JP3671514B2 - 可変抵抗器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、特定の抵抗値をクリック機構によって記憶することができる回転軸駆動型の可変抵抗器に関し、特に音声調整卓(以下、ミキサと呼ぶ)の音量コントロールを行う際にハウリングポイントや基準レベル位置等を記憶するのに最適な可変抵抗器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、回転軸駆動型の可変抵抗器として、クリック機構によって回転軸の軸受けに対する特定の回転位置への位置決めを可能にすることにより、特定の抵抗値を再現可能にしたものが知られている。
図11は、従来のこの種の可変抵抗器の構造の一例を示す断面図である。
回転軸71は、その一端側がケース72に収容され、ケース72に回転自在に保持されている。回転軸71のケース72に収容された端部には、円板状部材73が形成されている。この円板状部材73と対向するケース72の底面には、抵抗体74が印刷され、この抵抗体74上を摺動するブラシ75が円板状部材73に設けられている。これにより、回転軸71の回転位置に応じて、抵抗体74に対するブラシ75の位置が変わり、出力抵抗値を変化させることができる。円板状部材73の反対側には、回転軸71に固定された板バネ76と、その先端がはまるケース72の内壁に形成された位置決め用の窪み77とにより、クリック機構78が形成されている。
このクリック機構78により、回転軸71をケース72に対して特定の回転位置に位置決めすることができるので、その位置で得られる抵抗値を用いて、音量調整時の基準位置、バランス中点位置を回路上で設定すれば、それら特定位置の再現が容易になる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の可変抵抗器では、位置決め用の窪みの位置が固定されているため、回路の諸条件や接続機器の変更でハウリングポイントや基準レベル位置等が変化した場合、これに対処することができないという問題がある。また、オペレータが任意のポイントを簡単に記憶することができないという問題もある。
【0004】
この発明は、このような問題点に鑑みなされたもので、任意の抵抗値を簡単に記憶させることができると共にその変更も容易な可変抵抗器を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る可変抵抗器は、回転軸と、この回転軸を回転自在に保持する保持手段と、この保持手段及び前記回転軸の一方に固定された抵抗体と、前記保持手段に対する前記回転軸の回転に応じて前記抵抗体上を摺動する摺動接点と、前記回転軸を前記保持手段に対して所定の回転位置に位置決めするクリック機構とを備え、前記抵抗体に対する前記摺動接点の位置に応じて抵抗値が変化する可変抵抗器において、前記回転軸と同軸配置されると共に前記回転軸に対して回転自在に設けられ、且つ前記保持手段に対して位置調整が可能なクリック位置可変軸を備え、前記クリック機構は、前記回転軸及び前記クリック位置可変軸の一方に設けられた位置決め用の窪みと、前記回転軸及び前記クリック位置可変軸の他方に設けられた前記窪みにはまる弾性体とからなるものであり、前記可変抵抗器は、さらに、直線方向に移動自在に設けられたスライド部材と、このスライド部材の直線方向の動きを前記回転軸に回転方向の動きとして伝達する伝達手段とを備えたことを特徴とする。
【0006】
この発明に係る他の可変抵抗器は、回転軸と、この回転軸を回転自在に保持する保持手段と、この保持手段及び前記回転軸の一方に固定された抵抗体と、前記保持手段に対する前記回転軸の回転に応じて前記抵抗体上を摺動する摺動接点と、前記回転軸を前記保持手段に対して所定の回転位置に位置決めするクリック機構とを備え、前記抵抗体に対する前記摺動接点の位置に応じて抵抗値が変化する可変抵抗器において、前記回転軸と同軸配置されると共に前記回転軸に対して回転自在に設けられ、且つ前記保持手段に対して位置調整が可能なクリック位置可変軸を備え、前記クリック機構は、第1のクリック機構と第2のクリック機構とからなり、前記第1のクリック機構は、前記回転軸及び前記クリック位置可変軸の一方に設けられた位置決め用の第1の窪みと、前記回転軸及び前記クリック位置可変軸の他方に設けられた前記第1の窪みにはまる第1の弾性体とを備え、前記第2のクリック機構は、前記保持手段及び前記クリック位置可変軸の一方に設けられた複数の位置決め用の第2の窪みと、前記保持手段及び前記クリック位置可変軸の他方に設けられた前記第2の窪みにはまる第2の弾性体とを備え、前記第1の弾性体の前記第1の窪みからの脱出に要する力が前記第2の弾性体の前記第2の窪みからの脱出に要する力よりも小さく設定されていることを特徴とする。
