JP3670579B2 - 商品陳列用フック - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、前方に延設された棒フックに商品を掛けて陳列する商品陳列用フックに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の商品陳列用フックは、商品を掛ける棒フックと、この棒フックを横バーなどに取り付ける係止部と、棒フックに掛けられた商品の商品名や金額などが記される標示部とからなる。棒フックは、金属製の丸棒体であり、前端部が斜め上向きに屈曲されている。係止部は、板金を下向き略コ字形に成形してなり、その上部に棒フックの後端部を溶接固定している。標示部は、弾性を有した板状腕部の前端部に、商品の商品名や金額などのカードが差込み取り付けられる標示体を下方に垂下し、後端部に固定部材を有している。標示体は、板状腕部の前端部が棒フックの前端部に当接して棒フックの前端部の前側に覆い被さる。固定部材は、係止部に溶接された棒フックの後端部、あるいは係止部の上部に固定し得る合成樹脂材などからなる掴持形状をなしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の商品陳列用フックは、丸棒体である棒フックが係止部の上面に溶接されている。このため、丸棒体と面との溶接作業に手間がかかるとともに、溶接後の見栄えが損なわれるという問題がある。
【0004】
また、従来の商品陳列用フックは、標示部を固定する固定部材が、係止部に溶接された棒フックの後端部、あるいは係止部の上部に固定する掴持形状である。このため、棒フックの後端部に固定する場合には、棒フックの溶接した部分を掴持するため固定が不安となるという問題がある。また、係止部の上部に固定する場合には、棒フックの後端部を避けて係止部を掴持するために形状が複雑になってコストがかかるという問題がある。
【0005】
また、標示部は、商品の商品名や金額などを明確にするため、標示体をなるべく大きくしたい。ところが、標示体は、棒フックの前端部の前側に覆い被さるものであるため、大型であると商品の上側に大きく覆い被さるので、商品が隠されて見えなくなるという問題が生じる。
【0006】
そこで本発明は、上記課題を解消するために、商品を掛ける棒フックを係止部に容易、且つ、見栄え良く固定する。また、標示部を簡素な構成にて安定して固定するとともに、標示体を大型化しても商品を隠すことがない商品陳列用フックを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明による請求項1に記載の商品陳列用フックは、
商品が掛けられる長手状の棒フック(1)と、合成樹脂材により成形されて、前記棒フック(1)の後端部近傍にモールド被着され、所望の横桟部に係止される係止片(7)を有した係止部(2)と、前記棒フック(1)の上側に沿って固定され、弾性を有した板状腕部(11)の前端部に前記商品にかかる標示が設けられる標示体(12)を下方に垂下した標示部(3)と、前記標示部(3)の前記板状腕部(11)の前端部の下面にて下向きに突設され、その下端が前記棒フック(1)の前端部に当接して前記板状腕部(11)の前端部を上方に持ち上げる支持部(4)とを有している。しかして、前記支持部(4)の下端には、前記棒フック(1)を挿入する凹部(4a)が設けられている。
【0008】
本発明では、前記支持部(4)は、その下端から上方に至り、前記棒フック(1)の前端部側および後端部側に斜め向きに立ち上がるガイド部(4b)を有する構成とすることができる。
【0009】
また、本発明では、前記標示部(3)は、その前記板状腕部(11)の後端部に下向きに屈曲された固定片(14)を有し、該固定片(14)が前記係止部(2)の平坦状の上側に設けた固定溝(9)に挿通され、前記標示体(12)が棒フック(1)の前端部の前側に覆い被さるようにして、前記標示部(3)が固定される構成とすることができる。
【0010】
また、本発明では、前記係止部(2)には、前記棒フック(1)の後端部を一部表出させる切欠き部(10)が設けられ、前記切欠き部(10)にて表出された前記棒フック(1)の部位には、バネ復元力を前記棒フック(1)の長手方向に沿うように前記棒フック(1)の長手方向に摺動可能に嵌挿されたバネ部材(5)の後端部が嵌着された構成とすることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して具体的に説明する。
図1は本発明の商品陳列用フックを示す斜視図、図2は前記商品陳列用フックを示す側断面図、図3は前記商品陳列用フックの使用状態を示す側断面図である。
【0014】
図1および図2に示すように、商品陳列用フックは、棒フック1と、係止部2と、標示部3と、支持部4と、バネ部材5からなる。
【0015】
棒フック1は、長手状に形成された金属製の丸棒体であり、その前端部1aが斜め上向きに屈曲されている。棒フック1の後端部1bの近傍には、プレス加工により潰された偏平部6が設けられている。
