JP3669542B2 - 誘導加熱コイル - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、所定方向に延びる底壁とこの底壁の幅方向両端部それぞれから立ち上がった一対の側壁とを備えた被加熱物を高周波焼入れする際に用いられる誘導加熱コイルに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、誘導加熱を利用して金属部材などの被加熱物を加熱する技術が知られている。誘導加熱を利用して金属部材を加熱した後は、この金属部材を急冷したり加工したりするなど、目的に応じた作業が行われる。金属部材などの被加熱物には様々な形状をしたものがあり、このような様々な形状の被加熱物を誘導加熱する際には一般に、被加熱物の形状に応じた誘導加熱コイルが使用される。
【0003】
被加熱物の一つとして、所定方向に延びる底壁と、この底壁の幅方向両端部それぞれから立ち上がった一対の側壁とを備え、横断面が略「U」字状の金属部材が挙げられる。この金属部材の側壁の内面を誘導加熱して急冷する(高周波焼入れする)に当っては、一般に、焼入れ後の歪を小さくするために側壁の内面と外面を同時に加熱して急冷している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、被加熱物の材質や成型法によっては、高周波焼入れ後に、図7(a)に示すように、金属部材10の底壁12及び側壁14,16双方の長手方向中央部が長手方向両端部よりも高くなるように金属部材10の全体が弓なりに反る(正曲りする)ことがある。また、図7(b)に示すように、金属部材10の底壁12及び側壁14,16双方の長手方向中央部が長手方向両端部よりも低くなるように金属部材10の全体が弓なりに反る(逆曲りする)こともある。
【0005】
このように高周波焼入れ後に正曲りや逆曲りが発生した場合は、通常、金属部材10を焼戻した後に矯正して曲りを無くす。しかし、逆曲りが発生した金属部材10を矯正すると、この金属部材10が折損する可能性が高い。この理由は、焼入れされた側壁14,16の内面が矯正の際に引っ張られるからである。従って、横断面が略「U」字状の長尺な金属部材を高周波焼入れする際には、曲りが発生しないか、もしくは、正曲りが発生するように高周波焼入れすることが望まれる。
【0006】
本発明は、上記事情に鑑み、横断面が略「U」字状であって所定方向に延びる金属部材を高周波焼入れする際に逆曲りを防止できる誘導加熱コイルを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本発明の誘導加熱コイルは、所定方向に延びる底壁と、この底壁の幅方向両端部それぞれから立ち上がった一対の側壁とを備えた被加熱物を高周波焼入れする際にこの被加熱物を誘導加熱する誘導加熱コイルにおいて、
(1)上記一対の側壁それぞれに沿って上記所定方向に延びる一対の平行部とこれら一対の平行部をつなぐ「コ」字状の導体部とを有するベース導体部
(2)上記側壁の内面の上部に向き合うと共にこの側壁に沿って上記所定方向に延びる、上記ベース導体部の上記平行部それぞれに並列に取り付けられた一対の第1導体部と
(3)上記側壁の内面の下部に向き合って上記所定方向に延びる、上記一対の平行部それぞれから外側斜め下に向けて突出した一対の第2導体部
を備えたことを特徴とするものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の誘導加熱コイルの一実施形態を説明する。
【0009】
図1は、本発明の誘導加熱コイルの一実施形態を示す斜視図であり、図2は、図1の誘導加熱コイルを用いて金属部材を誘導加熱している状態を示す模式図である。
【0010】
銅製の誘導加熱コイル20は全体として鞍骨(鞍の骨組みをなす部分)のような形をしており、矢印A方向(本発明にいう所定方向の一例である)の先端には、「コ」字状の先端導体部28が形成されている。また、矢印A方向の後端には、同じく「コ」字状の後端導体部38が形成されている。ここでは、「コ」字の開口が下になっている。
【0011】
先端導体部28は、互いにほぼ平行な一対の脚部22,24とこの脚部22,24の上端どおしを接続する第1接続部26からなる。一方、後端導体部38も同様に、互いにほぼ平行な一対の脚部32,34とこの脚部32,34の上端どおしを接続する第2接続部36からなる。第2接続部36の中央部には絶縁材40が挟み込まれており、この絶縁材40によって第2接続部36はその中央部で電気的に絶縁されている。また、第2接続部36の上面36aには、絶縁材40を挟んで一対の端子部42,44が形成されており、これら端子部42,44を介して誘導加熱コイル20が高周波電源(図示せず)に接続されている。