【0007】
この発明に係る他の可変抵抗器は、直線方向に移動自在に設けられたスライド部材と、このスライド部材の直線方向の動きを前記回転軸に回転方向の動きとして伝達する伝達手段とを更に備えることができる。
【0008】
この発明に係る可変抵抗器によれば、クリック位置可変軸及び回転軸の一方及び他方にそれぞれ設けられた弾性体と位置決め用の窪みとでクリック機構が構成され、且つクリック位置可変軸が保持手段に対して位置調整可能となっているので、クリック位置可変軸を保持手段に対して任意の位置に位置決めすることにより、回転軸のクリック位置を任意の位置に設定及び可変することができる。このため、機器への組み込み後であっても、クリック位置及びその位置での抵抗値を簡単に設定・変更・調整することができる。
【0009】
この発明の他の可変抵抗器によれば、クリック機構を第1及び第2のクリック機構で構成し、クリック位置可変軸の保持手段に対する位置決めは第2のクリック機構で行い、回転軸のクリック位置可変軸に対する位置決めは第1のクリック機構で行うことができる。この場合、第1のクリック機構のクリック力が第2のクリック機構のクリック力よりも小さく設定されていると、クリック位置可変軸の位置調整後、回転軸を回転させた場合でも、クリック位置可変軸が回転することがなく、正確に設定位置に記憶することができる。
【0010】
前記スライド部材と前記伝達手段を備えると、伝達手段によってスライド部材の直線方向の動きを前記回転軸に回転方向の動きとして伝達することができるので、スライド型のボリュウム等にもこの発明を適用することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、この発明の実施の形態について説明する。
図1は、この発明の一実施例に係る可変抵抗器の構造を示す斜視図、図2は、その断面図である。
この可変抵抗器は、互いに独立に回転可能に同軸配置された回転軸1とクリック位置可変軸2とを備えている。回転軸1は、軸本体1aと、その先端に設けられた軸本体1aよりも大径のつまみ部1bと、軸本体1aの基端に形成された円板状部材1cとにより構成されている。クリック位置可変軸2は、回転軸1の軸本体1aの中央部の周囲に装着される筒状軸本体2aと、この筒状軸本体2aの先端側に回転軸1aのつまみ部1bとほぼ同一径でこれに隣接するつまみ部2bと、筒状軸本体2aの基端に形成され回転軸1の円板状部材1cと所定の間隔を持って並行に配置された円板状部材2cとにより構成されている。
【0012】
これら回転軸1及びクリック位置可変軸2は、それらの基端側に形成された円板状部材1c,2cが円筒状のケース3に収容され、つまみ部1b,2bがそれぞれケース3の外に配置された状態でケース3にそれぞれ回転自在に保持される。ケース3の円板状部材1cと対向する側の壁は、ベークライト等の絶縁部材3aで形成され、この絶縁部材3aの円板状部材1cと対向する面に一部切欠した円環状の薄膜型の抵抗体4が印刷・焼き付け等の方法で形成されている。これに対する円板状部材1cには、回転軸1の回転に応じて抵抗体4上を摺動する摺動接点としてのブラシ5が装着されている。抵抗体4の両端とブラシ5とは、外部に引き出されたリード6と導通している。これにより、抵抗体4に対するブラシ5の位置によってリード6を介して得られる抵抗値が変化する。
【0013】
円板状部材1c,2cの間には第1のクリック機構7が構成され、円板状部材2cとケース3の先端側の壁面との間には第2のクリック機構8が構成される。
第1のクリック機構7は、クリック位置可変軸2に対する回転軸1の位置を決定するもので、円板状部材2cの円板状部材1cに対向する面に形成された第1の窪み7aと、回転軸1の回転に応じて先端が円板状部材2c上を摺動すると共に窪み7aにはまることによりクリック機能を実現する第1の板バネ7bとから構成されている。
