードネットワークプロキシサーバ142は、標準RSVP経路メッセージを送出する。この経路メッセージは、回線128及び124上のルーティング交換機132aを介してホームネットワークプロキシサーバ宛に伝達される。
【0087】
通信ノードネットワークプロキシサーバによって送出された経路メッセージよりなるIPパケットは、図10のIPパケット70に同一に対応するものであって、ルータ交換機132を含むルーティングネットワークによってホームエージェント12宛に送出される。ルーティングは、前述されたものと全く同様に実行される。
【0088】
段階154では、ホームエージェントが経路メッセージよりなるIPパケットをインターセプトし、前述されているように当該IPパケットを適応させて修正経路メッセージ用のIPパケットを生成する。
【0089】
修正経路メッセージよりなるIPパケットは、図11に示されたIPパケット74と同一に対応するものである。段階156においては、経路メッセージ74の第二セクションを有するIPパケットがホームエージェントによって送出され、ルーティング交換機132bによって表わされているルーティングネットワークを介して外部ネットワーク144宛にルーティングされる。
【0090】
段階158においては、外部ネットワークプロキシサーバ144は経路メッセージの第二セクションを受信し、回線146上でモバイルノード8宛にサービス品質表示信号を送出して、通信ノード10によって要求されたサービス品質を表示する。サービス品質レベルがモバイル端末にとって受容しうるものである場合には、モバイル端末は、サービス品質応答を、ネットワーク回線146上での外部ネットワークプロキシサーバ144へのアクノレッジメントの形で送出する(段階160)。
【0091】
段階162においては、外部ネットワークプロキシサーバは修正予約メッセージ(すなわち、標準モバイルIPに従って送出された予約メッセージに対して修正されたもの)を送出し、サービス品質セッションを確認する。予約メッセージは、回線136及び126を介して、経路メッセージと同一の経路を(逆方向に)たどる。
【0092】
外部ネットワークプロキシサーバによって返送される、第二RSVPセッションに係る修正予約メッセージ77のフォーマットが図13に示されている。この図から明らかなように、外部ネットワークプロキシサーバ144を用いているために、ソースアドレス155がモバイルノードの気付アドレスであり、デスティネーションアドレスが通信ノードのアドレスである。よって、第二RSVPセッションにおける経路及び予約メッセージのソース及びデスティネーションアドレス間では正確な相関が存在し、そのためRSVPセッションがサポートされる。
【0093】
図13に示されたメッセージは、外部ネットワークとホームネットワークとの間のエンド−ツー−エンドメッセージを表現している。図13に示されたフォーマットは、前述されたような次及び直前のホップに対応するソース及びデスティネーションアドレスを有するような予約メッセージよりなるIPパケットを表わしているのではない。
【0094】
段階164においては、ホームエージェントは修正予約メッセージを受信する。ホームエージェントは当該予約メッセージを図14に示されたような形態に修正し、これはさらに再修正済み予約メッセージを構成する。この修正を実行するために、ホームエージェントにはそれ自体にプロキシサーバの機能が備わっている。あるいは、通信ノードネットワークプロキシサーバ及び外部ネットワークプロキシサーバと同等のホームネットワークプロキシサーバがホームネットワークに備えられており、ホームエージェントに関連づけられている。
【0095】
RSVPセッションは、ホームエージェントがネットワーク回線124及び128及びルーティング交換機132aを介して通信ノードネットワークに再修正済み予約メッセージを返送することによって完了する。図14に示されているように、予約メッセージはソースアドレス88としてモバイルノードのホームアドレスを、そしてデスティネーションアドレスとして通信ノードのアドレスをそれぞれ有している。よって、通信ノードネットワークとホームネットワークとの間のRSVPセッション部分は標準静的RSVPセッションと等価である。RSVPをサポートする目的でルーティングネットワークにおけるルーティング交換機によって必要とされるフロー情報は全て利用可能である。再修正済み予約メッセージにおけるソース及びデスティネーションアドレスは、経路メッセージと比較して‘入れ替えられている’。
【0096】
段階166においては、ホームエージェントが第一セクションに対して予約メッセージを送出する。再修正済み予約メッセージが通信ノードネットワーク4に対して送出され、通信ノードネットワークプロキシサーバ142によって受信される。
【0097】
その後、通信ノードネットワークプロキシサーバは、段階168において、通信ノード10へのアクノレッジメントの形態でネットワーク回線138上にサービス品質確認メッセージを送出し、サービス品質セッションが設定されたことを示す。
