JP3671030B2 - 加熱調理装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、マグネトロンとヒータとを備えた加熱調理装置に関し、特に、加熱室の底面にヒータを配置することができないタイプの加熱調理装置に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】
従来の加熱調理装置には、オーブン電子レンジのように、加熱手段として、マグネトロンとヒータとを備えるものがあった。このような加熱調理装置では、マグネトロンと加熱室が、導波管で接続される。そして、マグネトロンの発振したマイクロ波は、導波管を介して、加熱室に供給される。加熱室の、導波管との接続部は、導波管内に埃や食品の汁等が入り込まないように、誘電損失の低い板体によって覆われる。また、このような加熱調理装置では、ヒータは、加熱室の上に取付けられる。
【0003】
なお、従来の加熱調理装置の中には、より強力にヒータ加熱を行なうために、加熱室の上下にヒータを備えるものがあった。
【0004】
また、従来の加熱調理装置の中には、加熱室を、その底面で、導波管と接続させるものがあった。マグネトロンの発振するマイクロ波を、加熱室内に、均一に供給するためである。
【0005】
しかしながら、従来の加熱調理装置において、加熱室内に均一にマイクロ波を供給し、かつ、強力にヒータ加熱を行なおうとすると、問題が生じた。上記したように、加熱室内に均一にマイクロ波を供給しようとする場合、導波管は、加熱室の底面に接続される。つまり、加熱室の下方に、導波管が備えられている。そして、ここで、加熱室の下方に、さらにヒータを備えることは、熱効率等の理由により、難しいからである。
【0006】
そこで、導波管が加熱室の底面に接続され、加熱室に、その底面から、マイクロ波が供給される場合、加熱室の背面全体から、強力にヒータ加熱を行なうことが提案された。このような加熱調理装置を、図7を参照しつつ、説明する。図7は、従来の加熱調理装置の本体枠部分の背面図である。
【0007】
本体枠100の内部には、加熱室が設けられている。また、本体枠100は、該加熱室の後面を構成する背面101を備える。背面101には、その上下左右の全体にわたって、加熱室を後方から加熱するためのヒータ102が備えられている。また、背面101には、ヒータ102の放射する熱を効率良く加熱室に導くための、ファン103が設けられている。
【0008】
しかしながら、このような例では、加熱室内で、背面付近が、一時的にでも、加熱調理に必要とされる温度を越える高温となることが避けられない。加熱室の背面付近において、加熱室全体を加熱するために必要な熱を一気に発生させるからである。そして、このことから、以下のような問題が生じる。
【0009】
上記したように、加熱室の、導波管との接続部分は、誘電損失の低い板体(以下、低誘電板、と省略する)によって覆われる。なお、当該低誘電板が、加熱室の底面を構成する場合には、汁等が加熱室外に漏れないように、低誘電板の周囲がシリコン等でシールされる。そして、このような、シリコン等のシール用材は、熱に弱いという性質を有する。したがって、上記のように、加熱室の背面付近が、加熱調理に必要とされるとされる温度を越える高温となると、背面付近に位置するシール用材が硬化し、シール性能を失う、という問題が生じる。
【0010】
つまり、以上説明したように、従来の加熱調理装置では、加熱室内に均一にマイクロ波を供給した上で、強力にヒータ加熱を行なおうとすることは、困難であった。
【0011】
本発明は、かかる実情に鑑み考え出されたものであり、その目的は、加熱室内に均一にマイクロ波を供給し、かつ、強力にヒータ加熱を実行できる加熱調理装置を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の本発明にかかる加熱調理装置は、本体枠の内部に設けられ、食品を収容すると共に、中央に複数の排気孔と下部に複数の吸気孔とを形成した後面を有する加熱室と、食品を載置するために前記加熱室底部に備えられ、周囲をシリコン等のシール用材によりシールされると共に、誘電損失の少ない材料から構成される底板と、前記加熱室内に視野を有し、前記食品温度を検出する赤外線センサと、マイクロ波を発振するマグネトロンと、一端を前記マグネトロンと接続し、他端を前記本体枠の底面であって、前記加熱室の下方に接続された導波管と、前記加熱室下方に備えられ、前記導波管を介してきた前記マグネトロンのマイクロ波を拡散し、前記底板を介して前記加熱室内に供給する回転アンテナと、前記加熱室の上方に備えられ、主に前記加熱室の上部を加熱する上ヒータと、熱を放射して付近の空気を加熱する下ヒータと、該下ヒータで加熱した空気を前記加熱室内に送るファンと、前記加熱室の後方に取付けられ、前記下ヒータと前記下ヒータの上方に備えた前記ファンとを収納したヒータユニットと、前記マグネトロンや前記上ヒータ及び前記下ヒータ等の動作を制御する制御回路とを備え、前記制御回路はヒータ加熱時に前記上ヒータ及び前記下ヒータを動作させ、また前記ヒータユニットは、前記ファンを回転することで前記下ヒータで加熱された空気を前記加熱室後面の吸気孔から前記加熱室下部に送って主に前記加熱室内部の下部を加熱し、また前記下ヒータはケース部材と該ケース部材内に収納した発熱体とからなる管ヒータで構成され、さらに下ヒータは前記シール用材が硬化することを回避できる出力とすることを特徴とする。