【0014】
第2のクリック機構8は、ケース3に対するクリック位置可変軸2の位置を決定するもので、ケース3の先端側内壁に同一円周上に形成された複数の第1の窪み8aと、クリック位置可変軸2の回転に応じて先端が上記内壁上を摺動すると共に窪み8aに断続的にはまることによりクリック機能を実現する第2の板バネ8bとから構成されている。板バネ7b,8bの先端部は、それぞれ窪み7a,8aにはまり易く、脱出可能なように、例えば半球状に形成されている。
なお、第1の板バネ7bが第1の窪み7aから脱出するのに要する力は、第2の板バネ8bが第2の窪み8aから脱出するのに要する力よりも小さく設定されている。
【0015】
次に、このように構成された可変抵抗器の動作について説明する。
最初に、クリック位置可変軸2を回転させて、記憶すべきクリック位置を設定する場合について説明する。
第1の板バネ7bが第1の窪み7aにはまっていない場合には、先ず、回転軸1をクリック位置まで回転させる。
【0016】
第1の板バネ7bが第1の窪み7aにはまったら、クリック位置可変軸2を回転させる。このとき、回転軸1はクリック位置にあるため、クリック位置可変軸2と一緒に同一方向に回転する。このため、回転軸1に設けられたブラシ5は、抵抗体4上を摺動することによって、可変抵抗器の抵抗値を変化させることができる。オペレータは、この操作によって、例えばリハーサル時にハウリングポイントや基準レベル位置にクリック位置可変軸2を合わせ込むことができる。
【0017】
クリック位置可変軸2の位置が決定されたら、以後は、回転軸1のみを回転させれば良い。回転軸1は、設定されたポイントでクリックするので、オペレータは限界値や基準レベル位置を容易に知ることができる。
【0018】
図3は、上述した可変抵抗器におけるクリック機構の動作を説明するための図である。
第1の板バネ7bが同図(a)の位置から同図(b)の位置に摺動するとき、即ち第1の板バネ7bが右方向へ摺動するときには、図4(a)に示すような作動力Fを第1の板バネ7bに加えなければならない。第1の板バネ7bを摺動させるのに要する力は、第1の窪み7aの始まる位置から徐々に減少し、第1の窪み7aの最も深い位置x′で最小となり、その後増大し、第1の窪み7aの終わる位置で急峻に通常の大きさに戻る。逆に、第1の板バネ7bが左方向へ摺動するときには、図4(b)に示すような作動力Fを第1の板バネ7bに加えなければならない。このため、第1の板バネ7bを摺動させ、第1の板バネ7bの先端部が第1の窪み7aにはまる位置での作動力とクリック脱出力との差から、感触が変わるので、第1の窪み7aの位置x′を知ることができる。
【0019】
この実施例では、例えば第2の板バネ8bの弾性定数を、第1の板バネ7bの弾性定数より大きくしたり、あるいは第2の板バネ8bの縮みを、第1の板バネ7bの縮みより大きくすることにより、第1の板バネ7bの第1の窪み7aからの脱出に要する力を第2の板バネ8bの第2の窪み8aからの脱出に要する力よりも小さく設定しているので、回転軸1の回転によるクリック動作よって、クリック位置可変軸2が移動するのを防止することができる。
【0020】
以上、この実施例によれば、ミキサの音量コントロール用として使用する場合、リハーサル時に求められた限界値であるハウリングポイントを記憶させたり、あるいは最適値である基準レベル位置を記憶させることができ、これらを演奏本番において知ることができる。
【0021】
図5は、第2の実施例における可変抵抗器の構造を示す断面図である。
この実施例は、先の実施例における抵抗体4とブラシ5との配置、第1の窪み7aと第1の板バネ7bとの配置、及び第2の窪み8aと第2の板バネ8bとの配置をそれぞれ交換したものである。即ち、抵抗体4とブラシ5との配置、第1の窪み7aと第1の板バネ7bとの配置、及び第2の窪み8aと第2の板バネ8bとの配置のうちの少なくとも1つを交換しても、同様の効果を得ることができる。
【0022】
図6は、第3の実施例における可変抵抗器の構造を示す断面図である。
この実施例は、第1の実施例における第2の窪み8aと第2の板バネ8bとの配置のみを交換したものである。また、図7に示すように、第1及び第2の窪み7a,8aをクリック位置可変軸32の円板状部材32cの縁部に形成することもできる。