【0012】
先端導体部28の脚部22の下端と後端導体部38の脚部32の下端とは、矢印A方向に延びる第1平行部46で接続されている。また、先端導体部28の脚部24の下端と後端導体部38の脚部34の下端とは、矢印A方向に延びる第2平行部48で接続されている。これら第1平行部46と第2平行部48は、本発明にいう一対の平行部の一例である。また、ここでは、先端導体部28、後端導体部38、及び第1及び第2平行部46,48等によって、本発明にいうベース導体部が構成されている。
【0013】
第1及び第2平行部46,48それぞれの下端には、外側斜め下に向けて突出した状態で矢印A方向に延びる第2導体部50,52が形成されている。これら第2導体部50,52には、横断面がほぼ正方形であって、第2導体部50,52自身を冷却する冷却液が流れる流路50a,52aが内部に形成されている。ここでは第2導体部50,52によって本発明にいう一対の第2導体部が構成されている。なお、第1及び第2平行部46,48と第2導体部50,52は、図2のように正面から視ると、「ハ」字状をなしている。また、第2導体部50,52の断面形状を円形や楕円形、三角形などにしてもよい。
【0014】
先端導体部28の脚部22及び後端導体部38の脚部32双方の外壁面には、板状の一枚の第1導体部54が第1平行部46に並列に取り付けられている。また、先端導体部28の脚部24及び後端導体部38の脚部34双方の外壁面にも板状の一枚の第1導体部56が第2平行部48に並列に取り付けられているが、図1では、誘導加熱コイル20の全体を示すためにこの第1導体部56が省略されている。これら第1導体部54,56によって本発明にいう一対の第1導体部が構成されている。
【0015】
上述した誘導加熱コイル20で誘導加熱される被加熱物は、図2に示すように、矢印A方向(図2の紙面に垂直な方向)に延びて横断面が略「U」字状の金属部材60である。この金属部材60は、矢印A方向に延びる底壁62と、この底壁62の幅方向両端部それぞれから立ち上がって矢印A方向に延びる一対の側壁64,66を有する。
【0016】
金属部材60を誘導加熱コイル20で誘導加熱するに際しては、図2に示すように側壁64,66の内面64a,66aに第1導体部54,56の下部(角部)や第2導体部50,52を向き合わせて、矢印A方向に所定速度で移動させる。ここでは、第1導体部54,56の角部54a,56aが、側壁64,66の内面の上部64b,66bを誘導加熱するのに適切な間隔だけ離れてこの上部64b,66bに向き合う。この結果、内面の上部64b,66bには角部54a,56aによって交番磁束が集中するので、上部64b,66bが集中的に加熱される。また、第2導体部50,52が、側壁64,66の内面の下部64c,66cを誘導加熱するのに適切な間隔だけ離れて下部64c,66cに向き合う。この結果、第2導体部50,52によって内面の下部64c,66cが誘導加熱される。
【0017】
一方、先端導体部28の脚部22,24、後端導体部38の脚部32,34、第1及び第2平行部46,48それぞれは、側壁64,66の内面64a,66aに向き合ってはいるものの、内面64a,66aを誘導加熱するには間隔が離れ過ぎている。このため、脚部22,24,32,36と第1及び第2平行部46,48を流れる交流電流によっては内面64a,66aに交番磁束が生成せず、これら内面64a,66aが誘導加熱されない。
【0018】
このように、ここでは、側壁64,66の内面64a,66aのうち、上部64b,66bと下部64c,66cだけを誘導加熱するようにしたので、内面64a,66aの全体が加熱されることが無く、内面64a,66aを局所的に加熱できることとなる。
【0019】
図3、図4を参照して、上記の誘導加熱コイル20を用いて金属部材60を高周波焼入れした実験結果を説明する。
【0020】
図3は、高周波焼入れされた金属部材を示す断面図であり、図4は、金属部材の硬さ分布を示すグラフである。これらの図では、図1、図2に示す構成要素と同一の構成要素には同一の符号が付されている。また、図4では、白丸で示す硬さ分布は図3におけるa方向の硬さ分布、四角で示す硬さ分布は図3におけるb方向の硬さ分布、三角で示す硬さ分布は図3におけるc方向の硬さ分布、×で示す硬さ分布は図3におけるd方向の硬さ分布である。
【0021】