【0013】
請求項1に記載の発明によると、マグネトロンの発振するマイクロ波は、加熱室内に供給される。また、ヒータ加熱に関しては、第1のヒータにより、加熱室の上部を加熱でき、第2のヒータにより、加熱室の下部を加熱できる。なお、第2のヒータは、加熱室の後方に取付けられる。
【0014】
これにより、ヒータ加熱に関しては、加熱室の上部および下部を、それぞれ効率良く、また、加熱室の一部分が加熱調理に必要とされる温度を越える高温に達することを回避しつつ、加熱できる。第2のヒータを、加熱室の下方に設ける必要が無く、また、従来のように加熱室背面にのみヒータを設け、加熱室全体を加熱室の後方のみから加熱する、という必要が無いからである。したがって、加熱室と導波管の接続部分にシール用材が存在する場合でも、該シール用材を硬化させることを回避できる。さらに、マグネトロンによる加熱に関しては、加熱室に、その底面から、加熱室内に均一に、マイクロ波を供給できる。つまり、加熱調理装置において、加熱室内に均一にマイクロ波を供給し、かつ、強力にヒータ加熱を実行できる。
【0015】
また、前記ヒータユニットは、前記本体枠上であって、前記加熱室後方に備えられ、また前記加熱室の後面には、少なくともその下部に形成した複数の吸気孔と、中央部に形成した複数の排気孔とを備え、前記ヒータユニットは、前記ファンを回転することで、前記下ヒータで加熱した空気を前記加熱室後面の吸気孔から前記加熱室下部に送ることを特徴とする。
【0016】
よって、請求項1に記載の発明による作用に加えて、下ヒータの放射する熱が、効率良く、加熱室に送られる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の一実施の形態である、オーブン調理の可能な電子レンジについて、図面を参照しつつ説明する。図1は、電子レンジの斜視図である。
【0018】
図1を参照して、電子レンジ1は、主に、本体2と、ドア3とからなる。本体2は、その外郭を、外装部4に覆われている。また、本体2の前面には、ユーザが、電子レンジ1に各種の情報を入力するための操作パネル6が備えられている。なお、本体2は、複数の脚8に支持されている。
【0019】
ドア3は、下端を軸として、開閉可能に構成されている。ドア3の上部には、
把手3aが備えられている。図2に、ドア3が開状態とされたときの電子レンジ1を前方より見た、電子レンジ1の正面図を示す。
【0020】
本体2の内部には、本体枠(後述する本体枠5)が備えられている。本体枠5の内部には、加熱室10が設けられ、また、本体枠5の前面には、前板50が備えられている。加熱室10の右側面上部には、孔10aが形成されている。孔10aには、加熱室10の外側から、検出経路部材40が接続されている。加熱室10の底部には、底板9が備えられている。底板9は、耐熱性および強度が高く、かつ、誘電損失の少ない材料により構成されることが好ましい。
【0021】
底板9上には、食品が載置される。そして、底板9の周囲は、食品の汁等が底板9より下にこぼれないように、シリコン99により、シールされている。
【0022】
加熱室10の右側面には、ガイド10b,10cが形成され、左側面には、ガイド10d,10eが形成されている。ガイド10b,10c,10d,10eは、加熱室10内の上段または下段で、加熱皿(図示略)を支持するために形成されている。詳しくは、加熱皿は、その右端をガイド10bに、その左端をガイド10dに、それぞれ支持されることにより、加熱室10内の上段にセットされる。また、加熱皿は、その右端をガイド10cに、その左端をガイド10eに、それぞれ支持されることにより、加熱室10内の下段にセットされる。なお、ガイド10b,10c,10d,10eは、それぞれ、加熱室10の外側から、本体枠5の中の、加熱室10側面の対応する部分を座押しされることにより、形成される。また、ここで言う加熱皿とは、一般の電子レンジにおいてオーブン調理時に使用される加熱皿である。
【0023】
図3は、電子レンジ1の、外装部4を取外した状態での、正面図である。前板50には、加熱室10を開放するための開口51と、操作パネル6を嵌込むための孔52が形成されている。また、本体枠5には、加熱室10の右下側方にあるマグネトロン12等、種々の部品が取付けられている。これらの部品の構造を説明するために、図4に、電子レンジ1の、図3の状態からさらに前板50を取外した状態での正面図を示す。また、図5に、本体枠5の右側面図を、図6に、本体枠5の左側面図を示す。