【0023】
図8は、第5の実施例における可変抵抗器の構造を示す断面図である。
この実施例は、先の実施例における回転軸41とクリック位置可変軸42の位置を入れ替えたものである。
【0024】
図9は、上述した可変抵抗器をスライド装置に適用した一例を示す図である。
このスライド装置は、直線方向に移動自在に設けられたスライド部材51と、直線方向の動きを上述した可変抵抗器の回転軸41に回転方向の動きとして伝達するワイヤ(伝達手段)52とから構成されている。スライド部材51は、ガイド53に保持されている。ワイヤ52は、スライド部材51と連結され、リール54と回転軸41とに係合されている。なお、回転軸41の側壁には、ワイヤ52のスリップを防止する溝切り44を設けると良い。
【0025】
なお、上述した実施例では、クリック機構に板バネを使用した例について説明したが、図10に示すように、クリック機構に剛球61と、これを一端で支持する蔓巻きバネ62とを使用した場合についても適用可能であることは言うまでもない。
【0026】
【発明の効果】
以上述べたように、この発明によれば、クリック位置可変軸及び回転軸の一方及び他方にそれぞれ設けられた弾性体と位置決め用の窪みとでクリック機構が構成され、且つクリック位置可変軸が保持手段に対して位置調整可能となっているので、クリック位置可変軸を保持手段に対して任意の位置に位置決めすることにより、回転軸のクリック位置を任意の位置に設定及び可変することができる。このため、機器への組み込み後であっても、クリック位置及びその位置での抵抗値を簡単に設定・変更・調整することができる。
【0027】
また、この発明によれば、クリック機構を第1及び第2のクリック機構で構成し、クリック位置可変軸の保持手段に対する位置決めは第2のクリック機構で行い、回転軸のクリック位置可変軸に対する位置決めは第1のクリック機構で行うことができる。この場合、第1のクリック機構のクリック力が第2のクリック機構のクリック力よりも小さく設定されていると、クリック位置可変軸の位置調整後、回転軸を回転させた場合でも、クリック位置可変軸が回転することがなく、正確に設定位置に記憶することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例に係る可変抵抗器の構造を示す斜視図である。
【図2】 同実施例における可変抵抗器の構造を示す断面図である。
【図3】 同抵抗器におけるクリック機構の動作を説明するための図である。
【図4】 同抵抗器におけるクリック位置の近傍の作動力変化を示す図である。
【図5】 第2の実施例における可変抵抗器の構造を示す断面図である。
【図6】 第3の実施例における可変抵抗器の構造を示す断面図である。
【図7】 第4の実施例における可変抵抗器の構造を示す断面図である。
【図8】 第5の実施例における可変抵抗器の構造を示す断面図である。
【図9】 同抵抗器をスライド装置に適用した一例を示す図である。
【図10】 同抵抗器における他のクリック機構の構造を示す図である。
【図11】 従来の可変抵抗器の構造の一例を示す断面図である。
【符号の説明】
1,11,21,31,41,71…回転軸、1c,2c,32c,73…円板状部材、2,12,22,32,42…クリック位置可変軸、3,13,23,33,43…ケース、3a…絶縁部材、4,74…抵抗体、5,75…ブラシ、6…リード、7a,8a,77…窪み、7b,8b,76…板バネ、44…溝切り、51…スライド部材、52…ワイヤ、53…ガイド、54…リール、61…剛球、62…蔓巻きバネ、72…軸受け。
Claims (3)
- 回転軸と、
この回転軸を回転自在に保持する保持手段と、
この保持手段及び前記回転軸の一方に固定された抵抗体と、
前記保持手段に対する前記回転軸の回転に応じて前記抵抗体上を摺動する摺動接点と、
前記回転軸を前記保持手段に対して所定の回転位置に位置決めするクリック機構とを備え、
前記抵抗体に対する前記摺動接点の位置に応じて抵抗値が変化する可変抵抗器において、
前記回転軸と同軸配置されると共に前記回転軸に対して回転自在に設けられ、且つ前記保持手段に対して位置調整が可能なクリック位置可変軸を備え、