【0098】
その後、通信ノード10は、モバイル端末に対してデータメッセージパケットの送出を開始する。しかしながら、データメッセージパケットは、通信ノードネットワークプロキシサーバや外部ネットワークプロキシサーバを経由しない。プロキシサーバは、RSVPセッション設定の間のみ利用される。
【0099】
前述されているようにRSVPセッションが設定されてメッセージが通信ノードからモバイルノード宛に送出されると、データメッセージよりなるIPパケットによって担われるフロー識別情報がRSVPセッションの設定において用いられたものと一致することが本質的である。よって、図2から図4に示されているような一般的なフォーマットを有するデータパケットは、RSVPメッセージのペイロードにおいて含まれていたものと同じソースポート番号、デスティネーションポート番号、及びプロトコルIDさらにはソース及びデスティネーションアドレスを有していなければならない。このようにして、データIPパケットは、RSVPセッションにおいて設定されたフローに関連しているものとして正しく識別される。よって、外部ネットワークプロキシサーバを実現することは、RSVPサービス品質がモバイルIPにおいてもサポートされることを保証する。よって、図15に示されているプロキシサーバは、“RSVPプロキシサーバ”と見なされうる。プロキシサーバは、RSVPメッセージのデスティネーションをモバイルノードの移動に従うように動的に修正し、同時にフロー識別情報及びサービス品質情報が、非カプセル化モバイルIP(NEMIP)に従ってルーティングされるデータフローに一致することを保証する。
【0100】
以上の記述から、プロキシサーバ(あるいはプロキシサーバと同等の機能)が外部ネットワークにおいて実現されることが本質的であることが理解される。この場合のネットワークとは、モバイルIPにおいてサービス品質がサポートされる場合には、ホスト端末が外部ネットワークに通常存在していることを許容するネットワークである。
【0101】
外部ネットワークにRSVPプロキシサーバ(あるいは機能的に同等のもの)を実現することは、設定されたRSVPセッション(特に、RSVPセッションの第二セクション)がモバイルノードの移動に従う、同時に、RSVPセッションと同一の経路をたどるデータフローと一致する正しいフロー情報を、モバイルノードのネットワークへの接続点の変更にかかわらずに記録する、ということを保証する。
【0102】
いずれのホスト端末も、送信時点においては、その送信先のホスト端末がモバイルノードであるか否か、さらには、それがRSVPプロキシサーバを有する外部ネットワーク内に存在しているか、を認識することはない。モバイルIPにおいてRSVPのサポートを保証するために、モバイルノードに対する外部ネットワークとして機能することが可能な各々のネットワークは、本明細書に記述されているような機能を有するプロキシサーバ(あるいはその機能的に同等なもの)を備えることが必要である。外部ネットワークにおいてプロキシサーバによって実行される機能制御に係る以上の記述は、モバイル環境においてサービス品質をサポートするために本質的なものである。
【0103】
モバイルノード宛のデータメッセージ送出を希望する、通信ノードネットワーク内の通信ノードにとってサービス品質をサポートするために本質的な必要条件は、モバイルノードが位置している外部ネットワークがプロキシサーバあるいは機能的に同等なものを有していなければならない、ということである。その際には、通信ノードは通信ノードネットワークプロキシサーバを必要とすることなく、それ自体で直接RSVPセッションを設定することが可能である。
【0104】
しかしながら、通信ノードネットワークプロキシサーバを実現することは、それが、通信ノードネットワーク内に存在する、RSVP機能を有さない端末がRSVPセッションを開始することを可能にする、という利点を有している。プロキシサーバは、プラットフォームとアプリケーションの双方から独立したサービス品質セッションを設定する技法を実現する。サービス品質セッションを設定する専用の手段を与えることによって、現時点及び将来におけるサービス品質不能ホスト端末がサービス品質セッション設定機能を有することが可能になり、伝送経路を介してその通信相手先へのサービス品質制御が可能になる。多くのサービス品質制御シグナリング及び制御機構で必要とされる複雑かつ大量の計算や無線/モバイル端末に係るバッテリパワーへの圧力が回避される。
【0105】
別のアプリケーションにおいては、外部ネットワークにおいて実行されたプロキシサーバの機能が、モバイルノードそれ自体によって実行される。このようなアプリケーションでは、モバイルノードは既にRSVP可能であり、標準RSVPセッションをサポートするRSVPデーモンを有している。この種のアプリケーションにおいては、ホームネットワークからの修正経路メッセージの受信に応答して、モバイルノードは図12に示されているようなフォーマットを有する標準RSVPメッセージを生成する。モバイルノードのRSVPデーモンに組み込まれたプロキシサーバ機能が、この予約メッセージを修正して図13に示されているような修正済み予約メッセージを生成する。その後、この修正済み予約メッセージは、モバイルノードから直接送出される。