【0024】
図3〜図6を参照して、マグネトロン12は、マグネトロンアンテナ12aを備えている。マグネトロン12は、導波管19の一端に接続されている。マグネトロンアンテナ12aは、導波管19の内部に位置している。また、導波管19の他端は、本体枠5の底面であって、加熱室10の下方に、接続されている。
【0025】
また、加熱室10の下方には、回転アンテナ15が備えられている。回転アンテナ15の下方であって、導波管19の下方には、モータ17が備えられている。モータ17と回転アンテナ15は、導波管19を貫通している軸16によって接続されている。モータ17が駆動することにより、軸16によって動力が伝えられ、回転アンテナ15は、回転する。そして、電子レンジ1では、マグネトロン12の発振するマイクロ波は、導波管19を介し、回転アンテナ15により拡散されるように、加熱室10内に供給される。
【0026】
加熱室10の孔10aには、上記したように、検出経路40の一端が接続されている。また、検出経路40の他端には、赤外線センサ7が取付けられている。赤外線センサ7は、加熱室10内に、視野を有する。これにより、赤外線センサ7は、検出経路40を介して、加熱室10内の食品の温度を検出することができる。なお、検出経路40の側面には、食品の発する蒸気で赤外線センサ7のレンズ部分が曇らないように、複数の小孔が形成されている。
【0027】
本体枠5上であって、加熱室10の上方には、上ヒータ13が備えられている。上ヒータ13は、線状のヒータを平面上に這わせ、上下から板状の石綿等で覆うことにより構成される。上ヒータ13には、ヒータカバー13aが被せられている。
【0028】
本体枠5上であって、加熱室10の後方には、ヒータユニット140が備えられている。ヒータユニット140の下部には、下ヒータ14が収納されている。また、ヒータユニット140内であって、下ヒータ14の上方には、ファン14aが備えられている。
【0029】
加熱室10の後面の下部には、複数の吸気孔41が形成されている。また、加熱室10の後面の、吸気孔41の上方には、左側に複数の吸気孔42が、中央に複数の排気孔43が、そして、右側に複数の吸気孔44が形成されている。吸気孔41,42,44および排気孔43は、いずれも、直径3〜5mm程度の小孔である。
【0030】
下ヒータ14が放熱することによって、下ヒータ14付近の空気は、加熱される。そして、該加熱された空気は、ファン14aが回転することにより、吸気孔41,42,44を介して、加熱室10内の下部に送られる。なお、ファン14aには、排気孔43を介して、空気が送られる。
【0031】
加熱室10の後面には、複数の凸部45が形成されている。凸部45は、本体枠5を座押しされることにより、形成される。凸部45が、吸気孔41,42,44および排気孔43と区別して理解されるように、図4では、凸部45を省略している。
【0032】
以上説明した電子レンジ1では、マグネトロン12がマイクロ波を発振することにより、加熱室10内の食品を加熱できる。なお、マグネトロン12の発振するマイクロ波は、底板9を介し、加熱室10の底面から、加熱室10内部に供給される。
【0033】
また、電子レンジ1では、上ヒータ13により、加熱室10の内部の、主に上部が、下ヒータ14により、加熱室10の内部の、主に下部が、加熱される。上ヒータ13の出力は、たとえば900Wとされ、下ヒータ14の出力は、たとえば450Wとされる。このように、加熱室10の上部を主に加熱するヒータと下部を主に加熱するヒータとが設けられるため、電子レンジ1では、下ヒータ14の出力を、450Wに抑えても、加熱室10全体を十分に加熱できる。
【0034】
底板9の周囲をシールするシリコン99等のシール用材は、一般に、250〜270℃を越えると硬化する。そして、電子レンジ1では、下ヒータ14の出力が450W程度に抑えられることにより、シリコン99(特に加熱室10の後方に位置する部分)が硬化することを回避できる。なお、下ヒータ14の放射する熱は、ファン14aにより、効率良く、加熱室10内に導かれる。
【0035】
電子レンジ1では、図示は省略したが、操作パネル6の後方には、電子レンジ1の動作を全体的に制御する制御回路が備えられている。該制御回路は、マイクロコンピュータを含み、マグネトロン12,上ヒータ13,下ヒータ14,ファン14a,モータ17および赤外線センサ7等の各種部品の動作を制御する。
【0036】
該制御回路は、下ヒータ14に対して、「35秒オン,5秒オフ」を繰り返すように、断続的に電力を供給することができる。また、該制御回路は、下ヒータ14に電力を供給する時間(上記した、下ヒータ14をオンする秒数)を調整することにより、下ヒータ14の、単位時間当たりに放射する熱量を、制御することができる。