前記クリック機構は、前記回転軸及び前記クリック位置可変軸の一方に設けられた位置決め用の窪みと、前記回転軸及び前記クリック位置可変軸の他方に設けられた前記窪みにはまる弾性体とからなるものであり、
前記可変抵抗器は、さらに、直線方向に移動自在に設けられたスライド部材と、
このスライド部材の直線方向の動きを前記回転軸に回転方向の動きとして伝達する伝達手段とを備えた
ことを特徴とする可変抵抗器。 - 回転軸と、
この回転軸を回転自在に保持する保持手段と、
この保持手段及び前記回転軸の一方に固定された抵抗体と、
前記保持手段に対する前記回転軸の回転に応じて前記抵抗体上を摺動する摺動接点と、
前記回転軸を前記保持手段に対して所定の回転位置に位置決めするクリック機構とを備え、
前記抵抗体に対する前記摺動接点の位置に応じて抵抗値が変化する可変抵抗器において、
前記回転軸と同軸配置されると共に前記回転軸に対して回転自在に設けられ、且つ前記保持手段に対して位置調整が可能なクリック位置可変軸を備え、
前記クリック機構は、第1のクリック機構と第2のクリック機構とからなり、
前記第1のクリック機構は、前記回転軸及び前記クリック位置可変軸の一方に設けられた位置決め用の第1の窪みと、前記回転軸及び前記クリック位置可変軸の他方に設けられた前記第1の窪みにはまる第1の弾性体とを備え、
前記第2のクリック機構は、前記保持手段及び前記クリック位置可変軸の一方に設けられた複数の位置決め用の第2の窪みと、前記保持手段及び前記クリック位置可変軸の他方に設けられた前記第2の窪みにはまる第2の弾性体とを備え、
前記第1の弾性体の前記第1の窪みからの脱出に要する力が前記第2の弾性体の前記第2の窪みからの脱出に要する力よりも小さく設定されている
ことを特徴とする可変抵抗器。 - 直線方向に移動自在に設けられたスライド部材と、
このスライド部材の直線方向の動きを前記回転軸に回転方向の動きとして伝達する伝達手段と
を更に備えたことを特徴とする請求項2記載の可変抵抗器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11099996A JP3671514B2 (ja) | 1996-05-01 | 1996-05-01 | 可変抵抗器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11099996A JP3671514B2 (ja) | 1996-05-01 | 1996-05-01 | 可変抵抗器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH09298102A JPH09298102A (ja) | 1997-11-18 |
JP3671514B2 true JP3671514B2 (ja) | 2005-07-13 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP11099996A Expired - Fee Related JP3671514B2 (ja) | 1996-05-01 | 1996-05-01 | 可変抵抗器 |
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JP (1) | JP3671514B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
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JP7360932B2 (ja) * | 2019-12-25 | 2023-10-13 | 東京コスモス電機株式会社 | 可変抵抗装置 |
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1996
- 1996-05-01 JP JP11099996A patent/JP3671514B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH09298102A (ja) | 1997-11-18 |
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