【0106】
以上、本明細書において記述された実施例においては、標準RSVPが用いられている。標準RSVP/IntServへの変更は何ら企図あるいは提案されていない。
【0107】
本発明は、経路及び予約メッセージを用いるRSVPサービス品質セッションの特定の実例に関連して記述されているが、本発明は、サービス品質セッションを設定するために二つの端末間で要求及び応答メッセ次を用いるあらゆるサービス品質セッションに対して、本明細書において識別された問題点を克服するという要求が存在するような場合に、より一般的に適用可能である。
【0108】
以上の説明は、本発明の一実施例に関するもので,この技術分野の当業者であれば、本発明の種々の変形例が考え得るが、それらはいずれも本発明の技術的範囲に包含される。
【0109】
【発明の効果】
以上述べたごとく、本発明によれば、メッセージ発信源によって決定されたサービス品質要求が当該メッセージに係るモバイルノードの‘気付アドレス’宛のルーティング経路全体に亘ってサポートされることを可能にする技法が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】ホームネットワーク、通信ノードネットワーク、及び外部ネットワークを有するネットワーク設定例の概略を示す模式図。
【図2】IPパケットの標準的なフォーマットを示す模式図。
【図3】IPパケットの標準的なフォーマットを示す模式図。
【図4】IPパケットの標準的なフォーマットを示す模式図。
【図5】ホームネットワークにおけるホームエージェントのメモリを示す模式図。
【図6】通信ノードによって、ホームネットワーク内のモバイルノード宛の伝送を目的として生成されたIPパケットを示す模式図。
【図7】従来技術に従って、図6に示されたIPパケットを外部ネットワーク宛にリダイレクトするためになされた修正を示す模式図。
【図8】通信ノードによって、ホームネットワーク内のモバイルノード宛の伝送を目的として生成されたIPパケットを示す模式図。
【図9】別の技法に従って、図6に示されたIPパケットを外部ネットワーク宛にリダイレクトするためになされた修正を示す模式図。
【図10】標準的なモバイルIPにおけるサービス品質セッションの第一セッションにおける経路メッセージのIPパケットを示す模式図。
【図11】標準的なモバイルIPにおけるサービス品質セッションの第二セッションにおける経路メッセージのIPパケットを示す模式図。
【図12】一般的なIPにおける予約メッセージの一般的なエンド・ツー・エンドストラクチャを示す模式図。
【図13】RSVPをサポートするモバイルIPにおけるサービス品質セッションの第二セクションにおける予約メッセージの一般的なエンド・ツー・エンドストラクチャを示す模式図。
【図14】RSVPをサポートするモバイルIPにおけるサービス品質セッションの第一セクションにおける予約メッセージの一般的なエンド・ツー・エンドストラクチャを示す模式図。
【図15】モバイルIPにおいてRSVPをサポートするように適合させられた、図1に示されたネットワーク配置を示す模式図。
【図16】モバイルIPにおいてRSVP動作の望ましい実装例を実行する段階を示す流れ図。
【符号の説明】
2 ホームネットワーク
4 通信ノードネットワーク
6 外部ネットワーク
8 モバイルノード
10 通信ノード
12 ホームエージェント
14 IPパケット
16 ソースアドレス
18 デスティネーションアドレス
20 プロトコルID
24 ルックアップテーブル
26 ホームネットワークでのモバイルノードアドレス
28 外部ネットワークでのモバイルノードアドレス
30 IPヘッダ
32 IPペイロード
34 ソースポート番号
36 デスティネーションポート番号
38 ソースアドレス
40 プロトコルID
41 デスティネーションアドレス
50 IPパケット
60 ソースアドレス
62 デスティネーションアドレス
63 ペイロード
66 プロトコルID
70、74、76 IPパケット
78 ソースアドレス
80 デスティネーションアドレス
104 ソースアドレス
106 デスティネーションアドレス
114、115、119 ソースアドレス
116、117、121 デスティネーションアドレス
124、126、128、130 ネットワーク回線
132a、132b、132c ルーティング交換機
136、138、146 ネットワーク回線
142 通信ノードネットワークプロキシサーバ
144 外部ネットワークプロキシサーバ

Claims (13)