【0037】
上記したように、電子レンジ1では、加熱室10内において、加熱皿を、上段または下段にセットできる。つまり、加熱室10内において、食品の高さ方向の位置を規定できる。そして、さらに、食品の高さ方向の位置に合わせて、下ヒータ14の放射する熱量を調整できる。
【0038】
具体的に説明すると、ユーザは、操作パネル6に、ヒータ加熱時に、加熱皿のセット位置(上段または下段)を入力できる。そして、上記の制御回路は、操作パネル6において、加熱皿のセット位置として、上段が入力された場合には、下段が入力された場合よりも、下ヒータ14の放射する熱量を低くするように、下ヒータ14への電力の供給量を制御する。これにより、より効率良く、ヒータ加熱を行なうことができる。
【0039】
また、電子レンジ1では、下ヒータ14は、図4〜図6から理解されるように、円筒形状を有している(図3では、下ヒータ14を省略している)。詳しくは、下ヒータ14は、円筒状のケース部材と、その中にらせん状に巻かれて(つまり、コイル状で)収納された、線状の発熱体とから構成される、いわゆる管ヒータである。
【0040】
下ヒータ14を、らせん状に巻いた発熱体をケース部材に収納して構成することにより、ケース部材に該ケース部材の長手方向に伸びる線状の発熱体を収納させて構成する場合よりも、下ヒータ14の、単位長さ当たりの発熱量を大きくしつつ、破損の危険性を抑えることができる。発熱体は、一般に、単位当たりの発熱量が大きくされるほど、破損の危険性が大きくなるからである。そして、発熱体を、らせん状に巻いて収納すれば、直線状のまま収納するよりも、単位長さ当たりのケース部材内に収納できる発熱体を長くできるからである。電子レンジ1では、発熱体は、たとえば、ニクロム線等の金属線から構成される。また、ケース部材は、セラミックや石英から構成される。
【0041】
以上説明した本実施の形態では、上ヒータ13により、第1のヒータが構成され、下ヒータ14により、第2のヒータが構成されている。また、ガイド10b〜10eにより、高さ規定手段が構成されている。そして、操作パネル6の後方に備えられた制御回路により、熱量調整手段が構成されている。
【0042】
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態である電子レンジの斜視図である。
【図2】 図1の電子レンジの正面図である。
【図3】 図1の電子レンジの本体枠部分の正面図である。
【図4】 図3の状態から前板を外した状態にある電子レンジの正面図である。
【図5】 図1の電子レンジの本体枠部分の右側面図である。
【図6】 図1の電子レンジの本体枠部分の左側面図である。
【図7】 従来の加熱調理装置の、本体枠部分の背面図である。
【符号の説明】
1 電子レンジ、5 本体枠、6 操作パネル、10 加熱室、10b〜10e ガイド、12 マグネトロン、13 上ヒータ、14 下ヒータ、14a ファン、15 回転アンテナ、19 導波管。
Claims (1)
- 本体枠の内部に設けられ、食品を収容すると共に、中央に複数の排気孔と下部に複数の吸気孔とを形成した後面を有する加熱室と、食品を載置するために前記加熱室底部に備えられ、周囲をシリコン等のシール用材によりシールされると共に、誘電損失の少ない材料から構成される底板と、前記加熱室内に視野を有し、前記食品温度を検出する赤外線センサと、マイクロ波を発振するマグネトロンと、一端を前記マグネトロンと接続し、他端を前記本体枠の底面であって、前記加熱室の下方に接続された導波管と、前記加熱室下方に備えられ、前記導波管を介してきた前記マグネトロンのマイクロ波を拡散し、前記底板を介して前記加熱室内に供給する回転アンテナと、前記加熱室の上方に備えられ、主に前記加熱室の上部を加熱する上ヒータと、熱を放射して付近の空気を加熱する下ヒータと、該下ヒータで加熱した空気を前記加熱室内に送るファンと、前記加熱室の後方に取付けられ、前記下ヒータと前記下ヒータの上方に備えた前記ファンとを収納したヒータユニットと、前記マグネトロンや前記上ヒータ及び前記下ヒータ等の動作を制御する制御回路とを備え、前記制御回路はヒータ加熱時に前記上ヒータ及び前記下ヒータを動作させ、また前記ヒータユニットは、前記ファンを回転することで前記下ヒータで加熱された空気を前記加熱室後面の吸気孔から前記加熱室下部に送って主に前記加熱室内部の下部を加熱し、また前記下ヒータはケース部材と該ケース部材内に収納した発熱体とからなる管ヒータで構成され、さらに下ヒータは前記シール用材が硬化することを回避できる出力とすることを特徴とする加熱調理装置。
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