JP3671395B2 - 装身具 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は装身具に関し、詳しくは中心となる宝石等を、多くの用途に利用することができる装身具に関する。
【0002】
【従来の技術】
装身具において、例えば、一つのネックチェーンにさまざまな種類の宝石や貴金属製のペンダントを付け替えて利用したり、逆に一つのペンダントに対してネックチェーンを交換するようなことは従来から行われているし、そのような用途に見合った着脱手段を備えた宝石や記金属類も用意されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このような従来の付け替え可能な装身具は、前記したような限定された関係であって、特定の宝石類を、複数の装身具に付け替えて利用することができる技術は未だに開発されていない。その原因の一つは、着脱手段は交換が容易なものとする必要があり、一方、貴重な宝石類は脱落しないように確実に保持させる必要があり、この両者が矛盾した要求となっている点にあるものと考えられる。この問題が解消されれば、気に入った宝石類などのアクセサリをさまざまな種類の装身具に取り付けて利用することができ、活用することができるものとなる。
本発明はこのような点に着目し、特定の宝石類などを、複数の種類の装身具に付け替えて利用することができる技術を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記の課題は本発明によれば、装飾面を備えるメインアクセサリと、人体に直接着けるサブアクセサリと、からなり、前記メインアクセサリはチェーンを挿通して取り付ける取付孔を備え、前記メインアクセサリ及びサブアクセサリには、両アクセサリを相互に着脱可能な取付手段をそれぞれ備え、上記取付手段は、サブアクセサリに備える板状のバネを固設したT字状のガイドレールに、メインアクセサリに備えるT字状の取付溝を挿入するとともに、前記板状のバネで両者を押圧保持するものであり、かつ、バネ端部寄りに設けた凹又は凸部と、取付溝内面に設けた凸又は凹部との凹凸関係で係止して前記保持状態を維持し、バネ端部を押圧することによって前記係止状態を解除して取り外すようにするものとすることで解決することができる。
【0005】
【発明の実施の形態】
本発明は、装身具の主たる部分となり、所望の装飾を施し、取付手段を備えたメインアクセサリを中心とし、一方、このメインアクセサリの取付手段に対応した取付手段を備えた装身具をサブアクセサリとして、双方を各種用意しておき、必要に応じて着脱するようにしたものである。
【0006】
メインアクセサリにはチェーンを挿通することができるチェーン取付孔を形成しておく。このようにすることで、ネックチェーンをはじめとするさまざまな用途のチェーンにメインアクセサリを取り付けて利用することができる。
【0007】
メインアクセサリにはチェーン以外のサブアクセサリ、例えばリングに取り付けることができる取付手段を設ける。サブアクセサリ側にも、この取付手段に対応する取付手段を設けておく。サブアクセサリ側の取付手段はガイドレールとバネとからなり、メインアクセサリ側の取付手段はこのガイドレールに適度の嵌合度で挿通し得る溝と、バネに押圧されて取付状態を保持できる内面とを備えるようにする。さらに、保持状態を確実なものとするために、バネと内面との間に、凹凸関係による係止機構を設けて、取付時にはこの係止機構によって保持状態を確実なものとするとともに、取り外したいときにはバネを指先で押すことで比較的容易に取り外せるようにする。
【0008】
このような取付手段を備えるメイン、サブの両アクセサリを単数、あるいは複数所有することで、手持ちの貴重なアクセサリを活用し、変化に富んだ使い方ができるようになる。
【0009】
【実施例】