  1. 通信ノードとモバイルノードとの間でサービス品質(QoS)セッションを設定する方法であって、前記モバイルノードは、ホームネットワークにおけるホームアドレスを有し、そして外部ネットワークにおける気付アドレスに一時的に接続されており、前記方法は、
    前記外部ネットワークにおいて、前記モバイルノードのホームアドレスに代わる前記モバイルノードの前記気付アドレスソースアドレス、前記通信ノードの宛先アドレスとを有する修正済み応答メッセージを生成する段階と、
    前記修正済み応答メッセージを送出する段階とを含むことを特徴とする通信方法。
  2. 請求項1に記載の通信方法であって、さらに、
    前記ホームネットワークにおいて、前記通信ノードソースアドレスと、前記モバイルノードホームアドレスの宛先アドレスとを有する要求メッセージを受信する段階と、
    前記要求メッセージの前記宛先アドレスを前記モバイルノードの前記気付アドレスで置換して修正済み要求メッセージを生成する段階と、
    前記修正済み要求メッセージを前記外部ネットワーク送出する段階とを含み、これにより、前記修正済み要求メッセージに応答して、前記修正済み応答メッセージ生成されることを特徴とする通信方法。
  3. 請求項1または2に記載の通信方法であって、さらに、
    前記ホームネットワークにおいて、前記修正済み応答メッセージを受信する段階と、
    前記ソースアドレスを前記モバイルノードの前記ホームアドレスで置換することによって再修正済み応答メッセージを生成する段階と、
    前記再修正済み応答メッセージを送出する段階とを含むことを特徴とする通信方法。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載の通信方法であって、前記修正済み応答メッセージ生成する段階が前記モバイルノードにおいて実行されることを特徴とする通信方法。
  5. 請求項4に記載の通信方法において、前記修正済み応答メッセージ生成する段階は、
    前記モバイルノードの前記ホームアドレスソースアドレス前記通信ノードの宛先アドレスとを有する応答メッセージを生成する段階と、
    前記ソースアドレスを前記モバイルノードの前記気付アドレスで置換する段階を含み、これにより前記修正済み応答メッセージを生成することを特徴とする通信方法。
  6. 請求項1乃至3のいずれかに記載の通信方法であって、前記修正済み応答メッセージ生成する段階が、前記モバイルノードに係る前記外部ネットワーク内のプロキシ手段によって実行されることを特徴とする通信方法。
  7. 請求項6に記載の通信方法であって、前記請求項2に記載の通信方法はさらに、
    前記プロキシ手段における前記修正済み応答メッセージの受信に応答して、前記モバイルノードサービス品質表示信号を送出する段階を含み、これにより、前記モバイルノードからのサービス品質アクノレッジメントの受信に応答して前記修正済み応答メッセージが生成されることを特徴とする通信方法。
  8. 請求項3乃至7のいずれかに記載の通信方法であって、前記通信ノードは、前記要求メッセージを生成し、そして前記再修正済み応答メッセージを受信することを特徴とする通信方法。
  9. 請求項3乃至7のいずれかに記載の通信方法であって、前記通信ノードが通信ノードプロキシ手段に関連づけられており、これにより、前記通信ノードプロキシ手段前記通信ノードからのサービス品質要求に応答して前記要求メッセージを生成し、そして前記通信ノードプロキシ手段前記再修正済み応答メッセージの受信に応答してサービス品質確認を生成することを特徴とする通信方法。
  10. サービス品質セッションをサポートすることが可能な、通信ノードとモバイルノードとを有するモバイルIP環境であって、前記モバイルノードは、ホームネットワークにおけるホームアドレスを有し、そして外部ネットワークにおける気付アドレスに一時的に接続されており、前記外部ネットワークは、前記モバイルノードの前記ホームアドレスに代わる前記モバイルノードの前記気付アドレスソースアドレスと、前記通信ノードの宛先アドレスとを有する修正済み応答メッセージを生成する、前記モバイルノードに係る手段を有することを特徴とするモバイルIP環境。
  11. 請求項10に記載のモバイルIP環境であって、前記手段が前記モバイルノード内に実現されていることを特徴とするモバイルIP環境。
  12. 請求項10に記載のモバイルIP環境であって、前記手段が前記モバイルノードとは別個に実現されていることを特徴とするモバイルIP環境。
  13. 請求項1から12のいずれかに記載の通信方法あるいはモバイルIP環境であって、前記サービス品質セッションはRSVPセッションであり、前記要求メッセージは経路メッセージであり、そして、前記応答メッセージが予約メッセージであることを特徴とする通信方法あるいはモバイルIP環境。
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