【0016】
係止部2は、棒フック1の後端部1bに固定されている。係止部2は、合成樹脂材からなり、棒フック1の後端部1bの近傍にある偏平部6にモールド被着されている。このように、棒フック1は、偏平部6が係止部2に被着されているので、係止部2から外れることがなく、且つ、廻り止めされる。
【0017】
係止部2は、その後側に係止片7を一体に有している。係止片7は、下方に延設された長尺片7aと、長尺片7aの後側にて長尺片7aの上端から所定間隔をおいて下方に延設された短尺片7bとからなる。係止片7は、長尺片7aと短尺片7bとの間で所望の横桟部8を掴持する。長尺片7aは、その後側下端が横桟部8に当接して棒フック1を略水平状態にて支持する。本実施の形態での横桟部8は、例えばネットなどを構成する略水平な複数の線材である。即ち、係止片7は、長尺片7aと短尺片7bとの間で線材の一つを掴持し、長尺片7aの後側下端が下側にある他の線材に当接して棒フック1を略水平状態に支持する。このように、係止部2は、横桟部8に係止され、棒フック1を支持する。
【0018】
なお、横桟部8は、上記線材に限らず、角パイプであってもよい。この場合の係止片7は、図示しないが長尺片7aと短尺片7bとの間で角パイプを掴持し、長尺片7aの後側下端が角パイプの前面に当接して棒フック1を略水平状態に支持することとなる。
【0019】
また、係止部2は、平坦状に形成された上面に、横方向に延在する固定溝9を有している。
【0020】
また、係止部2は、棒フック1の偏平部6を被着する部分と、係止片7を有した部分の間に、棒フック1の後端部1bを一部表出させる下向きの切欠き部10を有している。
【0021】
標示部3は、透明な合成樹脂材などからなる弾性を有した長手状の板状腕部11を有している。板状腕部11の前端部11aには、標示体12が一体に設けられている。標示体12は、板状腕部11の前端部11aから下方に垂下し、且つ、その下端から上方に折り返し状にした二重構造をなしている。標示体12は、二重とされた間に、商品の商品名や金額などの標示が記されたカード13が差込み取り付けられる。標示体12は、標示部3と一体に透明な合成樹脂材からなるので、カード13に記された標示をその前面から見ることができる。
【0022】
板状腕部11の後端部11bには、固定片14が一体に設けられている。固定片14は、板状腕部11の後端部11bから下向きに屈曲されている。この固定片14は、係止部2の平坦状の上面に設けられた固定溝9に挿通して接着される。これにより、標示部3は、板状腕部11が棒フック1上にて、棒フック1に沿って配され、板状腕部11の前端部11aが自由端となって係止部2に固定される。この際、板状腕部11の前端部11aにある標示体12は、棒フック1の前端部1aの前側に覆い被さるように配される。
【0023】
支持部4は、板状腕部11の前端部11aの下面に設けられている。支持部4は、板状腕部11の下面にて下向きに突設されている。この支持部4の下端には、棒フック1を挿入させる凹部4aが設けられている。この凹部4aは、図1では支持部4の下端が切り欠かれて形成されているが、その他、支持部4の下端が一体に凹む構成としてもよい。また、凹部4aの凹み深さは、図2に示すように棒フック1の一部(略上半部)が挿入するように形成する。
【0024】
また、支持部4は、その下端から上方に至り、棒フック1の前端部1a側および後端部1b側に斜め向きに立ち上がるガイド部4bを有している。本実施の形態でのガイド部4bは、支持部4を板体で構成し、この板体を側面視で略U字形あるいは略V字形にしてなる。なお、ガイド部4bは、支持部4を一塊で形成しても得られる。
【0025】
標示部3は、支持部4の下端が棒フック1の前端部に当接することにより、板状腕部11の前端部11aにある標示体12を上方に持ち上げるようにして板状腕部11が撓む。板状腕部11は弾性を有しているので、支持部4の下端が常に棒フック1に当接しようとする。また、支持部4の下端の凹部4aが棒フック1を挿入しているので、支持部4の棒フック1への当接が位置決めされる。
【0026】
バネ部材5は、単位板状体15を山折り部15aと谷折り部15bで交互にして連続したジクザグ形状をなしている。バネ部材5は、合成樹脂材あるいはバネ鋼からなり、山折り部15aおよび谷折り部15bが連なる方向にバネ復元力を有する。山折り部15aには、挿通切欠16が設けられている、挿通切欠16は、バネ部材5を棒フック1に沿って摺動させるように穿設された摺動部16aと、摺動部16に棒フック1を通すための開口部16bからなる。バネ部材5は、挿通切欠16により棒フック1に摺動自在に挿通されて、棒フック1の長手方向にバネ復元力を生じさせる。バネ部材5の前端部には、前方に延設された押出部17がある。また、バネ部材5の後端部には、挟持部18がある。挟持部18は、棒フック1を挟むようにして棒フック1に嵌着される。この挟持部18は、係止部2の切欠き部10に挿通されて切欠き部10に表出する棒フック1の後端部1bに嵌着される。