図1は本発明の基本的な構造を示す外観の斜視図であり、1は組み合わせの基礎となるメインアクセサリであって本実施例ではペンダントとした。2は本実施例のサブアクセサリとしてのリング、3はリング2に固設したバネである。メインアクセサリ1は例えばK18等の貴金属で中空、肉厚のかまぼこ状に形成し、一方の端面からT字状の取付溝1aを逆の端面の近くまで掘り込む。他方の端面は閉鎖した状態である。メインアクセサリ1は上面1bを中心に例えば宝石等によりさまざまな装飾を施してデザインされる。側面はネックチェーンを通すために大きめの取付孔1cを両側面に貫通させて形成する。前記T字状の取付溝1aのT字の縦画に相当する溝を1a、T字の横画に相当する溝を1aとする。従って、溝1aの下端は底面に開口していることになる。図1には示されていないが取付溝1aの開口端寄りに天面内面から下方に向けて突出部1eが突出形成されており、これにより後述のバネを係止する。
【0010】
サブアクセサリとしてのリング2は例えばK18等の貴金属で所望のデザインに形成し、上面に前記メインアクセサリ1を取り付ける取付手段として突条片、例えばI字状のガイドレール2aを設ける。メインアクセサリ1を取り付けた場合、その上面とリング2の上面との段差を減少させてデザイン上の違和感をなくすため、ガイドレール2aはリング2の面よりやや下げた面に形成する。
【0011】
バネ3は横向きのU字状に屈曲させた板バネであって、図で上下方向に向けた付勢力を有するものである。バネ3の下辺3aは、前記のガイドレール2aの横画部の上面に、矢印B方向に、溶接、接着などの方法で固着する。この結果ガイドレールは断面T字状となり、同ガイドレールに固着された板状のバネ3の両側面とリング2の上面との間に溝2bが形成される。尚リング2の材料によっては一体に形成してもよい。バネ3の、リング2のガイドレール2aの上面に固定された辺3aと逆の自由端には、メインアクセサリを取り外す際に押す、小さな押圧部3pが膨出して延設される。3eは押圧部3pに近い位置に設けた孔で、メインアクセサリ1の前記の突出部1eを係入させるためのものである。従って孔でなく、凹部としてもよい。
【0012】
図2に、バネ3が固定されたリング2にメインアクセサリ1を取り付けて装着する状態を断面図として図示した。図1の矢印A方向、図2の矢印C方向にメインアクセサリ1をバネ3の折り曲げ部側からリング2の取付部であるガイドレール2aに挿入し取り付ける。メインアクセサリ1の取付溝1aをリング2のガイドレール2aに挿し込む。ガイドレール2aのT字状の縦画2aがメインアクセサリ1のT字状の取付溝1aの縦画1aに挿し込まれ、ガイドレール2aに固着されたバネ3の下辺3a及びバネ3がメインアクセサリ1のT字状の取付溝1aの横画1aに挿入され、メインアクセサリ1の側面は溝2bに入り込む。メインアクセサリ1の天面内面はバネ3で押圧され、取付状態が保持される。なお、両者はこの状態でもある程度の保持力で相互に保持されるように、メインアクセサリ1の中空部分の形状寸法とリング2の取付部の寸法を設定しておく。
【0013】
図2で理解されるように、挿入はガイドレール2aの端部2aが、取付溝1aの奥行き方向の最奥部1aに達するまで行われるが、この状態に達するとメインアクセサリ1の突出部1eがバネ3の孔3eに入り込むようになっており、バネ3の付勢力により係止状態が確実に維持される。
【0014】
メインアクセサリ1を取り外すにはメインアクセサリ1の取付溝1aの入口部分から外部へ臨出している押圧部3pをバネ3の付勢力に抗して下方へ押す。突出部1eが孔3eから脱出し、係止状態が解除され、メインアクセサリ1を矢印C方向とは逆の方向へ引き出すことによって取り外すことができる。
【0015】
メインアクセサリ1は、単独ではペンダントとして利用することができるようになっている。側面の取付孔1cにネックチェーン(図示せず)などのチェーンを通すことによって、ペンダントとして利用できるようになる。
【0016】
図3はメインアクセサリの別のデザインの例である。図3のメインアクセサリ11は端部に小型の連結環を設け、パール11aを連結したものである。このようなメインアクセサリ11をペンダントとして単独に用いても、あるいは前記のリング2に装着してリングとしても活用することができる。また、図3のものにおいて、パール11aのかわりに、図示しないが、所有者のイニシアルを示す英文字のアクセサリなどを取り付けても、別の効果を得ることができる。