金属部材60の材質はS55C(JIS規格)であり、底壁62の幅Wは80mm、側壁64,66の高さHは12mmである。また、底壁62、側壁64,66ともに肉厚は約10mmである。側壁64,66の内面を誘導加熱する際の高周波電源の周波数を80kHz、出力を91kWとして、移動速度6.5mm/秒で移動焼入れをした。
【0022】
図4に示すように、側壁64,66の内面の上部64b,66bでは、2.0mmの深さでの硬さがHV500を超えており、ここでは規格を満足した。また、側壁64,66の内面の下部64c,66cでは、1.50mmの深さでの硬さがHV500を超えており、ここでは規格を満足した。
【0023】
また、金属部材60を20個作製し、上述した条件で高周波焼入れした後に変形を調べた。図5に変形量を測定した手法を示し、図6に変形量の測定結果を示す。なお、金属部材60の長さLは900mmである。
【0024】
金属部材60の変形量を測定するに当っては、固定台70に固定されたダイヤルゲージ72を金属部材60の側壁64の頂面に当接しながら長手方向(矢印B方向)に順次に移動した。側壁64の長手方向の一端64dを基準(0)にして、ダイヤルゲージ72の振れの最大値(+側)もしくは最小値(−側)を測定した。ダイヤルゲージ72が+側に振れた場合は正曲りであり、−側に振れた場合は逆曲りである。結果を図6に示す。
【0025】
図6に示すように、20個の金属部材60の全てが、図7(a)に示す正曲りとなり、しかも3.0mm以下の変形量であり、図7(b)に示す逆曲りは生じなかった。このように誘導加熱コイル20を用いて高周波焼入れした場合、側壁64,66の内面の上部64b,66bと下部64c,66cだけが集中的に加熱された後に急冷されるので、金属部材60が変形量の少ない正曲りとなる。
【0026】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の誘導加熱コイルを用いて横断面が略「U」字状であって所定方向に延びる被加熱物を高周波焼入れすると、一対の第1導体部によって一対の側壁の内面のうちの上部のみが誘導加熱されると同時に、一対の第2導体部によって一対の側壁の内面のうちの下部のみが誘導加熱された後に急冷されるので、この上部及び下部のみが硬化されることとなり被加熱物の逆曲りを防止でき、正曲りもしくはほとんど変形無しにできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の誘導加熱コイルの一実施形態を示す斜視図である。
【図2】図1の誘導加熱コイルを用いて金属部材を誘導加熱している状態を示す模式図である。
【図3】高周波焼入れされた金属部材を示す断面図である。
【図4】金属部材の硬さ分布を示すグラフである。
【図5】変形量を測定する手法を示す模式図である。
【図6】変形量の測定結果を示すグラフである。
【図7】(a)は、横断面が略「U」字状の金属部材が正曲りした状態を示す模式図であり、(b)は逆曲りした状態を示す模式図である。
【符号の説明】
20 誘導加熱コイル
28 先端導体部
38 後端導体部
50,52 第2導体部
54,56 第1導体部
60 金属部材
62 底壁
64,66 側壁
Claims (1)
- 所定方向に延びる底壁と、該底壁の前記所定方向に直交する幅方向の両端部それぞれから立ち上がった一対の側壁とを備えた被加熱物を高周波焼入れする際に該被加熱物を誘導加熱する誘導加熱コイルにおいて、
前記一対の側壁の内面の下部それぞれに沿って前記所定方向に延びる一対の平行部、これら一対の平行部の長手方向先端部を電気的に接続する先端導体部、及びこれら一対の平行部の長手方向後端部をそれぞれ高周波電源に接続する後端導体部を有するベース導体部と、
前記側壁の内面の上部に向き合うと共に該側壁に沿って前記所定方向に延びると共に前記ベース導体部の前記一対の平行部それぞれに電気的に接続して並列に取り付けられた一対の第1導体部と、
前記側壁の内面の下部に向き合って前記所定方向に延びると共に前記一対の平行部それぞれから外側斜め下に向けて突出して、前記一対の平行部それぞれに電気的に接続された一対の第2導体部とを備え、
高周波電源から前記後端導体部を経由して前記一対の第1導体部及び前記一対の第2導体部に交流電流を流すことにより、前記被加熱物のうち前記一対の第1導体部に向き合う部分、及び前記一対の第2導体部に向き合う部分だけを誘導加熱することを特徴とする誘導加熱コイル。
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