【0027】
上述の商品陳列用フックを使用する場合、図3に示すように、棒フック1に商品19を掛ける。商品19を棒フック1に掛ける際には、棒フック1の屈曲された前端部1aに商品19を挿通してそのまま押す。商品19は、支持部4の前側のガイド部4bに当接し、標示部3の板状腕部11の前端部11aを上側に押し上げながら棒フック1に掛けられる。支持部4は、商品19を棒フック1に掛けた後、板状腕部11の弾性力によって元に戻り、凹部4aに棒フック1を挿入させて位置決めされる。
【0028】
また、棒フック1に掛けられた商品19は、バネ部材5をバネ復元力に抗して押し込む。これにより、商品19は、常にバネ復元力で棒フック1の前端部1a側に押される。バネ部材5によって押された商品19は、最前列が支持部4に当接して棒フック1の前端部1aから抜け落ちないように支持される。
【0029】
また、標示部3は、支持部4により標示体12を上方に持ち上げるようにして位置決めされている。
【0030】
そして、上記の状態において、商品19を棒フック1から取り出すには、最前列にある商品19を前側に引き出す。引き出される商品19は、支持部4の後側のガイド部4bに当接し、標示部3の板状腕部11の前端部11aを上側に押し上げながら棒フック1から外れる。その後、バネ部材5が商品19を前側に押し出すことにより、新たに最前列となった商品19が支持部4に当接して棒フック1の前端部1aから抜け落ちないように支持される。
【0031】
したがって、このように構成された商品陳列用フックでは、棒フック1の後端部1bに偏平部6を設け、この偏平部6に合成樹脂材からなる係止部2がモールド被着されている。ゆえに、棒フック1は、係止部2から外れず、且つ、廻り止めされる。この棒フック1への合成樹脂材のモールド被着は、自動化で大量生産が可能であるため、手間がかかることがない。また、棒フック1の後端部1bが合成樹脂材で覆われるので見栄えがよい。
【0032】
また、上記商品陳列用フックは、標示部3が、板状腕部11の後端部11bに下向きに屈曲された固定片14を有し、この固定片14を係止部2の平坦状の上面に設けられた固定溝9に挿通して接着されている。これにより、固定溝9に固定片14を挿通させる簡素な構成と、平坦状の上面に板状腕部11を載せる安定した構成により、安価なコストで、標示部3を安定して固定することが可能となる。
【0033】
さらに、標示部3は、板状腕部11の前端部11aが、支持部4によって標示体12を上方に持ち上げられている。これにより、商品の商品名や金額などを明確にするために標示体12を大きしても、標示体12が商品19の上側に大きく覆い被さることがないので、商品19を明確に陳列することが可能となる。
【0034】
この支持部4は、棒フック1の前端部1aに当接しているので、商品19が棒フック1から抜けようとするのを防止している。特に、本実施の形態では、商品19が後側からバネ部材5によって押し出されているので、支持部4は、バネ部材5の押し出しにより商品19が棒フック1から抜けようとするのを適宜防止する。また、支持部4(標示体12)は、支持部4の下端の凹部4aによって左右に振れることなく棒フック1への当接が位置決めされる。さらに、支持部4は、その下端から上方に至り、棒フック1の前端部1a側および後端部1b側に斜め向きに立ち上がるガイド部4bを有しているので、棒フック1に商品19を掛ける際、および棒フック1から商品19を取り出す際に邪魔にならない。なお、支持部4は、凹部4aが棒フック1の一部(上半部)を挿入させる凹み深さであるため、棒フック1に商品19を掛ける際、および棒フック1から商品19を取り出す際の作業を阻害することなく、容易に棒フック1から外れたり、棒フック1に挿入することが可能となる。
【0035】
また、上記商品陳列用フックは、バネ部材5により、常に最前列にある商品19を棒フック1の前端部1aに位置させ、商品19の取り出しを良好にしている。このバネ部材5は、その後端部に設けた挟持部18を、係止部2の切欠き部10によって表出する棒フック1の後端部1bに嵌着させている。これにより、バネ部材5の後端部が切欠き部10によって棒フック1の前端部1a側に移動することがないので、最後列の商品19とともに棒フック1の前端部1aから外れるおそれがない。
【0036】
【発明の効果】
以上説明したように本発明による商品陳列用フックは、所望の横桟部に係止される係止部を合成樹脂材により形成し、商品が掛けられる長手状の棒フックの後端部近傍の偏平部にモールド被着している。これにより、棒フックが係止部から外れることなく、且つ、廻り止めされる。また、棒フックへの合成樹脂材のモールド被着は、自動化で大量生産が可能であるため、手間がかかることがない。また、棒フックの後端部が合成樹脂材で覆われるので見栄えがよい。
【0037】