【0017】
また、特に図示しないが、メインアクセサリは他の種類の装身具に取り付けるようにしてもよい。例えば、ブローチ、ブレスレット、ネクタイ止め、などさまざまな装身具に前記リング2に設けたような取付手段を設けておくことによって、高価なメインアクセサリの活用度が広がるものとなる。
【0018】
なお、上記の実施例では、係止手段として、メインアクセサリ1側に突出部1eを、バネ3側に孔3eを設けるようにしたが、この関係は逆に、メインアクセサリ1側に凹部を、バネ3側に突起を設けるようにしてもよい。
【0019】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、装身具の主たる部分となり、所望の装飾を施し、取付手段を備えたメインアクセサリを中心とし、一方、このメインアクセサリの取付手段に対応した取付手段を備えた装身具をサブアクセサリとして、双方を各種用意しておき、必要に応じて着脱するようにしたので、高価な宝石等のアクセサリの利用度を向上させることができる効果がある。
【0020】
メインアクセサリにはチェーンを挿通することができるチェーン取付孔を形成したので、ネックチェーンをはじめとするさまざまな用途のチェーンにメインアクセサリを取り付けて利用することができる。また、メインアクセサリにはチェーン以外のサブアクセサリ、例えばリングに取り付けることができる取付手段を設け、サブアクセサリ側にも、この取付手段に対応する取付手段を設けるようにしたので、両者をそれぞれ複数用意しておけば、実に多様な組み合わせを楽しめるものとなる効果がある。
【0021】
取付手段は、サブアクセサリ側はガイドレールとバネ、メインアクセサリ側はこのガイドレールに適度の嵌合度で挿通し得る取付溝と、バネに押圧されて取付状態を保持できる内面とを備えるだけなので、構成が簡単であり、コストは低廉ですみ、アクセサリの価格を大幅に押し上げるようなことがない。
【0022】
さらに、保持状態を確実なものとするために、バネと内面との間に凹凸関係による係止機構を設けて、取付時にはこの係止機構によって保持状態を確実とし、不慮の脱落等が発生しないものとするとともに、取り外したいときにはバネを指先で押すことで容易に取り外せるようにしたので、組み合わせを変える場合、所有者が自分で簡単に行うことができ、しかもその着脱の感覚はスムーズで快適である。
【0023】
このように本発明によれば、メイン、サブの両アクセサリを単数、あるいは複数所有することで、手持ちの貴重なアクセサリを活用し、変化に富んだ使い方ができるようになる大きな効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の装身具の構成を説明する斜視図である。
【図2】 本発明の装身具の組み付け状態を説明する断面図である。
【図3】 本発明の装身具の別の例の正面図である。
【符号の説明】
1 メインアクセサリ
1a 取付溝
1b 上面(装飾面)
1c 取付孔
1e 突出部
2 リング(サブアクセサリ)
2a ガイドレール
3 バネ
3e 孔
3p 押圧部

Claims (1)

  1. 装飾面を備えるメインアクセサリと、
    人体に直接着けるサブアクセサリと、からなり、
    前記メインアクセサリはチェーンを挿通して取り付ける取付孔を備え、
    前記メインアクセサリ及びサブアクセサリには、両アクセサリを相互に着脱可能な取付手段をそれぞれ備え
    上記取付手段は、サブアクセサリに備える板状のバネを固設したT字状のガイドレールに、メインアクセサリに備えるT字状の取付溝を挿入するとともに、前記板状のバネで両者を押圧保持するものであり、かつ、バネ端部寄りに設けた凹又は凸部と、取付溝内面に設けた凸又は凹部との凹凸関係で係止して前記保持状態を維持し、バネ端部を押圧することによって前記係止状態を解除して取り外すようにするものであることを特徴とする装身具。
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