また、本発明の商品陳列用フックは、弾性を有した板状腕部の前端部に商品にかかる標示が記される標示体を下方に垂下し、板状腕部の後端部に下向きに屈曲された固定片を有した標示部を備えている。そして、係止部の平坦状の上側に設けた固定溝に固定片を挿通して接着し、標示体が棒フックの前端部の前側に覆い被さるように標示部を固定している。これにより、固定溝に固定片を挿通して接着させる簡素な構成と、平坦状の上面に板状腕部を載せる安定した構成により、安価なコストで、標示部を安定して固定することができる。
【0038】
さらに、本発明の商品陳列用フックは、板状腕部の前端部の下面にて下向きに支持部を突設し、この支持部が棒フックの前端部に当接して板状腕部の前端部を上方に持ち上げるようにしている。これにより、商品の商品名や金額などを明確にするために標示体を大きしても、標示体が商品の上側に大きく覆い被さることがないので、商品を明確に陳列することができる。
【0039】
また、本発明の商品陳列用フックは、支持部の下端に、棒フックを挿入する凹部を設けた。これにより、支持部(標示体)が左右に振れることなく位置決めされる。
【0040】
また、本発明の商品陳列用フックは、支持部の下端から上方に至り、棒フックの前端部側および後端部側に斜め向きに立ち上がるガイド部を設けた。棒フックに商品を掛ける際、および棒フックから商品を取り出す際、板状腕部の前端部とともに上側に押し上げられるので邪魔になることがない。
【0041】
またさらに、本発明の商品陳列用フックは、係止部に、棒フックの後端部を一部表出させる切欠き部を設けている、そして、切欠き部にて表出された棒フックの部位に、バネ部材の後端部を嵌着した。これにより、バネ部材が常に最前列にある商品を棒フックの前端部に位置させて商品の取り出しを良好にことができる。
また、バネ部材の後端部が切欠き部によって棒フックの前端部側に移動することがないので、最後列の商品とともに棒フックの前端部から外れるおそれがない。
【0042】
また、バネ部材を設けた構成において、上述した支持部は、棒フックの前端部に当接しているので、バネ部材の押し出しにより商品が棒フックから抜けようとするのを適宜防止ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の商品陳列用フックを示す斜視図。
【図2】前記商品陳列用フックを示す側断面図。
【図3】前記商品陳列用フックの使用状態を示す側断面図。
【符号の説明】
1…棒フック、1a…前端部、1b…後端部、2…係止部、3…標示部、4…支持部、4a…凹部、4b…ガイド部、5…バネ部材、6…偏平部、7…係止片、7a…長尺片、7b…短尺片、8…横桟部、9…固定溝、10…切欠き部、11…板状腕部、11a…前端部、11b…後端部、12…標示体、13…カード、14…固定片、15…単位板状体、15a…山折り部、15b…谷折り部、16…挿通切欠、16a…摺動部、16b…開口部、17…押出部、18…挟持部、19…商品。

Claims (4)

  1. 商品が掛けられる長手状の棒フック(1)と、
    合成樹脂材により成形されて、前記棒フック(1)の後端部近傍にモールド被着され、所望の横桟部に係止される係止片(7)を有した係止部(2)と、
    前記棒フック(1)の上側に沿って固定され、弾性を有した板状腕部(11)の前端部に前記商品にかかる標示が設けられる標示体(12)を下方に垂下した標示部(3)と、 前記標示部(3)の前記板状腕部(11)の前端部の下面にて下向きに突設され、その下端が前記棒フック(1)の前端部に当接して前記板状腕部(11)の前端部を上方に持ち上げる支持部(4)とを有し、
    前記支持部(4)の下端には、前記棒フック(1)を挿入する凹部(4a)が設けられていることを特徴とする商品陳列用フック。
  2. 前記支持部(4)は、その下端から上方に至り、前記棒フック(1)の前端部側および後端部側に斜め向きに立ち上がるガイド部(4b)を有していることを特徴とする請求項1に記載の商品陳列用フック。
  3. 前記標示部(3)は、その前記板状腕部(11)の後端部に下向きに屈曲された固定片(14)を有し、該固定片(14)が前記係止部(2)の平坦状の上側に設けた固定溝(9)に挿通され、前記標示体(12)が棒フック(1)の前端部の前側に覆い被さるようにして、前記標示部(3)が固定されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の商品陳列用フック。
  4. 前記係止部(2)には、前記棒フック(1)の後端部を一部表出させる切欠き部(10)が設けられ、
    前記切欠き部(10)にて表出された前記棒フック(1)の部位には、バネ復元力を前記棒フック(1)の長手方向に沿うように前記棒フック(1)の長手方向に摺動可能に嵌挿されたバネ部材(5)の後端部が嵌着されていることを特徴とする請求項1〜の何れかに記載の商品陳列用フック。
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